JPS62292489A - 通電転写型記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［技術分野］ 本発明は通電により発熱する機能を有する通電発熱型の
転写型記録媒体に関するものでおり、ざらに詳しくは大
エネルギーの印加が可能であり、又複数回の使用も可能
である通電転写型記録媒体に関するものである。

［従来技術］ 近年、耐熱性支持体上に熱転写↑１のインク層を設（プ
た記録媒体を用いサーマルヘッドで熱信号を与えてイン
クを転写して記録する熱転写法が最も簡便な晋通紙記録
方法として用いられてＪ３す、更に、カラー記録にら適
した方法として凹及している。

これに対し記録媒体に通電により発熱するビ笈能をもた
ｕ１マルヂスクイラス電４へにより電気信号を与えり小
ンを発熱させ、熟転写円インクと転写さヒる通電転写法
４Ｊ　Ｉナーマルヘッドを用いる前記熱転写に対し、ヘ
ットの蓄熱から生ずる熱リーイクルの制限が小さいこと
から大工ネルキーににる高速畠密度記録か可能であり、
また、熱転写の持つメリツｌ−にＬす−べてＩＭせしつ
ことから高速のノンインバク１へプリンターとして、又
高速のフルカラー１リンターとしての用途が聞Ｊ（ｉさ
れている。通電転゛ｑ法は第１〜第４図に示すように記
録型（へ１と帰路重囲２によって、記録媒体に通電し、
その熱でインク層を溶融、転）゛ざＵる方法である。記
録媒体の１１へ成はいくつかの提案があるが代表的なも
のを図面を参照して説明すると、 １．第２図に示すように導電性支持体４に直接熱転写［
４−インク層３を設けたもの、２、第１図に示すように
耐熱性支持体５の上に発熱抵抗層（導電性層）６を設け
、反対面に熱転写性インク層３を設置づたもの、に分類
される。ざらにこれらの応用として、電流の集中をはか
るため第３図に示ずように、金属層７を抵抗層６の下（
記録電極の反対側）に設置ノだ構成や第４図に示すよう
に熱転写性インク層３を色材層９と色材層の転写を容易
にする為の剥離層８を分けたもの等がある。

このうち第１図の耐熱性支持体を用いた構成は第２図の
構成に比べ通電発熱と機械的強度の二つの機能か抵抗層
と支持体に分【ノられるので材料の選択幅が広くなり製
造上も容易でおる。

従来、この構成においては抵抗層は導電性粉末を分散し
た耐熱性樹脂層、支持体は２軸延伸のポリエチレンテレ
フタレートフィルム（以下ＰＥ下フィルム）が用いられ
てきた。

ＰＥ下フィルムは融点２６０’Ｃとかなりの耐熱性を有
するか、抵抗層の発熱量が大きく、抵抗層白身が焼けぬ
けるにうなエネルギーが印加された時ＰＥ下フィルムも
焼きぬ（プ、その結果リボンの切断、画像の汚損等のト
ラブルが生ずる。

又抵抗層が焼（プぬけないまでも発熱量が大ぎい時、収
縮してシワになったりひずんだりして１回の使用なら耐
えるが複数回の使用には耐えない揚台がある。

抵抗層の樹脂を耐熱性及びは域的強度か大きいものにす
る事によりこのＰＥ下フィルムの収縮ひずみ焼きぬけは
ある程度防ぐことｌユできるが、障害を完全に防ぐこと
はできない。

また支持体としてポリイミドフィルムを用いればこのよ
うな問題は全くないのであるか、ポリイミドフィルムは
複ｖｉ回刊用を考慮しても消耗品として用いるには高価
であるうえに、加工する際に各層の接着性にも問題があ
り必ずしも万能ではない。

［目　　的］ 本発明の目的は高い耐熱性を有し、大エネルギー記録、
複数回記録が可能な通電転写記録媒体を得ることにある
。

［構　　成］ 上記目的を達成するための本発明の構成は１）許請求の
範囲に記載のとおりの通電転写型記録媒体でめる。

図面を参照して具体的に説明すると、基本的には、第１
図に示すように、耐熱性交１．′ｊ体５の片面に、通電
により発熱する抵抗層６を設（ブ、その反対の面に熱転
写性のインクＭ３を設けた通電転写型記録媒体において
上記耐熱性支持体５が厚さ１０μｍ以下の芳香族ポリア
ミドフィルムである通電転写型記録媒体である。

更に、すでに説明したように第３図に示す金属層、第４
図に示すように、熱転写性インク層３の代りに剥離層８
と色材層９から成る転写層をすｉするものでしよい。

本発明の耐熱性支持体フィルム５に用いられる芳香族ポ
リアミドとは基本的に下記に示すような＋ｖＳ造を５０
モル％以上含有する高分子材料のことである。

一般式 芳香族環を結合するアミド結合【Ｊ、芳香ｈ＞　ｌ＝の
メクーメク、メタ−パラ、バラ−メタ、バラ−パラの各
位置か考えられ、各々の芳香１Ｍポリアミドが存在する
。史に芳％　ｆＪＸ　Ｉ莱にハロゲン原子等を導入した
もの、芳香族環をアミド結合のみイ１らず、エーテル結
合、イミド結合で結合した部分を含むもの等、多にの広
？（の芳香族ポリアミドが存在する。

本発明においては主に芳香／Ｊ＞ポリアミドの高耐熱［
生を利用しているので厚さか１０μ以下であれば、多種
多様な芳香族ポリアミドが使用しうるか、芳香族ポリア
ミドフィルムは２軸延伸しであるものが強度、表面性、
耐熱性等の面で望ましい。

抵抗層６は電気的有意な但の導電性カーボンブラックを
耐熱性高分子中に分散させたものが望ましく、その体積
固有抵抗は１０２Ωｃｍ〜１０　０ｃｍ程度が適当であ
る。記録電極駆動電圧を低く覆るためには抵抗は低い方
が望ましい。また、記録電圧を低くし、電流の集中化を
はかつて記録精度、速度を上げるには抵抗層と支持体の
間に金属層を設ｃブるのがぎわめて有効である。

一方熱転写性インク府は従来熱転写記録法で知られてい
るあらゆる構成が利用できるが、通電転写記録法の特徴
を生かすには単Ｍ！なワックスベースインク層よりも転
写に大エネルギーを要する樹脂ベースインク層、複数回
の使用が可能なマルチ型インク唐、大エネルギーでかつ
複数個の使用が可能で、かつ、エネルギー変調による濃
度変調が可能な昇華転写型インク層等を設け、高機能化
をはかる方が望ましい。

次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。なｄ−
３、実施例に記載の各成分の♀（部）は巾（配部である
。

実施例１ 厚さ６μｍの若香族ポリアミドフィルム（王Ｘフィルム
、東し製）でつくられｌこ支（，７体の片面に厚さ８０
０人のアルミニウム蒸る層をムノけ、更にアルミニウム
蒸ｉ層の上に下記のようにして抵抗層を設けた。

抵抗層の組成 ポリビニルアルコール （ＰＶＡ２０５、クラレ製）９部 メラミン樹脂（スミレ−ズレジン６１３、住友化学製〉
　１部 導電を生カーボンブラック（ケッチェンブラック　アク
ゾ製＞　　４．３部 塩化アンモニウム　　　　　　０．１部水　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　１５０部以上をメディアと
してステアタイトを用いアトライターにて５時間分散し
て、抵抗層用塗布液を調製した。これに湿潤剤としてサ
ポニン１％水溶液を３部添加し、ブレードを用いて乾燥
後の厚さが５μｍになるように塗布し１４０’Ｃで２分
間乾燥後１００’Ｃで２０分間キユアリングした。支持
体に設けた抵抗層の表面抵抗は４端子法で１．２Ωであ
った。

この抵抗層の反対側の支持体面にインク層を設けた。

インク層形成液 ポリビニルブチラール（エスレック８Ｘ−１、活水化学
）の５％水溶Ｍ　（＋”−ルエン／メヂルエチルケ１ヘ
ン５０／　５０混合溶媒）８０部 昇華性染料（カヤレットレッドＢ、 日本生薬）　　　　　４部 上記混合物を小−ルミル中で２４時間分散して調製した
インク層塗イｌｉ液を、乾燥後の厚さが５μｍになるよ
うにワイヤーバーによって塗イｈし、１２０’Ｃで５分
間乾燥させてインク層を形成し、通電転写型記録媒体と
した。

比較例 実施例１の６μｍ″ｆ；香族ポリアミドフィルムを６μ
ｍポリニスデルフィルム（ルミラー、東し製）にかえた
他は実施例１とずべで回しにして通電転写型記録媒体を
ｊＨ’７た。

記録結果 記録装置は直径５０ｃｚｍのタンゲスアン電（〜を１０
０μｍピッチで５０本１列に並べ、電極列から５ｍｍ離
れに位置に１ｃｍ　２の帰路電（市を記録電極列をはさ
んで並列に２列・１ρぺた＋ｉＡ造をしているものを用
いた。記録電（への押しつ（電圧は実効値で５ｋｇ／ｃ
ｍ　２に調整した。

被転写紙としてスーパーカレンダー処理した９０ｇ／ｃ
ｍ２の上質紙に、 １、ポリニスデル樹脂エマルジ」ン 固型分として５部 ？、アナターゼ型酸化ヂクン 同」二　　　３部 ３、ポリビニルアルコール　同ト　　２部からなる厚さ
１０μｍの受容層を設【プたものを用いた。

記録は幅１０ｍｍのスリットした記録媒体と被転写紙を
重ねて記録装置にセラ１〜し、記録媒体の両端に１００
ｇのテンションをかけた状態で全記録電極を同時に作動
させるモードで行なった。

パルス幅は２．５ｍ５ｅＣに固定し、印加型７］を変化
させて記録濃度の変化記録媒体の１０傷具合をみた。こ
の結果を下記の表に示す。

表 ［効　　果］ 以上、説明したＪ、うに本発明の通電転写型記録媒体は
従来型の材料を用いたものに比べ優れた耐熱１２１性を
有し、人エネルギー印加くりかえし使用にし耐えその実
用上の価値ＬＬ高い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明よ３よび従来の通電転写７１．１！記録
媒体の一具体例、 第２図は従来の通電転写く１°に記録媒体の一具体例、 第３図および第４図は本発明および従来の通電転写型記
録媒体の他の具体例である。 １・・・記録電極、２・・・帰路電極、３・・・熱転写
性インク層、４・・・導電［（１支１１．’ｊ体、５・
・・耐熱性支持体、６・・・抵抗層、７・・・金属層、
８・・・剥離層、９・・・色材層。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 耐熱性支持体の片面に通電により発熱する 抵抗層を設け、その反対の面に熱転写性のインク層を設
   けた通電転写型記録媒体において、耐熱性支持体が厚さ
   １０μ以下の芳香族ポリアミドフィルムよりなることを
   特徴とする通電転写型記録媒体。