JPS6230024A - 高分子量エチレンテレフタレ−ト系ポリエステル延伸物の製造方法 - Google Patents

高分子量エチレンテレフタレ−ト系ポリエステル延伸物の製造方法

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JPS6230024A
JPS6230024A JP17018985A JP17018985A JPS6230024A JP S6230024 A JPS6230024 A JP S6230024A JP 17018985 A JP17018985 A JP 17018985A JP 17018985 A JP17018985 A JP 17018985A JP S6230024 A JPS6230024 A JP S6230024A
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JP
Japan
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gel
ethylene terephthalate
stretched
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terephthalate polyester
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JP17018985A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Oota
太田 利彦
Fujio Okada
富士男 岡田
Masahiro Hayashi
雅宏 林
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高分子量エチレンテレフタレート系ポリニス
i“ル延伸物の製造方法に関する。詳しくは、極限粘度
(以下IVと略称する)が1.2以1、の高分子量エチ
レンテレフタート系ポリエステルからなる延伸物、たと
えばli剛毛、ロフト、テープ及びフィルム等の製造方
法に閃するものである。
(従来の技術) エチレンテレフタレート系ポリエステルの繊維、剛毛、
ロッド、テープあるいは、フィルム等の延伸物は、通常
、工業的には、エチレンテレフタレート系ポリエステル
を融点以上の温度でi8融させた後、冷却して成形する
(1)溶融成形法により得られる。また、その他の方法
としてポリエチレンテレフタレートを溶剤に溶解した後
、溶剤を積極的に蒸発させて成形形する(2)乾式成形
法(たとえば米国特許2710848号)や、凝固浴中
にて51?リエチレンテレフタレートを凝固させる(3
)湿式成形法(たとえば、特公昭32−10361号公
報)等、溶剤を使用する方法が、すでに知られているが
、工業的には、利用されていない。これらの方法におい
ては、一般に1Vが1.0以下のポリエチレンテレフタ
レートが用いられている。
I V 1.0以上のエチレンテレフタレート系ポリエ
ステル延伸物の例としては、(4)稀薄溶液(0,1j
n、’ f1E%)から析出させた単結晶の集積物を延
伸する方法(1’alymer I’reprints
、Japan、33,781.1984:34.87G
、1985)があるが、IYはたかだか1.2程度であ
る。また、エチレンテレフタレート系ポリエステル以外
の高分子量ポリマーの延伸物の製造方法としては、(5
)ポリマー溶液を紡糸して得られるゲル状繊維を延伸す
る方法(特開昭56−15408号公報)があり、ポリ
マーとしては、線状ポリエチレンの例が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) タイヤコードやロープ等の産業用資材に使用されるエチ
レンテレフタレート系ポリエステル延伸物には、高弾性
率、高強力、高耐疲労性、高耐摩耗性笠の高性能化が要
望されている。高性能化への一つの重要な手法として、
高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステルを用い
て高度に延伸する製進技術の開発が期待されている。し
かしながら、高分子量エチレンテレフタレート系ポリエ
ステルを用いて、延伸物を従来技術で製造する場合、多
くの問題点が生ずる。
以1・に従来技術内容の要点とかかる問題点について説
明する。
(1)  従来から工業的におこなわれている溶融成形
法は、エチレンテレフタレート系ポリニスゾルを融点以
上の温度に加熱し、その溶融物を押出機で各種の形状に
成形し、次いで熱延伸することにより、エチレンテレフ
タレート系ポリエステル延伸物を得る。しかしながら高
分子量エチレンテレフタレート系ポリエステルを用いて
高性能化をはかろうとすると次のような問題が生ずる。
高分子量ずなわち1Vが高くなる程、エチレンテレフタ
レート系ポリエステル溶融物の粘度は、高くなり、一方
、流動性は低下する。この高粘度の溶融物を押出機で押
出し、成形をおこなおうとすると押出圧を非常に高圧に
しなければならず、さらにb;ε動性が少いために成形
は、困難をきわめる。&Ii [fを下げ、流動性を上
げる手段として溶融温度をさらに高んにして高剪断力下
で溶融成形することも試ろられているが、Ivが1.2
以上になると溶融温度は、300〜3,50℃位(通常
のPETの溶融4度は270〜290 ”C位)になる
。しかしながら、この方法をもちいても、押出成形は、
なおかつ困難で解決するになまでにいたらないばかりか
、新たな問題が生じている。
すなわち、溶融温度が高温になり、さらに、前剪断力か
くわわるため高分子用エチレンテレフタレート系ポリエ
ステルが解重合をおこし、1Vが低下するという問題で
ある。IVの低下の度合は、1Vが1“1:iいl”)
、 、 I V低下は太き(なる傾向がある。
溶融成形直後の未延伸物は、低強力、低弾性であり、つ
いで、熱延伸及び熱処理するこ七により、1::i↑イ
1110化がJR,現する。
しかしながら、溶融成形物からの最大延伸倍率は、通常
5倍位であり、1Vが高くなる程延伸性は悪くなる。
従って、高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステ
ルの延伸物をこの方法から得るためには、溶融成形の困
難さ、IVの低下及び低延伸性の問題点がある。
以上の問題点をイfするために溶融成形法で使用される
エチレンテレフタレート系ポリエステルの1vは、1.
0以下であることが、好ましいとされている。
(2)  エチレンテレフタレート系ポリエステルの乾
式成形法は、トリフルオロ酢酸等の溶剤にポリエチレン
テレフタレートを溶解し、空気中に乾式紡糸することに
・よってt1維並びにフィルムを成形する方法である。
この方法は、ポリエチレンテレツタレートを溶液紡糸す
る時に、高嵩の熱風で、短i11間に溶剤を強調的に蒸
発させてポリエチレンテレフタレートを凝固させるため
に紡出糸に含まれる溶剤量が、スキン部とコア部で異な
り、スキン・;’ 7 j+η造が発生ずる。すなわち
、スキン層がより緻密化され硬くなる。したがって引き
続く熱越伸二l二程で高倍率の延伸が、困難になるとい
う問題がある。
この方法による高分子量ポリエチレンテレフタレートの
紡糸では、紡出糸のスキン・コア横進が、さらに著しく
なり、密度が、著しく不均一になるために高倍率の延伸
ができない。
したがって、高い弾性率の延伸物が得られない。
(3)  エチレンテレフタレート系ポリエステルの湿
式成形法は、溶剤を使用する点においては、(2)の乾
式成形法と同、じであるが、溶液から成形物を得る方法
が異なる。
すなわち、ポリエチレンテレフタレート溶液を凝固浴中
に紡糸することにより、凝固をおこさせは紺並びにフィ
ルムを成形する方法である。
この方法においても紡出されたポリエチレンテレフタレ
ート溶液の溶剤が、凝固浴中の凝固剤と置換しつつ紡出
糸の表層から凝固が進行する。
従って、乾式成形法と同様に紡出糸にスキン+1=11
(δν構造差生じ、さらに凝固剤との置換が内部にまで
進入し、その結果、紡出糸の内部で収縮が起ってボイド
が多発する問題がある。
すなわち、紡出糸の内部に多くのボイドを含有するス↑
−7・コアiM造差の丸めに引き続く熱延細工f′−で
の高倍率の延伸が困難になる。
この方法による高分子量ポリエチレンテレフタレートの
紡糸では、通常のポリエチレンテレフタレートと比べて
凝固速度が早(なる。そのために紡出糸のスキン・コア
構造差がさらに著しくなり、内部の収縮が急激におこり
、ボイドが多発し、均一緻密化がより困難になるため、
高倍率の延伸ができない。したがって、高い弾性率の延
伸物が得られない。
これらエチレンテレフタレート系ポリエステルの乾式及
び湿式成形法(例えば特公昭32−10361号公報)
においては、用いられているポリエチレンテレフタレー
トのIVは、1.2以下であり、得られたポリエチレン
テレフタレート繊維の強度、弾性率は、溶融紡糸法によ
るタイヤコード用市販繊第1トのそれらより、かなり低
いものである。
(4)  ポリエチレンテレフタレート単結晶の集積物
を延伸する方法に関しては、ポリエチレンテレツタレー
ト(7)1Vが1.2の稀薄溶液(0,1重Ink%)
を95℃で等温結晶化して、析出する単結晶を集積し、
72燥して得られる単結晶マットを固相ノ(押出し後、
熱延伸をおこない、ポリエチレンテレフタレート延伸物
を得る方法が報告されている。
得られる延伸物は、最大延伸倍率が8倍で強度が0.7
 Gl’a (5,7g/d) 、弾性率が17GI’
a(138g/d)である特性値を示し、弾性率が溶融
紡糸法で得られるタイヤコード用市販繊維の弾性率(1
50g/d)にほぼ近い値を示しているにすぎない。
しかもこの方法では、0.1重量%のポリエチレンテレ
フタレートの稀薄溶液から単結晶を析出させ、単結晶マ
ットを成形するまでの工程およびマットを同相共押出し
しなければならないという点で非生産的である。
(5)  ポリマー溶液を紡糸して得られるゲル状繊I
llを延伸する方法に関して、特開昭58−15408
号公報に分子量4X10’を越える結晶性高分子を用い
て、高強力、高弾性率繊維を得る方法がJI!41され
ているが、その対象となる高分子は、ポリオレフィン系
ポリマーであり、より好ましくは、ポリエチレンであっ
て、高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステル延
伸物に関しての記載は、全くない。高分子量ポリエチレ
ンテレフタレートについては、分子量が4XlO’を越
えるような高分子量物は、未だ得られていないし、さら
に、J?リエチレンテレフタレートの溶液を冷却してゲ
ル状物を得る場合の問題点さえ知られていない。発明者
らの知見によれば、エチレンテレフタレート系ポリエス
テルの溶剤に対する溶解性、ゲル化速度や結晶性等は、
ポリエチレンとは、異なるためにポリエチレンについて
、知られている方法を!11.に応用してもゲル化しな
いあるいは延伸できないなどの問題が生じて、ポリエチ
レンテレフタレート延伸物を製造することができない。
以−1−より本発明の高分子量エチレンテレフタレート
系ポリエステル延伸物の製造方法が上記の特開昭5 G
  15408号公報から示唆されるものではない。
以上(1)〜(5)の方法を要約すると(1)は、1V
が1.0以下のエチレンテレフタレート系ポリエステル
に関しては、工業化されているが、高分子量エチレンテ
レフタレート系ポリエステルに対しては問題があり、(
2)〜(4)は、通常のエチレンテレフタレート系ポリ
エステルに対しても工業化されておらずまして高分子量
ポリエチレンテレフタレートの場合には、さらに困難と
なる。
(5)は、分子量がl X 10’ を越える超高分子
量ポリエチレンに対して有効な方法である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための手段、即ち本発明の(1′
l成は、極限粘度1Vが1.2以上のエチレンテレフタ
レート系ポリエステルをニトロベンゼンを主体とする溶
剤に加熱溶解し、次いで得られた溶液を冷却してゲル状
物を形成させ、かくして得られたゲル状物を一旦該ゲル
状物が含有する溶剤を減少させる工程を経るか或いは経
ずして、7倍量16に延伸することを特徴とする高分子
量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸物の製造
方法である。
本発明に使用される高分子量エチレンテレフタレート系
ポリエステルとは、プレフタル酸を主体とする二塩基酸
と炭素原子数が2〜4のジオールとからなるポリエステ
ル、とくにポリエチレンテレフタレートであるが、その
他にもポリエチレンテレフタレートに公知の第3成分を
20モル%以下)1市合したものなども使用可能である
。ここで、主要な第3成分としては、イソフタル酸、ス
ルホイソフタル酸、アジピン酸、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタエリスリトール、グリセリン、ポリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコールのアルキルエーテ
ルなどがあるが、その他公知のものが任彦に使用できる
さらに本発明に使゛用される上記高分子量エチレンテレ
フタレート系ポリエステルは極限粘度1Vが1.2以上
のものである。
1Vが1.2未満のエチレンテレフタレート系ポリエス
テルを用い本発明の方法で得た延伸物の強度及び弾性率
は、従来法により得られる延伸物のそれらと同程度のも
のしか得られないことが判明している。本発明では、望
むならばいくら高いIVのエチレンテレフタレート系ポ
リエステルを用いても良いが1Vが2,5以上のエチレ
ンテレフタレート系ポリエステルは、現在のm合技術で
は困難である。
本発明に用いる溶剤は、殊にエチレンテレフタレート系
ポリエステルを溶解する溶剤であり、エチレンテレフタ
レート系ポリエステルを加熱溶解した溶液を室温以下に
冷却すると、延伸可能なゲル状物を形成することが重要
である。
1、記性能を仔する溶剤としては、主体となる溶?1’
llか二) IJベンゼンでなければならず、J亥二ト
ロベ/ゼンを弔独で使用するか或いはニトロベンゼン以
外の溶剤が1挿置」ユ混合されていても良い。
ニド11ベンゼン以外のエチレンテレフタレート系ポリ
エステルを溶解する溶剤は、フェノール、四ル化エタ/
、りV、ロファノール、クレゾール、りII 11小ル
ム、キシレン、トリフルオロ酢酸、ツクζノル酢酸、硫
酸等が挙げられる。
手記の一、:’5−分子量エチレンテレフタレート系ボ
リエスグ゛ルとニトロベンゼンを主とする溶剤を用いて
、本発明に適した溶液の調製には、公知の溶解力法が適
用している。
しかし、本発明の熱延伸可能なゲル状物を得るには、使
用するエチレンテレフタレート系ポリニス)ルの最適な
IVと調整溶液の濃度を選ぶ必要がある。ここではゲル
化物が生成する最小f5度としてエチレンテレフタレー
ト系ポリエステルが溶液中で相互にからみ合いを始める
臨界濃度以」〕とする必要がある。一般に1Vが高くな
る程臨界iQ[fTは低−ドし、また、エチレンテレフ
タレート系ポリニスプル濃度が低ずぎる場合にはゲル状
物は成形しな(なる。逆に濃度が高ずぎる場合には、ゲ
ル状物は、成形されても熱延伸の工程において高倍率の
鉦仲が困難になる傾向がある。TVが1.2以上のエチ
レンテレフタレート系ポリエステルの場合、本発明に適
するエチレンテレフタレート系ポリエステル濃度は1〜
25重量%好ましくは、1〜20市Q%である。かくし
て選択された溶剤と高分子量エチレンテレフタレート系
ポリエステルは、適宜の濃度で溶剤の沸点以下の温度に
加熱昇4し、撹拌機等を用いて撹拌混合することにより
%b分子iltエチレンテレフタレート系ポリエステル
溶液が得られる。かくして得られる溶液がゲル状物の成
形に使用される。
本発明でのゲル状物とは、エチレンテレフタレート系ポ
リエステル分子のからみ合い点または結晶部が網目を構
成し、その網目間に溶剤を含んで膨潤した状態をいう。
本発明におけるゲル状物にはゲル状物形成時において溶
剤が50重量%以下になるものは見られない。
ゲル状物を成形する方法は、溶液を室温以下に冷却する
ことにより得られる。冷却方法の一例としては、氷水等
の冷媒中にあるいは冷却したロール)を使用する方法が
ある。
以ド、本発明で使用するゲル状物を形態」二かられかり
やず(するため、次のように称する。円形″つのノズル
を備えた紡糸機から押出し、得られたものをゲル糸、T
型やスリットを備えた製I12機から押出し、得られた
ものをゲル状フィルムまた容器笠の中で冷却して得られ
るゲル状物をゲル状粒子と以下へする。ゲル糸及びゲル
状フィルムを成形させる装置としては、通常の紡糸装置
や製膜装置か使用できる。装置上のノズル径とかスリッ
ト幅等は、特に限定するものではないが、一般にゲル糸
の径及びゲル状フィルムの厚さが大きくなると後の熱延
伸が容易でなくなるために、大きすぎない事が重要であ
る。
か(して得られるゲル糸及びゲル状フィルムは従来の乾
式及び湿式成形法で得られる凝固物とは、異なり、溶液
押出し時の溶液0度を実質的に保持しており、前記の膨
潤状態を呈している。
次いでゲル糸及びゲル状フィルムは、該ゲル及びゲル状
フィルムの溶解温度以下でローラー間延伸に代表される
公知の延伸方法で、熱風、熱板あるいは熱浴中で7倍以
上好ましくは10倍以上に熱延伸することができる 本発明によるゲル糸及びゲル状フィルムは、上記のごと
く圧縮することなしに溶剤を含有した膨潤状態で延伸が
可能であるが、さらに一旦、前記ゲル状物が3佇する溶
剤を減少させる工程をとおすこと、即ち、圧縮、a□2
過、または0槽iして溶剤を除去する工fνをとおすこ
とにより、未延伸物内の空隙が減少し、より緻密な41
′l造の延伸物が得られるとともに延伸がよりスムーズ
に高倍率まで行なえることが判明した。
本発明で使用するゲル状物を圧縮する装W’;、は、圧
杼iすることによって分離する溶剤を除去しっつ成形で
きるものであることが重要である。この目的を達成する
には、平板プレスまたは、一定の(7重を加えるように
した加圧ローラーを使用しても上いが、−・定の間隙を
もつ2本のローラーを用いることがより適している。
1重箱成形の温度は、ゲル状物が溶解する温度以下でな
ければならない。なぜならば、溶解温度以」二でIIE
 fNi成形すると引き続(延伸工程での高倍率延伸が
達成できず、その結果、強度拳弾性率とも向上しない。
圧縮成形されるゲル状物の厚さが厚(なるにつれ、溶剤
を除去するに必要な圧力が高くなる。従って、ニゲ・レ
ンテレフタレート系ポリエステルの濃度の高いもので圧
縮されたゲル状物を得たい場合には、ゲル状物の厚さか
うすい方が好ましい。
本発明で圧縮成形の工程をとり入れた場合、圧縮成形n
;1のゲル状物がゲル糸及びゲル伏フイルノ・たけでな
くゲル状粒子からも後延伸可能な圧縮ゲル状物(以下圧
縮シートと称す)が得られることが確認された。
、すなわち、高分子量エヂレ/テレフタレート系ポリエ
ステル溶液を冷却して得られたゲル状粒子をホモミキサ
ー等で均一分散したものを濾過布等を用いて圧縮成形装
置で圧縮し、溶剤を除去することにより、後延伸可能な
均質圧縮シートが得られる。
ゲル糸、ゲル伏フィルム及びゲル状粒子より、かくして
得られた圧縮シートは40重量%から90重;八%の高
分子量エチレンテレフタレート系ポリエステルを含有し
ている。次いでこの圧縮シートは、公知の方法で7倍以
上好ましくは10倍以上に加熱引張延伸される。延伸温
度は、圧縮シートが溶解する温度以下で、1段延伸でも
多段延伸でもよいが、より高倍率に延伸するには多段延
伸が°好ましい。延伸物の形状は、圧縮シートを任意の
幅にスリットしであるいは延伸後にスリットすることに
より、任意のテープ状あるいはフィルム杖の形状となす
ことができる。
本発明における圧縮シートから円形断面等桂々の断面の
延伸物を作るには、たとえば、円形断面の孔をイ1゛す
るダイを通して、ダイ引抜き延伸をおこなうこともでき
る。本発明に使用するダイの孔の断面積は、供給する圧
縮物の断面積よりも小さいことが必要である。
ただし、小さずぎる場合には、引抜き延伸の際に破断が
おこ今日的が達せられない。ダイには、内肩1形の導入
部を設けることにより引抜きが、円滑におこなわれる。
その円錐形の導入部の傾斜角度はr、角で7゛〜15°
が好ましい。ダイの温度は、圧縮物が溶解しない温度で
おこなう。ダイの温度は高分子量エチレンテレフタレー
ト系ポリニスアル介イ「屓により異なるが、90℃から
220°Cでダイ引抜き延伸ができる。
ダイに供給する圧縮物は圧縮フィルムを市ね合せてスリ
ットしたり、円筒形に巻くことにより得られる。
引抜きダイに供給する圧縮物の高分子量エチレンブレフ
タレート系ポリエステル含イf量は40重量%から70
重量%の範囲が好ましい。
充分に高い強度または高弾性率をイJ゛する延伸物を得
るためには、ダイ引抜き延伸後にダイ引抜き延伸If!
度以上で加熱引張延伸をすることが好ましい。
以上の種々の方法で得られた延伸物は、さらに170°
Cから245℃の4度範囲で、延伸物が切断しない張力
下で熱処理をおこなうこともできる。
かくして得られた高分子量エチレンテレフタレート系ポ
リエステルの延伸物は、加熱引張延伸中や熱処理中に張
力下で加熱されているため含イjする二) I+ベンゼ
ン等の溶剤は、絞り出され揮赦し延伸物中にはほとんど
残存しない。もし残存している場合には、エタノール、
クロロホルム、アセトン等の浴中に浸漬処理し、乾燥す
ることにより容易に除去される。
本発明において、エチレンテレフタレート系ポリエステ
ルの極限粘度IVは、P−クロルフェノール/テトラク
ロルエタン=3/1混合溶媒を用い、30°Cで測定し
た極限粘度を次式によりフェノール/テトラクロルエラ
7=80/40のトに限811度に換算したものである
(η) 60/401’t+011/TCE=0.83
25 (η) 3/I I’CPh/TCE+0.00
5また延伸物の引張強さく強度)及び初朋引張抵抗度(
弾性率)は、J +5−L−1013(1081)の定
速伸長法に準じて測定した。
(イ′]用) 本発明において、1Vが1.2以上の高分子量、1.ヂ
レンブレフタレート系ポリエステルを用いる理111は
、エチレンテレフタレート系ポリエステルにIRらず、
一般に結晶性高分子からなる延伸物のQ (、&的↑1
1質は、同じ成形条件であれば、分子量が17’iIく
なる(’: (Ωれることか知られており、特に耐摩耗
1′1、耐疲労性、弾性率において、明らかな傾向かあ
るからである。しかし、延伸物の機械的性質は、成早方
法及び延伸倍率に大きく依存するので、延伸倍率を大さ
くできる成形方法を採用することが中波となる。
本発明においては、ニド【1ベンゼンを主たる溶剤とし
て用いたエヂレ7テレフタレート系ポリエステル溶液を
冷却して得られるゲル状物を形成することにより、延伸
倍率が7倍以上特に10倍以上の延伸が可能となった。
それは、被延伸物がゲル状物であるが故に、従来の乾式
または湿式成形法におけるスキ/・コア構造の発生及び
大きなボイドの発生がほとんど生じないことによると考
えられる。さらにゲル状物を圧縮して溶剤の大半を除去
して、より緻密なゲル状物にした後に延伸する方が、延
伸時に斑の発生が少な(、均一な延伸ができる。その結
果、高弾性率な高分子量エチレンテレフタレート系ポリ
エステル延伸物が得られると考えられる。
また成形法として溶剤を用いたことにより、溶融成形法
でW+I苫に起こる分子量の低下を防止し、さらに溶剤
としてニトロベ/ゼ/を選択したことにより、適度に結
晶化した延伸に好都合なゲル状物が得られると考えられ
た。
以下本発明を実施例により詳しく述べるが、本発明は、
必ずしもこれに限定されるものではない。
(実施例) く実施例1.〜4.及び比較例1.〜2〉第1表に示す
それぞれTVの異なるポリエチレノi−レフタレート(
以下PETと略称する)をそれぞれのI’ E Tに対
して3重量%の酸化防止剤ヨシノックス■13 +17
 (吉富製薬製)と共にニド1べ/ゼン中て室温から加
熱し、200℃〜208°Cで15分間、次いで190
℃で1〜2時間、窒素ガス雰囲気中で撹拌溶解し、第1
表に示ず■)ET含ダイ1゛量溶液を調製した。この溶
液をスリット幅1.5■■〉2,0■■の18液を調製
した。この溶液をスリット幅1.5■S〜2.0■−の
T型ダイを通して押出し冷却して、ゲル状フィルムを成
形した。
このゲル状フィルムを3組の等速で回転する2本1−シ
ーの間隙をつぎつぎに通過させ、圧縮しなから液を絞り
出して圧縮シートを成形した。その際、回転「I−シー
の直径は300@+*、r’−シー間隙は1組]1から
亀1に1.2m−10,8mm〜0.0寓m、05□〜
0.3s箇とした。そして圧縮ば、室温でおこない加熱
はしなかった。得られた圧1iシートの1’ノさは、0
.5m■〜0.3mmで、PET含イI−Rは72屯量
%〜68市量%であった。この圧縮シートを幅3■■に
スリットし、加熱空気槽中で第1段100°C〜180
°C,第2段190°C〜215°C1第3段235°
C〜245°Cど順次最大延伸倍率化3段延伸した。さ
らに延伸後、190°Cで5分間張力下で熱処理をした
得られたI) r: T延伸物の強度、弾性率の測定値
を第1表に示す。
第1表 〈実施例 5.〉 実施例2で得られた厚さ0.3+n、I V 1.58
17) 111> T含イr IIk 70 i1j量
%の圧縮シートを幅3.。
にスリットし、そのスリットしたものを約31.角にな
るよう+lj’ね合せ引抜きダイへ供給して、ダイ引抜
き延伸をおこなった。使用した引抜きダイは1径2謹論
、長さ4龍の円形断面の孔をイrし、半角10°の円#
、型導入部をイfしており、ダイの4度は180°Cに
加熱していた。ダイ引抜き延伸された延伸物は約3.5
倍延伸されており、ついで加熱空気tN中で第1段22
0℃、第2段245℃と順次2段延伸をおこなった。ダ
イ引抜き延伸倍率を含んだ全延伸倍率は12.6倍であ
った。
さらに鉦伸後190℃で5分間張力下で熱処理を゛した
。得られた高分子量1’ E T延伸物の強度は、’)
 g/d、弾性率は170g/dであった。
く実施例 a〉 I V 1.58のPETをミlシノックス■13 I
I T(111: Tに対して3重量%)と共にニトロ
ベンゼン中で室温から加熱し、208°Cで15分間、
次いで190°Cで1時間、窒素ガス雰囲気中で撹拌溶
解させ、PET含有量5重量%の溶液を調製した。
この)N ilbを冷却して、ゲル状物を成形した。つ
いで、このゲル状物をホモミキサーで細かく分散させた
。この分散液を濾過により液を除去して濾布」に厚さ約
31のゲル状粒子集合体シートを成形させた。このゲル
状粒子集合体シートを濾過布と共に実施例1.と同方法
の2本ローラーを用いて圧縮シートを成形した。
得られた圧縮シートは75rJi量%のP E Tを含
イI゛しており、その厚さは、Q、25m5であった。
この圧縮シートを副5■■にスリットし、シリコーン浴
中で第1段200℃、第2段235℃と順次2段延伸し
た。全延伸倍率は、11.1倍であった。
この延伸物をア七トンに浸漬し脱シリコーンをおこなっ
た後、100℃で5分間張力下で熱処理をおこなった。
得られた高分子量1) E T延伸物の強度は8.7g
/ds弾性率は183g/dであった。
く比較例 a〉 IVl、58のPETをヨシノックス■■目IT(+1
1: Tに対して3取量%)と共に、ジクロル酢酸中で
室温から加熱し、180℃で1時間、窒素ガス雰囲気中
で撹拌溶解させ、r’ET含イf量13山ニル%の溶液
を調製した。この溶液をスリット幅1.5a+mのT 
5iダイを通して押出し冷却したところ均一・な油状の
ままで、ゲル状フィルムは成形されなかった。
(発明の効果) 本発明により、1Vが1.2以」二の高分子量エチレン
テレフタレート系ポリエステル延伸物の製五へができる
ようになった。
すなわち、n’l記従来技術(1)の溶融成形法では、
1Vが1.0以下のエチレンテレフタレート系ポリエス
テルは、工業化されているが、1Vが1.2以上の高分
子量からの延伸物の製造は、困難であるという問題が解
決できた。
本発明により、萌紀(2)、(3)の佐式、湿式成形法
と比べて、最大延伸倍率がより大きな未延伸物が得られ
るようになった。
その結果、市販のタイヤコード用繊維の弾性率(150
g/d)を越える高弾性延伸物が得られた。
さらに、前記(4)の単結晶の集積物を固相共押出した
後に延伸する方法では、延伸物を連続的に製造すること
が困難であるがゲル吠の未延伸物を圧縮し、溶剤を除去
する本発明により延伸物を連続的に製造できるようにな
った。
本発明により、高分子量エチレンテレフタレート系51
?リエステルの高弾性率延伸物が得られるようになり、
高耐摩耗性及び高耐疲労性が併せて期待できることから
、本発明による延伸物は、タイヤンr −ト、L:I−
ブ等の産業用資材として大いに利用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、極限粘度1Vが1.2以上のエチレンテレフタレー
    ト系ポリエステルをニトロベンゼンを主体とする溶剤に
    加熱溶解し、次いで得られた溶液を冷却してゲル状物を
    形成させ、かくして得られたゲル状物を一旦該ゲル状物
    が含有する溶剤を減少させる工程を経るか或いは経ずし
    て、7倍以上に延伸することを特徴とする高分子量エチ
    レンテレフタレート系ポリエステル延伸物の製造方法。 2、ゲル状物が繊維状、テープ状、フィルム状、ロッド
    状又は粒子状である特許請求の範囲第1項記載の高分子
    量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸物の製造
    方法。 3、延伸が、得られるエチレンテレフタレート系ポリエ
    ステル延伸物の弾性率が100g/d以上になるまで高
    倍率延伸する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の高
    分子量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸物の
    製造方法。 4、溶液中のエチレンテレフタレート系ポリエステルの
    濃度が1〜20重量%である特許請求の範囲第1項乃至
    第3項のいずれかに記載の高分子量エチレンテレフタレ
    ート系ポリエステル延伸物の製造方法。 5、溶剤を減少させる工程が圧縮成形する方法を用いた
    工程である特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
    に記載の高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステ
    ル延伸物の製造方法。 6、圧縮成形する方法が、平板或いはローラー等を用い
    て圧縮成形する方法である特許請求の範囲第5項に記載
    の高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸
    物の製造方法。 7、延伸が、ゲル状物を平板或いはローラー等を用いて
    圧縮成形した後、ダイ引抜き延伸して、さらに熱延伸す
    る特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の
    高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸物
    の製造方法。 8、エチレンテレフタレート系ポリエステルがポリエチ
    レンテレフタレートである特許請求の範囲第1項乃至第
    7項のいずれかに記載の高分子量エチレンテレフタレー
    ト系ポリエステル延伸物の製造方法。 9、特許請求の範囲第1項に記載の方法によって得られ
    た高分子量エチレンテレフタレート系ポリエステル延伸
    物。
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