JP2009148397A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯時や脱水起動運転時から脱水定常運転時にかけて洗濯機本体の振動を低減し、洗濯機本体から床への振動伝達を低減する。
【解決手段】洗濯機外枠の底部に固着した固定脚48と、洗濯機本体底部のゴム脚54の内部に支持部材55を備えた支持部材の軸55aとの間に緩衝部材52を介する構成とし、ゴム脚54、もしくは支持部材の軸55aを固定する支持板56のうち、少なくともどちらか一方を固定脚48に固着しない構成としした。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽内で、洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水(更に乾燥まで行う場合もある)を行う洗濯機に関するものである。
従来、洗濯機は、本体の下部に防振脚装置を備えている。この防振脚装置は、柔材質の中間脚と、この中間脚の下方に中間脚よりも硬度の高い材料で一体的に形成された脚板とで構成し、上記脚部に支持された洗濯機本体の1次共振周波数が、その脱水振動数よりも低くなるように設定している。また、本体共振時の振動を低減するために、中間脚に減衰特性の大きいものを使用している(例えば、特許文献1参照)。
特開平1−185299号公報
上記構成の場合、脱水運転時における洗濯機本体の脱水共振時の振動と脱水定常時の振動を低減する効果がある。しかしながら、洗濯時や脱水起動時は、上記中間脚に柔材質を使用しているため、本体の振動が大きくなってしまう。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、脱水共振時や脱水定常時だけでなく、洗濯時や脱水起動時から脱水定常時までの本体振動を低減し、洗濯機本体から床への振動伝達の低減を実現することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、略水平方向に回転軸を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容した洗濯機外枠と、前記外枠の底部に固着した固定脚とを備え、洗濯機本体底部のゴム脚の内部に支持部材を設け、前記支持部材の軸と前記固定脚との間に緩衝部材を介する構成とし、前記支持部材を固定する前記ゴム脚もしくは前記支持部材の軸を固定する支持板のうち少なくともどちらか一方を前記固定脚に固着しない構成としたものである。
従来のように、ゴム脚もしくは支持板を固定脚に固着していない構成としたため、洗濯機本体の水平方向の振動、および上下方向の振動を緩衝させることができる。これによって、本体振動を低減させることができ、また、ゴム脚から床への振動伝達を低減できるため、低振動と低騒音化を実現することができる。
本発明は、ゴム脚もしくは支持板を固定脚に固着していないため、洗濯機本体の水平方向の振動、および上下方向の振動を緩衝させることができる。これによって、本体振動を低減させることができ、また、脚ゴムから床への振動伝達を低減できるため、低振動と低騒音化を実現することができる。
第1の発明は、ゴム脚もしくは支持板を固定脚に固着していないため、洗濯機本体の水平方向の振動、および上下方向の振動を緩衝させることができる。これによって、本体振動を低減させることができ、また、脚ゴムから床への振動伝達を低減できるため、低振動と低騒音化を実現することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、固定脚の形状を略上向き凹部で構成したことにより、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を交互に移動させても緩衝部材がはがれることを防止する。
第3の発明は、特に第1の発明において、固定脚の形状を略下向き凹部で構成したことにより、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにし、脚を交互に移動させても緩衝部材がはがれることを防止する。
第4の発明は、特に第2または第3の発明において、緩衝部材外周と固定脚凹部胴部の間、もしくは緩衝部材内周と支持部材の軸の間に隙間を設け、洗濯時および脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きい時に、前記緩衝部材外周と前記固定脚凹部胴部が接する、または、前記緩衝部材内周と前記支持部材の軸が接するように前記隙間の寸法を設定したことにより、洗濯時および脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きくなる低回転数領域や、脱水共振時においては、緩衝部材の剛性が高く減衰も高くなる。したがって、共振振動を抑えることができる。そして、横振動の少ない脱水定常時においては、緩衝部材が固定脚凹部胴部に当たらず、また、緩衝部材は支持部材の軸に当たらないため、緩衝部材の剛性は低く減衰効果も低くなるため、本体振動を低減させるとともに、床への振動伝達も低減させることができる。
第5の発明は、特に第4の発明において、洗濯時および脱水起動時の重負荷時で横振動が大きいとき、固定脚凹部の面がゴム脚を押さえる面積を増加させるため、ゴム脚の設置面積を最大限にいかすことができ、ゴム脚のグリップ力を最大限に発揮することができる。
第6の発明は、特に第4の発明において、洗濯時および脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいとき、固定脚凹部の座部がゴム脚を押さえつけるため、設置面積が大きくなり、ゴム脚のグリップ力を増すことができるため、洗濯時や脱水運転時の本体移動を防止することができる。
第7の発明は、特に第6の発明において、洗濯時および脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいとき、固定脚凹部の面がゴム脚を押さえる面積を増加させるため、ゴム脚の設置面積を最大限にいかすことができ、ゴム脚のグリップ力を最大限に発揮することができる。
第8の発明は、特に第1〜第7のいずれか1つの発明において、ゴム脚の硬度を緩衝部材の硬度よりも高くすることにより、洗濯時、脱水起動時における重負荷時の横振動が大きくなる低回転数領域、および脱水共振時において、振動低減効果をさらに増すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図、図2は同洗濯機の防振脚装置の断面図、図3は同洗濯機本体の振動特性図を示すものである。
図1において、洗濯機外枠30は、4本の引張りばね31と、2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度を自在に変化できるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
洗濯機本体の底部の四隅には、防振脚装置47を設けている。防振脚装置47は、図2に示すように、前記固定脚48に形成された胴部50aと受部51に緩衝部材52aを配置し、胴部50bと受部51で形成された箇所に緩衝部材52bを配置する。
緩衝部材52aと52bは中心に貫通穴53a、53bがそれぞれ設けられ、前記貫通穴53aと53bにゴム脚54を支持する支持部材55の支持棒55aを挿入し、緩衝部材52aの天面に支持板56を配置し、支持棒のねじ部55bを止め部材57で固定するように構成されている。
前記止め部材57の締めつけ過ぎによる緩衝部材52bの極端な剛性増加を避けるため、もしくは組立による緩衝部材52bの剛性のばらつきを防止するため、固定脚48に形成された胴部50aのリブ先端と支持板56との間に隙間を設けるように構成し、固定脚48が上下した際にストッパーの役割を果たすように構成する。
洗濯機本体の重みは固定脚48に形成された受部51から緩衝部材52bに加わり、緩衝部材52bが圧縮し、前記緩衝部材52bがゴム脚54を押さえ付けるように構成する。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。
このような洗濯時の重負荷時には、緩衝部材52bが圧縮し、ゴム脚54を抑える力が増大し、緩衝部材52bの剛性も増加するとともにゴム脚54のグリップ力を増すため、洗濯機本体の横振動を抑制させることができる。
洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯水は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数が250から300r/minの間は、洗濯物の偏り状態によって外槽33が前後左右に揺れながら大きく上下動する場合がある。この時、同時に洗濯機本体も前後左右に大きく揺れる。上記洗濯時と同様に緩衝部材52bが圧縮し、ゴム脚54を抑える力が増大し、緩衝部材52bの剛性も増加するとともにゴム脚54のグリップ力を増すため、図3のように洗濯機本体の横振動を抑制させることができる。
洗濯兼脱水槽34の回転数が上昇して、洗濯兼脱水槽34の回転数が600から750r/minになると洗濯機本体が共振する。このように洗濯機本体の横振動が大きくなると、支持棒55aと胴部50a、50bとの間で緩衝部材52a、52bが押し付けられ、洗濯機本体の横振動を抑制することができる。
洗濯兼脱水槽34の回転数がさらに上昇すると定常運転になり、外槽33の振動は小さくなるが、弾性体32を伝わって洗濯機本体を振動させることになる。このとき、衣類は脱水されるので、洗濯時や脱水起動よりも軽負荷になり、緩衝部材52bの圧縮やゴム脚54の抑える力は軽減され、緩衝部材52bやゴム脚54の剛性は低減する。
これにより、図3のように洗濯機本体の振動を低減し、さらに、ゴム脚54が固定脚48とは固着していないため、洗濯機本体から床への振動伝達も低減できる。したがって、低振動と低騒音化を実現することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図4のように、固定脚48に形成された上向き凹部の胴部50と受部51で形成された箇所に緩衝部材52を配置する。緩衝部材52は中心に貫通穴53が設けられ、前記貫通穴53にゴム脚54を支持する支持部材55の支持棒55aを挿入し、緩衝部材52の上面に支持板56を配置し、支持棒のねじ部55bを止め部材57で固定するよう構成されている。
前記止め部材57の締め付け過ぎによる緩衝部材52の極端な剛性増加を避けるため、もしくは組立による緩衝部材52の剛性のばらつきを防止するため、固定脚48に形成された胴部50aのリブ先端と支持板56との間に隙間を設けるように構成し、固定脚48が上下した際にストッパーの役割を果たすように構成する。そして、洗濯機本体の重みは固定脚48に形成された受部51からゴム脚54を押さえ付けるように構成する。
図4のように構成することにより、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにして脚を交互に移動させても、また洗濯機本体の横振動が大きくなっても、緩衝部材52がはがれることを防止する。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図5のように、固定脚48に形成された下向き凹部の胴部50と受部51で形成された箇所に緩衝部材52を配置する。緩衝部材52は中心に貫通穴53が設けられ、前記貫通穴53にゴム脚54を支持する支持部材55の支持棒55aを挿入し、受部51を介する緩衝部材52の上面に支持板56を配置し、支持棒のねじ部55bを止め部材57で固定するよう構成されている。受部51と支持板56の隙間Saは、洗濯機本体設置時に1〜3mm程度開けておくように構成する。
図5のように構成することにより、洗濯機本体を設置する際や運搬する際に、洗濯機本体を引きずったり、洗濯機本体を斜めにして脚を交互に移動させても、また洗濯機本体の横振動が大きくなっても、緩衝部材52がはがれることを防止する。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図6において、緩衝部材52の外周と緩衝部材52を支持する固定脚凹部の胴部50の間の隙間Sb、緩衝部材52の貫通穴53と支持部材55の支持棒55aとの間に隙間Scを設けている。洗濯時および脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きい時には、前記緩衝部材52の外周と固定脚凹部の胴部50が接する、または、緩衝部材52の貫通穴53と支持棒55aが接する寸法に設定する。
本実施の形態の場合、Sb、Scともに0.5から1.0mm程度に設定した。洗濯時および脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きくなる低回転数領域の250から300r/min、脱水共振時の600から750r/minは、前記緩衝部材52の外周と固定脚凹部の胴部50が接する、または、緩衝部材52の貫通穴53と支持棒55aが接することにより、緩衝部材52の剛性が高くなり減衰も高くなる。したがって、図3のように共振振動を抑えることができる。
そして、横振動の少ない脱水定常時においては、緩衝部材52が固定脚凹部の胴部50に当たらず、また、緩衝部材52は支持棒55aに当たらないため、緩衝部材52の剛性は低く減衰効果も低くなるため、図3のように本体振動を低減させるとともに、床への振動伝達も低減させることができる。
(実施の形態5)
図7は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図7は、固定脚48に形成された上向き凹部の受部51の外径Daがゴム脚54の外径Dbの外径以上になるように設定した。これにより、洗濯時および脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいときは、固定脚凹部の受部51がゴム脚を押さえる面積が最大となり、ゴム脚のグリップ力を最大限に発揮することができる。例では、Daを50mm、Dbを45mmに設定した。
(実施の形態6)
図8は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図8は、固定脚48に形成された下向き凹部の座部58とゴム脚54に隙間Sdを備える。隙間Sdは、洗濯時および脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいとき、固定脚凹部の座部58がゴム脚を押さえつける寸法に設定する。本実施の形態では隙間Sdは1.0から1.5mmに設定した。これにより、洗濯時、脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいとき、ゴム脚54の設置面積が大きくなり、ゴム脚54のグリップ力を増すことができるため、洗濯時や脱水運転時の本体移動を防止することができる。
また、固定脚48に形成された胴部50aのリブ先端と支持板56との間に隙間Saを設けるように構成し、図6、図7と同様に隙間Sb、Scを設けているため、前後上下左右の振動が大きいときには、これらの隙間Sa、Sb、Sc、Sdが無くなることによって、緩衝部材52の剛性が高くなり減衰も高くなる。したがって、洗濯時や脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きい時の振動を抑えることができる。
また、脱水定常時の軽負荷時には、これらの隙間Sa、Sb、Sc、Sdが維持されることによって、緩衝部材52の剛性は低く減衰効果も低くなるため、本体振動を低減させるとともに、床への振動伝達も低減させることができる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図を示すものである。
図9は、固定脚48に形成された下向き凹部の座部58の外径Dcをゴム脚54の外径Dd以上になるように設定した。これにより、洗濯時および脱水起動時の重負荷時の横振動が大きいときは、固定脚凹部の座部58がゴム脚を押さえる面積が最大となり、ゴム脚のグリップ力を最大限に発揮することができる。例では、Dcを50mm、Ddを45mmに設定した。
なお、上記すべての実施の形態において、ゴム脚54の硬度を緩衝部材52よりも硬度を高くすればなおよい。例えば、脚ゴム54にはクロロプレンゴムで硬度は60°に設定し、緩衝部材52には高減衰のブチルゴムで硬度は45°に設定する。これにより、図3のように、洗濯時、脱水起動時における重負荷時の横振動が大きくなる250から300r/minの低回転数領域、および本体共振時において、振動低減効果をさらに増すことができる。
図10は、図9における防止脚装置の横断面図であり、固定脚の胴部50と緩衝部材52の形状をドーナツ状とし、支持部材の軸55aと緩衝部材52の間に均等寸法で隙間を設け、緩衝部材52と固定脚胴部50との間にも均等寸法で隙間を設けている。これにより、水平方向の揺れであれば、どの方向であっても固定脚と緩衝部材が接することとなり、振動を低減させることができる。なお、固定脚の胴部50と緩衝部材52の形状はドーナツ状で前記のような均等寸法の隙間を設けてあれば、四角形状であれ、六角形状であれ、同等の効果をえられる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、本体振動を低減する防振装置であり、洗濯機以外の回転機械の防振にも応用可能である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 同洗濯機の防振脚装置の断面図 同洗濯機本体の振動特性図 本発明の第2の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 本発明の第3の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 本発明の第4の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 本発明の第5の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 本発明の第6の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 本発明の第7の実施の形態における洗濯機の防振脚装置の断面図 同洗濯機の防振脚装置の横断面図
符号の説明
30 洗濯機外枠
32 弾性体
33 外槽
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
47 防振脚装置
48 固定脚
50 胴部
50a 胴部
50b 胴部
51 受部
52 緩衝部材
52a 緩衝部材
52b 緩衝部材
53 貫通穴
53a 貫通穴
53b 貫通穴
54 ゴム脚
55 支持部材
55a 支持棒(支持部材の軸)
55b ねじ部
56 支持板
57 止め部材
58 座部

Claims (8)

  1. 略水平方向に回転軸を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を外包した外槽と、洗濯時および脱水時に前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容した洗濯機外枠と、前記外枠の底部に固着した固定脚とを備え、洗濯機本体底部のゴム脚の内部に支持部材を設け、前記支持部材の軸と前記固定脚との間に緩衝部材を介する構成とし、前記支持部材を固定する前記ゴム脚もしくは前記支持部材の軸を固定する支持板のうち少なくともどちらか一方を前記固定脚に固着しない構成とした洗濯機。
  2. 固定脚の形状を略上向き凹部で構成し、前記固定脚と支持部材の軸との間に緩衝部材を介する構成とした請求項1記載の洗濯機。
  3. 固定脚の形状を略下向き凹部で構成し、前記固定脚と支持部材の軸との間に緩衝部材を介する構成とした請求項1記載の洗濯機。
  4. 緩衝部材外周と固定脚凹部胴部の間、もしくは緩衝部材内周と支持部材の軸の間に隙間を設け、洗濯時および脱水起動時の重負荷時、あるいは軽負荷時で脱水運転時の横振動が大きい時に、前記緩衝部材外周と前記固定脚凹部胴部が接する、または、前記緩衝部材内周と前記支持部材の軸が接するように前記隙間の寸法を設定した請求項2または3に記載の洗濯機。
  5. 固定脚の形状を略上向き凹部で構成した際、前記凹部外径をゴム脚外径以上に設定した請求項4記載の洗濯機。
  6. 固定脚の形状を略下向き凹部で構成した際、前記凹部に座部を設け、前記座部とゴム脚上面は隙間を備え、洗濯時および脱水起動時の重負荷時には、前記座部と前記ゴム脚上面が接するように前記隙間の寸法を設定した請求項4の洗濯機。
  7. 凹部外径をゴム脚外径以上に設定した請求項6記載の洗濯機。
  8. ゴム脚の硬度を緩衝部材の硬度よりも高くした請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗濯機。
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