JP2639082B2 - 洗濯機のモータ支持装置 - Google Patents
洗濯機のモータ支持装置Info
- Publication number
- JP2639082B2 JP2639082B2 JP7880289A JP7880289A JP2639082B2 JP 2639082 B2 JP2639082 B2 JP 2639082B2 JP 7880289 A JP7880289 A JP 7880289A JP 7880289 A JP7880289 A JP 7880289A JP 2639082 B2 JP2639082 B2 JP 2639082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- washing machine
- mounting plate
- vibration
- washing
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯と脱水を同一槽内にて行う洗濯機に係
り、特にそのモータ支持部の改良に関するものである。
り、特にそのモータ支持部の改良に関するものである。
従来の技術 従来この種の脱水洗濯機は第４図に示すように、洗濯
時の水を溜める水槽１内部に設けた洗濯兼脱水槽２は中
央内底部に衣類撹拌用のパルセータ３を、側壁には水抜
き用の多数の小穴を設けている。５は軸受箱で洗濯時に
はパルセータ３のみを、脱水時には洗濯兼脱水槽２を回
転するようにモータ６の駆動力を伝達する機構を有して
いる。また、モータ６はベルト７およびプーリ８により
軸受箱５に駆動力を伝達している。12は支持板で、水槽
1,モータ6,軸受箱５等が配設され、ロッド13によりサス
ペンション17及び、球面座18を介して外枠14の角隅より
垂下支持されている。15は洗濯兼脱水槽上部に設けられ
たバランサー、である。
時の水を溜める水槽１内部に設けた洗濯兼脱水槽２は中
央内底部に衣類撹拌用のパルセータ３を、側壁には水抜
き用の多数の小穴を設けている。５は軸受箱で洗濯時に
はパルセータ３のみを、脱水時には洗濯兼脱水槽２を回
転するようにモータ６の駆動力を伝達する機構を有して
いる。また、モータ６はベルト７およびプーリ８により
軸受箱５に駆動力を伝達している。12は支持板で、水槽
1,モータ6,軸受箱５等が配設され、ロッド13によりサス
ペンション17及び、球面座18を介して外枠14の角隅より
垂下支持されている。15は洗濯兼脱水槽上部に設けられ
たバランサー、である。
発明が解決しようとする課題 以上のような構成においては、モータ６が支持板12を
介して水槽１に固着されているため、モータ６の振動、
特に、2f振動が水槽１および洗濯兼脱水槽２に直接伝達
し、この振動が水槽１や洗濯兼脱水槽２で拡大されて大
きな騒音を発していた。特に、最近では主婦層の有職化
にともない夜間の洗濯が増えているため、これらの騒音
は、市場にて大きな問題点となりつつある。
介して水槽１に固着されているため、モータ６の振動、
特に、2f振動が水槽１および洗濯兼脱水槽２に直接伝達
し、この振動が水槽１や洗濯兼脱水槽２で拡大されて大
きな騒音を発していた。特に、最近では主婦層の有職化
にともない夜間の洗濯が増えているため、これらの騒音
は、市場にて大きな問題点となりつつある。
また、この問題を解決するため、モータ６と支持板12
との間にゴム等の緩衝材を設けることも考えられてきた
が、洗濯物のアンバランス等でモータ６を含む吊り下げ
部が振動した場合に緩衝材で弾性支持されているモータ
６が揺れてベルト７がスリップしてしまうという問題点
もあった。
との間にゴム等の緩衝材を設けることも考えられてきた
が、洗濯物のアンバランス等でモータ６を含む吊り下げ
部が振動した場合に緩衝材で弾性支持されているモータ
６が揺れてベルト７がスリップしてしまうという問題点
もあった。
本発明は上記課題に鑑み、モータのベルト伝達を確実
にするとともに低騒音化を実現することを目的とする。
にするとともに低騒音化を実現することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の脱水洗濯機は、振
動源であるモータと、それを騒音として拡大する水槽と
洗濯兼脱水槽を振動絶縁するため、モータをモータ取付
板に取付け、このモータ取付板の一端を緩衝材を介して
前記支持板に取付け、他端を水槽の球面座とサスペンシ
ョンの間に挟持したものである。
動源であるモータと、それを騒音として拡大する水槽と
洗濯兼脱水槽を振動絶縁するため、モータをモータ取付
板に取付け、このモータ取付板の一端を緩衝材を介して
前記支持板に取付け、他端を水槽の球面座とサスペンシ
ョンの間に挟持したものである。
作用 上記構成によれば、モータ取付板と支持板の間に緩衝
材を設けているため、モータの振動が支持板側に伝わる
のを絶っている。また、一端を球面座に取り付けている
ため、吊り下げ部が振動しても、モータの軸受箱方向へ
の揺れは皆無に等しく、ベルトのスベリも防止すること
ができ、騒音低減を図りながら品質を安定させることが
できる。
材を設けているため、モータの振動が支持板側に伝わる
のを絶っている。また、一端を球面座に取り付けている
ため、吊り下げ部が振動しても、モータの軸受箱方向へ
の揺れは皆無に等しく、ベルトのスベリも防止すること
ができ、騒音低減を図りながら品質を安定させることが
できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図，第２図により説明
する。なお、従来例と同じ部品は同じ番号を付し説明を
省略する。
する。なお、従来例と同じ部品は同じ番号を付し説明を
省略する。
図において、19はモータ取付板であり、一端を取付ボ
ルト20によってゴム製の緩衝材21を介して支持板12に取
り付けられている。また、他端はサスペンション17の上
部に沿う球面部を有し、球面座緩衝材22とサスペンショ
ン17の間に挟持されている。23は前記モータ取付板19の
球面部と球面座18を概保持するボルトで、取付ボルト20
と同様に球面座緩衝材22を介して球面座18に螺着されて
いる。
ルト20によってゴム製の緩衝材21を介して支持板12に取
り付けられている。また、他端はサスペンション17の上
部に沿う球面部を有し、球面座緩衝材22とサスペンショ
ン17の間に挟持されている。23は前記モータ取付板19の
球面部と球面座18を概保持するボルトで、取付ボルト20
と同様に球面座緩衝材22を介して球面座18に螺着されて
いる。
モータ６は前記モータ取付板19に螺着保持されてお
り、モータ６駆動時に生じる2f振動等の振動は、このモ
ータ取付板19に伝達された後、緩衝材21及び球面座緩衝
材22で減衰される構造となっている。
り、モータ６駆動時に生じる2f振動等の振動は、このモ
ータ取付板19に伝達された後、緩衝材21及び球面座緩衝
材22で減衰される構造となっている。
第３図は、本発明の第２実施例であり、第１実施例に
対し、球面座緩衝材22を取り除いたものである。本実施
例の場合は、第１実施例に比較して若干モータ６の水槽
１への振動伝達率は大きくなるが、水槽１の球面座18へ
直接モータ取付板19が取付けられるため、モータ６の取
付強度が向上するという利点を有する。
対し、球面座緩衝材22を取り除いたものである。本実施
例の場合は、第１実施例に比較して若干モータ６の水槽
１への振動伝達率は大きくなるが、水槽１の球面座18へ
直接モータ取付板19が取付けられるため、モータ６の取
付強度が向上するという利点を有する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、緩衝材を介してモータ
を水槽に取付けたものであるため、モータの2f振動等の
駆動時に発生する振動は緩衝材で減衰されて、水槽へ伝
達されにくくなる。従って、水槽の振動は小さくなり、
これにより発生する騒音が大幅に低減されるものであ
る。また、このようにモータの振動伝達を低減する構造
でありながら、モータ取付板の一端が球面座とサスペン
ションの間に挾持されているため、洗濯物のアンバラン
ス等でモータを含む吊り下げ部が振動した場合に、その
振動力でモータが揺れてベルトがスリップしてしまうと
いう課題もなくなる。
を水槽に取付けたものであるため、モータの2f振動等の
駆動時に発生する振動は緩衝材で減衰されて、水槽へ伝
達されにくくなる。従って、水槽の振動は小さくなり、
これにより発生する騒音が大幅に低減されるものであ
る。また、このようにモータの振動伝達を低減する構造
でありながら、モータ取付板の一端が球面座とサスペン
ションの間に挾持されているため、洗濯物のアンバラン
ス等でモータを含む吊り下げ部が振動した場合に、その
振動力でモータが揺れてベルトがスリップしてしまうと
いう課題もなくなる。
以上のように本発明によれば、モータの取付強度をほ
とんど低下させずに、騒音を大幅に低減できるという効
果を奏する。
とんど低下させずに、騒音を大幅に低減できるという効
果を奏する。
第１図は本発明の第１実施例を示す吊り下げ部の断面
図、第２図は同吊り下げ部の底面図、第３図は本発明の
第２実施例を示した吊り下げ部の断面図、第４図は従来
の洗濯機を示す断面図である。 １……水槽、６……モータ、７……ベルト、17……サス
ペンション、18……球面座、19……モータ取付板、20…
…取付ボルト、21……緩衝材、22……球面座緩衝材、23
……ボルト。
図、第２図は同吊り下げ部の底面図、第３図は本発明の
第２実施例を示した吊り下げ部の断面図、第４図は従来
の洗濯機を示す断面図である。 １……水槽、６……モータ、７……ベルト、17……サス
ペンション、18……球面座、19……モータ取付板、20…
…取付ボルト、21……緩衝材、22……球面座緩衝材、23
……ボルト。
Claims (1)
- 【請求項１】水槽内部に洗濯槽兼脱水槽を備え、支持板
を水槽底部に螺着するとともに、モータ取付板の一端を
前記支持板に弾性を有する緩衝材を介して取付け、他端
を水槽の球面座とサスペンションの間に挾持し、このモ
ータ取付板にモータを螺着保持してなる洗濯機のモータ
支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7880289A JP2639082B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 洗濯機のモータ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7880289A JP2639082B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 洗濯機のモータ支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02255192A JPH02255192A (ja) | 1990-10-15 |
| JP2639082B2 true JP2639082B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=13671988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7880289A Expired - Lifetime JP2639082B2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 洗濯機のモータ支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639082B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP7880289A patent/JP2639082B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02255192A (ja) | 1990-10-15 |
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