JPS62197434A - ポリオレフイン用帯電防止剤 - Google Patents
ポリオレフイン用帯電防止剤Info
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- JPS62197434A JPS62197434A JP3868586A JP3868586A JPS62197434A JP S62197434 A JPS62197434 A JP S62197434A JP 3868586 A JP3868586 A JP 3868586A JP 3868586 A JP3868586 A JP 3868586A JP S62197434 A JPS62197434 A JP S62197434A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリオレフィン用帯電防止剤に関するもので
ある。
ある。
一般にポリオレフィンはポリエチレン、ポリプロピレン
等の総称であり、フィルム、成形品、繊維などの成形材
料として広く用いられている。
等の総称であり、フィルム、成形品、繊維などの成形材
料として広く用いられている。
これらは、通常、優れた電気絶縁性を有している半面、
静電気が帯電、蓄積し易く、種々の障害や災害の原因と
なることがある。例えば周知のように、これらの成形物
は、静電気帯電により極めて汚染され易く、汚れが強固
に付着して商品価値を著しく低下させる原因となる。ま
た放電火花による可燃性ガスの引火爆発も大きい問題で
ある。
静電気が帯電、蓄積し易く、種々の障害や災害の原因と
なることがある。例えば周知のように、これらの成形物
は、静電気帯電により極めて汚染され易く、汚れが強固
に付着して商品価値を著しく低下させる原因となる。ま
た放電火花による可燃性ガスの引火爆発も大きい問題で
ある。
これらの問題を解決するため、従来、帯電防止剤が提案
されているが、帯電防止効果の持続性及び成形品の表面
状態の良好なこと（白化現象のないこと、ベタツキのな
いこと）及び印刷性の良好なことを同時に満足するとい
う点で充分ではなかった。
されているが、帯電防止効果の持続性及び成形品の表面
状態の良好なこと（白化現象のないこと、ベタツキのな
いこと）及び印刷性の良好なことを同時に満足するとい
う点で充分ではなかった。
本発明者らは、これらポリオレフィンの持つ汚れ易さ、
可燃性ガスの誘引爆発の可能性をなくし、且つこの効果
を持続せしめ、表面状態の良好な、また、印刷適性に優
れたポリオレフィン組成物を与える帯電防止剤を得るべ
く鋭意検討した結果、特定の化学物質を特定の割合で用
いた時、これらを満足できることを見い出して本発明を
完成した。
可燃性ガスの誘引爆発の可能性をなくし、且つこの効果
を持続せしめ、表面状態の良好な、また、印刷適性に優
れたポリオレフィン組成物を与える帯電防止剤を得るべ
く鋭意検討した結果、特定の化学物質を特定の割合で用
いた時、これらを満足できることを見い出して本発明を
完成した。
即ち、本発明は下記の一般式
（式中、Ｒ１は炭素数１６と１８のアルキル基を表わし
、炭素数１６と１８のアルキル基が、１０／６０〜２０
／８０の比で存在する。） で表わされるアルキルジェタノールアミンと下記の一般
式 ％式％） （式中、Ｒ２は炭素数１６と１８のアルキル基を表わし
、炭素数１６と１８のアルキル基が４０／６０〜２０／
８０の比で存在する。） で表わされる高級アルコールからなり、アルキルジェタ
ノールアミン（１１と高級アルコール（２）の重量比が
３０／７０〜７０／３０であるポリオレフィン用帯電防
止剤を提供するものである。
、炭素数１６と１８のアルキル基が、１０／６０〜２０
／８０の比で存在する。） で表わされるアルキルジェタノールアミンと下記の一般
式 ％式％） （式中、Ｒ２は炭素数１６と１８のアルキル基を表わし
、炭素数１６と１８のアルキル基が４０／６０〜２０／
８０の比で存在する。） で表わされる高級アルコールからなり、アルキルジェタ
ノールアミン（１１と高級アルコール（２）の重量比が
３０／７０〜７０／３０であるポリオレフィン用帯電防
止剤を提供するものである。
本発明に係る帯電防止剤をポリオレフィン樹脂に練り込
めば、帯電防止効果の持続性、成形品の表面状態、印刷
性の点で極めて満足すべき結果が得られる。
めば、帯電防止効果の持続性、成形品の表面状態、印刷
性の点で極めて満足すべき結果が得られる。
本発明によればアルキルジェタノールアミンと高級アル
コールとを組み合わせて用いると予想外にも各々の化合
物のアルキル鎖長の影響が非常に大きいことがわかった
。
コールとを組み合わせて用いると予想外にも各々の化合
物のアルキル鎖長の影響が非常に大きいことがわかった
。
表１にアルキルジェタノールアミンと高級アルコールと
の比が５０：５０の場合のアルキル鎖長の影響を示した
が、表１に於いて、次の様な傾向が認められた。
の比が５０：５０の場合のアルキル鎖長の影響を示した
が、表１に於いて、次の様な傾向が認められた。
領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 不良成形品の
表面状態 ベトッキ傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好〜やや不
良成形品の表面状態 ベトッキ傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好〜やや不
良成形品の表面状態 白化傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好成形品の
表面状態 良好 印刷性 良好 即ち、前記のジェタノールアミンのアルキル基Ｒ１、高
級アルコールのアルキル基Ｒ２は炭素数１６と１８のも
のが４０／６０〜２０／８０でなければならない。
表面状態 ベトッキ傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好〜やや不
良成形品の表面状態 ベトッキ傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好〜やや不
良成形品の表面状態 白化傾向あり 印刷性 不良 領域■・・・・・・帯電防止効果持続性 良好成形品の
表面状態 良好 印刷性 良好 即ち、前記のジェタノールアミンのアルキル基Ｒ１、高
級アルコールのアルキル基Ｒ２は炭素数１６と１８のも
のが４０／６０〜２０／８０でなければならない。
本発明の帯電防止剤に於いて一般式（１）の化合物と一
般式（２）の化合物との重量比は３０／７０〜７０／３
０であり、これ以外の範囲では、帯電防止防止効果の持
続性は期待できない。
般式（２）の化合物との重量比は３０／７０〜７０／３
０であり、これ以外の範囲では、帯電防止防止効果の持
続性は期待できない。
本発明の帯電防止剤のポリオレフィンに対する添加量は
０．１〜５．０重量部／ポリマー１００重量部（ｐｈｒ
）が好ましい。
０．１〜５．０重量部／ポリマー１００重量部（ｐｈｒ
）が好ましい。
本発明の帯電防止剤はグリセリンエステルに代表される
ような多価アルコールの脂肪酸部分エステル等の従来よ
り既知の帯電防止剤と併用してもさしつかえない。
ような多価アルコールの脂肪酸部分エステル等の従来よ
り既知の帯電防止剤と併用してもさしつかえない。
また、本発明の帯電防止剤の耐ケーキング性を向上させ
る目的で、少量の二酸化ケイ素を併用しても良い。
る目的で、少量の二酸化ケイ素を併用しても良い。
目的の合成樹脂に対する練込み方法については、従来、
公知の方法で充分である。例えば合成樹脂ペレ・７トと
本発明の帯電防止剤とをヘンシェルミキサーあるいはス
ーパーミキサーでよく混合し、しかる後、押出機、射出
成形機、延伸ブローなどにより成形品に練込めばよい。
公知の方法で充分である。例えば合成樹脂ペレ・７トと
本発明の帯電防止剤とをヘンシェルミキサーあるいはス
ーパーミキサーでよく混合し、しかる後、押出機、射出
成形機、延伸ブローなどにより成形品に練込めばよい。
また、本発明の帯電防止剤をナチュラルの合成樹脂ペレ
ットに添加する場合、本発明の帯電防止剤をマスターペ
レットの形で添加しても良い。
ットに添加する場合、本発明の帯電防止剤をマスターペ
レットの形で添加しても良い。
さらに成形体としてはフィルム、シート、ボトル、フィ
ラメントなど、あらゆる成形体を含むことは言うまでも
ない。
ラメントなど、あらゆる成形体を含むことは言うまでも
ない。
次に実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
実施例・比較例１
合成樹脂に対して表２に示す帯電防止剤を添加してヘン
シェルミキサーにて１分間混合攪拌する。そのあと、射
出成形機（シリンダ一温度２００〜２５０℃）にて、帯
電防止剤を含有するプレート（縦１２０ＩＩＩｌ、横６
Ｏｎ＋＋＋＋、厚み３ＩＩＩＩｌｌ）を射出成形して、
そのプレートの帯電防止効果、表面状態、印刷性を３０
日後に調べた。帯電防止効果は表面固有抵抗値（Ω／口
）を測定（ＡＳＴＭ Ｄ ２５７）することにより判定
した。その値が１０１０以下の場合良好、１０１１〜１
０１３はやや良好、１０１４以上は不良である０表面状
態は目視にて判定した。印刷性については次の様に行っ
た。テストプレート上に、横２００ｗｎ＋ ｘ縦２００
ｍ５の正方形にポリアミド系インキを塗工して、その後
横１１１１１Ｘ縦１ｍｍの正方形が１００個できる様に
カッターで傷をつける。その上に粘着テープを貼り、つ
いでそれを剥離することにより判定した（ＪＩＳ Ｋ−
５４００１９７９） 、インキが９８％以上残っている
場合は良好、９７％以下の場合は不良と判定した。
シェルミキサーにて１分間混合攪拌する。そのあと、射
出成形機（シリンダ一温度２００〜２５０℃）にて、帯
電防止剤を含有するプレート（縦１２０ＩＩＩｌ、横６
Ｏｎ＋＋＋＋、厚み３ＩＩＩＩｌｌ）を射出成形して、
そのプレートの帯電防止効果、表面状態、印刷性を３０
日後に調べた。帯電防止効果は表面固有抵抗値（Ω／口
）を測定（ＡＳＴＭ Ｄ ２５７）することにより判定
した。その値が１０１０以下の場合良好、１０１１〜１
０１３はやや良好、１０１４以上は不良である０表面状
態は目視にて判定した。印刷性については次の様に行っ
た。テストプレート上に、横２００ｗｎ＋ ｘ縦２００
ｍ５の正方形にポリアミド系インキを塗工して、その後
横１１１１１Ｘ縦１ｍｍの正方形が１００個できる様に
カッターで傷をつける。その上に粘着テープを貼り、つ
いでそれを剥離することにより判定した（ＪＩＳ Ｋ−
５４００１９７９） 、インキが９８％以上残っている
場合は良好、９７％以下の場合は不良と判定した。
ポリプロピレン（三井東圧Ｊ−１０９Ｇ Ｎ００部に対
して帯電防止剤を０．５部（アミン／アルコール＝５０
１５０（重量比））添加した場合の結果を表２に示した
。
して帯電防止剤を０．５部（アミン／アルコール＝５０
１５０（重量比））添加した場合の結果を表２に示した
。
尚、帯電防止剤無添加の場合のポリプロピレンプレート
の表面固有抵抗は１０”０７口以上であり、表面状態、
印刷性とも良好であった。
の表面固有抵抗は１０”０７口以上であり、表面状態、
印刷性とも良好であった。
比較例２
帯電防止剤の組成をアミン／アルコール−８０７２０（
重量比）とした以外は実施例と同様の試験を行った。そ
の結果を表３に示した。
重量比）とした以外は実施例と同様の試験を行った。そ
の結果を表３に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼（１） （式中、Ｒ＾１は炭素数１６と１８のアルキル基を表わ
し、炭素数１６と１８のアルキル基が４０／６０〜２０
／８０の比で存在する。） で表わされるアルキルジエタノールアミンと下記の一般
式 Ｒ＾２ＯＨ（２） （式中、Ｒ＾２は炭素数１６と１８のアルキル基を表わ
し、炭素数１６と１８のアルキル基が４０／６０〜２０
／８０の比で存在する。） で表わされる高級アルコールからなり、アルキルジエタ
ノールアミン（１）と高級アルコール（２）の重量比が
３０／７０〜７０／３０であるポリオレフィン用帯電防
止剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868586A JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868586A JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197434A true JPS62197434A (ja) | 1987-09-01 |
| JPH034578B2 JPH034578B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=12532145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3868586A Granted JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62197434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62295936A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Kao Corp | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5879044A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 低温防曇性のすぐれたポリプロピレンフイルム用樹脂組成物 |
| JPS6128537A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Kao Corp | ポリオレフイン樹脂用帯電防止剤 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3868586A patent/JPS62197434A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5879044A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 低温防曇性のすぐれたポリプロピレンフイルム用樹脂組成物 |
| JPS6128537A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Kao Corp | ポリオレフイン樹脂用帯電防止剤 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62295936A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Kao Corp | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
| JPH034579B2 (ja) * | 1986-06-16 | 1991-01-23 | Kao Corp |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH034578B2 (ja) | 1991-01-23 |
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