JP2001269497A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

Info

Publication number
JP2001269497A
JP2001269497A JP2000082435A JP2000082435A JP2001269497A JP 2001269497 A JP2001269497 A JP 2001269497A JP 2000082435 A JP2000082435 A JP 2000082435A JP 2000082435 A JP2000082435 A JP 2000082435A JP 2001269497 A JP2001269497 A JP 2001269497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tub
outer tub
attached
bath
washing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000082435A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kinouchi
隆生 紀之内
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Kazushige Murakami
一重 村上
Katsuto Nakagawa
克人 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000082435A priority Critical patent/JP2001269497A/ja
Publication of JP2001269497A publication Critical patent/JP2001269497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量の制振用錘を利用して振動を効果的に抑
制することが可能なドラム式洗濯機を提供する。 【解決手段】 外槽3及び該外槽付設部品群4の重心
位置9と、洗濯槽2の回転軸に対して対向する位置、或
は、外槽3及び該外槽付設部品群4の重心位置9と、洗
濯槽2の回転軸に対して対向する位置及び外槽3の左右
側面に分散させて制振用の錘42を付設することによっ
て、外槽3及び該外槽付設部品群4の重心位置が、洗濯
槽2の回転軸、即ち主軸21上に近づくため、洗濯槽2
が設置された外槽3及び該外槽付設部品群4が振動する
際、外槽3及び該外槽付設部品群4の重心位置が、洗濯
槽2の回転軸上とずれて存在することによる、振動を更
に付勢するモーメントの発生を軽減させることが可能で
ある。従って、軽量の錘を使用して、重い錘と同等の制
振効果が得られ、ドラム式洗濯機の軽量化、低額化が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横向きの回転軸を
有する洗濯槽の内部に洗濯物を収容して、該洗濯槽の回
転によって洗濯物に洗濯を施すドラム式洗濯機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯機の一例について図
を用いて説明する。図7及び図8に示す如く、外槽
(3)に外槽付設部品群(4)が取り付けられ、該外槽
(3)及び外槽付設部品群(4)がベース(1)からバ
ネ(5)(5)及びダンパー(6)(6)によって支持
されており、該外槽(3)の内部には、洗濯槽(2)が
回転自在に設置されている。外槽付設部品群(4)は、
外槽を受ける外槽受け枠(41)、制振用の錘(42)
および洗濯物を投入する際に開放すべき蓋(43)、等
で構成されている。
【0003】又、洗濯槽(2)は外槽(3)に取り付け
られた駆動機構(7)によって、回転駆動される。駆動
機構(7)は、駆動源として外槽(3)の底面に取り付
けられたモータ(8)を具え、その出力軸(81)に
は、原動プーリ(71)が取り付けられている。
【0004】更に、外槽(3)の背面には、洗濯槽
(2)の回転軸となる主軸(21)が突設されている。
主軸(21)の先端部には従動プーリ(73)が取り付
けられ、前記原動プーリ(71)との間にベルト(7
2)が張設されている。
【0005】従って、モータ(8)が回転駆動される
と、その回転は、原動プーリ(71)ベルト(72)及
び従動プーリ(73)を経て、主軸(21)に伝えられ
る。
【0006】上記ドラム式洗濯機において、洗濯槽
(2)に洗濯物及び洗濯水を収容して、洗濯槽(2)を
低速回転させることによって、洗濯物に洗濯を施した
後、洗濯水を排水した上で、洗濯槽(2)を高速回転さ
せ、洗濯物に脱水を施す。
【0007】洗濯槽(2)の回転時においては、洗濯槽
(2)の内周壁に洗濯物が押し付けられた状態で回転す
るため、洗濯物の偏在が偏心荷重となって、洗濯槽
(2)、外槽(3)及び外槽付設部品群(4)が激しく
振動し、洗濯機が設置された床面から大きな騒音が発生
することになる。そこで、従来のドラム式洗濯機におい
ては、外槽(3)をバネ(5)やダンパー(6)によっ
て支持すると共に、外槽(3)に制振用の錘(42)を
付加して重量を増加する対策が施されており、振動の抑
制を図っている。制振用の錘(42)は、主に外槽側面
下方に付設されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドラム式洗濯機においては、外槽(3)の下方に制
振用の錘(42)や洗濯槽駆動用のモータ(8)が付設
されており、これによって、ベースから弾性支持された
外槽(3)及び該外槽付設部品群(4)の重心位置
(9)が、洗濯槽(2)の回転軸の下方に存在すること
となる。この結果、洗濯物の偏在による偏心荷重によっ
て、洗濯槽(2)が設置された外槽(3)及び該外槽付
設部品群(4)が振動する際、外槽(3)及び該外槽付
設部品群(4)の重心位置(9)が、洗濯槽(2)の回
転軸上とずれて下方に存在するために、振動を更に付勢
するモーメントが発生することになる。又、制振用の錘
(42)を更に増加すれば振動を抑制することが可能で
あるが、ドラム式洗濯機が更に重くなり、高額化すると
いう問題がある。本発明の目的は、ドラム式洗濯機にお
ける振動を効果的に抑制することである。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明のドラム式洗濯機
は、ベースに弾性支持された外槽内に、回転可能な洗濯
槽が横向きに設置されたドラム式洗濯機において、外槽
及び該外槽付設部品群の重心位置と、洗濯槽回転軸に対
して対向する位置に制振用の錘が付設されていることを
特徴とする。
【0010】上記の構成であれば、外槽及び該外槽付設
部品群の重心位置が、洗濯槽の回転軸に近づくため、洗
濯槽が設置された外槽及び該外槽付設部品群が振動する
際、外槽及び該外槽付設部品群の重心位置が、洗濯槽の
回転軸上とずれて存在することによる、振動を更に付勢
するモーメントの発生を、軽量の錘の利用で軽減させる
ことが可能である。
【0011】又、本発明のドラム式洗濯機は、ベースに
弾性支持された外槽内に、回転可能な洗濯槽が横向きに
設置されたドラム式洗濯機において、外槽及び該外槽付
設部品群の重心位置と、洗濯槽回転軸に対して対向する
位置、及び外槽左右側面に分散させて制振用の錘が付設
されていることを特徴とする。
【0012】上記の構成であれば、外槽及び該外槽付設
部品群の重心位置が、洗濯槽の回転軸に近づくため、洗
濯槽が設置された外槽及び該外槽付設部品群が振動する
際、外槽及び該外槽付設部品群の重心位置が、洗濯槽の
回転軸上とずれて存在することによる、振動を更に付勢
するモーメントの発生を、軽量の錘の利用で軽減させる
ことが可能であり、且つ外槽及び該外槽付設部品群の重
心位置と、洗濯槽回転軸に対して対向する位置への錘の
過度の付設による、振動を更に付勢するモーメントの発
生を軽減させることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1及び図2に基づいて説明する。なお、主な構成は、従
来の技術のドラム式洗濯機と同様であるので省略する。
【0014】洗濯槽(2)の回転時においては、洗濯槽
(2)の内周壁に洗濯物が押し付けられた状態で回転す
るため、洗濯物の偏在が偏心荷重となって、洗濯槽
(2)、外槽(3)及び外槽付設部品群(4)が激しく
振動し、洗濯機が設置された床面から大きな騒音が発生
することになる。ここで、外槽(3)及び該外槽付設部
品群(4)の重心位置(9)と、洗濯槽(2)の回転軸
に対して対向する位置、及び外槽(3)の左右側面に制
振用の錘(42)を付設することによって、外槽(3)
及び該外槽付設部品群(4)の重心位置が、洗濯槽
(2)の回転軸、即ち主軸(21)上に近づくため、洗
濯槽(2)が設置された外槽(3)及び該外槽付設部品
群(4)が振動する際、外槽(3)及び該外槽付設部品
群(4)の重心位置(9)が、洗濯槽(2)の回転軸上
とずれて存在することによる、振動を更に付勢するモー
メントの発生を軽減させることが可能である。
【0015】図3及び図4は、本発明に係る洗濯機の効
果を実証するために行った計算機シミュレーションの結
果の一例を表している。グラフの横軸は、制振用の錘の
重量と付設位置を表している。たとえば「100横」は
総重量100kgの錘を外槽左右側面に50kgずつ均
等に付設していることを表している。「100横上」は
総重量100kgの錘を外槽左右側面に25kgずつ均
等に付設し、外槽上部に50kgに付設していることを
表している。「100上」は総重量100kgの錘を全
て外槽上部に付設していることを表している。なお、外
槽及び該外槽付設部品群の総重量は300kgである。
【0016】外槽及び該外槽付設部品群の重心位置が、
洗濯槽の回転軸上とずれて下方に存在することによる、
振動を更に付勢するモーメントの発生を軽減させるため
には、制振用の錘をできる限り外槽上側に付設すれば効
果的であると考えられる。更に、制振用の錘を外槽側面
へ分散させて付設することによって、外槽上側への錘の
過度の付設による、振動を更に付勢するモーメントの発
生を軽減させることが可能である。図3においては、全
ての錘を外槽の左右側面に付設する場合より、全ての錘
を外槽上部へ付設する場合のほうが、制振効果が大きい
ことを示し、外槽の上部及び左右側面に分散させて付設
する場合のほうが、更に制振効果が大きいことを示して
いる。
【0017】図4においては、総重量150kgの錘
を、外槽側面に付設した場合よりも、総重量100kg
の錘を、外槽の左右側面及び上部に分散させて付設する
場合のほうが、制振効果が大きいことを示している。従
って、ドラム式洗濯機の軽量化、低額化が可能となる。
【0018】又、この発明の第2の実施の形態を図5及
び図6に基づいて説明する。図5及び図6に示す如く、
外槽(3)に外槽付設部品群(4)が取り付けられ、該
外槽(3)及び外槽付設部品群(4)がベース(1)か
らバネ(5)(5)及びダンパー(6)(6)によって
支持されており、該外槽(3)の内部には、洗濯槽
(2)が回転自在に設置されている。外槽付設部品群
(4)は、外槽を受ける外槽受け枠(41)、制振用の
錘(42)および洗濯物を投入する際に開放すべき蓋
(43)、等で構成されている。
【0019】その他の構成は、従来の技術のドラム式洗
濯機及び第1の実施の形態と同様であるので省略する。
【0020】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮するように解するべきではな
い。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、
特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可
能であることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軽量の錘を使用して、重い錘と同等の制振効果が得ら
れ、ドラム式洗濯機の軽量化、低額化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機
の正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機
の一部破断側面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機
に発生する振動の振幅を表すグラフである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態のドラム式洗濯機
に発生する振動の振幅を表すグラフである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態のドラム式洗濯機
の正面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態のドラム式洗濯機
の一部破断側面図である。
【図7】 従来のドラム式洗濯機の正面図である。
【図8】 従来のドラム式洗濯機の一部破断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース 2 洗濯槽 21 主軸 3 外槽 4 外槽付設部品群 41 外槽受け枠 42 制振用錘 43 蓋 5 バネ 6 ダンパー 7 駆動機構 8 モータ
フロントページの続き (72)発明者 村上 一重 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中川 克人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA06 BA04 CA02 DC21 DD05 MA01 MA02 MA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに弾性支持された外槽内に、回転
    可能な洗濯槽が横向きに設置されたドラム式洗濯機にお
    いて、外槽及び該外槽付設部品群の重心位置と洗濯槽回
    転軸に対して対向する位置に制振用の錘が付設されてい
    ることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 ベースに弾性支持された外槽内に、回転
    可能な洗濯槽が横向きに設置されたドラム式洗濯機にお
    いて、外槽及び該外槽付設部品群の重心位置と洗濯槽回
    転軸に対して対向する位置、及び外槽左右側面に分散さ
    せて制振用の錘が付設されていることを特徴とするドラ
    ム式洗濯機。
JP2000082435A 2000-03-23 2000-03-23 ドラム式洗濯機 Pending JP2001269497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082435A JP2001269497A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ドラム式洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082435A JP2001269497A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001269497A true JP2001269497A (ja) 2001-10-02

Family

ID=18599247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000082435A Pending JP2001269497A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001269497A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155942B2 (en) * 2001-06-21 2007-01-02 Lg Electronics Inc. Balance weight in drum type washing machine and manufacturing method thereof
JP2007000529A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
JP2007143610A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Mitsubishi Electric Corp ドラム式洗濯機
JP2009006006A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Panasonic Corp 洗濯機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155942B2 (en) * 2001-06-21 2007-01-02 Lg Electronics Inc. Balance weight in drum type washing machine and manufacturing method thereof
JP2007000529A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
JP4636951B2 (ja) * 2005-06-27 2011-02-23 三洋電機株式会社 ドラム式洗濯機
JP2007143610A (ja) * 2005-11-24 2007-06-14 Mitsubishi Electric Corp ドラム式洗濯機
JP2009006006A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Panasonic Corp 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3699855B2 (ja) ドラム式洗濯機
EP2573249B1 (en) Drum type washing machine
EP1688525A1 (en) Drum washing machine with balance weight
JP2012130475A (ja) ドラム式洗濯機
KR101698852B1 (ko) 세탁장치
JP2010194023A (ja) 洗濯機
KR101654054B1 (ko) 세탁장치
JP2012130474A (ja) ドラム式洗濯機
JP2001269497A (ja) ドラム式洗濯機
JP2017056076A (ja) ドラム式洗濯機
JP3121640B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2012135367A (ja) 洗濯機の振動吸収装置
JP2004141632A (ja) 洗濯機の振動吸収装置、及びこれを用いた洗濯機
JP2003230792A (ja) ドラム式洗濯機
JPH11114280A (ja) ドラム式洗濯機
JP2005211694A (ja) ドラム式洗濯機
JPH10201993A (ja) ドラム式洗濯機
JPH04220291A (ja) ドラム式洗濯機
JPH04352994A (ja) ドラム式電気洗濯機
JPH05253387A (ja) ドラム式洗濯機
JP2005152052A (ja) 洗濯機
JP2001239089A (ja) ドラム式洗濯機
JPH1033877A (ja) ドラム式洗濯機
US20030115913A1 (en) Washing machine with an improved water tub
JPH0584376A (ja) ドラム式洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227