JPS62293123A - エンコ−ダ用変位検出装置 - Google Patents

エンコ−ダ用変位検出装置

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JPS62293123A
JPS62293123A JP61137569A JP13756986A JPS62293123A JP S62293123 A JPS62293123 A JP S62293123A JP 61137569 A JP61137569 A JP 61137569A JP 13756986 A JP13756986 A JP 13756986A JP S62293123 A JPS62293123 A JP S62293123A
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speed
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健三郎 飯島
Yoshinori Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野」 この発明は、角度や位置などの変位を検出する際に用い
て好適なエンコーダ用変位検出装置に関する。
「従来の技術」 変位検出用のエンコーダの出力信号を復調して変位を検
出する回路は、種々のものが開発され実用化されている
。第2図は、この種のエンコーダ用変位検出回路の一例
を示す回路図であり、以下にこの図に示す回路について
説明する。
第2図において、15はスケールであり、所定の軌道を
一定周期の正弦波によって磁化することにより構成され
ている。この場合のスケール15は、円盤状の磁性体表
面に円軌道を設定し、この円軌道を磁化することにより
構成されている。また、磁化に用いる正弦波の波長λは
、数十〜数百μm程度に設定されている。16.17は
各々磁気センサであり、スケール15上の磁化の強さに
対応するレベル信号を出力する。すなわち、磁気センサ
I 6.17としては、その出力信号に搬送波を含まな
いものが用いられ、例えば、半導体素子を使用したセン
サが用いられる。また、磁気センサ17は、磁気センサ
16に対し1/4λ(90” )ずれるように設定され
ている。したがって、磁気センサ16,17の間隔は(
m=!= 1/4)λとなる(ただし、mは正整数)よ
うに設定されている。この磁気センサ16,17とスケ
ール15とは、相対的に移動自在となっており、いずれ
か一方を固定したとすると、他方は回転運動を行うよう
になっている。
そして、上述したことから判るように、磁気センサ16
が出力する信号をsin波とすれば、磁気センサ17が
出力する信号はcos波となる。したがって、磁化正弦
波の一周期の間隔(スケール15の極から極まで)をθ
−0〜2πとすれば、磁気センサI 6.17の各出力
信号は、各々sinθおよびcosθとなる。
次に、第2図に示す18.19は、各々磁気センサl 
6.+ 7の出力信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器であり、デジタル化されたsinθおよびCO5
θをデジタル乗算器20.21の一方の入力端に供給す
る。乗算器20.21の出力信号は、各々デジタル減算
器22の一方および他方の入力端に供給され、減算器2
2の出力信号はデジタル比較器23に供給される。この
デジタル比較器23は、減算器22の減算結果が0を超
えていれば“1”となり、0を超えていなければ“0”
となるU/D信号をカウンタ24のアップダウン切換端
子U/IT)に供給する。カウンタ24は、クロック信
号CKをカウントするものであり、アップダウン切換端
子U/Dに“l”信号が供給されるとアップカウント、
“0”信号が供給されるとダウンカウントを行う。次に
、25は関数発生ROMであり、カウンタ24のカウン
ト値Φに対応する正弦および余弦データを出力するもの
である。すなわち、関数発生ROM25内には予めsi
nΦおよびcosΦのデータが記憶されており、この記
憶されたデータがカウント値Φに応じて順次読み出され
るようになっている。そして、データCOSΦがデジタ
ル乗算器20の他方の入力端に供給され、デジタルsi
nΦがデジタル乗算器21の他方の入力端に供給される
。上記構成によると、減算器22の出力は、s in(
θ−Φ)となる。したがって、比較器23はsir+(
θ−Φ)の値が正の場合はU/L+信号を“l”、負の
場合はU/D信号を“0”とし、この結果、カウンタ2
4のカウント値Φは、5in(θ−Φ)の符号に応じて
増減する。
次に、第2図に示す30.31は、各々磁気センサI 
6.17の出力信号を所定のしきい値で判定することに
より、“l”レベルと“0“レベルの2値信号に変換す
る波形整形回路である。この場合、波形整形回路30.
31の出力信号P 、、P ffiは、各々位相がπ/
2ずれた矩形波となるよう構成されており、また、磁気
センサ16.17の移動が正方向ノ場合は、パルスP、
が進み、移動が負方向の場合は、パルスP、が進むよう
になっている。33は磁気センサ16,17の移動方向
を判別する方向判別回路であり、例えば、パルスP1の
立ち上がり時におけるパルスP2のレベルが“1”か“
0”かによって方向を判別するようにしている。この方
向判別回路33の出力信号Svは、カウンタ34のアッ
プダウン切換端子に供給されるとともに、外部に出力さ
れるようになっている。カウンタ34は、信号Svによ
ってアップかダウンの切換を行いながら、パルスP1を
カウントするようになっている。この場合、磁気センサ
l 6.17が正方向に移動しているときにアップカウ
ント、負方向に移動しているときにダウンカウントが行
なわれるようになっている。また、磁気センサ16,1
7がスケール15を1回転する毎に、その基準位置にお
いて出力される0魚信号Szが、波形整形回路32を介
した後に0点パルスPzとなり、この0点パルスPzが
カウンタ34のリセット端子Rに供給されるようになっ
ており、この結果、カウンタ34は、磁気センサ16,
17が基準位置に達する毎にリセットされる。したがっ
て、カウンタ34のカウント値は、磁気センサ16,1
7の現在位置と基準位置との間において、磁気センサ1
6.17が通過したスケール15上の磁気区間の数(磁
気極数)に対応する値となる。
そして、カウンタ34の出力信号Nが変位データD o
utの上位側ビットのデータを構成し、カウンタ24の
カウント値Φが変位データD outの下位側ビットの
データを構成するようになっている。
上述した構成によれば、磁気センサ16.17が正方向
に移動すると、カウンタ34は磁気センサ16..17
が磁気区間(磁化ピッチ)を通過する毎にアップカウン
トを行って行き、このカウント値が捉位データDout
の上位側ビットに出力される。したがって、変位データ
D outの上位側ビットをみれば、磁気センサl B
、17が磁化区間をいくつ通過したか、すなわち、現時
点の磁気センサl 6,17が、基準位置から何ピッチ
目に位置しているかが判る。
また、磁気センサ16.17から出力される信号sin
θ、cosθは、各々A/D変換器18.19によって
デジタル信号に変換された後、関数発生ROM25が出
力する信号cosΦ、sinΦと乗算され、これらの乗
算結果が減算器22に供給されて5in(θ−Φ)が検
出される。そして、この5in(θ−Φ)の値の正負に
よってカウンタ24のカウント値Φが増減し、カウント
値Φに応じて関数発生ROMの出力sinΦ、cosΦ
が増減する。この結果、第2図に示す回路は5in(θ
−Φ)の値をOとするような、すなわち、θ−Φとする
ようなフェイズロックドループとなる。したがって、カ
ウンタ24のカウント値Φは、磁気センナ16か磁化区
間内のどの位置にいるかを示すデータとなる。この場合
、カウンタ24のピット数を8〜IOビツトとすれば、
カウント値Φによる検出位置分解能は、l磁化区間の1
/256〜1/2048程度の精度となる。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上述した回路において、スケールl!17)
 17m上に、!024ピッチ分の磁化区間(@化ピッ
チ)が設けられ、またカウンタ24のピット数が8ビツ
トであるとすると、スケール15の回転速度が1 rp
sの場合、カウンタ24のLSB(最下位ビット)の周
波数は約260kHzに達する。
ここで、−役に、ロータリーエンフーダにおいては、ス
ケール15の回転速度が6 rps〜60 rpsとな
っても正確な位置検出を行うことができる機能が要求さ
れている。しかしながら、上述した回路においては、ス
ケール15の回転速度が比較的低速の場合、高分解能で
位置検出を行なうことができるものの、スケール15の
回転速度が高速となった場合、フェイズロックドループ
の応答速度の関係上、追従して動作しなくなり、変位デ
ータD outの下位側ビットのデータを構成するカウ
ンタ24のカウント値Φ、すなわち磁気センサ16が磁
化区間内のどの位置にいるのかを示す変位データが不正
確となり、この不正確な変位データがそのまま出力され
てしまう恐れがあった。
また、上述した回路においては、カウンタ34の出力信
号Nとカウンタ24のカウント値Φによって構成される
変位データD outがパラレルに出力される構成であ
るため、少なくとも、変位データD outのビット数
以上の本数のケーブルが必要であり、この変位データD
outをそのまま外部装置にパラレル伝送すると、ノイ
ズその他の原因によって伝送誤りが生じる恐れがあり、
信頼性に欠けるという欠点があった。
さらに、上述した回路においては、電源が断たれた際に
おいて、カウンタ34とカウンタ24のカウント値が保
持されず、したがって、電源投入時に直ちに現時点の変
位データDoutを出力することができないという欠点
があった。この場合、電源が断たれた時点において、変
位データD outを外部のメモリに保持させるように
構成することが考えられるが、その後スケール15が移
動してしまった場合においては、メモリ内に保持されて
いる変位データD、outと実際の変位が異なってしま
う。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、変
位速度が高い場合においては低分解能で位置検出を行な
わせることにより、変位速度に拘わらず常に正確な変位
データを出力することができ、また変位データを外部装
置にシリアル伝送することにより信頼性の向上が図られ
、さらに電源投入時において直ちに現時点の変位データ
を出力することができるエンコーダ用変位検出装置を提
供することを目的としている。
「間層点を解決するための手段」 この発明は、上述した事情に鑑みてなされたちので、所
定の軌道から一定の区間毎に直接正弦波が得られるよう
に信号発生源が付与されているスケールと、各々が前記
軌道に対して相対的に移動自在であるとともに、前記軌
道の信号発生源の信号の強さに対応するレベル信号を出
力し、かつ、前記正弦波の波長に対して位相が90°ず
れるようにして設けられる第11第2のセンサと、この
第1、第2のセンサの出力信号を各々デジタル信号に変
換する第1、第2のA/D変換器と、所定データに対応
する余弦値と前記第1のA/D変換器の出力信号との乗
算結果および前記所定データに対応する正弦値と前記第
2のA/D変換器の出力信号の乗算結果を出力する関数
発生乗算部と、この関数発生乗算部の各乗算結果の差を
検出する減算手段と、この減算手段において検出された
差に対応するカウントを行うとともに、前記差の正負に
よりカウントのアップ/ダウンを切り換え、このカウン
ト結果を前記関数発生乗算部に前記所定データとして供
給する第1のカウント手段と、前記第1または第2のセ
ンサの出力信号から、前記第1、第2のセンサに対する
前記スケールの相対的変位速度を検出し、この変位速度
が晧準速度を超えていれば前記第1または第2のセンサ
の出力信号を波形整形した信号を選択し、前記変位速度
が法学速度以内であれば前記第1のカウント手段のカウ
ント結果の最上位ビットの信号を選択して出力する信号
切換手段と、前記信号切換手段の出力信号をカウントす
る第2のカウント手段と、前記変位速度が法学速度以内
の場合、前記第1のカウント手段のカウント結果を下位
側ビットとし、前記第2のカウント手段のカウント結果
を上位側ビットとするアブソリュート変位データをシリ
アルデータに変換する一方、前記変位速度が基亭速度を
超えている場合、前記第1のカウント手段のカウント結
果を無効とし、前記第2のカウント手段のカウント結果
を上位側ビットとするアブソリュート変位データをシリ
アルデータに変換して出力する並列/直列変換手段と、
外部電源を前記各手段に供給する一方、外部電源が断た
れた場合に、バッテリ電源を前記各手段に供給するバン
クアップ手段とを具備することを特徴としている。
「作用 」 第11第2のセンサに対する前記スケールのF門灯的変
位速度が法学速度以内の場合、第1のカウント手段のカ
ウント結果の最上位ビットの信号が第2のカウント手段
でカウントされ、そして、第1のカウント手段のカウン
ト結果を下位側ビットとし、第2のカウント手段のカウ
ント結果を上位側ビットとするアブソリュート変位デー
タがシリアルデータに変換されて、高分解能の変位を示
すシリアルデータとして出力される。
一方、前記変位速度が基準速度を超えている場合におい
ては、前記第1または第2のセンサの出力信号が波形整
形されて第2のカウント手段でカウントされ、そして、
第■のカウント手段のカウント結果を無効とし、前記第
2のカウント手段のカウント結果を上位側ビットとする
アブソリュート変位データがシリアルデータに変換され
て、低分解能の変位を示すシリアルデータとし出力され
る。
すなわち、低速で変位している場合および停止してる場
合においては、高分解能のシリアルの変位データが得ら
れ、高速で変位している場合においては、低分解能のシ
リアルの変位データが得られる。
また、外KS電源が断たれた場合においては、前記各手
段にバッテリ電源が供給され、変位検出動作が継続して
行なわれる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
であり、図において第2図に示す各部に対応する部分に
は、同一の符号を付しその説明を省略する。
第1図において、40は磁気センサ16から出力される
信号sinθに基づいて、磁気センサ16゜17に対す
るスケール15の相対的変位速度を検出するもので、こ
の変位速度が基準速度以内の場合“0゛信号を、基準速
度を超えている場合“l”信号を出力する。41は、磁
気センサ16の出力信号を所定のしきい値で判定するこ
とにより、“I”レベルと“0”レベルの2値信号に変
換する波形整形回路である。42は波形整形回路41の
出力信号と、フェイズロックドループP内のカウンタ2
4のカウント値ΦのM S B (最上位ビット)のい
ずれか一方を択一選択してカウンタ43に供給するデー
タセレクタであり、速度検出回路40から、“0”信号
が供給されている場合1こおいてはカウント値ΦのMS
Bをカウンタ43に供給する一方、“!”が供給されて
いる場合においては波形整形回路41の出力信号をカウ
ンタ43に供給する。このカウンタ43のアップダウン
切換端子U/I5には、方向判別回路33の出力信号S
vが供給されるようになっており、カウンタ43は信号
Svによってアップかダウンの切換を行ないながら、入
力信号をカウントするようになっている。この実施例で
は、磁気センサI 6.17が正方向に移動しているい
るときにアップカウント、負方向に移動しているときに
ダウンカウントが行なわれるなっている。また、カウン
タ43のリセット端子Rには波形整形回路32からアン
ドゲート44を介して0点パルスPzが供給されるよう
になっており、この結果、カウンタ43は、磁気センサ
16.17が基準位置に達する毎にリセットされる。そ
して、このカウンタ43には、カウンタ24のカウント
値ΦのMSBまたは、波形整形回路41の出力信号が供
給されるので、カウンタ43のカウント値は、磁気セン
サ16.17の現在位置と基準位置との間において、磁
気センサ16,17が通過したスケール15上の磁気区
間の数に対応する値となる。すなわち、このカウンタ4
3は、第2図に示した従来例のカウンタ34に対応した
機能を有しているが、磁気センサ16.17に対するス
ケール15の相対的変位速度が基準速度以内の場合にお
いて、フェイズロソクトループP内のカウンタ24のカ
ウント値ΦのMSBをカウントする点で異なっている。
次に、第1図に示す35は、カウンタ24のカウント値
Φを時間tで微分して出力する速度検出回路である。す
なわち、カウント値Φは磁気センサ16.17の相対速
度に応じて変化する。しrコがって、カウント値Φの変
化率(dΦ/dt)は磁気センサ16 .17の相対速
度に対応した値となり、速度検出回路35からは速度信
号が出力される。
次に、カウンタ43の出力信号Nと、カウンタ24のカ
ウント値Φはラッチ回路45の入力端に供給される。ラ
ッチ回路45は入力端に供給される信号をシステムクロ
ックCKによってラッチしてから、出力信号Nを上位側
ビットとし、カウント値Φを下位側ビットとする変位デ
ータDoutをパラレル/シリアル変換回路46に出力
するようになっている。これにより、パラレル/シリア
ル変換回路46との同期が取られるようになっている。
一方、36はフェイズロックドループP内のカウンタ2
4のカウント値ΦのLSB(最下位ビット)と、LSB
+1に基づいて磁気センサ16 。
17の移動方向を判別する方向判別回路である。
47は方向判別回路36の出力信号Svと、方向判別回
路33の出力信号Svのいずれか一方を択一選択してラ
ッチ回路45に供給するデータセレクタであり、速度検
出回路40から、“0″信号が供給されている場合にお
いては信号Svをラッチ回路45に供給する一方、“l
”が供給されている場合においては信号Swをラッチ回
路45に供給する。すなわち、磁気センサ16.17に
対するスケール15の相対的変位速度が基準速度以内の
場合においては、信号Svを、磁気センサ16゜17の
移動方向を示す方向信号sbとしてラッチ回路45に供
給し、変位速度が法学速度を超えた場合においては、信
号Swを方向信号sbとしてラッチ回路45に供給する
。ランチ回路45はデータセレクタ47を介して供給さ
れる方向信号sbおよび速度検出回路40の出力信号に
ついても、システムクロックGKによってラッチしてか
らパラレル/シリアル変換回路46に供給する。
パラレル/シリアル変換回路46は、ラッチ回路45を
介して供給される変位データDoutと方向信号sbか
らなるパラレルデータをシリアルデータに変換して出力
するもので、速度検出回路40からラッチ回路45を介
して“0”信号か供給された場合、カウンタ43の出力
信号Nを上位側ヒツトとし、カウンタ24のカウント値
Φを下位側ビットとして得られる変位データDoutお
よび方向信号sbをシリアルデータに変換する。一方、
速度検出回路40からラッチ回路45を介して“1”信
号が供給された場合、カウンタ43の出力信号Nを上位
側ビットとし、カウンタ24のカウント値Φを0として
得られる変位データD oj+tおよび方向信号sbを
シリアルデータに変換する。すなわち、磁気センサI 
6,17に対するスケール15の相対的変位速度が基準
速度を超えた場合においては、フェイズロックドループ
P内のカウンタ24のカウント値Φは無効とされる。
次に、第1図に示す50はパラレル/シリアル変換回路
46から供給されるシリアルデータを符号化して出力す
る符号化回路であり、N RZ、バイフェーズ、f/ 
2 f、複流RZ、RZ、バイポーラ、グイコード、N
RZIの各種符号の内、いずれかの符号に符号化される
。この符号化回路50によって符号化された信号は、ド
ライバ51によってパリティ−ビット等のチェックビッ
トが付加された上で、外部にシリアル伝送される。この
場合、ドライバ51は、R9422、r(9232Cま
たR5423の各種規格の内いずれかの規格に基づいて
シリアル伝送を行なうように構成してもよく、また光フ
アイバ伝送を行なうように構成してもよい。
次に、第1図に示ず55は、バッテリ56を有する電源
モニタ回路であり、外部から電源が供給されている場合
においては、この電源を符号化回路50とドライバ51
からなる回路群Bとその他の回路群Aに供給し、また、
外部からの電源が断たれた時点以降においては、回路I
Bにバッテリ56から電源を供給する。
次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明す
る。
■磁気センザ16,17に対するスケール■5の相対的
変位速度が基準速度以内の場合。
この場合、速度検出回路40から“0”信号がデータセ
レクタ42および47に供給されるとともに、この“0
”信号がラッチ回路45を介してパラレル/ノリアル変
換回路46に供給されている。
これにより、カウンタ24のカウント値ΦのMSBがデ
ータセレクタ42を介してカウンタ43に供給されて、
カウントされている。
そして、カウンタ24のカウント値Φを下位側ビットと
し、カウンタ43のカウント値Nを上位側ビットとする
変位データD outがラッチ回路45を介してパラレ
ル/シリアル変換回路46に供給され、また、方向判別
回路36の出力信号Svが、データセレクタ47および
ラッチ回路45を介して、磁気センサ16,17の移動
方向を示す方向信号sbとしてパラレル/シリアル変換
回路46に供給される。これにより、これら変位データ
Doutと方向信号Sbが、共にパラレル/シリアル変
換回路46によってシリアルデータに変換されて、高分
解能の変位を示すシリアルデータとして、符号化回路5
0に供給される。
このようにして得られた高分解能の変位を示すシリアル
データは符号化回路50によって符号化され、ドライバ
51によって外部へシリアル伝送される。
■磁気センサ16,17に対するスケール15の相対的
変位速度が基準速度を超えている場合。
この場合、速度検出回路40から“l”信号がデータセ
レクタ42および47に供給されるとともに、この“l
”信号がラッチ回路45を介してパラレル/シリアル変
換回路・16に供給されている。
これにより、波形整形回路41の出力信号がデータセレ
クタ42を介してカウンタ43に供給されて、カウント
されている。
そして、カウンタ24のカウント値Φを下位側1ビツト
とし、カウンタ43のカウント値Nを上位側ビットとす
る変位データDoutがラッチ回路45を介してパラレ
ル/シリアル変換回路46に供給され、また、方向判別
回路33から出力された信号Svが、データセレクタ4
7およびラッチ回路45を介して、磁気センサ16,1
7の移動方向を示す方向信号sbとしてパラレル/ノリ
アル変換回路46に供給される。
この場合、パラレル/シリアル変換回路46は、カウン
タ43の出力信号Nを上位ビットとし、カウンタ24の
カウント値Φを0として得られる変位データDout、
および方向信号Sbをシリアルデータに変換するので、
カウンタ24のカウント値Φは無効とされる。
このようにして得られた低分解能の変位を示すシリアル
データは符号化回路50によって符号化され、ドライバ
51によって外部ヘンリアル伝送される。
以上により、磁気センサ16,17に対してスケール1
5が低速で相対的に変位している場合、および停止して
いる場合においては、高分解能のアブソリュート変位デ
ータが外部へシリアル伝送され、高逮で変位している場
合においては、低分解能のアブソリュート変位データが
シリアル伝送される。
次に、外部からの電源が断たれた場合について説明する
この場合、電源モニタ回路55が、回路群Bに対してバ
ッテリ56から電源を供給するので、外部電源が断たれ
た時点以降においても、回路群Bと寸芒(″r大令中m
h作秦詐汗11?−yM−て 雷栢埼大時において直ち
に現時点の変位データを出力することができる。
なお、上記実施例は、変位検出用エンコーダとして磁気
式のものを用いた場合の例であったが、エンコーダとし
ては、光学式や電磁式を用いでもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、所定の軌道か
ら一定の区間毎に直接正弦波が得られるように信号発生
源が付与されているスケールと、各々が前記軌道に対し
て相対的に移動自在てめろとともに、前記軌道の信号発
生源の信号の強さに対応オるレベル信号を出力し、かつ
、前記正弦波の波長に対して位相が90°ずれるように
して設けられる第1、第2のセンサと、この第1、第2
のセンサの出力信号を各々デジタル信号に変換する第1
1第2のA/D変換器と、所定データに対応する余弦値
と前記第1のA/D変換器つ出力信号との乗算結果およ
び前記所定データに対応する正弦値と前記第2のA /
 D変換器の出力信号の乗算結果を出力する関数発生乗
算部と、この関数発生乗算部の各乗算結果の差を検出す
る減算手段と、この減算手段において検出された差に対
応するカウントを行うとともに、前記差の正負によりカ
ウントのアップ/ダウンを切り換え、このカウント結果
を前記関数発生乗算部に前記所定データとして供給する
第1のカウント手段と、前記第1または第2のセンサの
出力信号から、前記第1、第2のセンナに対する前記ス
ケールの相対的変位速度を検出し、この変位速度が基準
速度を超えていれば前記第1または第2のセンサの出力
信号を波形整形した信号を選択し、前記変位速度が基準
速度以内であれば前記第1のカウント手段のカウント結
果の最上位ビットの信号を選択して出力する信号切換手
段と、前記信号切換手段の出力信号をカウントする第2
のカウント手段と、前記変位速度が基準速度以内の場合
、前記第1のカウント手段のカウント結果を下位側ビッ
トとし、前記第2のカウント手段のカウント結果を上位
側ビットとするアブソリュート変位データをシリアルデ
ータに力海虚木千十プロ1.々Mア木ス 変換する一方、前記変位速度が基準速度を超えている場
合、前記第1のカウント手段のカウント結果を無効とし
、前記第2のカウント手段のカウント結果を上位側ビッ
トとするアブソリュート変位データをシリアルデータに
変換して出力する並列/直列変換手段と、外部電源を前
記各手段に供給する一方、外部電源が断たれた場合に、
バッテリ電源を前記各手段に供給するバックアップ手段
とを設けたので、変位速度が高い場合においては低分解
能で位置検出を行なわせることにより、変位速度に拘わ
らず常に正確な変位データを出力することができ、また
変位データをシリアルデータに変換して出力することに
より、外部装置に変位データを伝送する際の信頼性の向
上が図られ、さらに電源のバックアップを行なっている
ため電源投入時において直ちに現時点の変位データを出
力することができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例構成を示すブロック図、第
2図は従来のエンコーダ用変位検出回路18.19・・
・・・・A/D変換器(第11第2のA/D変換器)、
20.21・・・・・・乗算器(関数発生乗算部)、2
2・・・・・・減算器(減算比較手段)、23・・・・
・・比較器(減算比較手段)、24・・・・・カウンタ
(第1のカウント手段)、25・・・・・・関数発生R
OM(関数発生乗算部)、36・・・・・・方向判別回
路、40・・・・・・速度検出回路(信号切換手段)、
42・・・・・・データセレクタ(信号切換手段)、4
3・・・・カウンタ(第2のカウント手段)、46・・
・・・・パラレル/シリアル変換回路(並列/直列変換
手段)、50・・・・・符号化回路(符号化手段)、5
5・・・・・・電源モニタ回路(バックアップ手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の軌道から一定の区間毎に直接正弦波が得られるよ
    うに信号発生源が付与されているスケールと、 各々が前記軌道に対して相対的に移動自在であるととも
    に、前記軌道の信号発生源の信号の強さに対応するレベ
    ル信号を出力し、かつ、前記正弦波の波長に対して位相
    が90°ずれるようにして設けられる第1、第2のセン
    サと、 この第1、第2のセンサの出力信号を各々デジタル信号
    に変換する第1、第2のA/D変換器と、所定データに
    対応する余弦値と前記第1のA/D変換器の出力信号と
    の乗算結果および前記所定データに対応する正弦値と前
    記第2のA/D変換器の出力信号の乗算結果を出力する
    関数発生乗算部と、 この関数発生乗算部の各乗算結果の差を検出する減算手
    段と、 この減算手段において検出された差に対応するカウント
    を行うとともに、前記差の正負によりカウントのアップ
    /ダウンを切り換え、このカウント結果を前記関数発生
    乗算部に前記所定データとして供給する第1のカウント
    手段と、 前記第1または第2のセンサの出力信号から、前記第1
    、第2のセンサに対する前記スケールの相対的変位速度
    を検出し、この変位速度が基準速度を超えていれば前記
    第1または第2のセンサの出力信号を波形整形した信号
    を選択し、前記変位速度が基準速度以内であれば前記第
    1のカウント手段のカウント結果の最上位ビットの信号
    を選択して出力する信号切換手段と、 前記信号切換手段の出力信号をカウントする第2のカウ
    ント手段と、 前記変位速度が基準速度以内の場合、前記第1のカウン
    ト手段のカウント結果を下位側ビットとし、前記第2の
    カウント手段のカウント結果を上位側ビットとするアブ
    ソリュート変位データをシリアルデータに変換する一方
    、前記変位速度が基準速度を超えている場合、前記第1
    のカウント手段のカウント結果を無効とし、前記第2の
    カウント手段のカウント結果を上位側ビットとするアブ
    ソリュート変位データをシリアルデータに変換して出力
    する並列/直列変換手段と、 外部電源を前記各手段に供給する一方、外部電源が断た
    れた場合に、バッテリ電源を前記各手段に供給するバッ
    クアップ手段とを具備することを特徴とするエンコーダ
    用変位検出装置。
JP61137569A 1986-05-01 1986-06-13 エンコ−ダ用変位検出装置 Granted JPS62293123A (ja)

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JP61137569A JPS62293123A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 エンコ−ダ用変位検出装置
KR1019870004123A KR920010015B1 (ko) 1986-05-01 1987-04-27 엔코우더용 변위 검출장치
DE87850140T DE3787668T2 (de) 1986-05-01 1987-04-29 Verlagerungsdetektor für einen Codierer.
EP87850140A EP0244385B1 (en) 1986-05-01 1987-04-29 A displacement detector for an encoder
US07/044,816 US4782329A (en) 1986-05-01 1987-04-30 Displacement detector for an encoder

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JPS62293123A true JPS62293123A (ja) 1987-12-19
JPH0424646B2 JPH0424646B2 (ja) 1992-04-27

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01247259A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Nissan Motor Co Ltd アンチスキッド制御装置
JPH01247258A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Nissan Motor Co Ltd アンチスキッド制御装置
JP2011080841A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Jtekt Corp 回転角検出装置及び電動パワーステアリング装置
JP2021148447A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 株式会社東海理化電機製作所 位置検出装置

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