JPS594177Y2 - 軸受体の固定機構 - Google Patents
軸受体の固定機構Info
- Publication number
- JPS594177Y2 JPS594177Y2 JP13233779U JP13233779U JPS594177Y2 JP S594177 Y2 JPS594177 Y2 JP S594177Y2 JP 13233779 U JP13233779 U JP 13233779U JP 13233779 U JP13233779 U JP 13233779U JP S594177 Y2 JPS594177 Y2 JP S594177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing body
- cut
- diameter portion
- circular hole
- fixing mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軸受体とケースとの固定機構に関するものであ
る。
る。
従来に於いては、第9図に示す如くケースPの底壁面に
貫通孔Qを穿ち、軸受体Rの小径部Sを貫入せしめて大
径部Tでストップさせていたが抜は強度が不足したり、
回り強度が不足するという欠点があった。
貫通孔Qを穿ち、軸受体Rの小径部Sを貫入せしめて大
径部Tでストップさせていたが抜は強度が不足したり、
回り強度が不足するという欠点があった。
このために第10図に示す如く軸受体Rの小径部Sをケ
ースPの底壁面に穿った貫通孔Qに貫通せしめ大径部T
でストップした後、軸受体Rの小径部Sの縁部をカシメ
Wていたがこれとても抜は強度が不足する等の欠点があ
った。
ースPの底壁面に穿った貫通孔Qに貫通せしめ大径部T
でストップした後、軸受体Rの小径部Sの縁部をカシメ
Wていたがこれとても抜は強度が不足する等の欠点があ
った。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので以下に図示の
実施例に基きその内容について説明する。
実施例に基きその内容について説明する。
第1の実施例(第1図乃至第6図)について。
1は金属製のケース体で底面2に円孔3を穿つと共に該
円孔3に連らなって放射方向であって内側に向って複数
の切り起し片4を設けである。
円孔3に連らなって放射方向であって内側に向って複数
の切り起し片4を設けである。
5は合成樹脂型の軸受体で沖心に軸受孔6を穿っである
。
。
7は軸受体5の小径部、8は軸受体5の大径部である。
9は切り起し抜き穴部である。次に斜上の構成より成る
本考案機構の組立て順序について説明する。
本考案機構の組立て順序について説明する。
第2図に示した金属製のケース体1に矢標A方向より、
第5図に示す如き合成樹脂型の軸受体5を挿入し円孔3
部分に小径部7を圧入せしめる。
第5図に示す如き合成樹脂型の軸受体5を挿入し円孔3
部分に小径部7を圧入せしめる。
然る後、第6図に示す如く切り起し片4を矢標B及びC
方向に向けて折り曲げ軸受体5の大径部8にかしめ圧着
する。
方向に向けて折り曲げ軸受体5の大径部8にかしめ圧着
する。
然る時、合成樹脂型の軸受体5の大径部8の一部は切り
起し片4により喰い込まれることとなる。
起し片4により喰い込まれることとなる。
第2の実施例(第7図及び第8図)について。
本実施例に於いて第1の実施例と同じ部分には同じ番号
を附しである。
を附しである。
本実施例の特徴は軸受体5の大径部8に溝部10を設け
た点にあり、切り起し片4を折り曲げて嵌入することに
より回り強度を一層強力にすることができる。
た点にあり、切り起し片4を折り曲げて嵌入することに
より回り強度を一層強力にすることができる。
軸受体5が合成樹脂型のものであってもよいことは勿論
であるが、特にカーボン等の硬い材質を採用した際に、
特に回り強度を維持するのに有効である。
であるが、特にカーボン等の硬い材質を採用した際に、
特に回り強度を維持するのに有効である。
而して、本考案では第1乃至第2の実施例で示した如く
、切り起し片で軸受体を押さえるため軸受体の圧入と合
わせて抜は強度が増し又切り起し片が軸受体の一部に喰
い込む形となるので回り強度を確保出来、更に切り起し
片をかしめることにより抜は強度を確保出来るため軸受
体の円孔への圧入そのものの強度は小さくて良いので軸
受体における軸受孔の内径の変化がない等、従来技術に
比しきわめて効果が大である。
、切り起し片で軸受体を押さえるため軸受体の圧入と合
わせて抜は強度が増し又切り起し片が軸受体の一部に喰
い込む形となるので回り強度を確保出来、更に切り起し
片をかしめることにより抜は強度を確保出来るため軸受
体の円孔への圧入そのものの強度は小さくて良いので軸
受体における軸受孔の内径の変化がない等、従来技術に
比しきわめて効果が大である。
第1図はケース体の底面図、第2図はケース体の要部の
断面図、第3図はケース体の斜視図、第4図は軸受体の
正面図、第5図は軸受体の断面図、第6図はケース体へ
軸受体を圧入しがしめた状態の断面図、第7図は第2の
実施例の軸受体の斜視図、第8図は第7図の軸受体の断
面図である。 第9図及び第10図は従来技術の各側を示す縦断側面図
である。 1・・・・・・ケース体、4・・・・・・切り起し片、
5・・・・・・軸受体、10・・・・・・溝部。
断面図、第3図はケース体の斜視図、第4図は軸受体の
正面図、第5図は軸受体の断面図、第6図はケース体へ
軸受体を圧入しがしめた状態の断面図、第7図は第2の
実施例の軸受体の斜視図、第8図は第7図の軸受体の断
面図である。 第9図及び第10図は従来技術の各側を示す縦断側面図
である。 1・・・・・・ケース体、4・・・・・・切り起し片、
5・・・・・・軸受体、10・・・・・・溝部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属製のケース体1に於ける底面2に円孔3を穿つ
と共に該円孔3に連らなって半径方向に複数の切り起し
片4を設ける一方、軸受体5の小径部7を前記円孔3内
に圧入し且つ大径部8を前記切り起し片4によりかしめ
圧着してなる軸受体の固定機構。 2 実用新案登録請求の範囲第1項の記載に於いて、軸
受体5の大径部8に溝部10を設けて切り起し片4を嵌
入せしめたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13233779U JPS594177Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 軸受体の固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13233779U JPS594177Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 軸受体の固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5649318U JPS5649318U (ja) | 1981-05-01 |
JPS594177Y2 true JPS594177Y2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=29363954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13233779U Expired JPS594177Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | 軸受体の固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594177Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP13233779U patent/JPS594177Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5649318U (ja) | 1981-05-01 |
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