JPS6230799B2 - - Google Patents

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JPS6230799B2
JPS6230799B2 JP55067016A JP6701680A JPS6230799B2 JP S6230799 B2 JPS6230799 B2 JP S6230799B2 JP 55067016 A JP55067016 A JP 55067016A JP 6701680 A JP6701680 A JP 6701680A JP S6230799 B2 JPS6230799 B2 JP S6230799B2
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JP
Japan
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magnet
boss
mounting seat
legs
outer tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP55067016A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163696A (en
Inventor
Yoshio Ikeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP6701680A priority Critical patent/JPS56163696A/ja
Publication of JPS56163696A publication Critical patent/JPS56163696A/ja
Publication of JPS6230799B2 publication Critical patent/JPS6230799B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排水弁等を操作するマグネツトの取付
構造を改良した脱水兼用洗濯機のマグネツト取付
装置に関する。
従来のこの種の装置においては、外槽を支持す
る金属製の基板に同じく金属製の取付板を固定し
てこれにマグネツトを緩衝部材を介して取付ける
ようにしているが、前記取付板は所謂片持ち支持
で振動し易いため緩衝部材の緩衝作用が減殺され
てしまい、これがためプランジヤが吸引されてマ
グネツトに勢い良く衝突すると、その衝撃により
取付板が振動し更にこれが基板に伝わつて共振す
るという問題がある。この場合、取付板及び基板
が発する振動音の音圧レベルは比較的低いもので
はあるが、共に金属製で固有振動数が高いため、
同じ音圧レベルの音でも人の耳には周波数が高い
音ほど大きく感ずるということを考慮すると、使
用者にはかなり大きな音として感得され、耳障り
なものであつた。
そこで本発明の目的は、マグネツトをプラスチ
ツク製外槽の底部に取付けることにより、振動が
金属部分に伝わらないようにすることができ且つ
緩衝部材の緩衝作用も有効に発揮されて外槽への
振動伝達それ自体をも極力防止することができ、
以て振動音即ち騒音を大きく低減することができ
る脱水兼用洗濯機のマグネツト取付装置を提供す
るにある。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。まず第1図及び第2図において、1
は外箱内に吊り棒(図示せず)を介して吊持した
金属製の基板、2はハウジング、3はプラスチツ
クにより成形された外槽、4は内槽たる洗い及び
脱水兼用の回転槽、5は撹拌翼である。また6は
モータ7の回転を前記回転槽4及び撹拌翼5に選
択的に伝達するクラツチ機構のクラツチスプリン
グ、8はこのクラツチスプリング6の下端に係合
するスリーブ、9は回転槽4の惰性回転を制動す
るブレーキ装置のブレーキバンド、10は前記外
槽3の排水口3aに連結された排水弁である。1
1は外槽3の外底部に取付けられたマグネツト、
12はこのマグネツト11内に遊挿されたプラン
ジヤ、13はこのプランジヤ12と前記排水弁1
0の弁棒14とを連結する連杆であり、この連杆
13の中央部には係止片13aを折曲形成して、
該係止片13aによりレバー15の一端部を係止
している。レバー15の他端部は二股状に分岐
し、一方の分岐端に前記ブレーキバンド9に対応
する掛合片15aを形成し、他方の分岐端に前記
スリーブ8に対応する爪16を取付けている。而
してマグネツト11の断電時において、排水弁1
0は弁ばね17により閉塞状態に保持され、また
レバー15は引張ばね18により第2図に矢印A
で示す方向に回動付勢され、掛合片15aをブレ
ーキバンド9に係合させて制動状態にしていると
共に、爪16をスリーブ8に係合させてクラツチ
スプリング6によるモータ7と回転槽4との連結
を切り離している。洗剤及びすすぎの各洗い行程
はこのマグネツト11の断電状態にて行われ、従
つて外槽3内には水が貯留され、モータ7の回転
は撹拌翼5のみに伝達される。そして上記各洗い
行程後、排水行程に移行すると、マグネツト11
が通電されてプランジヤ12を矢印B方向に吸引
するため、レバー15が反矢印A方向に回動して
スリーブ8及びブレーキバンド9との係合を解
き、モータ7と回転槽4とをクラツチスプリング
6により連結し且つブレーキバンド9を非制動状
態にして次の脱水行程に備えると共に、排水弁1
0が開放して外槽3内の水を排出する。また排水
行程後の脱水行程はマグネツト11に通電したま
ま行われるため、モータ7が起動するとその回転
が回転槽4に伝達される。そして脱水行程が終了
すると、マグネツト11が断電されて排水弁10
及びレバー15は共に元の状態に戻るため、ブレ
ーキバンド9が制動状態となつて回転槽4の惰性
回転を制動する。このように本実施例にあつて
は、マグネツト11は排水弁10の他にクラツチ
スプリング6及びブレーキバンド9の操作源とし
ても作用する。
次に本発明に係る前記マグネツト11の取付構
造につき第3図乃至第5図を参照して詳細に説明
する。19は前記プラスチツク製外槽3の外底部
に一体成形した取付用座部であり、この取付用座
部19は比較的径小な複数個例えば四個のボス脚
20とこれら各ボス脚20に対射状に突設したリ
ブ21とから構成してある。そして上記複数個の
ボス脚20の相互間を外槽3の外底部に一体成形
した突条片22によつて連結している。一方、2
3は前記マグネツト11の両側に固定した脚板
で、これには案内溝24により外方に開放された
取付孔25を二個宛形成している。26は緩衝部
材たる例えばゴム製のブツシユで、これはボス脚
20よりも径大に形成され、また外周部には嵌合
溝27が形成されている。而して、ブツシユ26
を脚板23の各取付孔25に取付けるべく、該ブ
ツシユ26の嵌合溝27内に取付孔25の周縁部
分が嵌り込むようにしてブツシユ26を取付孔2
5に案内溝24を介して挿入する。そして各ブツ
シユ26を前記取付用座部19のリブ21下端か
ら突出する各ボス脚20の下端部に嵌合し、各ブ
ツシユ26にワツシヤ28付きのセルフタツピン
ねじ29を挿入してこれをボス脚20に予め形成
された小穴30に螺着し、以てマグネツト11を
外槽3の外底部に取付けている。
上記のような取付構成によれば、外槽3の底部
は比較的剛性が大きく、マグネツト11をこの剛
性の大なる外槽3底部に取付けたので、ブツシユ
26の緩衝作用も有効に発揮されるようになり、
プランジヤ12が吸引されてマグネツト11に勢
い良く衝突しても、その衝撃はブツシユ26によ
り緩和され、従つてマグネツト11へのプランジ
ヤ12の衝突に起因して生じ勝ちな外槽3底部の
振動は比較的微弱なものとなり、これが金属製の
基板1にまで伝達されることはほとんどない。し
かも外槽3はブラスチツク製でその底部の固有振
動数も金属板に比べて低いため、外槽3底部が振
動してもその振動音は音圧レベル及び周波数共に
低いものであつてそれ程大きな音として感ずるよ
うなことはなく、総じて騒音を大幅に低減するこ
とができるものである。更には従来の金属製取付
板を不要になし得るので、部品点数が減少し、全
体の重量も軽減できる。
また、ボス脚20のまわりにリブ21を放射状
に突設して取付用座部19を構成したので、取付
用座部19の強度が大きく向上し、しかもブツシ
ユ26を広い面積で受けることができるため、マ
グネツト11を安定良く固定でき、脱水運転時の
振動等によつてマグネツト11が振れ動くといつ
た問題を効果的に解消し得る。その上ボス脚20
はリブ21によつて補強されるため、ボス脚20
の径寸法をそれ程大きくせずとも済み、これによ
り外槽3の肉厚との差違を小さくすることができ
て、成形時の肉ひけを防止することが可能とな
る。更にはセルフタツピンねじ29の締付力をリ
ブ21により広い範囲に分散できるから、締付力
が局部に集中して破損する等の不都合もなくすこ
とができる上、セルフタツピンねじ29の締付け
により、ブツシユ26がリブ21の相互間に食い
込むようになるから(第5図参照)、ブツシユ2
6の回り止めを図ることができ、ひいてはブツシ
ユ26との共回りによつてセルフタツピンねじ2
9が緩むといつた不都合をも防止できる。またボ
ス脚20の相互間に突条片22を一体成形したか
ら、取付用座部19の形成域一帯を補強して成形
時の歪の発生を防止でき、これにより各ボス脚2
0の位置ずれを防止できて、マグネツト11の取
付作業を支障なく行なうことができる。
尚、上記実施例では一個のマグネツトによつて
排水弁、クラツチスプリング及びブレーキバンド
を操作するようにしたが、夫々専用のマグネツト
によつて操作するようにしてもよい。
本発明は以上の説明から明らかなように、マグ
ネツトをプラスチツク製外槽の底部に一体成形し
た取付用座部に緩衝部材を介して取付けるように
したから、緩衝部材の緩衝作用によつてプランジ
ヤの吸着時にマグネツトに加わる衝撃を効果的に
緩和して外槽への振動伝達を極力防止することが
でき、しかも外槽底部が振動してもその振動が金
属製部材にまで伝達することを防止でき、振動音
即ち騒音を大きく低減することができる。また、
前記取付用座部を複数個のボス部とこのボス部に
放射状に突設されたリブとから構成すると共に、
緩衝部材をボス脚よりも径大に形成したので、緩
衝部材をリブによつて広い範囲で受けることがで
きて、マグネツトを安定性良く固定できると共
に、緩衝部材がリブ相互間に食込むようになるた
め、緩衝部材の回り止めがなされ、取付用のねじ
が緩衝部材と共回りすることによつて緩むことが
なく、長期にわたつて確実なる固定状態を維持で
きる等の優れた効果を奏する脱水兼用洗濯機のマ
グネツト取付装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は脱水
兼用洗濯機の外槽底部近傍部分の縦断面図、第2
図は同底面図、第3図は要部の拡大分解斜視図、
第4図は取付状態で示す要部の縦断面図、第5図
はブツシユ部分の拡大側面図である。 図中、3は外槽、4は回転槽、19は取付用座
部、20はボス脚、21はリブ、22は突条片、
26はブツシユ(緩衝部材)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排水弁等をプランジヤを備えたマグネツトに
    よつて操作する脱水兼用洗濯機において、回転槽
    を内設せるプラスチツク製外槽の底部に、複数個
    のボス脚とこのボス脚に放射状に突設されたリブ
    とから成る取付用座部を一体成形し、この取付用
    座部のボス脚に前記マグネツトを該ボス脚よりも
    径大で前記リブに圧接される弾性材製緩衝部材を
    介して取付けたことを特徴とする脱水兼用洗濯機
    のマグネツト取付装置。 2 複数個のボス脚間が外槽の底部に一体成形し
    た突条片によつて連結されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の脱水兼用洗濯機
    のマグネツト取付装置。
JP6701680A 1980-05-20 1980-05-20 Mounting device for magnet of washing machine doubling as hydroextracting Granted JPS56163696A (en)

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JPS56163696A JPS56163696A (en) 1981-12-16
JPS6230799B2 true JPS6230799B2 (ja) 1987-07-04

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119291U (ja) * 1983-02-01 1984-08-11 松下電器産業株式会社 洗濯機用排水弁の駆動装置
JP4935315B2 (ja) * 2006-11-17 2012-05-23 パナソニック株式会社 シーリングファン
US8241017B2 (en) 2006-11-13 2012-08-14 Panasonic Corporation Ceiling fan

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JPS539169U (ja) * 1976-07-07 1978-01-26
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