JPS6229858Y2 - - Google Patents

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JPS6229858Y2
JPS6229858Y2 JP1982164524U JP16452482U JPS6229858Y2 JP S6229858 Y2 JPS6229858 Y2 JP S6229858Y2 JP 1982164524 U JP1982164524 U JP 1982164524U JP 16452482 U JP16452482 U JP 16452482U JP S6229858 Y2 JPS6229858 Y2 JP S6229858Y2
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JP
Japan
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locking
engagement groove
horizontal
hanging
distance
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JP1982164524U
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JPS5967723U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、天井埋込型空気調和機等の高所設置
用空気調和機の据付装置に関するものである。
この種の据付装置の公知例としては、実開昭57
−2324号公報記載のものがある(第1図参照)。
この場合、据付装置は本体1′側面に突設した固
定用ボルト2′,2′と該各固定用ボルト2′,
2′を移動調整可能に引つかけるための引つかけ
部4′,4′を設けた吊り下げアタツチメント3′
とからなつているが、固定用ボルト2′,2′間の
距離l1′と引つかけ部4′,4′におけるボルト係止
部5′,5′間の距離l2′とが等しくなるように構成
されているため、両固定用ボルト2′,2′を同時
に引つかけ部4′,4′に挿入係止せねばならず、
一人で作業するのは困難であり且つ安全性の面で
も劣る。
又、ボルト係止部5′と移動調整部6′との間に
段差が介在せしめられているため、移動調整の
際、本体1′を段差分だけ押し上げねばならず、
作業性が悪く、足場の悪い高所での作業ゆえ、危
険を伴なうという問題もあつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、高所設置用の空
気調和機を容易且つ安全に据付け得るようにする
ことを目的とするものであり、かかる目的達成の
ため、本体両側面に前後一対づつ突設された前後
部係止部材を係合支持する吊り下げ用の吊り金具
に前記前部係止部材が係合し且つ前端が開放され
た水平な前部係合溝と、前記後部係止部材が係合
し且つ下端が開放された垂直部およびその上端よ
り後方に延びる水平部からなる後部係合溝とを設
け、且つ該後部係合溝の水平部底面を前端に係止
突部を有する平坦面となし、更に前記前部係合溝
前端と前記係止突部後縁との間の距離を前記前後
係止部材間の距離より小さくして、後部係止部材
を後部係合溝に係合せしめた後、前部係止部材を
前部係合溝に係合せしめ得る如く、段階的係合作
業を可能ならしめることを特徴とする。
以下第2図ないし第5図を参照して本考案の実
施例にかかる高所設置用空気調和機の据付装置を
説明する。
図示の実施例には、天井埋込型空気調和機が示
されている。
本実施例の据付装置は、空気調和機の本体1両
側面に前後一対づつ突設されたボルト状の前後係
止部材2,2および3,3とこれらを係合支持す
る一対の吊り下げ用の吊り金具4,4とによつて
構成されている。
前記本体1内には、送風機5および空気熱交換
器6,6が配設されており、空気吸入口7から吸
い込んだ空気を空気熱交換器6,6にて冷却ある
いは加熱して、空気吹出口8から室内へ吹き出し
て、該室内の冷房あるいは暖房を行なうように作
用する。符号9はエアフイルタ、10はドレンパ
ンである。
前記両係止部材2および3は、本実施例ではそ
れぞれ本体1側面に固着されたボルト2aおよび
3aとナツト2bおよび3bとからなつている
が、本体1側面にボルトを螺着して構成してもよ
い。
一方前記各吊り金具4は、天井C上方の梁11
等に支持された前後各一対の吊りボルト12,1
2によつて吊持されている。
この吊り金具4は、第4図図示の如く水平片4
aと垂直片4bとからなるアングル状を呈してお
り、水平片4aには、前記吊り金具12,12を
挿通固定すべき孔13,13が穿設されている。
前記吊り金具4の垂直片4bには、前記前部係
止部材2が係合し且つ前端が開放された水平な前
部係合溝14と、前記後部係止部材3が係合し且
つ下端が開放された垂直部15aおよびその上端
より後方に延びる水平部15bからなる後部係合
溝15とが設けられている。
前記前部係合溝14の後端には、前部係止部材
2を収嵌すべき膨出部16が設けられている。
前記後部係合溝15の水平部15b底面は、前
端に係止突部17を有する平坦面とされている。
そして、前部係合溝14前端と前記係止突部1
7後縁との間の距離l1が前後係止部材2,3間の
距離l2より小さくなるように決定されている。
従つて、後部係止部材3を係止突部17後縁に
係止した状態にある時、前部係止部材2は、前部
係合溝14の前方に位置することとなるのであ
る。
次いで、第5図を参照して本実施例の天井埋込
型空気調和機の据付順序を説明する。
まず、第5図イ図示の如く2対の吊りボルト1
2,12、12,12に吊り金具4,4をそれぞ
れ固定した後、本体1を持ち上げて両側の後部係
止部材3,3を吊り金具4,4の後部係合溝1
5,15における係止突部17,17後縁に係止
する(第5図ロ図示)。その後、第5図ハ図示の
如く、後部係止部材3,3を支点にして本体1の
前部を持ち上げた後、水平方向(矢印A方向)に
スライドさせて、前部係止部材2,2を前部係合
溝14,14の膨出部16,16に収嵌せしめ、
その後両係止部材2,3のナツト2b,3bを締
付けるのである(第5図ニ図示)。
即ち、本実施例にすれば、後部係止部材3を後
部係合溝15に係合せしめた後、前部係止部材2
を前部係合溝14に係合するという、段階的係合
作業が可能となるのである。
なお、本考案は、図示の天井埋込型のみなら
ず、天井吊り下げ型等の高所設置用空気調和機に
も適用可能なことは勿論である。
続いて本考案の高所設置用空気調和機の据付装
置の効果を以下に列記する。
(1) 本体1側面に突設された前後部係止部材2,
3を係合支持する吊り下げ用の吊り金具4に、
前記前部係止部材2が係合し且つ前端が開放さ
れた水平な前部係合溝14と、前記後部係止部
材3が係合し且つ下端が開放された垂直部15
aおよびその上端より後方に延びる水平部15
bからなる後部係合溝15とを設けるととも
に、前記前部係合溝14前端と前記後部係合溝
15の水平部15b前端に設けた係止突部17
後縁との間の距離l1を前記前後係止部材2,3
間の距離l2より小さくして、まず後部係止部材
3を前記係止突部17後縁に係止した後、本体
1の前部を持ち上げ、後部係止部材3を後部係
合溝15の水平部15bに沿つてスライドさせ
つつ前部係止部材2を前部係合溝14に係合し
得るようにしているので、一人の作業者でも容
易に据付作業を行ない得るところとなり、空気
調和機の高所での据付作業を著しく簡易化でき
る。
(2) 前記後部係合溝15の水平部15b底面を前
端に係止突部17を有する平坦面としているの
で、後部係止部材3をスライドさせる時に、従
来の如く本体1を持ち上げる方向の力が不要と
なり、作業を非常にスムーズに行なうことがで
きるとともに安全性の向上も計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の高所設置用空気調和機の据付
状態を示す側面図、第2図は本考案の実施例にか
かる高所設置用空気調和機の据付状態を示す側面
図、第3図は第2図の−断面図、第4図は本
考案の実施例にかかる高所設置用空気調和機の据
付装置における吊り金具の斜視図、第5図イ〜ニ
は本考案の実施例にかかる高所設置用空気調和機
の据付作業順序を示す側面図である。 1……本体、2……前部係止部材、3……後部
係止部材、4……吊り金具、14……前部係合
溝、15……後部係合溝、15a……垂直部、1
5b……水平部、17……係止突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1両側面に前後一対づつ突設された前部係
    止部材2,2および後部係止部材3,3と、これ
    らを係合支持する一対の吊り下げ用の吊り金具
    4,4とからなり、該各吊り金具4には、前記前
    部係止部材2が係合し且つ前端が開放された水平
    な前部係合溝14と、前記後部係止部材3が係合
    し且つ下端が開放された垂直部15aおよびその
    上端より後方に延びる水平部15bからなる後部
    係合溝15とが設けられ、且つ該後部係合溝15
    の水平部15b底面が前端に係止突部17を有す
    る平坦面とされ、更に前記前部係合溝14前端と
    前記係止突部17後縁との間の距離l1が前記前後
    係止部材2,3間の距離l2より小さくされている
    ことを特徴とする高所設置用空気調和機の据付装
    置。
JP1982164524U 1982-10-27 1982-10-27 高所設置用空気調和機の据付装置 Granted JPS5967723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982164524U JPS5967723U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 高所設置用空気調和機の据付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982164524U JPS5967723U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 高所設置用空気調和機の据付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967723U JPS5967723U (ja) 1984-05-08
JPS6229858Y2 true JPS6229858Y2 (ja) 1987-07-31

Family

ID=30360677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982164524U Granted JPS5967723U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 高所設置用空気調和機の据付装置

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JP (1) JPS5967723U (ja)

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JPS5967723U (ja) 1984-05-08

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