JPS6229045Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229045Y2 JPS6229045Y2 JP1984026994U JP2699484U JPS6229045Y2 JP S6229045 Y2 JPS6229045 Y2 JP S6229045Y2 JP 1984026994 U JP1984026994 U JP 1984026994U JP 2699484 U JP2699484 U JP 2699484U JP S6229045 Y2 JPS6229045 Y2 JP S6229045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- plate
- pawl
- box
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 74
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は板式過機における板の開板爪装
置に関する。
置に関する。
従来の開板爪装置としては、本願出願人の考案
に係る実公昭56−37769号の開板装置が有効に使
用されている。これは第1図のように倒伏及び起
立回動できる押爪1′と当爪2′とを対向して爪函
に備え、該爪函をチエンに連結してレール上を走
行させ、押爪で板を押して開板するものであ
る。しかしながら、第2図で示すように板が押
爪1′により押されて前に開板された板或いは
枠に当たつて停止することからこの停止の反動
によつて爪函及び板が直ちに閉板方向に移動す
ることになる。この際、当爪2′が開板した板
を再び引掛ける事態が生じ、次の板を開板する
ため爪函が閉板方向に移動することにより引掛け
た板が再び閉板方向に移動することになる。こ
のような事態は極めてまれなことであるが板の
自動開板に支障をきたすことになる。これはバネ
によつて当爪2′が起立付勢させられているため
である。
に係る実公昭56−37769号の開板装置が有効に使
用されている。これは第1図のように倒伏及び起
立回動できる押爪1′と当爪2′とを対向して爪函
に備え、該爪函をチエンに連結してレール上を走
行させ、押爪で板を押して開板するものであ
る。しかしながら、第2図で示すように板が押
爪1′により押されて前に開板された板或いは
枠に当たつて停止することからこの停止の反動
によつて爪函及び板が直ちに閉板方向に移動す
ることになる。この際、当爪2′が開板した板
を再び引掛ける事態が生じ、次の板を開板する
ため爪函が閉板方向に移動することにより引掛け
た板が再び閉板方向に移動することになる。こ
のような事態は極めてまれなことであるが板の
自動開板に支障をきたすことになる。これはバネ
によつて当爪2′が起立付勢させられているため
である。
そこで本考案はその欠点を除去し円滑な開板が
できる装置を提供するものであり、以下、本考案
の詳細を図示実施例について説明する。第3図乃
至第5図に示す本例の爪装置Sは、押爪1と当爪
とを対向させて爪函K内に収容し、夫々ピン3,
4で結合して上下回動可能に支持している。押爪
1の下端には引張りバネ5の一端が係止してあ
り、バネ5の他端を爪函K内の突棒6に係止する
ことにより常時押爪1を起立回動付勢している。
7は第6図のような形状のねじりバネであり爪函
K内の突設ピン8に巻着して一端の突出係合部7
aを押爪1の下に配置すると共に他端の突出係合
部7bを当爪2の下に配置している。即ち、押爪
1及び当爪2が夫々シーソー状の係合部7a,7
b上に載置した状態となつている。9は従来の断
立機構の移動蓋であり、過機の突体に圧接して
爪函K上を移動するもので押爪1の起立を防ぐ役
割をする。2aは当爪の両側に突設したバネ、1
0は爪函Kの車輪、11はレール、12は牽引装
置(図示せず)のチエンであつて爪函Kに連結し
てある。このように構成した本例Sによる開板操
作を説明すると、まず第7図のようにチエン12
の牽引によつて爪函Kが閉板方向に移動し、押爪
1が板の突片Eaに当たつて倒伏する。これに
よりねじりバネ7の係合部7aが下がつて他方の
係合部7bが上がるため当爪2が起立するのであ
る。ついで押爪1が突片Eaから離れて起立する
と共に当爪2が該突片Eaに当たつてその抵抗力
を検知しモータ(図示せず)が逆転するため爪函
Kが開板方向に移動するのである。これにより第
8図のように押爪1が突片Eaを押して板を開
板するのである。この際、押爪1が起立すること
からバネ7も回動復位するが、当爪2はバネ2a
が爪函Kの内側面間に軽く弾着係止しているため
倒伏することなく押爪1との間で突片Eaをはさ
んで開板することになる。そして板を開板端ま
で移動するとその抵抗力を検知してモータが再び
逆転し爪函Kを開板方向に移動させるのである。
この時、当爪2は前に開板した板の突片Ebに
当たつて倒伏しているため爪函Kの移動に支障が
ない(第9図参照)。また、本例で特徴ある点と
して当爪2がバネによつて起立を付勢されていな
いため開板した板の突片Eaを当爪2が引掛け
て移動することがないのである。このような操作
をくり返して全ての板が開板された後は、従来
と同様に閉板方向の突体13に移動蓋9が当たつ
て移動するため移動蓋9が押爪1を強制的に倒伏
し(第10図参照)、これによりバネ7を介して
当爪2が機体に当たつてモータを逆転させ、第1
0図の状態で開板方向へ爪函Kが移動する。この
際、開板した板の突片Eにあたつて当爪2がバ
ネ7に抗して倒伏し移動することになる(第11
図参照)。ついで開板方向端の突体14に移動蓋
9が当たつて移動復位するため押爪1が起立して
機前に当たり(第12図参照)、モータを停止し
て爪函Kの移動を停止するのである。これにより
次回の開板操作のために爪函Kが開板方向端に待
機した状態となるのである。
できる装置を提供するものであり、以下、本考案
の詳細を図示実施例について説明する。第3図乃
至第5図に示す本例の爪装置Sは、押爪1と当爪
とを対向させて爪函K内に収容し、夫々ピン3,
4で結合して上下回動可能に支持している。押爪
1の下端には引張りバネ5の一端が係止してあ
り、バネ5の他端を爪函K内の突棒6に係止する
ことにより常時押爪1を起立回動付勢している。
7は第6図のような形状のねじりバネであり爪函
K内の突設ピン8に巻着して一端の突出係合部7
aを押爪1の下に配置すると共に他端の突出係合
部7bを当爪2の下に配置している。即ち、押爪
1及び当爪2が夫々シーソー状の係合部7a,7
b上に載置した状態となつている。9は従来の断
立機構の移動蓋であり、過機の突体に圧接して
爪函K上を移動するもので押爪1の起立を防ぐ役
割をする。2aは当爪の両側に突設したバネ、1
0は爪函Kの車輪、11はレール、12は牽引装
置(図示せず)のチエンであつて爪函Kに連結し
てある。このように構成した本例Sによる開板操
作を説明すると、まず第7図のようにチエン12
の牽引によつて爪函Kが閉板方向に移動し、押爪
1が板の突片Eaに当たつて倒伏する。これに
よりねじりバネ7の係合部7aが下がつて他方の
係合部7bが上がるため当爪2が起立するのであ
る。ついで押爪1が突片Eaから離れて起立する
と共に当爪2が該突片Eaに当たつてその抵抗力
を検知しモータ(図示せず)が逆転するため爪函
Kが開板方向に移動するのである。これにより第
8図のように押爪1が突片Eaを押して板を開
板するのである。この際、押爪1が起立すること
からバネ7も回動復位するが、当爪2はバネ2a
が爪函Kの内側面間に軽く弾着係止しているため
倒伏することなく押爪1との間で突片Eaをはさ
んで開板することになる。そして板を開板端ま
で移動するとその抵抗力を検知してモータが再び
逆転し爪函Kを開板方向に移動させるのである。
この時、当爪2は前に開板した板の突片Ebに
当たつて倒伏しているため爪函Kの移動に支障が
ない(第9図参照)。また、本例で特徴ある点と
して当爪2がバネによつて起立を付勢されていな
いため開板した板の突片Eaを当爪2が引掛け
て移動することがないのである。このような操作
をくり返して全ての板が開板された後は、従来
と同様に閉板方向の突体13に移動蓋9が当たつ
て移動するため移動蓋9が押爪1を強制的に倒伏
し(第10図参照)、これによりバネ7を介して
当爪2が機体に当たつてモータを逆転させ、第1
0図の状態で開板方向へ爪函Kが移動する。この
際、開板した板の突片Eにあたつて当爪2がバ
ネ7に抗して倒伏し移動することになる(第11
図参照)。ついで開板方向端の突体14に移動蓋
9が当たつて移動復位するため押爪1が起立して
機前に当たり(第12図参照)、モータを停止し
て爪函Kの移動を停止するのである。これにより
次回の開板操作のために爪函Kが開板方向端に待
機した状態となるのである。
このように本例によると、爪装置による板の
開板操作は従来と変わらないが、当爪2がバネに
よつて起立を付勢されていないため開板した板
を再び押して閉板方向に戻るという事態を生じな
いのであり自動開板操作に支障をきたすことがな
い。しかしながら当爪2も起立する必要があるた
め本例のようなねじりバネ7を用いて押爪1が倒
伏する時には起立させるシーソー状の構成とした
のである。
開板操作は従来と変わらないが、当爪2がバネに
よつて起立を付勢されていないため開板した板
を再び押して閉板方向に戻るという事態を生じな
いのであり自動開板操作に支障をきたすことがな
い。しかしながら当爪2も起立する必要があるた
め本例のようなねじりバネ7を用いて押爪1が倒
伏する時には起立させるシーソー状の構成とした
のである。
本例は上記のように構成したが本例においては
これに限定されない。例えば、当爪及び押爪の形
状は問わない。また本例のねじりバネ7に替えて
第13図のような板バネ15でもよく、その両突
出係合部が弾性材であればよい。さらに押爪を起
立付勢させる構成も適宜である。なお、当爪は弾
性体の他方の係合部と結合させてもよく開板操作
に支障はない。要するに本考案は上下方向に倒伏
及び起立回動可能な押爪と当爪とを対向して備え
た爪函をチエン等に連結してレール上を走行さ
せ、該爪間に位置した板の支持具等の突片をバ
ネ等によつて起立回動付勢された押爪により引掛
けて板を移動開板させ、爪函に押爪の起立を防
ぐ移動蓋を有する断立機構を備えたものにおい
て、ねじりバネや板バネ等の弾性体をその両端の
突出係合部が上下回動できるよう爪函内に取付
け、該弾性体の一方の係合部を押爪に連繋すると
共に他方の係合部の上回動につれて当爪が起立回
動できるよう他方の係合部に当爪を係合或いは当
接配置したことを特徴とする過機における板
の開板爪装置である。
これに限定されない。例えば、当爪及び押爪の形
状は問わない。また本例のねじりバネ7に替えて
第13図のような板バネ15でもよく、その両突
出係合部が弾性材であればよい。さらに押爪を起
立付勢させる構成も適宜である。なお、当爪は弾
性体の他方の係合部と結合させてもよく開板操作
に支障はない。要するに本考案は上下方向に倒伏
及び起立回動可能な押爪と当爪とを対向して備え
た爪函をチエン等に連結してレール上を走行さ
せ、該爪間に位置した板の支持具等の突片をバ
ネ等によつて起立回動付勢された押爪により引掛
けて板を移動開板させ、爪函に押爪の起立を防
ぐ移動蓋を有する断立機構を備えたものにおい
て、ねじりバネや板バネ等の弾性体をその両端の
突出係合部が上下回動できるよう爪函内に取付
け、該弾性体の一方の係合部を押爪に連繋すると
共に他方の係合部の上回動につれて当爪が起立回
動できるよう他方の係合部に当爪を係合或いは当
接配置したことを特徴とする過機における板
の開板爪装置である。
したがつて本考案によると、開板した板を当
爪で押し戻すことがなく円滑に板を開板できる
ことの効果がある。
爪で押し戻すことがなく円滑に板を開板できる
ことの効果がある。
第1図乃び第2図は夫々従来の爪装置の作動状
態を示す縦断面図、第3図は本考案の一実施例を
示す側面図、第4図はその縦断面図、第5図はそ
の平面図、第6図は弾性体の一例であるねじりバ
ネの拡大斜視図、第7図乃至第12図は夫々その
作動を示す縦断面図、第13図は別例の縦断面図
である。 1:押爪、2:当爪、7:ねじりバネ、7a,
7b:突出係合部、K:爪函。
態を示す縦断面図、第3図は本考案の一実施例を
示す側面図、第4図はその縦断面図、第5図はそ
の平面図、第6図は弾性体の一例であるねじりバ
ネの拡大斜視図、第7図乃至第12図は夫々その
作動を示す縦断面図、第13図は別例の縦断面図
である。 1:押爪、2:当爪、7:ねじりバネ、7a,
7b:突出係合部、K:爪函。
Claims (1)
- 上下方向に倒伏及び起立回動可能な押爪と当爪
とを対向して備えた爪函をチエン等に連結してレ
ール上を走行させ、該爪間に位置した板の支持
具等の突片をバネ等によつて起立回動付勢された
押爪により引掛けて板を移動開板させ、爪函に
押爪の起立を防ぐ移動蓋を有する断立機構を備え
たものにおいて、ねじりバネや板バネ等の弾性体
をその両端の突出係合部が上下回動できるよう爪
函内に取付け、該弾性体の一方の係合部を押爪に
連繋すると共に他方の係合部の上回動につれて当
爪が起立回動できるよう他方の係合部に当爪を係
合或いは当接配置したことを特徴とする過機に
おける板の開板爪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2699484U JPS60140604U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 濾過機における濾板の開板爪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2699484U JPS60140604U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 濾過機における濾板の開板爪装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60140604U JPS60140604U (ja) | 1985-09-18 |
JPS6229045Y2 true JPS6229045Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=30523529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2699484U Granted JPS60140604U (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 濾過機における濾板の開板爪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60140604U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55139807A (en) * | 1979-04-18 | 1980-11-01 | Aida Tekkosho:Kk | Feed device of filter press |
JPS5637769U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP2699484U patent/JPS60140604U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55139807A (en) * | 1979-04-18 | 1980-11-01 | Aida Tekkosho:Kk | Feed device of filter press |
JPS5637769U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60140604U (ja) | 1985-09-18 |
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