JPH0343735B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343735B2 JPH0343735B2 JP57126430A JP12643082A JPH0343735B2 JP H0343735 B2 JPH0343735 B2 JP H0343735B2 JP 57126430 A JP57126430 A JP 57126430A JP 12643082 A JP12643082 A JP 12643082A JP H0343735 B2 JPH0343735 B2 JP H0343735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- iron core
- movable
- permanent magnet
- iron piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 64
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 4
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 2
- PMVSDNDAUGGCCE-TYYBGVCCSA-L Ferrous fumarate Chemical compound [Fe+2].[O-]C(=O)\C=C\C([O-])=O PMVSDNDAUGGCCE-TYYBGVCCSA-L 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の分野
本発明は有極リレーなどに用いられる有極電磁
石に関するものである。
石に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点
従来、効率の良い磁気回路を形成して高感度化
を図るため、第１図に示すような構造の有極電磁
石が提供されている。すなわち、中央にコイル１
０を巻回した鉄心１１の一端部１１ａが上方に突
出するとともに、他端部１１ｂ，１１ｃが２股状
に上方に突出しており、この鉄心１１の上方に
は、一対のＬ字形可動鉄片１２，１３の間に永久
磁石１４を着磁方向に挾んだ可動部Ａが、軸支部
材１５の軸支孔１５ａを中心として回動自在に設
けられている。そして、コイル１０を励磁するこ
とにより、可動Ａは例えば矢印方向に回動し、一
方の鉄片１２の一端部１２ａが鉄心１１の一端部
１１ａに近づくとともに、他方の鉄片１３の他端
部１３ａが鉄心１１の他端部１１ｃに近づくよう
なつている。
を図るため、第１図に示すような構造の有極電磁
石が提供されている。すなわち、中央にコイル１
０を巻回した鉄心１１の一端部１１ａが上方に突
出するとともに、他端部１１ｂ，１１ｃが２股状
に上方に突出しており、この鉄心１１の上方に
は、一対のＬ字形可動鉄片１２，１３の間に永久
磁石１４を着磁方向に挾んだ可動部Ａが、軸支部
材１５の軸支孔１５ａを中心として回動自在に設
けられている。そして、コイル１０を励磁するこ
とにより、可動Ａは例えば矢印方向に回動し、一
方の鉄片１２の一端部１２ａが鉄心１１の一端部
１１ａに近づくとともに、他方の鉄片１３の他端
部１３ａが鉄心１１の他端部１１ｃに近づくよう
なつている。
ところが、この場合には、可動部Ａが２枚の鉄
片１２，１３と、少なくとも１個の永久磁石１４
と、これらを軸支する軸支部材１５との複数の部
品で構成されているため、可動部Ａが大型かつ複
雑化し、可動鉄片と鉄心との位置精度のバラツキ
が大きくなるとともに、可動部の重量が大きくな
るため慣性モーメントが大きくなり、動作の高速
化、耐振動性、耐衝撃性等の点で劣るという欠点
があつた。
片１２，１３と、少なくとも１個の永久磁石１４
と、これらを軸支する軸支部材１５との複数の部
品で構成されているため、可動部Ａが大型かつ複
雑化し、可動鉄片と鉄心との位置精度のバラツキ
が大きくなるとともに、可動部の重量が大きくな
るため慣性モーメントが大きくなり、動作の高速
化、耐振動性、耐衝撃性等の点で劣るという欠点
があつた。
(ハ) 発明の目的
本発明はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、可動部を小型化かつ簡素化し、動作の高速
化および耐衝撃性等の性能向上を図る有極電磁石
を提供することを目的とする。
ので、可動部を小型化かつ簡素化し、動作の高速
化および耐衝撃性等の性能向上を図る有極電磁石
を提供することを目的とする。
(ニ) 発明の構成および効果
上記目的を達成するために、本発明は、可動部
を可動鉄片単体で構成するとともに、永久磁石を
一対の鉄心の間で挾持し、この鉄心の外周にコイ
ルを巻回したものである。このように構成するこ
とにより、高感度を維持したまま可動部を小型化
かつ簡素化でき、寸法精度の向上が図れるととも
に、可動部の重量が小さくなり、慣性モーメント
も小さくなつて動作の高速化、耐振動性、耐衝撃
性の向上を図ることができる。
を可動鉄片単体で構成するとともに、永久磁石を
一対の鉄心の間で挾持し、この鉄心の外周にコイ
ルを巻回したものである。このように構成するこ
とにより、高感度を維持したまま可動部を小型化
かつ簡素化でき、寸法精度の向上が図れるととも
に、可動部の重量が小さくなり、慣性モーメント
も小さくなつて動作の高速化、耐振動性、耐衝撃
性の向上を図ることができる。
(ホ) 実施例の説明
第２図、第３図は本発明にかかる有極電磁石の
一例を示し、１，２は対称形の一対の鉄心で、こ
れら鉄心の一端部１ａ，２ａは所定間隔をあけて
対向するように上方に突出しており、他端部１
ｂ，２ｂはこれと直角となるように上方に突出し
ている。上記鉄心１，２の中央部の間には永久磁
石３がその着磁方向に挾持されており、この永久
磁石３を挾持した鉄心１，３の外周にはコイル４
が巻回されている。
一例を示し、１，２は対称形の一対の鉄心で、こ
れら鉄心の一端部１ａ，２ａは所定間隔をあけて
対向するように上方に突出しており、他端部１
ｂ，２ｂはこれと直角となるように上方に突出し
ている。上記鉄心１，２の中央部の間には永久磁
石３がその着磁方向に挾持されており、この永久
磁石３を挾持した鉄心１，３の外周にはコイル４
が巻回されている。
５は一枚の磁性板から打ち抜かれた略Ｔ字形状
の可動鉄片で、その一端中央脚５ａは上記鉄心
１，２の対向する一端部１ａ，２ａの間に位置し
ており、他端両肩部５ｂ，５ｃは鉄心１，２の他
端部１ｂ，２ｂに対面している。６は可動鉄片５
の両肩部の中央に設けられた軸支孔で、スプール
や絶縁台等から突設された支軸（図示せず）と嵌
合している。これによつて、可動鉄片５は鉄心
１，２の対角の極を短絡するように回動自在に軸
支されている。
の可動鉄片で、その一端中央脚５ａは上記鉄心
１，２の対向する一端部１ａ，２ａの間に位置し
ており、他端両肩部５ｂ，５ｃは鉄心１，２の他
端部１ｂ，２ｂに対面している。６は可動鉄片５
の両肩部の中央に設けられた軸支孔で、スプール
や絶縁台等から突設された支軸（図示せず）と嵌
合している。これによつて、可動鉄片５は鉄心
１，２の対角の極を短絡するように回動自在に軸
支されている。
上記構成の有極電磁石において、コイル４が無
励磁の状態では、一方の鉄心１の両端部１ａ，１
ｂには永久磁石３によりＮ極が形成され、他方の
鉄心２の両端部２ａ，２ｂにはＳ極が形成されて
いる。そして、可動鉄片５は対角の極を短絡する
ように軸支されているため、鉄心の端部１ａ，２
ｂを短絡するか又は端部１ｂ，２ａを短絡した状
態で安定保持される。
励磁の状態では、一方の鉄心１の両端部１ａ，１
ｂには永久磁石３によりＮ極が形成され、他方の
鉄心２の両端部２ａ，２ｂにはＳ極が形成されて
いる。そして、可動鉄片５は対角の極を短絡する
ように軸支されているため、鉄心の端部１ａ，２
ｂを短絡するか又は端部１ｂ，２ａを短絡した状
態で安定保持される。
いま、コイル４にｍ方向に例示する電流を流す
と、鉄心の端部１ｂ，２ｂにはＮ極、端部１ａ，
２ａにはＳ極がそれぞれ形成され、永久磁石３に
よる磁極に相乗されて端部１ｂのＮ極と端部２ａ
のＳ極とは強められ、端部１ａのＮ極と端部２ｂ
のＳ極とは弱められる。したがつて、可動鉄片５
は鉄心の端部１ｂ，２ａを短絡するように回動す
る。また、コイル４を逆方向（m′方向）に励磁
すると、同様に可動鉄片５は鉄心の端部１ａ，２
ｂを短絡するように回動する。
と、鉄心の端部１ｂ，２ｂにはＮ極、端部１ａ，
２ａにはＳ極がそれぞれ形成され、永久磁石３に
よる磁極に相乗されて端部１ｂのＮ極と端部２ａ
のＳ極とは強められ、端部１ａのＮ極と端部２ｂ
のＳ極とは弱められる。したがつて、可動鉄片５
は鉄心の端部１ｂ，２ａを短絡するように回動す
る。また、コイル４を逆方向（m′方向）に励磁
すると、同様に可動鉄片５は鉄心の端部１ａ，２
ｂを短絡するように回動する。
上記実施例のように、可動鉄片５がＴ字形状の
一枚板からなるため、可動鉄片５が軽量化されか
つ寸法精度が大巾に向上し、鋭敏で確実な動作を
得ることができる。また、可動鉄片５の回動支点
が両肩部５ｂ，５ｃの中央に位置しているため、
重量バランスが良好となり、軸支孔６に無理な力
がからず、円滑な動作が得られる。
一枚板からなるため、可動鉄片５が軽量化されか
つ寸法精度が大巾に向上し、鋭敏で確実な動作を
得ることができる。また、可動鉄片５の回動支点
が両肩部５ｂ，５ｃの中央に位置しているため、
重量バランスが良好となり、軸支孔６に無理な力
がからず、円滑な動作が得られる。
第１図は従来の有極電磁石の斜視図、第２図は
本発明にかかる有極電磁石の組立時の斜視図、第
３図はその分解斜視図である。 １，２……鉄心、１ａ，２ａ……一端部、１
ｂ，２ｂ……他端部、３……永久磁石、４……コ
イル、５……可動鉄片、５ａ……中央脚、５ｂ，
５ｃ……肩部、６……軸支孔。
本発明にかかる有極電磁石の組立時の斜視図、第
３図はその分解斜視図である。 １，２……鉄心、１ａ，２ａ……一端部、１
ｂ，２ｂ……他端部、３……永久磁石、４……コ
イル、５……可動鉄片、５ａ……中央脚、５ｂ，
５ｃ……肩部、６……軸支孔。
Claims (1)
- １ 一端部が所定間隔をあけて対向し、他端部が
これと直角に形成された対称形の一対の鉄心と、
両鉄心の中央部の間で着磁方向に挾持された永久
磁石と、永久磁石を挾持した鉄心の外周に巻回さ
れたコイルと、一端中央脚が上記鉄心の対向する
一端部の間に位置し、他端両肩部が上記鉄心の他
端部に対面するように配置した略Ｔ字形可動鉄片
とを備え、上記可動鉄片の中央脚の先端部が一方
の鉄心に近づくとき、肩部が他方の鉄心に近づく
ように可動鉄片を回動自在に軸支したことを特徴
とする有極電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12643082A JPS5916241A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 有極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12643082A JPS5916241A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 有極電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5916241A JPS5916241A (ja) | 1984-01-27 |
| JPH0343735B2 true JPH0343735B2 (ja) | 1991-07-03 |
Family
ID=14934991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12643082A Granted JPS5916241A (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 有極電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5916241A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101337287B1 (ko) * | 2011-12-19 | 2013-12-06 | 주식회사 영텍 | 낮은 히스테리시스 특성을 가진 전공변환기 |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP12643082A patent/JPS5916241A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5916241A (ja) | 1984-01-27 |
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