JPS62293507A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS62293507A JPS62293507A JP13491686A JP13491686A JPS62293507A JP S62293507 A JPS62293507 A JP S62293507A JP 13491686 A JP13491686 A JP 13491686A JP 13491686 A JP13491686 A JP 13491686A JP S62293507 A JPS62293507 A JP S62293507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- ferromagnetic metal
- thin layer
- recording medium
- metal layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 title claims abstract description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 31
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 31
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 14
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 claims abstract description 13
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 abstract description 6
- 229910020630 Co Ni Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910002440 Co–Ni Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract 12
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 abstract 1
- KKEYFWRCBNTPAC-UHFFFAOYSA-L terephthalate(2-) Chemical compound [O-]C(=O)C1=CC=C(C([O-])=O)C=C1 KKEYFWRCBNTPAC-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000002161 passivation Methods 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N Methyl isobutyl ketone Chemical compound CC(C)CC(C)=O NTIZESTWPVYFNL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UIHCLUNTQKBZGK-UHFFFAOYSA-N Methyl isobutyl ketone Natural products CCC(C)C(C)=O UIHCLUNTQKBZGK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000021355 Stearic acid Nutrition 0.000 description 1
- 238000004833 X-ray photoelectron spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 125000002887 hydroxy group Chemical group [H]O* 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N octadecanoic acid Chemical compound CCCCCCCCCCCCCCCCCC(O)=O QIQXTHQIDYTFRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OQCDKBAXFALNLD-UHFFFAOYSA-N octadecanoic acid Natural products CCCCCCCC(C)CCCCCCCCC(O)=O OQCDKBAXFALNLD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000008117 stearic acid Substances 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
この発明は磁気記録媒体およびその製造方法に係わり、
さらに詳しくはその表面保護膜の改良に関する。
さらに詳しくはその表面保護膜の改良に関する。
非磁性基板上に強磁性金属層を形成した磁気記録媒体は
、真空蒸着やスパッタリング等で強磁性金属層を形成す
るが、強磁性金属層c層に腐蝕が生じ易く、その結果磁
気特性や走行性の劣化が問題となっている。このため、
強磁性金属層の表面に塗布、蒸着、スパッタリング等に
より表面保護膜を形成することが行なわれているが、確
実な効果は得られていない。その点、コバルトの不働態
層はスペーシングロス、機械的対摺動強度から見て理想
的な表面保護膜であることから、酸化性のガスを用いて
グロー放電を発生させることにより、強磁性金属層のコ
バルトを不働態化すること(特開昭58−17544号
)、レーザー光を用いて強磁性金属層のコバルトを不働
態化すること(特開昭58−130428号)等が行な
われているが、再現性ある結果が得られていない。
、真空蒸着やスパッタリング等で強磁性金属層を形成す
るが、強磁性金属層c層に腐蝕が生じ易く、その結果磁
気特性や走行性の劣化が問題となっている。このため、
強磁性金属層の表面に塗布、蒸着、スパッタリング等に
より表面保護膜を形成することが行なわれているが、確
実な効果は得られていない。その点、コバルトの不働態
層はスペーシングロス、機械的対摺動強度から見て理想
的な表面保護膜であることから、酸化性のガスを用いて
グロー放電を発生させることにより、強磁性金属層のコ
バルトを不働態化すること(特開昭58−17544号
)、レーザー光を用いて強磁性金属層のコバルトを不働
態化すること(特開昭58−130428号)等が行な
われているが、再現性ある結果が得られていない。
そこで、本発明者らは非磁性基板上に強磁性金属層を形
成したのち、強磁性金属層の表面に吸着水層を設け、熱
処理することにより、強磁性金属層の表面にコバルトの
不働態層を設けることを提案した。しかしながら、強磁
性金属層の表面に不働態層を形成するのに長時間を要し
てしまうという問題が残されていた。
成したのち、強磁性金属層の表面に吸着水層を設け、熱
処理することにより、強磁性金属層の表面にコバルトの
不働態層を設けることを提案した。しかしながら、強磁
性金属層の表面に不働態層を形成するのに長時間を要し
てしまうという問題が残されていた。
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、再現性よく表面保護膜を形成することができ、かつ
磁気特性に優れ、短時間で表面保護膜を形成することが
できる磁気記録媒体およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
で、再現性よく表面保護膜を形成することができ、かつ
磁気特性に優れ、短時間で表面保護膜を形成することが
できる磁気記録媒体およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
この目的を達成するため、この発明においては、強磁性
金属層上にコバルトを主成分としかつ該強磁性金属層よ
り酸素を多く含有する薄層を設けたのち、薄層の表面を
不働態化することによって、短時間にコバルトの不働態
層を形成することができるようにするものである。
金属層上にコバルトを主成分としかつ該強磁性金属層よ
り酸素を多く含有する薄層を設けたのち、薄層の表面を
不働態化することによって、短時間にコバルトの不働態
層を形成することができるようにするものである。
第1図はこの発明に係る磁気記録媒体を示す断面図であ
る0図において、1は非磁性基板、2は非磁性基板1上
に設けられた酸素を含むco−Niからなる強磁性金属
層、3は強磁性金属層2上に形成されたより高濃度のM
素を含むCo−Ni金属の薄層で、薄層3の厚さは20
〜300人である。4は薄層3上に設けられたコバルト
の不@態層である。
る0図において、1は非磁性基板、2は非磁性基板1上
に設けられた酸素を含むco−Niからなる強磁性金属
層、3は強磁性金属層2上に形成されたより高濃度のM
素を含むCo−Ni金属の薄層で、薄層3の厚さは20
〜300人である。4は薄層3上に設けられたコバルト
の不@態層である。
第2図はこの発明に係る他の磁気記録媒体の断面図で、
この磁気記録媒体においては1強磁性金属層2と薄層3
との間にA1等からなる中間層5が設けられている。
この磁気記録媒体においては1強磁性金属層2と薄層3
との間にA1等からなる中間層5が設けられている。
つぎに、この発明に係る磁気記録媒体の製造方法の実施
例を説明する。
例を説明する。
実施例1
非磁性基板1として厚さ12.のポリエチレンテレフタ
レート(P E T)フィルムを用い、Co−N1(重
量比80 : 20)合金を圧力5 X 10−’To
rrで電子ビーム溶解により斜方蒸着し、1500人の
強磁性金属層2を形成した。このとき、酸素ガスを吹き
込み、酸素含有量の強磁性金属層2全体の平均を約15
at%とした。つぎに、同様な手段で強磁性金属層2の
上にGo−Ni(重量比80 : 20)を酸素ガス吹
き込み下で垂直入射蒸着することにより、厚さ200人
の薄層3を形成した。この薄y/I3の酸素含有量は3
5at%より大となるようにした。こうして得られた蒸
着原反を取出したのち、ただちに50℃、80%RHの
雰囲気内で巻出し巻取りを行なった。この処理によって
薄層3の表面に吸着水層の生じていることがESCAに
よって認められた。こののち、原反を60℃、5%RH
の雰囲気で1時間熱処理し、ESCAで分析したところ
、薄層3の表面しこ不働態層4が形成されていることす
なわち蒸着時に形成されていたC o Oがより高次の
酸化物となっており、OH基が15〜35at%存在し
ていることが認められた。
レート(P E T)フィルムを用い、Co−N1(重
量比80 : 20)合金を圧力5 X 10−’To
rrで電子ビーム溶解により斜方蒸着し、1500人の
強磁性金属層2を形成した。このとき、酸素ガスを吹き
込み、酸素含有量の強磁性金属層2全体の平均を約15
at%とした。つぎに、同様な手段で強磁性金属層2の
上にGo−Ni(重量比80 : 20)を酸素ガス吹
き込み下で垂直入射蒸着することにより、厚さ200人
の薄層3を形成した。この薄y/I3の酸素含有量は3
5at%より大となるようにした。こうして得られた蒸
着原反を取出したのち、ただちに50℃、80%RHの
雰囲気内で巻出し巻取りを行なった。この処理によって
薄層3の表面に吸着水層の生じていることがESCAに
よって認められた。こののち、原反を60℃、5%RH
の雰囲気で1時間熱処理し、ESCAで分析したところ
、薄層3の表面しこ不働態層4が形成されていることす
なわち蒸着時に形成されていたC o Oがより高次の
酸化物となっており、OH基が15〜35at%存在し
ていることが認められた。
実施例2
強磁性金属層2と薄、!’13との間にAIを酸素雰囲
気中で蒸着して、厚さ100人のA1からなる中間層5
を設けた以外は実施例1と同様な処理を行なった。
気中で蒸着して、厚さ100人のA1からなる中間層5
を設けた以外は実施例1と同様な処理を行なった。
実施例3
Co−Fe(重量比70 : 30)からなる強磁性金
属層を形成した以外は実施例1と同様な処理を行なった
。
属層を形成した以外は実施例1と同様な処理を行なった
。
実施例4
A1からなる中間層5の代りに、Ti を酸素雰囲気中
で蒸着することにより、Tiからなる中間層5を形成し
た以外は実施例2と同様な処理を行なった。
で蒸着することにより、Tiからなる中間層5を形成し
た以外は実施例2と同様な処理を行なった。
比較例1
薄層3の形成を省いた以外は実施例1と同様な処理を行
なった。
なった。
比較例2
吸着水層形成処理後の熱処理を省いた以外は実施例1と
同様な処理を行なった。
同様な処理を行なった。
第3図は不S態化に要する吸着水層形成処理後の熱処理
時間と酸素ガス吹き込み量との関係を示すグラフである
。このグラフから明らかなように、酸素ガス吹き込み量
が多いほど熱処理時間が短くてすむ。しかし、強磁性金
属層2の酸素濃度は電磁変換特性との兼ね合いから、酸
素濃度をあまり高くすることは好ましくない。不働態化
反応は磁性層表面の反応であることから、この点を応用
するには磁性膜を2層構造とすればよい。したつがて、
実施例1〜4のように、強磁性金属層2より酸素ガス吹
き込み量が多いすなわち酸素の含有量が多い薄層3を形
成した場合には、比較例1のように薄層3を形成しない
場合と比較して、不働態化に要する熱処理時間が短くて
すむ。
時間と酸素ガス吹き込み量との関係を示すグラフである
。このグラフから明らかなように、酸素ガス吹き込み量
が多いほど熱処理時間が短くてすむ。しかし、強磁性金
属層2の酸素濃度は電磁変換特性との兼ね合いから、酸
素濃度をあまり高くすることは好ましくない。不働態化
反応は磁性層表面の反応であることから、この点を応用
するには磁性膜を2層構造とすればよい。したつがて、
実施例1〜4のように、強磁性金属層2より酸素ガス吹
き込み量が多いすなわち酸素の含有量が多い薄層3を形
成した場合には、比較例1のように薄層3を形成しない
場合と比較して、不働態化に要する熱処理時間が短くて
すむ。
また、上述の方法によって作製した各原反に潤滑剤とし
て0.1wt%のステアリン酸を含むメチルイソブチル
ケトン溶液を塗布し、各原反を8mm幅に裁断して試料
とし、これらの試料につき常温でスチルを行なったとき
出力が6dB下がるまでの時間すなわちスチルライフを
測定したところ、実施例1〜4ではスチルライフが60
分以上であったのに対し、比較例1では25分、比較例
2では11分であった。
て0.1wt%のステアリン酸を含むメチルイソブチル
ケトン溶液を塗布し、各原反を8mm幅に裁断して試料
とし、これらの試料につき常温でスチルを行なったとき
出力が6dB下がるまでの時間すなわちスチルライフを
測定したところ、実施例1〜4ではスチルライフが60
分以上であったのに対し、比較例1では25分、比較例
2では11分であった。
さらに、第4図は上記各試料を60℃、90%R)Iの
雰囲気に静置した場合の表面の腐蝕が原因で引き起こさ
れる摩擦係数μの時間的変化を示すグラフである。この
グラフから明らかなように、実施例1〜4においては比
較例1.2に較べて摩擦係数μの変化が長時間にわたっ
て非常に安定である。
雰囲気に静置した場合の表面の腐蝕が原因で引き起こさ
れる摩擦係数μの時間的変化を示すグラフである。この
グラフから明らかなように、実施例1〜4においては比
較例1.2に較べて摩擦係数μの変化が長時間にわたっ
て非常に安定である。
また、実施例2.4で中間層5を設けたが、実施例1に
較べて実施例2.4の方が不@態層4がより容易に形成
する傾向がみられた。
較べて実施例2.4の方が不@態層4がより容易に形成
する傾向がみられた。
なお、吸着水層形成処理の条件は、温度を0〜50℃、
RHを30〜70%、フィルム送り速度を1〜20m/
minとするのが好ましい。また、吸着水層形成処理後
の熱処理の条件は、温度を35〜100℃、RHを0〜
30%、時間を1〜100hとするのが好ましい。
RHを30〜70%、フィルム送り速度を1〜20m/
minとするのが好ましい。また、吸着水層形成処理後
の熱処理の条件は、温度を35〜100℃、RHを0〜
30%、時間を1〜100hとするのが好ましい。
以上説明したように、この発明に係る磁気記録媒体およ
びその製造方法においては、コバルトを主成分としかつ
下層より酸素を多く含有する薄層を形成し、その表面に
吸着水層を設けたのち、熱処理を行なうことにより不働
態層を形成する。この方法によれば短時間に、再現性よ
く不働態層を形成することが可能である。このように、
この発明の効果は顕著である。
びその製造方法においては、コバルトを主成分としかつ
下層より酸素を多く含有する薄層を形成し、その表面に
吸着水層を設けたのち、熱処理を行なうことにより不働
態層を形成する。この方法によれば短時間に、再現性よ
く不働態層を形成することが可能である。このように、
この発明の効果は顕著である。
第1図、第2図はそれぞれこの発明に係る磁気記録媒体
を示す断面図、第3図は酸素吹き込み量と不働態化に要
する熱処理時間との関係を示すグラフ、第4図は摩擦係
数μの時間的変化を示すグラフである。 1・・・非磁性基板 2・・・強磁性金属層3・
・・薄層 4・・・不働態層代理人 弁理
士 中 村 純之助 141図 士2図 IP3図 ′マ タ5叉0望1ν」(h) 日ヂトiへ にj%)
を示す断面図、第3図は酸素吹き込み量と不働態化に要
する熱処理時間との関係を示すグラフ、第4図は摩擦係
数μの時間的変化を示すグラフである。 1・・・非磁性基板 2・・・強磁性金属層3・
・・薄層 4・・・不働態層代理人 弁理
士 中 村 純之助 141図 士2図 IP3図 ′マ タ5叉0望1ν」(h) 日ヂトiへ にj%)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、非磁性基板上に強磁性金属層を形成した磁気記録媒
体において、上記強磁性金属層上にコバルトを主成分と
しかつ上記強磁性金属層より酸素を多く含有する薄層を
有し、その薄層の表面にコバルトの不働態層を有するこ
とを特徴とする磁気記録媒体。 2、非磁性基板上に強磁性金属層を形成した磁気記録媒
体を製造する方法において、上記強磁性金属層上にコバ
ルトを主成分としかつ上記強磁性金属層より酸素を多く
含有する薄層を形成し、その薄層の表面に吸着水層を設
けたのち、熱処理を行なうことを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13491686A JPS62293507A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13491686A JPS62293507A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62293507A true JPS62293507A (ja) | 1987-12-21 |
Family
ID=15139529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13491686A Pending JPS62293507A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 磁気記録媒体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62293507A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57152542A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of magnetic recording medium |
JPS6029924A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | Ulvac Corp | 垂直磁気記録体並にその製造法 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13491686A patent/JPS62293507A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57152542A (en) * | 1981-03-13 | 1982-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of magnetic recording medium |
JPS6029924A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | Ulvac Corp | 垂直磁気記録体並にその製造法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2563425B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH044649B2 (ja) | ||
JPS62293507A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造方法 | |
JPS6122852B2 (ja) | ||
JPH0546013B2 (ja) | ||
JP2819839B2 (ja) | 磁気ディスク用基板およびそれを用いた磁気記録媒体 | |
JPS62117143A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS59185024A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS6313256B2 (ja) | ||
JPS61194635A (ja) | 薄膜永久磁石 | |
JPH0256725A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0198124A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JP2731409B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
JPS59186136A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS62214522A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS62183034A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS62104009A (ja) | 絶縁被膜付き磁性合金薄帯の製造方法 | |
JP4138348B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS61216125A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS60140542A (ja) | 磁気記録媒体の製法 | |
JPH033285B2 (ja) | ||
JPS62236138A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH04111220A (ja) | 磁気記録媒体およびその製造法 | |
JPS60219638A (ja) | 磁気デイスクの製造方法 | |
JPH04362521A (ja) | 薄膜の製造方法 |