JPH04685Y2 - - Google Patents

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JPH04685Y2
JPH04685Y2 JP1984197601U JP19760184U JPH04685Y2 JP H04685 Y2 JPH04685 Y2 JP H04685Y2 JP 1984197601 U JP1984197601 U JP 1984197601U JP 19760184 U JP19760184 U JP 19760184U JP H04685 Y2 JPH04685 Y2 JP H04685Y2
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JP
Japan
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main gear
handle
gear shaft
shaft
handle arm
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JP1984197601U
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JPS61118251U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は釣用リール、特に両軸受タイプの釣用
リールにおけるハンドル取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 両軸受リールのハンドル構造、特にハンドルと
一体回転するメインギヤシヤフト上にドラツグ機
構が装備されたものは、第4図及び第5図に図示
する如く定着固定されたメインギヤ固定シヤフト
1の外側にメインギヤシヤフト2が回転可能に嵌
合され、そのメインギヤシヤフト2の側部には摺
り割部2a,2bが形成されて該摺り割部分の軸
断面形状(小判形)と同形状の小判形孔4を開穿
したハンドルアーム3が嵌合係着されると共に、
メインギヤ固定シヤフト1に摺り割幅aよりも大
径なEリング5(第4図)、又は止めビス6(第
5図)を取付け、メインギヤシヤフト2の摺り割
部にハンドル止めナツトを螺着して定着してい
る。
従つて、メインギヤシヤフトの軸上に装着して
あるトラツグ機構が故障し、修理のために分解す
るような時は、先ずハンドル止めナツトを外した
後Eリング5又は止めビス6をメインギヤ固定シ
ヤフト1より外し、次いでハンドルアーム3をメ
インギヤシヤフト2より抜き取つて始めてハンド
ルアーム3以下に装着されているドラツグ機構の
構成部品を取り外すことができる状態となる。
しかも、メインギヤ固定シヤフト1に対するメ
インギヤシヤフト2の抜けを止めるものがEリン
グ5である場合、このEリング5の取り外しには
専用の工具等が必要となり、釣り現場での修理、
部品交換等は殆ど不可能に近いものであつた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、メインギヤシヤフトの小判形軸部に嵌合す
るハンドルアームの嵌合孔を小判形孔で、しかも
直線縁にEリング又は止めビスの外径よりも大径
な弧状凹部を形成する。
(作用) ハンドルアームに形成される嵌合孔が、小判形
孔でその直線縁にEリング又は止めビスの外径よ
りも大径な弧状凹部が切欠されていることによ
り、ハンドルアームはEリング又は止めビスを取
り外すことなくメインギヤシヤフトより抜き取る
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図はメインギヤシヤフトにハンドルアーム
が組み付けられた状態の断面図で、基板18に定
着固定したメインギヤ固定シヤフト1の外側にメ
インギヤシヤフト2が回転可能に嵌合され、その
メインギヤシヤフト2の解放端側周面には摺り割
部2a,2bが形成されると共に、ネジ条7が刻
設されており、且つメインギヤ固定シヤフト1の
端部にはEリング5を嵌着するか、又は止めネジ
(図示省略)を螺着してメインギヤシヤフト2が
抜け出るのを防止している。
又、メインギヤシヤフト2の摺り割部2a,2
bが形成された断面小判形の軸部に嵌合するハン
ドルアーム3にはメインギヤシヤフト2の小判形
軸部の断面形状と略同形の小判形孔4を開穿する
と共に、その小判形孔4における摺り割部2a,
2bと対向する直線縁にEリング5又は止めビス
の頭部外径よりも稍々大径な弧状凹部8a,8b
が切欠形成されている。
図中、9はメインギヤシヤフト2に対し遊転可
能に嵌着されたメインギヤで、そのメインギヤ9
の上下にはドラツグワツシヤ10,11が複数枚
積層されると共に弓形小判ワツシヤ12、ドラツ
グスリーブ13が嵌着され、それらはメインギヤ
シヤフト2のネジ条7に螺着されるドラツグ軸1
4をドラツグ調整ツマミ15によつて回動するこ
とにより、メインギヤ9をメインギヤシヤフト2
と一体回転状、又はスリツプ転状態に切換え調整
できるものである。16はハンドルアーム3の上
からメインギヤシヤフト2のネジ条7に螺着した
ハンドル止めナツトで、このハンドル止めナツト
16はハンドルアーム3にネジ止め固定される廻
り止め板17によつて弛み止めされている。
上記の構成により、廻り止め板17を外してハ
ンドル止めナツト16を外しさえすればハンドル
アーム3は小判形孔4と弧状凹部8a,8bとに
よつてEリング5又は止めビスが取付けられたま
まの状態で抜き取ることが出来る。
(考案の効果) 本考案のハンドル取付構造は以上詳述した如
く、ハンドルアームに開穿するメインギヤシヤフ
トとの嵌着孔を小判形孔とすると共に、その直線
縁にEリング又は止めビス頭部の外径よりも大径
な弧状凹部を切欠形成したものであるから、ハン
ドルアームの取り外しは該アームを定着している
廻り止め板とハンドル止めナツトを外すだけでよ
く、従来のようにEリング又は止めビスを取り外
す必要は全くないものである。
従つて、部品の組み込み及び部品交換を容易に
行なうことが出来非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
正面図、第2図は一部切欠側面図、第3図はハン
ドル止めナツトを外した状態の側面図、第4図及
び第5図は従来構造を示す側面図である。 図中、1……メインギヤ固定シヤフト、2……
メインギヤシヤフト、3……ハンドルアーム、4
……小判形孔、5……Eリング、6……止めビ
ス、8a,8b……弧状凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定着固定されたメインギヤ固定シヤフトの外側
    にメインギヤシヤフトが嵌合され、そのメインギ
    ヤシヤフトの側部に形成した摺り割部にハンドル
    アームを嵌着係合して一体回転状とすると共に、
    メインギヤ固定シヤフトにメインギヤシヤフトの
    摺り割幅より大径なEリング又は止めビスを装着
    し、且つハンドルアームより突出したメインギヤ
    シヤフトの外周ネジ部にハンドル止めナツトを螺
    合すると共に、該ハンドル止めナツトをハンドル
    アームに固定する廻り止め板で廻り止めしたハン
    ドル取付構造において、ハンドルアームに開穿し
    た摺り割部と略同径の小判形孔の直線縁にEリン
    グ又は止めビス頭部の外径より大径な弧状凹部を
    形成したことを特徴とする釣用リールのハンドル
    取付構造。
JP1984197601U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH04685Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984197601U JPH04685Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984197601U JPH04685Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118251U JPS61118251U (ja) 1986-07-25
JPH04685Y2 true JPH04685Y2 (ja) 1992-01-10

Family

ID=30755981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984197601U Expired JPH04685Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108873U (ja) * 1979-01-24 1980-07-30
JPS57201173U (ja) * 1981-06-18 1982-12-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61118251U (ja) 1986-07-25

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