JPH0330761A - 鳥の予防接種用携帯装置 - Google Patents

鳥の予防接種用携帯装置

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JPH0330761A
JPH0330761A JP2165496A JP16549690A JPH0330761A JP H0330761 A JPH0330761 A JP H0330761A JP 2165496 A JP2165496 A JP 2165496A JP 16549690 A JP16549690 A JP 16549690A JP H0330761 A JPH0330761 A JP H0330761A
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JP
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vaccine
liquid
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rod
dosing
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JP2165496A
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Daniel Albert Gaudry
ダニエル アルベール ゴドゥリ
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Boehringer Ingelheim Animal Health France SAS
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Rhone Merieux SA
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ひなを除く鳥に予防接種するための携帯用装
置に関するものである。
従来の技術 油性補剤(アジュバント)を含む不活性化ワクチンは鳥
の予防接種、特に鶏卵生産用雌鶏の予防接種に広く使用
されており、生ワクチンを約16〜22週間追加投与し
て、高い免疫性を産卵期間与えておくのことが推奨され
ている。
この方法の投与効果は良く知られているが、下記のよう
な無視できない欠点がある: (1〕  −回の投与量が2rnIlである生ワクチン
を100回投与するために、500 rdの容器に10
00回投与分も冷蔵室に貯蔵するのはあまり経済的では
ない。
(2)ワクチンが投与された筋肉構造(胸骨構造)が変
化を起こす。この症状は、胸骨筋の断面を観察するため
にアメリカ合衆国で開発された新しい技術によって明ら
かにされている。
この技術が用いられるようになってから、屠殺場での押
収率が増え、不活性化ワクチンの使用率は70%から3
5%に低下しな。
これらの欠点に加えて、ワクチンの投与方法すなわち筋
肉内注射に起因する欠点がある。注射針の場合には下記
の欠点がある: (1)投与量の全容積が同一箇所に蓄積される。
(2)胸骨に当たって炎症反応を起す可能性がある。
(3)汚れた羽根を介して伝わった細菌が感染源となる
。この細菌はワクチンの補剤と混合されるとより強い反
応を引き起こすことがある。
(4)通常鉛直方向に伝播される伝染病群が水平方向に
広がる原因となる。このことは、ドゥボウア(DB B
OBR)がリンパ性白血症に関して明らかにしている。
ドゥボウアは、白血症に感染した雌鶏に筋肉注射した針
を用いた場合、少なくとも7羽の雌鶏が病気に感染した
という事実を示している[ドゥボウア(G、P、 DB
 BOER)達、“マレク病に対する抵抗力と免疫性(
Resistance andImmunity  t
o  Marek’s  disease)”  Li
vre  EECBUR6470,1980年、552
〜565頁]。
高圧下のジェットを用いた注射針の無い注入装置の原理
は古くから知られている。例えば、アンスティチ二 メ
リュ−(Institut Merieux)のヒト医
療用の「イモジェッ) (IMOJBT) Jや、兎の
粘液腫症に対するワクチン接種用の「デルモジエツト(
DERMOJεT)Jが挙げられる。しかし、この2つ
の形式の装置では装填を足踏み式または手動で行わなけ
ればならないため、本発明の対象とする雌鶏への接種の
ように発射回数が多い場合には適していない。
必要に応じて調節可能な針無し注射装置の他の例は、ア
メリカ合衆国特許出願第4.103.684号、ヨーロ
ッパ特許出願第0.114.792号、フランス国特許
出願第1.378.829号に記載されている。マアー
ス(A、J、J、 MAAS)達の論文「医療用ジェッ
ト注射器の物理的側面(Some physical 
aspects ofthe medical bio
logical jet 1njector) J j
デイカル アンド バイオロジカル エンジニアリング
 アンド コンピユーテイング(Medical &B
iological Bngineering & C
omputing)第25巻、第1号、1987年1月
、81〜86頁、スティプネージ、ハーフ(英国)には
、容量を変えて注射した試験が記載されている。しかし
、これらの文献には上記の欠点を解決する方法について
の言及はない。
フランス国特許第FR−A−2,491,337号とア
メリカ合衆国特許出願第3.933.155号には2箇
所で同時に注入する手段が記載されている。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、不活性化ワクチンとその投与方法の上
記欠点を同時に解消して、投与物の品質を維持すること
によって毒性を確実に無くすと同時に汚染の平行伝播を
防せぐことかでき、しかも、少なくとも従来の方法と同
じ保護効果を鳥に与えることができる予防接種装置を提
供することにある。
本発明の他の目的は多数回の予防接種を実施することが
可能な装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、2つのワクチン溶液を同時
に投与することのできる装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の提供する鳥の予防接種用携帯装置は、所定濃度
のワクチン組成物の供給手段に接続された約0.3mj
!の投与量をジェット(噴射)によって投与する噴射装
置によって構成されている点を特徴としている。
本発明者は、上記の噴射装置を用いて約0.3mI!の
ワクチンを投与することによって、従来の低濃度のもの
を従来の投与方法で投与した場合よりもワクチン効果が
高く、しかも、無毒性が確実に向上して動物から動物へ
の伝染病の感染が無くなるということを発見した。
本発明の一つの変形例では、投与装置に2つの噴射チャ
ツバを設け、各噴射チャツバに互いに異なるワクチン組
成物を別々に供給し、各ジェットの間隔を鳥類の形態に
合わせてることができ“る。
この構造の場合には、互いに異なる2種類のワクチン組
成物を、例えば胸骨の筋肉毎に1つのワクチン組成物を
同時に投与することができる。
「ワクチン組成物」とは賦形剤中に単一のワクチン単位
が入っている場合と、賦形剤中に複数のワクチン単位が
入っているの混合物をいう。
ワクチン組成物は、投与装置の噴射ヘッドの近傍に配置
した貯蔵器から供給するのが好ましい。
本発明はさらに、本発明による上記装置を用いて投与さ
れるワクチン組成物を提供する。
従来のワクチン接種の投与量は0.5rnlであるが、
本発明によるワクチン接種の投与量は0.3rnlであ
るので、本発明ではワクチン価が従来の場合より高い。
本発明は特に油性賦形剤中に不活性化ワクチンを添加し
たものである。ワクチン1ml当たりの賦形剤の組成は
下記にするのか好ましい:軽質流動パラフィン    
  500〜670 mg脂肪酸とポリオールとのエス
テル 26〜85 mg本発明は、添付図面を参照した
下記の本発明装置の実施例と、本発明装置およびワクチ
ン組成物の有効性および無害性に関するテストから明ら
かになるであろう。
実施例 1、本発明の投与装置の詳細な説明 本発明の投与装置1はケース内に電気モータ2を有し、
この電気モータ2に連結された減速機3はカム4を介し
てロッド5に連結されている。カム4は戻しバネ6の力
に逆らってロッド5を駆動する。
このロッド5はこのロッドの縦方向に並進移動可能なピ
ストン7と一体になっている。このピストン7の一部分
は給液部8の内部を延びている。
この給液部8は液体貯蔵器または瓶を収容するための取
付は部9を有している。この取付は部9には採取針10
が取付けられている。この採取針10の通路は、ピスト
ン7が液体供給位置にある時に、ピストン7の滑り弁7
” の中に開口する。
ピストン7は放出ヘッド11の内部まで延びている。放
出ヘッド11(第2図)はノズル12.0字形リングシ
ール13、リュービス(Rubis) ケージ15と一
体なりュービス(Rubis)噴出口14、目の小さい
フィルタ16と目の大きいフィルタ17、バルブバネ1
8、バルブ19、フィルタ20aとシール20bを有す
るバルブ支持体20.0字形リングシール21および放
出へラド11の本体を構成する部品22をこの順序で有
している。
第1図に示した装置では、電気モータ2とカム4との間
に再装填手段23が配置されている。
第1図に示す休止位置では、ピストン7が戻りバネ6の
力で押されている。放出へラド11中には一定量の液体
が充填される。
放出時には、カム4によって戻りバネ60力に逆らって
ロッド5が駆動される。ロッド5がピストン7をノズル
12の方向に駆動すると、一定量の液体が超高圧で放出
される。
さらにカム4が回転するとロッド5が開放され、戻りバ
ネ6によって元に戻される。それと同時にピストンも戻
され、滑り弁7° を介して放出へラド11中に液体が
吸引される。この時、バルブ19はその支持体20中の
閉鎖位置に来て、適当な容積の液体が吸引できるように
する。
上記の放出手段と投与手段の構造によって0.3−の投
与をすることができる。
ニューカッスル(Newcastle)病のワクチン(
イモペス) (Imopest) )について試験した
(1)  10羽の雌鳥には全量(0,5mj2)を投
与した。
(2)  10羽の雌鶏にはその16分の1 (0,0
3mIりを投与した; (4)  10羽の雌鶏にはその16分の1(0,03
mf)に賦形剤0.047m1を加えて注射容量を0.
5m!!にして投与した; (5)  20羽の雌鶏にはその64分の1 (0,0
08m1)を投与した; (6)  20羽の雌鶏にはその64分の1 (0,0
08m1’) に必要な賦形剤を添加して、注入容量を
0.5mlにして投与した。
このワクチンの接種してから3週間後に大量の病原ウィ
ルスを雌鶏に注射した。
抗原は少ない容量で投与するほど効果的であることが分
かった。
各種のワクチンについて公式試験条件に従って研究室内
で実施したテストによって、上記のワクチンを0.3−
投与した場合の効果は従来法で0.5mlのワクチンを
投与した場合と同じ効果であることが分かった。
3、本発明の装置を用いた予防接種テスト研究室内で予
めニューカッスル(Newcast le)病と伝染性
気管技炎のワクチンを接種した雌鶏32羽に本発明の装
置を用いて0VO−4ワクチンにニューカッスル(Ne
wcastle)病ND十伝染性気管技炎IB十産卵低
下症候群EDS十頭肥大伝染性症候群BHIS)を投与
した。同一群からの32羽の雌鶏を対照群とした。
二ニーカッスル(Newcastle)病に関する例外
的なワクチン反応と、IBとEDSに関する極めて良好
な血清変換が得られた。
生ワクチンによってもたらされた抗体を有する対照群の
雌鶏の場合には、産卵低下割合が20%であったが、予
防接種した雌鶏は対照群の雌鶏と異なり産卵低下は示さ
なたった。
現場で同じロフトの各ワクチンを鶏卵生産用雌鶏群に接
種した。この場合の効果は特に良好且つ均一であり、研
究室での結果が確認された。
4、無毒性 黒用の不活性化ワクチンを0.5−投与した場合に障害
が生じるということが、最近アメリカ合衆国で開発され
た胸骨筋の検査技術によって明らかになっている。
注射直後の筋肉内でのワクチンの拡散状況を調べ、また
、注射の5週間後の病巣を検査して無毒性を調べた。
3群の各10羽の雌鶏の胸骨区域に油性賦形剤に添加し
た不活性化ワクチンを投与した。この賦形剤には、ワク
チンの拡散状態が容易に観察できるようにするために、
赤い着色剤(フェノール赤)を添加した。下記のワクチ
ン投与経路での拡散状態を、注射直後に雌鶏を殺し、筋
肉を切開して観察した: (1)注射針を用いて0.5mlを投与(2)注射針を
用いて0.3m7!を投与(3)注射針を用いずに、本
発明の装置を用いて0.3mj!投与 この実験結果から、下記のことが分かった。
(1〕  注射針を用いて0.5rnI!を投与した場
合、ワクチンが2つの筋肉の間に分配されることはあっ
ても、一般にワクチンは筋肉の同一箇所に蓄積する。
(2)注射針を用いて0.3mlを投与した場合、筋肉
内でのワクチンの拡散は向上するが、幾つかの小滴が観
察される。
(3)本発明の装置を用いて0.3mi!投与した場合
には下記のように拡散の質が向上する: 皮下に0.1ml 筋肉内に0.1m1 2つの筋肉面間に0.1− 本発明の装置を用いた場合の5週間後に観察された病巣
は、針を用いた場合(1)と(2)より大幅に小さかっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の投与装置の縦断面図である。 第2図は第1図の装置の放出ヘッドの部分分解断面図で
ある。 (主な参照番号) 1・・・投与装置   2・・・電気モータ3・・・減
速器    4・・・カム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定濃度のワクチン組成物を供給する手段に接続
    された約0.3mlの投与量をジェットによって投与す
    る投与装置(1)によって構成されることを特徴とする
    鳥の予防接種用携帯装置。
  2. (2)投与装置(1)が互いに異なるワクチン組成物が
    別々に供給される2つの放出チャンバを有し、各ジェッ
    ト間の間隔が鳥の形態に合わせてあることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  3. (3)上記の所定濃度のワクチン組成物を供給する手段
    が放出ヘッドの近傍に配置された貯蔵器を含むことを特
    徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. (4)2つの放出ヘッドを有し、上記の所定濃度のワク
    チン組成物を供給する手段が各放出ヘッドの近傍に配置
    された2つの貯蔵器を含むことを特徴とする請求項2に
    記載の装置。
  5. (5)油性賦形剤中に不活性化ワクチンを含むことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置を用
    いて投与されるワクチン組成物。
  6. (6)上記油性賦形剤の組成がワクチン1ml当たり軽
    質流動パラフィン500〜670mg 脂肪酸とポリオールとのエステル26〜85mg脂肪酸
    とポリオールとの エステル−エーテル5〜33mg であることを特徴とする請求項5に記載のワクチン組成
    物。
JP2165496A 1989-06-22 1990-06-22 鳥の予防接種用携帯装置 Pending JPH0330761A (ja)

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DE (1) DE4019656A1 (ja)
ES (1) ES2038064B1 (ja)
FR (1) FR2648701B1 (ja)
GB (1) GB2233234B (ja)
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