JPS62289953A - シヤフト角度調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、ＶＴＲのテープ走行系におけるテープガイド
ポストのように基本上に設けられたシャフトの取付は角
度を調整可能なシャフト角度調整装置に関するものであ
る。

従来の技術 近年、ＶＴＲの小型軽量化や高性能化に伴い、ＶＴＲの
テープ走行系に要求さＪＩる部品精１痰や、組立精度も
厳［７くなって来ている。同時に価格面でも増々低コス
トが要求さ、ｆｌている。

以下図面を参照しながら、従来よりテープ走行系に利用
されているシャフトの角度調整装置について説明する。

第４図、第６図は従来からのぞ才１そ７′ｌ取付は方法
の異なる２種類のシャフト角度調整装置の月初図であり
、第５図、第７図はそれぞれ第４図、第６図のＡ−４断
面、Ｂ−ＥＶ断面を示す断面図である。

第４図、第５図において、１は固定台となるアーム８に
圧入により植設さねたシャフトであり、６はテープが上
方向にずれるのを防ぐために前記シャフト１の上端に固
定された土カラーである。

７はテープが下方向にずれるのを防ぐために前記シャフ
ト１の下端部に固定された下カラーであり、６はテープ
がスムーズに走行するようにした前記上カラー６と、下
カラー７との間で回転自在に前記シャフト１に設けられ
たローラである。

３へ−７ また第６図、第７図において、シャフト１は板状の剛体
よりなるシャフトホルダー９に圧入により取付は固定さ
れていて、このシャフトホルダー９と固定台となるシャ
ーシ４とは締め付はビス１１ａ、１１ｂにより固定され
るように構成されている。１０は角度調整用の調整ビス
で、先端が前記シャーシ４に当接するように前記シャフ
トホルダー９に螺合されている。

以上のように構成されたシャフト角度調整装置について
、以下その角度調整動作を説明する。

まず第４図の例において、シャフト１の中心軸が基準位
置Ｃより図の矢印方向の左右どちらかの方向に傾いてい
る場合、シャフト１の位置を基準位置に合わせるために
、アーム８を適当な場所で第５図の矢印方向に曲げて、
シャフト中心軸を基準位置Ｃに合わせるようにしていた
。

また、第６図の例においては、シャフト１の中心軸が基
準位置ｄより図の矢印り方向に傾いている場合、第７図
に示すように固定ビス１１ａおよび１１ｂをゆるめ、調
整ビス１０を回動してその突出し量ｐを増減した上で、
再度シャフトホルダー９を締め付はビス１１ａ、１１ｂ
で取り付は固定して、シャフトホルダー９のシャーシ４
に対する傾斜を変化せしめて、シャフト１の傾きを調整
するようにしていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし々から上記のよう々構成では、以下のような問題
点を有している。

先ず第４図の例の場合、アーム８を曲げて角度の微妙な
調整を行なうためには特殊な治具が必要であり、また概
存の工具（たとえばペンチ類のようなもの）でアーム８
をつかんで手作業により曲げ調整を行なうには、か々り
の経験と勘が必要である。しかもアーム８の形状によっ
ては、曲げ易い方向と曲げにくい方向があるので、任意
の方向に角度調整することは極めて困難である上に、一
つのアーム上に複数のシャフトが取り付けられている場
合などには、角度調整を各々のシャフトに対して行なう
ことは、事実上不可能である。

また第６図の例の場合も、シャフトホルダー９の収捷る
スペースがない場合には利用できないし、シャフトホル
ダー９が存在するだけでスペースロスとなり、小型化の
妨げとなる。しかも第６図の例では、矢印り方向にしか
角度調整ができず、任意の方向に角度調整をするために
は、複数本の調整ビスが必要で、その機構も調整も複雑
になると同時に、部品点数が増加するため当然コストも
上昇する。

本発明は上記問題点に鑑み、簡単な作業でしかも任意の
方向にシャフトを角度調整できる機構を低コストで実現
できるシャフト角度調整装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明のシャフト角度調整
装置は、固定部に一端が固定されたシャフトと、前記シ
ャフトに設けられたネジ部に螺合された調整ナンドと、
前記固定部と前記調整ナツトとの間にその両者に接触す
るように前記シャフトに挿入された一部に肉厚部を有す
るワッシャとを有し、前記調整ナツトの締め付けにより
前記シ６ぺ一部 ヤフトを前記固定部に対して傾斜するように構成したも
のである。

作　　用 上記した構成によれば、調整ナンドの締め付は時に、調
整ナツトの下面の一部がワッシャの肉厚部に当接するこ
ととなり、調整ナツトの締め付は力の一部はシャフトの
偏寄力として働くこととなり、シャフトの取付角度の調
整が行なわれるものである。すなわち、一部に肉厚部を
有するワッシャをシャフトに挿入する際のワッシャの位
相により、任意の角度調整方向を選択でき、これらを締
めるナツトの締め加減により調整量を加減できることと
なる。

実施例 以下本発明の一実施例のシャフト角度調整装置について
、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例におけるシャフト角度調整装置
の取り付は断面を示すものである。なおシャフト１には
必要に応じて、前記従来例１にて説明した上カラー、下
カラー、ローラーなどの付属品が装着される場合もある
が、本実施例では第６図にて説明したようなこれらが装
着されない場合の実施例を示す。シャフト１はその下端
部近傍に形成されたネジ部１ａによりシャーシ４に固定
されており、またこのネジ部１ａの上端部には調整ナツ
ト２が装着され、シャーシ４と調整ナツト２の間には、
第２図のような形状の、本来プレス等で打ち抜かれてし
捷うワッシャの内径部の一部を外側に折り返して部分的
な厚肉部３ａを設けた偏肉ワッシャ３を挿入している。

上記構成において調整ナツト２を締め付けると、その締
め付は強度によって、偏肉ワンシャ３、シャーシ４、シ
ャフト１に締め付は力に対する抗力量が発生し、この抗
力ｆは偏肉ワッシャ３の厚内部３ａにおいて最も強いの
で、第３図のように調整ナツト２の締め付は力による抗
力ｆで、シャフト１がもとの位置から矢印すのように反
時計方向に傾くようになる。

すなわち、第３図のように調整時においてシャフト１が
正しい位置よりθだけ傾いて取り付けられているときは
、シャフト１が傾いている方向に偏肉ワッシャ３の厚肉
部３ａがくるように偏肉ワッシャ３を位置せしめておい
て、調整ナツト２で締め付けてやると調整できるように
なっている。

以上のように本実施例によれば、角度調整が必要なシャ
フトにあらかじめネジ部を形成し、安価にて製作できる
偏肉ワッシャと、これらを締め付けるナンドを設けるこ
とにより、極めて簡単にしかも任意の方向にシャフトの
角度調整を行なうことができる。

発明の効果 以上のように本発明のシャフト角度調整装置は、シャフ
トにネジ部を設け、一部に肉厚部を有する偏肉ワッシャ
とこれらを締め付ける調整ナツトを前記ネジ部に設ける
ことにより、極めて簡単にしかも任意の方向にシャフト
の角度調整を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるシャフト角度調整装置
のシャフトセンターに対する断面図、第９へ− ２図は偏肉ワッシャの斜視図、第３図は第１図と同じ実
施例の調整原理を示す断面図、第４図および第６図はそ
れぞれ従来のシャフト角度調整装置の斜視図、第６図お
よび第７図はそれぞれ第４図および第６図の断面図であ
る。 １・・・・・シャフト、１ａ・・・・・・シャフトネジ
部、２・・・・調整ナツト、３・・・・・・偏肉ワッシ
ャ、３ａ・・・・偏肉ワッシャ厚肉部、４・・・・・シ
ャーシ、５・・・・・・上カラー、６・・・・・・ロー
ラー、７・・・・下カラー、８・・・・・・アーム、９
・・・・・・シャフトホルダー、１ｏ・　−・調整ビス
、１１ａ、１１ｂ・・・・・締め付はビス。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名（−
ｍ−シャフト 第３図 第４図　　　　第５図 第６１２　　　　　　第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 固定部に一端が固定されたシャフトと、前記シャフトに
   設けられたネジ部に螺合された調整ナットと、前記固定
   部と前記調整ナットとの間にその両者に接触するように
   前記シャフトに挿入された一部に肉厚部を有するワッシ
   ャとを有し、前記調整ナットの締め付けにより前記シャ
   フトを前記固定部に対して傾斜せしめるようにしたシャ
   フト角度調整装置。