JPH0215901Y2 - - Google Patents

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JPH0215901Y2
JPH0215901Y2 JP16003684U JP16003684U JPH0215901Y2 JP H0215901 Y2 JPH0215901 Y2 JP H0215901Y2 JP 16003684 U JP16003684 U JP 16003684U JP 16003684 U JP16003684 U JP 16003684U JP H0215901 Y2 JPH0215901 Y2 JP H0215901Y2
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JP
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shaft
handle
cap nut
hose
threaded portion
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JP16003684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホース巻取機のハンドル取付構造に関
する。
(従来の技術) ホース巻取機の一例を第5図及び第6図により
説明する。
図中20は下フレーム、21は上フレーム、2
2,22′は軸受部であり、下フレーム20は丸
パイプを平面略門型状に折曲げるとともにその両
端を斜め上方に平行に折曲げたものである。
上フレーム21はパイプを門型状に折曲げたも
ので、各々軸受部22,22′を介して下フレー
ム20に、ねじ23,23により一体に取付けら
れる。
軸受部22,22′は略四角板状に形成した合
成樹脂製のもので、その中央にはホース取付軸1
0又はハンドル取付軸1を回転自在に支持する孔
22a,22′aが穿設されている。
図中2は巻取ドラムであり、この巻取ドラム2
は略円筒状に形成した胴部2aの両端に、中央を
肉厚状の円盤状に形成した鍔部2b,2bを設け
たものであり、各鍔部2b,2bにはホース取付
軸10又はハンドル取付軸1′が一体状且つ同軸
状に取付けられる。
ホース取付軸10は円筒状に形成されその一端
がキヤツプナツト10aに塞閉されるとともに、
他端にはホース取付用ねじ部10bが形成され入
水口に構成される。またホース取付軸10の一側
にはホース取付管10cを一体且つ連通状に形成
し、ホースを取付けられるようにする。
次に第6図及び第7図により従来のハンドル取
付構造及びその欠点について説明する。
ハンドル取付軸1′は円筒状に形成されるとと
もに、その内部には軸方向に沿つて仕切壁1′c
を一体に設け、ハンドル3を軸方向に嵌合するよ
うに構成されている。またハンドル取付軸1′の
一端にはハンドル3と嵌め合う切欠溝1′bが形
成されるとともに、ねじ部1′aを形成されキヤ
ツプナツト4′が螺合される。
前記ねじ部1′aは切欠溝1′bより短く形成さ
れていて、キヤツプナツト4′が完全に螺合され
ている時にはハンドル3が薄肉なねじ部1aに位
置しないようになつている。
ハンドル3は鋼管をクランク状に折曲げたもの
で、その一端は前記ハンドル取付軸1′に取付け
られるとともに、他端には合成樹脂製把手3aが
設けられる。
前記ねじ部1′a及びキヤツプナツト4′は特に
緩み止めの処理が施こされていないので、ホース
巻取機を移送したり巻取ドラム2を回転させてホ
ースを巻取つたりする時、振動等によつてキヤツ
プナツト4′が第7図に示すように緩んでしまう
ことが多い。
キヤツプナツト4′が緩んだままであるとハン
ドル3がねじ部1′aに位置するようになる。ね
じ部1′aはねじの形成されていない円筒部に較
べて薄肉であるとともに、ねじ山の谷部に応力が
集中し易く、著しく強度が小さい。従つて第7図
に示すような状態でハンドル3を回転させるとそ
の回転によつて生じるねじれ応力によつてねじ部
1′aが破損してしまう。
また緩み止め処理としてキヤツプナツト4′に
座金を挿着しても振動等により緩んでしまうもの
であつた。
(考案の目的) 本考案は前記事情に鑑みてなされたものでその
目的とする処は、キヤツプナツトと軸とが緩まな
いようにして軸のねじ部を破損させたりすること
が無いようにすることにある。
(考案の構成) 斯る本考案のホース巻取機のハンドル取付構造
は、ホース巻取機における巻取ドラムの軸の一端
を円筒状に形成し、該軸端の円筒面に切欠溝を設
けて該溝にハンドルを嵌め合わすとともに、この
軸端外周にはねじ部を形成してこのねじ部にキヤ
ツプナツトを螺合したホース巻取機のハンドル取
付構造において、前記軸とキヤツプナツトとの当
接する座面に各々、互いに嵌め合う緩み止め用の
係合部を形成したことを特徴とする。
(作用) 以上のように構成することによつてキヤツプナ
ツトと軸とが緩まないようになる。
(実施例) 本考案実施例を図面により説明すれば、第1図
及び第2図はキヤツプナツト4、第3図及び第4
図はハンドル取付軸1を示す。
キヤツプナツト4は略底付円筒状に形成され、
その円筒面外周には略歯車状の凸凹が形成され
て、手廻しする際の滑り止めとなる。このキヤツ
プナツト4の長さは、その座面5がハンドル取付
軸1の座面6に当接する長さであり、座面5には
係合部7が形成される。
係合部7は円周方向に等間隔をおいて、半径方
向に延びた丸凹溝を8個凹設したものである。
ハンドル取付軸1の基本的構成は前記従来例と
同一であり、座面6に係合部8を構成したもので
ある。
この係合部8は前記係合部7と係合するように
対応させて丸凸部を形成したものである。図中1
bは切欠溝であり、この切込溝1bにより係合部
8は7個となつている。
而して本実施例においてハンドル3を嵌め合わ
せてキヤツプナツト4を強く締め付けると、係合
部7,8が互いに係合し、強い力で逆転させない
限り緩まないようになる。
尚、係合部7,8の凸凹は逆に形成してもよい
とともに、凸凹の個数形状も任意である。
(効果) 本考案は以上のように、ホース巻取機における
巻取ドラムの軸の一端を円筒状に形成し、該軸端
の円筒面に切欠溝を設けて該溝にハンドルを嵌め
合わすとともに、この軸端外周にはねじ部を形成
してこのねじ部にキヤツプナツトを螺合したホー
ス巻取機のハンドル取付構造において、前記軸と
キヤツプナツトとの当接する座面に各々、互いに
嵌め合う緩み止め用の係合部を形成したホース巻
取機のハンドル取付構造に構成したので、キヤツ
プナツトが振動等で緩むことが無い。
従つてハンドル取付軸のねじ部を破損する虞れ
が皆無となる。
依つて所期の目的を達する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ハンドル取付構造の実施例のキ
ヤツプナツトを示す正面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は実施例のハンドル取付軸
の要部を示す正面図、第4図は第3図の−線
断面図、第5図はホース巻取機の正面図、第6図
は第5図の−線断面図、第7図は第6図の要
部の動作を示す拡大図である。 図中、1……ハンドル取付軸、2……巻取ドラ
ム、3……ハンドル、4…キヤツプナツト、5,
6……座面、7,8……係合部、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホース巻取機における巻取ドラムの軸の一端を
    円筒状に形成し、該軸端の円筒面に切欠溝を設け
    て該溝にハンドルを嵌め合わすとともに、この軸
    端外周にはねじ部を形成してこのねじ部にキヤツ
    プナツトを螺合したホース巻取機のハンドル取付
    構造において、前記軸とキヤツプナツトとの当接
    する座面に各々、互いに嵌め合う緩み止め用の係
    合部を形成したホース巻取機のハンドル取付構
    造。
JP16003684U 1984-10-22 1984-10-22 Expired JPH0215901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16003684U JPH0215901Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16003684U JPH0215901Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6175479U JPS6175479U (ja) 1986-05-21
JPH0215901Y2 true JPH0215901Y2 (ja) 1990-04-27

Family

ID=30717970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16003684U Expired JPH0215901Y2 (ja) 1984-10-22 1984-10-22

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JP (1) JPH0215901Y2 (ja)

Also Published As

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JPS6175479U (ja) 1986-05-21

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