JPH0246892Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246892Y2 JPH0246892Y2 JP1985172446U JP17244685U JPH0246892Y2 JP H0246892 Y2 JPH0246892 Y2 JP H0246892Y2 JP 1985172446 U JP1985172446 U JP 1985172446U JP 17244685 U JP17244685 U JP 17244685U JP H0246892 Y2 JPH0246892 Y2 JP H0246892Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- counter ring
- vibration
- pine
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 claims description 35
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 claims description 35
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
この考案は、携帯用のマツサージ機に関し、特
に、細長いバネ体の先端に叩部材を固定し、この
叩部材で人体をマツサージする機械に関する。
に、細長いバネ体の先端に叩部材を固定し、この
叩部材で人体をマツサージする機械に関する。
携帯用のマツサージ機はすでに開発されてい
る。例えば、実公昭7−12936号公報には、交流
で駆動させる電磁石式のマツサージ機が開示され
ている。このマツサージ機は、内部に電磁石を内
蔵させ、電磁石の振動片に、半球形等の叩部材を
固定して、人体をマツサージする構造をしてい
る。
る。例えば、実公昭7−12936号公報には、交流
で駆動させる電磁石式のマツサージ機が開示され
ている。このマツサージ機は、内部に電磁石を内
蔵させ、電磁石の振動片に、半球形等の叩部材を
固定して、人体をマツサージする構造をしてい
る。
この構造のマツサージ機は、電磁石の振動片の
振動で直接に叩部材を振動させている。このた
め、叩部材の振幅を大きくすることが難しい欠点
がある。 このマツサージ機の欠点を解決するために、本
考案者は、本体の先端から細長いバネ体を延長
し、バネ体の先端に叩部材を固定した携帯用のマ
ツサージ機を開発した(実公昭51−34798号公
報)。 このマツサージ機は、バネ体に細長いコイルバ
ネを使用し、これを共振させることによつて、叩
部材を大振幅に振動させることができる。すなわ
ち、バネ体でもつて振幅を数倍にも増幅できる。
このため、この構造のマツサージ機は、大振幅の
叩部材でもつて、極めて効果的に身体がマツサー
ジできる特長がある。 しかしながら、この構造のマツサージ機は、本
体が大きく振動して手を振動させ、持ち心地が悪
い欠点がある。さらに困つたことに、本体が振動
すればするほど、先端の叩部材の振幅が小さくな
る欠点がある。それは、本体が振動すると、モー
ター等の振動のエネルギーを、有効に叩部材に伝
達できなくなることが理由である。 本体と叩部材の両方が振動すると、モーター等
の振動のエネルギーは、叩部材と本体の両方で消
費されて、叩部材で有効に消費させることが出来
なくなる。しかしながら、困つたことに、細長い
本体の先端からさらにバネ体を延長し、その先端
に叩部材を固定した構造のマツサージ機は、叩部
材の反作用で本体が振動するのを阻止することが
難しい。それは、全体が細長い形状となり、しか
も、その先端の叩部材が横方向に大きな振幅で振
動することが理由である。 叩部材の振幅を大きくするためと、手で持つた
感触を改善するために、本体の振動を少なくする
ことが大切である。このことが実現できるなら、
叩部材の振幅を大きくして、マツサージ効果を増
大でき、しかも本体を長時間持つてもこれを握る
手がしびれることがなく、更に、本体の寿命を延
長して故障を少なくできる。 この考案は、このことを実現することを目的に
開発されたもので、この考案の重要な目的は、極
めて簡単な構造で、本体の振動を減少して叩部材
の振動を大きくできる携帯用のマツサージ機を提
供するにある。
振動で直接に叩部材を振動させている。このた
め、叩部材の振幅を大きくすることが難しい欠点
がある。 このマツサージ機の欠点を解決するために、本
考案者は、本体の先端から細長いバネ体を延長
し、バネ体の先端に叩部材を固定した携帯用のマ
ツサージ機を開発した(実公昭51−34798号公
報)。 このマツサージ機は、バネ体に細長いコイルバ
ネを使用し、これを共振させることによつて、叩
部材を大振幅に振動させることができる。すなわ
ち、バネ体でもつて振幅を数倍にも増幅できる。
このため、この構造のマツサージ機は、大振幅の
叩部材でもつて、極めて効果的に身体がマツサー
ジできる特長がある。 しかしながら、この構造のマツサージ機は、本
体が大きく振動して手を振動させ、持ち心地が悪
い欠点がある。さらに困つたことに、本体が振動
すればするほど、先端の叩部材の振幅が小さくな
る欠点がある。それは、本体が振動すると、モー
ター等の振動のエネルギーを、有効に叩部材に伝
達できなくなることが理由である。 本体と叩部材の両方が振動すると、モーター等
の振動のエネルギーは、叩部材と本体の両方で消
費されて、叩部材で有効に消費させることが出来
なくなる。しかしながら、困つたことに、細長い
本体の先端からさらにバネ体を延長し、その先端
に叩部材を固定した構造のマツサージ機は、叩部
材の反作用で本体が振動するのを阻止することが
難しい。それは、全体が細長い形状となり、しか
も、その先端の叩部材が横方向に大きな振幅で振
動することが理由である。 叩部材の振幅を大きくするためと、手で持つた
感触を改善するために、本体の振動を少なくする
ことが大切である。このことが実現できるなら、
叩部材の振幅を大きくして、マツサージ効果を増
大でき、しかも本体を長時間持つてもこれを握る
手がしびれることがなく、更に、本体の寿命を延
長して故障を少なくできる。 この考案は、このことを実現することを目的に
開発されたもので、この考案の重要な目的は、極
めて簡単な構造で、本体の振動を減少して叩部材
の振動を大きくできる携帯用のマツサージ機を提
供するにある。
この考案の携帯用のマツサージ機は、前述の目
的を達成するために、下記の構成を備えている。 (a) マツサージ機は、本体と、振動体と、バネ体
と、叩部材とを備えている。 (b) 本体は細長い筒状をしている。 (c) 振動体は本体の先端に設けられている。 (d) バネ体は細長い形状に作られている。 (e) 細長いバネ体は、後端を振動体に連結して、
本体の先端から軸方向に延長されている。 (f) バネ体の先端に叩部材が固定されている。 (g) 本体の後端には、カウンターリングが固定さ
れている。 (h) カウンターリングは環状をしている。 (i) カウンターリングに本体の後端が挿入され
て、本体の外側面にカウンターリングが固定さ
れている。 この構造のマツサージ機は、振動体3でバネ体
5を共振させることによつて、振幅を増大して叩
部材6に伝達できる。叩部材6は、振動すること
によつて、身体の表面を叩いてマツサージする。
細長い本体2の後端には、カウンターリング8を
固定している。カウンターリング8は、第2図に
示すように、本体の後端に嵌入できる環状に作ら
れている。
的を達成するために、下記の構成を備えている。 (a) マツサージ機は、本体と、振動体と、バネ体
と、叩部材とを備えている。 (b) 本体は細長い筒状をしている。 (c) 振動体は本体の先端に設けられている。 (d) バネ体は細長い形状に作られている。 (e) 細長いバネ体は、後端を振動体に連結して、
本体の先端から軸方向に延長されている。 (f) バネ体の先端に叩部材が固定されている。 (g) 本体の後端には、カウンターリングが固定さ
れている。 (h) カウンターリングは環状をしている。 (i) カウンターリングに本体の後端が挿入され
て、本体の外側面にカウンターリングが固定さ
れている。 この構造のマツサージ機は、振動体3でバネ体
5を共振させることによつて、振幅を増大して叩
部材6に伝達できる。叩部材6は、振動すること
によつて、身体の表面を叩いてマツサージする。
細長い本体2の後端には、カウンターリング8を
固定している。カウンターリング8は、第2図に
示すように、本体の後端に嵌入できる環状に作ら
れている。
本体の先端に、バネ体を介して叩部材を固定し
たマツサージ機は、本体が全く振動しない状態で
最も効果的に叩部材を振動できる。しかしなが
ら、このことを実現する本体は、理論的には質量
を∞とする必要があり、実際には実現不可能で振
動を阻止するのが極めて難しい。 この考案の携帯用のマツサージ機は、このこと
を極めて簡単な構成で実現している。すなわち、
この考案のマツサージ機は、本体の後端にカウン
ターリングを固定して、叩部材の反作用による本
体の振動を効果的に防止している。 特に、カウンターリングは、細長い本体の後端
に固定されているので、本体がバネ体と一体とな
つて共振するとき、最も振動しやすい本体後端の
振動が阻止する。このため、カウンターリングが
効果的に本体の振動を防止する。後端の振動が防
止された本体は、全体の振動を著しく少なくでき
る。 この為、この考案の携帯用のマツサージ機は、
使用時における本体の振動を減少して、持つた手
の不快感を少なくし、しかも本体の振動を防止す
ることによつて、叩部材を大きな振幅で振動で
き、大振幅の叩部材が身体を心地よくしかも効果
的にマツサージできる卓効が実現される。 又、カウンターリングが本体の振動を阻止する
効果を改善して本体の振動を防止するので、軽い
カウンターリングで効果的に本体の振動を阻止で
きる。 さらにまた、この考案のマツサージ機は、本体
とカウンターリングとを確実に固定することによ
つて、本体の振動を効果的に阻止できる。それ
は、本体後端を、環状のカウンターリングに挿通
して、本体の外周にカウンターリングを固定して
いることが理由である。本体に確実に固定された
カウンターリングは、カウンターリングと本体と
の間の遊びができず、本体とカウンターリングと
が一体構造となつて、本体の振動が阻止される。 このように、カウンターリングに本体を挿通し
て固定したマツサージ機は、ネジ等で締め付けて
カウンターリングを固定したマツサージ機のよう
に、使用するに従つて緩むことがなく、いつまで
も確実に固定できて、本体の振動を効果的に防止
できる特長がある。 さらにまた、本体の外周に環状のカウンターリ
ングを固定したマツサージ機は、カウンターリン
グを大きく重くすることも可能である。このた
め、カウンターリングを重くして、本体の振動を
極力少なくすることも可能である。 さらに、この考案のマツサージ機は、本体の振
動が少なくなるので、例えば、ねじ止め部分や、
接着部分のはずれ、あるいは、弱い部分の破損等
が少なくなつて、故障を防止できる効果もある。
たマツサージ機は、本体が全く振動しない状態で
最も効果的に叩部材を振動できる。しかしなが
ら、このことを実現する本体は、理論的には質量
を∞とする必要があり、実際には実現不可能で振
動を阻止するのが極めて難しい。 この考案の携帯用のマツサージ機は、このこと
を極めて簡単な構成で実現している。すなわち、
この考案のマツサージ機は、本体の後端にカウン
ターリングを固定して、叩部材の反作用による本
体の振動を効果的に防止している。 特に、カウンターリングは、細長い本体の後端
に固定されているので、本体がバネ体と一体とな
つて共振するとき、最も振動しやすい本体後端の
振動が阻止する。このため、カウンターリングが
効果的に本体の振動を防止する。後端の振動が防
止された本体は、全体の振動を著しく少なくでき
る。 この為、この考案の携帯用のマツサージ機は、
使用時における本体の振動を減少して、持つた手
の不快感を少なくし、しかも本体の振動を防止す
ることによつて、叩部材を大きな振幅で振動で
き、大振幅の叩部材が身体を心地よくしかも効果
的にマツサージできる卓効が実現される。 又、カウンターリングが本体の振動を阻止する
効果を改善して本体の振動を防止するので、軽い
カウンターリングで効果的に本体の振動を阻止で
きる。 さらにまた、この考案のマツサージ機は、本体
とカウンターリングとを確実に固定することによ
つて、本体の振動を効果的に阻止できる。それ
は、本体後端を、環状のカウンターリングに挿通
して、本体の外周にカウンターリングを固定して
いることが理由である。本体に確実に固定された
カウンターリングは、カウンターリングと本体と
の間の遊びができず、本体とカウンターリングと
が一体構造となつて、本体の振動が阻止される。 このように、カウンターリングに本体を挿通し
て固定したマツサージ機は、ネジ等で締め付けて
カウンターリングを固定したマツサージ機のよう
に、使用するに従つて緩むことがなく、いつまで
も確実に固定できて、本体の振動を効果的に防止
できる特長がある。 さらにまた、本体の外周に環状のカウンターリ
ングを固定したマツサージ機は、カウンターリン
グを大きく重くすることも可能である。このた
め、カウンターリングを重くして、本体の振動を
極力少なくすることも可能である。 さらに、この考案のマツサージ機は、本体の振
動が少なくなるので、例えば、ねじ止め部分や、
接着部分のはずれ、あるいは、弱い部分の破損等
が少なくなつて、故障を防止できる効果もある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。 マツサージ機1は、細長い円筒状に形成された
本体2と、この本体2の先端にゴム体を介して固
定された振動体3と、振動体3の頭部に結合部材
4でもつて着脱自在に取り付けられたバネ体5
と、バネ体5の先端に固定された叩部材6とによ
り構成されている。 本体2は、筒状に形成されたケースと、ケース
前部に内蔵されたたモータ(通常消費電力10〜
30W程度の大きさ)と、モータへの電通を制御す
るスイツチ7とにより構成されている。又、更に
はモータの出力を調整する調整手段を取り付ける
場合もある。 本体2の後端には、カウンターリング8が挿通
固定されている。カウンターリング8は、内径が
本体後端の外形にほぼ等しく、これが本体2に嵌
着されている。カウンターリング8を本体2に挿
通するだけで両者が隙間なく、動かない状態で強
固に固定できるなら必ずしも接着する必要はな
い。ただ、カウンターリング8が本体より多少大
きい場合、両者を接着又は溶着することによつて
強固に固定できる。 カウンターリング8を本体2に挿入して固定す
る場合、第3図に示すように、本体2に、カウン
ターリング8の後面に接触してリング状に凸条9
を設け、この凸条9でもつてカウンターリング8
が抜けでるのを防止するのがよい。 カウンターリング8は、本体の後端をきつく締
止する状態で固定できるように、通常幅Wと肉厚
dとが1〜30mm、好ましくは3〜10mm程度に形成
される。更に、カウンターリング8は重い程本体
2の振動を効果的に防止できるが、これが重すぎ
ると本体2も重くなるので、通常、重さが5〜
100g、好ましくは、10〜50g程度に決定される。
又、カウンターリング8は、本体が細長い程、軽
いもので充分な効果が期待できる。 カウンターリング8には、強固でしかも薄くて
重い金属が最適であるが、合成樹脂製のリング、
あるいは硬質のゴム状弾性体のリングも使用可能
である。ゴム状弾性体のカウンターリングは、そ
れ自体の弾性で本体2の後端に密着できる。 振動体3は、主としてモータの回転により振動
されるので、モータの場合のみ説明すれば(図示
しないが)、内部には所要の質量を有する回転体
が偏心して回転自在に取り付けられており、回転
体は中空状に形成されたゴム体内を通る棒状のコ
イルバネで連結されており、モータの回転はコイ
ルバネを介して回転体に伝達されるので、偏心す
る回転体によつて、振動体は本体に対して横方向
に振動される。 バネ体5は、第1図に示すように振動体の先端
に振動体3の振動する方向と交差する方向、例え
ば、前方に延長されて、本体2に対して横方向に
振動する振動体3に、振動体3の振動方向と直交
する方向に延長して取り付けられている。バネ体
5の長さ、弾性定数等は、振動数や振幅、叩部材
6の重さ、必要とする振幅等により決定される
が、使用状態からすれば、バネ体5の長さは10〜
30cm程度として、第1図に示すように、多少折れ
曲がつたように形成すれば、取り扱い易いものと
なる。又、バネ体5が長くて弱く、叩部材6が特
に軽い場合には、叩部材6の振動が大きくなりす
ぎ不安定となる場合があるが、この場合には、図
示しないが、バネ体5表面に可撓性のチユーブを
被着し、叩部材6の振動を制限することもでき
る。 結合部材4は、第1図に示すように、振動体3
の頭部に接着された筒10と、この筒10に挿入
できる嵌入体11とからなり、嵌入体11内には
バネ体5先端が押し込まれバネ体5を振動体3に
結合する。 叩部材6は、マツサージに最も適した形状、質
量、硬さに形成されるが、本考案者の実験の結果
によると、叩部材6は軽い硬質材(硬質のプラス
チツクフオーム等が理想的である)で、高さより
幅広く、更に先端を薄く形成するのが最も好まし
いマツサージ効果が得られる。 又、第1図に示すように、バネ体5を下方に折
り曲げ、叩部材6を、高さより幅広く形成すれ
ば、叩部材6の振動方向は上下に大きく、左右の
振振幅は小さくなる。
する。 マツサージ機1は、細長い円筒状に形成された
本体2と、この本体2の先端にゴム体を介して固
定された振動体3と、振動体3の頭部に結合部材
4でもつて着脱自在に取り付けられたバネ体5
と、バネ体5の先端に固定された叩部材6とによ
り構成されている。 本体2は、筒状に形成されたケースと、ケース
前部に内蔵されたたモータ(通常消費電力10〜
30W程度の大きさ)と、モータへの電通を制御す
るスイツチ7とにより構成されている。又、更に
はモータの出力を調整する調整手段を取り付ける
場合もある。 本体2の後端には、カウンターリング8が挿通
固定されている。カウンターリング8は、内径が
本体後端の外形にほぼ等しく、これが本体2に嵌
着されている。カウンターリング8を本体2に挿
通するだけで両者が隙間なく、動かない状態で強
固に固定できるなら必ずしも接着する必要はな
い。ただ、カウンターリング8が本体より多少大
きい場合、両者を接着又は溶着することによつて
強固に固定できる。 カウンターリング8を本体2に挿入して固定す
る場合、第3図に示すように、本体2に、カウン
ターリング8の後面に接触してリング状に凸条9
を設け、この凸条9でもつてカウンターリング8
が抜けでるのを防止するのがよい。 カウンターリング8は、本体の後端をきつく締
止する状態で固定できるように、通常幅Wと肉厚
dとが1〜30mm、好ましくは3〜10mm程度に形成
される。更に、カウンターリング8は重い程本体
2の振動を効果的に防止できるが、これが重すぎ
ると本体2も重くなるので、通常、重さが5〜
100g、好ましくは、10〜50g程度に決定される。
又、カウンターリング8は、本体が細長い程、軽
いもので充分な効果が期待できる。 カウンターリング8には、強固でしかも薄くて
重い金属が最適であるが、合成樹脂製のリング、
あるいは硬質のゴム状弾性体のリングも使用可能
である。ゴム状弾性体のカウンターリングは、そ
れ自体の弾性で本体2の後端に密着できる。 振動体3は、主としてモータの回転により振動
されるので、モータの場合のみ説明すれば(図示
しないが)、内部には所要の質量を有する回転体
が偏心して回転自在に取り付けられており、回転
体は中空状に形成されたゴム体内を通る棒状のコ
イルバネで連結されており、モータの回転はコイ
ルバネを介して回転体に伝達されるので、偏心す
る回転体によつて、振動体は本体に対して横方向
に振動される。 バネ体5は、第1図に示すように振動体の先端
に振動体3の振動する方向と交差する方向、例え
ば、前方に延長されて、本体2に対して横方向に
振動する振動体3に、振動体3の振動方向と直交
する方向に延長して取り付けられている。バネ体
5の長さ、弾性定数等は、振動数や振幅、叩部材
6の重さ、必要とする振幅等により決定される
が、使用状態からすれば、バネ体5の長さは10〜
30cm程度として、第1図に示すように、多少折れ
曲がつたように形成すれば、取り扱い易いものと
なる。又、バネ体5が長くて弱く、叩部材6が特
に軽い場合には、叩部材6の振動が大きくなりす
ぎ不安定となる場合があるが、この場合には、図
示しないが、バネ体5表面に可撓性のチユーブを
被着し、叩部材6の振動を制限することもでき
る。 結合部材4は、第1図に示すように、振動体3
の頭部に接着された筒10と、この筒10に挿入
できる嵌入体11とからなり、嵌入体11内には
バネ体5先端が押し込まれバネ体5を振動体3に
結合する。 叩部材6は、マツサージに最も適した形状、質
量、硬さに形成されるが、本考案者の実験の結果
によると、叩部材6は軽い硬質材(硬質のプラス
チツクフオーム等が理想的である)で、高さより
幅広く、更に先端を薄く形成するのが最も好まし
いマツサージ効果が得られる。 又、第1図に示すように、バネ体5を下方に折
り曲げ、叩部材6を、高さより幅広く形成すれ
ば、叩部材6の振動方向は上下に大きく、左右の
振振幅は小さくなる。
第1図はこの考案の一実施例を示すマツサージ
機の結合部材のみを断面で示す左側面図、第2図
は本体後端部分並びにこれが挿通されるカウンタ
ーリングを示す斜視図、第3図は本体後端部の断
面図である。 1……マツサージ機、2……本体、3……振動
体、4……結合部材、5……バネ体、6……叩部
材、7……スイツチ、8……カウンターリング、
9……凸条、10……筒、11……嵌入体。
機の結合部材のみを断面で示す左側面図、第2図
は本体後端部分並びにこれが挿通されるカウンタ
ーリングを示す斜視図、第3図は本体後端部の断
面図である。 1……マツサージ機、2……本体、3……振動
体、4……結合部材、5……バネ体、6……叩部
材、7……スイツチ、8……カウンターリング、
9……凸条、10……筒、11……嵌入体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下記の構成を有する携帯用のマツサージ機。 (a) マツサージ機は、本体と、振動体と、バネ体
と、叩部材とを備えている。 (b) 本体は細長い筒状をしている。 (c) 振動体は本体の先端に設けられている。 (d) バネ体は細長い形状に作られている。 (e) 細長いバネ体は、後端を振動体に連結して、
本体の先端から軸方向に延長されている。 (f) バネ体の先端に叩部材が固定されている。 (g) 本体の後端には、カウンターリングが固定さ
れている。 (h) カウンターリングは環状をしている。 (i) カウンターリングに本体の後端が挿入され
て、本体の外側面にカウンターリングが固定さ
れている。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172446U JPH0246892Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985172446U JPH0246892Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6282036U JPS6282036U (ja) | 1987-05-26 |
JPH0246892Y2 true JPH0246892Y2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=31108987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985172446U Expired JPH0246892Y2 (ja) | 1985-11-09 | 1985-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0246892Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0748258Y2 (ja) * | 1989-10-16 | 1995-11-08 | 株式会社ニチエイ | マッサージ部 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0712936U (ja) * | 1993-07-29 | 1995-03-03 | 株式会社エンプラス | ソケット用接点の接触圧測定器 |
-
1985
- 1985-11-09 JP JP1985172446U patent/JPH0246892Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0712936U (ja) * | 1993-07-29 | 1995-03-03 | 株式会社エンプラス | ソケット用接点の接触圧測定器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6282036U (ja) | 1987-05-26 |
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