JPS6230272Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230272Y2 JPS6230272Y2 JP1980109686U JP10968680U JPS6230272Y2 JP S6230272 Y2 JPS6230272 Y2 JP S6230272Y2 JP 1980109686 U JP1980109686 U JP 1980109686U JP 10968680 U JP10968680 U JP 10968680U JP S6230272 Y2 JPS6230272 Y2 JP S6230272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- iron core
- coil
- coil frame
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 10
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は有極電磁石、さらに詳しくはリレーの
接点などを駆動する有極電磁石に関するものであ
る。
接点などを駆動する有極電磁石に関するものであ
る。
従来、この種の有極電磁石は、第1図に示すよ
うに、一方がN極、他方がS極となるように永久
磁石2にて橋絡された一対のヨーク片1間の間隙
に鉄芯4の長手方向の両端部を収め、鉄芯4の長
手方向の中央部がコイル枠5内に収められて鉄芯
4がコイル枠5内で回動自在となるようにコイル
枠5の挿通孔20の中央に設けた枢支手段21に
て鉄芯4を枢支するものであるから、コイル枠5
内で鉄芯4が回動自在となるために、コイル枠5
に巻回されたコイル7と鉄芯4との間に間隙が多
く洩れ磁束が多くなつて磁気効率の低いものであ
つた。このため、コイル7の巻数が多くなり、小
型化に適さないものであつた。また、鉄芯4をコ
イル枠5内で枢支する必要があるものであるか
ら、コイル枠5を成形して、第1図に示すような
突起22によつて枢支するなどの手段を用いるも
のであつたが、このような突起22は挿通孔20
内に設けるものであつて成形が困難であるという
欠点を有するものであつた。
うに、一方がN極、他方がS極となるように永久
磁石2にて橋絡された一対のヨーク片1間の間隙
に鉄芯4の長手方向の両端部を収め、鉄芯4の長
手方向の中央部がコイル枠5内に収められて鉄芯
4がコイル枠5内で回動自在となるようにコイル
枠5の挿通孔20の中央に設けた枢支手段21に
て鉄芯4を枢支するものであるから、コイル枠5
内で鉄芯4が回動自在となるために、コイル枠5
に巻回されたコイル7と鉄芯4との間に間隙が多
く洩れ磁束が多くなつて磁気効率の低いものであ
つた。このため、コイル7の巻数が多くなり、小
型化に適さないものであつた。また、鉄芯4をコ
イル枠5内で枢支する必要があるものであるか
ら、コイル枠5を成形して、第1図に示すような
突起22によつて枢支するなどの手段を用いるも
のであつたが、このような突起22は挿通孔20
内に設けるものであつて成形が困難であるという
欠点を有するものであつた。
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、コイルと鉄芯との
間の間隙を少なくして磁気効率を高めると共に、
鉄芯の枢支手段の形成を容易ならしめることにあ
る。
て、その目的とするところは、コイルと鉄芯との
間の間隙を少なくして磁気効率を高めると共に、
鉄芯の枢支手段の形成を容易ならしめることにあ
る。
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳述す
る。本考案に係る有極電磁石は、対面する磁極面
を同面積とした一対の互いに平行に配置されたヨ
ーク片1間に永久磁石2が介装されて一方のヨー
ク片1がN極に帯磁されると共に他方のヨーク片
1がS極に帯磁されるようにヨークブロツク3が
形成され、鉄芯4にその長手方向の両端部を残し
てコイル枠5が一体に被着されてアーマチユア6
が形成され、コイル枠5の長手方向の中央部をヨ
ークブロツク3で枢支して鉄芯4の両端部を一対
のヨーク片1間の間隙に収め、コイル枠5に巻回
されたコイル7に流れる電流に応じてアーマチユ
ア6を一対のヨーク片1間で回動させるものであ
つて、本実施例にあつては各ヨーク片1がコ字状
に成形された例を示す。第3図及び第4図に示す
ようにコ字状のヨーク片1の各胴片8の中央部に
は2個の永久磁石2と永久磁石2間に挟まれて配
置された軸受材9が挟持され、各ヨーク片1が
夫々N極とS極とに帯磁されている。各ヨーク片
1の対向する脚片10間の間隙には棒状の鉄芯4
が収められ、鉄芯4の中央部には両端に鍔11を
有する合成樹脂製のコイル枠5が鉄芯4と一体に
なつて被着され、コイル枠5にはコイル7が巻回
される。各ヨーク片1の脚片10の対向面の磁極
面は同面積としており、ラツチング型の有極電磁
石として構成するようにしている。コイル枠5の
長手方向の中央には長手方向と直交する方向に周
面全周に亘つて突出する仕切板12を設け、仕切
板12の下面からは回転軸13が下方に向つて突
出し、軸受材9に刻設された軸孔14に回転軸1
3を回動自在に挿入している。尚、コイル7から
の引出し線は可撓性を有する電線を用いて行な
い、アーマチユア6の回動を妨げないようにす
る。
る。本考案に係る有極電磁石は、対面する磁極面
を同面積とした一対の互いに平行に配置されたヨ
ーク片1間に永久磁石2が介装されて一方のヨー
ク片1がN極に帯磁されると共に他方のヨーク片
1がS極に帯磁されるようにヨークブロツク3が
形成され、鉄芯4にその長手方向の両端部を残し
てコイル枠5が一体に被着されてアーマチユア6
が形成され、コイル枠5の長手方向の中央部をヨ
ークブロツク3で枢支して鉄芯4の両端部を一対
のヨーク片1間の間隙に収め、コイル枠5に巻回
されたコイル7に流れる電流に応じてアーマチユ
ア6を一対のヨーク片1間で回動させるものであ
つて、本実施例にあつては各ヨーク片1がコ字状
に成形された例を示す。第3図及び第4図に示す
ようにコ字状のヨーク片1の各胴片8の中央部に
は2個の永久磁石2と永久磁石2間に挟まれて配
置された軸受材9が挟持され、各ヨーク片1が
夫々N極とS極とに帯磁されている。各ヨーク片
1の対向する脚片10間の間隙には棒状の鉄芯4
が収められ、鉄芯4の中央部には両端に鍔11を
有する合成樹脂製のコイル枠5が鉄芯4と一体に
なつて被着され、コイル枠5にはコイル7が巻回
される。各ヨーク片1の脚片10の対向面の磁極
面は同面積としており、ラツチング型の有極電磁
石として構成するようにしている。コイル枠5の
長手方向の中央には長手方向と直交する方向に周
面全周に亘つて突出する仕切板12を設け、仕切
板12の下面からは回転軸13が下方に向つて突
出し、軸受材9に刻設された軸孔14に回転軸1
3を回動自在に挿入している。尚、コイル7から
の引出し線は可撓性を有する電線を用いて行な
い、アーマチユア6の回動を妨げないようにす
る。
本考案は叙上のように構成されており、コイル
7に電流を流すことによつてアーマチユア6の両
端に励磁される磁極によりアーマチユア6がヨー
ク片1の両端間で回動するものであつて、本考案
を上記のようにラツチング型の有極電磁石として
使用する場合の巻線としては、一巻線型としても
よく、あるいは二巻線型にすることができる。こ
の場合、巻線を上下に重ねて巻く重ね巻きをする
こともできる。つまり、鉄芯4とコイル枠5と
は、一体になつて被着されているため、コイル枠
5内に鉄芯4を回動自在とした場合と比べて、上
側に巻いたコイル7と鉄芯4との間隙が少なく漏
洩磁束が減少するためであり、従つて、ラツチン
グ型の有極電磁石のコイル枠に巻く巻線を2相巻
きの上下重ね巻きとした場合でも、磁気効率の高
い有極電磁石を得ることができるものである。
7に電流を流すことによつてアーマチユア6の両
端に励磁される磁極によりアーマチユア6がヨー
ク片1の両端間で回動するものであつて、本考案
を上記のようにラツチング型の有極電磁石として
使用する場合の巻線としては、一巻線型としても
よく、あるいは二巻線型にすることができる。こ
の場合、巻線を上下に重ねて巻く重ね巻きをする
こともできる。つまり、鉄芯4とコイル枠5と
は、一体になつて被着されているため、コイル枠
5内に鉄芯4を回動自在とした場合と比べて、上
側に巻いたコイル7と鉄芯4との間隙が少なく漏
洩磁束が減少するためであり、従つて、ラツチン
グ型の有極電磁石のコイル枠に巻く巻線を2相巻
きの上下重ね巻きとした場合でも、磁気効率の高
い有極電磁石を得ることができるものである。
本考案は上述のように、対面する磁極面を同面
積とした一対の互いに平行に配置されたヨーク片
間に永久磁石が介装されて一方のヨーク片がN極
に帯磁されると共に他方のヨーク片がS極に帯磁
されるようにヨークブロツクが形成され、鉄芯に
その長手方向の両端部を残してコイル枠が一体に
被着されてアーマチユアが形成され、コイル枠の
長手方向の中央部をヨークブロツクに枢支して鉄
芯の両端部を一対のヨーク片間の間隙に収め、コ
イル枠に巻回されたコイルに流れる電流に応じて
アーマチユアを一対のヨーク片間で回動するよう
にしたものであるから、鉄芯にその長手方向の両
端部を残してコイル枠が一体に被着されてアーマ
チユアを形成していることで、コイル枠内に鉄芯
を回動自在としてコイルと鉄芯との間隙が多くて
漏洩磁束が多くなつて磁気効率が低かつた従来と
比べ、コイルと鉄芯との間隙が少なくなつて漏洩
磁束が減少して磁気効率のの高い有極電磁石が得
られるものであり、特に、有極電磁石を小型化す
る際に作動電流の小さな有極電磁石が得られる効
果を奏するものである。しかも、ラツチング型の
有極電磁石として使用する場合の巻線として二巻
線型にした場合において、鉄芯とコイル枠とは、
一体になつて被着されているため、コイル枠内に
鉄芯を回動自在とした場合と比べて、コイルと鉄
芯との間隙が少なく漏洩磁束が減少するため、コ
イルを上下に巻く重ね巻きをすることができるも
のである。従つて、コイルを上下に重ね巻きとし
た場合でも、上側に巻いたコイルと鉄芯との間隙
が少ないため、漏洩磁束が減少し、磁気効率の高
い有極電磁石を得ることができる効果を奏するも
のである。また、コイル枠の長手方向の中央部を
ヨークブロツクに枢支することで、枢支手段をコ
イル枠の外側に形成することができ、枢支手段が
容易に形成できると共に、アーマチユアが安定し
た回動をするような枢支手段を形成することがで
きる効果を奏するものである。
積とした一対の互いに平行に配置されたヨーク片
間に永久磁石が介装されて一方のヨーク片がN極
に帯磁されると共に他方のヨーク片がS極に帯磁
されるようにヨークブロツクが形成され、鉄芯に
その長手方向の両端部を残してコイル枠が一体に
被着されてアーマチユアが形成され、コイル枠の
長手方向の中央部をヨークブロツクに枢支して鉄
芯の両端部を一対のヨーク片間の間隙に収め、コ
イル枠に巻回されたコイルに流れる電流に応じて
アーマチユアを一対のヨーク片間で回動するよう
にしたものであるから、鉄芯にその長手方向の両
端部を残してコイル枠が一体に被着されてアーマ
チユアを形成していることで、コイル枠内に鉄芯
を回動自在としてコイルと鉄芯との間隙が多くて
漏洩磁束が多くなつて磁気効率が低かつた従来と
比べ、コイルと鉄芯との間隙が少なくなつて漏洩
磁束が減少して磁気効率のの高い有極電磁石が得
られるものであり、特に、有極電磁石を小型化す
る際に作動電流の小さな有極電磁石が得られる効
果を奏するものである。しかも、ラツチング型の
有極電磁石として使用する場合の巻線として二巻
線型にした場合において、鉄芯とコイル枠とは、
一体になつて被着されているため、コイル枠内に
鉄芯を回動自在とした場合と比べて、コイルと鉄
芯との間隙が少なく漏洩磁束が減少するため、コ
イルを上下に巻く重ね巻きをすることができるも
のである。従つて、コイルを上下に重ね巻きとし
た場合でも、上側に巻いたコイルと鉄芯との間隙
が少ないため、漏洩磁束が減少し、磁気効率の高
い有極電磁石を得ることができる効果を奏するも
のである。また、コイル枠の長手方向の中央部を
ヨークブロツクに枢支することで、枢支手段をコ
イル枠の外側に形成することができ、枢支手段が
容易に形成できると共に、アーマチユアが安定し
た回動をするような枢支手段を形成することがで
きる効果を奏するものである。
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は同上の
横断面図、第3図は本考案の一実施例を示す分解
斜視図、第4図は同上の横断面図、同図bは本考
案の他の実施例の動作説明図であり、1はヨーク
片、2は永久磁石、3はヨークブロツク、4は鉄
芯、5はコイル枠、6はアーマチユア、7はコイ
ルである。
横断面図、第3図は本考案の一実施例を示す分解
斜視図、第4図は同上の横断面図、同図bは本考
案の他の実施例の動作説明図であり、1はヨーク
片、2は永久磁石、3はヨークブロツク、4は鉄
芯、5はコイル枠、6はアーマチユア、7はコイ
ルである。
Claims (1)
- 対面する磁極面を同面積とした一対の互いに平
行に配置されたヨーク片間に永久磁石が介装され
て一方のヨーク片がN極に帯磁されると共に他方
のヨーク片がS極に帯磁されるようにヨークブロ
ツクが形成され、鉄芯にその長手方向の両端部を
残してコイル枠が一体に被着されてアーマチユア
が形成され、コイル枠の長手方向の中央部をヨー
クブロツクに枢支して鉄芯の両端部を一対のヨー
ク片間の間隙に収め、コイル枠に巻回されたコイ
ルに流れる電流に応じてアーマチユアを一対のヨ
ーク片間で回動する有極電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980109686U JPS6230272Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980109686U JPS6230272Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5731754U JPS5731754U (ja) | 1982-02-19 |
JPS6230272Y2 true JPS6230272Y2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=29470865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980109686U Expired JPS6230272Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230272Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS541015A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-06 | Japan Radio Co Ltd | Speaker operation detector |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP1980109686U patent/JPS6230272Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS541015A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-06 | Japan Radio Co Ltd | Speaker operation detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5731754U (ja) | 1982-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4587501A (en) | Polarized electromagnetic relay | |
JPS6230272Y2 (ja) | ||
JPH0225206Y2 (ja) | ||
JPH0119373Y2 (ja) | ||
JPS6246937B2 (ja) | ||
JP2803783B2 (ja) | 有極電磁石 | |
JPS6331478Y2 (ja) | ||
JPH051047Y2 (ja) | ||
JPH0260020A (ja) | 有極電磁石装置 | |
JPH0445212Y2 (ja) | ||
JPH0347297Y2 (ja) | ||
JPH03117358U (ja) | ||
JPH0422527Y2 (ja) | ||
JPH0342651Y2 (ja) | ||
JPH0246009Y2 (ja) | ||
JPH0454135U (ja) | ||
JPH0425789Y2 (ja) | ||
JPH0247546Y2 (ja) | ||
JP3007809U (ja) | 電磁石 | |
JPH0225203Y2 (ja) | ||
JPH0346485Y2 (ja) | ||
JPH0427078Y2 (ja) | ||
JPH088505Y2 (ja) | 電磁石の構造 | |
JPH0342654Y2 (ja) | ||
JPH0225209Y2 (ja) |