JPH05137889A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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Publication number
JPH05137889A
JPH05137889A JP30451891A JP30451891A JPH05137889A JP H05137889 A JPH05137889 A JP H05137889A JP 30451891 A JP30451891 A JP 30451891A JP 30451891 A JP30451891 A JP 30451891A JP H05137889 A JPH05137889 A JP H05137889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
washing
motor
front panel
laundry
Prior art date
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Pending
Application number
JP30451891A
Other languages
English (en)
Inventor
Eriko Nakada
恵理子 中田
Hiroshi Mukai
寛 向井
Soichi Fukuzawa
宗一 福沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30451891A priority Critical patent/JPH05137889A/ja
Publication of JPH05137889A publication Critical patent/JPH05137889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗濯機のふたの開閉による騒音を防ぎ、洗濯機
上部空間を有効に利用する。 【構成】制御部7上の電源を入れると巻き上げ用モータ
28が駆動される。このモータの駆動によって、巻き上
げひも26が車輪27に巻きつき内側底面4はその一端
を中心に回動する。そして、内側底面4がtanθ≒1
/hで示す角度θまで傾斜したことを角度検出器が検出
するとモータの回転が停止される。なお、lは前面パネ
ル3から外槽8の中心位置までの距離、hは内側底面4
から外槽8の上面までの高さである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、稼働時の騒音が防止で
き、上部空間が有効利用できる脱水兼用洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機は、例えば、特開平2−249
592 号公報に開示されているように、洗濯機本体は四方
が壁で囲まれており、上部には開閉自由なふたが取り付
けてある。そのふたの中には洗い,脱水を行う外槽や洗
濯槽等をもち、洗濯時には上部のふたを開けて衣類等の
洗濯物の洗濯槽への出し入れを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、洗濯
機の使用時にふたの開閉を行うため、洗濯機の上部には
何も置くことができない。また、洗濯機上方には、ふた
の開閉を行うためのある程度の空間が必要である。更
に、ふたの開け閉めによる騒音の発生や、洗濯物の出し
入れがやり難しい等の問題があった。
【0004】本発明の目的は、ふたの開閉による騒音を
低減し、洗濯機上部の空間を有効活用でき、洗濯物の出
し入れがしやすい脱水兼用洗濯機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、洗濯機上面
を密閉し、四つの側面の内の前面パネルを両隣の面と上
面から分離し、その分離した前面パネルに底面を一体的
に成形し、同底面には外槽を弾性的に設置し、更に、そ
の前面パネルを垂直状態から洗濯機前方に所定角度傾斜
可能にする手段を備えることにより達成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、洗濯機のふたの開閉による騒
音を防止することができる。又、洗濯機の分離された前
面パネルが洗濯機前方に傾斜するので、洗濯機の衣類投
入口が前面に開口することになり、洗濯物の出し入れを
容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2,図
3,図4を用いて説明する。図1は本発明の洗濯機の縦
断面図である。洗濯機本体1の上面は平板2により密閉
し、前面パネル3と内側底面4は垂直に一体成形され、
蝶番5によって外側底面6と連繋されている。又、前面
パネル3の上部には洗濯機の運転操作を行う制御部7が
取り付けてある。洗濯機の内部には外槽8とその内側に
洗濯,脱水を行う洗濯槽9、その底には撹拌翼10が取
り付けられ、洗濯槽の壁には脱水時に水を排出する脱水
孔11が設けられている。また、外槽8はコイルばね等
を主体とした緩衝部材からなる支持棒12で内側底面4
に設置されている。外槽8の下部には洗濯槽9を、脱水
時に回転軸13に接続するクラッチ14と、モータ15
が設置されている。更に、洗濯機本体1の上面には給水
を行なう給水ホース16,給水弁17、また、外槽8の
下部には水位を検知するためのエア−トラップ部18が
排水バルブ19と一緒に設けられており、チューブ20
を介して水位制御装置21に連結されている。図2は本
発明の洗濯機の上記で説明した内部構造を除外し、前面
パネル3の開閉時の傾斜機構を示す図である。洗濯機上
面の平板2には、前面パネル3の対向面側の両端に定滑
車22,23、中央に24,25が取り付けてある。そ
れら定滑車には巻き上げひも26が掛けてあり、ひもの
一端はそれぞれ内側底面4の両端に固定されており、ま
た、もう一端は両方のひもとも車輪27に巻きついてい
る。また車輪27を回転させるモータ28が内側底面4
に設置されている。なお、内側底面4には内側底面が外
側底面6に対して、所定角度傾斜したことを検出する検
出手段(図示せず)が設けられている。検出手段は光セ
ンサ,磁気センサ等角度を検出できるものであれば、そ
の種類は特に限定されない。
【0008】また、この洗濯機の制御部7は図3に示す
ように電源スイッチ29等の入力手段からの信号はCP
U30に入力インターフェイス31を介して入力され、
CPU30は入力信号に応じてメモリ32に記憶されて
いるプログラムに応じて、出力インターフェイス33に
制御信号を送出し、モータ,排水弁等の動作34を制御
する。そして、CPU30は所定動作の終了信号を出力
インターフェイス33またはクロック制御部35からの
制御信号を受けて、次の動作を行うべく、制御信号を出
力するようになっている。
【0009】次に運転について説明する。図4は本発明
の運転のフローである。制御部7上の電源を入れるとC
PU30からの指令を、出力インターフェイス33を介
して受け、巻き上げ用モータ28が駆動される。このモ
ータの駆動によって、巻き上げひも26が車輪27に巻
きつき内側底面4は蝶番5を中心に回動する。そして、
内側底面4が次式で示す角度θまで傾斜したことを角度
検出器(図示せず)が検出すると、その検出信号が入力
インターフェイス31を介してCPU30に送られ、モ
ータの回転が停止される。
【0010】 tanθ≒1/h …(数1) ここに、 l:前面パネル3から外槽8の中心位置までの距離 h:内側底面4から外槽8の上面までの高さ 前面パネル3は内側底面4と直角に接続しているので、
前面パネル3は前面に傾斜し、洗濯槽9の開口部が現わ
れる。そこに洗濯物と、洗剤等を投入する。ここで所定
角度θは、前面パネル3が傾斜したときに洗濯槽9の上
面が洗濯物等を投入するのに可能なだけ現われる角度を
意味する。本実施例では、上式のように設定されてい
る。
【0011】つぎに、再び制御部7上の洗濯開始ボタン
を押すと、同様にして巻き上げ用モータ28が駆動し、
最初の巻き上げ時とは反対方向に回転し、巻き上げひも
の長さをもとに戻す。それにより、前面パネル3はもと
の位置に戻る。この状態で外槽8の下部に取り付けられ
ているモータ15の駆動に応じて、撹拌翼10が回転す
る。また、脱水時にはクラッチ14によって撹拌翼10
は洗濯槽9と接続して一体となって回転する。洗い,す
すぎ、及び脱水のそれぞれの工程は定められたプログラ
ムに従って、円滑、かつ、効率的に行われる。洗濯が終
了すると洗濯開始時と同様な作用で前面パネル3が開
く。最後に洗濯物を取出し、続けて洗濯を行う場合は、
再び、洗濯物と洗剤等の投入を行う。又、そのまま洗濯
を終了する場合は、制御部7上の操作終了ボタンを押
す。これによりCPU30からの指令を、出力インター
フェイス33を介して受け、巻き上げ用モータ27が駆
動し、前面パネル3が閉まり、かつ、電源が切断する。
【0012】このような洗濯機の運転が行えることによ
り、洗濯時のふたの開け閉めによる騒音を防止でき、か
つ、洗濯物の出し入れが容易になる。更に、洗濯機上面
には物を置くことができるため、洗濯に必要な洗剤等を
置くなどの空間の有効活用をすることができる。
【0013】図5は本発明の他の実施例を示す図であ
る。内側底面4にはモータ36が取り付けられ、モータ
の回転軸にはピニオンギヤ37が設けられている。ピニ
オンギヤ37は内側底面4に対して垂直方向に摺動可能
なラック38と噛合している。ラック38は下部を外側
底面6に回転可能なように固定され、更に、ラック38
の背側及び洗濯機本体1にはスプリング39が張架され
ている。また、内側底面4及び外側底面6にもスプリン
グ40が張架されている。
【0014】次に、この一実施例の動作,作用について
説明する。制御部7上の電源を入れるとCPU30から
の指令を、出力インターフェイス33を介して受け、モ
ータ36が駆動してピニオンギヤ37が回転し、ピニオ
ンギヤ37はラック38をほぼ垂直上方に摺動する。こ
こでラック38の背側はスプリング39による張力を受
けているので、常に、ピニオンギヤ37と接している。
ピニオンギヤ37は内側底面4に固定してあるので、内
側底面4はスプリング40の張力を得て、内側底面4の
一端部が回転可能なように取り付けられた蝶番5を中心
に回動する。そのため、前面パネル3は前方に傾斜し、
洗濯槽9の開口部が現われる。そこに洗濯物と、洗剤等
を投入し、再び、制御部7上の洗濯開始ボタンを押す。
これによりCPU30からの指令を、出力インターフェ
イス33を介して受け、モータ36を駆動し、最初とは
反対方向に回転し、前面パネル3と外側底面6が垂直に
なる最初の状態に戻す。それにより、前面パネル3はも
との位置に戻る。この状態で通常の洗濯を行う。洗濯が
終了すると洗濯開始時と同様な作用で前面パネル3が開
く。最後に洗濯物を取出し、続けて洗濯を行う場合は再
び洗濯物と洗剤等の投入を行う。又、そのまま洗濯を終
了する場合は、制御部7上の操作終了ボタンを押す。こ
れによりモータ36が駆動し、前面パネル3が閉まり、
更に電源を切る。
【0015】以上のような洗濯機の運転が行えることに
より、洗濯時のふたの開け閉めによる騒音を防ぐことが
できる。更に洗濯機上面には物を置くことができるため
洗濯に必要な洗剤等を置くなどの空間の有効活用をする
ことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、洗濯機のふたの開閉に
よる騒音を防止することができる。また、洗濯物の出し
入れを洗濯機の前面パネルの開閉によって行えるので投
入が容易になり、かつ洗濯機の上面の空間に洗剤や洗濯
かごをおいたり、乾燥機の取付け高さを低くすることが
できる。また洗濯機の上方に空間を必要としないため、
低い棚などのある場所にも設置可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の洗濯機の縦断面図。
【図2】図1における傾斜機構の説明図。
【図3】本発明の洗濯機の動作制御のブロック図。
【図4】本発明の洗濯機の運転のフローチャート。
【図5】本発明の一実施例の洗濯機の傾斜機構の説明
図。
【符号の説明】
3…前面パネル、4…内側底面、6…外側底面、8…外
槽、22,23,24,25…定滑車、26…巻き上げ
ひも、27…車輪、37…ピニオンギヤ、38…ラッ
ク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外槽内に回転可能な脱水兼洗濯槽とその底
    部に撹拌翼を設けるようにしたものにおいて、前記外槽
    を筐体の前面パネルと一体に成形した底面に弾性的に設
    置し、前記前面パネルを垂直状態から前面に所定角度傾
    斜可能な構成としたことを特徴とする脱水兼用洗濯機。
JP30451891A 1991-11-20 1991-11-20 脱水兼用洗濯機 Pending JPH05137889A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30451891A JPH05137889A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 脱水兼用洗濯機

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JP30451891A JPH05137889A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 脱水兼用洗濯機

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JPH05137889A true JPH05137889A (ja) 1993-06-01

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ID=17933993

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JP30451891A Pending JPH05137889A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 脱水兼用洗濯機

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JP (1) JPH05137889A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000157777A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Samsung Electronics Co Ltd 洗濯機
JP2008206905A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000157777A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Samsung Electronics Co Ltd 洗濯機
JP2008206905A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機
JP4628383B2 (ja) * 2007-02-28 2011-02-09 三菱電機株式会社 洗濯機

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