JP2550888Y2 - 電動ホッチキスにおけるマガジン前端部の閉鎖機構 - Google Patents
電動ホッチキスにおけるマガジン前端部の閉鎖機構Info
- Publication number
- JP2550888Y2 JP2550888Y2 JP6028292U JP6028292U JP2550888Y2 JP 2550888 Y2 JP2550888 Y2 JP 2550888Y2 JP 6028292 U JP6028292 U JP 6028292U JP 6028292 U JP6028292 U JP 6028292U JP 2550888 Y2 JP2550888 Y2 JP 2550888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magazine
- face plate
- staples
- staple
- driver
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動ホッチキスにおいて
マガジンの前端部を開閉するフェースプレートをマガジ
ンの駆動機構に連動させて自動的に閉じさせる閉鎖機構
に関するものである。
マガジンの前端部を開閉するフェースプレートをマガジ
ンの駆動機構に連動させて自動的に閉じさせる閉鎖機構
に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来の電動ホッチキスには、
ステープルを収容したマガジンの前端部にフェースプレ
ートが手動により開閉自在に設けられ、ステープルが座
屈等によってマガジン前端部とホッチキス内に詰まって
しまった場合、フェースプレートを上方に引き上げた
り、前方に回動させたりすることによりマガジン前端を
開いて詰まったステープルを除去し、その後再びフェー
スプレートを閉じて綴りを再開していた。
ステープルを収容したマガジンの前端部にフェースプレ
ートが手動により開閉自在に設けられ、ステープルが座
屈等によってマガジン前端部とホッチキス内に詰まって
しまった場合、フェースプレートを上方に引き上げた
り、前方に回動させたりすることによりマガジン前端を
開いて詰まったステープルを除去し、その後再びフェー
スプレートを閉じて綴りを再開していた。
【0003】ところが、急いでいるような場合には、詰
まりステープルを除去した後にフェースプレートを閉じ
るのを忘れて綴り駆動してしまこことがある。フェース
プレートの背面にはステープルを打ち出すドライバが摺
動自在に配置され、ドライバと次位のステープルはフェ
ースプレートの背面に支持されている。したがって、フ
ェースプレートが元の位置に復帰していない状態でドラ
イバを駆動すると、駆動されたドライバと次位のステー
プルを支持するものがないから、ドライバが打ち出した
ステープルは倒れたり座屈したりするほか、ドライバも
前方に変形したりロックしたりし、あるいは周辺の部品
が破損したりすることがあった。そこで、このような事
故を防ぐため、フェースプレートの開閉を検知するイン
ターロックスイッチを取り付け、フェースプレートが閉
じたことを条件として綴り作動が行なわれるようにして
いるのが現状である。
まりステープルを除去した後にフェースプレートを閉じ
るのを忘れて綴り駆動してしまこことがある。フェース
プレートの背面にはステープルを打ち出すドライバが摺
動自在に配置され、ドライバと次位のステープルはフェ
ースプレートの背面に支持されている。したがって、フ
ェースプレートが元の位置に復帰していない状態でドラ
イバを駆動すると、駆動されたドライバと次位のステー
プルを支持するものがないから、ドライバが打ち出した
ステープルは倒れたり座屈したりするほか、ドライバも
前方に変形したりロックしたりし、あるいは周辺の部品
が破損したりすることがあった。そこで、このような事
故を防ぐため、フェースプレートの開閉を検知するイン
ターロックスイッチを取り付け、フェースプレートが閉
じたことを条件として綴り作動が行なわれるようにして
いるのが現状である。
【0004】しかしながら、インターロックスイッチは
高価であるだけでなく、この部品を取り付けることによ
って装置内部が複雑になるという欠点がある。特に、複
写機に装着される電動ホッチキスのように、小型化が要
求されるものには、不都合であった。
高価であるだけでなく、この部品を取り付けることによ
って装置内部が複雑になるという欠点がある。特に、複
写機に装着される電動ホッチキスのように、小型化が要
求されるものには、不都合であった。
【0005】
【考案の目的】本考案は前記問題点を解消し、特にイン
ターロックスイッチ等の特別の装置を設けることなし
に、開き状態のフェースプレートを自動的に閉止作動さ
せることができるマガジンの閉鎖機構を提供することを
その目的とする。
ターロックスイッチ等の特別の装置を設けることなし
に、開き状態のフェースプレートを自動的に閉止作動さ
せることができるマガジンの閉鎖機構を提供することを
その目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る電動ホッチキスにおけるマガジン前端
部の閉鎖機構は、綴り台を有するベースフレーム上にマ
ガジンを上下方向に回動自在に設け、該マガジンを電動
モータにより下方に回動させたときにマガジン内のステ
ープルを綴り台に向けて打ち出し、ステープルを綴り台
上の被綴り材に貫通させて綴る電動ホッチキスにおい
て、マガジンの両側に一対の駆動リンクを配置し、駆動
リンクとマガジンの各後部をベースフレーム上に回動自
在に軸支させるとともに、マガジンの前端にはフェース
プレートを上下方向に摺動自在に配置し、フェースプレ
ートの背面に沿って上下方向に摺動自在に配置されたス
テープル打ち出し用のドライバには前方に突出する突片
を形成し、該突片をフェースプレートに形成された開口
部に対し上下に余裕をもって貫通させてフェースプレー
トの前方に突出させるとともに、上記突片と上記駆動リ
ンクの前端とを連結手段を介して連結したことを特徴と
する。
め、本考案に係る電動ホッチキスにおけるマガジン前端
部の閉鎖機構は、綴り台を有するベースフレーム上にマ
ガジンを上下方向に回動自在に設け、該マガジンを電動
モータにより下方に回動させたときにマガジン内のステ
ープルを綴り台に向けて打ち出し、ステープルを綴り台
上の被綴り材に貫通させて綴る電動ホッチキスにおい
て、マガジンの両側に一対の駆動リンクを配置し、駆動
リンクとマガジンの各後部をベースフレーム上に回動自
在に軸支させるとともに、マガジンの前端にはフェース
プレートを上下方向に摺動自在に配置し、フェースプレ
ートの背面に沿って上下方向に摺動自在に配置されたス
テープル打ち出し用のドライバには前方に突出する突片
を形成し、該突片をフェースプレートに形成された開口
部に対し上下に余裕をもって貫通させてフェースプレー
トの前方に突出させるとともに、上記突片と上記駆動リ
ンクの前端とを連結手段を介して連結したことを特徴と
する。
【0007】
【考案の作用、効果】前記構成によれば、綴り作動時に
ステープルが詰まったときは、フェースプレートを持ち
上げることによりマガジンの前端部が開放されるから、
綴り作動時に詰まったステープルを除去することができ
る。また、ステープル除去後に駆動リンクが駆動されて
下動するときは、ドライバの突片はフェースプレートの
開口部の下縁に当接するから、フェースプレートも同時
に下方に駆動されて最下端に達し、マガジンの前端が閉
鎖する。したがって、ステープル除去後にもしもフェー
スプレートの閉止操作を忘れたまま綴り作動させるよう
なことがあっても、自動的に閉止作動が行なわれるの
で、ドライバの変形、ロック等の事故を十分に防止する
ことができる。
ステープルが詰まったときは、フェースプレートを持ち
上げることによりマガジンの前端部が開放されるから、
綴り作動時に詰まったステープルを除去することができ
る。また、ステープル除去後に駆動リンクが駆動されて
下動するときは、ドライバの突片はフェースプレートの
開口部の下縁に当接するから、フェースプレートも同時
に下方に駆動されて最下端に達し、マガジンの前端が閉
鎖する。したがって、ステープル除去後にもしもフェー
スプレートの閉止操作を忘れたまま綴り作動させるよう
なことがあっても、自動的に閉止作動が行なわれるの
で、ドライバの変形、ロック等の事故を十分に防止する
ことができる。
【0008】また、本考案によれば、インターロックス
イッチ等の特別の装置を設ける必要がないので、装置全
体を小型化することができる。
イッチ等の特別の装置を設ける必要がないので、装置全
体を小型化することができる。
【0009】
【実施例】図1は電動ホッチキスを示す。この電動ホッ
チキスは真直のステープルをシート状に接着連結したシ
ート状ステープルを使用し、ベースフレーム1上のマガ
ジン2を電動モータにより上下方向に回動させ、上下回
動時にマガジン2に装着したステープルカートリッジ3
からシート状ステープルを前方に送り出すとともに、シ
ート状ステープルを先端のステープルから順にコ字形に
成形した後ベースフレーム1の前端の綴り台4に向けて
打ち出し、ステープルの脚部を綴り台4上の被綴り材5
を貫通させて綴るものである。
チキスは真直のステープルをシート状に接着連結したシ
ート状ステープルを使用し、ベースフレーム1上のマガ
ジン2を電動モータにより上下方向に回動させ、上下回
動時にマガジン2に装着したステープルカートリッジ3
からシート状ステープルを前方に送り出すとともに、シ
ート状ステープルを先端のステープルから順にコ字形に
成形した後ベースフレーム1の前端の綴り台4に向けて
打ち出し、ステープルの脚部を綴り台4上の被綴り材5
を貫通させて綴るものである。
【0010】まず、ベースフレーム1上にはマガジン2
とマガジン2の両側に配置された一対の駆動リンク6と
が設けられている。マガジン2の後部と一対の駆動リン
ク6の後部とは同じ支軸7によってベースフレーム1上
に回動自在に軸支されている。なお、駆動リンク6はマ
ガジン2のストロークよりも大きく設定されている。
とマガジン2の両側に配置された一対の駆動リンク6と
が設けられている。マガジン2の後部と一対の駆動リン
ク6の後部とは同じ支軸7によってベースフレーム1上
に回動自在に軸支されている。なお、駆動リンク6はマ
ガジン2のストロークよりも大きく設定されている。
【0011】また、ベースフレーム1上には駆動リンク
6を上下方向に回動させる駆動機構aが配設されてい
る。このような駆動機構aとしては、電動モータに溝カ
ム等を介して駆動リンク6の端部に連係させる公知のも
のを採用すればよく、ここでは説明を省略する。
6を上下方向に回動させる駆動機構aが配設されてい
る。このような駆動機構aとしては、電動モータに溝カ
ム等を介して駆動リンク6の端部に連係させる公知のも
のを採用すればよく、ここでは説明を省略する。
【0012】次に、マガジン2の前部には図2のように
ガイドプレート8が固定され、その前部にはフォーミン
グプレート9とドライバ10とを介してフェースプレー
ト11が配置されている。
ガイドプレート8が固定され、その前部にはフォーミン
グプレート9とドライバ10とを介してフェースプレー
ト11が配置されている。
【0013】フェースプレート11はマガジンの前端に
上下方向に摺動自在に配置され、ドライバ10はフェー
スプレート11の背面に沿って上下方向に摺動自在に配
置されている。また、上記背面の下部には成形済みのス
テープルの受け部12が形成され、前面には持ち上げ用
突片13が形成されている。さらに、フェースプレート
11には上下に長い寸法を有するスリット状開口部14
が形成されている。
上下方向に摺動自在に配置され、ドライバ10はフェー
スプレート11の背面に沿って上下方向に摺動自在に配
置されている。また、上記背面の下部には成形済みのス
テープルの受け部12が形成され、前面には持ち上げ用
突片13が形成されている。さらに、フェースプレート
11には上下に長い寸法を有するスリット状開口部14
が形成されている。
【0014】図2に示されるように、ドライバ10の前
後方には突片16、17が屈曲形成され、後部突片17
はフォーミングプレート9の開口部14を貫通し、前部
突片16はフェースプレート11の開口部14を貫通し
てその前方に突出する。前部突片16には両駆動リンク
6の前端を連結する連結手段として図1に示す連結軸1
8が余裕をもって貫通され、これによりマガジン2の前
端部と駆動リンク6とが連結される。また、図3のよう
に、上記フォーミングプレート9の下方にはアンビル1
9が配置され、アンビル19とフェースプレート11と
の間にはドライバ10が下方に摺動するときの通過間隙
が形成されている。また、ステープル供給機構によって
前方に送られたシート状ステープルSは、フォーミング
プレート9とアンビル19との間に送られるように構成
されている。
後方には突片16、17が屈曲形成され、後部突片17
はフォーミングプレート9の開口部14を貫通し、前部
突片16はフェースプレート11の開口部14を貫通し
てその前方に突出する。前部突片16には両駆動リンク
6の前端を連結する連結手段として図1に示す連結軸1
8が余裕をもって貫通され、これによりマガジン2の前
端部と駆動リンク6とが連結される。また、図3のよう
に、上記フォーミングプレート9の下方にはアンビル1
9が配置され、アンビル19とフェースプレート11と
の間にはドライバ10が下方に摺動するときの通過間隙
が形成されている。また、ステープル供給機構によって
前方に送られたシート状ステープルSは、フォーミング
プレート9とアンビル19との間に送られるように構成
されている。
【0015】前記ガイドプレート8の上端部の前部に
は、図4(b) に示されるように、フェースプレート11
の上端に係合してこれを押える押え部20が、後部には
押え解除操作用の押し片21が連続形成されている。そ
して、図5(b) のように押し片21を下方に押圧操作す
ることにより押え部20が上方に回動してフェースプレ
ート11の上端から外すことができる。
は、図4(b) に示されるように、フェースプレート11
の上端に係合してこれを押える押え部20が、後部には
押え解除操作用の押し片21が連続形成されている。そ
して、図5(b) のように押し片21を下方に押圧操作す
ることにより押え部20が上方に回動してフェースプレ
ート11の上端から外すことができる。
【0016】通常は、フェースプレート11が閉じ状態
にあるときは、上死点位置にある駆動リンク6前端と連
結軸18を介して連結するドライバ10の突片がフェー
スプレート11の開口部14の上縁14aに当接し(図
4(a) 参照)、フェースプレート11を最上端まで持ち
上げたときは、ドライバ10の突片16がフェースプレ
ート11の開口部14の下縁部14bに当接する位置
(図5(a) 参照)にあるように形成されている。
にあるときは、上死点位置にある駆動リンク6前端と連
結軸18を介して連結するドライバ10の突片がフェー
スプレート11の開口部14の上縁14aに当接し(図
4(a) 参照)、フェースプレート11を最上端まで持ち
上げたときは、ドライバ10の突片16がフェースプレ
ート11の開口部14の下縁部14bに当接する位置
(図5(a) 参照)にあるように形成されている。
【0017】上記構成により、前述の駆動リンク6が上
下方向に駆動されるとドライバ10も上下動するが、そ
の周囲との摩擦抵抗によりマガジン2もこれに追従する
ので、マガジン2も上下方向に回動する。ドライバ10
の下動に伴ってマガジン2も下動するが、図3に示すよ
うに、マガジン2の前端下面は被綴り材5の上面に当接
して停止する。これに対し、駆動リンク6とドライバ1
0はさらに下動を続け、図7のようにフェースプレート
11の背面の受け部12に供給された前端のステープル
S1(コ字形に成形済)をマガジン2の前端下面から綴
り台4に向けて打ち出し、ステープルS1の脚部を綴り
台4上の被綴り材5を貫通させて綴る。また、ドライバ
10とともにフォーミングプレート9も駆動され、図
3、図7のようにアンビル19上にある真直ステープル
S2はフォーミングプレート9によって両側が押し下げ
られてコ字形に成形される。ドライバ10が上方に駆動
されると、成形済みのステープルS1がプッシャ15
(図3参照)によりフェースプレート11に供給され、
アンビル19上には次の真直ステープルが供給される。
以上の繰り返しによりシート状ステープルの成形、打ち
込みが行なわれる。
下方向に駆動されるとドライバ10も上下動するが、そ
の周囲との摩擦抵抗によりマガジン2もこれに追従する
ので、マガジン2も上下方向に回動する。ドライバ10
の下動に伴ってマガジン2も下動するが、図3に示すよ
うに、マガジン2の前端下面は被綴り材5の上面に当接
して停止する。これに対し、駆動リンク6とドライバ1
0はさらに下動を続け、図7のようにフェースプレート
11の背面の受け部12に供給された前端のステープル
S1(コ字形に成形済)をマガジン2の前端下面から綴
り台4に向けて打ち出し、ステープルS1の脚部を綴り
台4上の被綴り材5を貫通させて綴る。また、ドライバ
10とともにフォーミングプレート9も駆動され、図
3、図7のようにアンビル19上にある真直ステープル
S2はフォーミングプレート9によって両側が押し下げ
られてコ字形に成形される。ドライバ10が上方に駆動
されると、成形済みのステープルS1がプッシャ15
(図3参照)によりフェースプレート11に供給され、
アンビル19上には次の真直ステープルが供給される。
以上の繰り返しによりシート状ステープルの成形、打ち
込みが行なわれる。
【0018】ところで、図4(a) (b) の通常の状態から
図5(a) (b) のようにガイドプレート8の押し片21を
押してフェースプレート11との係合を解除してからフ
ェースプレート11の持ち上げ用突片13を持ち上げ操
作してフェースプレート11を上動させることができ
る。フェースプレート11を上動させると、マガジン2
の前端部が開放されるから、綴り作動時にステープルS
1が詰まったときは、詰まったステープルS1を除去す
ることができる。このとき、ドライバ10の突片16が
フェースプレート11の開口部14の下縁部14bに当
接するから、フェースプレート11が外れるようなこと
はない。
図5(a) (b) のようにガイドプレート8の押し片21を
押してフェースプレート11との係合を解除してからフ
ェースプレート11の持ち上げ用突片13を持ち上げ操
作してフェースプレート11を上動させることができ
る。フェースプレート11を上動させると、マガジン2
の前端部が開放されるから、綴り作動時にステープルS
1が詰まったときは、詰まったステープルS1を除去す
ることができる。このとき、ドライバ10の突片16が
フェースプレート11の開口部14の下縁部14bに当
接するから、フェースプレート11が外れるようなこと
はない。
【0019】ステープルS1除去後はフェースプレート
11を押し下げてマガジン2の前端を閉止すればよい
が、もしもフェースプレート11の閉止操作を忘れたま
ま綴り作動させるようなことがあっても、駆動リンク6
が駆動されて下動するときに、同時に連結軸18がドラ
イバ10の突片16とともにドライバ10を駆動し、該
ドライバ10の突片16はフェースプレート11の開口
部14の下縁14bに当接してフェースプレート11を
押し下げるから、フェースプレート11も同時に下方に
摺動し、駆動リンク6が下死点に達したときにフェース
プレート11も最下端に達する。このときガイドプレー
ト8の押え部20がフェースプレート11の上端に係合
し、フェースプレート11の上動を規制する。
11を押し下げてマガジン2の前端を閉止すればよい
が、もしもフェースプレート11の閉止操作を忘れたま
ま綴り作動させるようなことがあっても、駆動リンク6
が駆動されて下動するときに、同時に連結軸18がドラ
イバ10の突片16とともにドライバ10を駆動し、該
ドライバ10の突片16はフェースプレート11の開口
部14の下縁14bに当接してフェースプレート11を
押し下げるから、フェースプレート11も同時に下方に
摺動し、駆動リンク6が下死点に達したときにフェース
プレート11も最下端に達する。このときガイドプレー
ト8の押え部20がフェースプレート11の上端に係合
し、フェースプレート11の上動を規制する。
【図1】本考案に係る電動ホッチキスの要部の斜視図で
ある。
ある。
【図2】マガジンの分解斜視図である。
【図3】マガジンの成形・打ち出し部の要部の断面図で
ある。
ある。
【図4】(a) (b) は通常状態のドライバとフェースプレ
ートとの関係を示す正面図および要部側面図である。
ートとの関係を示す正面図および要部側面図である。
【図5】(a) (b) はフェースプレートを持ち上げた状態
を示す正面図および要部側面図である。
を示す正面図および要部側面図である。
【図6】(a) (b) はフェースプレートを押し下げた状態
を示す正面図および要部側面図である。
を示す正面図および要部側面図である。
【図7】(a) (b) はそれぞれマガジンの成形・打ち出し
部におけるステープルの成形、打ち出し態様の説明図で
ある。
部におけるステープルの成形、打ち出し態様の説明図で
ある。
1 ベースフレーム 2 マガジン 4 綴り台 5 被綴り材 6 駆動リンク 10 ドライバ 11 フェースプレート 14 開口部 16 突片 18 連結軸(連結手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 綴り台を有するベースフレーム上にマガ
ジンを上下方向に回動自在に設け、該マガジンを電動モ
ータにより下方に回動させたときにマガジン内のステー
プルを綴り台に向けて打ち出し、ステープルを綴り台上
の被綴り材に貫通させて綴る電動ホッチキスにおいて、 マガジンの両側に一対の駆動リンクを配置し、駆動リン
クとマガジンの各後部をベースフレーム上に回動自在に
軸支させるとともに、 マガジンの前端にはフェースプレートを上下方向に摺動
自在に配置し、フェースプレートの背面に沿って上下方
向に摺動自在に配置されたステープル打ち出し用のドラ
イバには前方に突出する突片を形成し、該突片をフェー
スプレートに形成された開口部に対し上下に余裕をもっ
て貫通させてフェースプレートの前方に突出させるとと
もに、上記突片と上記駆動リンクの前端とを連結手段に
よって連結したことを特徴とする電動ホッチキスにおけ
るマガジン前端部の閉鎖機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028292U JP2550888Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 電動ホッチキスにおけるマガジン前端部の閉鎖機構 |
EP93110959A EP0579118B1 (en) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | A motor driven stapler |
DE69300550T DE69300550T2 (de) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | Motorisch angetriebenes Klammergerät. |
US08/087,872 US5474222A (en) | 1992-07-10 | 1993-07-09 | Motor driven stapler |
US08/796,444 US5836502A (en) | 1992-07-10 | 1997-02-10 | Motor driven stapler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028292U JP2550888Y2 (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | 電動ホッチキスにおけるマガジン前端部の閉鎖機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615978U JPH0615978U (ja) | 1994-03-01 |
JP2550888Y2 true JP2550888Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=13137639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028292U Expired - Lifetime JP2550888Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-08-04 | 電動ホッチキスにおけるマガジン前端部の閉鎖機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550888Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3657174B2 (ja) * | 2000-06-05 | 2005-06-08 | ニスカ株式会社 | ステープル装置 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP6028292U patent/JP2550888Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615978U (ja) | 1994-03-01 |
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