JPH10263266A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Publication number
JPH10263266A
JPH10263266A JP7310497A JP7310497A JPH10263266A JP H10263266 A JPH10263266 A JP H10263266A JP 7310497 A JP7310497 A JP 7310497A JP 7310497 A JP7310497 A JP 7310497A JP H10263266 A JPH10263266 A JP H10263266A
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JP
Japan
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top board
drum
washing machine
outer tub
rotating
Prior art date
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JP7310497A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Shinji
義和 榛地
Tadashi Inuzuka
正 犬塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設
したドラム内で洗濯物を洗濯、すすぎ、脱水するドラム
式洗濯機において、ボデーの両側および背面を壁で囲ま
れた所に設置されていても、簡単にトップボードを取り
外せるようにし、サービス性を向上する。 【解決手段】 略水平方向に回転軸4を有する回転ドラ
ム1を外槽3により外包し、外槽3を主体とする揺動体
をボデー10に揺動可能に収容し、回転ドラム1を洗濯
時および脱水時に第1のモータ6および第2のモータ7
により回転させる。ボデー10の上面にねじ止めするト
ップボード26の後部内側にボデー10とかみ合う固定
金具29を取り付け、前部にトップボード26の上面か
らボデー10にねじ止めするねじ取付部26aを設けた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向の回転
軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物を洗
濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式洗濯機は図5か
ら図7に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図5に示すように、回転ドラム1は、外周
部に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在
に配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の
一端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端に従動プー
リー5を固定している。第1のモータ6は、回転ドラム
1を第1の回転数N1(たとえば、53rpm)で回転
させて、洗濯またはすすぎをするものであり、第2のモ
ータ7は、回転ドラム1を第2の回転数N2(たとえ
ば、1000rpm)で回転させて脱水する。
【0004】これら第1のモータ6および第2のモータ
7は、モータ軸の先端に固定した駆動プーリ6a、7a
と、それぞれベルト8、9を介して従動プーリー5に連
結している。従動プーリー5は、2種の減速比を有して
おり、第1のモータ6はベルト8を介して減速比が大き
い従動プーリー5aと連結し、第2のモータ7はベルト
9を介して減速比が小さい従動プーリー5bと連結して
いる。
【0005】外槽3は、ボデー10よりばね体11で揺
動可能に吊り下げ、防振ダンパー12により脱水起動時
の振動を低減し、かつ定常脱水時の振動がボデー10に
伝達されないように防振支持するとともに、脱水時の振
動を低減する重り13を設けている。この外槽3の底部
側にヒータ14を設けて外槽3内の洗濯水を加熱し、さ
らに排水用のホース15の一端を接続し、ホース15の
他端を排水ポンプ16に接続して外槽3内の洗濯水を排
水するようにしている。
【0006】略筒状のパッキング部材17は、回転ドラ
ム1の前面開口部に対応する外槽3の開口部とボデー前
面開口部との間を連結するものである。ボデー10の前
面開口部に蓋18を開閉自在に設けている。給水弁19
は外槽3内に水を給水するものである。制御装置20は
第1のモータ6、第2のモータ7、ヒータ14、排水ポ
ンプ16、給水弁19などの動作を制御し、洗濯、すす
ぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御するもので、制御
装置20はボデー10の上部に取り付けている。
【0007】トップボード21は、天板21aと天板枠
21bとで構成し、図6に示すように、取り付け金具2
2と、略コ字形の第1のフック23と、略L字形の第2
のフック24とでボデー10の上面に固定している。
【0008】ボデー10は、図7に示すように、両側面
10a、背面10b、底面10cを一体に形成した第1
のボデー10dと、第1のボデー10dに前面よりねじ
止めされた第2のボデー10eとで構成し、サービス時
に洗濯機本体を移動させずに、本体前面および天面から
ボデー10内の修理ができるように構成している。
【0009】上記構成において動作を説明すると、蓋1
8を開いて回転ドラム1内に洗濯物投入し、電源スイッ
チ(図示せず)をオンした後、制御装置20に設けたス
タートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始する
と、給水弁19が動作して給水し、水位検知手段(図示
せず)により所定の水位を検知すると給水を停止し、第
1のモータ6を駆動する。洗濯行程では、洗濯物に水が
含まれるため補給水しながら、回転ドラム1は第1のモ
ータ6によって第1の回転数N1で回転駆動され、回転
ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下され
る。
【0010】このとき、ヒータ14に通電して外槽3内
の洗濯水をほぼ一定の温度に制御しがら加熱する。洗濯
行程が終了すると、排水ポンプ16が動作して外槽3内
の洗濯水を排水する。すすぎ行程においても洗濯行程と
同様の動作を行う。
【0011】脱水行程では、回転ドラム1は第2のモー
タ7によって第2の回転数N2で回転駆動され、洗濯物
は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物
の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラ
ム1、外槽3などの揺動体は振動するが、脱水起動時は
防振ダンパー12により揺動体の振動を減衰し、定常脱
水時は防振ダンパー12の防振機構およびばね体11に
よりボデー10に伝達されることはない。
【0012】サービス等でボデー10内の部品を修理す
るときには、第2のボデー10eまたはトップボード2
1を外す。トップボード21を外すときは、ボデー10
の背面からねじ25を外し、トップボード21をA方向
にずらして外す。
【0013】また、家の中に搬入するときは、重量が重
いため、2人以上で搬入する必要がある。2人で運ぶと
き、洗濯機本体を後ろに傾け、1人はボデー10の前の
下部を持ち、もう1人はトップボード21を持って運ぶ
のが一般的である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、洗濯機本体を2人で家の中に搬入するとき、トッ
プボード21の後部を持つ人は天板枠21bの端面が手
に食い込み、大変痛いものであり、運搬作業性が悪く、
危険という問題を有していた。また、修理等でボデー1
0内を調べる場合、重量が重く洗濯機本体を引き出すこ
とが大変であるため、トップボード21を外してボデー
10内を調べられるようにしてある。
【0015】しかし、図8に示すような場所(背面の壁
との間に十分な空間のない場所)に洗濯機本体を設置し
た場合、トップボード21を外すには、ねじ25を外す
必要があるが、このままで外せないので、洗濯機本体を
引き出さなければならない。そのため、1人で修理でき
る作業が洗濯機本体を引き出すだけのために2人以上必
要になってしまい、サービスの効率が悪いという問題を
有していた。
【0016】また脱水行程では、回転ドラム1は第2の
モータ7によって第2の回転数N2で回転駆動され、洗
濯物は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗
濯物の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転
ドラム1、外槽3などの揺動体は振動する。このとき、
脱水起動時は防振ダンパー12により揺動体の振動を減
衰し、定常脱水時は防振ダンパー12の防振機構により
ボデー10に伝達されないように構成されている、しか
し、外槽3は、ボデー10よりばね体11で揺動可能に
吊り下げられているため振動は減衰するが、衣類の入っ
た回転ドラム1を回転軸4で片持ち支持しているため、
回転ドラム1の回転時の加重はボデー10に伝達され
る。このため、ボデー10の剛性が小さいと、ボデー1
0の振動は大きくなってしまう。サービス時等の作業性
をよくするため、前面と天面を開口することは反面、ボ
デー10の剛性を低下させ、振動性能を低下させるとい
う問題を有していた。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ボデーの両側および背面を壁で囲まれた所に設置さ
れていても、簡単にトップボードを取り外せるように
し、サービス性を向上することを第1の目的としてい
る。
【0018】また、ボデーの剛性を向上し、脱水行程時
にばね体を介してボデーに伝わる振動を抑えることを第
2の目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、略水平方向に回転軸を有する回転ド
ラムを外槽により外包し、外槽を主体とする揺動体をボ
デーに揺動可能に収容し、回転ドラムを2個の駆動モー
タにより洗濯時および脱水時に回転させる。ボデーの上
面にねじ止めするトップボードの後部内側にボデーとか
み合う固定金具を取り付け、前部にトップボードの上面
からボデーにねじ止めするねじ取付部を設けたものであ
る。
【0020】これにより、ねじ取付部のねじを外し、ト
ップボードをずらせることで、トップボードをボデーの
上面から取り外すことができ、ボデーの両側および背面
を壁で囲まれた所に設置されていても、簡単にトップボ
ードを取り外すことができ、サービス性を向上すること
ができる。
【0021】また、第2の目的を達成するために、ボデ
ーは、底面と両側面と背面を一体に形成した第1のボデ
ーと、この第1のボデーに前面よりねじ止めされた第2
のボデーとで構成し、第1のボデーの上面前部にボデー
補強板を固定し、ボデー補強板にトップボードをねじ止
めしたものである。
【0022】これにより、ボデー補強板によりボデーの
剛性を向上することができ、脱水行程時にばね体を介し
てボデーに伝わる振動を抑えることができる。また、ボ
デー補強板にトップボードをねじ止めすることで、トッ
プボードをボデーに強固に固定でき、洗濯機本体を搬入
するときの洗濯機本体の重量に十分耐えることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回
転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記
回転ドラムを回転させる2個の駆動モータと、前記外槽
を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデーと、こ
のボデーの上面にねじ止めされたトップボードとを備
え、前記トップボードの後部内側にボデーとかみ合う固
定金具を取り付け、前部にトップボードの上面からボデ
ーにねじ止めするねじ取付部を設けたものであり、ねじ
取付部のねじを外し、トップボードをずらせることで、
トップボードをボデーの上面から取り外すことができ、
ボデーの両側および背面を壁で囲まれた所に設置されて
いても、簡単にトップボードを取り外すことができ、サ
ービス性を向上することができる。
【0024】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、トップボードは、天板と天板の外
周を覆う天板枠とで構成し、前記トップボードの後部端
面の天板下面に、天板枠の高さ寸法と略同じ高さになる
ように把手部材を取り付けたものであり、洗濯機本体を
家の中に搬入するとき、2人で容易に搬入でき、作業性
を向上することができる。
【0025】請求項3に記載の発明は、略水平方向に回
転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラムを外包した
外槽と、洗濯時および脱水時に前記回転ドラムを回転さ
せる2個の駆動モータと、前記外槽を主体とする揺動体
を揺動可能に収容したボデーと、トップボードとを備
え、前記ボデーは、底面と両側面と背面を一体に形成し
た第1のボデーと、この第1のボデーに前面よりねじ止
めされた第2のボデーとで構成し、前記第1のボデーの
上面前部にボデー補強板を固定し、前記ボデー補強板に
トップボードをねじ止めしたものであり、ボデー補強板
によりボデーの剛性を向上することができ、脱水行程時
にばね体を介してボデーに伝わる振動を抑えることがで
き、また、ボデー補強板にトップボードをねじ止めする
ことによりトップボードをボデーに強固に固定され、洗
濯機本体を搬入するときの洗濯機本体の重量に十分耐え
ることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、トップボード26は、天板27と天板枠28で構成
されている。天板27は天板枠28に接着されている。
トップボード26の厚さ(B寸法)は一般に30から4
0mmである。しかし、天板27の厚さ(C寸法)は重
量面、強度面およびコスト面から10mm程度である。
したがって、ボデー10の上面と天板27の下面との間
に空間を有している。
【0028】ボデー10の上面と天板27の下面との空
間に、固定金具29を天板27の下面に固定している。
固定金具29には切り欠き部を設けている。ボデー10
の背面に略コ字型金具30を固定しており、略コ字型金
具30は固定金具29の切り欠き部にかみ合わされ、ト
ップボード26を上下方向、後方向に移動することなく
保持し、トップボード26を前方(D方向)にスライド
することによりボデー10からはずれる構成になってい
る。トップボード26の前部には、天板枠28と一体に
ねじ取付部26aを形成し、ねじ31によりトップボー
ド26をボデー10に固定している。
【0029】把手部材32は、トップボード26の後部
面で、天板27の下面と天板枠28の内面に接着されて
いる。また把手部材32は天板27に接着することによ
り、天板枠27の厚さ寸法(B寸法)に等しくなる厚さ
を有している。他の構成は従来例と同じである。
【0030】上記構成において動作を説明すると、蓋1
8を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイ
ッチ(図示せず)をオンした後、制御装置20に設けた
スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始す
ると、給水弁19が動作して給水し、水位検知手段(図
示せず)により所定の水位を検知すると給水を停止し第
1のモータ6を駆動する。
【0031】洗濯行程では、洗濯物に水が含まれるため
補給水しながら、回転ドラム1は第1のモータ6によっ
て第1の回転数N1で回転駆動され、回転ドラム1内の
洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。洗濯行程
が終了すると、排水ポンプ16が動作して外槽3内の洗
濯水を排水する。その後、すすぎ行程を経由して脱水行
程では回転ドラム1は第2の回転数で回転駆動され、洗
濯物は洗濯物は遠心脱水される。
【0032】このようなドラム式洗濯機は、構成上ドラ
ム1を回転軸4で片持ち支持されており、外槽3の後ろ
側が重たくなっているため、前後の重量のバランスをと
るため、外槽3の前側に重り13を取り付けている。こ
のため、重量が重くなっている。したがって、家の中に
搬入するとき、重くて1人では搬入できない。そのた
め、2人以上で行う必要がある。
【0033】この場合、洗濯機本体を後ろに傾け、1人
がボデー10の前下部を持ち、他の1人が、トップボー
ド26の後ろ端面を持って運ぶのが一般的である。この
場合、トップボード26の後ろに把手部材32を接着し
ているため、重量が重くても、天板枠28の端面が手に
食い込むことなく、また、把手部材32を接着している
ため力を入れやすく、運搬作業を楽にすることができ
る。
【0034】また、洗濯機本体は、一般に壁の前に設置
されるが、現在の住宅事情から集合住宅などでは、図3
に示すように、両サイドとも壁という空間に設置される
場合もある。このような場所に設置された場合、修理等
のサービス時、トップボード26を外すときは、ねじ3
1を外し、トップボード26を後ろにスライドすること
により、難なくトップボード26を取り外すことがで
き、ボデー10内の部品の修理を行うことができる。こ
のように、洗濯機本体を移動することがないので1人で
作業することができる。
【0035】(実施例2)図4に示すように、ボデー1
0は、両側面10aと背面10bと底面10cとを一体
に形成した第1のボデー10dと、第2のボデー10e
とで構成しており、第2のボデー10eは第1のボデー
10dに前面よりねじ止めされており、取り外し可能な
構成となっている。第1のボデー10dの上面にボデー
補強板33を上方よりねじ止めしている。このボデー補
強板33に、図2に示すように、トップボード26をね
じ止めしている。
【0036】このボデー10に、上記実施例1と同様
に、外槽3をばね体11で揺動可能に吊り下げ、防振ダ
ンパー12により脱水起動時の振動が低減され、かつ定
常脱水時の振動がボデー10に伝達されないように防振
支持するとともに、脱水時の振動を低減する重り13を
設けている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】上記構成において動作を説明する。なお、
洗濯行程および酸すぎ行程の動作は上記実施例1の動作
と同じであるので説明を省略する。
【0038】脱水行程では、回転ドラム1は第2のモー
タ7によって第2の回転数N2で回転駆動され、洗濯物
は遠心脱水される。このとき、回転ドラム1内の洗濯物
の片寄り、すなわちアンバランスが生じると、回転ドラ
ム1、外槽3などの揺動体は振動する。脱水起動時は防
振ダンパー12により揺動体の振動を減衰し、定常脱水
時は防振ダンパー12の防振機構によりボデー10に伝
達されないように構成されている。
【0039】ここで、外槽3は、ボデー10よりばね体
11で揺動可能に吊り下げられているため、振動は減衰
するが、衣類の入った回転ドラム1を回転軸4で片持ち
支持しているため、回転ドラム1の回転時の加重がばね
体11を介してボデー10に伝達される。回転ドラム1
は回転軸4を中心に回転しているため、ボデー10には
左右方向の加重が加わる。
【0040】ボデー補強板33は、ボデー10の両側面
10aの板を連結するような構成で取り付けているた
め、ボデー10の左右方向の剛性が向上し、脱水行程で
の振動を押さえることができる。
【0041】このように、ボデー10の前面および上面
からサービス可能な構成にしてサービス性を損なうこと
なく振動を低減できる。また、このボデー補強板33
は、ボデー10の側面より板厚を大きくすることによ
り、より強固にでる。この強固なボデー補強板33にト
ップボード26をねじ止めすることにより、ボデー10
に直接ねじ止めするより強固にボデー10に固定するこ
とができ、トップボード26を持って運ぶときの信頼性
を向上することができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
水時に前記回転ドラムを回転させる2個の駆動モータ
と、前記外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容した
ボデーと、このボデーの上面にねじ止めされたトップボ
ードとを備え、前記トップボードの後部内側にボデーと
かみ合う固定金具を取り付け、前部にトップボードの上
面からボデーにねじ止めするねじ取付部を設けたから、
ねじ取付部のねじを外し、トップボードをずらせること
で、トップボードをボデーの上面から取り外すことがで
き、ボデーの両側および背面を壁で囲まれた所に設置さ
れていても、簡単にトップボードを取り外すことがで
き、サービス性を向上することができる。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、ト
ップボードは、天板と天板の外周を覆う天板枠とで構成
し、前記トップボードの後部端面の天板下面に、天板枠
の高さ寸法と略同じ高さになるように把手部材を取り付
けたから、洗濯機本体を家の中に搬入するとき、トップ
ボードを持つ手に十分力が入り、2人で容易に搬入で
き、運搬作業性および運搬時の安全性を向上することが
できる。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、略
水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回転ドラ
ムを外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記回転ド
ラムを回転させる2個の駆動モータと、前記外槽を主体
とする揺動体を揺動可能に収容したボデーと、トップボ
ードとを備え、前記ボデーは、底面と両側面と背面を一
体に形成した第1のボデーと、この第1のボデーに前面
よりねじ止めされた第2のボデーとで構成し、前記第1
のボデーの上面前部にボデー補強板を固定し、前記ボデ
ー補強板にトップボードをねじ止めしたから、ボデーの
上面、前面よりのサービス性を損なうことなく、ボデー
補強板によりボデーの剛性を向上することができ、脱水
行程時にばね体を介してボデーに伝わる振動を抑えるこ
とができ、また、ボデー補強板にトップボードをねじ止
めすることによりトップボードをボデーに強固に固定さ
れ、洗濯機本体を搬入するときの洗濯機本体の重量に十
分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機の断面
【図2】同ドラム式洗濯機の一部切欠した要部拡大断面
【図3】同ドラム式洗濯機を設置した状態の平面図
【図4】本発明の第2の実施例のドラム式洗濯機のボデ
ーの分解斜視図
【図5】従来のドラム式洗濯機の断面図
【図6】同ドラム式洗濯機の一部切欠した要部拡大断面
【図7】同ドラム式洗濯機のボデーの分解斜視図
【図8】同ドラム式洗濯機を設置した状態の平面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 3 外槽 4 回転軸 6 第1のモータ(駆動モータ) 7 第2のモータ(駆動モータ) 10 ボデー 26 トップボード 26a ねじ取付部 29 固定金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
    と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
    水時に前記回転ドラムを回転させる2個の駆動モータ
    と、前記外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容した
    ボデーと、このボデーの上面にねじ止めされたトップボ
    ードとを備え、前記トップボードの後部内側にボデーと
    かみ合う固定金具を取り付け、前部にトップボードの上
    面からボデーにねじ止めするねじ取付部を設けたドラム
    式洗濯機。
  2. 【請求項2】 トップボードは、天板と天板の外周を覆
    う天板枠とで構成し、前記トップボードの後部端面の天
    板下面に、天板枠の高さ寸法と略同じ高さになるように
    把手部材を取り付けた請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
    と、この回転ドラムを外包した外槽と、洗濯時および脱
    水時に前記回転ドラムを回転させる2個の駆動モータ
    と、前記外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容した
    ボデーと、トップボードとを備え、前記ボデーは、底面
    と両側面と背面を一体に形成した第1のボデーと、この
    第1のボデーに前面よりねじ止めされた第2のボデーと
    で構成し、前記第1のボデーの上面前部にボデー補強板
    を固定し、前記ボデー補強板にトップボードをねじ止め
    したドラム式洗濯機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100495061B1 (ko) * 2002-11-28 2005-06-14 엘지전자 주식회사 드럼세탁기의 캐비닛 조립구조
JP2008200647A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Nitta Ind Corp エアフィルタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100495061B1 (ko) * 2002-11-28 2005-06-14 엘지전자 주식회사 드럼세탁기의 캐비닛 조립구조
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