JPH0353518Y2 - - Google Patents

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JPH0353518Y2
JPH0353518Y2 JP1986155991U JP15599186U JPH0353518Y2 JP H0353518 Y2 JPH0353518 Y2 JP H0353518Y2 JP 1986155991 U JP1986155991 U JP 1986155991U JP 15599186 U JP15599186 U JP 15599186U JP H0353518 Y2 JPH0353518 Y2 JP H0353518Y2
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JP
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printed circuit
circuit board
support device
hole
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプリント基板の支持装置に係り、特に
電子機器等のフレームで区分された空間に配設す
るに好適なプリント基板の支持装置に関する。
[考案の概要] 固定側のフレームに回転自在に係着される軸部
及びプリント基板の端部を把持するように該基板
に挿入されて固定される基板保持体を備え、プリ
ント基板をフレームに回動自在に装着し、取付け
並びに点検作業を容易にする。
[従来の技術] 電子機器においては、電子回路をプリント基板
に実装している。従来、このプリント基板を電子
機器に実装するに際しては、第10図に示すよう
に機器本体側に設けられているシヤーシ11の側
部より内側へ直角に折り曲げ加工した舌片12に
ネジ切り加工を施すと共に、プリント基板13に
取付用の穴14を設け、該穴14を舌片12のネ
ジ穴に合致させた状態でビス15によりプリント
基板13をシヤーシ11に固定する。
また、第11図に示すように、軸部16を有す
ると共にビス15a,15bのナツトとして機能
するネジ穴17を有する取付板18を、プリント
基板13に設けられた貫通孔14a,14bを介
してビス15a,15bにより取付板18を基板
13に固定する。また、軸部16をシヤーシ11
に回動自在に軸支するために、軸部16を嵌入す
る貫通孔19が設けられている。取付板18をビ
ス15a,15bによつてプリント基板13に一
対分を固定したのち、各々の軸部16をシヤーシ
11を押し広げながら貫通孔19に挿入する。
あるいは、第12図に示すように、プリント基
板13自体に軸部20を形成し、第11図と同様
の方法によりシヤーシ11に回動自在に取付ける
方法も用いられている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来のプリント基板の支持手段にあつ
ては、ビス止め工程を必要とし、部品点数が増大
すると共に組付けに時間を要する不都合がある。
また、基板に軸部を直接に形成した場合、部品点
数の低減は図れるものの、板取り等のためにコス
トアツプを招くと共に、軸部が損傷した場合には
以後の装着ができなくなるという問題がある。
本考案の目的は、部品点数を低減し、かつ基板
への軸部形成を行うことなくプリント基板の支持
を回動自在に行えるようにしたプリント基板の支
持装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、フレームに回動自在に係着される
軸部及び、該軸部と一体に加工されて回動中心位
置のプリント基板に挿入されて当該位置の基板を
把持する基板保持体を設けることにより、達成さ
れる。
[作用] 基板保持部は基板の回動軸心線の両方向から基
板に挿入され、基板を把持すると共に、その把持
面に設けられた凸部が基板側に設けられた貫通孔
に嵌入し、基板保持体の移動をロツクする。これ
によつて支持装置は基板に固定される。それによ
つて、ビス等の単体部品が不要になるので、部品
点数を増大させることがない。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第9図に
より説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。
電子機器等の内部には、プリント基板2に対し
他の回路との間のシールド部材及び支持部材とし
ての機能を有するフレーム1が設けられている。
プリント基板2をフレーム1にに対し、開閉自在
に装着するために、支持装置3がプリント基板2
の一端の両側に挿入固定される。
支持装置3は、第2図乃至第5図に示すよう
に、フレーム1の側面に設けられた軸穴10(上
部が幅t′でフレーム1の上端に開口し、その下部
に直径R′の円形開口が連通した形状を有する)
に軸支される軸部4、及び該軸部4と共に合成樹
脂等の材料を用いて一体加工され、プリント基板
2の所定位置に挿入される基板保持体5より構成
される。
軸部4は円板状の頭部(軸穴10の円形開口の
径R′より大径)を有し、この頭部に基板保持体
5に連結された角形断面の軸40(軸穴10の開
口幅t′より小幅で高さはR′よりやや小)が結合さ
れている。
また、基板保持体5は、基板2が嵌入可能なス
リツト(空隙幅t)を有し、これによつて2分さ
れた挟持板6a,6bの各々には凸部7a,7b
が形成されている。(凸部7a,7bは挿入方向
及び回転方向側にカツト面が形成されている。)
これら凸部7は、予めプリント基板2に設けられ
ている貫通孔8a,8bに嵌入可能な位置に配設
される共に、対向する挟持板には貫通孔9が形成
されている。
以上の構成において、支持装置3をプリント基
板2に装着する方法を、第6図を参照して説明す
る。
先ず、基板保持体5の先端を図示Y−Y′線上
からプリント基板2へ挿入し、挟持板6a,6b
によつてプリント基板2を挟持させ、さらに凸部
7aを基板上の貫通孔8aに嵌入される。
次に、支持装置3を図の矢印方向に90゜回転さ
せ、X−X′線上に位置させる。この操作の過程
において、スリツト間に凸部7bがあるために、
弾力性を有する挟持板6a,6bが凸部7bの移
動に沿つて変形し、X−X′線上に来た時点で凸
部7bが貫通孔8bに嵌入する。これによつて、
支持装置3は水平方向への移動がロツクされ、プ
リント基板2に固定される。
この状態のまま、第1図に示すように、軸部4
の軸40をフレーム1の軸穴10に位置させ、プ
リント基板2を下降させる。これによつて、軸穴
10の円形開口内に軸40が配設され、プリント
基板2を矢印図示方向に回転させることができ
る。
なお、支持装置3を実線位置から鎖線位置へ回
転させた際の、X−X′線よりの行き過ぎを防止
するために、第7図に示すように、挟持部6の根
元部に張出し部60を設け、これをストツパーと
して用いることもできる。
前述のように、凸部7bにはカツト面(テーパ
ー)が第7図に示すように軸心線x−x′に対して
βなる角度を持ち、x−x軸及びy−y′軸との交
点0、即ちz−z′軸方向に対してテーパーを設け
ている。このテーパー角度は必ずしも第8図に示
すようなα゜でなくても良く、f方向又はg方向へ
移動させたα゜+1゜でも良く、又、α゜−j゜でも良い
この時α゜=45゜とした場合、i゜<45゜又はj゜<45
゜で
も良いが通常は10゜〜60゜が良い。又、角度βは第
9図に示すように前記のY−Y′軸方向に挿入さ
れた支持装置3が貫通孔8aに嵌合される。貫通
孔8bに凸部7bが嵌合する時点でl−l′線上、
即ちプリント基板2の端面とY−Y′軸よりG゜の
角度にて凸部7bが接合する。この点より挟持板
6に弾性変形が始まるる。そこで、この点よりテ
ーパーの切り始めとし、ω−ω′軸とl−l′線上に
て挟持板6に加わる弾性変形量を少なくし、又、
歪等を少なくするためl−l′線上と平行になるよ
うなβ゜の角度を持つた凸部7bを設けるのが望ま
しい。
具体的には90゜>β゜>0゜を推奨できるが、X−
X′軸及びY−Y′軸との交点0を支点として直径
kの内側及び直径kの外側にて角度を変える事も
可能である。
又、X−X′軸及びY−Y′軸との交点0をセン
ターとしプリント板の外側縁即ち外形線l−l′及
びm−m′との交点は上記第7図で説明の通り、
半径=nの寸法で形状eと嵌合するようにすれ
ば、Y−Y′軸及びX−X′線との交点0に嵌合後
貫通孔8aに凸部7bを挿入しようとする場合、
P寸法とQ寸法との差が小さくてすみ、第4図に
示した如く、e部と合せて半径nになるような形
状を作れば、下記の如くとなり、 Q−P≦n ガタ等のないプリント板保持装置となる。但
し、上式中のQ−P=nの場合を満足させるため
には、凸部7aと貫通孔8a及び凸部7bと貫通
孔8bとの嵌合時にガタを持たせることが必要で
ある。即ち、支点0を基準点として、半径=Q
は、支持装置3をプリント基板2の寸法よりも大
きくすることが条件である。
なお、以上説明した両端支持(支持装置3を一
対設ける構成)のほか、片端支持も可能である。
この場合、支持装置3を用いない側は、補足的に
別部品を装着することもできる。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案によれば、ビス等
を用いることなく、かつ基板に軸部を形成するこ
となくプリント基板2をシヤーシに支持できるた
め、部品点数の削減が図れると共に基板に損傷等
を生じさせることが無い。従つて、コストダウン
が図れると共に実装上のトラブルを解決すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の装着状態を示す斜
視図、第2図乃至第5図は本考案における支持装
置の平面図、左側面図、正面図及び右側面図、第
6図は支持装置の装着説明図、第7図は支持装置
の他の支持装置の他の例を示す断面図、第8図は
凸部7bに形成するテーパーの角度設定説明図、
第9図は支持装置の回転に対する最適テーパー角
度の設定説明図である。第10図乃至第12図は
従来のプリント基板の支持装置の説明図である。 1……フレーム、2……プリント基板、3……
支持装置、4……軸部、5……基板保持体、6
a,6b……挟持板、7a,7b……凸部、8
a,8b,9……貫通孔、10……軸穴、40…
…軸、60……張出し部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板を保持体により機器側に回転自在
    に支持する支持装置において、前記保持体の主要
    部を、プリント基板を弾力的に挟み込める対向挟
    持板と、その一端側を結ぶ張出し部とでコ字状に
    形成し、前記各挟持板の内面に、プリント基板側
    の2つの取り付け孔に嵌合する凸部をそれぞれ設
    け、前記各凸部には、前記取り付け孔に至るプリ
    ント基板面上を円滑に摺動させるためのテーパー
    面を形成し、前記張出し部に回転支点となる軸部
    を設けた構造としたことを特徴とするプリント基
    板の支持装置。
JP1986155991U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH0353518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986155991U JPH0353518Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP1986155991U JPH0353518Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6361194U JPS6361194U (ja) 1988-04-22
JPH0353518Y2 true JPH0353518Y2 (ja) 1991-11-22

Family

ID=31077190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986155991U Expired JPH0353518Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56164597U (ja) * 1980-05-07 1981-12-07
JPS61119392U (ja) * 1985-01-11 1986-07-28

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JPS6361194U (ja) 1988-04-22

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