JP2580942Y2 - ベルト張力調整装置 - Google Patents

ベルト張力調整装置

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JP2580942Y2
JP2580942Y2 JP4301392U JP4301392U JP2580942Y2 JP 2580942 Y2 JP2580942 Y2 JP 2580942Y2 JP 4301392 U JP4301392 U JP 4301392U JP 4301392 U JP4301392 U JP 4301392U JP 2580942 Y2 JP2580942 Y2 JP 2580942Y2
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JP
Japan
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bolt
bracket
support
belt tension
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JP4301392U
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吉章 山本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベルト張力調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルト張力調整装置としては、例
えば、図5及び図6に示すようなものがある(実開昭5
8−175250号公報等参照)。
【0003】図5は補機(オルタネータ)に掛け渡たさ
れたベルトの張りを調整するベルト張力調整装置を示す
もので、補機113を揺動可能に一方の支持部102を
支点としてエンジン本体103に取り付け、補機113
の他方の支持部104を移動させて補機113を駆動す
るベルト111に所定の張力を付与すると共にエンジン
本体103に固定するようにしている。図6にその詳細
を示す。エンジン本体103に固定したブラケット10
5に調整用の長穴107を設け、該長穴107に補機1
13の軸に直角方向に雌ねじ108を有する支持部材1
09を取り付け、アジャストボルト110を前記雌ねじ
108に螺合させて補機113の支持部104を移動さ
せて、ベルト111の張力調整を行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベルト張力調整装置にあっては、補機113
をブラケット105に組付ける際に、構成部品を全て分
離した状態、すなわち、補機113、支持部材109、
アジャストボルト110、ロックナット112に分離し
てからエンジン本体103に組付けていたので、作業性
が著しく悪く、作業時間が長く掛るという問題点があっ
た。
【0005】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、作業性を向上させたベルト張
力調整装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、アイ
ドラプーリあるいは補機支持部を支持する支持部材が摺
動可能な長穴をブラケット基部に設け、このブラケット
基部から支持部材側にブラケット基部を折り曲げてアジ
ャストボルト支持部を形成したアジャストブラケット
と、該支持部材を長穴に貫通させてアイドラプーリある
いは補機支持部を支持する一方、支持部材の一端に支持
部材の支持方向と直交する方向からアジャストボルトを
螺合させてアイドラプーリ又は補機支持部位置を変位さ
せることによりベルト張力を調整するベルト張力調整装
置において、アジャストボルトと支持部材とを一体化さ
せた状態で、前記ブラケットに組付けられるようにブラ
ケット基部にアジャストボルトの頭部が挿通可能な挿通
孔を穿設し、この挿通孔からアジャストボルト支持部ま
で延びるようアジャストボルト径に略等しい幅の溝を設
けた。
【0007】
【作用】アジャストボルトに支持部材を組付けた後、ブ
ラケットの挿通孔にボルトの頭部を挿入し、溝に沿って
アジャストボルトを回動させてアジャストボルト支持部
に移動させて固定し、支持部材にプーリを取り付ける。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図面に基づいて説明する。図
1〜図3は、本考案の一実施例を示す図である。
【0009】まず構成を説明する。図1及び図1の矢視
A図(だたしアジャストブラケット1のみを図示する)
である図2に示すように、アジャストブラケット1はブ
ラケット基部2とこのブラケット基部2からアイドラプ
ーリ4等の補機部材を支持する支持部材5側に折り曲げ
られたアジャストボルト支持部3とで構成されている。
【0010】ブラケット基部2には、アジャストボルト
6と支持部材5とを一体的に組付けた状態で、アジャス
トボルト6をアジャストブラケット1に組付けられるよ
うに、アジャストボルト6の頭部6aが挿通可能な挿通
孔7が穿設されている。
【0011】そして、この挿通孔7からアジャストボル
ト支持部3まで延びるアジャストボルト6の径に略等し
い幅の溝8が設けられている。
【0012】また、ブラケット基部2には、アジャスト
ボルト頭部6a挿入後にアジャストボルト6に支持部材
5を組付けた状態で挿入可能な長穴9が穿設されてい
る。
【0013】なお、図1で10はロックナット、11は
アイドラプーリ4に掛けられたベルトであり、図2で1
2は、アジャストブラケット1を図示しないエンジン本
体に取付けるためのボルト孔である。
【0014】次に、本実施例の組付け方法を図3を参照
して説明する。
【0015】先ず、アジャストボルト6に支持部材5を
取り付けた状態で、アジャストボルト6の頭部6aをブ
ラケット基部2の挿通孔7に挿入する。
【0016】次いでアジャストボルト6の頭部6a側を
溝8に沿ってアジャストボルト支持部3側へ移動させる
と同時に支持部材5を長穴9に挿入する。そして支持部
材5にアイドラプーリ4をロックナット10で固定す
る。
【0017】その後アジャストボルト6によってベルト
11の張りを調整する。
【0018】以上説明したように、本実施例によれば、
アジャストボルト6に支持部材5を組付けた状態で、ア
ジャストブラケット1に取り付けることができるので、
作業性は著しく向上する。
【0019】図4には、本考案の他の実施例を示す。こ
の実施例はエンジン補機、具体的にはオルタネータ15
のベルト張力調整装置に関するものである。
【0020】構成を説明する。アジャストブラケット1
6はブラケット基部17とアジャストボルト支持部18
で構成されている。アジャストボルト19に支持部材で
あるアジャストボルトブラケット20を組付けた状態
で、アジャストボルト19の頭部19aが挿通可能な挿
通孔21がブラケット基部に穿設され、該挿通孔21か
らアジャストボルト支持部18にアジャストボルト径に
略等しい溝22が穿たれている。
【0021】組付方法を説明する。アジャストボルト1
9に支持部材20を取り付けた状態でアジャストボルト
19の頭部19aを挿通孔21に挿入する。そしてアジ
ャストボルト19の頭部19a側を溝に沿って、アジャ
ストボルト支持部材18へと移動させる。そして、支持
部材20にオルタネータ15の支持部23をロックボル
ト24で固定する。
【0022】その後、アジャストボルト19によって、
プーリ25に掛るベルト26の張力を調整する。
【0023】本実施例によっても前記実施例同様の効果
を得ることができる。
【0024】
【考案の効果】以上説明してきたように構成されている
ので本考案によれば作業性を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】アジャストブラケットを示す図1の矢視A図。
【図3】本考案の一実施例の組立方法を説明する側断面
図。
【図4】本考案の他の実施例を示す正面図。
【図5】従来例を示す正面図。
【図6】従来例の主要部を拡大して示す斜視図。
【符号の説明】
1…アジャストブラケット 2…ブラケット基部 3…アジャストボルト支持部 5…支持部材 6…アジャストボルト 7…挿通孔 8…溝 9…長穴 16…アジャストブラケット 17…ブラケット基部 18…アジャストボルト支持部 19…アジャストボルト 20…支持部材 21…挿通孔 22…溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドラプーリあるいは補機支持部を支
    持する支持部材が摺動可能な長穴をブラケット基部に設
    け、この基部から支持部材側にブラケット基部を折り曲
    げてアジャストボルト支持部を形成したアジャストブラ
    ケットと、該支持部材を長穴に貫通させてアイドラプー
    リあるいは補機支持部を支持する一方、支持部材の一端
    に支持部材の支持方向と直交する方向からアジャストボ
    ルトを螺合させてアイドラプーリ又は補機支持部位置を
    変位させることによりベルト張力を調整するベルト張力
    調整装置において、アジャストボルトと支持部材とを一
    体化させた状態で、前記ブラケットに組付けられるよう
    に、ブラケット基部にアジャストボルトの頭部が挿通可
    能な挿通孔を穿設し、この挿通孔からアジャストボルト
    支持部まで延びるようにアジャストボルト径に略等しい
    幅の溝を設けたことを特徴とするベルト張力調整装置。
JP4301392U 1992-06-23 1992-06-23 ベルト張力調整装置 Expired - Lifetime JP2580942Y2 (ja)

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JP4301392U JP2580942Y2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 ベルト張力調整装置

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JP4301392U JP2580942Y2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 ベルト張力調整装置

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JPH064450U JPH064450U (ja) 1994-01-21
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ID=12652105

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102004049295B4 (de) * 2004-10-09 2013-04-11 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Spannrollenanordnung für einen Endlostrieb an einer Brennkraftmaschine, insbesondere Linearspanner für Keilrippenriemen
JP5970269B2 (ja) * 2012-07-06 2016-08-17 株式会社クボタ エンジン

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JPH064450U (ja) 1994-01-21

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