JP2515100Y2 - ホイールキャップ - Google Patents

ホイールキャップ

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JP2515100Y2
JP2515100Y2 JP3192390U JP3192390U JP2515100Y2 JP 2515100 Y2 JP2515100 Y2 JP 2515100Y2 JP 3192390 U JP3192390 U JP 3192390U JP 3192390 U JP3192390 U JP 3192390U JP 2515100 Y2 JP2515100 Y2 JP 2515100Y2
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JP
Japan
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wheel
wheel cap
cap
leg
locking
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茂 大澤
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Topy Industries Ltd
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Topy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用ホイールのホイールキャップの改
良に係わるものである。
〔従来の技術〕 ホイールにホイールキャップを係止させる方法として
は、第4図に一例を示すように、ホイールキャップ1に
周方向に複数個の、軸方向に延びる脚部2を設け、前記
脚部2の先端部に半径方向外方に突出する係止部3を形
成し、前記係止部3をホイール4に形成した係止溝5に
圧入してホイールにホイールキャップを係止する方法を
とっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、ホイール4にホイールキャップ1を圧入する
には、係止部3は、ホイール4の係止溝5の上部縁部5a
の内周径まで弾性的に半径方向内方に折曲げられる必要
があった。
しかし、脚部2は平面視で円弧状断面をしており、か
つ脚部の長さはホイールの形状もあり、あまり長く形成
できないことから、脚部2のたわみ量C′を少なく抑え
なくてはならず、必然的に係止部3とホイール4の係止
溝5との係止量もごく微量とせざるを得なかった。
このためにホイールキャップ1のホイール4への着脱
を困難にし、永久変形によって係止効果がうすれ、ホイ
ール4からキャップ1が脱落したり、また、ホイールキ
ャップ1の脚部2が折損したりすることがあった。本考
案は着脱が容易で脱落を防止できるホイールキャップを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は本考案によれば次のホイールキャップによ
って達成される。すなわち、ホイールに設けた環状溝に
ホイールキャップを圧入して係止、保持するホイールキ
ャップにおいて、ホイールキャップに本体部から軸方向
に伸びる複数本の脚部を設け、前記脚部に前記本体部と
の付け根部において、ホイールキャップの周方向に脚部
の一部を残すように切れ溝を設けるとともに、前記脚部
の前記切れ溝に軸方向に対応する部分の周方向端部に半
径方向外方に突出する係止部を設けたことを特徴とする
ホイールキャップ。
〔作用〕
本考案のホイールキャップでは、ホイールキャップの
脚部は従来の脚部とちがい、ホイールキャップ本体部と
の付け根部において、ホイールキャップの周方向に脚部
の一部を残すように切れ溝を設けてあるので、脚部が着
脱時に半径方向に十分にたわみ得るのでホイール側の係
止溝と係止するホイールキャップの脚部の係止部の突出
量を確保でき、着脱を容易にできるとともに、ホイール
キャップをホイールに確実に保持することができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の望ましい実施例を、第1図、第2
図、第3図を参照して説明する。
第1図、第2図において20はホイールのディスクであ
り、通常はスチール、あるいは軽合金によってつくら
れ、時には樹脂等の素材によって作られる場合もある。
22はディスク20のハブ穴であり、ディスク20とハブ立
上り部24によって郭成されている。
ハブ穴20の上方部には、ホイールキャップ8を係止す
るための係止溝26が全周にわたって設けられている。
10はキャップ本体であり、たとえば樹脂から成る。キ
ャップ本体10の軸方向下方には、キャップ本体10の付け
根部14から複数本の、図示例では4本の脚部12が伸びて
いる。16は切れ溝であり、この切れ溝16はキャップ本体
10の付け根部14において、周方向に脚部12の少くとも一
部が残されるように形成されている。前記脚部12のう
ち、切れ溝16に軸方向に対応する部分には、周方向の端
部に半径方向外方に突出する係止部18が形成されてい
る。ホイールキャップ8はこの係止部18でディスク20の
係止溝26に係合、保持される。
12aは脚部先端部であり、最先端外径はディスク20の
ハブ穴22より径小となっており、キャップ本体10側にい
くにしたがって、径大となっており係止部18と連なって
いる。
ディスク20にホイールキャップ8を係合する場合は、
ディスク20の上方から、ホイールキャップ8を、4本の
脚部12を下側にキャップ本体10を上側にして、ディスク
20のハブ穴22をめがけて差し込むように挿入する。ホイ
ールキャップ8の脚部12の脚部先端部12はハブ穴22より
も径小となっているので、先端がガイドになりスムーズ
に挿入ができる。
更に押し込むと徐々に径大となっている脚部先端によ
って脚部12は徐々に弾性的に、半径方向内方に変形させ
られて、ついには係止部18も半径方向内側に押しやら
れ、最終的には係止溝26のところでハブ穴22の部分より
も径大となるのでもとにもどされて、脚部12の係止部18
は係止溝26と係合される。
尚、脚部12はキャップ本体10との付け根部14の部分で
周方向に脚部12のおよそ半分の長さにわたって切れ溝16
が設けられているので、ディスク20にホイールキャップ
8を係合する場合は、第3図に示すように半径方向にC
のように容易に脚部がたわみ得るので、ホイールキャッ
プを安全、確実に無理なく係合、保持できる。尚、この
係合はディスク部が樹脂製のホイールに適用する場合に
より大きな効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キャップ本体と脚部の付け根部に、
周方向に延びる切れ溝を形成したので、係止脚が無理な
く容易にたわみ得、十分な係止深さを得ることができ、
ホイールキャップとディスクとの係止が容易に行なえ、
走行中も外れにくく、安全、確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるホイールキャップをディスクに係
合させた状態を示す部分断面図、 第2図は本考案のホイールキャップの断面図、 第3図は本考案のホイールキャップの平面図、 第4図は従来のホイールキャップとディスクとの係合状
態を示す部分断面図、 である。 8……ホイールキャップ 10……本体部 12……脚部 14……付け根部 16……切れ溝 18……係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイールに設けた環状溝にホイールキャッ
    プを圧入して係止、保持するホイールキャップにおい
    て、ホイールキャップに本体部から軸方向に伸びる複数
    本の脚部を設け、前記脚部に前記本体部との付け根部に
    おいて、ホイールキャップの周方向に脚部の一部を残す
    ように切れ溝を設けるとともに、前記脚部の前記切れ溝
    に軸方向に対応する部分の周方向端部に半径方向外方に
    突出する係止部を設けたことを特徴とするホイールキャ
    ップ。
JP3192390U 1990-03-29 1990-03-29 ホイールキャップ Expired - Lifetime JP2515100Y2 (ja)

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JPH03122901U JPH03122901U (ja) 1991-12-13
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