JPH11164986A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH11164986A
JPH11164986A JP33261597A JP33261597A JPH11164986A JP H11164986 A JPH11164986 A JP H11164986A JP 33261597 A JP33261597 A JP 33261597A JP 33261597 A JP33261597 A JP 33261597A JP H11164986 A JPH11164986 A JP H11164986A
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rubber
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Shunichi Iwakiri
俊一 岩切
Katsuaki Yoshida
勝昭 吉田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設
したドラム内で洗濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機
において、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗
濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を
交互に移動させても、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の
高硬度ゴム部材からはがれることなく、洗濯機本体にが
たつきが生じず、脱水時の振動が大きくなるのを防止す
る。 【解決手段】 回転ドラムを外包した外槽を主体とする
揺動体を揺動可能に収容したボデー10の底部に略逆凹
状をなす固定脚32を固着し、この固定脚32に下方よ
り脚ゴム30を嵌着し、固定脚32の天面部31aおよ
び胴部31bの各内側面で、脚ゴム30の天部30aお
よび胴部30bの外周面を保持するよう構成する。脚ゴ
ム30は、低硬度低反発ゴム部材28が略筒状の高硬度
ゴム部材29の底部29aおよび胴部29bの外周面を
外包するように一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向の回転
軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物を洗
濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式洗濯機は図7に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図7に示すように、回転ドラム1は、外周
部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在
に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の
一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プー
リー5を固定している。第1のモータ(駆動モータ)6
は、回転ドラム1を第1の回転数N1(たとえば、53
rpm)で回転させて、洗濯またはすすぎをするもので
あり、第2のモータ(駆動モータ)7は、回転ドラム1
を第2の回転数N2(たとえば、1000rpm)で回
転させて脱水する。
【0004】これら第1のモータ6および第2のモータ
7は、それぞれベルト8、9を介して従動プーリー5に
連結している。従動プーリー5は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ6をベルト8を介して減速比が大
きい従動プーリー5aと連結し、第2のモータ7をベル
ト9を介して減速比が小さい従動プーリー5bと連結し
ている。
【0005】外槽3は、ボデー10よりばね体11で揺
動可能に吊り下げ、防振ダンパー12により脱水起動時
の振動が低減され、定常脱水時の振動がボデー10に伝
達されにくいように防振支持するとともに、脱水時の振
動を低減する重り13を設けている。略筒状のパッキン
グ部材14は、回転ドラム1の前面開口部に対応する外
槽3の開口部とボデー前面開口部との間を連結するもの
である。ボデー前面開口部に蓋15を開閉自在に設けて
いる。
【0006】外槽3の底部側にヒータ16を設けて外槽
3内の洗濯水を加熱し、さらに排水用の排水ホース17
の一端を接続し、排水ホース17の他端を排水ポンプ1
8に接続して、外槽3内の洗濯水を排水するようにして
いる。
【0007】給水弁19は外槽3内に水を給水するもの
である。制御装置20は、第1のモータ6、第2のモー
タ7、ヒータ16、排水ポンプ18、給水弁19などの
動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を
逐次制御する。
【0008】ボデー10の底部の四隅には、脚ユニット
21を設けている。脚ユニット21は、図8に示すよう
に、低硬度低反発ゴム部材22aが略筒状の高硬度ゴム
部材22bの底部を外包するように一体に形成した脚ゴ
ム22を、固定脚23の略逆凹状部23aの下方より嵌
着し、略逆凹状部23aの天面部および胴部の各内側面
で、脚ゴム22の天部および胴部の外周面を保持してい
る。この脚ユニット21は、略センターに設けた貫通穴
にボルト24を貫通させ、座金25を介して、ボデー1
0の底部内面側に設けたナット26に、ボルト24を締
め付け固定している。
【0009】上記構成において動作を説明すると、蓋1
5を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイ
ッチ(図示せず)をオンした後、制御装置20に設けた
スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始す
ると、給水弁19が動作して給水および洗剤投入を行
い、水位検知手段(図示せず)により所定の水位を検知
すると給水を停止し、第1の駆動モータ6を駆動する。
洗濯行程では、洗濯物に水が含まれるため補給水しなが
ら、回転ドラム1は第1の駆動モータ6によって第1の
回転数N1で回転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は
持ち上げられて水面上に落下される。
【0010】このとき、ヒータ16に通電して外槽3内
の洗濯水をほぼ一定の温度に制御しながら加熱する。洗
濯行程が終了すると、排水ポンプ18が動作して外槽3
内の洗濯水を排水する。すすぎ行程においても洗濯行程
と同様の動作を行う。
【0011】脱水行程では、回転ドラム1は第2の駆動
モータ7によって第2の回転数N2で回転駆動され、洗
濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗
濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転
ドラム1、外槽3などの揺動体は振動するが、脱水起動
時は防振ダンパー12により揺動体の振動を減衰し、定
常脱水時は防振ダンパー12の防振機構によりボデー1
0に伝達されにくくはなっている。たとえ、仮に揺動体
の振動がボデー10に伝達されても、脚ユニット21の
脚ゴム22の略筒状の高硬度ゴム部材22bの底部を外
包するように一体に形成した低硬度低反発ゴム部材22
aにより、ボデー10の振動を減衰させている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、脚ユニット21は、低硬度低反発ゴム部材22a
が略筒状の高硬度ゴム部材22bの底部を外包するよう
に一体に形成した脚ゴム22を、固定脚23の略逆凹状
部23aの下方より嵌着し、略逆凹状部23aの天面部
および胴部の各内側面で、脚ゴム22の天部および胴部
の外周面を保持したものであるため、洗濯機本体を設置
する際や運搬する際に、図9の矢印aのように、洗濯機
本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を交互
に移動させたりすると、矢印bのように、低硬度低反発
ゴム部材22aが、略筒状の高硬度ゴム部材22bから
はがれてしまい、先端が脚の裏側にめりこんでしまい、
洗濯機本体にがたつきが生じ、脱水時の振動が大きくな
るといった問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機本
体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を交互に
移動させたりしても、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の
高硬度ゴム部材からはがれることはなく、洗濯機本体に
がたつきが生じず、脱水時の振動が大きくなるのを防止
することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムを
外槽により外包し、洗濯時および脱水時に回転ドラムを
駆動モータで回転し、外槽を主体とする揺動体をボデー
に揺動可能に収容し、このボデーの底部に略逆凹状をな
す固定脚を固着し、この固定脚に下方より脚ゴムを嵌着
し、固定脚の天面部および胴部の各内側面で、脚ゴムの
天部および胴部の外周面を保持するよう構成し、脚ゴム
は、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の高硬度ゴム部材の
底部および胴部の外周面を外包するように一体に形成し
たものである。
【0015】これにより、洗濯機本体を設置する際や運
搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を
斜めにし、脚を交互に移動させたりしても、低硬度低反
発ゴム部材が、略筒状の高硬度ゴム部材からはがれるこ
とはなく、洗濯機本体にがたつきが生じないため、脱水
時の振動が大きくなるといった問題を防止することがで
き、さらに構成が簡単であるため、組み立て作業性が悪
くなるといった問題も防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回
転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記
回転ドラムを回転させる駆動モータと、前記外槽を主体
とする揺動体を揺動可能に収容したボデーと、このボデ
ーの底部に固着した略逆凹状をなす固定脚と、この固定
脚に下方より嵌着し前記固定脚の天面部および胴部の各
内側面で天部および胴部の外周面を保持した脚ゴムとを
備え、前記脚ゴムは、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の
高硬度ゴム部材の底部および胴部の外周面を外包するよ
うに一体に形成したものであり、組立作業性、サービス
性を悪化させることなく、洗濯機本体を設置する際や運
搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を
斜めにし、脚を交互に移動させたりしても、低硬度低反
発ゴム部材が略筒状の高硬度ゴム部材からはがれること
はなく、洗濯機本体にがたつきが生じないため、脱水時
の振動が大きくなるといった問題を防止することができ
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、固定脚の胴部内側面には、脚ゴム
の低硬度低反発ゴム部材と高硬度ゴム部材のいずれもが
接したものであり、固定脚の胴部内側面と高硬度ゴム部
材との嵌合で固定しているため、固定脚と脚ゴムの固定
強度を低下させることがなく、組立作業性も悪化させる
ことなく、脱水時の前後左右の横方向への振動が大きく
なるといった問題を防止することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、略水平方向に回
転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラムを外包した
外槽と、洗濯時および脱水時に前記回転ドラムを回転さ
せる駆動モータと、前記外槽を主体とする揺動体を揺動
可能に収容したボデーと、このボデーの底部に固着した
略逆凹状をなす固定脚と、この固定脚に下方より嵌着し
前記固定脚の天面部および胴部の各内側面で天部および
胴部の外周面を保持した脚ゴムとを備え、前記脚ゴム
は、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の高硬度ゴム部材の
底部を外包し、かつその底部の外周部より上方に略筒状
の筒部をなすように一体に形成し、前記筒部により前記
固定脚の胴部外面を外包したものであり、固定脚の胴部
内側面と高硬度ゴム部材との嵌合で固定しているため、
固定脚と脚ゴムの固定強度を低下させることがなく、さ
らに、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機
本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を交互
に移動させたりしても、低硬度低反発ゴム部材が、略筒
状の高硬度ゴム部材からはがれることはなく、洗濯機本
体にがたつきが生じないため、脱水時の振動が大きくな
るといった問題を防止することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、固定脚の胴部外面と、この胴部外
面を外包する低硬度低反発ゴム部材の略筒状の筒部とを
固定したものであり、その略筒状の筒部の先端が変形
し、口を開いた状態となることはなく、見苦しいことに
なることはない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0021】(実施例1)図2に示すように、ボデー1
0の底部の四隅には、脚ユニット27を設けている。脚
ユニット27は、図1に示すように、低硬度低反発ゴム
部材28が略筒状の高硬度ゴム部材29の底部29aお
よび胴部29bの外周面を外包するように一体に形成し
た脚ゴム30と、略逆凹状部31を有する固定脚32か
らなり、脚ゴム30は、固定脚32に下方より嵌着して
いる。
【0022】固定脚32は、略逆凹状部31の天面部3
1aおよび胴部31bの各内側面で、脚ゴム30の天部
30aおよび胴部30bの各外周面を保持している。固
定脚32の略逆凹状部31と脚ゴム30の高硬度ゴム部
材29の略センターには、それぞれ第1の貫通穴33と
第2の貫通穴34を設けている。第1の貫通穴33に
は、第1の段部35を設けており、その第1の段部35
には座金36を設けている。
【0023】第2の貫通穴34には、第2の段部37を
設けている。ボルト38は、座金36に対応する第3の
段部39と、第2の段部37に対応する第4の段部40
を有しており、第1の貫通穴33と第2の貫通穴34を
貫通し、第3の段部39で座金36を介して、固定脚3
2を、第4の段部40で脚ゴム30を押さえ、ボデー1
0の底部内面側に設けたナット41に締め付け、固定し
ている。
【0024】このような構成にすると、設置業者や使用
者が、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、図3の
矢印cのように、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本
体を斜めにし、脚を交互に移動させたりしても、低硬度
低反発ゴム部材28は変形するだけで、略筒状の高硬度
ゴム部材29からはがれてしまうことはなく、洗濯機本
体にがたつきが生じないため、脱水時の振動が大きくな
るといった問題を防止することができる。
【0025】(実施例2)図4に示すように、脚ゴム4
2は、低硬度低反発ゴム部材43が略筒状の高硬度ゴム
部材44の底部44aおよび胴部外周面の下半分44b
を外包するように一体に形成しており、固定脚32の略
逆凹状部31の胴部31bの内側面には、脚ゴム42の
低硬度低反発ゴム部材43と高硬度ゴム部材44のいず
れもが接して固定されている。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0026】上記実施例1の構成では、固定脚32の略
逆凹状部31の胴部31bの内側面と低硬度低反発ゴム
部材28のみが嵌合しているため、固定脚32と脚ゴム
30の固定力が弱くなり、前後左右の横方向への振動が
大きくなる傾向にあった。そこで、本実施例では、上記
問題を解決するものである。
【0027】このような構成にすると、固定脚32と脚
ゴム42の固定が、固定脚32の略逆凹状部31の胴部
31bの内側面と高硬度ゴム部材44との嵌合で行われ
ているため、固定脚32と脚ゴム42の固定強度を低下
させることがなく、組立作業性も悪化させることなく、
脱水時の前後左右の横方向への振動が大きくなるといっ
た問題を防止することができる。
【0028】(実施例3)図5に示すように、脚ゴム4
5は、低硬度低反発ゴム部材46が略筒状の高硬度ゴム
部材47の底部を外包し、かつその底部の外周部より上
方に略筒状の筒部48を有するように一体に形成してお
り、略逆凹状部31を有する固定脚32に下方より嵌着
している。固定脚32は、略逆凹状部31の天面部31
aおよび胴部31bの各内側面で、脚ゴム45の高硬度
ゴム部材47の天部47aおよび胴部47bの各外周面
を保持している。低硬度低反発ゴム部材46の略筒状の
筒部48は、固定脚32の胴部外面49を外包してい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0029】このような構成にすると、固定脚32の略
逆凹状部31の胴部内側面31bと高硬度ゴム部材47
の胴部47bとの嵌合で固定しているため、固定脚32
と脚ゴム45の固定強度を低下させることがなく、脱水
時の前後左右の横方向への振動が大きくなるといった問
題を防止することができる。
【0030】さらに、洗濯機本体を設置する際や運搬す
る際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜め
にし、脚を交互に移動させたりしても、低硬度低反発ゴ
ム部材46の略筒状の筒部48の先端が脚の裏側にめり
こんでしまうこともないため、略筒状の高硬度ゴム部材
からはがれることはなく、洗濯機本体にがたつきが生じ
ず、脱水時の振動が大きくなるといった問題を防止する
ことができる。
【0031】(実施例4)図6に示すように、バンド5
0は、固定脚32の胴部外面49を外包する低硬度低反
発ゴム部材46の略筒状の筒部48の外側より、締め付
けており、固定脚32の胴部外面49と低硬度低反発ゴ
ム部材46の略筒状の筒部48とを固定している。他の
構成は上記実施例3と同じである。
【0032】上記実施例3の構成では、低硬度低反発ゴ
ム部材46の略筒状の筒部48は、固定脚32の胴部外
面49を外包しているだけであるので、洗濯機本体を設
置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、
洗濯機本体を斜めにし、脚を交互に移動させたりする
と、略筒状の筒部48の先端が変形し、口を開いた状態
となり、見苦しいことになることがあった。そこで、本
実施例では、上記問題を解決するものである。
【0033】このような構成にすると、洗濯機本体を設
置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、
洗濯機本体を斜めにし、脚を交互に移動させたりして
も、略筒状の筒部48の先端が変形し、口を開いた状態
となることはなく、見苦しいことになることはない。
【0034】なお、本実施例では、固定脚32の胴部外
面49と低硬度低反発ゴム部材46の略筒状の筒部48
との固定にバンド50を用いているが、接着剤等で固定
しても同等の効果が得られることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
水時に前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、前記
外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデー
と、このボデーの底部に固着した略逆凹状をなす固定脚
と、この固定脚に下方より嵌着し前記固定脚の天面部お
よび胴部の各内側面で天部および胴部の外周面を保持し
た脚ゴムとを備え、前記脚ゴムは、低硬度低反発ゴム部
材が略筒状の高硬度ゴム部材の底部および胴部の外周面
を外包するように一体に形成したから、組立作業性、サ
ービス性を悪化させることなく、洗濯機本体を設置する
際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機
本体を斜めにし、脚を交互に移動させたりしても、低硬
度低反発ゴム部材が略筒状の高硬度ゴム部材からはがれ
ることはなく、洗濯機本体にがたつきが生じないため、
脱水時の振動が大きくなるといった問題を防止すること
ができる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、固
定脚の胴部内側面には、脚ゴムの低硬度低反発ゴム部材
と高硬度ゴム部材のいずれもが接したから、固定脚の胴
部内側面と高硬度ゴム部材との嵌合で固定しているた
め、固定脚と脚ゴムの固定強度を低下させることがな
く、組立作業性も悪化させることなく、脱水時の前後左
右の横方向への振動が大きくなるといった問題を防止す
ることができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、略
水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラ
ムを外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記回転ド
ラムを回転させる駆動モータと、前記外槽を主体とする
揺動体を揺動可能に収容したボデーと、このボデーの底
部に固着した略逆凹状をなす固定脚と、この固定脚に下
方より嵌着し前記固定脚の天面部および胴部の各内側面
で天部および胴部の外周面を保持した脚ゴムとを備え、
前記脚ゴムは、低硬度低反発ゴム部材が略筒状の高硬度
ゴム部材の底部を外包し、かつその底部の外周部より上
方に略筒状の筒部をなすように一体に形成し、前記筒部
により前記固定脚の胴部外面を外包したから、固定脚の
胴部内側面と高硬度ゴム部材との嵌合で固定しているた
め、固定脚と脚ゴムの固定強度を低下させることがな
く、さらに、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、
洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚
を交互に移動させたりしても、低硬度低反発ゴム部材
が、略筒状の高硬度ゴム部材からはがれることはなく、
洗濯機本体にがたつきが生じないため、脱水時の振動が
大きくなるといった問題を防止することができる。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、固
定脚の胴部外面と、この胴部外面を外包する低硬度低反
発ゴム部材の略筒状の筒部とを固定したから、その略筒
状の筒部の先端が変形し、口を開いた状態となることは
なく、見苦しいことになることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機の要部
断面図
【図2】同ドラム式洗濯機の断面図
【図3】同ドラム式洗濯機の移動時の要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例のドラム式洗濯機の要部
断面図
【図5】本発明の第3の実施例のドラム式洗濯機の要部
断面図
【図6】本発明の第4の実施例のドラム式洗濯機の要部
断面図
【図7】従来のドラム式洗濯機の断面図
【図8】同ドラム式洗濯機の要部拡大断面図
【図9】同ドラム式洗濯機の移動時の要部拡大断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 3 外槽 4 回転軸 6 第1のモータ(駆動モータ) 7 第2のモータ(駆動モータ) 10 ボデー 28 低硬度低反発ゴム部材 29 高硬度ゴム部材 29a 底部 29b 胴部 30 脚ゴム 30a 天部 30b 胴部 31a 天面部 31b 胴部 32 固定脚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
    と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
    水時に前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、前記
    外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデー
    と、このボデーの底部に固着した略逆凹状をなす固定脚
    と、この固定脚に下方より嵌着し前記固定脚の天面部お
    よび胴部の各内側面で天部および胴部の外周面を保持し
    た脚ゴムとを備え、前記脚ゴムは、低硬度低反発ゴム部
    材が略筒状の高硬度ゴム部材の底部および胴部の外周面
    を外包するように一体に形成したドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 固定脚の胴部内側面には、脚ゴムの低硬
    度低反発ゴム部材と高硬度ゴム部材のいずれもが接した
    請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
    と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
    水時に前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、前記
    外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデー
    と、このボデーの底部に固着した略逆凹状をなす固定脚
    と、この固定脚に下方より嵌着し前記固定脚の天面部お
    よび胴部の各内側面で天部および胴部の外周面を保持し
    た脚ゴムとを備え、前記脚ゴムは、低硬度低反発ゴム部
    材が略筒状の高硬度ゴム部材の底部を外包し、かつその
    底部の外周部より上方に略筒状の筒部をなすように一体
    に形成し、前記筒部により前記固定脚の胴部外面を外包
    したドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 固定脚の胴部外面と、この胴部外面を外
    包する低硬度低反発ゴム部材の略筒状の筒部とを固定し
    た請求項3記載のドラム式洗濯機。
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