JP2013034545A - 洗濯機 - Google Patents

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Miho Hayashi
美穂 林
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Abstract

【課題】安全性を損なうことなく洗い行程中に蓋を開放することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】制御装置がモータ12aを制御することにより洗濯物を収容する回転槽6と回転槽6の底面に配設された攪拌体7とを回転させて、回転槽6に収容された洗濯物の洗い、すすぎ、脱水の各行程を実行する洗濯機1において、モータ12aの駆動と停止とを繰り返して攪拌体7を間欠的に回転させる洗い行程中に、蓋開放検知手段27により回転槽6の投入口17を開閉する蓋19の開放が検知されると、モータ12aを駆動するON時間を短くする。
【選択図】図1

Description

本実施形態は洗濯機に関する。
洗濯機は、貯水可能な水槽内に回転可能に設けられ洗濯槽と脱水槽とを兼ねた回転槽と、この回転槽の内方下部に回転可能に設けられた撹拌体と、回転槽及び攪拌体を回転させるモータと、モータの回転力が回転槽に伝達される状態と攪拌体に伝達される状態とを切り換えるクラッチ機構とを備える。そして、洗い行程やすすぎ行程では、洗濯物の重量に応じた所定水位のもと、モータがクラッチ機構を介して撹拌体を間欠的に回転することで洗濯水と共に洗濯物を撹拌し、脱水行程では、モータがクラッチ機構を介して回転槽を一方向へ回転して洗濯水を遠心分離するようにしている。
このような洗濯機では、回転槽に洗濯物を投入する投入口を開閉する蓋を閉塞状態にロックするロック機構が設けられており、洗い行程の実行中に蓋が誤って開放されることがないようにロック機構によって閉塞状態にロックされるものや、蓋が開放されるとモータを停止させて洗い行程を一時停止するものが提案されている(例えば、下記特許文献1、2参照)
上記のような洗濯機では、モータが回転する状態で蓋が開放されることがないため安全であるが、洗い行程の途中で洗濯物を回転槽に投入したり、洗濯機の運転状況を確認するため、洗い行程の途中で蓋を開放できることが要求されており、このような要求に応えることができないという問題がある。
特開2011−50675号公報 特開2004−73468号公報
本発明は、上記の問題を考慮してなされたものであり、安全性を損なうことなく洗い行程中に蓋を開放することができる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯機は、貯水が可能な水槽と、前記水槽の内部に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽内の底部に回転可能に配設された攪拌体と、前記回転槽及び前記攪拌体を回転させるモータと、前記回転槽に前記洗濯物を投入する投入口を開閉する蓋と、前記蓋の開放を検知する蓋開放検知手段と、前記モータの回転力が前記回転槽に伝達される状態と前記攪拌体に伝達される状態とを切り換えるクラッチ機構と、前記モータを制御することにより前記洗濯物の洗い、すすぎ、脱水の各行程を実行する制御装置とを備え、制御装置は、洗い行程において、前記モータの駆動と停止とを繰り返して前記攪拌体を間欠的に回転させ、前記蓋開放検知手段により前記蓋の開放が検知されると、前記モータを駆動する時間を短くすることを特徴とする。
第1の実施形態にかかる洗濯機の断面図である。 図1に示す洗濯機の上部を示す斜視図である。 図1に示す洗濯機の電気構成を示すブロック図である。 図1に示す洗濯機の制御内容を示すフローチャートである。 図1に示す洗濯機の洗い行程におけるモータの動作を示す図である。 第2の実施形態の制御内容を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示す本実施形態の洗濯機1は、方形箱状に形成された外箱2内部に、水の貯留が可能な有底円筒形の水槽4が上向きに開口して複数本のサスペンション5により防振状態に懸垂支持されている。水槽4内には、水槽4と同様な形状に形成された有底円筒状の回転槽6が上向きに開口して回転可能に設けられている。
回転槽6は、内部に洗濯物が収納され、洗い行程及びすすぎ行程時に洗濯槽として、脱水行程時に脱水槽として機能するものであり、内底中央部に洗濯水及び洗濯物を攪拌する攪拌体(パルセータ)7が正逆回転可能に取り付けられている。回転槽6の周壁には、通水可能な多数の小孔8が形成され、また上端開口部にはバランサ11を設けている。
水槽4の底部には、途中に排水弁9を備えた排水ホース10の一端部が接続され、その排水ホース10の他端部が外箱2の外へ導出されており、排水弁9が開かれることにより、水槽4内の水が排水ホース10を通り洗濯機1外へ排水される。
また、水槽4の底部には、水槽4の内部と連通するチューブ51が接続され、その上端部に圧力検知式の水位センサ52が接続されており、水槽4内に貯留された洗濯水の水位を検知可能としている。
水槽4の外底裏面中央部には、動力源であるモータ12aと、モータ12aからの動力の伝達を切り換えるクラッチ機構12bを備えた駆動部12が取り付けられている。駆動部12の回転動力は、クラッチ機構12bを介して攪拌体7を回転駆動させる洗い軸13、もしくは回転槽6を回転させる脱水軸14とに切り換え伝達される。
すなわち、洗い行程及びすすぎ行程では、クラッチ機構12bにより洗い軸13に回転動力が伝達され、攪拌体7を正逆回転させて洗濯物を洗う。一方、脱水行程では、クラッチ機構12bにより脱水軸14に回転動力が伝達され、回転槽6を一方向に高速回転させ、洗濯物に対し遠心脱水を行なう。
図1及び図2に示すように、この洗濯機1の上部には、外箱2の上面を覆うようにトップカバー3が設けられている。トップカバー3の前部及び後部には、それぞれ操作パネル15及びバックカバー16が設けられ、トップカバー3の中央部には略円形の洗濯物投入口17が形成されている。
操作パネル15とバックカバー16との間にあって洗濯物投入口17の周囲には、図1に示すように凹状の段差をなす載置部18が形成されている。蓋19は、載置部18後端部に回動中心が位置するように、載置部18に接離自在に設けられ、洗濯物投入口17を開閉する。
バックカバー16には給水弁20の給水口20aが設けられており、この給水口20aには、水道の蛇口等の外部水源(不図示)に接続されたホースが接続され、水槽4内への給水を可能にしている。
蓋19は、前蓋部21と後蓋部22とを回動可能に連結して略円形状に構成され、二つ折りにすることができる。後蓋部22の後端部の左右両側に設けられた軸部23が、載置部18の左右後端部に形成された軸受部(不図示)に回動可能に軸支され、蓋19は回動可能にトップカバー3に取り付けられている。
前蓋部21は、略半円形状で前方に向かってゆるやかに下方に傾斜する凹部形状をなし、その略半円外周部には平面視して略アーチ状の前蓋カバー25が取り付けられ、この前蓋カバー25は蓋19全体の高さと略同一としている。よって蓋19は、主に、前蓋部21と、前蓋部21に取り付けられた前蓋カバー25、及び後蓋部22とにより構成される。
蓋19が載置部18上面に載置され洗濯物投入口17を閉塞した状態では、蓋19は載置部18の段差状の凹部に嵌り込んだ状態となり、トップカバー3、前蓋カバー25及び後蓋部22は、その夫々の上面は相互に略面一になるように形成されている。
前蓋部21の上面中央手前部であって、上下を前蓋カバー25と前蓋部21とに挟まれた空間部には、後壁が開放された手掛け用凹部としての手掛け部材26が配設されている。手掛け部材26は、例えばその上面開口部が前蓋カバー25の下面に固着されることにより、該手掛け部材26の上面開口部は前蓋カバー25に塞がれ、よって後方の開放側から手指を挿入して蓋19の手掛け用として機能する手掛け用凹部が形成される。
しかして、後方に開放された手掛け部材26に手指を挿入し、蓋19を引き上げると、前蓋部21と後蓋部22とが一体となり前記軸部23を中心に上方へ回動する。そして、蓋19が略垂直に立ち上がり、洗濯物投入口17は開放される。なお、前蓋部21と後蓋部22との連結部で折り曲げるように操作すれば、図1の二点鎖線に示すように、蓋19を二つ折りの状態にしたまま洗濯物投入口17を開放維持できる。
また、前蓋部21の前端部にあって手掛け部材26の左右一方側(例えば、図2において右側)には磁石28が装着されている。この磁石28に対し、蓋19を閉塞した状態でトップカバー3側における対向する位置に、リードスイッチ等の磁気検知素子29が配設され、磁石28と磁気検知素子29とで蓋開閉検知手段27を構成している(図1参照)。この蓋開閉検知手段27は、磁気検知素子29が磁石28の磁気を検知した場合に蓋19がトップカバー3側に載置された蓋19の閉塞状態を検知し、磁気検知素子29が磁石28の磁気を検知しない場合に蓋19の開放状態を検知する。
図2に示すように、前蓋部21の左右一方側(例えば、左側)にあってトップカバー3の内側には蓋ロック装置30が配設されている。この蓋ロック装置30は、ロックピン31を進退させて前蓋カバー25の裏面に配設された係止部材34に該ロックピン31を挿脱することで、洗濯機1の洗い行程、すすぎ行程及び脱水行程の実行中に蓋19を開放不能に保持する。
図3は、洗濯機1の電気的な概略的な構成を示すブロック図である。制御装置50は、例えばマイクロコンピュータからなっている。この制御装置50には、水槽4内の水位を検知するように設けた水位センサ52からの水位検知信号、操作パネル15に設けられた操作部15aからの操作信号、蓋開閉検知手段27からの蓋19の開閉を検知する信号等が入力されるようになっている。更に、制御装置50は、モータ12aの回転数を検知するように設けられた回転センサ53からの回転数検知信号が入力されるようになっている。
制御装置50及び回転センサ53は、回転槽6内に収容された洗濯物の重量を検知する重量検知手段を構成する。具体的には、制御装置50は、モータ12aを駆動して攪拌体7を回転させ、そのときの回転センサ53の回転数の大きさと、制御装置50が予め有しているデータに基づき、回転槽6内に収容された洗濯物の重量を判断する。回転槽6内に収容された洗濯物の量(重量)が多い場合には、回転センサ53が検出する回転数が低く、洗濯物の量(重量)が少ない場合には、回転センサ53が検出する回転数が高くなる。
制御装置50は、上述の重量検知を行うと共に、駆動回路54を介してモータ12a、クラッチ機構12b、排水弁9、給水弁20、蓋ロック装置30等を制御すると共に、操作パネル15に設けられた表示部15bに各種の表示を行い、洗濯機1の作動全般(例えば、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程)の各種運転コースを実行させる制御を行う。
次に、上記構成の洗濯機1の作用について、特に、洗い行程について図4及び図5を参照して説明する。
洗濯機1では、まず、回転槽6内に洗濯物を収容した後、洗濯機1の電源を投入して洗い行程の運転を開始すると、制御装置50が、上記した重量検知手段によって回転槽6内に収容された洗濯物の重量を検出する(ステップS1)。
次いで、制御装置50は、洗濯に必要な水位(規定水位)、洗い行程を実行する時間(規定時間)、及び洗い行程中のモータ12aの動作条件について、洗濯物の重量に対応付けられたデータを有しており、そのデータとステップS1において検知された洗濯物の重量とに基づいて、規定水位と、規定時間と、洗い行程中のモータ12aの動作条件とを決定する(ステップS2)。
本実施形態では、洗い行程中のモータ12aの動作条件が、規定水位に応じて決定される条件を採用する初期モードに設定される。具体的には、初期モードでは、図5に示すように、規定水位が「高」に設定されると、ON時限が1.3秒、OFF時限が1.1秒、回転数が150rpmに設定され、規定水位が「中」に設定されると、ON時限が1.0秒、OFF時限が1.0秒、回転数が140rpmに設定され、規定水位が「低」に設定されると、ON時限が0.7秒、OFF時限が0.9秒、回転数が130rpmに設定され、規定水位が「少」に設定されると、ON時限が0.4秒、OFF時限が0.8秒、回転数が120rpmに設定される。このように動作条件が設定されると、洗い行程では、ON時限だけ設定した回転数でモータ12aを駆動した後にOFF時限だけモータ12aを停止させる運転を規定時間が経過するまで交互に繰り返して攪拌体7を間欠的に回転させる。
次いで、制御装置50は、排水弁9を閉塞した状態で給水弁20を開放して給水を開始し、水位センサ52により検出される水位が、規定水位に達するまで水槽4に洗濯水を供給する(ステップS3)。
次いで、規定水位まで水槽4に洗濯水が溜まると、制御装置50は、ステップS2において設定した初期モードにてモータ12a及びクラッチ機構12bを制御し、攪拌体7を正逆回転させる洗い行程を規定時間だけ実行する(ステップS4、ステップS5)。
制御装置50は、洗い行程を実行している間、蓋開閉検知手段27により蓋19の開放の有無を監視し(ステップS6)、蓋19が閉塞されており蓋開閉検知手段27が蓋19の開放を検知しない場合はステップS10に進み、蓋開閉検知手段27が蓋19の開放を検知し、その検知信号が制御装置50に入力されるとステップS7に進む。
ステップS7では、洗い行程中のモータ12aの動作条件を、ステップS2において設定した初期モードから、図5に示すように、モータ12aのON時限(言い換えれば、モータ12aを駆動する時間)を短縮し、OFF時限を延長し、回転数を低減した蓋開放モードに変更してステップS8に進む。このように洗い行程中のモータ12aの動作条件を初期モードから蓋開放モードに変更することで、モータ12aは、1回のON時限の間に回転する角度(回転角)が小さくなるとともに、停止している時間が長くなる。
なお、蓋開放モードにおけるモータ12aのON時限、OFF時限、及び回転数を適宜設定することができるが、1回のON時限の間にモータ12aが回転する回転角が、回転槽6を1回転させるのに必要な回転角より小さくなるようにモータ12aのON時限及び回転数を設定することが好ましい。
ステップS8では、蓋開閉検知手段27が所定時間T継続して蓋19の開放を検知したか否か判断し、所定時間Tを経過していればステップS9に進んで、ステップS2で設定した規定時間を所定時間だけ延長した後にステップS5に戻り、所定時間T未満であればステップS5に戻って、規定時間が経過するまで洗い行程を実行し、規定時間が経過すると、洗い行程を終了する。
また、ステップS10では、ステップS6において蓋開閉検知手段27が蓋19の開放を検知せず蓋19が閉塞されているため、モータ12aの運転条件を、蓋開放モードから初期モードに変更し、あるいは、蓋19が閉塞され続けているのであれば初期モードを維持する。
以上のように本実施形態の洗濯機1では、洗い行程において蓋開閉検知手段27が蓋19の開放を検知すると、モータ12aの動作条件を、初期モードから、モータ12aのON時限を短縮し、OFF時限を延長し、回転数を低減した蓋開放モードに変更するため、攪拌体7の回転角が抑えられ回転槽6内の水流が弱められる。そのため、洗い行程中に使用者が誤って回転槽6内に手を入れても怪我しにくく安全性を確保することができる。
しかも、本実施形態では、モータ12aの動作条件が、初期モードから蓋開放モードに変更するとモータ12aの回転数が小さくなるため、モータ12aのON時限を大きく短縮させなくても攪拌体7の回転角を小さくすることができ、攪拌体7の回転により生じる回転槽6内の水流の見た目をあまり変化させずに、攪拌体7の回転角を抑えることができる。そのため、安全性を確保しつつ使用者が洗濯機の運転状況を確認するために回転槽6内の水流を確認しても違和感を受けにくい。
また、本実施形態の洗濯機1では、洗い行程中に回転槽6が回転することは通常ないが、クラッチ機構12bの不良などにより洗い行程中に回転槽6が回転することがあっても、蓋19を開放するとモータ12aの動作条件が初期モードから蓋開放モードに変更して、回転槽6の回転角を抑えるため、回転する回転槽6に使用者が誤って触れたり、回転槽6内に手を入れたりしても怪我しにくく安全性を確保することができる。
また、上記のようにクラッチ機構の不良などに起因して洗い行程時に回転槽6が回転すると、慣性によりOFF時限の間であっても回転槽6がある程度回転し続け、その結果、回転槽6が連続的に回転する可能性があるが、本実施形態では、モータ12aの動作条件が初期モードから蓋開放モードに変更するとモータ12aのOFF時限が延長されるため、OFF時限の間に回転槽6が停止しやすく連続的に回転しにくくなるため、回転する回転槽6に使用者が誤って触れたり、回転槽6内に手を入れたりしても怪我しにくく安全性を確保することができる。
また、本実施形態の洗濯機1では、蓋開閉検知手段27が所定時間T継続して蓋19の開放を検知すると、規定時間を延長して洗い行程を実行する時間を延長するため、モータ12aの動作条件を初期モードから蓋開放モードに変更しても洗浄性能を確保することができる。
なお、洗い行程中であって蓋19が開放している状態、つまり、モータ12aの運転条件が蓋開放モードに設定されている状態において、洗い行程中に使用者による水槽4内の水位を上昇させる操作が操作パネル15の操作部15aから入力されると、制御装置50は、モータ12aの動作条件を蓋開放モードから、モータ12aのON時限を蓋開放モードのON時限より長くするとともに、OFF時限を蓋開放モードのOFF時限より長くする衣類追加モードに変更してモータ12aを回転させてもよい。
このように洗い行程中に水槽4内の水位を上昇させる操作が入力されると、モータ12aの動作条件を蓋開放モードから衣類追加モードに変更することで、OFF時限を長くして安全性を確保しつつ、ON時限を長くして回転槽6内に発生した水流によって洗濯物が動きやすくなるので、使用者が洗濯機の運転状況を確認するために回転槽6内の水流を確認しても違和感を受けにくい。
また、本実施形態では、蓋19の開放を検知する蓋開放検知手段として、蓋19の開放状態と閉塞状態とを検知する蓋開閉検知手段27を用いたが、例えば、蓋ロック装置30において係止部材34からロックピン31が引き抜かれ蓋19の開放不能状態が解除されると蓋19の開放を検知したり、洗い行程中に操作パネル15の操作部15aにより洗い行程を一時停止する操作が入力されると蓋19の開放を検知してもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、図6に示すように、上記した第1の実施形態と同様に、制御装置50が、回転槽6内に収容された洗濯物の重量を検出して(ステップS1)、規定水位と、規定時間と、モータ12aの動作条件(初期モード)を決定し(ステップS2)、給水弁20を開放して規定水位に達するまで水槽4に洗濯水を供給した後に(ステップS3)、洗い行程を規定時間だけ実行する(ステップS4、ステップS5)。
そして、ステップS6において洗い行程を実行している間に蓋開閉検知手段27が蓋19の開放を検知すると、ステップS7に進んで洗い行程中のモータ12aの動作条件を初期モードから蓋開放モードに変更する。その後、ステップS8において蓋開閉検知手段27が所定時間T継続して蓋19の開放を検知すると、ステップS9に進んで表示部15bにエラーを表示してエラーを報知する。
このような本実施形態では、洗い行程後に実行する脱水行程の際に蓋19が開放していると、脱水行程を実行することができなくなるが、本実施形態では、蓋開閉検知手段27が所定時間T継続して蓋19の開放を検知するとエラーを報知して、蓋19の閉塞を使用者に促すことができる。
なお、上記した構成及び作用効果以外は第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…洗濯機 4…水槽 6…回転槽
7…攪拌体 12…駆動部 12a…モータ
12b…クラッチ機構 13…洗い軸 14…脱水軸
15…操作パネル 15a…操作部 15b…表示部
17…投入口 19…蓋 20…給水弁
27…蓋開閉検知手段 30…蓋ロック装置 31…ロックピン
34…係止部材 50…制御装置 51…チューブ
52…水位センサ 53…回転センサ 54…駆動回路

Claims (4)

  1. 貯水が可能な水槽と、前記水槽の内部に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽内の底部に回転可能に配設された攪拌体と、前記回転槽及び前記攪拌体を回転させるモータと、前記回転槽に前記洗濯物を投入する投入口を開閉する蓋と、前記蓋の開放を検知する蓋開放検知手段と、前記モータの回転力が前記回転槽に伝達される状態と前記攪拌体に伝達される状態とを切り換えるクラッチ機構と、前記モータを制御することにより前記洗濯物の洗い、すすぎ、脱水の各行程を実行する制御装置とを備え、
    制御装置は、洗い行程において、前記モータの駆動と停止とを繰り返して前記攪拌体を間欠的に回転させ、前記蓋開放検知手段により前記蓋の開放が検知されると、前記モータを駆動する時間を短くすることを特徴とする洗濯機。
  2. 貯水が可能な水槽と、前記水槽の内部に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽内の底部に回転可能に配設された攪拌体と、前記回転槽及び前記攪拌体を回転させるモータと、前記回転槽に前記洗濯物を投入する投入口を開閉する蓋と、前記蓋の開放を検知する蓋開放検知手段と、前記モータの回転力が前記回転槽に伝達される状態と前記攪拌体に伝達される状態とを切り換えるクラッチ機構と、前記モータを制御することにより前記洗濯物の洗い、すすぎ、脱水の各行程を実行する制御装置とを備え、
    制御装置は、洗い行程において、前記モータの駆動と停止とを繰り返して前記攪拌体を間欠的に回転させ、前記蓋開放検知手段により前記蓋の開放が検知されると、前記モータの回転数を低くすることを特徴とする洗濯機。
  3. 洗い行程において、前記蓋開放検知手段が所定時間継続して前記蓋の開放を検知すると、洗い行程を実行する時間を延長することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機
  4. 洗い行程において、前記蓋開放検知手段が所定時間継続して前記蓋の開放を検知すると、エラー報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111270484A (zh) * 2018-12-04 2020-06-12 日立环球生活方案株式会社 洗衣桶的开闭盖和具有其的立式洗衣机

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