JPS6229287B2 - - Google Patents
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- JPS6229287B2 JPS6229287B2 JP55151705A JP15170580A JPS6229287B2 JP S6229287 B2 JPS6229287 B2 JP S6229287B2 JP 55151705 A JP55151705 A JP 55151705A JP 15170580 A JP15170580 A JP 15170580A JP S6229287 B2 JPS6229287 B2 JP S6229287B2
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- JP
- Japan
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- decorative paper
- sock
- folding
- socks
- cam
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B25/00—Packaging other articles presenting special problems
- B65B25/20—Packaging garments, e.g. socks, stockings, shirts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は靴下の折り畳み包装方法とその装置に
係り、特にシームレス・ストツキング、パンテ
イ・ストツキング等の長靴下類を1枚の台紙上に
折り畳み、かつこれを11枚の化粧紙で包むように
内装し、更に、合成樹脂製フイルムの外装袋に挿
入する各作業を自動的にかつ連続して行う靴下の
折り畳み包装方法とその装置に関するものであ
る。
係り、特にシームレス・ストツキング、パンテ
イ・ストツキング等の長靴下類を1枚の台紙上に
折り畳み、かつこれを11枚の化粧紙で包むように
内装し、更に、合成樹脂製フイルムの外装袋に挿
入する各作業を自動的にかつ連続して行う靴下の
折り畳み包装方法とその装置に関するものであ
る。
従来の技術と問題点
従来、靴下を自動包装する方法及び装置につい
ては種々のものが提案され、実用に供されてい
る。しかし靴下内装用の化粧紙および包装製品の
型崩れ防止のための台紙を自動的に供給すると共
に、靴下を台紙の回りに折り畳みかつ前記内装用
化粧紙の両耳縁部を折り込んで、台紙に折り畳ん
だ靴下を包むように内装し、合成樹脂製フイルム
の外装袋に挿入するまでの各作業を極めて短時間
にかつ省力的に大量包装を可能とした方法及び装
置は未だ実施されていない。
ては種々のものが提案され、実用に供されてい
る。しかし靴下内装用の化粧紙および包装製品の
型崩れ防止のための台紙を自動的に供給すると共
に、靴下を台紙の回りに折り畳みかつ前記内装用
化粧紙の両耳縁部を折り込んで、台紙に折り畳ん
だ靴下を包むように内装し、合成樹脂製フイルム
の外装袋に挿入するまでの各作業を極めて短時間
にかつ省力的に大量包装を可能とした方法及び装
置は未だ実施されていない。
従来の装置としては、例えば特公昭50−22477
号公報に開示されたものがあるが、この装置は予
め作業者による手作業で台紙の両側縁部に沿つて
折り畳まれ、化粧紙に包まれた靴下を、1個毎合
成樹脂製フイルムの外装袋に挿入するための自動
装置であつて、この装置では未だ作業者にとつて
迅速な作業を行うには熟練と労力を要するところ
の台紙の回りに靴下を巻き付けるようにして該靴
下を折り畳み、更にこれを化粧紙で包んで内装す
るという作業は作業者の人手に依つており、従つ
てこの靴下の包装作業工程は、靴下の各種縫製作
業、仕上作業等が略完全に自動化され省力的かつ
迅速に行われているのに比し著しく手数と労力を
要し靴下製品化の能率向上の最大の障害となつて
いる。
号公報に開示されたものがあるが、この装置は予
め作業者による手作業で台紙の両側縁部に沿つて
折り畳まれ、化粧紙に包まれた靴下を、1個毎合
成樹脂製フイルムの外装袋に挿入するための自動
装置であつて、この装置では未だ作業者にとつて
迅速な作業を行うには熟練と労力を要するところ
の台紙の回りに靴下を巻き付けるようにして該靴
下を折り畳み、更にこれを化粧紙で包んで内装す
るという作業は作業者の人手に依つており、従つ
てこの靴下の包装作業工程は、靴下の各種縫製作
業、仕上作業等が略完全に自動化され省力的かつ
迅速に行われているのに比し著しく手数と労力を
要し靴下製品化の能率向上の最大の障害となつて
いる。
問題点を解決するための手段
本発明は上述の問題点を解消し、靴下の折り畳
み包装作業の全工程に亘る一連の動作を殆んど自
動的にかつ高能率に連続して行う方法と装置を提
供することを目的とするものである。即ち、本発
明は靴下の内装用化粧紙の供給作業、その化粧紙
に予め形成されたミシン目状折り目線に沿つて該
化粧紙の両耳縁部を折り立てる作業、台紙の供給
作業、靴下を上記台紙に折り畳む作業、折り畳ん
だ靴下を押圧整形する作業、前記折り立てた化粧
紙の両耳縁部を更に内側に折り込み前記折り畳ま
れた靴下を包み内装する作業及びその転送作業と
合成樹脂製フイルムの外装袋に挿入する作業、靴
下の挿入された外装袋を搬出コンベアに送り出す
作業等を連続的に、また作業によつては夫々の作
業位置で重複して同時に行い、従つて作業者は予
め適宜な長さに揃えられた靴下を作業台の上に積
んでおき、靴下を1個毎手で折り畳み作業位置に
ある化粧紙上に上載する作業を行うのみで、靴下
を迅速に折り畳みかつ化粧紙で内装して包装する
ことができるようにした靴下の折り畳み包装方法
及びその装置を提供せんとするものである。
み包装作業の全工程に亘る一連の動作を殆んど自
動的にかつ高能率に連続して行う方法と装置を提
供することを目的とするものである。即ち、本発
明は靴下の内装用化粧紙の供給作業、その化粧紙
に予め形成されたミシン目状折り目線に沿つて該
化粧紙の両耳縁部を折り立てる作業、台紙の供給
作業、靴下を上記台紙に折り畳む作業、折り畳ん
だ靴下を押圧整形する作業、前記折り立てた化粧
紙の両耳縁部を更に内側に折り込み前記折り畳ま
れた靴下を包み内装する作業及びその転送作業と
合成樹脂製フイルムの外装袋に挿入する作業、靴
下の挿入された外装袋を搬出コンベアに送り出す
作業等を連続的に、また作業によつては夫々の作
業位置で重複して同時に行い、従つて作業者は予
め適宜な長さに揃えられた靴下を作業台の上に積
んでおき、靴下を1個毎手で折り畳み作業位置に
ある化粧紙上に上載する作業を行うのみで、靴下
を迅速に折り畳みかつ化粧紙で内装して包装する
ことができるようにした靴下の折り畳み包装方法
及びその装置を提供せんとするものである。
即ち、本発明の方法によると、主として次のよ
うな作業工程を経て1サイクルの靴下の折り畳み
包装作業が完了する。
うな作業工程を経て1サイクルの靴下の折り畳み
包装作業が完了する。
(1) 第1工程:靴下内装用化粧紙をその貯蔵部材
から1枚宛取り上げて基板上にある送り部材の
走行線上の所定位置に供給する工程。
から1枚宛取り上げて基板上にある送り部材の
走行線上の所定位置に供給する工程。
(2) 第2工程:送り部材により移送された化粧紙
をそのミシン目状折り目線に沿つて両耳縁部を
直立状に折り立てる工程。
をそのミシン目状折り目線に沿つて両耳縁部を
直立状に折り立てる工程。
(3) 第3工程:適宜長さに揃えられた靴下を作業
者により1個毎化粧紙の中央面上に略伸張状態
で上載した後、1枚宛の台紙をその貯蔵部材か
ら自動的に取り出し前記上載した靴下の中央部
に重合するように供給し、然る後、その供給し
た台紙の両側縁部に沿つて靴下の両側を該台紙
上に折り畳む工程。
者により1個毎化粧紙の中央面上に略伸張状態
で上載した後、1枚宛の台紙をその貯蔵部材か
ら自動的に取り出し前記上載した靴下の中央部
に重合するように供給し、然る後、その供給し
た台紙の両側縁部に沿つて靴下の両側を該台紙
上に折り畳む工程。
(4) 第4工程:台紙上に折り畳まれた靴下を押圧
して扁平状に整形する工程。
して扁平状に整形する工程。
(5) 第5工程:前記第2工程で折り立てた化粧紙
の両耳縁部を更に内側に折り込んで、該化粧紙
で折り畳んだ靴下を包み内装する工程。
の両耳縁部を更に内側に折り込んで、該化粧紙
で折り畳んだ靴下を包み内装する工程。
(6) 第6工程:化粧紙に内装された靴下を該化粧
紙とともに挿入装置の走行線上の位置に転送す
る工程。
紙とともに挿入装置の走行線上の位置に転送す
る工程。
(7) 第7工程:転送された靴下を、挿入装置の走
行延長線上の位置で予め待機している合成樹脂
製フイルムの外装袋内へ挿入すると共に、その
挿入した外装袋を搬出コンベア上に送出する工
程。
行延長線上の位置で予め待機している合成樹脂
製フイルムの外装袋内へ挿入すると共に、その
挿入した外装袋を搬出コンベア上に送出する工
程。
本発明に係る靴下の自動折り畳み包装方法は、
以上7個の作業工程を以つて靴下を台紙上に折り
畳み、かつ化粧紙で内装し、そして合成樹脂製フ
イルムの外装袋へ挿入するまでの一連の靴下の折
り畳み包装作業を完了するものである。
以上7個の作業工程を以つて靴下を台紙上に折り
畳み、かつ化粧紙で内装し、そして合成樹脂製フ
イルムの外装袋へ挿入するまでの一連の靴下の折
り畳み包装作業を完了するものである。
実施例
次に、本発明に係る靴下の折り畳み包装方法を
実施するための装置について、添付図面を参照し
て以下詳細に説明する。
実施するための装置について、添付図面を参照し
て以下詳細に説明する。
第1図において、図示した靴下の折り畳み包
装々置は、枠組された機台フレーム枠1上に配設
された水平な基板2と、そしてこの基板2の右側
より順に配列されているところの靴下内装用の化
粧紙を後述する送り部材の走行線上の所定位置に
1枚宛供給する化粧紙供給装置101と、送り部
材により1ピツチ移送された化粧紙の両耳縁部を
直立状に折り立てる化粧紙折り立て装置201
と、適宜長さに揃えられた靴下を作業者により上
記折り立てられた化粧紙の中央面に略伸張状態で
上載した後、包装後の製品の型崩れを防止するた
めの台紙を、その上載した靴下の中央部に重合す
るように供給する台紙供給装置301と、上記供
給した台紙の両側縁部に沿つて靴下を両側から折
り畳む靴下折り畳み装置401と、包装を容易と
するため台紙に折り畳まれた靴下を上面から押圧
して扁平状に整形する靴下整形装置501と、こ
の靴下整形後に化粧紙の両耳縁部を直立状から更
に内側から折り込み、折り畳まれた靴下を該化粧
紙で包み内装するための化粧紙折り込み装置60
1と、化粧紙に包まれ内装された靴下を、予め待
機せしめた合成樹脂製フイルムの外装袋の中心延
長線上の位置(後述の挿入装置801の走行線上
の位置)まで転送する靴下転送装置701および
この転送装置により転送された折り畳み靴下を受
け取り、前記待機している外装袋内へ挿入すると
共に、その挿入した外装袋を搬出コンベア上に送
り出すための靴下挿入装置801とより成る。そ
してこれらの各装置は第2図A、第2図Bに示す
ように、機台の長手方向においてそのフレーム枠
1間に回動可能に軸着されたカム軸3に固着した
それぞれ形状の異なる複数のカム群と、該カム軸
3に平行してフレーム枠1間に水平に固設された
2本の水平軸4,5の各々にその基部側を回動可
能に嵌合され、他側に前記カム群の夫々カム面に
係合摺擦するように設けられたカムローラーを有
するカムレバー群との協動作用により、カムレバ
ー群と各装置間に介設したコネクテイングロツド
等適宜伝達機構を介して上記各装置をそれぞれ所
定のタイミングを以つて作動するように構成され
ている。即ち、前記カム軸3を機台フレーム枠1
の適宜な位置に設けた駆動源(図示せず)に減速
装置(図示せず)等を介して連結し、その回転力
をカム軸3に伝達することによつて、カムレバー
群に設けたカムローラーがカム群の各カム面を摺
擦し、これにより、カムレバー群を水平軸4,5
の回りに揺動運動せしめてそれぞれのコネクテイ
ングロツドを介して各装置をタイミングよく作動
せしめるものである。また上記カム軸3は、適宜
コントロール部材(図示せず)を介して1回転毎
の断続的な回転駆動がなされるように制御されて
いる。
装々置は、枠組された機台フレーム枠1上に配設
された水平な基板2と、そしてこの基板2の右側
より順に配列されているところの靴下内装用の化
粧紙を後述する送り部材の走行線上の所定位置に
1枚宛供給する化粧紙供給装置101と、送り部
材により1ピツチ移送された化粧紙の両耳縁部を
直立状に折り立てる化粧紙折り立て装置201
と、適宜長さに揃えられた靴下を作業者により上
記折り立てられた化粧紙の中央面に略伸張状態で
上載した後、包装後の製品の型崩れを防止するた
めの台紙を、その上載した靴下の中央部に重合す
るように供給する台紙供給装置301と、上記供
給した台紙の両側縁部に沿つて靴下を両側から折
り畳む靴下折り畳み装置401と、包装を容易と
するため台紙に折り畳まれた靴下を上面から押圧
して扁平状に整形する靴下整形装置501と、こ
の靴下整形後に化粧紙の両耳縁部を直立状から更
に内側から折り込み、折り畳まれた靴下を該化粧
紙で包み内装するための化粧紙折り込み装置60
1と、化粧紙に包まれ内装された靴下を、予め待
機せしめた合成樹脂製フイルムの外装袋の中心延
長線上の位置(後述の挿入装置801の走行線上
の位置)まで転送する靴下転送装置701および
この転送装置により転送された折り畳み靴下を受
け取り、前記待機している外装袋内へ挿入すると
共に、その挿入した外装袋を搬出コンベア上に送
り出すための靴下挿入装置801とより成る。そ
してこれらの各装置は第2図A、第2図Bに示す
ように、機台の長手方向においてそのフレーム枠
1間に回動可能に軸着されたカム軸3に固着した
それぞれ形状の異なる複数のカム群と、該カム軸
3に平行してフレーム枠1間に水平に固設された
2本の水平軸4,5の各々にその基部側を回動可
能に嵌合され、他側に前記カム群の夫々カム面に
係合摺擦するように設けられたカムローラーを有
するカムレバー群との協動作用により、カムレバ
ー群と各装置間に介設したコネクテイングロツド
等適宜伝達機構を介して上記各装置をそれぞれ所
定のタイミングを以つて作動するように構成され
ている。即ち、前記カム軸3を機台フレーム枠1
の適宜な位置に設けた駆動源(図示せず)に減速
装置(図示せず)等を介して連結し、その回転力
をカム軸3に伝達することによつて、カムレバー
群に設けたカムローラーがカム群の各カム面を摺
擦し、これにより、カムレバー群を水平軸4,5
の回りに揺動運動せしめてそれぞれのコネクテイ
ングロツドを介して各装置をタイミングよく作動
せしめるものである。また上記カム軸3は、適宜
コントロール部材(図示せず)を介して1回転毎
の断続的な回転駆動がなされるように制御されて
いる。
前述の基板2の略中央部を、その長手方向の直
線経路に沿つて開口し、この開口部直線経路に化
粧紙を移送する複数個の送り部材6を安定した状
態で走行せしめるガイド的な役割をなす2条のレ
ール7,7を該基板2と同一平面をなすように敷
設するとともに、このレール間において細長い切
欠溝8を形成する。そしてこの切欠溝8の直下面
には該溝に沿うようにホイール9,10間と中間
ホイール11を介して張架された無端チエイン1
2が配設されており、該無端チエイン12上には
前記化粧紙を基板2上の直線経路に沿つて移送す
るための送り部材6が等間隔を以つて適宜数配置
されている。この送り部材6は第3図に示す如
く、前記無端チエイン12のアタツチメント1
2′に固着された基部と、2条のレール7,7
間、即ち切欠溝8内に嵌入する中間部と、二又状
に形成された先端部とからなり、そしてこの先端
部を基板2面上から突出状態となし、無端チエイ
ン12の走行で化粧紙を基板2上の直線経路に沿
つて各作業間の所定位置まで移送せしめるように
構成されている。
線経路に沿つて開口し、この開口部直線経路に化
粧紙を移送する複数個の送り部材6を安定した状
態で走行せしめるガイド的な役割をなす2条のレ
ール7,7を該基板2と同一平面をなすように敷
設するとともに、このレール間において細長い切
欠溝8を形成する。そしてこの切欠溝8の直下面
には該溝に沿うようにホイール9,10間と中間
ホイール11を介して張架された無端チエイン1
2が配設されており、該無端チエイン12上には
前記化粧紙を基板2上の直線経路に沿つて移送す
るための送り部材6が等間隔を以つて適宜数配置
されている。この送り部材6は第3図に示す如
く、前記無端チエイン12のアタツチメント1
2′に固着された基部と、2条のレール7,7
間、即ち切欠溝8内に嵌入する中間部と、二又状
に形成された先端部とからなり、そしてこの先端
部を基板2面上から突出状態となし、無端チエイ
ン12の走行で化粧紙を基板2上の直線経路に沿
つて各作業間の所定位置まで移送せしめるように
構成されている。
もちろん化粧紙の移送に支障がない限り、この
送り部材6の形状は上記のものに限定されるもの
ではなく設計段階で自由に変更することも可能で
ある。
送り部材6の形状は上記のものに限定されるもの
ではなく設計段階で自由に変更することも可能で
ある。
上記カム軸3に回転力として伝達された動力
は、第2図A及び第3図に示した動力伝達機構2
0を介して前記無端チエイン12を矢印Q方向
(第2図A参照)に走行駆動させる。この動力伝
達機構20は、ホイール9と一体に回転する歯車
21と、二段歯車22を介して前記歯車21に噛
合う歯車23と、該歯車23の軸24に一体的に
固着された雁木車25と、軸24にその基部を遊
合され前記雁木車25に噛合係合する雁木爪26
を有する揺動レバー27とからなり、更にこの揺
動レバー27の一端部と、水平軸4にその基部を
嵌合されたカムレバー28の一端部との間にコネ
クテイングロツド29を連結して構成する。カム
レバー28はカム軸3に固着された偏心カム30
のカム面を摺擦するカムローラー31を有し、そ
してこのカムローラー31をスプリング32の付
勢により常時偏心カム30のカム面に接圧せしめ
るようになす(第3図参照)。
は、第2図A及び第3図に示した動力伝達機構2
0を介して前記無端チエイン12を矢印Q方向
(第2図A参照)に走行駆動させる。この動力伝
達機構20は、ホイール9と一体に回転する歯車
21と、二段歯車22を介して前記歯車21に噛
合う歯車23と、該歯車23の軸24に一体的に
固着された雁木車25と、軸24にその基部を遊
合され前記雁木車25に噛合係合する雁木爪26
を有する揺動レバー27とからなり、更にこの揺
動レバー27の一端部と、水平軸4にその基部を
嵌合されたカムレバー28の一端部との間にコネ
クテイングロツド29を連結して構成する。カム
レバー28はカム軸3に固着された偏心カム30
のカム面を摺擦するカムローラー31を有し、そ
してこのカムローラー31をスプリング32の付
勢により常時偏心カム30のカム面に接圧せしめ
るようになす(第3図参照)。
しかしてカム軸3を駆動し、偏心カム30を1
回転せしめることにより、コネクテイングロツド
29を介して揺動レバー27が軸24の回りに揺
動してその雁木爪26に噛合係合している雁木車
25を1ピツチ分だけ反時計方向(第2図Aの矢
印R方向)に回転せしめる。この雁木車25の回
転は、歯車23を回し、それに噛合う二段歯車2
2、歯車21を介してホイール9を回転せしめ、
結果無端チエイン12を矢印Q方向に一定距離走
行せしめるものである。このように無端チエイン
12はカム軸3の回転駆動により、動力伝達機構
20を介して確実な間歇走行駆動がなされるもの
であり、そしてこの無端チエイン12の1回の走
行距離は、該無端チエインに等間隔に固着された
送り部材6の間隔毎の距離に相当するように設定
されている。
回転せしめることにより、コネクテイングロツド
29を介して揺動レバー27が軸24の回りに揺
動してその雁木爪26に噛合係合している雁木車
25を1ピツチ分だけ反時計方向(第2図Aの矢
印R方向)に回転せしめる。この雁木車25の回
転は、歯車23を回し、それに噛合う二段歯車2
2、歯車21を介してホイール9を回転せしめ、
結果無端チエイン12を矢印Q方向に一定距離走
行せしめるものである。このように無端チエイン
12はカム軸3の回転駆動により、動力伝達機構
20を介して確実な間歇走行駆動がなされるもの
であり、そしてこの無端チエイン12の1回の走
行距離は、該無端チエインに等間隔に固着された
送り部材6の間隔毎の距離に相当するように設定
されている。
次に、化粧紙供給装置101の詳細を第1図、
第2図A及び第3図、第4図を参照して説明す
る。
第2図A及び第3図、第4図を参照して説明す
る。
図において、化粧紙供給装置101は所定形状
の多数枚の化粧紙40を水平状態で予め積重ねて
おく貯蔵部材102と、該貯蔵部材102に貯蔵
部された最上位の化粧紙を1枚宛取り上げて基板
2の直線経路上の始端側に位置する送り部材6の
走行線上の所定位置に供給する供給部材103か
らなる。化粧紙40は第9図Aに示すように、そ
の展開形状は略正四角形であり、2本の平行した
ミシン目状折り目線40a,40bを有するとと
もに、該折り目線を境界として中央面40dと2
つの幅員長さの異なる耳縁部40c,40eとか
らなる。
の多数枚の化粧紙40を水平状態で予め積重ねて
おく貯蔵部材102と、該貯蔵部材102に貯蔵
部された最上位の化粧紙を1枚宛取り上げて基板
2の直線経路上の始端側に位置する送り部材6の
走行線上の所定位置に供給する供給部材103か
らなる。化粧紙40は第9図Aに示すように、そ
の展開形状は略正四角形であり、2本の平行した
ミシン目状折り目線40a,40bを有するとと
もに、該折り目線を境界として中央面40dと2
つの幅員長さの異なる耳縁部40c,40eとか
らなる。
上記化粧紙貯蔵部材102は、機台フレーム枠
1の前面から手前方向に突出し、その上端面を基
板2と同一水平面をなすように配設した化粧紙4
0の貯蔵箱104を有している。この貯蔵箱10
4は第1図及び第4図に示す如く、その上下面と
前面部を切欠開口して平面「」状に形成すると
ともに多数の化粧紙40を水平に積重ねて支持す
る支持台105が該貯蔵箱104内において上下
動可能に設けられている。また貯蔵箱104の左
側面部には、その長手方向略全長間に亘つて切欠
溝106を形成し、その切欠溝106を介して案
内軸107に上下摺動可能に嵌合された摺動体1
08を前記支持台105に固着する。なお、案内
軸107は貯蔵箱104の左側面上下端に固設さ
れたブラケツト109,110間に垂設されてい
る。
1の前面から手前方向に突出し、その上端面を基
板2と同一水平面をなすように配設した化粧紙4
0の貯蔵箱104を有している。この貯蔵箱10
4は第1図及び第4図に示す如く、その上下面と
前面部を切欠開口して平面「」状に形成すると
ともに多数の化粧紙40を水平に積重ねて支持す
る支持台105が該貯蔵箱104内において上下
動可能に設けられている。また貯蔵箱104の左
側面部には、その長手方向略全長間に亘つて切欠
溝106を形成し、その切欠溝106を介して案
内軸107に上下摺動可能に嵌合された摺動体1
08を前記支持台105に固着する。なお、案内
軸107は貯蔵箱104の左側面上下端に固設さ
れたブラケツト109,110間に垂設されてい
る。
前記フレーム枠1の前面には、貯蔵箱104と
同様に手前側に突出した2つのブラケツト11
1,112が適宜な間隔を在して固設されると共
に、一方のブラケツト112の基部と先端部とに
更に2つの副ブラケツト113と118を固着
し、副ブラケツト113にはウオーム歯車116
を固着したロツド117を、また他の副ブラケツ
ト118にはホイール120を固着したロツド1
19をそれぞれ回動可能に枢着し、そしてこれら
のロツド117,119の対向する各先端におい
て、クラツチ部材121を介設してこれら2軸を
連結する。前記ロツド119側には該ロツドと同
芯的にスプリング128を配設して前記クラツチ
部材121をロツド117方向に付勢せしめてロ
ツド117,119の2軸を常に連結状態とな
し、この状態からクラツチ部材121のレバー1
22を手動で操作して該クラツチ部材121をス
プリング128の付勢に抗してロツド119側に
摺動させることにより、ロツド117,119の
連結が解除されるように構成する。
同様に手前側に突出した2つのブラケツト11
1,112が適宜な間隔を在して固設されると共
に、一方のブラケツト112の基部と先端部とに
更に2つの副ブラケツト113と118を固着
し、副ブラケツト113にはウオーム歯車116
を固着したロツド117を、また他の副ブラケツ
ト118にはホイール120を固着したロツド1
19をそれぞれ回動可能に枢着し、そしてこれら
のロツド117,119の対向する各先端におい
て、クラツチ部材121を介設してこれら2軸を
連結する。前記ロツド119側には該ロツドと同
芯的にスプリング128を配設して前記クラツチ
部材121をロツド117方向に付勢せしめてロ
ツド117,119の2軸を常に連結状態とな
し、この状態からクラツチ部材121のレバー1
22を手動で操作して該クラツチ部材121をス
プリング128の付勢に抗してロツド119側に
摺動させることにより、ロツド117,119の
連結が解除されるように構成する。
上記ロツド119に固着されたホイール120
には、第4図に示す如くチエイン124を懸架
し、該チエイン124の一端に重錘123を固着
するとともに他端を前記摺動体108に止着す
る。また前記ロツド117に固着されたウオーム
歯車116には、前記ブラケツト111と副ブラ
ケツト113間に回動可能に軸支された水平ロツ
ド114の一端に固着したウオーム115が噛合
つている。この水平ロツド114には更にラチエ
ツト歯車129を固着するとともに、該ラチエツ
ト歯車129に噛合係合するラチエツト爪125
を有し、かつその一端部を空気圧シリンダ126
のピストン126aに連結した揺動レバー127
の基部がロツド114に遊合されている。なお、
図中130は上記空気圧シリンダ126の作動停
止を司るマイクロスイツチである。
には、第4図に示す如くチエイン124を懸架
し、該チエイン124の一端に重錘123を固着
するとともに他端を前記摺動体108に止着す
る。また前記ロツド117に固着されたウオーム
歯車116には、前記ブラケツト111と副ブラ
ケツト113間に回動可能に軸支された水平ロツ
ド114の一端に固着したウオーム115が噛合
つている。この水平ロツド114には更にラチエ
ツト歯車129を固着するとともに、該ラチエツ
ト歯車129に噛合係合するラチエツト爪125
を有し、かつその一端部を空気圧シリンダ126
のピストン126aに連結した揺動レバー127
の基部がロツド114に遊合されている。なお、
図中130は上記空気圧シリンダ126の作動停
止を司るマイクロスイツチである。
化粧紙供給部材103は、前記貯蔵箱104に
貯蔵された最上位の化粧紙1枚を吸着して送り部
材6の走行線上の所定位置に供給する供給桿13
1と、この供給桿131による化粧紙40の供給
時に、該供給桿を上下動せしめる昇降桿132か
らなる。供給桿131は第1図に示す如く平面逆
L字形状となし、その先端部131aの下面には
化粧紙40を一時的に吸着把持する吸着盤133
を設け、該吸着盤133は適宜な吸気装置(図示
せず)に接続され、また供給桿131の中央折曲
部131bの下面には、前記昇降桿132上を転
動する如く配設した転子134を設けると共に、
他方後端部131cにおいては、第3図に示す如
く、軸135にその基部を回動可能に嵌合したク
ランクレバー136の一端部とピボツト状に連結
して構成する。上記クランクレバー136の他端
部は、コネクテイングロツド137を介して水平
軸4に嵌合され、かつスプリング138の付勢に
よりカム139のカム面に常時接圧する如き構成
したカムローラー140を有するカムレバー14
1の一端部と連結している。従つて上記カム13
9がカム軸3の駆動で1回転することにより、供
給桿131はコネクテイングロツド137、クラ
ンクレバー136等を介して第1図の実線位置、
即ち貯蔵箱104の直上位置と、送り部材6の走
行線上の所定位置との間を転子134が昇降桿1
32上を転動しながら一往復運動されることにな
る。
貯蔵された最上位の化粧紙1枚を吸着して送り部
材6の走行線上の所定位置に供給する供給桿13
1と、この供給桿131による化粧紙40の供給
時に、該供給桿を上下動せしめる昇降桿132か
らなる。供給桿131は第1図に示す如く平面逆
L字形状となし、その先端部131aの下面には
化粧紙40を一時的に吸着把持する吸着盤133
を設け、該吸着盤133は適宜な吸気装置(図示
せず)に接続され、また供給桿131の中央折曲
部131bの下面には、前記昇降桿132上を転
動する如く配設した転子134を設けると共に、
他方後端部131cにおいては、第3図に示す如
く、軸135にその基部を回動可能に嵌合したク
ランクレバー136の一端部とピボツト状に連結
して構成する。上記クランクレバー136の他端
部は、コネクテイングロツド137を介して水平
軸4に嵌合され、かつスプリング138の付勢に
よりカム139のカム面に常時接圧する如き構成
したカムローラー140を有するカムレバー14
1の一端部と連結している。従つて上記カム13
9がカム軸3の駆動で1回転することにより、供
給桿131はコネクテイングロツド137、クラ
ンクレバー136等を介して第1図の実線位置、
即ち貯蔵箱104の直上位置と、送り部材6の走
行線上の所定位置との間を転子134が昇降桿1
32上を転動しながら一往復運動されることにな
る。
一方、上記昇降桿132は、基板2面上から離
隔して前記供給桿131の後端部131cと平行
状態で水平に、該供給桿131に設けた転子13
4がその上面を転動する如く配設すると共に、下
面には第3図に示すように、基板2と面一に配置
された案内142に穿設した孔内を滑動自在に挿
通する2本の案内ロツド143,144を垂下固
設し、そして一方のロツド143の下端部と、フ
レーム枠1に設けた軸145にその基部を回動可
能に嵌合したレバー146の先端部とをコネクテ
イングロツド147で連結する。更にこのレバー
146には、該レバーを第3図で軸145の回り
に時計方向の回転力を付与するスプリング148
を設けると共に、中間部においてコネクテイング
ロツド149の一端を連結している。そしてこの
コネクテイングロツド149の他端は、水平軸5
に嵌合され、カム150のカム面に常時接圧する
ように構成したカムローラー151を有するカム
レバー152の一端部に連結されている。従つて
上記昇降桿132は、カム150の1回転によ
り、レバー146と2本のコネクテイングロツド
147,149および案内ロツド143等を介し
て2工程に至り上下動されるものである。
隔して前記供給桿131の後端部131cと平行
状態で水平に、該供給桿131に設けた転子13
4がその上面を転動する如く配設すると共に、下
面には第3図に示すように、基板2と面一に配置
された案内142に穿設した孔内を滑動自在に挿
通する2本の案内ロツド143,144を垂下固
設し、そして一方のロツド143の下端部と、フ
レーム枠1に設けた軸145にその基部を回動可
能に嵌合したレバー146の先端部とをコネクテ
イングロツド147で連結する。更にこのレバー
146には、該レバーを第3図で軸145の回り
に時計方向の回転力を付与するスプリング148
を設けると共に、中間部においてコネクテイング
ロツド149の一端を連結している。そしてこの
コネクテイングロツド149の他端は、水平軸5
に嵌合され、カム150のカム面に常時接圧する
ように構成したカムローラー151を有するカム
レバー152の一端部に連結されている。従つて
上記昇降桿132は、カム150の1回転によ
り、レバー146と2本のコネクテイングロツド
147,149および案内ロツド143等を介し
て2工程に至り上下動されるものである。
ここで上記の供給桿131と昇降桿132の作
動関係を説明すると、初期状態においては、供給
桿131は貯蔵箱104に貯蔵された化粧紙40
の直上方位置(第1図実線位置)にあり、昇降桿
132は基板2面上から離隔した上昇位置にあ
る。この状態において、カム軸3を駆動しカム1
39,150を1回転せしめることにより、先ず
昇降桿132が下降され、これにより供給桿13
1の先端部131aも下降してその吸着盤133
を貯蔵箱104に貯蔵された最上位の化粧紙40
に接するようにし、該吸着盤によつて化粧紙40
を1枚宛吸着把持せしめる。その後昇降桿132
は元の離隔位置に上昇すると共に、供給桿131
はクランクレバー136の揺動運動により、その
転子134が前記上昇した昇降桿132上を転動
しながら該供給桿を貯蔵箱104上の位置から後
退運動せしめて吸着把持した化粧紙40を送り部
材6の走行線上の所定位置まで移送し、然る後、
該位置において昇降桿132を再度下降せしめる
と共に吸着盤133の吸引作用を停止して化粧紙
40を、その所定位置に供給する。この化粧紙4
0の供給後、昇降桿132は上昇し、供給桿13
1は元の初期状態の位置に復帰して1サイクルの
化粧紙40の供給作業を終了する。
動関係を説明すると、初期状態においては、供給
桿131は貯蔵箱104に貯蔵された化粧紙40
の直上方位置(第1図実線位置)にあり、昇降桿
132は基板2面上から離隔した上昇位置にあ
る。この状態において、カム軸3を駆動しカム1
39,150を1回転せしめることにより、先ず
昇降桿132が下降され、これにより供給桿13
1の先端部131aも下降してその吸着盤133
を貯蔵箱104に貯蔵された最上位の化粧紙40
に接するようにし、該吸着盤によつて化粧紙40
を1枚宛吸着把持せしめる。その後昇降桿132
は元の離隔位置に上昇すると共に、供給桿131
はクランクレバー136の揺動運動により、その
転子134が前記上昇した昇降桿132上を転動
しながら該供給桿を貯蔵箱104上の位置から後
退運動せしめて吸着把持した化粧紙40を送り部
材6の走行線上の所定位置まで移送し、然る後、
該位置において昇降桿132を再度下降せしめる
と共に吸着盤133の吸引作用を停止して化粧紙
40を、その所定位置に供給する。この化粧紙4
0の供給後、昇降桿132は上昇し、供給桿13
1は元の初期状態の位置に復帰して1サイクルの
化粧紙40の供給作業を終了する。
このように化粧紙40の供給作業は、昇降桿1
32が2工程に至り上下動する間に供給桿131
を一往復運動せしめて1枚の化粧紙40を送り部
材6の走行線上の所定位置に供給するように構成
しており、そしてこの両者の作動タイミングは全
てカム139,150のカム面の形状によつて決
定されるものである。
32が2工程に至り上下動する間に供給桿131
を一往復運動せしめて1枚の化粧紙40を送り部
材6の走行線上の所定位置に供給するように構成
しており、そしてこの両者の作動タイミングは全
てカム139,150のカム面の形状によつて決
定されるものである。
また、この化粧紙40の供給作業毎に該作業と
同期して、前述した化粧紙貯蔵部材102の空気
圧シリンダ126を作動せしめて、貯蔵箱104
内にある化粧紙40を僅少上昇せしめて、貯蔵さ
れている化粧紙の最上面を常に基板2と面一にな
るように構成している。即ち、空気圧シリンダ1
26の作動はピストン126aを介して揺動レバ
ー127を揺動運動せしめることにより、ラチエ
ツト爪125に噛合係合しているラチエツト歯車
129を水平ロツド114と共に1ピツチ分だけ
一方向に回転させ、この回転力をウオーム11
5、ウオーム歯車116およびクラツチ部材12
1を介してロツド119に固着したホイール12
0に伝達することによつて、該ホイール120に
掛るチエイン124を介して摺動体108、即ち
支持台105を上昇せしめるものである。
同期して、前述した化粧紙貯蔵部材102の空気
圧シリンダ126を作動せしめて、貯蔵箱104
内にある化粧紙40を僅少上昇せしめて、貯蔵さ
れている化粧紙の最上面を常に基板2と面一にな
るように構成している。即ち、空気圧シリンダ1
26の作動はピストン126aを介して揺動レバ
ー127を揺動運動せしめることにより、ラチエ
ツト爪125に噛合係合しているラチエツト歯車
129を水平ロツド114と共に1ピツチ分だけ
一方向に回転させ、この回転力をウオーム11
5、ウオーム歯車116およびクラツチ部材12
1を介してロツド119に固着したホイール12
0に伝達することによつて、該ホイール120に
掛るチエイン124を介して摺動体108、即ち
支持台105を上昇せしめるものである。
本実施例では、上記空気圧シリンダ126の1
回の作動による支持台105の上昇寸法は、1枚
の化粧紙40の厚み分(約0.1m/m)に相当する
ように設計されているのであるが、シリンダ12
6の誤動作或は外的要因により、支持台105が
その寸法より大きく上昇して貯蔵されている化粧
紙40の最上面が基板2面上より突出した場合、
該化粧紙の最上面がマイクロスイツチ130に当
接し、これにより、次回の化粧紙の供給作業にも
かゝわらず空気圧シリンダ126を作動させない
ように制御している。そして化粧紙40の供給作
業により、該化粧紙の最上面が基板2と面一にな
つたとき、上記マイクロスイツチ130による制
御が解除され、空気圧シリンダ126は再び作動
状態になるものである。
回の作動による支持台105の上昇寸法は、1枚
の化粧紙40の厚み分(約0.1m/m)に相当する
ように設計されているのであるが、シリンダ12
6の誤動作或は外的要因により、支持台105が
その寸法より大きく上昇して貯蔵されている化粧
紙40の最上面が基板2面上より突出した場合、
該化粧紙の最上面がマイクロスイツチ130に当
接し、これにより、次回の化粧紙の供給作業にも
かゝわらず空気圧シリンダ126を作動させない
ように制御している。そして化粧紙40の供給作
業により、該化粧紙の最上面が基板2と面一にな
つたとき、上記マイクロスイツチ130による制
御が解除され、空気圧シリンダ126は再び作動
状態になるものである。
化粧紙40が前述の供給部材103により順次
供給され、貯蔵箱104内の化粧紙がなくなる
と、作業者はクラツチ部材121のレバー122
を操作して該クラツチ部材によるロツド117と
119の連結を断ち、ロツド119をフリーにす
ることによつて、支持台105はその自重により
前記チエイン124に固着した重錘123の重量
に抗して下降する。そしてこの下降した支持台1
05上に貯蔵箱104の前面開口部から新たな化
粧紙40を積重ねて補充することができる。な
お、この化粧紙の補充の際、補充した化粧紙の最
上面は基板2と面一となるようにする。また第1
図中、153,154は基板2上に立設された案
内板であつて、化粧紙40の供給の際および供給
した化粧紙を送り部材6により次の折り立て装置
201に移送する際、該化粧紙を正しく案内する
ためのものである。
供給され、貯蔵箱104内の化粧紙がなくなる
と、作業者はクラツチ部材121のレバー122
を操作して該クラツチ部材によるロツド117と
119の連結を断ち、ロツド119をフリーにす
ることによつて、支持台105はその自重により
前記チエイン124に固着した重錘123の重量
に抗して下降する。そしてこの下降した支持台1
05上に貯蔵箱104の前面開口部から新たな化
粧紙40を積重ねて補充することができる。な
お、この化粧紙の補充の際、補充した化粧紙の最
上面は基板2と面一となるようにする。また第1
図中、153,154は基板2上に立設された案
内板であつて、化粧紙40の供給の際および供給
した化粧紙を送り部材6により次の折り立て装置
201に移送する際、該化粧紙を正しく案内する
ためのものである。
次に、化粧紙の折り立て装置201の詳細を第
1図、第2図A及び第5図を参照して説明する。
この化粧紙折り立て装置201は、化粧紙40の
折り立てに際し、該化粧紙の中央面40dを基板
2上に一時的に押圧して保持するための保持板2
02と、この保持した化粧紙40の両側から化粧
紙のミシン目状折り目線40a,40bに沿つ
て、その両耳縁部40c,40eを直立状に折り
立てる一対の折り立て棒203,204からな
る。
1図、第2図A及び第5図を参照して説明する。
この化粧紙折り立て装置201は、化粧紙40の
折り立てに際し、該化粧紙の中央面40dを基板
2上に一時的に押圧して保持するための保持板2
02と、この保持した化粧紙40の両側から化粧
紙のミシン目状折り目線40a,40bに沿つ
て、その両耳縁部40c,40eを直立状に折り
立てる一対の折り立て棒203,204からな
る。
図において、上記保持板202は化粧紙40の
中央面40dと略等しい面積を有し、両側長手方
向を斜めに面取りした平面矩形状の板体であつ
て、その上面一側には支桿205の一端が固着さ
れている。支桿205は、その基部を前記基板2
上の後方部に配設したブラケツト206の軸20
7に回動可能に嵌合されると共に、該支桿205
の中央基部側寄りと、水平軸4にその基部を嵌合
したカムレバー208の一端部との間にコネクテ
イングロツド209を連結して構成する。カムレ
バー208はカム軸3に固着されたカム210の
カム面を摺擦するカムローラー211を有し、そ
してこのカムローラー211をスプリング212
の付勢により常時カム210のカム面に接圧せし
めるようになす(第5図参照)。従つてこのカム
210の1回転により、コネクテイングロツド2
09を介して支桿205を軸207の回りに揺動
せしめることによつて、上記保持板202は送り
部材6の走行線上の位置において上下動されるこ
とになる。
中央面40dと略等しい面積を有し、両側長手方
向を斜めに面取りした平面矩形状の板体であつ
て、その上面一側には支桿205の一端が固着さ
れている。支桿205は、その基部を前記基板2
上の後方部に配設したブラケツト206の軸20
7に回動可能に嵌合されると共に、該支桿205
の中央基部側寄りと、水平軸4にその基部を嵌合
したカムレバー208の一端部との間にコネクテ
イングロツド209を連結して構成する。カムレ
バー208はカム軸3に固着されたカム210の
カム面を摺擦するカムローラー211を有し、そ
してこのカムローラー211をスプリング212
の付勢により常時カム210のカム面に接圧せし
めるようになす(第5図参照)。従つてこのカム
210の1回転により、コネクテイングロツド2
09を介して支桿205を軸207の回りに揺動
せしめることによつて、上記保持板202は送り
部材6の走行線上の位置において上下動されるこ
とになる。
一方、上記一対の折り立て棒203,204は
第1図及び第5図に示す如く、基板2の切欠開口
部において前記保持板202を挾んだ対角線上の
位置に夫々対向し、かつその長手方向が基板2の
直線経路に沿う方向に平行して配設されており、
そして一方の折り立て棒203は、フレーム枠1
の適所に担持された固定軸215に回動可能に嵌
合する揺動アーム216の先端部に止着されると
共に、他方の折り立て棒204は、これもフレー
ム枠1の適所に担持された別の固定軸217に、
その基部を回動可能に嵌合するクランクレバー2
18の長桿218aの先端に、その一端をピボツ
ト式に連結した桿219の先端側に止着されてい
る。上記揺動アーム216の後端部において、前
記クランクレバー218の長桿218aとの間に
コネクテイングロツド220を連結し、更にこの
クランクレバー218の短桿218bと、水平軸
4にその基部を嵌合したカムレバー221の一端
部との間にコネクテイングロツド222を連結し
て構成する。カムレバー221はカム軸3に固着
されたカム223のカム面を摺擦するカムローラ
ー224を有し、そしてこのカムローラー224
をスプリング225の付勢により常時カム223
のカム面に接圧せしめるようになす(第5図参
照)。しかしてカム軸3を駆動し、カム223を
1回転せしめることにより、コネクテイングロツ
ド222、クランクレバー218及び桿219を
介して一方の折り立て棒204は第5図で矢印S
方向に前進する。そしてこの折り立て棒204の
前進と同期して、前記クランクレバー218の運
動をコネクテイングロツド220を介して揺動ア
ーム216に伝達せしめ、これにより揺動アーム
216が固定軸215の回りに揺動運動すること
によつて、他の折り立て棒203も矢印T方向
(第5図)に弧形状に前進されることになる。
第1図及び第5図に示す如く、基板2の切欠開口
部において前記保持板202を挾んだ対角線上の
位置に夫々対向し、かつその長手方向が基板2の
直線経路に沿う方向に平行して配設されており、
そして一方の折り立て棒203は、フレーム枠1
の適所に担持された固定軸215に回動可能に嵌
合する揺動アーム216の先端部に止着されると
共に、他方の折り立て棒204は、これもフレー
ム枠1の適所に担持された別の固定軸217に、
その基部を回動可能に嵌合するクランクレバー2
18の長桿218aの先端に、その一端をピボツ
ト式に連結した桿219の先端側に止着されてい
る。上記揺動アーム216の後端部において、前
記クランクレバー218の長桿218aとの間に
コネクテイングロツド220を連結し、更にこの
クランクレバー218の短桿218bと、水平軸
4にその基部を嵌合したカムレバー221の一端
部との間にコネクテイングロツド222を連結し
て構成する。カムレバー221はカム軸3に固着
されたカム223のカム面を摺擦するカムローラ
ー224を有し、そしてこのカムローラー224
をスプリング225の付勢により常時カム223
のカム面に接圧せしめるようになす(第5図参
照)。しかしてカム軸3を駆動し、カム223を
1回転せしめることにより、コネクテイングロツ
ド222、クランクレバー218及び桿219を
介して一方の折り立て棒204は第5図で矢印S
方向に前進する。そしてこの折り立て棒204の
前進と同期して、前記クランクレバー218の運
動をコネクテイングロツド220を介して揺動ア
ーム216に伝達せしめ、これにより揺動アーム
216が固定軸215の回りに揺動運動すること
によつて、他の折り立て棒203も矢印T方向
(第5図)に弧形状に前進されることになる。
尚、上記一対の折り立て棒203,204は、
特に図示しないが、その長手方向に芯棒を設け、
この芯棒に樹脂製のロールを同芯的に嵌挿して折
り立て棒203,204の作動時に化粧紙40の
両耳縁部40c,40e或いは基板2面に接触す
る前記ロールを自転するように構成するとよい。
特に図示しないが、その長手方向に芯棒を設け、
この芯棒に樹脂製のロールを同芯的に嵌挿して折
り立て棒203,204の作動時に化粧紙40の
両耳縁部40c,40e或いは基板2面に接触す
る前記ロールを自転するように構成するとよい。
化粧紙折り立て装置201を上述のように構成
することにより、送り部材6により該装置201
の所定位置まで移送された化粧紙40は、保持板
202の下降により、先ずその中央面40dが基
板2上に押圧保持される。この保持板202によ
る化粧紙の押圧作用で該化粧紙は基板2上に一時
的に保持されるとともにその両耳縁部40c,4
0eの外側が若干浮上し、そしてこの浮上した下
面両側から一対の折り立て棒203,204を前
進転入せしめて第9図B及び第9図Cに示す如く
両耳縁部40c,40eをそのミシン目状折り目
線40a,40bに沿つて直立状に折り立てるも
のである。然る後、折り立て棒203,204を
元の位置(第5図実線位置)に復帰せしめると共
に、保持板202も上昇せしめて折り立てた化粧
紙40の押圧作用を解除することにより1サイク
ルの折り立て作業が完了する。
することにより、送り部材6により該装置201
の所定位置まで移送された化粧紙40は、保持板
202の下降により、先ずその中央面40dが基
板2上に押圧保持される。この保持板202によ
る化粧紙の押圧作用で該化粧紙は基板2上に一時
的に保持されるとともにその両耳縁部40c,4
0eの外側が若干浮上し、そしてこの浮上した下
面両側から一対の折り立て棒203,204を前
進転入せしめて第9図B及び第9図Cに示す如く
両耳縁部40c,40eをそのミシン目状折り目
線40a,40bに沿つて直立状に折り立てるも
のである。然る後、折り立て棒203,204を
元の位置(第5図実線位置)に復帰せしめると共
に、保持板202も上昇せしめて折り立てた化粧
紙40の押圧作用を解除することにより1サイク
ルの折り立て作業が完了する。
このようにして折り立て装置201により、そ
の両耳縁部を直立状に折り立てられた化粧紙40
は、次に送り部材6の間歇走行によつてその折り
立て状態を維持しながら次の作業位置、即ち靴下
と台紙の供給作業及びその靴下の折り畳み作業の
ための所定位置まで移送されることになる。そし
てこれらの作業位置付近から後述する靴下転送作
業の直前位置までの間、即ち切欠溝8の終端部付
近までの間において、基板2の直線経路に沿う長
手方向に直立した2条の案内板41,42が夫々
平行して基板2上に配設されている。この案内板
41,42は化粧紙40の中央面40dの幅員寸
法と略同等の幅を有して配設され、前記折り立て
られた化粧紙40を安定した状態で正しく基板2
の直線経路上を移送するようになし、そして一方
の案内板41には、その途中から終端部において
基板2の水平面に平行するように折り曲げて前記
折り立てられた化粧紙40の一方の耳縁部40c
を直立状から更に内側に折り込むための折曲部4
1aを形成されている。
の両耳縁部を直立状に折り立てられた化粧紙40
は、次に送り部材6の間歇走行によつてその折り
立て状態を維持しながら次の作業位置、即ち靴下
と台紙の供給作業及びその靴下の折り畳み作業の
ための所定位置まで移送されることになる。そし
てこれらの作業位置付近から後述する靴下転送作
業の直前位置までの間、即ち切欠溝8の終端部付
近までの間において、基板2の直線経路に沿う長
手方向に直立した2条の案内板41,42が夫々
平行して基板2上に配設されている。この案内板
41,42は化粧紙40の中央面40dの幅員寸
法と略同等の幅を有して配設され、前記折り立て
られた化粧紙40を安定した状態で正しく基板2
の直線経路上を移送するようになし、そして一方
の案内板41には、その途中から終端部において
基板2の水平面に平行するように折り曲げて前記
折り立てられた化粧紙40の一方の耳縁部40c
を直立状から更に内側に折り込むための折曲部4
1aを形成されている。
前述した如く、送り部材6によつて化粧紙折り
立て装置201から台紙の供給作業及び靴下の折
り畳み作業のための所定位置まで移送されてきた
折り立て状化粧紙40は、該位置において、先ず
1個の靴下60が作業者の手によりその化粧紙4
0の中央面40d上に上載されることになる。即
ち、この作業位置付近には第1図及び第6図に示
すように、基板2上に立設されたブラケツト61
により、該基板の一部を覆うように1枚の作業テ
ーブル62が水平に配設されている。そしてこの
作業テーブル62上には予め適宜長さに揃えられ
た多数の靴下60が積み重ねて置かれている。ま
た作業テーブル62の下面には案内63を止着
し、この案内63の溝部(図示せず)に摺動可能
に靴下の載置板64を配設する。載置板64は前
記ブラケツト61に水平に止着された空気圧シリ
ンダ65のピストン65aに連結しており、従つ
て該シリンダ65の作動によるピストン65aの
往復動で、載置板64は案内63の溝に沿つて作
業テーブル62の一側において出没可能に構成さ
れている。今、図における載置板64は、作業テ
ーブル62の一側から前方に突出した状態にあ
り、この突出位置は、基板2の直線経路上の直上
方でかつ後述する靴下折り畳み装置401の一対
の折り畳み板402,403間の内側、即ち前記
移送された折り立て状化粧紙40の中央面40d
の存在する直上方位置にある。この状態におい
て、作業者は自身の手により作業テーブル62上
にある靴下60を1個宛取り上げ、そしてその靴
下60の中央部が前記載置板64上に、また靴下
の両側部を前記靴下折り畳み装置401の一対の
折り畳み板402,403上に位置するように該
靴下60を略伸張状態で載置する。然る後、上記
載置板64のみを空気圧シリンダ65の作動で作
業テーブル62内に引つ込めることにより、該載
置板上に載置されていた靴下60の中央部は自然
落下して化粧紙40の中央面40d上に上載され
ることになる(この状態を第9図Dに示す)。
立て装置201から台紙の供給作業及び靴下の折
り畳み作業のための所定位置まで移送されてきた
折り立て状化粧紙40は、該位置において、先ず
1個の靴下60が作業者の手によりその化粧紙4
0の中央面40d上に上載されることになる。即
ち、この作業位置付近には第1図及び第6図に示
すように、基板2上に立設されたブラケツト61
により、該基板の一部を覆うように1枚の作業テ
ーブル62が水平に配設されている。そしてこの
作業テーブル62上には予め適宜長さに揃えられ
た多数の靴下60が積み重ねて置かれている。ま
た作業テーブル62の下面には案内63を止着
し、この案内63の溝部(図示せず)に摺動可能
に靴下の載置板64を配設する。載置板64は前
記ブラケツト61に水平に止着された空気圧シリ
ンダ65のピストン65aに連結しており、従つ
て該シリンダ65の作動によるピストン65aの
往復動で、載置板64は案内63の溝に沿つて作
業テーブル62の一側において出没可能に構成さ
れている。今、図における載置板64は、作業テ
ーブル62の一側から前方に突出した状態にあ
り、この突出位置は、基板2の直線経路上の直上
方でかつ後述する靴下折り畳み装置401の一対
の折り畳み板402,403間の内側、即ち前記
移送された折り立て状化粧紙40の中央面40d
の存在する直上方位置にある。この状態におい
て、作業者は自身の手により作業テーブル62上
にある靴下60を1個宛取り上げ、そしてその靴
下60の中央部が前記載置板64上に、また靴下
の両側部を前記靴下折り畳み装置401の一対の
折り畳み板402,403上に位置するように該
靴下60を略伸張状態で載置する。然る後、上記
載置板64のみを空気圧シリンダ65の作動で作
業テーブル62内に引つ込めることにより、該載
置板上に載置されていた靴下60の中央部は自然
落下して化粧紙40の中央面40d上に上載され
ることになる(この状態を第9図Dに示す)。
このようにして1個の靴下60が略伸張状態
で、その中央部が折り立て状化粧紙40の中央面
40d上に、そしてこの靴下の両側部が一対の折
り畳み板402,403上に上載されると、次
に、この上載された靴下60の中央部に重合する
ように1枚の台紙が台紙供給装置301から供給
されるものである。以下、この台紙供給装置30
1の詳細を第1図、第2図A及び第7図を参照し
て説明する。
で、その中央部が折り立て状化粧紙40の中央面
40d上に、そしてこの靴下の両側部が一対の折
り畳み板402,403上に上載されると、次
に、この上載された靴下60の中央部に重合する
ように1枚の台紙が台紙供給装置301から供給
されるものである。以下、この台紙供給装置30
1の詳細を第1図、第2図A及び第7図を参照し
て説明する。
図示した台紙供給装置301は、所定形状の多
数枚の台紙50を直立状態で予め集積貯蔵してお
く台紙貯蔵箱302と、該貯蔵箱302に貯蔵さ
れた最前部の台紙1枚宛を一時的に吸着把持して
前記移送された折り立て状化粧紙40の中央面4
0d上に上載されている靴下60の中央部に重合
するように供給する台紙供給部材303からな
る。
数枚の台紙50を直立状態で予め集積貯蔵してお
く台紙貯蔵箱302と、該貯蔵箱302に貯蔵さ
れた最前部の台紙1枚宛を一時的に吸着把持して
前記移送された折り立て状化粧紙40の中央面4
0d上に上載されている靴下60の中央部に重合
するように供給する台紙供給部材303からな
る。
上記の台紙貯蔵箱302は、その上面と前後両
側の三方を開口した断面「」形状の箱体であつ
て、前記化粧紙折り立て装置201付近において
基板2の直線経路から外れた位置に一対の脚30
4,305によつてその長手方向を前方に向つて
低く傾斜する如く配設されている。またこの貯蔵
箱302には特に図示しないが、直立状に貯蔵し
た多数の台紙50をその最後部から一定の押送力
で前方へ押付けるための部材が設けられており、
そしてこの部材により押付けられた台紙50はそ
の最前部において貯蔵箱302に止着された複数
個の係止爪(図示せず)によつて支持されてい
る。従つて貯蔵箱302内に貯蔵されている台紙
50は、台紙供給部材303によりその最前部の
台紙から次々と取り出されても貯蔵箱内にある台
紙50は前記押付け部材によつて順次前進せら
れ、台紙の最前部は常に貯蔵箱302の前面位置
に配置されるものである。
側の三方を開口した断面「」形状の箱体であつ
て、前記化粧紙折り立て装置201付近において
基板2の直線経路から外れた位置に一対の脚30
4,305によつてその長手方向を前方に向つて
低く傾斜する如く配設されている。またこの貯蔵
箱302には特に図示しないが、直立状に貯蔵し
た多数の台紙50をその最後部から一定の押送力
で前方へ押付けるための部材が設けられており、
そしてこの部材により押付けられた台紙50はそ
の最前部において貯蔵箱302に止着された複数
個の係止爪(図示せず)によつて支持されてい
る。従つて貯蔵箱302内に貯蔵されている台紙
50は、台紙供給部材303によりその最前部の
台紙から次々と取り出されても貯蔵箱内にある台
紙50は前記押付け部材によつて順次前進せら
れ、台紙の最前部は常に貯蔵箱302の前面位置
に配置されるものである。
一方、前記台紙供給部材303は第7図に示す
如く、基板2の後端部に配設された側面「」形
状の架台310を有し、そしてこの架台310の
平行した2本の垂直部310a,310b間の上
端には回動かつ摺動可能な軸311が水平に軸架
されている。この軸311には、その後方部にお
いて該軸の全長の約2分の1程度をスプライン軸
311aとして形成し、該スプライン軸311a
に歯車312を摺動可能に嵌入する。また軸31
1側には、スプライン軸311a寄りに鍔型ブラ
ケツト313を固着し、垂直部310aから前方
に突出した先端部分には逆L字状ブラケツト31
4を固着すると共に、鍔型ブラケツト313に形
成した凹部313aにはクランクレバー315の
長桿側上端部に配設したローラー316を係合せ
しめ、一方前記逆L字状ブラケツト314には空
気圧シリンダ317を固着し、該シリンダ317
のピストン317aに適宜な吸気装置(図示せ
ず)に接続された吸着盤318を止着する。前記
架台310の一方の垂直部310b側には、前記
スプライン軸311aに摺動可能に嵌入した歯車
312の軸方向の摺動を係止するブラケツト31
9が固着されている。そしてこのブラケツト31
9には垂直方向に溝(図示せず)が形成され、該
溝内に前記歯車312に噛合するラツク320が
上下に滑動自在に嵌入されている。前記架台31
0の2つの垂直部310a,310bを連結する
水平部310cには前記軸311と直交方向に固
定軸321を止着し、該固定軸321の一端に三
角状の揺動板322の基部を回動可能に枢着し、
この揺動板322の一端上方部に穿設した長孔3
22aに前記ラツク320の下端部に止着したピ
ン323を係合せしめる。更に揺動板322の一
端下方部においてコネクテイングロツド324の
一側を連結し、該コネクテイングロツド324の
他側を水平軸4にその基部を嵌合したカムレバー
325の一端部に連結する。カムレバー325は
カム軸3に固着されたカム326のカム面を摺擦
するカムローラー327を有し、そしてこのカム
ローラー327をスプリング328の付勢により
常時カム326のカム面に接圧するように構成す
る。しかして上記カム326を回転せしめること
により、揺動板322はコネクテイングロツド3
24を介して固定軸321の回りに揺動し、これ
によりラツク320が上下動して該ラツク320
に噛合う歯車312がスプライン軸311aと共
に回動し、結果軸311を回転せしめるものであ
る。軸311の回動量は前記カム326の形状に
よつて決定されるもので、最初該軸311は正面
(第2図A方向)から見て反時計方向に90゜回動
され、その後若干の休止期間において時計方向原
位置に90゜回動復帰されるものである。上記固定
軸321の他端には、更に前記クランクレバー3
15の基部が回動可能に枢着されており、そして
このクランクレバー315の短桿側と、水平軸4
にその基部を嵌合したカムレバー330の一端部
との間にコネクテイングロツド331が連結され
ている。上記カムレバー330にはカム軸3に固
着されたカム332のカム面に摺擦するカムロー
ラー333が設けられており、そしてこのカムロ
ーラー333をスプリング334の付勢により常
時カム332のカム面に接圧するようになす。従
つてこのカム332の回転により前記クランクレ
バー315はコネクテイングロツド331を介し
て固定軸321の回りに揺動し、このクランクレ
バー315の揺動によつて鍔型ブラケツト313
の凹部313aに係合するローラー316が該鍔
型ブラケツトを押し、これにより、軸311、ス
プライン軸311aを第7図で矢印W方向に前後
摺動せしめるものである。
如く、基板2の後端部に配設された側面「」形
状の架台310を有し、そしてこの架台310の
平行した2本の垂直部310a,310b間の上
端には回動かつ摺動可能な軸311が水平に軸架
されている。この軸311には、その後方部にお
いて該軸の全長の約2分の1程度をスプライン軸
311aとして形成し、該スプライン軸311a
に歯車312を摺動可能に嵌入する。また軸31
1側には、スプライン軸311a寄りに鍔型ブラ
ケツト313を固着し、垂直部310aから前方
に突出した先端部分には逆L字状ブラケツト31
4を固着すると共に、鍔型ブラケツト313に形
成した凹部313aにはクランクレバー315の
長桿側上端部に配設したローラー316を係合せ
しめ、一方前記逆L字状ブラケツト314には空
気圧シリンダ317を固着し、該シリンダ317
のピストン317aに適宜な吸気装置(図示せ
ず)に接続された吸着盤318を止着する。前記
架台310の一方の垂直部310b側には、前記
スプライン軸311aに摺動可能に嵌入した歯車
312の軸方向の摺動を係止するブラケツト31
9が固着されている。そしてこのブラケツト31
9には垂直方向に溝(図示せず)が形成され、該
溝内に前記歯車312に噛合するラツク320が
上下に滑動自在に嵌入されている。前記架台31
0の2つの垂直部310a,310bを連結する
水平部310cには前記軸311と直交方向に固
定軸321を止着し、該固定軸321の一端に三
角状の揺動板322の基部を回動可能に枢着し、
この揺動板322の一端上方部に穿設した長孔3
22aに前記ラツク320の下端部に止着したピ
ン323を係合せしめる。更に揺動板322の一
端下方部においてコネクテイングロツド324の
一側を連結し、該コネクテイングロツド324の
他側を水平軸4にその基部を嵌合したカムレバー
325の一端部に連結する。カムレバー325は
カム軸3に固着されたカム326のカム面を摺擦
するカムローラー327を有し、そしてこのカム
ローラー327をスプリング328の付勢により
常時カム326のカム面に接圧するように構成す
る。しかして上記カム326を回転せしめること
により、揺動板322はコネクテイングロツド3
24を介して固定軸321の回りに揺動し、これ
によりラツク320が上下動して該ラツク320
に噛合う歯車312がスプライン軸311aと共
に回動し、結果軸311を回転せしめるものであ
る。軸311の回動量は前記カム326の形状に
よつて決定されるもので、最初該軸311は正面
(第2図A方向)から見て反時計方向に90゜回動
され、その後若干の休止期間において時計方向原
位置に90゜回動復帰されるものである。上記固定
軸321の他端には、更に前記クランクレバー3
15の基部が回動可能に枢着されており、そして
このクランクレバー315の短桿側と、水平軸4
にその基部を嵌合したカムレバー330の一端部
との間にコネクテイングロツド331が連結され
ている。上記カムレバー330にはカム軸3に固
着されたカム332のカム面に摺擦するカムロー
ラー333が設けられており、そしてこのカムロ
ーラー333をスプリング334の付勢により常
時カム332のカム面に接圧するようになす。従
つてこのカム332の回転により前記クランクレ
バー315はコネクテイングロツド331を介し
て固定軸321の回りに揺動し、このクランクレ
バー315の揺動によつて鍔型ブラケツト313
の凹部313aに係合するローラー316が該鍔
型ブラケツトを押し、これにより、軸311、ス
プライン軸311aを第7図で矢印W方向に前後
摺動せしめるものである。
ここで上述の台紙供給装置301の作動をまと
めて説明すると、先ず最初に軸311を反時計方
向に90゜回動せしめて、該軸の先端に設けた空気
圧シリンダ317を第2図Aに示す直立状から水
平状(矢印U方向への回動)となし、吸着盤31
8を貯蔵箱302に貯蔵された台紙50の略中央
面に対向せしめる。この状態から空気圧シリンダ
317を作動しピストン317aとともに吸着盤
318を前後に往復動せしめて前記貯蔵箱302
に貯蔵された最前部の台紙1枚宛を該吸着盤31
8により吸着把持せしめる。そしてこの吸着把持
した台紙50とともに空気圧シリンダ317を前
記軸311の90゜回動復帰により水平状から元の
直立状(このとき吸着把持された台紙50は水平
状となる)に戻した後、次に軸311の矢印W方
向の前進により、前記吸着把持した台紙50を送
り部材6の走行中心線上の位置、即ち折り立て状
化粧紙40の中央面40dに上載されている靴下
60の中央部の直上方の位置まで前進せしめる。
然る後、前記空気圧シリンダ317を再度作動し
ピストン317aとともに吸着盤318を上記靴
下60の中央部の直上方位置で上下に往復動せし
め、またこのときに吸着盤318の吸引作用を停
止してそれまで吸着把持していた台紙50を解放
することによつて、該台紙50は靴下60の中央
部に供給される。この台紙供給後、空気圧シリン
ダ317は軸311の矢印W方向の後退により直
ちに原位置に復帰して1サイクルの台紙供給作業
を終了する。
めて説明すると、先ず最初に軸311を反時計方
向に90゜回動せしめて、該軸の先端に設けた空気
圧シリンダ317を第2図Aに示す直立状から水
平状(矢印U方向への回動)となし、吸着盤31
8を貯蔵箱302に貯蔵された台紙50の略中央
面に対向せしめる。この状態から空気圧シリンダ
317を作動しピストン317aとともに吸着盤
318を前後に往復動せしめて前記貯蔵箱302
に貯蔵された最前部の台紙1枚宛を該吸着盤31
8により吸着把持せしめる。そしてこの吸着把持
した台紙50とともに空気圧シリンダ317を前
記軸311の90゜回動復帰により水平状から元の
直立状(このとき吸着把持された台紙50は水平
状となる)に戻した後、次に軸311の矢印W方
向の前進により、前記吸着把持した台紙50を送
り部材6の走行中心線上の位置、即ち折り立て状
化粧紙40の中央面40dに上載されている靴下
60の中央部の直上方の位置まで前進せしめる。
然る後、前記空気圧シリンダ317を再度作動し
ピストン317aとともに吸着盤318を上記靴
下60の中央部の直上方位置で上下に往復動せし
め、またこのときに吸着盤318の吸引作用を停
止してそれまで吸着把持していた台紙50を解放
することによつて、該台紙50は靴下60の中央
部に供給される。この台紙供給後、空気圧シリン
ダ317は軸311の矢印W方向の後退により直
ちに原位置に復帰して1サイクルの台紙供給作業
を終了する。
このようにして1枚の台紙50が台紙供給装置
301により靴下60の中央部に重合状態で供給
されると、次にこの台紙50上に靴下60の両側
が靴下折り畳み装置401の一対の折り畳み板4
02,403により折り畳まれることになる。以
下、この靴下折り畳み装置401の詳細を第1
図、第2図A及び第6図を参照して説明すること
にする。
301により靴下60の中央部に重合状態で供給
されると、次にこの台紙50上に靴下60の両側
が靴下折り畳み装置401の一対の折り畳み板4
02,403により折り畳まれることになる。以
下、この靴下折り畳み装置401の詳細を第1
図、第2図A及び第6図を参照して説明すること
にする。
図示した靴下折り畳み装置401は、台紙50
の長手方向の寸法と略等しい間隔を設けて対面状
に配設した一対の折り畳み板402,403を有
し、そしてこの一対の折り畳み板402,403
は基板2の直線経路内において送り部材6の走行
に障害をとらない程度に該基板2の面上から直上
方に離隔し、かつその対面する側が下向きとなる
ようにやゝ傾斜した状態で配置されている。折り
畳み板402の側面一端部には前記基板2の水平
面に平行し、かつ該基板の直線経路に直交する方
向にブラケツト402aを介して回動軸405を
止着し、該回動軸405は基板2に固設された軸
受406に回動可能に軸支されると共に、その後
端部において歯車407を固着している。前記軸
受406の一端にブラケツト408を止着し、該
ブラケツト408にはその垂直方向に溝(図示せ
ず)を形成し、そしてこの溝内に前記歯車407
に噛合するラツク409を上下方向に滑動自在に
嵌入する。このラツク409の下端部にはピン4
10を止着し、該ピン410を揺動レバー411
の長孔411aに係合せしめる。揺動レバー41
1はその基部をフレーム枠1の適所に担持された
軸412に回動可能に嵌合されると共に、その一
端にはコネクテイングロツド413の一側を連結
している。またコネクテイングロツド413の他
側は、水平軸4にその基部を嵌合したカムレバー
414の一端部に連結されており、該カムレバー
414はカム軸3に固着されたカム415のカム
面に摺擦するカムローラー416を有し、そして
このカムローラー416をスプリング417の付
勢により常時カム415のカム面に接圧するよう
に構成する。しかして上記カム415の回転でコ
ネクテイングロツド413を上下動せしめて揺動
レバー411を軸412の回りに揺動せしめるこ
とにより、ラツク409が上下動して該ラツクに
噛合う歯車407を回動軸405とともに回動せ
しめ、これにより折り畳み板402を第2図Aで
矢印X方向に往復揺動運動せしめるものである。
従つてこの折り畳み板402上に靴下60の片側
部が載置されておれば該折り畳み板402の揺動
運動で先ず靴下の片側部分が台紙50上に折り畳
まれることになる(第9図E参照)。
の長手方向の寸法と略等しい間隔を設けて対面状
に配設した一対の折り畳み板402,403を有
し、そしてこの一対の折り畳み板402,403
は基板2の直線経路内において送り部材6の走行
に障害をとらない程度に該基板2の面上から直上
方に離隔し、かつその対面する側が下向きとなる
ようにやゝ傾斜した状態で配置されている。折り
畳み板402の側面一端部には前記基板2の水平
面に平行し、かつ該基板の直線経路に直交する方
向にブラケツト402aを介して回動軸405を
止着し、該回動軸405は基板2に固設された軸
受406に回動可能に軸支されると共に、その後
端部において歯車407を固着している。前記軸
受406の一端にブラケツト408を止着し、該
ブラケツト408にはその垂直方向に溝(図示せ
ず)を形成し、そしてこの溝内に前記歯車407
に噛合するラツク409を上下方向に滑動自在に
嵌入する。このラツク409の下端部にはピン4
10を止着し、該ピン410を揺動レバー411
の長孔411aに係合せしめる。揺動レバー41
1はその基部をフレーム枠1の適所に担持された
軸412に回動可能に嵌合されると共に、その一
端にはコネクテイングロツド413の一側を連結
している。またコネクテイングロツド413の他
側は、水平軸4にその基部を嵌合したカムレバー
414の一端部に連結されており、該カムレバー
414はカム軸3に固着されたカム415のカム
面に摺擦するカムローラー416を有し、そして
このカムローラー416をスプリング417の付
勢により常時カム415のカム面に接圧するよう
に構成する。しかして上記カム415の回転でコ
ネクテイングロツド413を上下動せしめて揺動
レバー411を軸412の回りに揺動せしめるこ
とにより、ラツク409が上下動して該ラツクに
噛合う歯車407を回動軸405とともに回動せ
しめ、これにより折り畳み板402を第2図Aで
矢印X方向に往復揺動運動せしめるものである。
従つてこの折り畳み板402上に靴下60の片側
部が載置されておれば該折り畳み板402の揺動
運動で先ず靴下の片側部分が台紙50上に折り畳
まれることになる(第9図E参照)。
一方、他の折り畳み板403にも上述の折り畳
み板402と同様に、その後端に歯車421を有
しかつ軸受422に回動可能に軸支された回動軸
420がブラケツト420aを介して止着され、
ブラケツト423の垂直溝に嵌入されたラツク4
24が前記歯車421に噛合つている。そしてこ
のラツク424の下端部には揺動レバー425
(第2図A)が連結されるとともに該揺動レバー
425と、水平軸4にその基部を嵌合したカムレ
バー426との間にコネクテイングロツド427
を連結し、更にこのカムレバー426にはカム軸
3に固着されたカム428のカム面に摺擦するカ
ムローラー429を設け、そしてこのカムローラ
ー429をスプリング(図示せず)の付勢により
常時カム428のカム面に接圧せしめて構成す
る。このように折り畳み板403は前述した一方
の折り畳み板402と全く同一の構造を有し、同
じ作用を若干タイミングをずらせてカム428の
回転により行うものである。即ち該カム428の
回転はコネクテイングロツド427、揺動レバー
425及びラツク424に噛合う歯車421を介
して回動軸420を回動せしめることにより、折
り畳み板403を第2図Aで矢印Y方向に往復揺
動運動せしめて該折り畳み板403上に載置され
ている靴下60の他の片側部分を台紙50上に折
り畳むものである(第9図F参照)。
み板402と同様に、その後端に歯車421を有
しかつ軸受422に回動可能に軸支された回動軸
420がブラケツト420aを介して止着され、
ブラケツト423の垂直溝に嵌入されたラツク4
24が前記歯車421に噛合つている。そしてこ
のラツク424の下端部には揺動レバー425
(第2図A)が連結されるとともに該揺動レバー
425と、水平軸4にその基部を嵌合したカムレ
バー426との間にコネクテイングロツド427
を連結し、更にこのカムレバー426にはカム軸
3に固着されたカム428のカム面に摺擦するカ
ムローラー429を設け、そしてこのカムローラ
ー429をスプリング(図示せず)の付勢により
常時カム428のカム面に接圧せしめて構成す
る。このように折り畳み板403は前述した一方
の折り畳み板402と全く同一の構造を有し、同
じ作用を若干タイミングをずらせてカム428の
回転により行うものである。即ち該カム428の
回転はコネクテイングロツド427、揺動レバー
425及びラツク424に噛合う歯車421を介
して回動軸420を回動せしめることにより、折
り畳み板403を第2図Aで矢印Y方向に往復揺
動運動せしめて該折り畳み板403上に載置され
ている靴下60の他の片側部分を台紙50上に折
り畳むものである(第9図F参照)。
斯くして折り畳まれた靴下60は第9図F及び
第9図Gに示す如く、化粧紙40の中央面40d
上において靴下60の中央部に台紙50を介して
その左右両側部が二段に積み重ね状態で嵩高く折
り畳まれており、従つてこの状態では化粧紙40
の両耳縁部40c,40eの内、特に片方の耳縁
部40eを内側に折り込むに際し、該折り込み作
業に支障を起たす原因ともなりかねない。仮りに
支障なく折り込めたとしても、その折り込み状態
は嵩が高く、これでは最終の外装袋への挿入作業
の際にも支障を起たす原因となる。そこで本発明
では、この折り込み作業の前に嵩高く折り畳まれ
た靴下60をその上面から押圧して扁平状に整形
して次の折り込み作業や最終外装袋への挿入作業
を容易にするための靴下整形装置501が前述の
靴下折り畳み作業位置の次位に設けられているも
のである。次に、この靴下整形装置501の詳細
を第1図及び第2図Aを参照して説明する。
第9図Gに示す如く、化粧紙40の中央面40d
上において靴下60の中央部に台紙50を介して
その左右両側部が二段に積み重ね状態で嵩高く折
り畳まれており、従つてこの状態では化粧紙40
の両耳縁部40c,40eの内、特に片方の耳縁
部40eを内側に折り込むに際し、該折り込み作
業に支障を起たす原因ともなりかねない。仮りに
支障なく折り込めたとしても、その折り込み状態
は嵩が高く、これでは最終の外装袋への挿入作業
の際にも支障を起たす原因となる。そこで本発明
では、この折り込み作業の前に嵩高く折り畳まれ
た靴下60をその上面から押圧して扁平状に整形
して次の折り込み作業や最終外装袋への挿入作業
を容易にするための靴下整形装置501が前述の
靴下折り畳み作業位置の次位に設けられているも
のである。次に、この靴下整形装置501の詳細
を第1図及び第2図Aを参照して説明する。
前述の如く化粧紙40の中央面40d上におい
て台紙50に巻付け状に折り畳まれた靴下60
は、該化粧紙40とともに送り部材6の間歇走行
によつてその折り畳み位置から靴下整形装置50
1の所定位置まで移送されてくることになる。そ
してこの移送途上において、化粧紙40の一方の
耳縁部40cは前述した案内板41の折曲部41
aによつて直立状から内側に向つて徐々に折り込
まれて行くものである(第9図H参照)。
て台紙50に巻付け状に折り畳まれた靴下60
は、該化粧紙40とともに送り部材6の間歇走行
によつてその折り畳み位置から靴下整形装置50
1の所定位置まで移送されてくることになる。そ
してこの移送途上において、化粧紙40の一方の
耳縁部40cは前述した案内板41の折曲部41
aによつて直立状から内側に向つて徐々に折り込
まれて行くものである(第9図H参照)。
図示した靴下整形装置501は、前記送り部材
6により移送されてきた折り畳み靴下60を上載
した化粧紙40を、その整形装置の所定位置に正
確に停止させるための係止棒502と、前記折り
畳み靴下60の上面略全域部を押圧して扁平状に
整形する押圧板503からなる。上記係止棒50
2は基板2の後方端に配設したブラケツト504
の固定軸(図示せず)に回動可能に枢着されたレ
バー505の先端部にその基端を止着すると共
に、該係止棒をその基端から上方に折曲げ、更に
基板2の水平面に平行するように直角に曲げ次い
で垂直方向に曲げて正面門型状に形成し、そして
その下方自由端部を切欠溝8の直上方に位置せし
める。また上記レバー505の中間部にはコネク
テイングロツド506を介して水平軸4にその基
部を嵌合したカムレバー507の一端が連結され
ている。カムレバー507はカム軸3に固着され
たカム508のカム面に摺擦するカムローラー5
09を設けると共に、該カムローラー509をス
プリング(図示せず)により上記カム508のカ
ム面に常時接圧せしめるように構成する。しかし
てカム508を回転せしめてコネクテイングロツ
ド506を上下動せしめることによりレバー50
5を揺動せしめ、これにより、係止棒502の下
方自由端部を切欠溝8の直上方位置で上下動せし
めるものである。一方、前記押圧板503は平面
略矩形状の板体であつて送り部材6の走行線上の
直上方に配置されており、そしてその上面一側に
は支桿512の先端側が止着されている。支桿5
12は、その基部を前記ブラケツト504の固定
軸に回動可能に枢着されると共に、中間部にはコ
ネクテイングロツド513を介して水平軸4に嵌
合されたカムレバー514の一端部に連結してい
る。カムレバー514はカム軸3に固着されたカ
ム515のカム面にスプリング(図示せず)の付
勢により常時接圧するカムローラー516を有し
ている。従つて上記カム515が回転することに
より、押圧板503はコネクテイングロツド51
3及び支桿512を介して前記送り部材6の走行
線上の直上方において上下動されることになる。
6により移送されてきた折り畳み靴下60を上載
した化粧紙40を、その整形装置の所定位置に正
確に停止させるための係止棒502と、前記折り
畳み靴下60の上面略全域部を押圧して扁平状に
整形する押圧板503からなる。上記係止棒50
2は基板2の後方端に配設したブラケツト504
の固定軸(図示せず)に回動可能に枢着されたレ
バー505の先端部にその基端を止着すると共
に、該係止棒をその基端から上方に折曲げ、更に
基板2の水平面に平行するように直角に曲げ次い
で垂直方向に曲げて正面門型状に形成し、そして
その下方自由端部を切欠溝8の直上方に位置せし
める。また上記レバー505の中間部にはコネク
テイングロツド506を介して水平軸4にその基
部を嵌合したカムレバー507の一端が連結され
ている。カムレバー507はカム軸3に固着され
たカム508のカム面に摺擦するカムローラー5
09を設けると共に、該カムローラー509をス
プリング(図示せず)により上記カム508のカ
ム面に常時接圧せしめるように構成する。しかし
てカム508を回転せしめてコネクテイングロツ
ド506を上下動せしめることによりレバー50
5を揺動せしめ、これにより、係止棒502の下
方自由端部を切欠溝8の直上方位置で上下動せし
めるものである。一方、前記押圧板503は平面
略矩形状の板体であつて送り部材6の走行線上の
直上方に配置されており、そしてその上面一側に
は支桿512の先端側が止着されている。支桿5
12は、その基部を前記ブラケツト504の固定
軸に回動可能に枢着されると共に、中間部にはコ
ネクテイングロツド513を介して水平軸4に嵌
合されたカムレバー514の一端部に連結してい
る。カムレバー514はカム軸3に固着されたカ
ム515のカム面にスプリング(図示せず)の付
勢により常時接圧するカムローラー516を有し
ている。従つて上記カム515が回転することに
より、押圧板503はコネクテイングロツド51
3及び支桿512を介して前記送り部材6の走行
線上の直上方において上下動されることになる。
靴下整形装置501を上述のように構成するこ
とにより、折り畳み靴下60を上載した化粧紙4
0が前記送り部材6の間歇走行により該整形装置
の所定位置まで移送されてくると、先ず係止棒5
02の下方自由端部が切欠溝8内に突入する状態
まで降下して上記移送された化粧紙40の先端部
を受け止める。これにより化粧紙40は折り畳み
靴下60とともに該整形装置501の正確な位置
にて停止する。然る後この停止した折り畳み靴下
60上に押圧板503を降下せしめて該靴下60
を化粧紙40の中央面40d上に押圧することに
より折り畳まれた靴下60は扁平状に整形される
ことになる(第9図I参照)。その後上記係止棒
502及び押圧板503を元の上昇位置に復帰せ
しめて1サイクルの靴下整形作業を完了する。
とにより、折り畳み靴下60を上載した化粧紙4
0が前記送り部材6の間歇走行により該整形装置
の所定位置まで移送されてくると、先ず係止棒5
02の下方自由端部が切欠溝8内に突入する状態
まで降下して上記移送された化粧紙40の先端部
を受け止める。これにより化粧紙40は折り畳み
靴下60とともに該整形装置501の正確な位置
にて停止する。然る後この停止した折り畳み靴下
60上に押圧板503を降下せしめて該靴下60
を化粧紙40の中央面40d上に押圧することに
より折り畳まれた靴下60は扁平状に整形される
ことになる(第9図I参照)。その後上記係止棒
502及び押圧板503を元の上昇位置に復帰せ
しめて1サイクルの靴下整形作業を完了する。
このようにして靴下整形装置501により扁平
状に整形された折り畳み靴下60は、次に送り部
材6の間歇走行によつて化粧紙40とともに該整
形装置の作業位置から次の化粧紙折り込み装置6
01の作業位置まで移送されることになる。以
下、この化粧紙折り込み装置601の詳細を第1
図及び第2図Aを参照して説明する。
状に整形された折り畳み靴下60は、次に送り部
材6の間歇走行によつて化粧紙40とともに該整
形装置の作業位置から次の化粧紙折り込み装置6
01の作業位置まで移送されることになる。以
下、この化粧紙折り込み装置601の詳細を第1
図及び第2図Aを参照して説明する。
図示した化粧紙折り込み装置601は、折り畳
み靴下60を上載した化粧紙40が前述の靴下整
形装置501の作業位置からこの折り込み装置6
01の作業位置まで移送される途上において、該
化粧紙40の一方の耳縁部40eを徐々に内側方
向に向けて折り込み案内するための案内棒602
と、折り込み装置601の所定位置において、前
記案内された耳縁部40eを完全に内側に折り込
む折込棒603及び折り込んだ耳縁部40eの折
り込み状態を保持する保持棒604と、更にこの
折込棒603及び保持棒604により折り込まれ
保持された耳縁部40eを該折り込み装置601
の作業位置から次の靴下転送装置701に移送す
る際に、上記折り込まれた耳縁部40eの立ち上
りを防止する案内棒605からなる。前記案内棒
602は、その垂直部を直立した案内板41の側
面に固着すると共に、該案内板42の高さレベル
で直角に屈曲させた水平部を切欠溝8の直上方ま
で達するように斜めに延在させて形成する。従つ
て前記整形装置501から折り込み装置601に
移送途上にある化粧紙40の耳縁部40eは第9
図Jに示す如く、その移送に連れて該耳縁部が案
内棒602の水平部に当接し、これにより耳縁部
40eは徐々に内側方向に向けて折り込み案内さ
れるものである。また上記折込棒603及び保持
棒604は、前述したブラケツト504の固定軸
(図示せず)に回動可能に枢着された2本のレバ
ー606,607の夫々の先端部に設けられてい
る。即ち、一方の折込棒603はレバー606の
先端部において二又状に形成されるとともに案内
板41,42間の内側で該案内板42寄りに、か
つ基板2面から離隔した空間位置に配置されてい
る。前記レバー606は、その中間部においてコ
ネクテイングロツド608を介して水平軸4に嵌
合したカムレバー609の一端部と連結してお
り、該カムレバー609はカム軸3に固着された
カム610のカム面にスプリング(図示せず)の
付勢により常時接圧するカムローラー611を有
している。また他方の保持棒604は、レバー6
07の先端部において略S字状に形成され、そし
て前記折込棒603と同様に案内板41,42間
の内側で該案内板41寄りに、かつ基板2面から
離隔した空間位置に配置されると共に、前記レバ
ー607の中間部には、これもコネクテイングロ
ツド615を介して水平軸4に嵌合されたカムレ
バー616の一端部と連結しており、該カムレバ
ー616にはカムローラー617を有し、このカ
ムローラー617をカム軸3に固着されたカム6
18のカム面にスプリング(図示せず)の付勢に
より常時接圧せしめるようになす。しかしてカム
軸3を駆動してカム610,618を回転せしめ
ることにより、上記折込棒603及び保持棒60
4は一定の時間差をおいて夫々のコネクテイング
ロツド608,615及びレバー606,607
を介して基板2面上で上下動されることになる。
即ち、前記案内棒602により内側方向に向けて
折り込み案内された化粧紙40の耳縁部40eが
折り込み装置601の所定位置に達して停止状態
となつたとき、先ず上記一方の折込棒603が降
下して前記案内された耳縁部40eを押圧せしめ
ることにより、該耳縁部40eは、案内板41の
折曲部41aにより既に内側に折り込まれている
他方の耳縁部40c上に折り込まれ(第9図K参
照)、これにより折り畳み靴下60は化粧紙40
で包み内装されるものである。然る後、上記折込
棒603を上昇復帰させるとともに他方の保持棒
604を降下させて上記折り込まれた耳縁部40
eの上面を軽く押えてその折り込み状態を保持せ
しめる。その後この状態を保持しながら送り部材
6を間歇走行せしめて化粧紙40を次の靴下転送
装置701の所定位置まで移送せしめる。そして
この移送途上において、前記折り込んだ耳縁部4
0eの立ち上りを防止する案内棒605が折り込
み装置601と転送装置701との間に配設され
ており、従つて上記移送直後に耳縁部40eの折
り込み状態を保持する保持棒604が上昇復帰さ
れてもこの間を移送される化粧紙40は、その折
り込み状態を確実に維持しながら移送されるもの
である。即ち、この案内棒605は、第1図に示
すように前述の案内棒602と同様に、その垂直
部を直立した案内板42の側面に固着されると共
に、水平部を切欠溝8の直上方まで延在せしめ、
更にこの延在端から該切欠溝8の長手方向に沿い
二又状に靴下転送装置701の直前位置まで延在
せしめて形成することにより、移送途上における
耳縁部40eの立ち上りを防止するものである。
み靴下60を上載した化粧紙40が前述の靴下整
形装置501の作業位置からこの折り込み装置6
01の作業位置まで移送される途上において、該
化粧紙40の一方の耳縁部40eを徐々に内側方
向に向けて折り込み案内するための案内棒602
と、折り込み装置601の所定位置において、前
記案内された耳縁部40eを完全に内側に折り込
む折込棒603及び折り込んだ耳縁部40eの折
り込み状態を保持する保持棒604と、更にこの
折込棒603及び保持棒604により折り込まれ
保持された耳縁部40eを該折り込み装置601
の作業位置から次の靴下転送装置701に移送す
る際に、上記折り込まれた耳縁部40eの立ち上
りを防止する案内棒605からなる。前記案内棒
602は、その垂直部を直立した案内板41の側
面に固着すると共に、該案内板42の高さレベル
で直角に屈曲させた水平部を切欠溝8の直上方ま
で達するように斜めに延在させて形成する。従つ
て前記整形装置501から折り込み装置601に
移送途上にある化粧紙40の耳縁部40eは第9
図Jに示す如く、その移送に連れて該耳縁部が案
内棒602の水平部に当接し、これにより耳縁部
40eは徐々に内側方向に向けて折り込み案内さ
れるものである。また上記折込棒603及び保持
棒604は、前述したブラケツト504の固定軸
(図示せず)に回動可能に枢着された2本のレバ
ー606,607の夫々の先端部に設けられてい
る。即ち、一方の折込棒603はレバー606の
先端部において二又状に形成されるとともに案内
板41,42間の内側で該案内板42寄りに、か
つ基板2面から離隔した空間位置に配置されてい
る。前記レバー606は、その中間部においてコ
ネクテイングロツド608を介して水平軸4に嵌
合したカムレバー609の一端部と連結してお
り、該カムレバー609はカム軸3に固着された
カム610のカム面にスプリング(図示せず)の
付勢により常時接圧するカムローラー611を有
している。また他方の保持棒604は、レバー6
07の先端部において略S字状に形成され、そし
て前記折込棒603と同様に案内板41,42間
の内側で該案内板41寄りに、かつ基板2面から
離隔した空間位置に配置されると共に、前記レバ
ー607の中間部には、これもコネクテイングロ
ツド615を介して水平軸4に嵌合されたカムレ
バー616の一端部と連結しており、該カムレバ
ー616にはカムローラー617を有し、このカ
ムローラー617をカム軸3に固着されたカム6
18のカム面にスプリング(図示せず)の付勢に
より常時接圧せしめるようになす。しかしてカム
軸3を駆動してカム610,618を回転せしめ
ることにより、上記折込棒603及び保持棒60
4は一定の時間差をおいて夫々のコネクテイング
ロツド608,615及びレバー606,607
を介して基板2面上で上下動されることになる。
即ち、前記案内棒602により内側方向に向けて
折り込み案内された化粧紙40の耳縁部40eが
折り込み装置601の所定位置に達して停止状態
となつたとき、先ず上記一方の折込棒603が降
下して前記案内された耳縁部40eを押圧せしめ
ることにより、該耳縁部40eは、案内板41の
折曲部41aにより既に内側に折り込まれている
他方の耳縁部40c上に折り込まれ(第9図K参
照)、これにより折り畳み靴下60は化粧紙40
で包み内装されるものである。然る後、上記折込
棒603を上昇復帰させるとともに他方の保持棒
604を降下させて上記折り込まれた耳縁部40
eの上面を軽く押えてその折り込み状態を保持せ
しめる。その後この状態を保持しながら送り部材
6を間歇走行せしめて化粧紙40を次の靴下転送
装置701の所定位置まで移送せしめる。そして
この移送途上において、前記折り込んだ耳縁部4
0eの立ち上りを防止する案内棒605が折り込
み装置601と転送装置701との間に配設され
ており、従つて上記移送直後に耳縁部40eの折
り込み状態を保持する保持棒604が上昇復帰さ
れてもこの間を移送される化粧紙40は、その折
り込み状態を確実に維持しながら移送されるもの
である。即ち、この案内棒605は、第1図に示
すように前述の案内棒602と同様に、その垂直
部を直立した案内板42の側面に固着されると共
に、水平部を切欠溝8の直上方まで延在せしめ、
更にこの延在端から該切欠溝8の長手方向に沿い
二又状に靴下転送装置701の直前位置まで延在
せしめて形成することにより、移送途上における
耳縁部40eの立ち上りを防止するものである。
次に靴下転送装置701の詳細を第1図、第2
図A及び第8図を参照して説明する。
図A及び第8図を参照して説明する。
図示した靴下転送装置701は、基板2の直線
経路に沿つて形成された切欠溝8の終端部に隣接
した延長上に配設されると共に、この転送装置7
01は前記折り込み装置601から送り部材6に
より移送されてきた化粧紙40に包み内装された
靴下60を、該転送装置701の転送板上の所定
位置に正しい状態で移送させるためのガイド板7
02と、移送された靴下60を後述する靴下挿入
装置801の上下一対の挿入板802,803の
走行線上の所定位置まで転送する転送板710か
らなる。上記ガイド板702は長形の薄板で形成
され、案内板41の終端部に隣接した延長線上の
上方位置で略垂直状に支桿703の先端部に止着
されている。支桿703は、その基部を基板2の
前端面に配設されたブラケツト704の軸(図示
せず)に回動可能に枢着されると共に、該基部寄
りにおいて水平軸4に嵌合されたカムレバー70
5の一端部とコネクテイングロツド706で連結
されている。カム軸レバー705はカム軸3に固
着されたカム707のカム面にスプリング708
の付勢により常時接圧するカムローラー709を
有している。従つて上記カム707がカム軸3の
駆動により固定されると、ガイド板702はコネ
クテイングロツド706及び支桿703を介して
上下動されることになる。一方、上記転送板71
0は基板2面上をその直線経路と直交する方向に
滑動可能に配設されると共に、該転送板710の
上面には、その先端に、やゝ湾曲状に形成された
挾持板711を水平に止着した支桿712を回動
可能に軸支する軸受713と、支桿712に直交
する方向で案内板42の終端部に隣接した延長線
上の位置において、直立板714をそれぞれ固着
している。また転送板710の下面には、フレー
ム枠1,1間に横設固着した案内軸715に摺動
可能に嵌合する摺動体716と、そのピストン7
17aが転送板710上に突出して前記支桿71
2の突起712aに係合する如き配置した空気圧
シリンダ717をそれぞれ固着し、更に上記摺動
体716の下面と、水平軸4に嵌合したクランク
状のカムレバー718の上端部との間にコネクテ
イングロツド719を連結する。そしてこのカム
レバー718の下方一端部には、カム軸3に固着
されたカム720のカム面にスプリング721の
付勢により常時接圧するカムローラー722を設
けている。しかしてカム軸3を駆動しカム720
を回転せしめると、摺動体716はカムレバー7
18及びコネクテイングロツド719を介して案
内軸715上を往復摺動されることになる。これ
により転送板710は基板2面上において、前記
切欠溝8の終端部延長上の位置と靴下挿入装置8
01の上下一対の挿入板802,803の走行線
上の位置との間で往復動されるものである。
経路に沿つて形成された切欠溝8の終端部に隣接
した延長上に配設されると共に、この転送装置7
01は前記折り込み装置601から送り部材6に
より移送されてきた化粧紙40に包み内装された
靴下60を、該転送装置701の転送板上の所定
位置に正しい状態で移送させるためのガイド板7
02と、移送された靴下60を後述する靴下挿入
装置801の上下一対の挿入板802,803の
走行線上の所定位置まで転送する転送板710か
らなる。上記ガイド板702は長形の薄板で形成
され、案内板41の終端部に隣接した延長線上の
上方位置で略垂直状に支桿703の先端部に止着
されている。支桿703は、その基部を基板2の
前端面に配設されたブラケツト704の軸(図示
せず)に回動可能に枢着されると共に、該基部寄
りにおいて水平軸4に嵌合されたカムレバー70
5の一端部とコネクテイングロツド706で連結
されている。カム軸レバー705はカム軸3に固
着されたカム707のカム面にスプリング708
の付勢により常時接圧するカムローラー709を
有している。従つて上記カム707がカム軸3の
駆動により固定されると、ガイド板702はコネ
クテイングロツド706及び支桿703を介して
上下動されることになる。一方、上記転送板71
0は基板2面上をその直線経路と直交する方向に
滑動可能に配設されると共に、該転送板710の
上面には、その先端に、やゝ湾曲状に形成された
挾持板711を水平に止着した支桿712を回動
可能に軸支する軸受713と、支桿712に直交
する方向で案内板42の終端部に隣接した延長線
上の位置において、直立板714をそれぞれ固着
している。また転送板710の下面には、フレー
ム枠1,1間に横設固着した案内軸715に摺動
可能に嵌合する摺動体716と、そのピストン7
17aが転送板710上に突出して前記支桿71
2の突起712aに係合する如き配置した空気圧
シリンダ717をそれぞれ固着し、更に上記摺動
体716の下面と、水平軸4に嵌合したクランク
状のカムレバー718の上端部との間にコネクテ
イングロツド719を連結する。そしてこのカム
レバー718の下方一端部には、カム軸3に固着
されたカム720のカム面にスプリング721の
付勢により常時接圧するカムローラー722を設
けている。しかしてカム軸3を駆動しカム720
を回転せしめると、摺動体716はカムレバー7
18及びコネクテイングロツド719を介して案
内軸715上を往復摺動されることになる。これ
により転送板710は基板2面上において、前記
切欠溝8の終端部延長上の位置と靴下挿入装置8
01の上下一対の挿入板802,803の走行線
上の位置との間で往復動されるものである。
ここで上記のガイド板702と転送板710の
作動関係を説明すると、初期状態においては、ガ
イド板702は上昇位置にあり、転送板710は
切欠溝8の終端部延長上の位置でその直立板71
4が案内板42の終端部と合致しており、更に空
気圧シリンダ717のピストン717aを突出せ
しめて挾持板711を転送板710の上面から離
隔状態(第8図の状態)に保持している。上記の
状態から、化粧紙40で内装された靴下60が送
り部材6の走行で前述の化粧紙折り込み装置60
1の作業位置から転送装置701の作業位置へと
移送されてくると、先ずこの移送途上においてガ
イド板702が、その上昇位置から基板2上に下
降(第8図実線位置から鎖線位置)されることに
なり、そしてこのガイド板702の下降により転
送板710上に移送されつつある化粧紙40に内
装された靴下60は、その両側部を該ガイド板7
02と転送板710の直立板714に沿つて案内
され、該転送板上の所定位置に正しい状態で移送
されるものである。
作動関係を説明すると、初期状態においては、ガ
イド板702は上昇位置にあり、転送板710は
切欠溝8の終端部延長上の位置でその直立板71
4が案内板42の終端部と合致しており、更に空
気圧シリンダ717のピストン717aを突出せ
しめて挾持板711を転送板710の上面から離
隔状態(第8図の状態)に保持している。上記の
状態から、化粧紙40で内装された靴下60が送
り部材6の走行で前述の化粧紙折り込み装置60
1の作業位置から転送装置701の作業位置へと
移送されてくると、先ずこの移送途上においてガ
イド板702が、その上昇位置から基板2上に下
降(第8図実線位置から鎖線位置)されることに
なり、そしてこのガイド板702の下降により転
送板710上に移送されつつある化粧紙40に内
装された靴下60は、その両側部を該ガイド板7
02と転送板710の直立板714に沿つて案内
され、該転送板上の所定位置に正しい状態で移送
されるものである。
尚、上記送り部材6は化粧紙40に内装された
靴下60を転送装置701の所定位置に移送せし
めた後、該転送装置の直前位置、即ち切欠溝8の
終端部付近からホイール10の回転に沿つて走行
される無端チエイン12により基板2の開口部
(図示すず)を通つて下降し、そして切欠溝8の
始端側へと順次間歇的に循環走行されることにな
る。
靴下60を転送装置701の所定位置に移送せし
めた後、該転送装置の直前位置、即ち切欠溝8の
終端部付近からホイール10の回転に沿つて走行
される無端チエイン12により基板2の開口部
(図示すず)を通つて下降し、そして切欠溝8の
始端側へと順次間歇的に循環走行されることにな
る。
化粧紙40に内装された靴下60が上記転送板
710の所定位置まで移送されると、次に空気圧
シリンダ717のピストン717aが後退して支
桿712との係合を断つことにより、該支桿71
2はその自重で挾持板711を下降せしめ、これ
により上記移送された靴下60は化粧紙もろとも
該挾持板711と転送板710との間で挾持され
ることになる(第9図L参照)。このようにして
化粧紙40に内装された靴下60が挾持板711
と転送板710間で挾持されると、次にガイド板
702が元の上昇位置に復帰され、続いて摺動体
716を案内軸715に沿つて前進摺動せしめる
ことにより、転送板710は化粧紙40とともに
挾持した靴下60を靴下挿入装置801の走行線
上の所定位置に待機している上下一対の挿入板8
02,803間まで転送する。そしてこの転送位
置において、該転送された靴下60の一側部を後
述する保持板804により化粧紙もろとも一時的
に基板2上に押え付けて保持せしめた後、挾持板
711を上昇させて化粧紙40に内装された靴下
60の挾持作用を解除すると共に、転送板710
を元の位置に復帰せしめることにより、その1サ
イクルの靴下転送作業を終了する。従つて上記保
持板804により、その一側部を基板2上に押圧
保持せられた化粧紙40に内装された靴下60
は、靴下挿入装置801の走行線上の所定位置に
待機している上下一対の挿入板802,803間
に置き去られることになる。そしてこの置き去ら
れた靴下60を化粧紙40とともに靴下挿入装置
801の上下一対の挿入板802,803で把持
して、該挿入装置の走行延長線上の位置に予め待
機せしめた外装袋70内に挿入するものである。
710の所定位置まで移送されると、次に空気圧
シリンダ717のピストン717aが後退して支
桿712との係合を断つことにより、該支桿71
2はその自重で挾持板711を下降せしめ、これ
により上記移送された靴下60は化粧紙もろとも
該挾持板711と転送板710との間で挾持され
ることになる(第9図L参照)。このようにして
化粧紙40に内装された靴下60が挾持板711
と転送板710間で挾持されると、次にガイド板
702が元の上昇位置に復帰され、続いて摺動体
716を案内軸715に沿つて前進摺動せしめる
ことにより、転送板710は化粧紙40とともに
挾持した靴下60を靴下挿入装置801の走行線
上の所定位置に待機している上下一対の挿入板8
02,803間まで転送する。そしてこの転送位
置において、該転送された靴下60の一側部を後
述する保持板804により化粧紙もろとも一時的
に基板2上に押え付けて保持せしめた後、挾持板
711を上昇させて化粧紙40に内装された靴下
60の挾持作用を解除すると共に、転送板710
を元の位置に復帰せしめることにより、その1サ
イクルの靴下転送作業を終了する。従つて上記保
持板804により、その一側部を基板2上に押圧
保持せられた化粧紙40に内装された靴下60
は、靴下挿入装置801の走行線上の所定位置に
待機している上下一対の挿入板802,803間
に置き去られることになる。そしてこの置き去ら
れた靴下60を化粧紙40とともに靴下挿入装置
801の上下一対の挿入板802,803で把持
して、該挿入装置の走行延長線上の位置に予め待
機せしめた外装袋70内に挿入するものである。
以下、靴下挿入装置801の詳細を第1図、第
2図B及び第8図を参照して説明する。
2図B及び第8図を参照して説明する。
図示した靴下挿入装置801は、前記靴下転送
装置701により転送された靴下60の一側部を
化粧紙40とともに一時的に基板2上に押え付け
て保持する保持板804と、該転送された靴下6
0をその化粧紙もろとも把持して合成樹脂製フイ
ルムの外装袋70に挿入する上下一対の挿入板8
02,803と、この一対の挿入板802,80
3を挿入装置801の走行線上に沿つて往復動せ
しめる駆動機構830と、更に前記外装袋70を
1枚宛挿入装置801の走行延長線上の所定位置
に供給する外装袋供給部材850及び外装袋70
に挿入された靴下60を該外装袋とともに搬出コ
ンベア37上に送り出す外装袋送出部材880か
らなる。
装置701により転送された靴下60の一側部を
化粧紙40とともに一時的に基板2上に押え付け
て保持する保持板804と、該転送された靴下6
0をその化粧紙もろとも把持して合成樹脂製フイ
ルムの外装袋70に挿入する上下一対の挿入板8
02,803と、この一対の挿入板802,80
3を挿入装置801の走行線上に沿つて往復動せ
しめる駆動機構830と、更に前記外装袋70を
1枚宛挿入装置801の走行延長線上の所定位置
に供給する外装袋供給部材850及び外装袋70
に挿入された靴下60を該外装袋とともに搬出コ
ンベア37上に送り出す外装袋送出部材880か
らなる。
上記保持板804は、第2図B及び第8図に示
すように長方形状の薄板であつて挿入装置801
の走行線の中心から外側に外れ、かつ基板2面か
ら離隔した上方位置で略垂直状に支桿805の先
端部に止着されている。支桿805は、その基部
を基板2の後端面に配設されたブラケツト806
の軸807に回動可能に枢着されると共に、先端
寄りにおいて水平軸4に嵌合されたカムレバー8
08の一端部とコネクテイングロツド809で連
結されている。カムレバー808はカム軸3に固
着されたカム810のカム面にスプリング811
の付勢により常時接圧するカムローラー812を
有している。従つて上記カム810がカム軸3の
駆動により回転されると、保持板804はコネク
テイングロツド809及び支桿805を介して上
下動されることになる。
すように長方形状の薄板であつて挿入装置801
の走行線の中心から外側に外れ、かつ基板2面か
ら離隔した上方位置で略垂直状に支桿805の先
端部に止着されている。支桿805は、その基部
を基板2の後端面に配設されたブラケツト806
の軸807に回動可能に枢着されると共に、先端
寄りにおいて水平軸4に嵌合されたカムレバー8
08の一端部とコネクテイングロツド809で連
結されている。カムレバー808はカム軸3に固
着されたカム810のカム面にスプリング811
の付勢により常時接圧するカムローラー812を
有している。従つて上記カム810がカム軸3の
駆動により回転されると、保持板804はコネク
テイングロツド809及び支桿805を介して上
下動されることになる。
次に前記上下一対の挿入板802,803及び
この挿入板802,803を挿入装置801の走
行線上に沿つて往復動せしめる駆動機構830の
構成をまとめて説明する。第1図及び第2図Bに
おいて、基板2の下面に該基板2の切欠開口溝2
aの長さ方向に沿つて平行した上下一対の案内8
15,816を機台のフレーム枠1間に設け、該
案内815及び816に沿つて挿入ヘツド817
を往復動可能となす。挿入ヘツド817の上面に
基板2の開口溝2aから上方に突出して水平に延
びる板状ブラケツト818を止着し、該板状ブラ
ケツト818の先端に設けた平面の字状ブラケ
ツト819の底面に前記一方の下方挿入板802
を固着するとともに他の上方挿入板803を前記
の字状ブラケツト819に回動可能に枢着した
小回動軸820に固着する。小回動軸820の一
端部に平面L字状のレバー821を固着し、該レ
バー821の先端に前記基板2上に配設した一対
の板カム822,823の各カム面に係合した転
動するカムローラー824を担持する。またこの
レバー821と前記板状ブラケツト818に設け
たバネ掛け825との間にスプリング826を張
架して前記小回動軸820に第2図Bで反時計方
向の回動力を付与し、これにより、前記上方挿入
板803を常には下方挿入板802上に圧接(第
2図Bの鎖線状態)せしめるようになすのである
が、通常は前記板カム822,823とカムロー
ラー824の係合作用により上方挿入板803は
スプリング826の作用力に抗して下方挿入板8
02面から離隔(第2図Bの実線位置)した状態
にある。
この挿入板802,803を挿入装置801の走
行線上に沿つて往復動せしめる駆動機構830の
構成をまとめて説明する。第1図及び第2図Bに
おいて、基板2の下面に該基板2の切欠開口溝2
aの長さ方向に沿つて平行した上下一対の案内8
15,816を機台のフレーム枠1間に設け、該
案内815及び816に沿つて挿入ヘツド817
を往復動可能となす。挿入ヘツド817の上面に
基板2の開口溝2aから上方に突出して水平に延
びる板状ブラケツト818を止着し、該板状ブラ
ケツト818の先端に設けた平面の字状ブラケ
ツト819の底面に前記一方の下方挿入板802
を固着するとともに他の上方挿入板803を前記
の字状ブラケツト819に回動可能に枢着した
小回動軸820に固着する。小回動軸820の一
端部に平面L字状のレバー821を固着し、該レ
バー821の先端に前記基板2上に配設した一対
の板カム822,823の各カム面に係合した転
動するカムローラー824を担持する。またこの
レバー821と前記板状ブラケツト818に設け
たバネ掛け825との間にスプリング826を張
架して前記小回動軸820に第2図Bで反時計方
向の回動力を付与し、これにより、前記上方挿入
板803を常には下方挿入板802上に圧接(第
2図Bの鎖線状態)せしめるようになすのである
が、通常は前記板カム822,823とカムロー
ラー824の係合作用により上方挿入板803は
スプリング826の作用力に抗して下方挿入板8
02面から離隔(第2図Bの実線位置)した状態
にある。
次に上記一対の挿入板802,803の駆動機
構830について説明する。第2図Bにおいて、
前記機台のフレーム枠1に軸受831を止着して
該軸受831に小径のホイール832を回動可能
に軸着する。また機台の他のフレーム枠の適所に
固着された軸受(図示せず)には歯車833と一
体となつた大径のホイール845を回動可能に軸
着するとともに該歯車833に、固定軸834に
その基部を回動可能に枢着された扇形歯車835
を噛合させる。扇形歯車835はその基部に半径
方向に延在するアーム835aを有し、そしてこ
のアーム835a端と水平軸5に嵌合したカムレ
バー836との間にコネクテイングロツド837
を連結する。またこのカムレバー836の一端部
にスプリング838の付勢によりカム軸3に固着
されたカム839のカム面に常時接圧するカムロ
ーラー840を担持する。上記大小のホイール8
32,845間に無端チエイン841を張架し、
該無端チエイン841のリンクの1つにガイドピ
ン842を設ける。また前記挿入ヘツド817の
側面に溝843aを有する板843を貼着し、該
溝843aに前記ガイドピン842を嵌合させ
る。この結果、前記カム軸3を駆動しカム839
を回動せしめることにより、扇形歯車835は該
カム839のカム面に摺擦するカムローラー84
0の作用によりコネクテイングロツド837を介
して固定軸834の回りに揺動運動されることに
なる。従つてこの扇形歯車835に噛合う歯車8
33はホイール845とともに正逆回転し無端チ
エイン841を第2図Bで矢印Zのように左右方
向に走行せしめることにより、挿入ヘツド817
を案内815,816に沿つて往復動させること
ができる。このようにして前記上下一対の挿入板
802,803を挿入ヘツド817と共に挿入装
置801の走行線上に沿つて往復動せしめるもの
である。
構830について説明する。第2図Bにおいて、
前記機台のフレーム枠1に軸受831を止着して
該軸受831に小径のホイール832を回動可能
に軸着する。また機台の他のフレーム枠の適所に
固着された軸受(図示せず)には歯車833と一
体となつた大径のホイール845を回動可能に軸
着するとともに該歯車833に、固定軸834に
その基部を回動可能に枢着された扇形歯車835
を噛合させる。扇形歯車835はその基部に半径
方向に延在するアーム835aを有し、そしてこ
のアーム835a端と水平軸5に嵌合したカムレ
バー836との間にコネクテイングロツド837
を連結する。またこのカムレバー836の一端部
にスプリング838の付勢によりカム軸3に固着
されたカム839のカム面に常時接圧するカムロ
ーラー840を担持する。上記大小のホイール8
32,845間に無端チエイン841を張架し、
該無端チエイン841のリンクの1つにガイドピ
ン842を設ける。また前記挿入ヘツド817の
側面に溝843aを有する板843を貼着し、該
溝843aに前記ガイドピン842を嵌合させ
る。この結果、前記カム軸3を駆動しカム839
を回動せしめることにより、扇形歯車835は該
カム839のカム面に摺擦するカムローラー84
0の作用によりコネクテイングロツド837を介
して固定軸834の回りに揺動運動されることに
なる。従つてこの扇形歯車835に噛合う歯車8
33はホイール845とともに正逆回転し無端チ
エイン841を第2図Bで矢印Zのように左右方
向に走行せしめることにより、挿入ヘツド817
を案内815,816に沿つて往復動させること
ができる。このようにして前記上下一対の挿入板
802,803を挿入ヘツド817と共に挿入装
置801の走行線上に沿つて往復動せしめるもの
である。
次に外装袋70の供給部材850について説明
する。先ず第1図及び第9図Mを参照して、外装
袋70はロール巻された長い帯状のフイルム材料
(図示せず)を一対の送りロール851,852
間を通して溶着切断器853に送り、該溶着切断
器853により1枚の外装袋70を製作する。即
ち、上記一対の送りロール851,852は一方
向に間歇回転して袋のサイズ分の量を1回の回転
で送り暫時静止する。静止期間中に溶着切断器8
53が降下して、袋の溶着と切断を行い、第9図
Mに示す如く一方のみを開口した外装袋70がで
き上る。上記ロール巻された長い帯状のフイルム
材料は予めその長さ方向に二重に折り、然る後そ
の二重折り状態で送りロール851,852間に
送り込むようにしている。従つて長方形状の袋の
底部は溶着の必要がない。また上記二重に折られ
たフイルム材料の片方の片は他の片より長くし、
この長くした部分をでき上つた外装袋70のふた
70aとして形成する。このようにしてでき上つ
た1枚の外装袋70は、後述する外装袋供給装置
850の吸着体857により前記溶着切断器85
3に近接する第位置(第1図において吸着体8
57を鎖線状態で示した位置)から外装袋70の
待機位置、即ち前述した挿入装置801の走行延
長線上の第位置(第1図において吸着体857
を実線状態で示した位置)まで搬送されることに
なる。
する。先ず第1図及び第9図Mを参照して、外装
袋70はロール巻された長い帯状のフイルム材料
(図示せず)を一対の送りロール851,852
間を通して溶着切断器853に送り、該溶着切断
器853により1枚の外装袋70を製作する。即
ち、上記一対の送りロール851,852は一方
向に間歇回転して袋のサイズ分の量を1回の回転
で送り暫時静止する。静止期間中に溶着切断器8
53が降下して、袋の溶着と切断を行い、第9図
Mに示す如く一方のみを開口した外装袋70がで
き上る。上記ロール巻された長い帯状のフイルム
材料は予めその長さ方向に二重に折り、然る後そ
の二重折り状態で送りロール851,852間に
送り込むようにしている。従つて長方形状の袋の
底部は溶着の必要がない。また上記二重に折られ
たフイルム材料の片方の片は他の片より長くし、
この長くした部分をでき上つた外装袋70のふた
70aとして形成する。このようにしてでき上つ
た1枚の外装袋70は、後述する外装袋供給装置
850の吸着体857により前記溶着切断器85
3に近接する第位置(第1図において吸着体8
57を鎖線状態で示した位置)から外装袋70の
待機位置、即ち前述した挿入装置801の走行延
長線上の第位置(第1図において吸着体857
を実線状態で示した位置)まで搬送されることに
なる。
上記外装袋70の供給部材850は第1図及び
第2図Bに示すように、前述の機台のフレーム枠
1間に固着した一対の水平な案内ガイド855,
856に沿つて往復動し上面に外装袋70を吸着
保持する吸着体857を有する搬送ヘツド858
を設けている。上記吸着体857は中空状の箱体
からなり、第1図に示す如くその上面には外装袋
70を吸着保持する多数の吸引小孔857aを有
し、また先端傾斜面にはU字状の切欠溝857b
を形成して該切欠溝857bを前記第位置にお
いて基板2と一体的に突出形成した突出板2bの
下面傾斜面に対面状に配置するようになす。また
前記機台の直立したフレーム枠1に水平に空気圧
シリンダ859を設け、該空気圧シリンダ859
のピストン(図示せず)を前記搬送ヘツド858
の後面に止着する。しかして空気圧シリンダ85
9を作動しピストンを前進すると、上記搬送ヘツ
ド858は吸着体857を伴つて前述の第位置
から第位置へと移動されることになる。従つて
この第位置で前記溶着切断器853により溶着
切断して製作された1枚の外装袋70を吸着体8
57の上面に吸着保持せしめた後、前記ピストン
を後退して搬送ヘツド858を第位置へと復帰
せしめることにより、前記吸着体857に吸着保
持された外装袋70は挿入装置801の走行延長
線上の待機位置へと供給されることになる。この
待機位置に供給された外装袋70の待機状態を第
9図Nに示す。この図からわかるように外装袋7
0のふた70aは吸着体857の先端傾斜面と前
記突出板2bの下面傾斜面の隙間内に入り込んだ
状態で配置されている。
第2図Bに示すように、前述の機台のフレーム枠
1間に固着した一対の水平な案内ガイド855,
856に沿つて往復動し上面に外装袋70を吸着
保持する吸着体857を有する搬送ヘツド858
を設けている。上記吸着体857は中空状の箱体
からなり、第1図に示す如くその上面には外装袋
70を吸着保持する多数の吸引小孔857aを有
し、また先端傾斜面にはU字状の切欠溝857b
を形成して該切欠溝857bを前記第位置にお
いて基板2と一体的に突出形成した突出板2bの
下面傾斜面に対面状に配置するようになす。また
前記機台の直立したフレーム枠1に水平に空気圧
シリンダ859を設け、該空気圧シリンダ859
のピストン(図示せず)を前記搬送ヘツド858
の後面に止着する。しかして空気圧シリンダ85
9を作動しピストンを前進すると、上記搬送ヘツ
ド858は吸着体857を伴つて前述の第位置
から第位置へと移動されることになる。従つて
この第位置で前記溶着切断器853により溶着
切断して製作された1枚の外装袋70を吸着体8
57の上面に吸着保持せしめた後、前記ピストン
を後退して搬送ヘツド858を第位置へと復帰
せしめることにより、前記吸着体857に吸着保
持された外装袋70は挿入装置801の走行延長
線上の待機位置へと供給されることになる。この
待機位置に供給された外装袋70の待機状態を第
9図Nに示す。この図からわかるように外装袋7
0のふた70aは吸着体857の先端傾斜面と前
記突出板2bの下面傾斜面の隙間内に入り込んだ
状態で配置されている。
上記外装袋70の待機位置(第位置)には第
1図及び第2図Bに示す如く前記吸着体857上
に吸着保持された外装袋70の袋口70b(第9
図M参照)を開口し、該開口した袋口70bの開
口状態を的確に保つための機構を設けている。図
において、機台のフレーム枠1に逆L字状ブラケ
ツト860を固着し、該逆L字状ブラケツト86
0に前記突出板2bの下面傾斜面に対向して小空
気圧シリンダ861を垂直に止着する。そしてこ
の小空気圧シリンダ861のピストン861a先
端に耐摩耗性の高摩擦材からなる押え具862を
止着する。また第1図に示すように前記機台のフ
レーム枠1にブラケツト863を固着し、そして
このブラケツト863の軸(図示せず)に揺動桿
864の基部を回動可能に枢着するとともに先端
部には適宜な吸気装置(図示せず)に接続した吸
着盤865を取付ける。上記揺動桿864は第2
図Bに示すように、水平軸4に嵌合したカムレバ
ー866とコネクテイングロツド867で連結さ
れており、該カムレバー866はカム軸3に固着
されたカム868のカム面にスプリング(図示せ
ず)の付勢により常時接圧するカムローラー86
9を設けている。従つて上記カム868がカム軸
3の駆動により回転されると、吸着盤865はコ
ネクテイングロツド867を介する揺動桿864
の揺動運動で上下動されることになる。
1図及び第2図Bに示す如く前記吸着体857上
に吸着保持された外装袋70の袋口70b(第9
図M参照)を開口し、該開口した袋口70bの開
口状態を的確に保つための機構を設けている。図
において、機台のフレーム枠1に逆L字状ブラケ
ツト860を固着し、該逆L字状ブラケツト86
0に前記突出板2bの下面傾斜面に対向して小空
気圧シリンダ861を垂直に止着する。そしてこ
の小空気圧シリンダ861のピストン861a先
端に耐摩耗性の高摩擦材からなる押え具862を
止着する。また第1図に示すように前記機台のフ
レーム枠1にブラケツト863を固着し、そして
このブラケツト863の軸(図示せず)に揺動桿
864の基部を回動可能に枢着するとともに先端
部には適宜な吸気装置(図示せず)に接続した吸
着盤865を取付ける。上記揺動桿864は第2
図Bに示すように、水平軸4に嵌合したカムレバ
ー866とコネクテイングロツド867で連結さ
れており、該カムレバー866はカム軸3に固着
されたカム868のカム面にスプリング(図示せ
ず)の付勢により常時接圧するカムローラー86
9を設けている。従つて上記カム868がカム軸
3の駆動により回転されると、吸着盤865はコ
ネクテイングロツド867を介する揺動桿864
の揺動運動で上下動されることになる。
また基板2の裏面には2個の回転シリンダ87
0,871を第1図に示す如く適宜な間隔を在し
て配設し、該回転シリンダ870,871の回転
軸(図示せず)を基板2面上に突出させる。そし
てこの回転軸の突出部にレバー872,873を
止着するとともに各レバー872,873端に一
対の開口爪874,875を設け、該一対の開口
爪874,875を通常は第1図に示す如く八の
字形状となす。
0,871を第1図に示す如く適宜な間隔を在し
て配設し、該回転シリンダ870,871の回転
軸(図示せず)を基板2面上に突出させる。そし
てこの回転軸の突出部にレバー872,873を
止着するとともに各レバー872,873端に一
対の開口爪874,875を設け、該一対の開口
爪874,875を通常は第1図に示す如く八の
字形状となす。
しかして外装袋70を前述の第位置から第
位置に搬送後に、先ず前記小空気圧シリンダ86
1を作動すると、押え具862が上昇して吸着体
857のU字溝857bを突抜けて外装袋70の
ふた70aを前記突出板2bの下面傾斜面に押え
付ける。この状態で次に揺動桿864をカム86
8の回転で揺動運動せしめることにより、該揺動
桿864の先端部に設けた吸着盤865が上下動
して外装袋70の袋口70bを吸着し、該袋口7
0bを開口させる。外装袋70の袋口70bが吸
着盤865により開口されると、次に前記2個の
回転シリンダ870,871が同時に作動しその
回転軸を回動せしめることにより、開口爪87
4,875はレバー872,873を介して第1
図の八の字形の状態から略平行状に回動され、こ
れにより、該開口爪874,875は前記開口し
た袋口70bの内面両側に入り込み袋口の開口状
態を保持することになる(第9図Oの状態)。
位置に搬送後に、先ず前記小空気圧シリンダ86
1を作動すると、押え具862が上昇して吸着体
857のU字溝857bを突抜けて外装袋70の
ふた70aを前記突出板2bの下面傾斜面に押え
付ける。この状態で次に揺動桿864をカム86
8の回転で揺動運動せしめることにより、該揺動
桿864の先端部に設けた吸着盤865が上下動
して外装袋70の袋口70bを吸着し、該袋口7
0bを開口させる。外装袋70の袋口70bが吸
着盤865により開口されると、次に前記2個の
回転シリンダ870,871が同時に作動しその
回転軸を回動せしめることにより、開口爪87
4,875はレバー872,873を介して第1
図の八の字形の状態から略平行状に回動され、こ
れにより、該開口爪874,875は前記開口し
た袋口70bの内面両側に入り込み袋口の開口状
態を保持することになる(第9図Oの状態)。
このようにして外装袋70が第位置から第
位置に供給され、そして該第位置でその袋口7
0bが開口状態に保持された後に靴下60の挿入
作業が行われることになる。
位置に供給され、そして該第位置でその袋口7
0bが開口状態に保持された後に靴下60の挿入
作業が行われることになる。
次に外装袋送出部材880について説明する。
第1図及び第2図Bにおいて、機台の左端フレー
ム枠1に軸受881を固着し、該軸受881にそ
の先端を逆L字状に形成したレバー882を有す
るロツド883を回動可能に軸着する。レバー8
82の先端に空気圧シリンダ884を水平に固着
し、該空気圧シリンダ884のピストン884a
に靴下60を内装した化粧紙40が挿入された外
装袋70を吸着体857から搬出コンベア37上
に送り出すための送出板885が設けられてい
る。この送出板885は、その下方中央部分を前
述の挿入板802,803の幅員分だけ切欠(図
示せず)された板状体であつて、外装袋70を吸
着体857から搬出コンベア37上に送出する
際、前記挿入板802,803の運動を妨げない
ように形成されている。また前記レバー882は
第2図Bに示すように水平軸4に嵌合したカムレ
バー886の一端部とコネクテイングロツド88
7で連結されており、該カムレバー886はカム
軸3に固着されたカム888のカム面にスプリン
グ(図示せず)の付勢により常時接圧するカムロ
ーラー889を有している。従つて上記カム88
8がカム軸3の駆動により回転されると、レバー
882はコネクテイングロツド887を介して上
下動されることになる。そしてこのレバー882
の下降時において空気圧シリンダ884のピスト
ン884aを後退せしめることにより吸着体85
7上にある外装袋70は送出板885によつて搬
出コンベア37上に送出されるものである。
第1図及び第2図Bにおいて、機台の左端フレー
ム枠1に軸受881を固着し、該軸受881にそ
の先端を逆L字状に形成したレバー882を有す
るロツド883を回動可能に軸着する。レバー8
82の先端に空気圧シリンダ884を水平に固着
し、該空気圧シリンダ884のピストン884a
に靴下60を内装した化粧紙40が挿入された外
装袋70を吸着体857から搬出コンベア37上
に送り出すための送出板885が設けられてい
る。この送出板885は、その下方中央部分を前
述の挿入板802,803の幅員分だけ切欠(図
示せず)された板状体であつて、外装袋70を吸
着体857から搬出コンベア37上に送出する
際、前記挿入板802,803の運動を妨げない
ように形成されている。また前記レバー882は
第2図Bに示すように水平軸4に嵌合したカムレ
バー886の一端部とコネクテイングロツド88
7で連結されており、該カムレバー886はカム
軸3に固着されたカム888のカム面にスプリン
グ(図示せず)の付勢により常時接圧するカムロ
ーラー889を有している。従つて上記カム88
8がカム軸3の駆動により回転されると、レバー
882はコネクテイングロツド887を介して上
下動されることになる。そしてこのレバー882
の下降時において空気圧シリンダ884のピスト
ン884aを後退せしめることにより吸着体85
7上にある外装袋70は送出板885によつて搬
出コンベア37上に送出されるものである。
ここで上述した靴下挿入装置801の全体の作
動関係について説明すると、初期状態において
は、保持板804は上昇位置にあり、上下一対の
挿入板802,803は離隔状態で挿入装置80
1の走行線上の後退位置にあり、外装袋70は第
位置、即ち前記挿入装置801の走行延長線上
の待機位置において吸着体857で吸着把持され
ていると共に、袋口70bは一対の開口爪87
4,875により開口状態にあり、また送出板8
85はピストン884aの前進によつて前記吸着
体857上の直上方位置にある。この状態におい
て、前述の靴下転送装置701により挿入装置8
01の所定位置へと転送されてきた化粧紙40に
内装された靴下60は、該挿入装置801の走行
線上の後退位置で離隔状態にある上下一対の挿入
板802,803間まで転送されると、上記保持
板804が下降してその転送された靴下60の一
側部分を化粧紙40とともに基板2面上に押圧保
持せしめる。その後転送装置701は前述した如
く、上記転送した化粧紙40に内装された靴下6
0をその場に置き去りにして元の位置に復帰され
ることになる。そしてこの転送装置701の復帰
後に、前記保持板804を上昇復帰せしめて靴下
60の押圧保持を解くと共に、駆動機構830を
駆動して挿入板802,803を先ず第2図Bで
右から左方向、即ち外装袋70の待機位置方向へ
と前進せしめることにより、それまで板カム82
2のカム面に係合していたカムローラー824が
該カム面から外れることにより上方挿入板803
は下方挿入板804側に接圧して前記転送された
靴下60を化粧紙もろとも把持せしめる。そして
この把持状態で挿入板802,803を更に前進
させて該挿入板802,803間に把持された靴
下60を化粧紙40とともに予め開口状態で待機
している外装袋70の中に挿入せしめる。そして
この挿入後に前記カムローラー824が別の板カ
ム823のカム面に係合することにより、前記一
対の挿入板802,803は離隔し外装袋70に
挿入された靴下60の把持を解放する。然る後、
送出部材880を作動して、先ず送出板885を
前記化粧紙40に内装された靴下60を挿入した
外装袋70の袋口70b付近に下降せしめ、次い
で空気圧シリンダ884のピストン884aを後
退せしめることにより吸着盤857上にある外装
袋70は挿入板802,803から抜け出して搬
出コンベア37上に送出されることになる。もち
ろんこの時点では吸着体857の吸引作用は停止
されている。その後、挿入板802,803を元
の後退位置に復帰せしめて1サイクルの靴下挿入
作業を終了する。
動関係について説明すると、初期状態において
は、保持板804は上昇位置にあり、上下一対の
挿入板802,803は離隔状態で挿入装置80
1の走行線上の後退位置にあり、外装袋70は第
位置、即ち前記挿入装置801の走行延長線上
の待機位置において吸着体857で吸着把持され
ていると共に、袋口70bは一対の開口爪87
4,875により開口状態にあり、また送出板8
85はピストン884aの前進によつて前記吸着
体857上の直上方位置にある。この状態におい
て、前述の靴下転送装置701により挿入装置8
01の所定位置へと転送されてきた化粧紙40に
内装された靴下60は、該挿入装置801の走行
線上の後退位置で離隔状態にある上下一対の挿入
板802,803間まで転送されると、上記保持
板804が下降してその転送された靴下60の一
側部分を化粧紙40とともに基板2面上に押圧保
持せしめる。その後転送装置701は前述した如
く、上記転送した化粧紙40に内装された靴下6
0をその場に置き去りにして元の位置に復帰され
ることになる。そしてこの転送装置701の復帰
後に、前記保持板804を上昇復帰せしめて靴下
60の押圧保持を解くと共に、駆動機構830を
駆動して挿入板802,803を先ず第2図Bで
右から左方向、即ち外装袋70の待機位置方向へ
と前進せしめることにより、それまで板カム82
2のカム面に係合していたカムローラー824が
該カム面から外れることにより上方挿入板803
は下方挿入板804側に接圧して前記転送された
靴下60を化粧紙もろとも把持せしめる。そして
この把持状態で挿入板802,803を更に前進
させて該挿入板802,803間に把持された靴
下60を化粧紙40とともに予め開口状態で待機
している外装袋70の中に挿入せしめる。そして
この挿入後に前記カムローラー824が別の板カ
ム823のカム面に係合することにより、前記一
対の挿入板802,803は離隔し外装袋70に
挿入された靴下60の把持を解放する。然る後、
送出部材880を作動して、先ず送出板885を
前記化粧紙40に内装された靴下60を挿入した
外装袋70の袋口70b付近に下降せしめ、次い
で空気圧シリンダ884のピストン884aを後
退せしめることにより吸着盤857上にある外装
袋70は挿入板802,803から抜け出して搬
出コンベア37上に送出されることになる。もち
ろんこの時点では吸着体857の吸引作用は停止
されている。その後、挿入板802,803を元
の後退位置に復帰せしめて1サイクルの靴下挿入
作業を終了する。
次に、第1図及び第9図AからOを参照して上
述の実施例の作用を説明する。
述の実施例の作用を説明する。
化粧紙貯蔵部材102の貯蔵箱104に貯蔵さ
れた最上位の化粧紙40を、化粧紙供給部材10
3の供給桿131により1枚宛吸着して、第1図
の基板2の直線経路に沿う切欠溝8の始端側(第
1図右側)に位置する送り部材6の走行線上の所
定位置に、第9図Aに示した展開状態で供給す
る。上記送り部材6は前述した如くカム軸3の駆
動により、動力伝達機構20を介して確実な間歇
走行駆動がなされるものであり、従つて前記供給
された1枚の化粧紙40はこの送り部材6の間歇
走行によつて、該供給位置から靴下転送装置70
1に至る各装置の作業位置間を順次間歇的に移送
されるものである。そしてこの送り部材6による
化粧紙40の移送後における該化粧紙40の停止
期間中において上記各装置が所定のタイミングを
以つて作動するように構成されている。即ち、前
記供給された化粧紙40が送り部材6の間歇走行
によつて次の化粧紙折り立て装置201の作業位
置まで移送され、該位置にて停止すると、化粧紙
40は先ず折り立て装置の保持板202でその中
央面40dが保持され、次いで一対の折り立て棒
203,204によつて該化粧紙40の両耳縁部
40c,40eがそのミシン目状折り目線40
a,40bに沿つて直立状に折り立てられること
になる(第9図B、第9図C)。またこのとき、
新たな化粧紙40が前述の切欠溝8の始端側に位
置する次の送り部材6の所定位置に供給されてい
る。
れた最上位の化粧紙40を、化粧紙供給部材10
3の供給桿131により1枚宛吸着して、第1図
の基板2の直線経路に沿う切欠溝8の始端側(第
1図右側)に位置する送り部材6の走行線上の所
定位置に、第9図Aに示した展開状態で供給す
る。上記送り部材6は前述した如くカム軸3の駆
動により、動力伝達機構20を介して確実な間歇
走行駆動がなされるものであり、従つて前記供給
された1枚の化粧紙40はこの送り部材6の間歇
走行によつて、該供給位置から靴下転送装置70
1に至る各装置の作業位置間を順次間歇的に移送
されるものである。そしてこの送り部材6による
化粧紙40の移送後における該化粧紙40の停止
期間中において上記各装置が所定のタイミングを
以つて作動するように構成されている。即ち、前
記供給された化粧紙40が送り部材6の間歇走行
によつて次の化粧紙折り立て装置201の作業位
置まで移送され、該位置にて停止すると、化粧紙
40は先ず折り立て装置の保持板202でその中
央面40dが保持され、次いで一対の折り立て棒
203,204によつて該化粧紙40の両耳縁部
40c,40eがそのミシン目状折り目線40
a,40bに沿つて直立状に折り立てられること
になる(第9図B、第9図C)。またこのとき、
新たな化粧紙40が前述の切欠溝8の始端側に位
置する次の送り部材6の所定位置に供給されてい
る。
上記折り立て装置201によりその両耳縁部4
0c,40eが直立状に折り立てられた化粧紙4
0は、次に靴下折り畳み装置401の一対の折り
畳み板402,403間の所定位置まで移送され
てくる。そしてこの位置において、先ず作業者が
人手によつて作業テーブル62上にある靴下60
を1個宛取り上げ、そしてその靴下60の中央部
が載置板64上に、また靴下の両側部を前記一対
の折り畳み板402,403上に位置するように
該靴下60を略伸張状態で載置する。然る後、上
記載置板64のみを作業テーブル62内に引つ込
めて靴下60の中央部を前記移送された化粧紙4
0の中央面40d上に上載した後、台紙供給装置
301を作動せしめて貯蔵箱302に貯蔵されて
いる台紙50を1枚宛吸着して前記上載された靴
下60の中央部分に重合するように供給する(第
9図D参照)。そしてこの台紙供給後に、前記折
り畳み装置401の一対の折り畳み板402,4
03を交互に作動させて、該折り畳み板402,
403上に載置された靴下60の両側部分を上記
台紙50上に折り畳む(第9図E、第9図F及び
第9図G参照)。このように化粧紙40の中央面
40d上において台紙50に巻付け状態に折り畳
まれた靴下60は、次に靴下整形装置501の作
業位置まで移送される。そしてこの移送途上にお
いて、化粧紙40の一方の耳縁部40cは案内板
41の折曲部41aによつて直立状から内側に向
つて徐々に折り込まれて行く(第9図H参照)。
このようにして上記整形装置501の作業位置に
移送されてきた折り畳み靴下60は、先ず係止棒
502で、該整形装置501の正確な位置にて停
止され、然る後この停止した折り畳み靴下60上
に押圧板503を降下せしめて押圧することによ
り、嵩高に折り畳まれた靴下60は扁平状に整形
されることになる(第9図I参照)。
0c,40eが直立状に折り立てられた化粧紙4
0は、次に靴下折り畳み装置401の一対の折り
畳み板402,403間の所定位置まで移送され
てくる。そしてこの位置において、先ず作業者が
人手によつて作業テーブル62上にある靴下60
を1個宛取り上げ、そしてその靴下60の中央部
が載置板64上に、また靴下の両側部を前記一対
の折り畳み板402,403上に位置するように
該靴下60を略伸張状態で載置する。然る後、上
記載置板64のみを作業テーブル62内に引つ込
めて靴下60の中央部を前記移送された化粧紙4
0の中央面40d上に上載した後、台紙供給装置
301を作動せしめて貯蔵箱302に貯蔵されて
いる台紙50を1枚宛吸着して前記上載された靴
下60の中央部分に重合するように供給する(第
9図D参照)。そしてこの台紙供給後に、前記折
り畳み装置401の一対の折り畳み板402,4
03を交互に作動させて、該折り畳み板402,
403上に載置された靴下60の両側部分を上記
台紙50上に折り畳む(第9図E、第9図F及び
第9図G参照)。このように化粧紙40の中央面
40d上において台紙50に巻付け状態に折り畳
まれた靴下60は、次に靴下整形装置501の作
業位置まで移送される。そしてこの移送途上にお
いて、化粧紙40の一方の耳縁部40cは案内板
41の折曲部41aによつて直立状から内側に向
つて徐々に折り込まれて行く(第9図H参照)。
このようにして上記整形装置501の作業位置に
移送されてきた折り畳み靴下60は、先ず係止棒
502で、該整形装置501の正確な位置にて停
止され、然る後この停止した折り畳み靴下60上
に押圧板503を降下せしめて押圧することによ
り、嵩高に折り畳まれた靴下60は扁平状に整形
されることになる(第9図I参照)。
上記整形装置501により扁平状に整形された
折り畳み靴下60は、次に送り部材6の間歇走行
によつて化粧紙40とともに該整形装置の作業位
置から化粧紙折り込み装置601の作業位置へと
移送される途上において、先ず化粧紙40の耳縁
部40eが案内棒602により徐々に内側方向に
向けて折り込み案内されて行く(第9図J参
照)。そしてこの折り込み案内された化粧紙40
の耳縁部40eが上記折り込み装置601の作業
位置に達すると、先ず折込棒603が降下して前
記折り込み案内された耳縁部40eを押圧せしめ
ることにより、該耳縁部40eは前記案内板41
の折曲部41aにより既に内側に折り込まれてい
る他方の耳縁部40c上に折り込まれることにな
る(第9図K参照)。これにより、折り畳み靴下
60は化粧紙40で包み内装されるものである。
次に上記折込棒603を上昇復帰させるとともに
保持棒604を降下させて前記折り込まれた耳縁
部40eの上面を軽く押えてその折り込み状態を
保持せしめた後、送り部材6を走行せしめて化粧
紙40に内装された靴下60を次の靴下転送装置
701の所定位置まで移送せしめる。そしてこの
移送途上において、前記折り込まれた耳縁部40
eは案内棒605によつてその折り込み状態を確
実に維持されながら移送されることになる。また
上記移送される化粧紙40に内装された靴下60
は、靴下転送装置701のガイド板702と直立
板714により該転送装置の転送板701上の所
定位置に正しい状態で移送されると、次に挾持板
711を下降せしめて上記移送された靴下60を
化粧紙もろとも転送板710上に挾持せしめる
(第9図L参照)。そしてこの挾持状態で転送板7
10を作動させて上記化粧紙40に内装された靴
下60を靴下挿入装置801の走行線上に位置す
る上下一対の挿入板802,803間の所定位置
まで転送する。
折り畳み靴下60は、次に送り部材6の間歇走行
によつて化粧紙40とともに該整形装置の作業位
置から化粧紙折り込み装置601の作業位置へと
移送される途上において、先ず化粧紙40の耳縁
部40eが案内棒602により徐々に内側方向に
向けて折り込み案内されて行く(第9図J参
照)。そしてこの折り込み案内された化粧紙40
の耳縁部40eが上記折り込み装置601の作業
位置に達すると、先ず折込棒603が降下して前
記折り込み案内された耳縁部40eを押圧せしめ
ることにより、該耳縁部40eは前記案内板41
の折曲部41aにより既に内側に折り込まれてい
る他方の耳縁部40c上に折り込まれることにな
る(第9図K参照)。これにより、折り畳み靴下
60は化粧紙40で包み内装されるものである。
次に上記折込棒603を上昇復帰させるとともに
保持棒604を降下させて前記折り込まれた耳縁
部40eの上面を軽く押えてその折り込み状態を
保持せしめた後、送り部材6を走行せしめて化粧
紙40に内装された靴下60を次の靴下転送装置
701の所定位置まで移送せしめる。そしてこの
移送途上において、前記折り込まれた耳縁部40
eは案内棒605によつてその折り込み状態を確
実に維持されながら移送されることになる。また
上記移送される化粧紙40に内装された靴下60
は、靴下転送装置701のガイド板702と直立
板714により該転送装置の転送板701上の所
定位置に正しい状態で移送されると、次に挾持板
711を下降せしめて上記移送された靴下60を
化粧紙もろとも転送板710上に挾持せしめる
(第9図L参照)。そしてこの挾持状態で転送板7
10を作動させて上記化粧紙40に内装された靴
下60を靴下挿入装置801の走行線上に位置す
る上下一対の挿入板802,803間の所定位置
まで転送する。
斯くして靴下挿入装置801の所定位置に転送
された靴下60は、次に該挿入装置の作動によ
り、挿入装置801の走行延長線上の位置にその
袋口70bを予め開口状態で待機せしめた外装袋
70内に挿入される。この靴下挿入作業は次のよ
うにして行われる。即ち、靴下転送装置701に
よる靴下転送後に、靴下挿入装置801の上下一
対の挿入板802,803が該挿入装置801の
走行線上に沿つて前進すると、先ずカムローラー
824が板カム822のカム面から外れることに
より上方挿入板803が下方挿入板802上に接
圧し、これにより、前記転送された靴下60を化
粧紙もろとも把持せしめる。そしてこの把持状態
で挿入板802,803を更に前進させて前述の
待機位置にある外装袋70内に靴下60を化粧紙
40に内装された状態で挿入する。このようにし
て化粧紙40に内装された靴下60が外装袋70
内に挿入されると、前記カムローラー824は次
に板カム823のカム面に係合することにより、
前記一対の挿入板802,803は離隔し外装袋
70に挿入された60の把持を開放する。然る
後、送出部材880の送出板885を作動せしめ
て外装袋70に挿入された靴下60を該外装袋と
ともに搬出コンベア37上に送出せしめるもので
ある。
された靴下60は、次に該挿入装置の作動によ
り、挿入装置801の走行延長線上の位置にその
袋口70bを予め開口状態で待機せしめた外装袋
70内に挿入される。この靴下挿入作業は次のよ
うにして行われる。即ち、靴下転送装置701に
よる靴下転送後に、靴下挿入装置801の上下一
対の挿入板802,803が該挿入装置801の
走行線上に沿つて前進すると、先ずカムローラー
824が板カム822のカム面から外れることに
より上方挿入板803が下方挿入板802上に接
圧し、これにより、前記転送された靴下60を化
粧紙もろとも把持せしめる。そしてこの把持状態
で挿入板802,803を更に前進させて前述の
待機位置にある外装袋70内に靴下60を化粧紙
40に内装された状態で挿入する。このようにし
て化粧紙40に内装された靴下60が外装袋70
内に挿入されると、前記カムローラー824は次
に板カム823のカム面に係合することにより、
前記一対の挿入板802,803は離隔し外装袋
70に挿入された60の把持を開放する。然る
後、送出部材880の送出板885を作動せしめ
て外装袋70に挿入された靴下60を該外装袋と
ともに搬出コンベア37上に送出せしめるもので
ある。
以上の動作を反覆することによつて、台紙50
上に折り畳まれ、化粧紙40で内装された靴下6
0を外装袋70に挿入するとにより、該靴下60
の折り畳み包装が完成されるものである。また本
発明の実施例によれば、送り部材6を約2秒間隔
で間歇走行せしめ、そしてこの時間内に前述の化
粧紙供給作業から外装袋70への靴下挿入作業ま
での一連の各作業工程を夫々の作業位置において
それぞれ重複して行わせしめるものであるから、
この靴下の折り畳み包装作業は2秒毎に完成され
ることになる。
上に折り畳まれ、化粧紙40で内装された靴下6
0を外装袋70に挿入するとにより、該靴下60
の折り畳み包装が完成されるものである。また本
発明の実施例によれば、送り部材6を約2秒間隔
で間歇走行せしめ、そしてこの時間内に前述の化
粧紙供給作業から外装袋70への靴下挿入作業ま
での一連の各作業工程を夫々の作業位置において
それぞれ重複して行わせしめるものであるから、
この靴下の折り畳み包装作業は2秒毎に完成され
ることになる。
発明の効果
本発明は上述したように、作業テーブルに予め
適宜長さに揃えられて置かれた靴下を折り畳み作
業のための所定位置に略伸張状態で載置する作業
のみを作業者の人手によつて行うもので、他の化
粧紙供給作業から外装袋への靴下挿入作業までの
一連の作業は全て自動的になされるものであるか
ら、従来から行われていたこの種の折り畳み包装
方法に比し、連続的かつ迅速に行い得るので能率
の向上に資すること大である。また本発明におけ
る各装置の作動は、1つのカム軸に固着されたそ
れぞれ形状の異なる複数のカム群と、水平軸に嵌
合されたカムレバー群との協動作用により適宜伝
達機構を介して上記各装置をタイミングよく作動
せしめるものであるから、各装置間における誤動
作もなく適確な作動がなされるものである。
適宜長さに揃えられて置かれた靴下を折り畳み作
業のための所定位置に略伸張状態で載置する作業
のみを作業者の人手によつて行うもので、他の化
粧紙供給作業から外装袋への靴下挿入作業までの
一連の作業は全て自動的になされるものであるか
ら、従来から行われていたこの種の折り畳み包装
方法に比し、連続的かつ迅速に行い得るので能率
の向上に資すること大である。また本発明におけ
る各装置の作動は、1つのカム軸に固着されたそ
れぞれ形状の異なる複数のカム群と、水平軸に嵌
合されたカムレバー群との協動作用により適宜伝
達機構を介して上記各装置をタイミングよく作動
せしめるものであるから、各装置間における誤動
作もなく適確な作動がなされるものである。
第1図は本発明方法を実施する装置の全体平面
図、第2図Aは第1図に示す装置の一部省略正面
図、第2図Bは第1図の装置における靴下挿入装
置の部分のみを示す一部断面正面図、第3図は第
1図の矢視−線から見た側面図、第4図は第
1図の矢視から見た正面図、第5図は第1図の
矢視−から見た側面図、第6図は第1図の矢
視−から見た側面図、第7図は第1図の矢視
−から見た側面図、第8図は第1図の矢視
−から見た側面図、第9図Aから第9図Oは本
発明装置の作用を説明する図で、第9図Aは化粧
紙の平面図、第9図B,G,H,I,K及びLは
側面図、第9図Cは折り立て状化粧紙の斜視図、
第9図Jおよび第9図Oは平面図、第9図Mは外
装袋の斜視図、第9図Nは一部断面正面図であ
る。 2…基板、6…送り部材、8…切欠溝、37…
搬出コンベア、40…化粧紙、40c,40e…
化粧紙の耳縁部、40d…化粧紙の中央面、50
…台紙、60…靴下、70…外装袋、101…化
粧紙供給装置、102…化粧紙貯蔵部材、103
…化粧紙供給部材、201…化粧紙折り立て装
置、301…台紙供給装置、401…靴下折り畳
み装置、501…靴下整形装置、601…化粧紙
折り込み装置、701…靴下転送装置、801…
靴下挿入装置、802,803…上下一対の挿入
板、830…駆動機構、880…外装袋送出部
材。
図、第2図Aは第1図に示す装置の一部省略正面
図、第2図Bは第1図の装置における靴下挿入装
置の部分のみを示す一部断面正面図、第3図は第
1図の矢視−線から見た側面図、第4図は第
1図の矢視から見た正面図、第5図は第1図の
矢視−から見た側面図、第6図は第1図の矢
視−から見た側面図、第7図は第1図の矢視
−から見た側面図、第8図は第1図の矢視
−から見た側面図、第9図Aから第9図Oは本
発明装置の作用を説明する図で、第9図Aは化粧
紙の平面図、第9図B,G,H,I,K及びLは
側面図、第9図Cは折り立て状化粧紙の斜視図、
第9図Jおよび第9図Oは平面図、第9図Mは外
装袋の斜視図、第9図Nは一部断面正面図であ
る。 2…基板、6…送り部材、8…切欠溝、37…
搬出コンベア、40…化粧紙、40c,40e…
化粧紙の耳縁部、40d…化粧紙の中央面、50
…台紙、60…靴下、70…外装袋、101…化
粧紙供給装置、102…化粧紙貯蔵部材、103
…化粧紙供給部材、201…化粧紙折り立て装
置、301…台紙供給装置、401…靴下折り畳
み装置、501…靴下整形装置、601…化粧紙
折り込み装置、701…靴下転送装置、801…
靴下挿入装置、802,803…上下一対の挿入
板、830…駆動機構、880…外装袋送出部
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板2上に設けられた送り部材6の走行線上
の所定位置に1枚の化粧紙40を供給する第1の
工程と、 その供給された化粧紙40のミシン目状折り目
線40a,40bに沿つて、該化粧紙の両耳縁部
40c,40eを直立状に折り立てる第2の工程
と、 適宜長さに揃えられた靴下60を、前記折り立
てられた化粧紙の中央面40dに略伸張状態で上
載すると共に、所定形状の1枚の台紙50を水平
状で上記靴下の中央部分に重合するように供給し
た後、該靴下の長手方向両側部を台紙上に折り畳
む第3の工程と、 前記折り畳まれた靴下60を押圧して扁平状に
整形する第4の工程と、 前記第2の工程で直立状に折り立てた化粧紙の
両耳縁部40c,40eを更に内側に折り込ん
で、前記台紙に折り畳んだ靴下60を化粧紙40
で包み内装する第5の工程と、 化粧紙40で内装された靴下60を、その状態
で靴下挿入装置801の走行線上の正しい位置に
転送する第6の工程と、 転送された靴下60を挿入装置801で把持
し、該押入装置の走行延長線上の位置で予め待機
せしめた合成樹脂製フイルムの外装袋70内に挿
入するとともに、この挿入した外装袋を搬出コン
ベア37上に送出する第7の工程とからなり;か
つ 前記第1〜7の工程が、その順序で連続的に行
われることを特徴とする靴下の折り畳み包装方
法。 2 水平な基板2の長手方向の定められた直線経
路に沿つて細長い切欠溝8を形成し、該切欠溝に
沿う直線経路上を間欠的に一方向に走行する複数
個の送り部材6を前記基板の下面に配設した無端
チエイン12に等間隔に支持すると共に、 多数枚の化粧紙40を水平に積み重ねて貯蔵す
る化粧紙貯蔵部材102と、この貯蔵部材と前記
切欠溝の始端位置との間を往復移動可能に設けた
供給桿131に吸着盤133を担持した化粧紙供
給部材103とからなる化粧紙供給装置101を
前記基板の前面一端部に架設し、 更に、前記切欠溝8の直線経路上に臨む位置に
は、 前記基板2上に接離可能に支持された保持板2
02と、切欠溝8とを挾む両側に位置し、該切欠
溝方向に揺動可能に支持された一対の折り立て棒
203,204からなる化粧紙の折り立て装置2
01と、 化粧紙40の中央面40d上に作業者の手作業
によつて適宜長さに揃えた一個の靴下60を略伸
張状態で上載すると共に、所定形状の一枚の台紙
50をその上載した靴下の略中央部に重合するよ
うに供給する台紙供給装置301と、 前記基板2の直上方に位置し、適宜な間隔をも
つて互いに接近する方向に回動可能に支持された
一対の折り畳み板402,403からなる靴下折
り畳み装置401と、 前記基板2上に接離可能に支持された押圧板5
03によつて台紙50上に折り畳まれた靴下を一
時的に押圧して扁平状に整形する靴下整形装置5
01と、 前記基板2面に対して上下方向に移動可能に支
持された折込棒603と保持棒604の協動によ
つて、化粧紙40の両耳縁部40c,40eを内
側に折り込んで折り畳み靴下を包み内装する化粧
紙折り込み装置601と、 前記切欠溝8の終端部において、該切欠溝を横
切つて靴下挿入装置801の走行線上の所定位置
まで往復移動可能に支持された転送板710と、
この転送板上に接離可能に支持された挾持板71
1からなる靴下転送装置701とが、 その順序で直列状に前記切欠溝8の直線経路に
沿つて設けられており、かつ、 前記の靴下挿入装置801が、前記転送装置7
01によつて転送された折り畳み靴下を化粧紙も
ろとも一時的に把持して挿入装置の走行延長線上
の所定位置に予め待機せしめた合成樹脂製フイル
ムの外装袋70に挿入する開閉可能な一対の挿入
板802,803と、この挿入板を前記走行線に
沿つて往復動せしめる駆動機構830と、外装袋
70に挿入された靴下を該外装袋とともに搬出コ
ンベア37上に送出する部材880とを、含んで
構成したことを特徴とする靴下の折り畳み包装装
置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170580A JPS5777413A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Method and apparatus for folding and packing sock |
EP81850198A EP0051057B1 (en) | 1980-10-28 | 1981-10-26 | Improved method and apparatus for automatic packing of stockings |
DE8181850198T DE3165431D1 (en) | 1980-10-28 | 1981-10-26 | Improved method and apparatus for automatic packing of stockings |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15170580A JPS5777413A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Method and apparatus for folding and packing sock |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777413A JPS5777413A (en) | 1982-05-14 |
JPS6229287B2 true JPS6229287B2 (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=15524458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15170580A Granted JPS5777413A (en) | 1980-10-28 | 1980-10-28 | Method and apparatus for folding and packing sock |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0051057B1 (ja) |
JP (1) | JPS5777413A (ja) |
DE (1) | DE3165431D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62271826A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-26 | 株式会社 タカトリハイテツク | 靴下の折り畳み包装方法とその装置 |
IT1286079B1 (it) * | 1996-10-31 | 1998-07-07 | Conti Complett Spa | Dispositivo posizionatore di calze,particolarmente per calze corte, in macchine etichettatrici |
CN103158908B (zh) * | 2013-03-27 | 2015-02-25 | 东华大学 | 裤袜自动包装中的单工位无传输折叠方法及机构 |
CN109132052A (zh) * | 2018-08-23 | 2019-01-04 | 黄仙营 | 一种袜子包装机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1981-10-26 DE DE8181850198T patent/DE3165431D1/de not_active Expired
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Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS5022477A (ja) * | 1973-07-03 | 1975-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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