JPH0347988Y2 - - Google Patents

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JPH0347988Y2
JPH0347988Y2 JP9368790U JP9368790U JPH0347988Y2 JP H0347988 Y2 JPH0347988 Y2 JP H0347988Y2 JP 9368790 U JP9368790 U JP 9368790U JP 9368790 U JP9368790 U JP 9368790U JP H0347988 Y2 JPH0347988 Y2 JP H0347988Y2
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JP
Japan
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center
shaft
insertion hole
hammer
vessel
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JP9368790U
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JPH0377796U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、器体外に突出する操作レバーの操
作によつて器体内に備えられたハンマーが内面か
ら器体をたたく振動によつて警報音を発信するよ
うにした自転車用ベルに関する。
従来の技術 従来のこの種のベルには、操作レバーの内端部
を扇形歯車に形成し、この歯車に連動するハンマ
ーに器体内面をたたくローラを両端に取り付けた
ものと、ばねに取り付けたハンマーを操作レバー
の揺動によつて振動させるようにしたチンカン型
のものとがある。
考案が解決しようとする課題 操作レバーを復元ばねと共に揺動自在に取り付
けて、ハンマーによつて内面をたたかれるように
したこの種のベルの器体は、一般に皿形若しくは
碗形に形成した二つの器体部材の中空面を向い合
わせ、一方の部材の中心に突設したセンター軸の
先端面を他方の部材の内面中心に当接させ、該部
材の中心に設けた挿入孔の外側からねじを挿通し
てセンター軸の先端面に開口するねじ穴に螺合す
るか、またはセンター軸側に上記ねじに代わるか
しめ軸を突出させて他方の部材の挿入孔に外側で
その先端をかしめ付けることによつて、二つ割り
の器体部材を一体に結合するようにしたものとが
ある。しかしながら、いずれの場合でも、自転車
の振動とハンマーの振動が作用してねじまたは軸
と挿入孔との間に弛みを生じ易い。そして該部に
一旦弛みが生ずると、ねじが外れて半割の器体部
材が飛んだり、器体部材が空回りして所定の振動
を発振しなくなることが屡生ずる。そのために、
中空の器体を形成するこの二つの部材の結合状態
を安定よく緊締状態に保つようにすることが課題
となつていた。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、器体外に突出する操作レバー
の操作に連動するハンマーの動作によつて上記器
体を振動せしめ、警報音を発信するようにした自
転車用ベルであつて、上記器体を中空体に形成す
る一方の器体部材の内面中心にセンター軸を突設
し、他方の器体部材の中心に設けた挿入孔に挿入
する連結軸を介して上記2部材を互いに一体に結
合するようにしたベルにおいて、前記センター軸
の先端面と、この先端面が接する前記挿入孔の内
側周縁とに、互いに噛み合う凹部と凸部とを設け
て、上記センター軸を中心とする器体部材の回転
を阻止する回り止め手段を設けたことを特徴とす
る自転車用ベルを提供するものである。
作 用 上記のように、センター軸と他方の器体部材の
挿入孔の周りとの間に、互いに噛み合う凹部と凸
部とからなる回り止め手段を施した本考案によれ
ば、挿入孔の孔の内周面と連結軸との間に多少の
弛みを生じた場合でもセンター軸を回転中心とす
る器体の空回りが生じない。また、連結軸が実施
例に示すようにねじの場合でも、挿入孔を設けた
側の器体部材では上記回り止め手段によつて同軸
上での回転を阻止されているので、ねじが緊め易
く、弛みを生じ難くして長期間所定の音響を保持
する。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、Fは碗形をなす二つの器体部材
ABを互いに向い合わせに結合することによつて
中空体を形成するようにした自転車用ベルの器
体、一方の器体部材Aは内面中心に段付きのセン
ター軸1を突設し、他方の器体部材Bは中心に挿
入孔2を開口し、挿入孔2の外側から挿入するね
じを連結軸3として備え、該連結軸3の内端をセ
ンター軸1の先端面4に開口するねじ穴5に螺合
させることにより、両部材ABは互いに一体に結
合して中空体の器体Fを形成する。
6はセンター軸1の先端面4とこれに当接する
挿入孔2の内側周縁7とに設けられ、互いに噛み
合わされるように形成した凹部aと凸部bとから
なる回り止め手段である。
上記凹部aと凸部bは、連結軸3の螺締により
その噛合状態を保持し、また多少のねじの弛みを
生じた場合とか挿入孔2の内周面の摩耗等によつ
て生じる軸回りの弛みの際にもその噛合状態が保
たれるように軸方向に沿つて深い嵌め合い関係を
有する。
なお図中、8は外端を器体F外に回動自在に突
出させた操作レバー、9は支点軸10を介して操
作レバー8を揺動自在に支承すると共に、センタ
ー軸1を挿通し、外端を他方の取付金具11と共
に自転車のハンドル部Hに固定される取付金具、
12は操作レバー8の復元ばね、13は取付金具
9に枢着軸14を有するハンマー、15は一端を
支点軸10に巻回して固定端とし、自由端15a
を操作レバー8に設けた角孔16とハンマー13
に設けた掛止孔17とに係合させて、操作レバー
8の比較的にゆつくりした回動操作をハンマー1
2のクイツクモーシヨンに変換するハンマーばね
である。
前記のようにして、回り止め手段6を備えたこ
のベルは、連結軸3の螺締に際してねじと共回り
しようとする他方の器体部材13の回転が前記凹
部a凸部bの噛合作用によつて阻止されるので十
分な緊締が容易にできる。同時に連結軸3に生じ
易いねじの弛みも防止される。
また、本考案に係る上記連結軸3は、図示した
実施例のようなねじのみに限定されるものではな
く、他方の器体部材Bの挿入孔2の外端で頭部を
かしめられるようにしたかしめ形の連結軸の場合
でも適用することができ、上記ねじ式の場合と同
様の作用効果が得られる。
考案の効果 前記のように構成し、上記のように用いられる
ようにした本考案によれば、連結軸は器体を形成
する二つの器体部材の抜け止めのみに作用し、セ
ンター軸と挿入孔との間に施した凹部凸部からな
る回り止め手段は、上記軸を中心とする器体の回
転を阻止することのみに作用するので、二つの器
体部材の結合を弛みなく保持することができる一
方で、結合部分に多少の弛みを生じた場合の器体
の回転を阻止することができる。したがつて、自
転車の振動とかベルの振動に対して長期間半割り
形に形成された二つの器体部材の結合状態を安定
して保持し、音響の低下を来たさないという実用
的効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠分解斜視図、第2図は組立て状態の縦断
側面図、第3図は器体を構成する他方の器体部材
を取り除いて内部構造を示す一部切欠正面図であ
る。 F……器体、A……一方の器体部材、B……他
方の器体部材、1……センター軸、2……挿入
孔、3……連結軸、4……先端面、5……ねじ
穴、6……回り止め手段、a……凹部、b……凸
部、7……内側周縁、8……操作レバー、9……
取付金具、10……支点軸、11……他方の取付
金具、H……自転車のハンドル部、12……復元
ばね、13……ハンマー、14……枢着軸、15
……ハンマーばね、16……角孔、17……掛止
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器体F外に突出する操作レバー8の操作に連動
    するハンマー13の動作によつて上記器体Fを振
    動せしめ、警報音を発信するようにした自転車用
    ベルであつて、上記器体Fを中空体に形成する一
    方の器体部材Aの内面中心にセンター軸1を突設
    し、他方の器体部材Bの中心に設けた挿入孔2に
    挿入する連結軸3を介して上記2部材ABを互い
    に一体に結合するようにしたベルにおいて、前記
    センター軸1の先端面4と、この先端面4が接す
    る前記挿入孔2の内側周縁7とに、互いに噛み合
    う凹部aと凸部bとを設けて、上記センター軸1
    を中心とする器体部材の回転を阻止する回り止め
    手段6を設けたことを特徴とする自転車用ベル。
JP9368790U 1990-09-05 1990-09-05 Expired JPH0347988Y2 (ja)

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JP9368790U JPH0347988Y2 (ja) 1990-09-05 1990-09-05

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JPH0377796U JPH0377796U (ja) 1991-08-06
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