JPS62290671A - 紙葉類の積層収納機構 - Google Patents

紙葉類の積層収納機構

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Publication number
JPS62290671A
JPS62290671A JP61134260A JP13426086A JPS62290671A JP S62290671 A JPS62290671 A JP S62290671A JP 61134260 A JP61134260 A JP 61134260A JP 13426086 A JP13426086 A JP 13426086A JP S62290671 A JPS62290671 A JP S62290671A
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JP
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guide
storage
pressing
pusher
conveyance
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JP61134260A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Kohara
古原 和康
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙葉類本として紙幣を積層収納する機構に
関し、特に収納動作に伴って収納庫の有効容量を減縮さ
せることのないように改良したものである。
【従来技術とその問題点】
従来一般に用いられてきた、紙葉類本として紙幣の積層
収納機構の例を第6図、第7図を参照しながら説明する
。 第6図で、57は搬送プーリ、58はこれに巻掛けされ
た搬送ベルト、57aは搬送プーリ57に搬送ベト58
を介して対向接触された押さえローラで、紙幣10の搬
送方向(矢印V)に対する両側端部にそれぞれ設置され
る。搬送ベルト58の上側面と搬送ガイド54の下側面
とで形成された空間が搬送路55である。紙幣10はこ
の搬送路55に沿って搬送されるが、その搬送力は搬送
ベルト5gと押さえローラ57aとによって加えられる
とともに、紙幣10と搬送ベルト58との間に働く摩擦
力による。 収納空間は、搬送ガイド54の上側面と押当板56の下
側面との間に形成され、紙幣10Aが収納されるにした
がい、押当板56がこれと図示してない基台との間に設
けられたばね56aの力に抗して上方向に移動され、拡
大される。 第6図において、図示してない駆動モータに連結するカ
ム軸63には長円形のカム64が取り付けられ、このカ
ム64は、指令によって起動される駆動モータによって
時計方向に回転される。また、符号を付してない基台に
、直角方向に立設された2個の案内軸67には、ブツシ
ャ66の案内筒66bが滑動可能に嵌合している。この
ブツシャ66の上側面は押当面66aで、常時は搬送ベ
ルト58と同一面に位置する。また、ブツシャ66と基
台との間に取り付けられた引張ばね67aによって、ブ
ツシャ66の従動面66cは、カム64の表面に押し付
けられ接触する。 上述した、収納庫と収納駆動部との側面図である第6図
を左方から見たものを第7図に示す。この第7図におい
て、紙幣10の、搬送方向に直角な方向の両端部が、搬
送ベルト58と押さえローラ57aとに挟まれて搬送さ
れ、この紙幣10の中間部にブツシャ66の押当面66
aが位置し、両側の2個のカム64の表面とブツシャ6
6の従動面66cとが互いに押し合って接触している様
子が示されている。 次に、上述した収納部の動作について、第7図(al〜
(dlを主に、あわせて第6図を参照しながら説明する
。 第7図(a)は、紙幣10が収納されるべき位置に停止
した状態を示す。ついでカム軸63が1回転することに
よって収納動作がおこなわれる。まず、カム軸63の回
転に応じてブツシャ66が第7図(al、 (blのよ
うに移動し、紙幣10は搬送路55から持ち上げられ、
既に収納されている紙幣10Aの下面に接する。このと
き紙幣10の両端部は、撥送ガイド54の下面を滑りな
がら外れていく。 第7図(C)で、ブツシャ66がばね66aに抗してさ
らに移動し、既収納紙幣10Aの下面に新しい収納紙幣
10を押しつけ一緒に持ち上げてい(。このとき紙幣1
0の両端部は完全に収納ガイド54の下面から外れ、さ
らに搬送ガイド54の上面の角を通って、自己復元力に
よって元の位置に戻る方向に拡がりかける。このときの
ブツシャ66の押当面66a と1送ガイド54の上面
との距離をhとすると、このhは紙幣10が適正に収納
されるに必要な最小値である。 第7図(d)で、ブツシャ66が元の位置に戻ると、新
しく収納された紙幣lOはこれまでの既収納紙幣ととも
に既収納祇幣10Aとなって、押圧板56.ばね56a
によって搬送ガイド54の上面に押しつけられ、同図(
alの状態に戻り収納動作が完了する。 上述した従来例の欠点は、ブツシャ66の押当面66a
が、最大行程位置で、搬送ガイド54の上面よりhだけ
入り込む、つまり収納空間の領域内に入り込んでそれだ
け紙幣収納容量を減縮させることである(第6図(c)
参照)。
【発明の目的】
この発明の目的は、従来のものがもつ以上の問題点を解
消し、紙葉類の収納動作に伴って収納庫の有効容量を減
縮させることのない積層収納機構を提供することにある
【発明の要点】
上述の目的を達成するための本発明の要点は、ブツシャ
の押し込み動作と逆方向にガイド部材を動作させると8
、ブツシャの押当面の動きが最大で収納空間の入口面ま
でであっても、ブツシャ押当面とガイド部材の紙葉類収
納面との距離を紙葉類収納に十分なものにすることがで
きる、という着眼によるものである。 すなわち、この発明の構成は、 ほぼ方形をなす紙葉類、主として紙幣の一方の面の互い
に対面する一方の2辺の各近傍部を案内支持する支持部
材と、前記紙幣の他方の面の前記2辺の各近傍部にそれ
ぞれ近接して対向する第1面と、この第1面と適宜間隔
を保ちかつ平行な第2面と、を有するガイド部材と、が
それぞれ連結され、一体となって前記紙幣の面に垂直方
向に往復運動可能に支持されるガイド連結体と、前記ガ
イド部材の第2面の両方に通宜押圧力で押し当てられる
1個の板状の押当部材と、最初、前記紙幣の一方の面に
ほぼ接触する押当面を有し、かつこの押当面が前記紙幣
の面に垂直方向に、最大でも前記ガイド部材の第2面の
最初の位置水準までの行程で、往復運動可能に支持され
るブツシャと を備え、前記ガイド連結体を前記押当部材からの押圧力
方向に所定行程だけ運動させた後、元の位置に復帰させ
るとともに前記ブツシャを前記ガイド連結体の運動方向
と逆方向に運動させ、前記紙幣をガイド部材の第2面と
押当部材との間に積層収納させるために、前記両者の運
動の間に前記ガイド部材の第2面と前記ブツシャの押当
面との最大距離が所定の値になるようにしたものである
。 また、実施態様として、ブツシャは、ガイド部材の第2
面が最初の紙幣面位置水準に達した後に運動を開始する
、というようにすることができる。 したがって、この発明は、ブツシャ押当面とガイド部材
の紙幣収納面との距離を紙幣を収納するに十分なだけと
っても、ブツシャ押当面を最大でも収納空間の入口面ま
でに抑えることができる、つまり収納空間の有効容量を
減縮させない、という作用を生じる。
【発明の実施例】
この発明の一実施例を、第1図〜第3図を参照しながら
説明する。第1図はこの実施例を紙幣鑑別・収納処理装
置に通用したときの側断面図、第2図は同じく要部の背
面図、第3図は同じく横断面図と動作分解説明図、第4
図は同じく関係部材の動作解析図である。 第1図で、この紙幣鑑別・収納処理装置40は、大づか
みに言うと、鑑別部30、千円紙幣収納部19および高
額紙幣収納部20からなっている。なお、ここで高額紙
幣とは5千円紙幣と1万円紙幣とからなる紙幣をいう。 鑑別部30は、主として投入口31a 、 B送機構3
2)この搬送機構32の途中に設けられ、紙幣の特性を
検出する紙幣センサ33からなる。この迄別邸30は周
知のものであるから詳細な説明は省略する。 千円紙幣収納部19は、主として鑑別部300投出口か
ら紙幣が投出される方向−図で垂直下方向−に伸びる搬
送路21、この搬送路21の右側に配置される収納庫、
同じく左側に配置される収納駆動部からなっている。 搬送路21は、紙幣搬送方向の両側端部に設けられた2
個の搬送プーリ7間に巻掛けされた搬送ベルト8の表面
と、搬送ガイド4の左側面とで形成される。そして紙幣
は、搬送ベルト8と、これを介して搬送プーリ7と対向
接触された押さえローラ7aとに挟まれ、搬送される。 収納庫は、搬送ガイド4の右側面と、この面にばね6a
によって押し当てられた押当板6の左側面との間に形成
され、紙幣10Aが収納されるにしたがって押当板6は
図の右方向に移動する。 収納駆動部は、モータ枠11、駆動モータ12)これと
連結された2個のカム軸13、これらにそれぞれ取り付
けられたカム14から主としてなる。 上述した収納庫と収納駆動部とからなる収納部は、千円
紙幣用も高額紙幣用も、構成はまったく同じである。な
お、鑑別部30.千円紙幣収納部19゜高額紙幣収納部
20は、いずれも基台lに取り付けられる。 第2図は、第1図におけるA−A方向から見たこの実施
例の背面図である。この図で、基台1の図の左右の側板
部に案内レール2が1対ずつ取り付けられ、この案内レ
ール2に、収納庫側板3が紙面の前後に滑動可能に取り
付けられる。この収納庫側板3には、紙幣搬送に関係す
る諸部材と図示してない従動部材5とが固定される。搬
送関係部材は、紙幣10の搬送方向に平行な2辺の近傍
部に搬送力を加える、図の上、下、左、右に設けられた
搬送プーリ7、この上部と下部との間に巻掛けされた、
図示してない搬送ベルト8、搬送プーリ7に対して搬送
ベルト8を介して押圧された押さえローラ7a、2点鎖
線で示した搬送ガイド4である。 ブツシャ16は、その案内筒16bが案内軸17に嵌り
、紙面の前後方向に滑動可能に支持される。この様子は
、従来例を示した第6図に次の点を除いて類似している
。すなわち、第6図では案内筒16bとこれに嵌合する
案内軸17とが2組であるが、この実施例では1組にな
っている。 このブツシャ16を駆動するのが、次に述べるような駆
動モータ12とこれにつながる部材である。 つまり、駆動モータ12が取り付けられたモータ枠11
(2点鎖線表示)には2個のカム軸13が設けられる。 一方のカム軸13に駆動モータ12と歯車15aが固定
され、この歯車15aと、歯車15bを介して他方のカ
ム軸13に固定された歯車15aとが噛み合っている。 上述したカム軸13の両端には、カム14が取り付けら
れ、このカム14はブツシャ用カム14aとカムピン1
4bとからなっている。ブツシャ用カム14aの外周は
ブツシャ16の従動面16cに接触し、カムピン14b
は搬送ガイド4に設けられた、第2図には図示してない
従動部材5 (第3図(al参照)と嵌合している。 第1図でB−B方向から見た横断面図、第3図(a)に
よって上述した構成を補足すると、収納庫側板3に、搬
送ガイド4.従動部材5.R送プーリ7、押さえローラ
7aなどの搬送関係部材がそれぞれ取り付けられている
。また、ブツシャ16は駆動モータ12に跨がるように
位置し、その従動面16cが2°ツシヤ用カム14aの
外周と接触し、同時にかカムピン14bが左右の従動部
材5とそれぞれ嵌合している。 第3図(a)で、この発明における「支持部材」は、搬
送プーリ7、押さえローラ7a、搬送ベルト8から構成
されたものであり、「ガイド部材」は搬送ガイド4、「
第1面」は、搬送ガイド4のコ字の下面、同じく「第2
面」は搬送ガイド4の上面、「ガイド連結体」は、収納
庫側板3とこれに取り付けられた搬送プーリなど搬送関
係部材および搬送ガイド4、「押当部材」は押当板6、
「押圧力」はばね6aによって加えられるもの、「押込
部材」はブツシャ16、にそれぞれ相当する。 この実施例の作用について、第3図、第4図を参照しな
がら述べる。 第3図(a)で、収納指令に基づいて駆動モータ12が
起動されると、カム軸13が歯車15a、15b(第2
図参照)を介して回転され、カム14のブツシャ用カム
14a、カムピン14bによってそれぞれブツシャ16
と、収納庫側板3とそれに取り付けられた搬送関係部材
とが図で上下方向に駆動される。すなわち、収納庫側板
3などは、まず図において下方に移動を開始し、ブツシ
ャ16は上方に移動を始め、紙幣10が搬送路面にある
位置から、収納される方向に押され始める。 同図(blを経て同図(C)に至ると、収納庫側板3な
どは最下位置に、ブツシャ16は最上位置になり、ブツ
シャ16の押当面16aと搬送ガイド4の上面との距離
Hは、左右の搬送ガイド4のコ字の縦部分を通過した紙
幣10の両端が、矢印で示されるように、元の位置の方
向に少し戻りかけるに十分な値に達する。 ついで、収納庫側板3などは上方に、ブツシャ16は下
方にそれぞれ戻り始め、紙幣10の両端は、ばね6aと
押当板6とにより、既収納紙幣10Aと確送ガイド4の
上面との間で上、下両側から押され、最終的には同図f
d)の状態になり、ここで、紙幣10は既収納された紙
幣10Aと完全に合体する。この状態は同図(a)の最
初の状態に復帰したことを意味する。 第4図によって、上述した収給関係部材の動きを解析す
る。同図(alは搬送ガイド4の上面(収納面)とブツ
シャ16の押当面16a との動き(行程)を縦軸に、
カム軸13の回転位置を横軸にとり、両者の関連をみた
もの、すなわち行程線図である。 この行程線図は、カム軸13が一定速度で回転するから
、タイムチャートとみることもできる。なお、行程(′
#1軸)の原点は搬送路面である。 同図(b)は実施例の搬送ガイド4とブツシャ16の、
最初と紙幣10を収納位置まで移動し終わったときの側
面図を示す。すなわち、搬送ガイド4.ブツシャ163
紙幣10の実線は最初の状態のもの、2点鎖線は搬送ガ
イド4が最下位置に、ブツシャ16が最上位置にそれぞ
れあるときのもの、1点鎖線は正規の収納位置に達した
紙幣10の位置(収納面)をそれぞれ示す。 また、同図(C)は比較のために示した従来例の同じ側
面図である。前記同図(b)と同様に、実線は最初の状
態のもの、2点鎖線はブツシャが最上位置にあるときの
もの、1点鎖線は正規の収納位置に達した紙幣10の位
置(収納面)をそれぞれ示す。 同図fa)で、太い実線pbはブツシャの押当面の行程
線、太い破線cbは搬送ガイド4の上面の行程線“であ
る。aは搬送路面と収納面との距離、Hは、押し込まれ
た紙幣の両端が搬送ガイド4の上面の角を外れるに十分
な、搬送ガイド4の上面とブツシャ16の押当面との距
離である(第3図(C)参照)。 図のように、一方のpbは、最初の0から上昇し1/2
回転位置で最高位置aに達し、以後ふたたび降下して1
回転し終わったとき0点に戻る。他方のcbは、最初a
の位置にあり、回転とともに下降して、1/2回転位置
で最下位置(H−a)に達し、以後ふたたび上昇して1
回転し終わったときaの位置に戻る。したがって、1/
2回転位置で、上述したように、押し込まれた紙幣の両
端が搬送ガイド4の上面の角を外れるに十分な、搬送ガ
イド4の上面とブツシャ16の押当面との距離Hに達す
る。しかも、ブツシャ16の押当面は、最初の搬送ガイ
ド4の上面位置を越えていない、つまり収納空間の紙幣
収納領域に入り込んでいないわけである。 こ耗に対して従来例では、細実線Pcで示すブツシャ6
6(第7図参照)の行程は、0から上昇して最高位置で
(a+h)になる。なお、搬送ガイド54(第7図参照
)の上面は固定であるから細破線Gcのように直線で示
される。そして、搬送ガイド54の上面と、ブツシャ6
6の押当面66a との最大距離h (第7図fc)参
照)は、上述したH(第3図(C)参照)に等しくなけ
ればならない。したがって、ブツシャ66の押当面66
aは、収納領域に、hまたはHだけ入り込むことになり
、収納容量を減縮することになる。 なお、Pc、Gcの各最上位置に対応する回転位置は、
1/2回転位置である必要はな(、また、必ずしも一致
する必要もない。ただ両者の距離がHに達するときがあ
ればよい。しかし実際上、搬送ガイド4.ブツシャ16
をできるだけ少ない衝撃(加速度)の下で動かそうとす
ると、おのずから1/2回転位置付近で最上位置をとる
ように設計されることになる。 次に、第5図の行程線図は、別の実施例のものである。 Pd 、 Gdはそれぞれこの場合の行程を示す。 なお、行程の原点は前記実施例の場合と同じである。こ
の場合、搬送ガイド4.ブツシャ16の最大行程は前記
実施例の場合と変わらず、しかも両者の最大距離は、1
/2回転位置で前記実施例の場合と同じ値Hになってい
る。この実施例が前記実施例と異なっているのは、搬送
ガイド4の上面が0点に達した後に、ブツシャ16が起
動されることである。第5図では、搬送ガイド4はNo
回転位置で行程はOになり、それより後、N1回転位置
になってから、ブツシャ16が起動される。 この実施例が適用される目的は、積層収納された紙幣、
例えば千円紙幣を払出しに用いたいためである。例えば
自動販売機で、5千円紙幣または1万円紙幣で買物をさ
れたときの釣銭を、収納している千円紙幣を用いて払出
す場合がこれに相当する。 すなわち、第3図において、収納紙幣10Aの下面を搬
送路面に一致させて停止させると、この下面の収納紙幣
10Aから繰り出し、逆方向に搬送して所定の投出口か
ら投出することか、非常にやりやすくなる。 例えば、第1図の紙幣鑑別・収納処理装置40で、アク
チュエータ22の出力軸に直結するレバー23を所定軸
を中心に回動可能に支持し、このレバー23の他方の端
部に繰出ローラ24を設ける。指令に基づいて、アクチ
ュエータ22を作動させ、繰出ローラ24を図の1点鎖
線で示した位置に回動して収納紙幣面10Aの左側の表
面に押し当てる。その状態で、鑑別部30の所定軸から
の動力を、図示してない伝達手段によってこの繰出ロー
ラ24に伝え、これを回転させると、紙幣の繰り出しが
おこなわれることになる。
【発明の効果】
この発明の要点は、ブツシャの押し込み動作と逆方向に
ガイド部材を動作させ、ブツシャの押当面の動きが最大
で収納空間の入口面までであっても、ブツシャ押当面と
ガイド部材の紙葉類収納面との距離を紙葉類収納に十分
なものにすることができる、言いかえれば、ブツシャ押
当面とガイド部材の紙葉類収納面との距離を紙葉類を収
納するに十分なだけとっても、ブツシャ押当面を最大で
も収納空間の入口面までに抑えることができるm−とい
うものである。 したがって、この発明によれば、従来のものに比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)  収納動作に伴って収納空間の有効容量を減縮
させることはない。 (2)  基本的には従来の延長方式であるから、実績
に裏付けられた高い信頼性をもつとともに、コスト的に
も大きな増分な〈実施できる。 (3)  実施態様によれば、いったん収納された紙葉
類を再度使用するために取り出したいときに容易に対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を紙幣鑑別・収納処理装置に適用した
ときの側断面図、 第2図は同じく要部の背面図、 第3図は同じく横断面図と動作分解説明図、第4図は同
じく関係部材の動作解析図で、同図fa)は行程線図、 同図(b)は実施例における関係部材の動作限界点を示
す側面図、 同図(c)は従来例における関係部材の動作限界点を示
す側面図、 第5図は別の実施例における関係部材の行程線図、第6
図は従来例の側断面図・ 第7図は同じく正面図と動作分解説明図である。 符号説明 に基台、2:案内レール、3:収納庫側板、4:搬送ガ
イド、5:従動部材、6:押当坂、6a:ばね、7:搬
送プーリ、7a二押さえローラ、8:搬送ベルト、11
:モータ枠、12:駆動モータ、13:カム軸、14:
カム、14a:ブツシャ用カム、14b  :カムピン
、16:プッシャ、16a:押当面、16b、案内筒、
16c:従動面、17:案内軸、17a  :ばね、1
9:千円紙幣収納部、20:高額紙幣収納部、30:迄
割部、40:紙幣名別・収納処理装置。 g:!劇守宰彫5・セオ内?■!へ安610 0 ″ a!]@1 盪q 1さ口 1  °0     63機 31吋 A                        
                   7ニイ支送、
7−リ7  25                 
      7a胛2てローラj   24     
         10A俄・市乙  、、   −一
−1 1−m− I             Aカム ―1 0               14bカムびンA1
14a”7’i’zJ#& 1う;払゛ルト8             07q 担 18炊腎招、時 第27 千 31ffi(だの1 ) 果3関(さ・n?) 招7岡(彷1) 第7辺(ぞの2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ほぼ方形をなす紙葉類を順に積層収納する機構にお
    いて、 (a)前記紙葉類の一方の面の互いに対面する一方の2
    辺の各近傍部を支える支持部材と、前記紙葉類の他方の
    面の前記2辺の各近傍部にそれぞれ近接して対向する第
    1面と、この第1面と適宜間隔を保ちかつ平行な第2面
    と、を有するガイド部材と、がそれぞれ連結され、一体
    となって前記紙葉類の面に垂直方向に往復運動可能に支
    持されるガイド連結体と、 (b)前記ガイド部材の第2面の両方に通宜押圧力で押
    し当てられる1個の板状の押当部材と、(c)最初、前
    記紙葉類の一方の面にほぼ接触する押当面を有し、かつ
    この押当面が紙葉類の面に垂直方向に、最大でも前記ガ
    イド部材の第2面の最初の位置水準までの行程で、往復
    運動可能に支持される押込部材と を備え、前記ガイド連結体を前記押当部材からの押圧力
    方向に所定行程だけ運動させた後、元の位置に復帰させ
    るとともに前記押込部材を前記ガイド連結体の運動方向
    と逆方向に運動させ、前記の押込部材とガイド連結体と
    の運動の間に前記ガイド部材の第2面と前記押込部材の
    押当面との最大間隔が所定の値になるように構成された
    ことを特徴とする紙葉類の積層収納機構。 2)特許請求の範囲第1項記載の機構において、押込部
    材は、ガイド部材の第2面が収納前の紙葉類表面の位置
    水準に達した後に運動を開始するように構成されたもの
    であることを特徴とする紙葉類の積層収納機構。 3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の機構にお
    いて、支持部材は、所定収納位置でいったん停止される
    搬送部材であることを特徴とする紙葉類の積層収納機構
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Cited By (7)

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