JPS6246937B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246937B2 JPS6246937B2 JP13549678A JP13549678A JPS6246937B2 JP S6246937 B2 JPS6246937 B2 JP S6246937B2 JP 13549678 A JP13549678 A JP 13549678A JP 13549678 A JP13549678 A JP 13549678A JP S6246937 B2 JPS6246937 B2 JP S6246937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- coil
- armature
- iron core
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H51/00—Electromagnetic relays
- H01H51/22—Polarised relays
- H01H51/2227—Polarised relays in which the movable part comprises at least one permanent magnet, sandwiched between pole-plates, each forming an active air-gap with parts of the stationary magnetic circuit
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有極継電器の磁気回路ブロツクに関す
る。 従来、この種の有極継電器の磁気回路としては
第1図に示すごとき効率の良い4空隙バランスア
マチユア型磁気回路が用いられている。すなわ
ち、図において1はコイルブロツクで、u字状の
鉄心2およびこの鉄心2の本体に巻回されたコイ
ル3とからなつている。4はアマチユアブロツク
で、1対のアマチユア5,5が平行に配設され、
中央に軸を挿通せしめる軸孔6が穿設された軸受
部7が設けられ、この軸受部7の両側に永久磁石
8,8が夫々配設され、一対のアマチユア5,5
の両端部間に前記鉄心2の両端部の磁極2a,2
aが夫々離間して配置されている。 しかるに、このように構成された磁気回路で
は、回動中心と鉄心(磁極)および4空隙のアマ
チユア相互の位置精度を得ることが難しく、4空
隙のギヤツプ量がバラツクことにより、アマチユ
ア5,5が磁極2a,2aに片当りする等吸引力
が安定しないおそれがあつた。また、リレーを構
成するためにバネ負荷と整合した場合、感動電圧
が安定せず調整等の工程に時間を費し、このため
コスト高となるという欠点を伴なつていた。 本発明は上記の欠点を改善し、前述のように構
成された4空隙磁気回路の効率を低下させること
なく(コイルからみた磁気抵抗を増大させず)、
かつアマチユアの片当りを防止し動作が安定した
有極継電器の磁気回路ブロツクを提供することを
目的とする。 以下、図面に沿つて本発明の実施例を説明す
る。 第2図は本発明の磁気回路ブロツクを示す。本
発明においてはコイル11が巻回された断面円形
の鉄心12の一方の磁極をアマチユアブロツク1
3の回転中心の回転軸14として用いている。す
なわち、アマチユアブロツク13は、平行に配置
された一対のアマチユア16,16で磁化方向が
同アマチユアの長手方向に対して直角である永久
磁石15を中央で挟持させてなるものであり、し
かして、同一対のアマチユア16,16の一端に
は弧状に彎曲した係合部16a,16aが形成さ
れ、この係合部16a,16aを前記鉄心12の
回転軸14に軸受17を介し回動自在に取付け、
また、このアマチユア16,16の他端二股部1
6b,16bは鉄心12の他方に設けられた磁極
18の両側に空隙部を介し対向して配置されてい
る。すなわち、アマチユアブロツクの他端二股部
は、コイルブロツクの他端磁極を空隙を介して挟
んでいる。したがつて、アマチユア16,16の
ギヤツプ(ストローク)は磁極18とアマチユア
16,16との間隙により決定され、位置精度が
向上するためアマチユア16,16が片当りする
ことはない。なお、前記軸受17はアマチユアブ
ロツク13の回動を円滑化し、かつアマチユアブ
ロツク13に設けられた永久磁石15の磁束を短
絡しない非磁性材料またはプラスチツク等により
形成されている。 第3図は本発明を有極継電器に適用した場合を
示す。図において19はコイルブロツクで、コイ
ルビン20に前記鉄心12が配設され、かつコイ
ル11が巻回され、一方の上端には鉄心12の一
方に形成された回転軸14が突設されていると共
に、他方の上端には鉄心12に固着された磁極1
8が設けられ、下方両端にはコイル端子21,2
1が突設されている。しかして、このように構成
されたコイルブロツク19は基板22上に載置さ
れ、その上部に、前記アマチユアブロツク13の
一端が軸受17を介し回転軸14に回動自在に設
けられ、かつ他端二股部16b,16bが鉄心の
他端磁極18を空隙を介して挟むように塔載され
る。また、両側部には夫々接点バネブロツク2
3,23が基板22を介して配設される。前記接
点バネブロツク23は接点バネ24と側板25と
からなり、接点バネ24の自由端に設けられた可
動接点26が側板25の上端部に突設された固定
接点端子27に固着された固定接点28と接離可
能に、基端が可動接点端子29に固着される。ま
た、それぞれの側板25には可動端子30、固定
端子31が突設されている。 しかして、コイルブロツク19のコイル11が
励磁されると、アマチユアブロツク13は回転軸
14を中心に回動し、このアマチユアブロツク1
3に一体に突設されたカード32が接点バネ24
を適宜押圧し、接点26,28の開閉動作が行な
われるものである。 上にみたように、本発明にかかる有極継電器の
磁気回路ブロツクは、アマチユアブロツクの一端
を鉄心他端の回転軸に枢着する等して、同アマチ
ユアブロツクの一端が回転中心となるようにし、
同アマチユアブロツクの他端二股部が鉄心一端の
磁極を空隙を介して挟むようにしているため、磁
気回路が2空隙となり、空隙数が少なくなつた
分、コイルブロツクとアマチユアブロツクとの位
置精度が得やすくなる。その結果、感動電圧が安
定しやすくなつて、調整等の工程にあまり時間を
要しなくなる。磁気回路が2空隙となつた結果、
アマチユアブロツクの他端二股部を構成するいず
れの脚部も、必ず、鉄心一端の磁極に当接するよ
うになる。しかも、バランス良く当接するように
なる。そのため、従来の4空隙型のごとき片当た
りが起きない。その結果、アマチユアストローク
が安定し、吸引力のバラツキが少なくなる。片当
たりが起きず、アマチユアブロツクの他端二股部
を構成するいずれの脚部も必ず鉄心一端の磁極に
当接することから、当接時、脚部と磁極との間に
ギヤツプが生じず、このギヤツプが生じやすい従
来のものに比し、コイル側からみた磁気抵抗が減
少して、コイル起磁力による吸引力を高く得させ
るものである。
る。 従来、この種の有極継電器の磁気回路としては
第1図に示すごとき効率の良い4空隙バランスア
マチユア型磁気回路が用いられている。すなわ
ち、図において1はコイルブロツクで、u字状の
鉄心2およびこの鉄心2の本体に巻回されたコイ
ル3とからなつている。4はアマチユアブロツク
で、1対のアマチユア5,5が平行に配設され、
中央に軸を挿通せしめる軸孔6が穿設された軸受
部7が設けられ、この軸受部7の両側に永久磁石
8,8が夫々配設され、一対のアマチユア5,5
の両端部間に前記鉄心2の両端部の磁極2a,2
aが夫々離間して配置されている。 しかるに、このように構成された磁気回路で
は、回動中心と鉄心(磁極)および4空隙のアマ
チユア相互の位置精度を得ることが難しく、4空
隙のギヤツプ量がバラツクことにより、アマチユ
ア5,5が磁極2a,2aに片当りする等吸引力
が安定しないおそれがあつた。また、リレーを構
成するためにバネ負荷と整合した場合、感動電圧
が安定せず調整等の工程に時間を費し、このため
コスト高となるという欠点を伴なつていた。 本発明は上記の欠点を改善し、前述のように構
成された4空隙磁気回路の効率を低下させること
なく(コイルからみた磁気抵抗を増大させず)、
かつアマチユアの片当りを防止し動作が安定した
有極継電器の磁気回路ブロツクを提供することを
目的とする。 以下、図面に沿つて本発明の実施例を説明す
る。 第2図は本発明の磁気回路ブロツクを示す。本
発明においてはコイル11が巻回された断面円形
の鉄心12の一方の磁極をアマチユアブロツク1
3の回転中心の回転軸14として用いている。す
なわち、アマチユアブロツク13は、平行に配置
された一対のアマチユア16,16で磁化方向が
同アマチユアの長手方向に対して直角である永久
磁石15を中央で挟持させてなるものであり、し
かして、同一対のアマチユア16,16の一端に
は弧状に彎曲した係合部16a,16aが形成さ
れ、この係合部16a,16aを前記鉄心12の
回転軸14に軸受17を介し回動自在に取付け、
また、このアマチユア16,16の他端二股部1
6b,16bは鉄心12の他方に設けられた磁極
18の両側に空隙部を介し対向して配置されてい
る。すなわち、アマチユアブロツクの他端二股部
は、コイルブロツクの他端磁極を空隙を介して挟
んでいる。したがつて、アマチユア16,16の
ギヤツプ(ストローク)は磁極18とアマチユア
16,16との間隙により決定され、位置精度が
向上するためアマチユア16,16が片当りする
ことはない。なお、前記軸受17はアマチユアブ
ロツク13の回動を円滑化し、かつアマチユアブ
ロツク13に設けられた永久磁石15の磁束を短
絡しない非磁性材料またはプラスチツク等により
形成されている。 第3図は本発明を有極継電器に適用した場合を
示す。図において19はコイルブロツクで、コイ
ルビン20に前記鉄心12が配設され、かつコイ
ル11が巻回され、一方の上端には鉄心12の一
方に形成された回転軸14が突設されていると共
に、他方の上端には鉄心12に固着された磁極1
8が設けられ、下方両端にはコイル端子21,2
1が突設されている。しかして、このように構成
されたコイルブロツク19は基板22上に載置さ
れ、その上部に、前記アマチユアブロツク13の
一端が軸受17を介し回転軸14に回動自在に設
けられ、かつ他端二股部16b,16bが鉄心の
他端磁極18を空隙を介して挟むように塔載され
る。また、両側部には夫々接点バネブロツク2
3,23が基板22を介して配設される。前記接
点バネブロツク23は接点バネ24と側板25と
からなり、接点バネ24の自由端に設けられた可
動接点26が側板25の上端部に突設された固定
接点端子27に固着された固定接点28と接離可
能に、基端が可動接点端子29に固着される。ま
た、それぞれの側板25には可動端子30、固定
端子31が突設されている。 しかして、コイルブロツク19のコイル11が
励磁されると、アマチユアブロツク13は回転軸
14を中心に回動し、このアマチユアブロツク1
3に一体に突設されたカード32が接点バネ24
を適宜押圧し、接点26,28の開閉動作が行な
われるものである。 上にみたように、本発明にかかる有極継電器の
磁気回路ブロツクは、アマチユアブロツクの一端
を鉄心他端の回転軸に枢着する等して、同アマチ
ユアブロツクの一端が回転中心となるようにし、
同アマチユアブロツクの他端二股部が鉄心一端の
磁極を空隙を介して挟むようにしているため、磁
気回路が2空隙となり、空隙数が少なくなつた
分、コイルブロツクとアマチユアブロツクとの位
置精度が得やすくなる。その結果、感動電圧が安
定しやすくなつて、調整等の工程にあまり時間を
要しなくなる。磁気回路が2空隙となつた結果、
アマチユアブロツクの他端二股部を構成するいず
れの脚部も、必ず、鉄心一端の磁極に当接するよ
うになる。しかも、バランス良く当接するように
なる。そのため、従来の4空隙型のごとき片当た
りが起きない。その結果、アマチユアストローク
が安定し、吸引力のバラツキが少なくなる。片当
たりが起きず、アマチユアブロツクの他端二股部
を構成するいずれの脚部も必ず鉄心一端の磁極に
当接することから、当接時、脚部と磁極との間に
ギヤツプが生じず、このギヤツプが生じやすい従
来のものに比し、コイル側からみた磁気抵抗が減
少して、コイル起磁力による吸引力を高く得させ
るものである。
第1図は従来の有極継電器の4空隙磁気回路、
第2図は本発明による有極継電器の磁気回路ブロ
ツク、第3図は同上の具体的実施例を示す。 11…コイル、12…鉄心、13…アマチユア
ブロツク、14…回転軸、15…永久磁石、16
…アマチユア、17…軸受、18…磁極、19…
コイルブロツク、20…コイルボビン、21…コ
イル端子、22…基板、23…接点バネブロツ
ク、24…接点バネ、25…側板、26…可動接
点、27…固定接点端子、28…固定接点、29
…可動接点端子、30…可動端子、31…固定端
子、32…カード。
第2図は本発明による有極継電器の磁気回路ブロ
ツク、第3図は同上の具体的実施例を示す。 11…コイル、12…鉄心、13…アマチユア
ブロツク、14…回転軸、15…永久磁石、16
…アマチユア、17…軸受、18…磁極、19…
コイルブロツク、20…コイルボビン、21…コ
イル端子、22…基板、23…接点バネブロツ
ク、24…接点バネ、25…側板、26…可動接
点、27…固定接点端子、28…固定接点、29
…可動接点端子、30…可動端子、31…固定端
子、32…カード。
Claims (1)
- 1 鉄心にコイルを巻回してなるコイルブロツク
と、一対のアマチユアで磁化方向が同アマチユア
の長手方向に対して直角である永久磁石を挟持さ
せてなるアマチユアブロツクとを備え、このアマ
チユアブロツクは、その一端が回転中心となるよ
う枢着されるとともに、他端二股部が前記鉄心の
一端に設けられた磁極を空隙を介して挟むように
して、前記コイルブロツクと組み合わされている
有極継電器の磁気回路ブロツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13549678A JPS5562636A (en) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | Magnetic circuit block for polarized relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13549678A JPS5562636A (en) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | Magnetic circuit block for polarized relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562636A JPS5562636A (en) | 1980-05-12 |
JPS6246937B2 true JPS6246937B2 (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=15153090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13549678A Granted JPS5562636A (en) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | Magnetic circuit block for polarized relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5562636A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736747A (ja) * | 1980-08-13 | 1982-02-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 2kyokugatariidoriree |
JPS599456U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | オムロン株式会社 | 有極リレ− |
JPS599457U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-21 | オムロン株式会社 | リレ− |
JPS59141642U (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-21 | オムロン株式会社 | 電磁リレ− |
JPWO2012073780A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-05-19 | 富士電機機器制御株式会社 | ラッチングリレー |
-
1978
- 1978-11-02 JP JP13549678A patent/JPS5562636A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562636A (en) | 1980-05-12 |
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