JPH05253387A - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機Info
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- JPH05253387A JPH05253387A JP4053357A JP5335792A JPH05253387A JP H05253387 A JPH05253387 A JP H05253387A JP 4053357 A JP4053357 A JP 4053357A JP 5335792 A JP5335792 A JP 5335792A JP H05253387 A JPH05253387 A JP H05253387A
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- JP
- Japan
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- damper
- water tank
- washing machine
- drum
- cushioning material
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- Pending
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims abstract description 29
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 39
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 40
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 abstract 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 25
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 2
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は脱水開始時と脱水定常時の振動が本
体に伝達されにくい構成のドラム式洗濯機を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 洗濯機の本体と水槽との間に設けたダンパー
27と、このダンパー27を取り付けるための取付部3
0とを有し、前記取付部30は、取付用のボルト29を
挿入する取付穴30aの内周に高硬度緩衝材31と低硬
度緩衝材32を二重構造にした緩衝材を挿入したもので
ある。
体に伝達されにくい構成のドラム式洗濯機を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 洗濯機の本体と水槽との間に設けたダンパー
27と、このダンパー27を取り付けるための取付部3
0とを有し、前記取付部30は、取付用のボルト29を
挿入する取付穴30aの内周に高硬度緩衝材31と低硬
度緩衝材32を二重構造にした緩衝材を挿入したもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類の洗浄をドラム内の
転動によって行ない、脱水をドラムの高速回転によって
行なうドラム式洗濯機に関するものである。
転動によって行ない、脱水をドラムの高速回転によって
行なうドラム式洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯機において、そのダ
ンパーの取付部の構成は図5に示すような構成であっ
た。洗濯機の本体10とその内部の水槽との間に設けた
ダンパー11は、取付ブッシュ12を挿入した取付部1
3と、ダンパー取付フランジ14との結合により両端を
それぞれ本体1と水槽に固定している。
ンパーの取付部の構成は図5に示すような構成であっ
た。洗濯機の本体10とその内部の水槽との間に設けた
ダンパー11は、取付ブッシュ12を挿入した取付部1
3と、ダンパー取付フランジ14との結合により両端を
それぞれ本体1と水槽に固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にこの種のドラム
式洗濯機は、洗濯・すすぎを終えて脱水工程に入った場
合、衣類がドラムの下部に偏って分布している。そして
このドラム式洗濯機の共振回転数は、150r/min〜300r/m
inの低回転領域であって、脱水工程の起動時には衣類に
よる偏心荷重のため水槽が大きく振動するものである。
そこでダンパー11は、水槽の振動を抑えるため取付ブ
ッシュ12に高硬度の部材を用いていた。しかし取付ブ
ッシュ12に高硬度の部材を用いると、脱水が進んで高
速回転になった場合に、水槽の振動がダンパー11から
本体10に伝わりやすくなるものである。この高周波の
振動は、特に木床の固有振動数に一致した場合は、床を
大きく振動させ騒音や家屋の振動を引き起こすものであ
る。
式洗濯機は、洗濯・すすぎを終えて脱水工程に入った場
合、衣類がドラムの下部に偏って分布している。そして
このドラム式洗濯機の共振回転数は、150r/min〜300r/m
inの低回転領域であって、脱水工程の起動時には衣類に
よる偏心荷重のため水槽が大きく振動するものである。
そこでダンパー11は、水槽の振動を抑えるため取付ブ
ッシュ12に高硬度の部材を用いていた。しかし取付ブ
ッシュ12に高硬度の部材を用いると、脱水が進んで高
速回転になった場合に、水槽の振動がダンパー11から
本体10に伝わりやすくなるものである。この高周波の
振動は、特に木床の固有振動数に一致した場合は、床を
大きく振動させ騒音や家屋の振動を引き起こすものであ
る。
【0004】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするものであって、脱水時の振動
が本体に伝達されにくい構成のドラム式洗濯機を提供す
ることを第一の目的としている。
る課題を解決しようとするものであって、脱水時の振動
が本体に伝達されにくい構成のドラム式洗濯機を提供す
ることを第一の目的としている。
【0005】また脱水起動時の水槽の前後方向の振動を
効果的に防止することを第二の目的としている。
効果的に防止することを第二の目的としている。
【0006】さらに脱水起動時のダンパーの左右の揺動
を抑えて、脱水起動時の水槽の揺れを防止することを第
三の目的としているものである。
を抑えて、脱水起動時の水槽の揺れを防止することを第
三の目的としているものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、本体内にサスペンションに
よって支持された水槽と、水槽内に設けたドラムと、前
記水槽と本体との間に設けたダンパーとを有し、このダ
ンパーを取り付ける取付部は、取付用のボルトを挿入す
る取付穴の内周に高硬度緩衝材と低硬度緩衝材を二重構
造にした緩衝材を挿入したドラム式洗濯機とするもので
ある。
めの本発明の第一の手段は、本体内にサスペンションに
よって支持された水槽と、水槽内に設けたドラムと、前
記水槽と本体との間に設けたダンパーとを有し、このダ
ンパーを取り付ける取付部は、取付用のボルトを挿入す
る取付穴の内周に高硬度緩衝材と低硬度緩衝材を二重構
造にした緩衝材を挿入したドラム式洗濯機とするもので
ある。
【0008】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、前記本発明の第一の手段の構成に加え、
高硬度緩衝材の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状とし
たドラム式洗濯機とするものである。
第二の手段は、前記本発明の第一の手段の構成に加え、
高硬度緩衝材の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状とし
たドラム式洗濯機とするものである。
【0009】さらに第三の目的を達成するための本発明
の第三の手段は、ダンパーを取り付ける取付部の外周に
バネ材を設けたドラム式洗濯機とするものである。
の第三の手段は、ダンパーを取り付ける取付部の外周に
バネ材を設けたドラム式洗濯機とするものである。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、取付穴の内周に挿入し
た緩衝材が脱水工程の進行に進行に応じて、効果的に振
動の伝達を防止するよう作用するものである。つまり、
脱水起動時の大きい振動は、内側の高硬度緩衝材によっ
て抑えられ、脱水定常時の振幅の小さい周波数の高い振
動は外周部の低硬度緩衝材によって抑えるものである。
た緩衝材が脱水工程の進行に進行に応じて、効果的に振
動の伝達を防止するよう作用するものである。つまり、
脱水起動時の大きい振動は、内側の高硬度緩衝材によっ
て抑えられ、脱水定常時の振幅の小さい周波数の高い振
動は外周部の低硬度緩衝材によって抑えるものである。
【0011】また本発明の第二の手段は、特に共振回転
数を通過する際の水槽の前後方向の振動を効果的に防止
するように作用するものである。つまり、高硬度緩衝材
の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状としているため、
高硬度緩衝材の肉厚部分でダンパーの取付部を中心とす
る前後方向の揺れによるモーメントを抑えるものであ
る。
数を通過する際の水槽の前後方向の振動を効果的に防止
するように作用するものである。つまり、高硬度緩衝材
の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状としているため、
高硬度緩衝材の肉厚部分でダンパーの取付部を中心とす
る前後方向の揺れによるモーメントを抑えるものであ
る。
【0012】さらに本発明の第三の手段は、バネ材が脱
水起動時のダンパーの左右の揺動を抑えて、脱水起動時
の水槽の揺れを防止するよう作用するものである。
水起動時のダンパーの左右の揺動を抑えて、脱水起動時
の水槽の揺れを防止するよう作用するものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第一の手段の実施例の構成に
ついて図1・図2に基づいて説明する。20は洗濯機の
本体21内に複数のサスペンション22によって半拘束
的に吊り下げられた水槽である。水槽20はその内部
に、回転軸23によって軸支され、適宜通水孔24およ
び開口部25を有するドラム26を備えている。また2
7は前記水槽20の底部に一端を、他端を前記本体21
に固定したダンパーである。ダンパー 27は、両端に
ボルト29によってダンパー取付フランジ28に取り付
けられる取付部30を有している。前記ダンパー取付フ
ランジ28は、本体21および水槽20の下部に固定さ
れている。この取付部30の取付穴30aには、内周側
に硬度約80程度のブチルゴム等で構成した高硬度緩衝
材31を、外周側には同様に硬度約30程度の低硬度緩
衝材32を配した二重構造の緩衝材を挿入してある。水
槽20の軸受33の端部には、ドラムプーリ34が取り
付けられており、洗濯モータ35のシャフト36に取り
付けたモータプーリ37との間に取り付けたベルト38
によって、洗濯モータ35の回転が伝達され駆動され
る。39は前記ドラム26の衣類投入口40を開閉する
外蓋であり、一端を水槽20、他端を本体21に固定し
たベローズ41と当接している。さらに42は、本体2
1の底部に取り付けた固定足である。
ついて図1・図2に基づいて説明する。20は洗濯機の
本体21内に複数のサスペンション22によって半拘束
的に吊り下げられた水槽である。水槽20はその内部
に、回転軸23によって軸支され、適宜通水孔24およ
び開口部25を有するドラム26を備えている。また2
7は前記水槽20の底部に一端を、他端を前記本体21
に固定したダンパーである。ダンパー 27は、両端に
ボルト29によってダンパー取付フランジ28に取り付
けられる取付部30を有している。前記ダンパー取付フ
ランジ28は、本体21および水槽20の下部に固定さ
れている。この取付部30の取付穴30aには、内周側
に硬度約80程度のブチルゴム等で構成した高硬度緩衝
材31を、外周側には同様に硬度約30程度の低硬度緩
衝材32を配した二重構造の緩衝材を挿入してある。水
槽20の軸受33の端部には、ドラムプーリ34が取り
付けられており、洗濯モータ35のシャフト36に取り
付けたモータプーリ37との間に取り付けたベルト38
によって、洗濯モータ35の回転が伝達され駆動され
る。39は前記ドラム26の衣類投入口40を開閉する
外蓋であり、一端を水槽20、他端を本体21に固定し
たベローズ41と当接している。さらに42は、本体2
1の底部に取り付けた固定足である。
【0014】以下本実施例の動作について説明する。洗
濯・すすぎを終えて脱水工程に入ったとき、つまり脱水
起動時には、衣類がドラム26の下部に偏って分布して
いるため、水槽20は大きく振動しようとする。このと
きの大きな振動yは、外周側に配置した低硬度緩衝材3
2と内周側に配置した高硬度緩衝材31によって受けら
れ、内周側に配置した高硬度緩衝材31がこの振動を吸
収する。従って脱水起動時のダンパー 27の大きな振
動は減衰されて、ボルト29・ダンパ取付フランジ28
から本体21に伝達される振動量は小さいものとなる。
濯・すすぎを終えて脱水工程に入ったとき、つまり脱水
起動時には、衣類がドラム26の下部に偏って分布して
いるため、水槽20は大きく振動しようとする。このと
きの大きな振動yは、外周側に配置した低硬度緩衝材3
2と内周側に配置した高硬度緩衝材31によって受けら
れ、内周側に配置した高硬度緩衝材31がこの振動を吸
収する。従って脱水起動時のダンパー 27の大きな振
動は減衰されて、ボルト29・ダンパ取付フランジ28
から本体21に伝達される振動量は小さいものとなる。
【0015】脱水が進んで脱水定常時となると、衣類に
含まれている水分の脱水が進むために、ドラム26の回
転は高速となり、水槽20の振動量yも小さくなる。こ
のときには、ダンパー27の振動は外周部に配置してい
る低硬度緩衝材32だけで受けるようになる。この緩衝
材32は低硬度あって柔らかいため、高周波の振幅の小
さい振動を吸収するのに適している。従って脱水定常時
の高周波の振動が、ボルト29・ダンパ取付フランジ2
8から本体21に伝達される振動量を小さくすることが
できるものである。
含まれている水分の脱水が進むために、ドラム26の回
転は高速となり、水槽20の振動量yも小さくなる。こ
のときには、ダンパー27の振動は外周部に配置してい
る低硬度緩衝材32だけで受けるようになる。この緩衝
材32は低硬度あって柔らかいため、高周波の振幅の小
さい振動を吸収するのに適している。従って脱水定常時
の高周波の振動が、ボルト29・ダンパ取付フランジ2
8から本体21に伝達される振動量を小さくすることが
できるものである。
【0016】以上のように本実施例によれば、脱水時の
水槽20の振動が設置床に直接伝わって、設置床の固有
振動数で床を大きく振動させたりすることはないもので
ある。 次に本発明の第二の手段の実施例について、図
3に基づいて説明する。本実施例の全体構成は、前記実
施例と同様図1で示した構成であり説明を省略する。2
7は水槽20下部と本体21との間に設けたダンパーで
ある。ダンパー 27は、両端にボルト29によってダ
ンパー取付フランジ28に取り付けられる取付部43を
有している。前記ダンパー取付フランジ28は、本体2
1および水槽20の下部に固定されている。この取付部
43の取付穴43a内部には、円周方向に以下の2重構
造の緩衝材を配置している。つまり内周側は、硬度約8
0程度のブチルゴム等で構成した高硬度緩衝材44を、
断面形状がダンパー取付フランジ28の方向にしだいに
肉厚とした、すなわち両端部を肉厚とした鼓状の形状と
している。また外周側は、高硬度緩衝材44の外周に沿
った形状をした硬度約30程度の低硬度緩衝材45とし
ている。
水槽20の振動が設置床に直接伝わって、設置床の固有
振動数で床を大きく振動させたりすることはないもので
ある。 次に本発明の第二の手段の実施例について、図
3に基づいて説明する。本実施例の全体構成は、前記実
施例と同様図1で示した構成であり説明を省略する。2
7は水槽20下部と本体21との間に設けたダンパーで
ある。ダンパー 27は、両端にボルト29によってダ
ンパー取付フランジ28に取り付けられる取付部43を
有している。前記ダンパー取付フランジ28は、本体2
1および水槽20の下部に固定されている。この取付部
43の取付穴43a内部には、円周方向に以下の2重構
造の緩衝材を配置している。つまり内周側は、硬度約8
0程度のブチルゴム等で構成した高硬度緩衝材44を、
断面形状がダンパー取付フランジ28の方向にしだいに
肉厚とした、すなわち両端部を肉厚とした鼓状の形状と
している。また外周側は、高硬度緩衝材44の外周に沿
った形状をした硬度約30程度の低硬度緩衝材45とし
ている。
【0017】以下本実施例の動作について説明する。脱
水起動時、特に共振回転数を通過するときには、衣類に
よる偏心荷重のため水槽21が前後に大きく振動しよう
とする。このとき本実施例では、ダンパー取付部43の
高硬度緩衝材44の断面形状をダンパー取付フランジ2
8方向にしだいに肉厚とした鼓状の形状としているた
め、この肉厚部分でダンパー取付部43を中心とする前
後方向の揺れによるモーメントxが抑えられる。また脱
水が進行して定常脱水状態となって、ドラム26が高速
回転をするようになると、水槽21の振動は小さくなっ
て、ダンパー取付部43に伝わる振動も小さくなって、
低硬度緩衝材45がこの振動を吸収する。
水起動時、特に共振回転数を通過するときには、衣類に
よる偏心荷重のため水槽21が前後に大きく振動しよう
とする。このとき本実施例では、ダンパー取付部43の
高硬度緩衝材44の断面形状をダンパー取付フランジ2
8方向にしだいに肉厚とした鼓状の形状としているた
め、この肉厚部分でダンパー取付部43を中心とする前
後方向の揺れによるモーメントxが抑えられる。また脱
水が進行して定常脱水状態となって、ドラム26が高速
回転をするようになると、水槽21の振動は小さくなっ
て、ダンパー取付部43に伝わる振動も小さくなって、
低硬度緩衝材45がこの振動を吸収する。
【0018】さらに本発明の第三の手段の実施例につい
て図4に基づいて説明する。本実施例の全体構成は図1
と同様であり説明を省略する。ダンパー取付部50の外
周には、円周方向にダンパー27が一定のストロークx
揺動すると(左右いずれでもよい)、本体21に弾接し
て作用するバネ材51を固定している。なお、緩衝材に
ついては、第一または第二の手段の緩衝材を採用した構
成あるいは緩衝材を用いない構成のいずれであってもよ
い。
て図4に基づいて説明する。本実施例の全体構成は図1
と同様であり説明を省略する。ダンパー取付部50の外
周には、円周方向にダンパー27が一定のストロークx
揺動すると(左右いずれでもよい)、本体21に弾接し
て作用するバネ材51を固定している。なお、緩衝材に
ついては、第一または第二の手段の緩衝材を採用した構
成あるいは緩衝材を用いない構成のいずれであってもよ
い。
【0019】以上の構成で、衣類の偏りが原因して水槽
20が脱水起動時に左右に大きく振動した場合に、この
振動を抑制するものである。すなわち、水槽20が左右
に大きく振動すると、ダンパー27も左右に揺動する。
このときダンパー取付部50に取り付けているバネ材5
1は本体21に弾接することになり、バネ効果によって
逆方向に反発する。このことによって、ダンパー27の
大きな揺動は抑えられ、起動時の水槽20の揺動を抑え
ることができる。
20が脱水起動時に左右に大きく振動した場合に、この
振動を抑制するものである。すなわち、水槽20が左右
に大きく振動すると、ダンパー27も左右に揺動する。
このときダンパー取付部50に取り付けているバネ材5
1は本体21に弾接することになり、バネ効果によって
逆方向に反発する。このことによって、ダンパー27の
大きな揺動は抑えられ、起動時の水槽20の揺動を抑え
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の第一の手段によれば、水槽と本
体との間に設けたダンパーを取り付けるための取付部
は、取付用のボルトを挿入する取付穴の内周に高硬度緩
衝材と低硬度緩衝材を二重構造にした緩衝材を挿入した
構成として、脱水開始時の振動と脱水定常時の振動を効
果的に吸収して、低騒音なドラム式洗濯機を実現するも
のである。
体との間に設けたダンパーを取り付けるための取付部
は、取付用のボルトを挿入する取付穴の内周に高硬度緩
衝材と低硬度緩衝材を二重構造にした緩衝材を挿入した
構成として、脱水開始時の振動と脱水定常時の振動を効
果的に吸収して、低騒音なドラム式洗濯機を実現するも
のである。
【0021】さらに本発明の第二の手段によれば、高硬
度緩衝材の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状とした構
成とすることによって、特に脱水起動時に共振回転数を
通過するときの前後方向の揺れによるモーメントを抑え
ることができるドラム式洗濯機を実現するものである。
度緩衝材の断面形状を両端部を肉厚とした鼓状とした構
成とすることによって、特に脱水起動時に共振回転数を
通過するときの前後方向の揺れによるモーメントを抑え
ることができるドラム式洗濯機を実現するものである。
【0022】さらに本発明の第三の手段によれば、ダン
パーの取付部にバネ材を設けた構成として、ダンパーの
取付部が一定のストローク以上揺動しないようにし、起
動時の大きな振動を抑えることができるドラム式洗濯機
を実現するものである。
パーの取付部にバネ材を設けた構成として、ダンパーの
取付部が一定のストローク以上揺動しないようにし、起
動時の大きな振動を抑えることができるドラム式洗濯機
を実現するものである。
【図1】本発明の第一の手段の実施例であるドラム式洗
濯機の縦断面図
濯機の縦断面図
【図2】同ドラム式洗濯機のダンパー取付部を示す縦断
面図
面図
【図3】本発明の第二の手段の実施例であるダンパー取
付部の縦断面図
付部の縦断面図
【図4】本発明の第三の手段の実施例であるダンパー取
付部の斜視図
付部の斜視図
【図5】従来例におけるドラム式洗濯機のダンパー取付
部の縦断面図
部の縦断面図
20 水槽 21 本体 22 サスペンション 26 ドラム 27 ダンパー 29 ボルト 30・43・50 ダンパー取付部 31・44 高硬度緩衝材 32・45 低硬度緩衝材 51 バネ材
フロントページの続き (72)発明者 岩切 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 本体内にサスペンションによって支持さ
れた水槽と、水槽内に設けたドラムと、前記水槽と本体
との間に設けたダンパーとを有し、このダンパーを取り
付ける取付部は、取付用のボルトを挿入する取付穴の内
周に高硬度緩衝材と低硬度緩衝材を二重構造にした緩衝
材を挿入したドラム式洗濯機。 - 【請求項2】 高硬度緩衝材の断面形状を両端部を肉厚
とした鼓状とした請求項1記載のドラム式洗濯機。 - 【請求項3】 本体内にサスペンションによって支持さ
れた水槽と、水槽内に設けたドラムと、前記水槽と本体
との間に設けたダンパーとを有し、このダンパーを取り
付ける取付部の外周にはバネ材を設けたドラム式洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053357A JPH05253387A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4053357A JPH05253387A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ドラム式洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05253387A true JPH05253387A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=12940551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4053357A Pending JPH05253387A (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05253387A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020992A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ドラム式洗濯機 |
US7739890B2 (en) | 2005-09-01 | 2010-06-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing and/or drying machine having a damper connecting structure including a reinforcing portion |
KR101028079B1 (ko) * | 2004-03-02 | 2011-04-08 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기의 댐퍼 조립구조 |
ES2431464R1 (es) * | 2012-05-23 | 2013-11-29 | Bsh Electrodomesticos Espana | Amortiguador radial de vibraciones de recorrido libre, y aparato doméstico con un sistema de amortiguación que comprende dicho amortiguador radial |
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-
1992
- 1992-03-12 JP JP4053357A patent/JPH05253387A/ja active Pending
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