JPS622914Y2 - - Google Patents

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JPS622914Y2
JPS622914Y2 JP18876782U JP18876782U JPS622914Y2 JP S622914 Y2 JPS622914 Y2 JP S622914Y2 JP 18876782 U JP18876782 U JP 18876782U JP 18876782 U JP18876782 U JP 18876782U JP S622914 Y2 JPS622914 Y2 JP S622914Y2
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JP
Japan
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thrust bearing
bearing member
housing
thrust
open end
Prior art date
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JP18876782U
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JPS5992567U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電動機ハウジングに設けられた回転
軸のスラスト軸受に関するものである。
従来技術 従来のスラスト軸としては、実開昭58−131152
に開示されるものが存在する。先ずこの従来例に
ついて、第1図及び第2図に従がい説明する。
第1図に従来におけるスラスト軸受部材を示す
斜視図、第2図はこのスラスト軸受部材を軸受支
持部に係着した状態をす電動機の縦断面図であ
る。第1図に示すように、スラスト軸受部材1
は、ポリアセタール等のように軸受摺接効果を有
する表面を形成し得る樹脂にて、王冠状に形成さ
れている。2は円柱体で、この円柱体2には回転
軸3の端部を支持する受け面4が形成される。5
は受け面4と反対側6に形成された複数の突起
で、円柱体2の外径より拡開して円柱体2から一
体に延伸するように形成されている。7は押込み
用突部で、スラスト軸受部材1をハウジングの軸
受支持部8の挿入孔9に挿着する際、押込み圧力
をかけるための平面を有し、受け面4および各突
起5……の上面と平行平面になつている。この押
込み用突部7も円柱体2と一体に延伸されなるも
のであるが、第2図に示すように、軸受支持部8
の外方まで突出させれば、特に工具を用いること
なくスラスト軸受部材1を挿着することができ
る。押込も棒のような工具を用いるとすれば、押
込み用突部7を特に設ける必要はなく、受け面4
と反対側6を押込棒などで押込んで挿着すればよ
い。突起5……の拡開程度は、軸受支持部8の挿
入孔9より突起5の外周端縁部がやや径大に拡開
する程度にし、円柱体2の外径は挿入孔9の口径
よりやや小さいものであればよい。また、突起5
……と円柱体2との連接部は外方に比較的柔軟性
を有するような形状等を選定する。
つぎに、このスラスト軸受部材1を軸受支持部
8に係着する方法について説明する。
軸受支持部8の構造は、第2図に示すように、
略円筒状なし、ラジアル軸受10,11を円筒内
で保持する。スラスト方向の荷重は図中矢印方向
にかかり、ラジアル軸受10,11はスラスト方
向の荷重に対しては軸受効果を有さない。
軸受支持部8の円筒内表面に中ぐり盤などを利
用して、円環溝12を設ける。円環溝12の深さ
は突起5の先端が係着可能な程度であれば良く、
音響機器などに用いられ電動機であれば、通常1
mm前後であればよい。円環溝12の断面形状は、
第2図に示したような形状でなくとも、係止部を
成すアゴ部分され確保できればよく、例えば断面
形状が三角形のものでも良い。
さて、上述したようにして形成された軸受支持
部8に 回転軸3を挿着する前、あるいは挿着
後、挿入孔9より、スラスト荷重方向すなわち堆
力向に逆つてスラスト軸受部材を挿入すれば、突
起5……は一旦挿入孔9で内方へ撓んで、挿入さ
れ、所定位置で外方に拡開し、係止部で円環溝1
2のアゴ部を係着して、スラスト軸受部材1が固
定される。
叙上のような従来例において問題となること
は、スラスト軸受部材1の突起5……の係着する
円環溝12を削設することである。この円環溝1
2は前述のように中ぐり盤を利用して削設する訳
であるが、この中ぐり盤の操作には熟練と時間を
要するからである。
考案の目的 本考案は、従来技術における問題点、即ち円環
溝の削設作業を省略し、困難な中ぐり盤を操作す
る作業をなくするものである。
考案の構成 本考案は電動機のハウジングに形設された回転
軸挿通用透孔の開口端部に、底面を回転軸のスラ
スト荷重の受圧面とする有底円筒形状をなすスラ
スト軸受部材が嵌入され、前記ハウジングの開口
端部及びスラスト軸受部材に、夫々貫通孔が回転
軸心に対して直角方向に設けられ、これらの貫通
孔に固定ピンが嵌挿され、スラスト軸受部材をハ
ウジングの開口端部に固定するものである。
実施例 第3図および第4図は本考案の一実施例を示す
縦断面図および要部斜視図である。
これらの図において、13はハウジング14の
軸受支持部で、アルミダイキヤストにて成形され
る。またこの軸受支持部13の下端には、鉄板に
て形成された、コイル15の支持板16が固着さ
れる。軸受支持部13には回転軸17を挿通する
ための透孔13aが穿設され、この透孔13a内
にてラジアル軸受18,19が固設される。そし
てこのラジアル軸受18,19内に回転軸17が
回転自在に挿入される。前記透孔13aの開口端
部には、断面コ字状のスラスト軸受部材20が嵌
入される。このスラスト軸受部材20はポリアセ
タールにて形成される。そしてスラスト荷重の受
圧面20aが下面に現われ、この受圧面20aに
て回転軸17の上端が支持される。21はスラス
ト軸受部材20と、軸受支持部13に穿設された
貫通孔20b,13bを、共に貫通するスプリン
グピンである。22は環状の磁石である。
而して、スラスト軸受部材20を、軸受支持部
13の透孔13aの端部から押し込み、スプリン
グピン21を挿入すれば、スラスト軸受部材は定
位置に固定される。
考案の効果 本考案によると、電動機のハウジングに内側か
ら円環溝を削設する必要がなく、ハウジングとス
ラスト軸受部材に、外部からピン挿入孔を穿設す
るだけでよい。
従つて、困難とされる中ぐり盤の操作作業を排
除することができ、コストダウンに寄与する。ま
た、従来例においては、一旦装着されたが固着
は、突起が邪魔となつて容易に取り出すことはで
きないのに対し、本考案においては固定ピンを抜
去するだけで、スラスト軸受部材を容易に取り出
すことができ、交換が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示す斜視図およ
び縦断面図、第3図および第4図は本考案の一実
施例を示す寿断面図および斜視図である。 13……軸受支持部、13a……透孔、14…
…ハウジング、、17……回転軸、20……スラ
スト軸受部材、13b,20b……貫通孔、21
……スプリングピン(固定ピン)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動機のハウジングに形成された回転軸挿通用
    透孔と、 底面を回転軸のスラスト荷重の受圧面とする有
    底円筒形状をなし、前記回転軸挿通用透孔の開口
    端部に嵌入されるスラスト軸受部材と、 前記ハウジングの開口端部及びスラスト軸受部
    材に、回転軸心に対して直角方向に夫々設けた貫
    通孔と、 この両貫通孔に嵌挿され、前記スラスト軸受部
    材を前記ハウジングの開口端部に固定する固定ピ
    ンと、を具備してなる電動機のスラスト軸受。
JP18876782U 1982-12-13 1982-12-13 電動機のスラスト軸受 Granted JPS5992567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18876782U JPS5992567U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電動機のスラスト軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18876782U JPS5992567U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電動機のスラスト軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5992567U JPS5992567U (ja) 1984-06-23
JPS622914Y2 true JPS622914Y2 (ja) 1987-01-23

Family

ID=30407147

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18876782U Granted JPS5992567U (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電動機のスラスト軸受

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0417865Y2 (ja) * 1986-12-15 1992-04-21

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Publication number Publication date
JPS5992567U (ja) 1984-06-23

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