JPS62295806A - フツク式コンテナ移載装置付きクレ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、昇降ギヤレソジ上のコンテナ引き込み押し出
し経路にそ−って横行自在なコンテナ移ＩＭ用フックを
使用するコンう−す移載袋πを儂えたクレーンに関する
ものである。

（従来の技術及びその問題点） 上記のようなフック式コンテナ移載装置付きクレーンと
して、例えば第１図及び第２図に示すように、棚にそっ
て設けられたクレーン走行通路内を床面上ガイドレール
１と天井側ガイドレール２とに案内されながら走行する
クレーン３の昇降ギヤレフジ４上に左右幅方向のコンテ
ナ引き込み押し出し経路５を設け、このコンテナ引き込
み押し出し経路５にそって往復移動自在で且つ昇降自在
なコンテナ移載用フック６を設けたクレーンが知うれて
いる。

前記フック６は、第２図に示すように横行方向両端にコ
ンテナ７の把手７ａ、７ｂと係脱自在な係合部６３，６
ｂを偏え、コンテナ７を昇降ギヤレンジ４上のコンテナ
引き込み押し出じ経路５に引き込むききは、引きｊムむ
べきコンテナ７に隣接する側の横行経路ぐさ、−５Ａ又
７広Ｂに於いてフック６を−Ｉ：騨さ廿２．こ゛−シニ
よりＷ合部６ａ又は６ｂとコ〉テ→−′ｊの把手７．３
又１ま７ｂとを係合させ、係る状態でフック６を後退移
動させることにより当該フック６によりコンテナ７を前
記経路５上の所定位置、例えば経路５の長さ方向中央泣
面まで引き込むことが出来る。

このようなフック式コンテナ移載装置付きクレーンに於
いて、クレーンの走行駆動用車輪８を駆動するモーター
やコンテナ移載用フック６の横行駆動手段、例えば第２
図に示すフック横行駆動用螺軸９を駆動するモーターを
インバーター制御し得るように構成すると、クレーン走
行速度の加減速や前記フック６の横行速度の加減速を自
在に制御することが出来るので、安全性を維持しながら
コンテナ入出庫作業のサイクルタイムを短縮することが
出来るのであるが、各モーターの速度制御用に夫々専用
のインバーターを使用するのでは大幅なコストアンプと
なる。

そこで一つのインバーターをクレーン走行駆動用モータ
ーとフック横行駆動用モーターとに択一的に接続し、ク
レーンの走行速度制御とフックの横行速度制御とを択一
的に行わせることが考えられたが、クレーン走行中は前
記フンクロを横行駆動させることが出来ない。即ち、ク
レーンを停止させた状態でなければコンテナ移載用フッ
ク６を横行駆動させることが出来ないので、次のような
問題点があった。

即ち、コンテナ７を昇降ギヤレソジ４上に引き込むため
のフック６の横行駆動はクレーン走行途中に行う必要が
ないので問題はないが、例えば第３図に示すように左側
から昇降キャレッジ４上の所定位置までフンクロにより
引き込んだコンテナ７をコンテナ降ろし場所で右方へ押
し出すためには、コンテナ引き込み完了時の位置Ｃにあ
るフック６を下降させて係合部６ａを把手７ａから離脱
させ、そして下降限位置のフック６を左方へコンテナ７
の下側を通過させて横行させ、前記位置Ｃと左右対称の
押し出し開始のための位置りに於いて、保合部６ｂがコ
ンテナ７の把手７ｂに嵌合しない後押し高さまでフック
６を上昇させておく必要がある。

このようなコンテナ押し出し準備が完了して８れば、ク
レーン３０走行と昇降キャレッジ４の昇降とによってコ
ンテナ引き込み押し出し経路５がコンテナ降ろし場所に
対向せしめられたとき、直ちにフック６を右方へ横行さ
せ、保合部６ｂによりコンテナ７の左側面を後押しして
昇降ギヤレソジ４上から当該コンテナ７を押し出すこと
が出来る。しかしながら前記のようにクレーン走行中に
フック６を横行駆動させることが出来ない場合は、クレ
ーンが目的のコンテナ降ろし場所で停止した後に前記の
コンテナ押し出し準備のためのフック横行駆動を行わせ
なければならないので、コンテナ引き込み側とは反対側
へコンテナを押し出す場合のサイクルタイムが長くなり
、作業能率が低下する問題点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために
成されたものであって、その特徴は、前記フックの横行
駆動用モーターとクレーン走行駆動用モーターとを一つ
の速度制御用インバーターに択一的に接続するインバー
ター接続切り換え手段を設け、前記インバーターがクレ
ーン走行駆動用モーターに接続されているとき、前記フ
ック横行駆動用モーターをインバーターを含まない電源
回路に接続する手段を設けた点にある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を第４図に基づいて説明すると
、１０はクレーン走行駆動用モーターであって、前記ク
レーン３０走行駆動用車輸８を回転駆動する。１１はフ
ック横行駆動用モーターであって、前記フック式コンテ
ナ移裁装置のフック横行駆動用螺軸９を回転駆動する。

勿論、フック６を横行駆動する手段は螺軸９に限定され
ない。

１２はインバーターであって、接続切り換え手段１３に
より前記モーター１０．１１に択一的に接続される。こ
のインバーター接続切り換え手段１３は、クレーン走行
駆動時に制御装置１４から与えられる切り換え信号１５
によって閉成されるａ接点１６と開成されるｂ接点１７
とから構成されている。１８は、前記インバーター１２
がクレーン走行駆動用モーター１０に接続されていると
きに前記フック横行駆動用モーター１１を駆動するため
の、インバーターを含まない一定周波数の電源回路であ
って、クレーン走行駆動時に制御装置１４から与えられ
る前記切り換え信号１５によって閉成されるａ接点１９
と、前記制；■装置１４からのフック横行制Ｇｌ信号２
０によって操作されるモーター制御用接点２１とを含む
。

クレーン３が走行駆動されるときは、制御装置１４から
の切り換え信号１５によってインバーター接続切り換え
手段１３のａ接点１６が閉成されると共にｂ接点１７が
開成される。従ってインバーター１２はａ接点１６を介
してクレーン走行駆動用モーター１０に接続され、当該
モーター１０は制御装置１４からのクレーン走行速度制
御信号２２に基づいて作動するインバーター１２によっ
て速度制御され、クレーン３の走行速度が所期通りに加
減速される。このときフック横行駆動用モーター１１は
ｂ接点１７の開成によりインバーター１２からは切り離
されているが、前記ａ接点１６と連動して同時に開成す
るａ接点１９によりインバーターを含まない一定周波数
の′Ｗｌ源回路１８に接続される。

従って、クレーン走行駆動用モーター１０が稼動してい
るクレーン走行中に於いても、第３図に示すようにフッ
ク６を下降限位置に於いて位置Ｃから位置りへ、又はそ
の逆に横行させるためのフック横行制御信号２０が制御
装置１４から出力されることにより、モーター制御用接
点２１が閉成されて一定周波数の電源電圧がフック横行
駆動用モーター１１に供給され、当該モーター１１が稼
動してフック６がコンテナ押し出し準備のための横行移
動を行う。勿論、モーター１１の回転方向の選択（フッ
ク６の横行方向の選択）も制御袋Ｔ１４からの制御信号
によって行われる。

クレーン３が所定位置で停止すれば、前記切り換え信号
１５によってインバーター接続切り換え手段１３のａ接
点１６が開成すると共にｂ接点１７が閉成し、更に電源
回路１８のａ接点１９が閉成する。従ってクレーン走行
部！、ｌＪ用モーター１０はインバーター１２から切り
離され、フック横行駆動用モーター１１は電源回路１９
から切り離されると同時にインバーター１２に接続され
る。この結果、クレーン３が停止している状態でフック
６によるコンテナ引き込み作用を行うときは、制御袋ｒ
！１１４からのフック横行速度制御信号２３に基づいて
作動するインバーター１２によってフック横行駆動用モ
ーター１１を速度制御することが出来、コンテナ引き込
み作用のためのフック６の横行速度が所期通りに加減速
される。勿論、インバーター１２によって速度制御され
るフック横行駆動用モーター１１により、コンテナ押し
出し準備のために下降限位置のフック６を横行駆動させ
ることも出来る。

尚、クレーン走行中に電源回路１８から供給される一定
周波数の電源電圧によってフック横行駆動用モーター１
１を稼動させるための制御信号２０は、フック６が下降
眼位ｒにあるときのみ出力されるようにプログラムし、
以て、クレーン走行中はコンテナ押し出し準備のための
フック横行駆動のみを可能ならしめておくのが望ましい
。又、インバーターを含まない電源回路１８によってフ
ック横行駆動用モーター１１を稼動させる場合に於いて
も、必要に応じて適当な制御方法により段階的な速度制
御を行うことも可能である。

（発明の作用及び効果） 以上のように実施し得る本発明の構成によれば、クレー
ンの走行中はクレーン走行Ｓ■動用モーターをインバー
ター制御し、クレーン停止状態ではフック横行駆動用モ
ーターをインバーター制御して、クレーン走行速度やコ
ンテナ引き込み作用のためのフックの横行速度を理想的
に加減速し、目的場所へのクレーンの走行やフックによ
るコンテナの引き込みを安全且つ速やかに行わせること
が出来る。しかも１台のインバーターを両モーターに兼
用させることが出来るので、経済的である。

更に本発明によれば、クレーン走行中に於いてもフック
横行駆動用モーターをインバーターを含まない電源回路
によって駆動することが出来るので、クレーン停止後に
行うコンテナ押し出しの準備のためのフックの横行駆動
をクレーン走行中に行わせることが出来、引き込み側と
は反対方向へコンテナを押し出すときのサイクルタイム
を大幅に短縮し、作業能率を向上させ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はフック式コンテナ移！！装薗付きクレーンの側
面図、第２図及び第３図はフック式コンテナ移ｉａ装置
を説明する概略正面図、第４図は本発明の一実施例を説
明するブロック線図である。 ３・・・クレーン、４・・・昇降キャレッジ、５・・・
コンテナ引き込み押し出し経路、６・・・コンテナ移載
用フック、６ａ、６ｂ・・・係合部、７・・・コンテナ
、７ａ、７ｂ・・・把手、８・・・走行駆動用車輪、９
・・・フック横行駆動用螺軸、１０・・・クレーン走行
駆動用モーター、１１・・・フック横行駆動用モーター
、１２・・・インバーター、１３・・・インバーター接
続切り換え手段、１４・・・制御装置、１５・−・切り
換え信号、１６．１９・・・ａ接点、１７・・・ｂ接点
、１８・・・インバーターを含まない′Ｎ、源回路、２
０・・・フック横行制御信号、２１・・・モーター制御
用接点、２２・・・クレーン走行速度制御信号、２３・
・・フック横行速度制御信号。 第３図 σ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 昇降キャレッジ上のコンテナ引き込み押し出し経路にそ
   って横行自在なコンテナ移載用フックを使用するコンテ
   ナ移載装置を備えたクレーンに於いて、前記フックの横
   行駆動用モーターとクレーン走行駆動用モーターとを一
   つの速度制御用インバーターに択一的に接続するインバ
   ーター接続切り換え手段を設け、前記インバーターがク
   レーン走行駆動用モーターに接続されているとき、前記
   フック横行駆動用モーターをインバーターを含まない電
   源回路に接続する手段を設けて成るフック式コンテナ移
   載装置付きクレーン。