JPS62295936A - ポリオレフイン用帯電防止剤 - Google Patents

ポリオレフイン用帯電防止剤

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JPS62295936A
JPS62295936A JP13993386A JP13993386A JPS62295936A JP S62295936 A JPS62295936 A JP S62295936A JP 13993386 A JP13993386 A JP 13993386A JP 13993386 A JP13993386 A JP 13993386A JP S62295936 A JPS62295936 A JP S62295936A
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JP
Japan
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component
antistatic agent
alkyl group
present
carbon atoms
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Shinya Goto
伸也 後藤
Noboru Horibatake
堀畑 登
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリオレフィン用帯電防止剤に関するもので
ある。
〔従来の技術及び問題点〕
一般にポリオレフィンはポリエチレン9、ポリプロピレ
ン等の総称であり、フィルム、成形品、繊維などの成形
材料として広く用いられている。
これらは、通常、優れた電気絶縁性を有している半面、
静電気が帯電、蓄積し易く、種々の障害や災害の原因と
なることがある0例えば周知のように、これらの成形物
は、静電気帯電により極めて汚染され易く、汚れが強固
に付着して商品価値を著しく低下させる原因となる。ま
た、放電火花による可燃性ガスの引火爆発も大きい問題
である。
これらの問題を解決するため、従来、帯電防止剤が提案
されているが、これらも次の■〜■に示すような問題が
あった。
■ 成形後、12時間以内の帯電防止効果が悪い(帯電
防止効果の即効性の問題)。
■ 成形2〜3日後、充分な帯電防止効果が発現しても
、成形1ヶ月後その帯電防止効果が減少してくる(帯電
防止効果の持続性の問題)。
例えば従来提案されているグリセリルモノステアレート
は、即効性、持続性に問題があり、アルキルジェタノー
ルアミン、アルカンスルホン酸塩及びカチオン系帯電防
止剤は、即効性に問題があった。
このように帯電防止効果の即効性と持続性とを同時に満
足するものは未だ見出されていない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、帯電防止効果の即効性及び持続性の両方
を同時に満足する帯電防止剤を得るべく鋭意検討した結
果、特定の化学物質を特定の割合で用いた時、これらを
満足できることを見い出して本発明を完成した。
即ち、本発明は下記の一般式(1) で表されるアルキルジェタノールアミン((A)成分)
と、 下記の一般式(2) %式%(2) で表される高級アルコール((B)成分)と、下記の一
般式(3) %式%(3) で表されるカルボン酸とグリセリンとの脱水縮合物でト
リエステル含量が10重重量以下のもの((C)成分) とからなり、(八)成分とCB)成分と(C)成分の配
合割合が重量比で、20〜30/20〜30/100−
((A)成分+CB)成分)であることを特徴とするポ
リオレフィン用帯電防止剤を提供するものである。
本発明に係る帯電防止剤をポリオレフィン樹脂に練り込
めば帯電防止効果の即効性、持続性の点で極めて満足す
べき結果が得られる。
本発明によれば、(八)成分の配合割合は、(A)+ 
(B) + (C)成分の合計量に対して20〜30重
景%の重量が適当であり、これより少ない範囲では、帯
電防止効果そのものがないし、これより多い範囲では帯
電防止効果の即効性は期待できない。
又、(B)成分の配合割合は、(A) + (B) +
 (C)成分の合計量に対して、20〜30重量%の範
囲が適当であり、これより少ない範囲では、帯電防止効
果の即効性が期待できないし、これより多い範囲では帯
電防止効果そのものがない。
更に(C)成分の配合割合は、100− ((A)成分
+(B)成分)(重量%)である。
本発明の帯電防止剤のポリオレフィン樹脂に対する添加
量は0.1〜5.0重量部/ポリマー100重量部(P
HR)が好ましい。
本発明の帯電防止剤は、従来公知のカチオン系、アニオ
ン系あるいはノニオン系の帯電防止剤と併用してもさし
つかえない。
また、本発明の帯電防止剤の耐ケーキング性を向上させ
る目的で、少量の二酸化ケイ素、金属石鹸等を併用して
も良い。
本発明の帯電防止剤をポリオレフィン樹脂に練込む方法
については、従来、公知の方法で充分である0例えば、
ポリオレフィン樹脂ペレットと本発明の帯電防止剤とを
ヘンシェルミキサーあるいはスーパーミキサーでよく混
合し、しかる後、押出機、射出成形機、延伸ブローなど
により成形品に練込めばよい。
また、本発明の帯電防止剤をナチュラルのポリオレフィ
ン樹脂ペレットに添加する場合、本発明の帯電防止剤を
マスターペレットの形で添加しても良い。
更に、成形体としてはフィルム、シート、ボトル、フィ
ラメントなど、あらゆる成形体を含むことは言うまでも
ない。
〔実施例〕
次に、実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれら
の実施例に限定されるものではない。
実施例1〜7、比較例1〜20 ポリプロピレン(三井東圧化学■製、J−109G)1
00重量部に対して、表1に示す帯電防止剤を0.5重
量部添加してヘンシェルミキサーにて1分間混合攪拌し
た。その後、射出成形機(シリンダ一温度200〜25
0℃)にて、帯電防止剤を含有スルフレート(9a12
0ffl111、横60mm 、厚み3IllI)を射
出成形して、そのプレートの帯電防止効果を成形後、経
口的に調べた(5時間後、1週間後、1ケ月後)。帯電
防止効果は、表面固有抵抗値(Ω/口)を測定(AST
M 0257)することにより判定した。
結果を表1に示す。
表面固有抵抗値(Ω/口)が10′。以下の場合良好、
IQII〜10′3はやや良好、10目以上は不良であ
る。実用的には 10′3以下であれば満足できる帯電
防止効果を示す。
5時間後の表面固有抵抗値により帯電防止効果の即効性
を判定し、1ケ月後の表面固有抵抗値により帯電防止効
果の持続性を判定した。
尚、帯電防止剤無添加の場合のポリプロピレンプレート
の表面固有抵抗は10″Ω/口以上であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) (式中R^1は炭素数16と18のアルキル基を表し、
    炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/8
    0の重量比で存在する。) で表されるアルキルジエタノールアミン{(A)成分}
    と、 下記の一般式(2) R^2OH・・・(2) (式中R^2は炭素数16と18のアルキル基を表し、
    炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/8
    0の重量比で存在する。) で表される高級アルコール{(B)成分}と、下記の一
    般式(3) R^3COOH・・・(3) (式中R^5は炭素数15と17のアルキル基を表し、
    炭素数15と17のアルキル基が40/60〜20/8
    0の重量比で存在する。) で表されるカルボン酸とグリセリンとの脱水縮合物でト
    リエステル含量が10重量%以下のもの{(C)成分} とからなり、(A)成分と(B)成分と(C)成分の配
    合割合が重量比で、20〜30/20〜30/100−
    ((A)成分+(B)成分)であることを特徴とするポ
    リオレフィン用帯電防止剤。
JP13993386A 1986-06-16 1986-06-16 ポリオレフイン用帯電防止剤 Granted JPS62295936A (ja)

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WO2022131331A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23 三井化学東セロ株式会社 抗菌、抗ウイルス成形体及びマスターバッチ

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