JPS62295068A - 静電荷像現像トナ−用樹脂 - Google Patents

静電荷像現像トナ−用樹脂

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JPS62295068A
JPS62295068A JP61138244A JP13824486A JPS62295068A JP S62295068 A JPS62295068 A JP S62295068A JP 61138244 A JP61138244 A JP 61138244A JP 13824486 A JP13824486 A JP 13824486A JP S62295068 A JPS62295068 A JP S62295068A
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toner
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和彦 高橋
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Korehiko Koshiyama
腰山 伊彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 1産業上の利用分野1 本腎明は静電荷像現像トナー用、)か1脂に関し、さら
に詳しくは、静電写真法、静電印部1法、静゛吊記録法
などにおいて形成される静電荷潜象を現象する際に使用
し19るヒートローラ定着に洒した屹式1〜ナー用笛1
脂に関する。
[従来の技術] 重子写真や静電記録などの画像形成方法において、現像
工程で可視化されたトナー画像は、転写紙その他の支持
体に一旦転写された後に、ヒートローラ定着方式によっ
て定着されるのが一般的でおり、このヒートローラ定着
方式は熱効率が高い点で優れてあり、特に高速定着が可
能で必って、高速複写)幾の定着に好適でおる。
ところで近年情報化社会の発展に伴い、電子写真、静電
印’I11、静電記録の分野においても画像の高品質化
、記録の高速化、記録の長期保存性等の要請が高まり、
静電潜像の現像に際して使用される1〜ナーの特性の改
善に対する要求は非常に強くなりつつある。かかる特性
の改善は、ヒートローラ定着用トナーに対しても求めら
れており、このため該i・ナーに使用される樹脂によっ
て前記要求特性を満たすべく、従来から種々のトナー用
樹脂について研究がなされてきた。
たとえば、ポリエステル樹脂がヒートローラ定着用とし
て使用し得ることは、特公昭52−25420号、同5
3−17496号、55−49305号、持聞昭55−
38524号、同57−37353号、同58−119
52号等の各公報に開示されているが、従来提案されて
いるトナー用ポリエステル、樹脂はいずれも一長一短が
あり、上記の特性の改善要求を充分に満足するものは未
だ見い出されるに至っていない。すなわち、ポリエステ
ル樹脂は、定着下限温度を砥く設定することか容易で、
複写機の高速化に対応でき、かつ消費電力が低減できる
という利点がおる。またポリエステル樹脂は溶融した際
、トナー用添加剤、および転写紙等の支持体への濡れが
良好で、カーボンブラック、着色剤、磁性粉、荷電制御
剤等の分散が容易であると同時に、定着性にも閉れてい
る等、いくつかの利点がある半面、次項に示すごときト
ナー用樹脂にとっては許容し難い問題点を有している。
(1)塩化ビニル樹脂用可塑剤等に対する抵抗性(以下
、耐可塑剤性という)が小さいため、被複写物が可塑剤
を含む軟質塩化ビニル製物品(たとえば軟質塩化ビニル
でカバーされだ円相等)と接触した場合、該物品を汚染
したりトナーか該物品に固着し、これを引き剥がす場合
に被複写物を損うことがおる。
(2)ホットオフセットが発生し易く、これを改良する
ため多イ可カルボン駿を使用し、ポリニスフルを架橋す
ることは公知で必るが、この様なら・1咀で1はポリエ
ステルが本来有している低温定着゛1生をjJ’k ’
!士にしているばかりでなく、トナー化工程においても
カーボン、染料の分散性が1勇めて悪くトナーの製造が
難しい。
(3)ポリエステル樹脂の表面吸着水分量が大きいため
、高温度高湿度条件下でトナーの帯電量か低下して画陸
詣度の低下、地汚れ等が生じる。
]発明か、iJ?決しようとする問題点]本発明(は、
上記(1)〜(3)のごとき問題点を解決し、前記要求
特性をてきるだけ完全に満足するヒートローラ定着用 供を目的とするもので、おる特定の条件下に製造された
11定のP’l を生を持つ部分架橋型ポリエステル樹
脂暗が、上記目的に合致することを児い出し本発明を完
成するに至ったものである。
[問題を解決するための手段] しかして、本発明によれは、 (i)ジカルボン酸単位(A>とグリコール単位(B)
とから実質的に構成され、 (a>ジカルボン酸単位(A>の少なくとも80モル%
が芳香族ジカルボン酸単位であって、該芳香族ジカルボ
ン酸単位の少なくとも30モル%がプレフタル酸単位で
残りがイソフタル酸単位よりなり、そして、(b)グリ
コール単位(B)の少なくとも80モル%が対称性グリ
コール単位でおって、該対称性グリコール単位の少なく
とも30モル%かエチレングリコール単位よりなる故平
均分子最5000以下のポリエステル(i>に、上記ジ
カルボン酸中f?A>1モル当り0゜05〜0.25モ
ルに相当する帛の3価もしくは4illTlのカルボン
醒又はその無水物またはそれらの混合物を反応させて分
岐状ポリエステル辺合体(II)とし、 に:)次いて該分岐状ポリエステル手合体(ff)を、
前記カルボン駿単位(A)1モル当りエポキシ基に換算
して0.03〜0.3モルに相当する量の1分子中に5
飼以上のエポキシ基を有するポリエポキシドと反応させ
る、 ことによって得られる数平均分子ff14000以下、
酸価と水酸基価の合計が40mffKOH/!9以下、
ガラス転移温度50〜70℃てかつ軟化点(環球法によ
る)が100〜200℃の静電荷像現象トナー用)樹脂
が提供される。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明のトナー用樹脂のベースとなるポリエステル不合
体(1)は、ジカルボン酸単位(A>とグリコール単位
<B>とから実質的に構成される。
かかるポリエステル重合体(1)を構成するジカルボン
酸単位(A)の少なくとも80モル%、好ましくは90
〜100モル%は芳香族ジカルボン酸単位であり、しか
も該芳香族ジカルボン酸単位の少なくとも30モル%、
好ましくは50モル%以上はテレフタル酸単位によって
占められ、残りかイソフタル酸単位よりなることが重要
である。
上記ジカルボン酸単位に占める該芳香族ジカルボン該単
(ヴの割合いが80モル%未満であると、最終的に1d
られる(ff脂のジオクチルフタレート(以下、DOP
という)やジブチルフタレート(以下、DBPという)
等の可塑剤に対する抵抗i生や削ケーキング性等が低下
する傾向か見られる。
該芳香族ジカルボン酸単位に占めるテレフタル酸単位の
割合いが30モル%よりも低くなると、得られるポリエ
ステル重合体の結晶性が緩和されて、耐高温オフセット
性が良好となる反面、可塑剤性や保存安定性等が低下す
る傾向が見られ、これら諸特性においてバランスのとれ
た樹脂が得られにくくなる。
上記ポリエステ、ル徂合体(1)1ユ、必要に応じてジ
カルボン酸単位の20モル96以下の割合いで脂肪族系
ジカルボン酸単位を含むことができ、それによって本発
明の、樹脂を用いて形成されるトナーの低温定着[生を
向上させることができるが、脂肪族系ジカルボン酸単位
の占める割合いが多くなると、最終的にi仔られる樹脂
のDOPヤDBP等の可塑剤に対する耐性や耐ケーキン
グ性等が低下する傾向が見られる。使用できる脂肪族系
ジカルボン酸単位としては、たとえば、コハク酸、マレ
イン酸、フマル酸、アジピン酸、水素化フタル酸等の脂
肪族系ジカルボン酸から誘導される1種又はそれ以上の
単位があげられる。
本発明において使用されるポリエステル重合体(I)を
構成するもう1つの構成単位であるグリコール単位(B
)の選択も重要であり、本発明においては、グリコール
単位(B)の少なくとも80モル%が対称1生グリコ一
ル単位でおることか必要である。対称[生グリコール単
位の割合いが80モル%未満であると、得られるポリエ
ステル重合体の結晶性が緩和されて耐高温オフセソ1〜
[生が良好となる反面、耐可塑剤性や保存安定1生等が
低下する1頃向が見られ、これら諸特1生においてバラ
ンスのとれた樹脂が得られにくくなるので望ましくない
対称1生グリコ一ル単位としては、例えば、エチレング
リコール、1.3−プロピレングリコール、1.4−ブ
チレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,6−
ヘキサンジオール等のアルキレングリコール;ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリペンタメチレングリコール等のポリア
ルキレングリコール;1,4−ジメチロールベンゼン、
1゜4−シクロヘキサンジメタツール、ヒスフェノール
A、水素化ビスフェノール△、ビスフェノールへ−エチ
レンオキシド付加物、等から誘導されろ1種bb<はそ
れ以上の単位が包含される。
また、本発明においては、上記対称性グリコール単位の
少なくとも30モル%かエチレングリコール単位である
ことが重要であり、もし該エチレングリコール単位の含
有量か30モル%より少4rいと、DOP、DBP等の
可塑剤にλ11する低抗斗、及び保存安定性の低下等の
不都合か牛じゃすくなる。子羊って、■ヂレングリコー
ル単(、!21はり丁ましくは該対称性グリコール単位
の40モル′、16以上であることか好適である。
なお、本発明において使用されるポリエスデル重合体(
I)は、本発明の樹脂の低温定着性、耐摩耗i生、等の
物性を更に向上させる目的で、必要に応じて、非対称性
グリコール単位を含ませることも出来る。そのような非
対称性グリコール単位としては、例えば、1,2−プロ
ピレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,
3−ブチレンゲ1ノコール、ポリプロピレングリコール
、等から誘導される1種又はそれ以上の単位がめげられ
る。しかしながら、これらの非対称性グリコール単位の
含量が必より多くなると最終的に得られる樹脂の耐可塑
剤性、保存安定性等の物性が低下する傾向があるので、
該非対称性グリコール単位の含量は前記グリコール単位
(B)の20モル%以下にとどめるべきであり、好まし
くは10モル%以下とすることができる。
以上のべたごとぎ構成からなるポリエステル重合体(工
’)は、前述したジカルボン酸単位に対応するジカルボ
ン酸又はそのエステル形成性誘導体(例えばハロゲン化
物、低級アルキルエステル、フェニルエステル等)と、
前記グリコール単位に対応するグリコール又はそのエス
テル形成性誘導体く例えば低級カルボン酸とのエステル
)とを、それ自体既知の縮合重合法によって装造するこ
とができる。
ポリエステル重合体(I>は、数平均分子量5000以
下、好ましくは3500以下とすべぎで、数平均分子a
5000を越えると最終的に得られるトナーの定着性が
低下する。数平均分子量5000以下のポリエステル重
合体(■)@9るにあたり、高分子世のポリエステル位
合体に分子量調整剤として少量の前述のジカルボン酸単
位(、A、>又はグリコール単位(B)を加えて、ポリ
エステル重合体(I>を得ることもできる。
本発明に従えば、以上にのべたポリエステル重合体(1
)は、前記ジカルボン閑単位(A)1モル当たり0.0
5〜0.25モルに相当する品の3 (IIIi’b 
L、 <は4価のカルボン酸又はその無水物又はそれら
の混合物を反応させ分岐を持ったポリエステル手合体(
n)に変えられる。該重合体(I>と反応させ得る3価
もしくは4 fl[iのカルボン竣(以下各画カルボン
酸という)としては、脂肪族系、芳香族系いずれのタイ
プのものでおってもよく、そのような各画カルボン酸と
しては、例えば、1.2.4−ブタントリカルボン酸、
1,2.4−シクロヘキサントリカルボン酸等の脂肪族
系多(匝カルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸
、ピロメリット酸モノメチルエステル、ナフタリントリ
カルボン酸、ナフタリンテトラカルボン酸、ヘンシフエ
ノンテトラカルポン酸等の芳香族多価カルボン酸がめげ
られ、これらは、それぞれ単独で用いることができ、又
は2種以上の混合物として用いてもよい。また、これら
多1西カルボン酸は、酸無水物の形でポリエステル重合
体(I>と反応ざじてもよい。
また、ポリエステル正合体(I>に対する多価カルボン
酸又はその酸無水物の使用量は、該重合体(I>中のジ
カルボン酸単位(A)1モル当たり0.05〜0.25
モル、好ましくは、0.05〜0.15モルの範囲であ
る。
ここで多髄カルボン酸又はその酸無水物の使用品か前記
ジカルボン酸単位(A)1モル当たり0゜05モルより
少ないと最終的に得られるトナーの高温オフセットが発
生しやすくなり、定着可能温度巾(低温オフセット及び
高温オフセットの発生しない温度領域)が狭くなり、ト
ナーとして実用に供し得ない。一方、多価カルボン酸又
はその酸無水物の使用品が0.25モルより多いと+S
られるトナーの定着可能温度巾は広がるものの、最終的
に得られる樹脂の酸価が大ぎくなって、トナー粒子の表
面に水分が吸着しやすくなるため、高温度高湿度時に画
像濃度の低下、かぶり、地汚れが牛するようになる。
以上のごとくして多価カルボン酸で変成された分岐状の
ポリエステル重合体< n > t、t、 f+2に4
000以下、好ましくは3000以下の数平均分子量を
有し、また、酸価が40mFKOH/′9以下であるこ
とが望ましい。更に、該ポリエステル重合体(II)は
、本発明のトナー用樹脂の低温定着性、保存安定i生の
観点からして、一般に少なくとも50℃1好ましくは5
5〜65°Cの範囲内のガラス転移温度(Tq>を有し
ていることが望ましい。
上記ポリエステル重合体(n)は、多価カルボン酸又は
その芯無水物との反応により導入されたカルボキシル基
を有しており、1分子中に5個以上のエポキシ基を有す
るポリエポキシドとの反応により部分的に架橋ヒしめら
れる。
架橋剤として使用されるポリエポキシドは1分子中に5
個以上のエポキシ基を有するものであり、ポリエポキシ
ド1分子中のエポキシ基が5個より少ない場合では、最
終的に得られるポリエステル樹脂の分岐が少ないため、
充分な非オフセット性を有する樹脂を得るために多足の
エポキシ化合物を必要とし、得られるトナーの定着性が
低下するばかりてなく、カーボン、染料等の分散性が悪
くなり、更に)4)磁性が低下し、トナーの製造性が悪
くなる。
しかし、ポリエステル重合体(II)を部分的に架橋す
るに当たり、1分子中に5個より少ないエポキシ基を有
するポリエポキシドを使用する場合でも、ポリエステル
重合体(1)を分岐状ポリエステル(II)にする際に
用いる多価カルボン酸又はその無水物の使用■を、本発
明の範囲を越えて多く使用することににり広い定看可能
温度巾を持つトナーとすることができるが、このトナー
は、前述のように高温度高湿度時に画像濃度の低下、か
ぶり、地汚れなどが生じる。つまり、本発明の目的でお
る広い定着可能温度中を持ち、高温度高湿度時にも画像
濃度の低下が小ざく、がふりの発生しない優れたトナー
を1qることは、ポリエステル重合体(II)’i一部
分的に架橋するに当たり、1分子中に5個以上のエポキ
シ基を有するポリエポキシドを使用することにより可能
となったのでおる。
上記ポリエポキシドの具体例としては、○−タレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂、部分エポキシ化ポリブタジェン、エポキシ
化レゾルシノール−アセトン縮合物、エポキシ基を有す
るビニル七ツマ−のビニル重合体、又はビニル共重合体
、多官能エポキシ化合物を酸、アミン等で部分的に反応
させたもの等である。
また、上記ポリエステル重合体(II)に対するポリエ
ポキシドの使用割合いは、用いるポリエポキシドの種類
や希望とする架橋の程度などに応じて広範にわって変え
ることができるが、出R原料のポリエステル重合体(I
)中のジカルボン酸単位(A>の足を基準にして該単位
(A)1モル当たりエポキシ基に換算して0.03〜0
.3、好ましくは0.05〜0.1に相当する量の範囲
内で使用するのが有利である。
本架橋反応は、得られる本発明の樹脂の軟化点が100
〜200℃好ましくは120〜190℃の範囲内になる
まで行うことができる。
また、以上に述べたごとくして調整される本発明の樹脂
は、数平均分子量4000以下、好ましくは3500以
下、u l+lfiと水Mu価の和が40myKOt−
f/h以下、ガラス転移温度(TCI)は50〜70℃
の範囲内におることができる。
なあ、本明細占において用いる「教平均分子母」なる語
は、ゲル・パーミェーション・クロマトグラフィー(G
PC)によりポリスチレンスタンダードを用いて1Af
a線を作ノ戊し、算出した値を意味するものでおり、「
ガラス転移温度」(TCI>とは、示差走査型熱量計(
DSC>による低温側ベースラインの延長線と吸熱部分
の接線との交点をいう。また、軟化点はJ Is−に−
2207に記載の環球法によって測定されたものである
本発明の樹脂を用いてのi〜ルナ−製造はそれ自体公知
の方法に従って行うことができ、通常、本発明の(か1
脂に着色剤及び必要に応じて1)性改良剤を配合し、更
に磁性トナーにする場合に【は、着色剤と共にあるい1
よ着色剤に変えて磁性14\扮末を渥合し、充分に溶融
混練し、′Iri檜砕することににリトナーを製造する
ことができる。
上記のごとくしてトナーを調整するに際して、バインダ
ーとして本発明の樹脂に加えて、該樹脂の効果に署しく
影■;号を及はざない範囲、例えば本発明の樹脂100
手量部当たり30重ω部以下の弔で他の結石制能、19
1[えば、本発明以外の池のポリエステル樹脂や、その
他一般的にヒートローラ定着用に用いられている樹脂を
併用してもよい。
着色剤としては、カーホンブラック、ニグロシン染料(
C,1,NQ50415B> 、アニリンブルー(C,
1,Nα50405> 、カルコオイルブルー(C,I
 、 No、azocc Blue 3) 、クロムイ
エロー (C,1,NQI4090) 、ウルトラマリ
ンブルー(C,1,Nα77103)、デュポンオイル
レッド(C,1,No、26105>、キノリンイエロ
ー(C,1,Nα47005> 、メチレンブルータロ
ライド(C,1,Nα52015) 、フタロシアニン
ブルー(C,1,Nα74160) 、マラカイトグリ
ーンオフ1ナレート(C,1,No、42000)、ラ
ンプブラック(C,1,No、77266>、ローズベ
ンガル(C,1,No45435)、及びこれらの混合
物等を挙げることができる。これら着色剤は、十分なa
度の可視像が形成されるに十分な割合で含有させること
が必要であり、通常バインダー100ffiff1部に
対して1〜20重は部程度の割合とされる。
前記磁性体としては、フェライト、マグネタイトを初め
とする鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性を示す金属も
しくは合金又はこれらの元素を含む化合物、あるいは強
磁性元素を含まないが適当な熱処理を施すことによって
強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−ア
ルミニウム、マンガン−銅−錫などのマンガンと銅とを
含むホイスラー合金と呼ばれる種類の合金、又は、二敢
化クロム、その他を挙げることができる。これらの滋は
体は、平均粒径0.1〜1ミクロンの微粉末の形でバイ
ンダー中に均一に分散される。その含有品は、一般にト
ナー100重は部当たり20〜70重は部、好ましくは
40〜70単艮部とすることができる。
また、本発明の樹脂を用いて調整されるトナーには、特
性改良剤として、耐オフセット性をさらに向上させる目
的で場合により離型性を具有する物質、例えば高級脂肪
酸類又は高級脂肪酸の金属塩類、天然もしくは合成のワ
ックス類、高級脂肪酸エステル類もしくはその部分ケン
化物類、アルキレンビス脂肪酸アミド類、フッ素慰脂、
シリコン樹脂等を配合することもできる。その配合量は
一般にバインダー100重量部当たり1〜10重量部と
することができる。
[実施例] 次ぎに実施例によって本発明を更に説明する。
なお、実施例中1部」及び、各成分の配合比で特にこと
わりのない場合は重量部である。
実施例1 テレフタル酸ジメチル311部、イソフタル酸ジメチル
78部、エチレングリコール114部、水素化ヒスフェ
ノールA111部、テトラブチルチタネート1.4部G
:温度計、ステンレスl拝殿、ガラス製窒素導入管及び
流下式コンデンサーを陥えた4つ口丸底フラスコに加え
た。次いて窒素雰凹気下に冒温し、エステル交換反応に
より生成するメタノールを除去しつつ反応温度を徐々に
上昇ケじめ、240℃に保ら、エステル交換を完結させ
、ポリエステル(I>を17た。このポリエステル(I
>は、テレフタル閑単位80モル%とイソフタル酸単位
20モル%からなる芳呑族ジカルボン酸単位100モル
%のジ刀ルホン酸単位<A)と、エチレングリコール8
0モル?6と水素化ビスフェノールA20モル%からな
る対称性グリコール100モル%のグリコール単位(8
)によって構成され、かつ、数平均分子量1500のポ
リエステル、樹脂であった。
上記ポリエステル(1)に無水トリメリット酸38部(
上記カルボン酸単位(A)1モル当たり0.1モル)を
添加し、240°Cて4時間反応し、分岐状ポリエステ
ル小合体(n)を得た。
次いで、このポリエステル(II>に、1分子中に平均
8.5個のエポギシ基を有するオルトクレソ゛−/レノ
ボラック型エポキシ尉脂253(上り己カルボン酸単位
(A)1モル当たりエポギシ塁として0.06モル)を
添加し、250〜260°Cて1時間反応を行い、r 
l油51ng K OH、% ’j、水酸基1i11i
32m3KOl−1/ ’;i、数平均分子22600
、ガラス転移温度62°C1軟化点170°Cのトナー
用ポリエステル)伺脂を製造した。
以上で得たトナー用ポリエステル樹脂100部、カーボ
ンブラック(三菱化成工業(株)社製MA−100>5
部、荷電制御剤(オリエント化学(株)社製ホントロン
5−34>2部をヘンシェルミキサーで予備混合した後
、二軸エクストルダーで溶融練肉し、冷却後ジェットミ
ルで微粉砕し、更に気流分級機で分級して平均粒径12
〜13μのトナーを得た。このトナー用ポリエステル樹
脂は、荷電制御剤、カーボンブラックの分散性及びトナ
ー化時の粉砕性が良く、製造性の優れたものであった。
このトナー10部に対し、フェライトキャリア(日本鉄
粉(株)社製F−100)90部を混合して現像剤を調
整した。以上で得たトナー、及び現像剤について、下記
の試験方法に従ってトナー特性を評価したところ、定着
下限温度が160℃と低く、それでいてオフセット発生
温度は240°Cと極めて高く定着温度中の広い優れた
トナーであった。また、保存安定性及び耐可塑剤性につ
いては、全く異常が認められず極めて良好な結果であっ
た。ざらにまた、常温度常湿度時のトナーの帯電量は、
19.8μC/9であったのに対し、高温度高湿度時の
トナーの帯電量は17.8μC/3で帯電量に大きな低
下が見られず安定した帯電特l牛を示し、画像性におい
ても画像温度の低下が小さく、地よごれといった欠陥の
ない(○印評価)Fすれた画像性を示した。・ (1)定着下限温度及びオフセット発生温度三田工業社
製電子写真複写量DC−191を用いて、通常の電子写
真法によって形成した静電荷像を上記現像剤で川縁し、
トナー像を普通紙上に転写した。このトナー酸が形成さ
れた転写紙は、表層をテフロンで形成された熱ローラと
シリコンゴム製圧着ローラより成る、ローラ間圧力20
に’j、紙送り速If 250 mm、’秒の定着装置
を用いて、定着ロールの温度を種々変化させて定着し、
定着下限温度及びオフセラ1−光牛温度の測定を行った
(2)保存安定性 直径6cmの円筒状容器にトナー100gを入れ、50
℃の雰囲気中に1週間放置後、トナー粒子のブロッキン
グ、ケーキング状態等を硯察し、次の評価基準で保存安
定性を評価した。
○ニブロッキング、ケーキング等の現象が全く発生ぜず
流動性に殆んど変化が見られない。
△:軽いブロッキングを生じるか容器を振ることにより
容易にほぐれ、流動性が回復する。実用上問題なし。
×:ケーキングを生じ容器を振ってもケーキングした粒
子がほぐれず、魂として残る。
(3)耐可塑剤性 トナー2位子をDOP、DBP中にそれぞれ入れ、35
°Cて24時間後の粒子の状態を硯察し、次のδT衛a
”+’で耐可塑剤性をh・r11!J′iシた。
O:全く変化が見られず、耐可塑剤性にしれでいる。
△:1〜ナー4112子はブロッキングを生じるが、軟
質化しておらず、実用上問題とならない程度である。
X:トナー粒子が膨潤ないし一部溶解状を呈してブロッ
キング現象を生じており、粒子が軟質化している。
(4)高温度高湿度時の帯電量および画像1生現像剤を
常温度常湿度に相当する20℃−相対湿度55 %、及
び、高温度高:”A I宴に(目当する35°C−相対
湿度85%でそれぞれ3時間撹拌し、トナーの帯電量(
μC/′7て表わす)を東芝ケミカル(株)社製ブロー
オフ)′!り体・:()電量測定k(置TB−200に
て測定し、帯電量の差異を比較した。また、画像性につ
いては、上記現像剤を使用し、前記試験方法(1)の方
法により像出しを行い、20℃−相対湿度65%での画
1象と35°C−相対湿度85%での画1象を比較し、
画像の深度差、地汚れの程度を下記の評(15基準で評
価した。
○:20℃−相^・1部度65%での画1tξに比へ3
5°C−相対湿度85%での画商IJL画1象)震度の
低下が小さく、地汚れか!11−い。
△:20°C−悄対湿[宴659’Oての画1象に比べ
35°C−相対湿度85%での画像は画像濃度の低下が
見られるものの地汚れが無く、実用性の範囲内である。
X:20℃−相対湿度65%での画像に比べ35°C−
相対湿度85%での画像は画像濃度の低下が大きく地汚
れも発生して実用に供Uない。
実施例2〜6、及び、比較例1〜3 下記表−1の処方で、実施例1と略同様の方法でそれぞ
れのトナー用ポリエステル樹脂をl!HAした。
なお、下記表−1中の各配合成分の配合量において、0
て示した数値のうち、ポリエステル和合体(1)につい
てはモル%を、ポリエステル重合体(II)及びポリエ
ポキシドについては、ポリエステル(I>のジカルボン
酸単位1モル当たりのモル比を表したく以下の実施例、
及び比較例についても同様とする)。
(以下余白〉 以上で得た実施例、及び比較例のそれぞれのトナー用ポ
リエステル樹脂を用い、実施例1と同様にしてトナーを
製造し、次いでトナー特性を評価し、評価結果を表−2
に示した。なおポリエステル重合体(I>及びトナー用
ポリエステル樹脂の物性値の測定結果も併せて表−2に
示した。
(以下余白) 上記表−2の表か結果から明らかなように、本発明であ
る実施例2のトナーは、テレフタル酸型(ヴが35モル
%と比較的少ない割合で含まれている芳香族ジカルボン
酸から構成されているポリエステル重合体(I>をベー
スポリマーとし、該ベースポリマーから得られたトナー
用ポリエステル樹脂を用いて製造されているので、耐可
塑剤性、及び保存安定性が実施例1のトナーと比較する
とやや劣ったものであったが、オフセット発生温度が2
45°Cと高く、良好なトナー特性を示した。
また、1分子中に8.5個のエポキシ基を有するポリエ
ポキシドを架橋剤としているので、高温度高湿度時の帯
電性及び画像性にも優れた特性を示した。
実施例3は、ベースポリマーでおるポリエステル重合体
(I>中の芳香族ジカルボン酸の全量をテレフタル酸で
構成したものでおり、耐可塑剤性の1重めで優れたトナ
ー特性を示した。また、1分子中に5.2個のエポキシ
基を有するポリエポキシドを架橋剤としているので、高
温度高湿度時の帯電足の低下が小さく、画像性も良好な
トナー特性であった。
実施例4は、ポリエステル重合体(I)を構成するグリ
コール成分中、エチレングリコールの占める割合が35
モル%と比較的少なかったためか、トナーの耐可塑剤性
がわずかに低下する傾向が見られたが、実用上問題とな
らない程度で市り、また、定着下限温度やノフセット発
生温度、帯電待避、及び画像性等、[生能の優れたトナ
ーでおった。
実施例5は、ポリエステル重合体(1)を構成するグリ
コール単位が実施例4と同じて必り、更にジカルボン酸
成分中、テレフタル酸単位の占める割合が35モル%と
比較的少なかったためか、トナーの耐可塑剤性がわずか
に低下したが、実用性を阻害する程度ではなく、他のト
ナー特性は良好であった。
実施例6は、ポリエステル重合体(I)を十苫成するグ
リコール成分中、対称性グリコールの占める割合が85
モル%と比較的低かったためかトナーの耐可塑剤性がわ
ずかに低下したか、実用性を阻害する程度ではなく、他
の1−ナー特性は良好でめった。
これに対し、比較例1は、ポリエステル重合体<I)を
構成するジカルボン酸成分中、芳香族ジカルボン酸の占
めるv1合が70モル′3もであり、比較例2では、グ
リコール成分中、対称性グリコールのλ71合が70モ
ル%であり、比較例3では、対称P[グリコール成分中
のエチレングリコールのgjJ合が20モル%と、いず
れも本発明の範囲をはずれているもので、帯電特性及び
画像性において比較的良好な結果を示したものの、耐可
塑剤性が悪く、実用性を有していなかった。
実施例7 実施例1と同様の反応器にテレフタル酸ジメチル249
部(64モル96)、イソフタル酸ジメチル78部(2
0モル%〉、エチレングリコール99部<80モル%、
但し、反応を円滑に進行させるため、過剰量のエチレン
グリコールを使用し、反応終了後過剰量のエチレングリ
コールを減圧操作で除去した)、水素化ビスフェノール
Δ96部(20モル%)、テトラブチルチタネート1.
4部を加え、窒素雰囲気下に昇温し、エステル交換反応
により生成するメタノールを除去しつつ反応温度を徐々
に上昇せしめ、240℃に保ち、エステル交換反応を完
結させた。次いで240°Cにて30分かけて1 /I
I/II H3まで減圧し、更に1時間重縮合反応を行
った後、テレフタル酸ジメチル31部(16モル%)を
加え、更に1時間反応させ、数平均分子=34ooのポ
リエステル(1)を得た。次いて、上記ポリエステル(
1)に無水トリメリット酸31部(上記ジカルボン酸単
位(A)1モル当たり0.08モル)を240℃常圧窒
素雰囲気にて添加し、1時間反応を行いポリエステル(
II>”1%だ。
このポリエステル(II)に引Li=、250〜260
℃にて1分子中に平均5.2周のエポキシ基8有するフ
ェノールノボラック型エポキシ恒1脂153(上記ジカ
ルボン酸単位(A)1モル当たりエポキシ基として0.
04モル)を添加し1時間反応を行い、1lfi!Ii
25#ffKOH/ ’;j、水[mWi甫1OmgK
OH/q、数平均分子量3000、ガラス転移温度63
°C1軟化点175°Cのトナー用ポリエステル樹脂を
製j青した。このトナー用ポリエステル(曇(脂につい
て、実施例1と同様にトナー特i生を計洒したところ、
耐可塑剤性はQ印評価、保存安定性は○印評価、定着下
限温度165°C、オフセット発生温度240℃て市り
、帯電砒の変化率(トL/N=18.2/21.2>も
0.85と小さく、画像性に優れたトナー特性を示した
実施例8、及び、比較例4〜7 下記表−3の処方で、実施例8、比較例4及び、5につ
いては実施例1と略同様の方法で、比較例6.7につい
ては実施例7と略同様の方法でそれぞれのトナー用ポリ
エステル樹脂を製造した。
(以下余白) 以上で腎た実施例、及び、比較例のそれぞれのトナー用
ポリエステル樹脂を用い、実施例1と同様にしてトナー
を製造し、そしてトナー特性を評価した。評価結果は表
−4に示した。なおポリエステル重合体(1)、及びト
ナー用ポリエステル樹脂の物性値の測定結果も併せて表
−4に示した。
(以下余白) 上記表−4の結果から明らかなように、実施例8のトナ
ーは定着下限温度が150℃、オフセット発生温度が2
50℃で両者の温度差、すなわち定着可能温度中が10
0℃:と)へめで広く、耐可塑剤性や保存安定性にも優
れた実用性の高いトナーでめった。また、高温度高湿度
時の帯電量及び画像性については、実用性を阻害しない
範囲のトナー特性でめった。
比較例4は、ポリエステル重合体(1)を分岐状ポリエ
ステル重合体(n)に変成する際、3〜4IIIIiの
カルボン酸またはその酸無水物を用いずに、ジカルボン
酸を用いたために、得られたトナー用ポリエステル樹脂
の軟化点が205°Cと本発明の範17]5はずれて高
いにもかかわらず、オフセット発生湿度が220℃と低
く、定着可能温度中が40′Cと狭いものであった。
比較例5は、ポリエステル樹脂(I>を分岐状ポリエス
テル重合体に変成する際、無水トリメリット酸を上記ジ
カルボン酸単位(A)1モル当たり○、3モルと本発明
の範囲をはずれて多く用いたもので、得られた樹脂の酸
価45、水酸基価5でその和が50と本発明の範囲をは
ずれて大きかったため、該樹脂を用いて製造したトナー
より現像剤S:調整しコピーをとったところ、高温度高
湿度時に画像濃度の低下、地汚れが生じ、実用性を有し
ていなかった。
比較例6.7は、ポリエステル重合体(I[>をポリエ
ポキシドで部分的に架橋する際、1分子中に5個以上の
エポキシ基を有するポリエポキシドで架橋するかわりに
、1分子中に2個のエポキシ基を有するビスフェノール
Aのジグリシジルエーテルを前記ジカルボン酸単位(A
)1モル当たり、°エポキシ基としてそれぞれ0,1.
0.15モルで架橋したもので、比較例6ではオフセッ
ト発生温度が230℃と低い上、定着下限温度か175
°Cで定着可能中が55°Cと実用性に劣り、一方比較
例7ては、オフセット発生温度が240℃と高かったも
のの、定着下限温度が195°Cと高く、定着可能温度
中が45°Cと実用1生に劣るものでおり、またポリエ
ステル樹脂中へのカーボン、荷電制御剤の分散が悪く、
トナー化時に長時間の練肉を要し、更にジェットミルで
の粉砕効率が低く、トナーSIJ 磁性の悪いものであ
った。
実施例9 実施例1て829したトナー用ポリエステル樹脂65部
、マグネタイト微粉末(戸田工業社WEPT−1000
> 35部を、実施例1と同様な方法により平均粒径1
2μの磁性トナーを製造した。
得られたトナーは、中心に磁石を有する回転可能なステ
ンレススリーブと、トナーに電荷を与え、かつスリーブ
上に磁性トナーの均一層を形成するためのドクターブレ
ードを備えた現象器に入れ、静電荷支持部材上の静電荷
潜像を現像し、転写紙上に転写し、次い・で実施例1と
同様にしてヒートロール定着を行った。
このトナーは、流動i生が良く、ステンレススリーブ上
に均一なトナ一層を形成し、?r明でカブリのない画像
を与えた。また10000枚の連続複写を行ったが、画
質に変化は見られなかった。ざらにまた、このトナーの
保存安定性を実施例1と同様に調べたが、ケーキング等
の欠点の発生は全く認められず、前記同様な現像処理を
行ったが画質の劣化等は認められなかった。
なお、本実施例のトナーのヒートロールによる定着下限
温度は170℃、オフセット発生)品度は250℃と、
極めて優れた温度特性を有していた。
[発明の効果] 本発明により提供されるトナー用樹脂は、(a)塩化ビ
ニル樹脂用可塑剤に対する抵抗i生が高く、被複写物が
可塑剤を含む軟質塩化ビニル製物品と接触しても、該物
品を汚染したり、被複写物が該物品に固着して(員われ
ることかない。
(b)定着可能温度が低いにもかかわらす高いオフセッ
ト発生温度を有し、定着可能温度中か広く、オフセット
現象が発生しにくいっ(C)架、僑怪1脂であるにもか
かわらず、カーボン、染料等の樹脂への分散性が良い上
、粉砕性が良く、トナーの%U造性に優れている。
(d)トリボ帯電が良好で、使用中宮に安定した帯電量
を示し、特に、高温度高湿度条件でもトナーの帯電量の
低下が小ざく、画像1@度の低下、地汚れ等が発生しに
くい。
等の種々の優れた特性を示し、ヒートローラ定着方式の
乾式トナーのためのバインダーとして好適に使用される
ものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)ジカルボン酸単位(A)とグリコール単位(B)
    とから実質的に構成され、 (a)ジカルボン酸単位(A)の少なくとも80モル%
    か芳香族ジカルボン酸単位であって、該芳香族ジカルボ
    ン酸単位の少なくとも30モル%がテレフタル酸単位で
    残りがイソフタル酸単位よりなり、そして、 (b)グリコール単位(B)の少なくとも80モル%が
    対称性グリコール単位であって、該対称性グリコール単
    位の少なくとも30モル%がエチレングリコール単位よ
    りなる 数平均分子量5000以下のポリエステル( I )に、
    上記ジカルボン酸単位(A)1モル当り0.05〜0.
    25モルに相当する量の3価もしくは4価のカルボン酸
    又はその無水物またはそれらの混合物を反応させて分岐
    状ポリエステル重合体(II)とし、 (ii)次いで、該分岐状ポリエステル重合体(II)を
    、前記カルボン酸単位(A)1モル当りエポキシ基に換
    算して0.03〜0.3モルに相当する量の1分子中に
    5個以上のエポキシ基を有するポリエポキシドと反応さ
    せる、 ことによって得られる数平均分子量4000以下、酸価
    と水酸基価の合計が40mgKOH/g以下、ガラス転
    移温度50〜70℃でかつ軟化点(環球法による)が1
    00〜200℃の静電荷像現像トナー用樹脂。
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