JP2015043801A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低振動、低騒音のドラム式洗濯機を提供すること。
【解決手段】脱水行程時において、回転ドラム17が回転する方向側に設けられ水槽ユニット37の重心G位置より正面側寄りの位置に配設された第一の防振ダンパー25と、水槽ユニット37の重心G位置より背面側寄りの位置に配設された第二の防振ダンパー26と、回転ドラム17が回転する方向の逆側に配設された第三の防振ダンパー27とからなり、第一の防振ダンパー25の傾斜角度は、第三の防振ダンパー27の傾斜角度よりも鉛直方向に近づくように配設し、第二の防振ダンパー26の傾斜角度は、第三の防振ダンパー27の傾斜角度よりも水平方向に近づくように配設したものであり、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一の防振ダンパーで鉛直方向を、第二の防振ダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、水槽内に収容した回転ドラムを回転させることにより洗い、すすぎ、脱水の各行程を実施するドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は、振動を制御するために、水槽底部に防振用のダンパーを設け、その減衰により水槽ユニットの振動を抑制している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来の洗濯機の構成図を示す。
図5において、洗濯物を収容し回転させる回転ドラム1は、水槽3内に回転自在に配設してあり、水槽3の底部には、回転ドラム1を回転駆動させるドラム駆動モータ5が設けられている。回転ドラム1の開口部には、蓋体8が開閉自在に設けてある。水槽3は、洗濯機筐体9との間に設けられたばね体10により姿勢を保持され、支持ダンパー11および防振ダンパー12により脱水時の振動が洗濯機筐体9に伝達されないように防振支持されている。また、水槽3前面の衣類投入口と洗濯機筐体9との間は、隙間を接続するためのシールパッキン7が設けられている。
水槽3には、加速度センサーを用いた振動検知装置6が配設されており、振動検知装置6の出力に応じて、制御手段13により、ドラム駆動モータ5の動作などを制御して、振動を制御するという構成である。
特開2012−170678号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ダンパーの減衰力が働く方向が限られ、脱水行程時に衣類などのかたよりによる偏荷重が発生し、水槽ユニットの振動が大きくなった場合、水槽ユニットの前部と後部がそれぞれ上下逆方向に動く首振り運動など多方向に減衰が必要な振動を止めることができなかった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ダンパーの角度を変更し、鉛直方向と水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
前記従来の課題を解決するために本発明のドラム式洗濯機は、洗濯機筐体と、有底円筒状に形成された水槽と、正面側が開口し前記水槽内に配設された有底円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムの底面中心に固定され前記水槽の底面に固定された軸受によって軸支された回転軸と、前記水槽の下部に固定され前記回転軸を介して前記回転ドラムを回転駆動するドラム駆動モータと、前記水槽、回転ドラム、軸受、回転軸およびドラム駆動モータ等により構成された水槽ユニットと、下端が前記水槽の上部に連結され上端が前記洗濯機筐体の上部に連結され前記水槽ユニットを前記洗濯機筐体内に弾性支持する複数本のサスペンションと、上端が前記水槽の下部に設けられた水槽連結部に第一の緩衝材を介して連結され下端が前記洗濯機筐体の下部に筐体連結部に第二の緩衝材を介して連結すること
により斜め方向に配置され前記水槽ユニットの振動を抑制する複数本の防振ダンパーと、を備え、前記水槽ユニットは、前記回転ドラムの回転軸の軸心が正面側から背面側に向けて下向き傾斜または略水平となるように前記洗濯機筐体内に配設され、前記複数本の防振ダンパーは、少なくとも、脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より正面側寄りの位置に配設された第一の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より背面側寄りの位置に配設された第二の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向の逆側に配設された第三の防振ダンパーとからなり、前記第一の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも鉛直方向に近づくように配設されるとともに、前記第二の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも水平方向に近づくように配設されるようにしたものである。
これによって、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一の防振ダンパーで鉛直方向を、第二の防振ダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一のダンパーで鉛直方向を、第二のダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機の内部正面図 同ドラム式洗濯機の内部天面図 同ドラム式洗濯機の第一の防振ダンパーおよび第二の防振ダンパーと筐体連結部の縦断面図 従来のドラム式洗濯機の構成図
第1の発明は、洗濯機筐体と、有底円筒状に形成された水槽と、正面側が開口し前記水槽内に配設された有底円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムの底面中心に固定され前記水槽の底面に固定された軸受によって軸支された回転軸と、前記水槽の下部に固定され前記回転軸を介して前記回転ドラムを回転駆動するドラム駆動モータと、前記水槽、回転ドラム、軸受、回転軸およびドラム駆動モータ等により構成された水槽ユニットと、下端が前記水槽の上部に連結され上端が前記洗濯機筐体の上部に連結され前記水槽ユニットを前記洗濯機筐体内に弾性支持する複数本のサスペンションと、上端が前記水槽の下部に設けられた水槽連結部に第一の緩衝材を介して連結され下端が前記洗濯機筐体の下部に筐体連結部に第二の緩衝材を介して連結することにより斜め方向に配置され前記水槽ユニットの振動を抑制する複数本の防振ダンパーと、を備え、前記水槽ユニットは、前記回転ドラムの回転軸の軸心が正面側から背面側に向けて下向き傾斜または略水平となるように前記洗濯機筐体内に配設され、前記複数本の防振ダンパーは、少なくとも、脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より正面側寄りの位置に配設された第一の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より背面側寄りの位置に配設された第二の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向の逆側に配設された第三の防振ダンパーとからなり、前記第一の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも鉛直方向に近づくように配設されるとともに、前記第二の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも水平
方向に近づくように配設されるようにしたものであり、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一の防振ダンパーで鉛直方向を、第二の防振ダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第一の防振ダンパーの水槽連結部は、前記第三の防振ダンパーの水槽連結部より上方に位置し、前記第二の防振ダンパーの水槽連結部は、前記第三の防振ダンパーの水槽連結部より下方に位置するようにしたものであり、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一の防振ダンパーで鉛直方向を、第二の防振ダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第一の防振ダンパーの筐体連結部は、前記第三の防振ダンパーの筐体連結部より上方に位置し、前記第二の防振ダンパーの筐体連結部は、前記第三の防振ダンパーの筐体連結部より下方に位置するようにしたものであり、衣類の片寄りによって発生した水槽ユニットの振動を、第一の防振ダンパーで鉛直方向を、第二の防振ダンパーで水平方向を効果的に減衰することで、低振動、低騒音を実現することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記第三の防振ダンパーは、前記水槽ユニットの重心位置近傍に設けられるようにしたもので、槽ユニットの振動を低減することができ、低振動、低騒音を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るドラム式洗濯機の縦断面図、図2は、同ドラム式洗濯機の内部正面図、図3は、同ドラム式洗濯機の内部天面図、図4は、同ドラム式洗濯機の第一の防振ダンパーおよび第二の防振ダンパーと筐体連結部の縦断面図である。
図1、図2および図3において、回転ドラム17は、有底円筒状に形成され、外周部に多数の通水孔18が全面に設けられて、有底円筒状に形成された水槽19の底部に取り付けた軸受ケース15内部の軸受16を介して水槽19内に回転自在に配設されている。回転ドラム17の回転中心に回転軸20が設けられ、回転ドラム17の軸心方向は正面側から背面側に向けて下向きに傾いている。この回転軸20上の水槽19の背面にドラムプーリ28が連結され、ベルト29とドラムプーリ28により連結されたドラム駆動モータ21により回転ドラム17が正転、逆転方向に回転駆動される。回転ドラム17の内壁面には衣類撹拌用の数個の突起板22が設けられている。上記の回転ドラム17、水槽19、ドラム駆動モータ21、軸受ケース15、ドラムプーリ28等により、水槽ユニット37が構成されている。
水槽ユニット37は、下端が水槽19の上部に連結されるとともに上端が洗濯機筐体23の上部に連結された複数本のサスペンション31により、洗濯機筐体23内に弾性支持されている。さらに、上端が水槽19の下部に設けられた水槽連結部43に第一の緩衝材44を介して連結され、下端が洗濯機筐体23の下部の基底部24に設けた筐体連結部34に第二の緩衝材45を介して連結されることにより斜め方向に配置され複数本の防振ダンパー25、26、27により、水槽ユニット37の振動が抑制されるものである。
図2、3に示すように防振ダンパー25、26、27は、脱水行程時における回転ドラム17の回転方向(正面から見て右回転(時計回り、矢印A)の場合、正面から見て右側)に第一の防振ダンパー25、第二の防振ダンパー26を配設し、反対方向(正面から見て右回転(時計回り、矢印A)の場合、正面から見て左側)に第三の防振ダンパー27が配設されている。第一の防振ダンパー25は、水槽ユニット37の重心Gよりも前方に配
設し、第二の防振ダンパー26は、重心Gよりも後方に配設されている。これにより、それぞれの防振ダンパー25、26で、バランス良く、水槽ユニット37を支持し、減衰防振を行なうようになっている。なお、防振ダンパー25、26、27の配設位置は、脱水行程時、回転ドラム17の回転方向が左回転(反時計回り)に設定する場合は、前述の回転ドラム17の回転方向が正面から見て右回転(時計回り)のときの防振ダンパーの配設位置と左右反対の位置に配置すればよい。
さらに、水槽ユニット37の背面側に軸受ケース15およびドラム駆動モータ21などの重量の大きい部品が配置されているため、水槽ユニット37の重心Gが、回転ドラム17の中心33よりも後方に位置することとなる。
そのため、回転ドラム17の前方に偏荷重が発生した場合は、重心Gから偏荷重までの距離が遠くなり、水槽ユニット37の前部と後部がそれぞれ上下逆方向に振動する、いわゆる首ふり運動が発生しやすい。そのため、第一の防振ダンパー25の角度を第三の防振ダンパー27の傾斜角度よりも鉛直方向に近づけることで、上下方向の振動を積極的に抑えることで、この首ふり運動を効果的に抑制している。
また、回転ドラム17の後方に偏荷重が発生した場合は、重心Gから偏荷重までの距離が近くなり、水槽ユニット37の後部での横揺れ運動が大きくなる。そのため、第二の防振ダンパー26の角度を第三の防振ダンパー27の傾斜角度よりも水平方向に近づけ、この横揺れ運動を効果的に抑制している。
つまり、図2に示すように第一の防振ダンパー25と鉛直方向のなす角度をα、第二の防振ダンパー26と鉛直方向のなす角度をβ、第三の防振ダンパー27と鉛直方向のなす角度をγとすると、α<γ<βとなる様に3本のダンパーが配設されている。
このように、第一の防振ダンパー25は特に鉛直方向(図2の上下方向)、第二の防振ダンパー26は特に水平方向(図2の左右方向)の振動に対して減衰防振効果を発揮し、効率的な防振を実現している。
ここで、第一の防振ダンパー25および第二の防振ダンパー26の減衰力は、左右のバランスを取るため、第三の防振ダンパー27の減衰力を最も大きくしている。また、前記首ふり運動を低減するため、第一の防振ダンパー25の減衰力を第二の防振ダンパー26よりも大きくしている。また、第一の防振ダンパー25、第二の防振ダンパー26および第三の防振ダンパー27の減衰力は、筐体の基底部24や床への振動伝達防止のため、前記条件の範囲において、水槽ユニット37の振動を十分に抑制できる範囲で出来る限り小さい値としている。
また、第一の防振ダンパー25と筐体の基底部24の取り付け構成は、図4に示すように構成している。すなわち、第一の防振ダンパー25が、第二の緩衝材45を介して筐体連結部34に取り付けられ、固定部材35が筐体の基底部24に取り付けられている。筐体連結部34と固定部材35の間に第三の緩衝材A38を配置し、さらに、筐体連結部34の第一の防振ダンパー25と逆側に配置された座金36と固定部材35の間に第三の緩衝材B39を配置し、筐体連結部34と座金36が段付きボルト40とナット41で締結されている。
そのため、第一の防振ダンパー25が、固定部材35を中心に左右方向に振動した際、筐体連結部34と座金36も振動し、第三の緩衝材A38および第三の緩衝材B39が圧縮されることで減衰が発生し、水槽ユニット37の振動を低減する。なお、第二のダンパーの取り付け方法も同様である。
ここで、脱水時の回転ドラム17の回転が時計回りの場合、水槽ユニット37の振動は重力の影響で偏荷重が右側に来た時速く、左側に来た時遅くなる。そのため右側に取り付けた第一の防振ダンパー25および第二の防振ダンパー26の締結部に緩衝材を介することで、効果的に振動が抑制できる。
以上のように構成されたドラム式洗濯機において、その動作、作用を説明する。
蓋体30を開いて回転ドラム17内に洗濯物を投入し、運転を開始すると、洗い行程では、回転ドラム17はドラム駆動モータ21によって低速で回転駆動され、回転ドラム17内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下される。こうして洗い行程が進行する。
そして、洗い行程を所定時間行った後、水槽19内の洗濯水を排水し、中間脱水を行い、その後のすすぎ行程を行う。そのすすぎ行程においても、洗い行程と同様の動作を行う。脱水行程では、回転ドラム17は高速で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
脱水行程時に、回転ドラム17内に入れられた洗濯物が片寄っている場合、その片寄りを吸収して脱水回転を行えるように、水槽ユニット37を揺動自在に防振支持して、振動が洗濯機筐体23に伝達するのを防止しているが、異常に大きい片寄りを生じた場合には、水槽ユニット37が異常振動を起こし、洗濯機から大きな騒音が発生したり、最悪の場合は洗濯機が損傷したりする恐れがある。
本実施の形態では、回転ドラム17の回転方向に水槽ユニット37の重心Gより前方に第一の防振ダンパー25、後方に第二の防振ダンパー26、回転ドラム17の回転方向と逆の方向に第三の防振ダンパー27が配設されており、それぞれの防振ダンパーでバランス良く減衰防振を行っておる。
さらに、第一の防振ダンパー25をより鉛直に、第二の防振ダンパー26をより水平に配設しているため、鉛直方向、水平方向の振動を低減し、第一の防振ダンパー25および第二の防振ダンパー26の下部を緩衝材を介して筐体に取り付けることで第一の防振ダンパー25および第二の防振ダンパー26のストローク方向だけでなく、前後・左右方向にも減衰を与ることでえ、水槽ユニット37の振動効率的に低減している。
なお、上記実施の形態では、第一の防振ダンパー25および第二の防振ダンパー26の締結部に緩衝材を介する構成は、洗濯機筐体23の下部の基底部24の筐体連結部34側に設けたが、同様の構成を、水槽連結部43側に設けても同等の効果を奏することができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、第一の防振ダンパー、第二の防振ダンパー、第三の防振ダンパーの配設位置およびその取り付け角度により、効率よく水槽ユニットの振動を減衰し、低振動、低騒音を実現することが可能となるので、その他の脱水機能を有する洗濯機等の用途に適用できる。
17 回転ドラム
23 洗濯機筐体
25 第一の防振ダンパー
26 第二の防振ダンパー
27 第三の防振ダンパー
33 回転ドラムの中心
34 筐体連結部
37 水槽ユニット
G 水槽ユニットの重心

Claims (4)

  1. 洗濯機筐体と、有底円筒状に形成された水槽と、正面側が開口し前記水槽内に配設された有底円筒状の回転ドラムと、前記回転ドラムの底面中心に固定され前記水槽の底面に固定された軸受によって軸支された回転軸と、前記水槽の下部に固定され前記回転軸を介して前記回転ドラムを回転駆動するドラム駆動モータと、前記水槽、回転ドラム、軸受、回転軸およびドラム駆動モータ等により構成された水槽ユニットと、下端が前記水槽の上部に連結され上端が前記洗濯機筐体の上部に連結され前記水槽ユニットを前記洗濯機筐体内に弾性支持する複数本のサスペンションと、上端が前記水槽の下部に設けられた水槽連結部に第一の緩衝材を介して連結され下端が前記洗濯機筐体の下部に筐体連結部に第二の緩衝材を介して連結することにより斜め方向に配置され前記水槽ユニットの振動を抑制する複数本の防振ダンパーと、を備え、
    前記水槽ユニットは、前記回転ドラムの回転軸の軸心が正面側から背面側に向けて下向き傾斜または略水平となるように前記洗濯機筐体内に配設され、前記複数本の防振ダンパーは、少なくとも、脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より正面側寄りの位置に配設された第一の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向側に設けられ前記水槽ユニットの重心位置より背面側寄りの位置に配設された第二の防振ダンパーと、前記脱水行程時において、前記回転ドラムが回転する方向の逆側に配設された第三の防振ダンパーとからなり、前記第一の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも鉛直方向に近づくように配設されるとともに、前記第二の防振ダンパーの傾斜角度は、前記第三の防振ダンパーの傾斜角度よりも水平方向に近づくように配設されるようにしたドラム式洗濯機。
  2. 前記第一の防振ダンパーの水槽連結部は、前記第三の防振ダンパーの水槽連結部より上方に位置し、前記第二の防振ダンパーの水槽連結部は、前記第三の防振ダンパーの水槽連結部より下方に位置するようにした請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記第一の防振ダンパーの筐体連結部は、前記第三の防振ダンパーの筐体連結部より上方に位置し、前記第二の防振ダンパーの筐体連結部は、前記第三の防振ダンパーの筐体連結部より下方に位置するようにした請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記第三の防振ダンパーは、前記水槽ユニットの重心位置近傍に設けられるようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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