JP2550032Y2 - ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置 - Google Patents
ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置Info
- Publication number
- JP2550032Y2 JP2550032Y2 JP912691U JP912691U JP2550032Y2 JP 2550032 Y2 JP2550032 Y2 JP 2550032Y2 JP 912691 U JP912691 U JP 912691U JP 912691 U JP912691 U JP 912691U JP 2550032 Y2 JP2550032 Y2 JP 2550032Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- screen
- movable block
- tension
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、組付時に、ワイヤーの
張設を極めて簡易且つ迅速にできるルーフスクリーンに
おけるワイヤー張り装置に関する。
張設を極めて簡易且つ迅速にできるルーフスクリーンに
おけるワイヤー張り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、従来のルーフスクリーンにお
いて、スクリ−ンの開閉用のワイヤーを巻き掛けし、該
ワイヤーの端部相互は、組付においてループ状になるよ
うに結合している。このときワイヤーには、ある程度の
張力をかける必要があり、その一つはテンションバネを
手で引っ張ってからワイヤーを固定したり、また、別の
ものでは、テンションバネのないルーフスクリーンで
は、ワイヤー自体を引っ張って張力を加えてからワイヤ
ーを固定している。
いて、スクリ−ンの開閉用のワイヤーを巻き掛けし、該
ワイヤーの端部相互は、組付においてループ状になるよ
うに結合している。このときワイヤーには、ある程度の
張力をかける必要があり、その一つはテンションバネを
手で引っ張ってからワイヤーを固定したり、また、別の
ものでは、テンションバネのないルーフスクリーンで
は、ワイヤー自体を引っ張って張力を加えてからワイヤ
ーを固定している。
【0003】このように、ワイヤーに張力を確実に加え
るのは、そのスクリ−ンの中間に生ずる弛み防止のため
である。この弛みにより極めて外観を損なうために、ス
クリ−ンの整然とした開閉を行うことが求められてい
る。
るのは、そのスクリ−ンの中間に生ずる弛み防止のため
である。この弛みにより極めて外観を損なうために、ス
クリ−ンの整然とした開閉を行うことが求められてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前者(テン
ションバネを手で引っ張ってからワイヤーを固定する手
段)は、バネをかなりの力で引っ張らなければならず、
作業性が悪く、後者(ワイヤー自体を引っ張って張力を
加えてからワイヤーを固定する手段)は、張力不足しや
すい課題があった。
ションバネを手で引っ張ってからワイヤーを固定する手
段)は、バネをかなりの力で引っ張らなければならず、
作業性が悪く、後者(ワイヤー自体を引っ張って張力を
加えてからワイヤーを固定する手段)は、張力不足しや
すい課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、スク
リ−ンの開閉用のワイヤーを巻き掛けしたフロントプー
リーを可動ブロックに軸支し、固定したフロントカバー
部に設けた調整螺子杆の回動にてワイヤーが張弛する方
向に前記可動ブロックを適宜可動調節可能に設けたルー
フスクリーンにおけるワイヤー張り装置としたことによ
り、組付時に、ワイヤーの張設を極めて簡易且つ迅速に
でき、前記の課題を解決したものである。
リ−ンの開閉用のワイヤーを巻き掛けしたフロントプー
リーを可動ブロックに軸支し、固定したフロントカバー
部に設けた調整螺子杆の回動にてワイヤーが張弛する方
向に前記可動ブロックを適宜可動調節可能に設けたルー
フスクリーンにおけるワイヤー張り装置としたことによ
り、組付時に、ワイヤーの張設を極めて簡易且つ迅速に
でき、前記の課題を解決したものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0007】Aはワイヤー張り調整装置であって(図
1,図2参照)、主にフロントカバー部1及び可動ブロ
ック2よりなるもので、そのフロントカバー部1は、ブ
ロック支持片1aの一端より、該ブロック支持片1aに
略直角に屈曲片1bが形成されている。そのブロック支
持片1aには長孔状のガイド孔1cが水平方向に形成さ
れている。
1,図2参照)、主にフロントカバー部1及び可動ブロ
ック2よりなるもので、そのフロントカバー部1は、ブ
ロック支持片1aの一端より、該ブロック支持片1aに
略直角に屈曲片1bが形成されている。そのブロック支
持片1aには長孔状のガイド孔1cが水平方向に形成さ
れている。
【0008】可動ブロック2は、立方体状に形成されて
おり、適宜の一面には、スクリ−ン6の開閉用のワイヤ
ー11を巻き掛けしたフロントプーリー4が軸支されて
いる。その可動ブロック2は、前記フロントカバー部1
に対して、そのガイド孔1cの長手方向の長さの範囲内
において可動可能に構成されている。
おり、適宜の一面には、スクリ−ン6の開閉用のワイヤ
ー11を巻き掛けしたフロントプーリー4が軸支されて
いる。その可動ブロック2は、前記フロントカバー部1
に対して、そのガイド孔1cの長手方向の長さの範囲内
において可動可能に構成されている。
【0009】そのフロントカバー部1に設けた調整螺子
杆3の回動にてワイヤー11が張弛する方向(前記可動
ブロック2のガイド孔1c方向)に、前記可動ブロック
2が適宜可動調節可能に設けられている。
杆3の回動にてワイヤー11が張弛する方向(前記可動
ブロック2のガイド孔1c方向)に、前記可動ブロック
2が適宜可動調節可能に設けられている。
【0010】その可動ブロック2が可動する構成として
は、2種類が設けられている。その第1の実施例として
は、図1乃至図2に示すように、屈曲片1bには調整用
貫通孔1dが穿設され、該調整用貫通孔1dの外側よ
り、頭部が外側になるようにして調整螺子杆3の螺子部
3aが貫通され、該螺子部3aが前記可動ブロック2の
調整用内螺子2aに螺合されている。
は、2種類が設けられている。その第1の実施例として
は、図1乃至図2に示すように、屈曲片1bには調整用
貫通孔1dが穿設され、該調整用貫通孔1dの外側よ
り、頭部が外側になるようにして調整螺子杆3の螺子部
3aが貫通され、該螺子部3aが前記可動ブロック2の
調整用内螺子2aに螺合されている。
【0011】その調整螺子杆3の軸部3b個所は、必要
に応じてフロントカバー部1の調整用貫通孔1d個所で
回転自在にかしめ状態にすることもある。
に応じてフロントカバー部1の調整用貫通孔1d個所で
回転自在にかしめ状態にすることもある。
【0012】その調整螺子杆3の回転にて、前記可動ブ
ロック2が、フロントカバー部1のガイド孔1c上を適
宜可動可能にされ、そのワイヤー11を張弛するように
構成されている。具体的には、その調整螺子杆3を締め
付けるように回転させることで、その可動ブロック2
が、図2において左側に可動することでワイヤー11を
緊張させるようになっている。
ロック2が、フロントカバー部1のガイド孔1c上を適
宜可動可能にされ、そのワイヤー11を張弛するように
構成されている。具体的には、その調整螺子杆3を締め
付けるように回転させることで、その可動ブロック2
が、図2において左側に可動することでワイヤー11を
緊張させるようになっている。
【0013】可動ブロック2が可動する第2実施例とし
ては、図7に示すように、その調整螺子杆3の軸部3b
が先端側に形成され、且つ螺子部3aが頭部側に形成さ
れており、また可動ブロック2には、貫通孔2bが形成
され、該貫通孔2bにその調整螺子杆3の軸部3bが挿
入されている。
ては、図7に示すように、その調整螺子杆3の軸部3b
が先端側に形成され、且つ螺子部3aが頭部側に形成さ
れており、また可動ブロック2には、貫通孔2bが形成
され、該貫通孔2bにその調整螺子杆3の軸部3bが挿
入されている。
【0014】その調整螺子杆3の螺子部3aは、前記屈
曲片1bに形成された螺子孔1eに螺合され、且つその
軸部3bの先端側が可動ブロック2内にて回転可能であ
り、且つ軸部3bの先端個所にはストッパー3cが装着
され、可動ブロック2より外れることを防止する構成と
なっている。
曲片1bに形成された螺子孔1eに螺合され、且つその
軸部3bの先端側が可動ブロック2内にて回転可能であ
り、且つ軸部3bの先端個所にはストッパー3cが装着
され、可動ブロック2より外れることを防止する構成と
なっている。
【0015】これによって、調整螺子杆3の回転によ
り、前記可動ブロック2が、フロントカバー部1のガイ
ド孔1c上を適宜移動可能となり、そのワイヤー11を
張弛するように構成されている。
り、前記可動ブロック2が、フロントカバー部1のガイ
ド孔1c上を適宜移動可能となり、そのワイヤー11を
張弛するように構成されている。
【0016】Bはルーフスクリーン装置であって、屋内
又は屋外に平行に設けられた二本のガイドレール5,5
の間にスクリーン6が配置されている。該スクリーン6
は、ガイドレール5,5のリアー側の間に横設したスク
リーン用ローラー7に巻き掛けされている。該スクリー
ン用ローラー7は、ローラー部7aの両側に巻取り用プ
ーリー7bが装着されている。そのスクリーン用ローラ
ー7には原動機8が直結している。
又は屋外に平行に設けられた二本のガイドレール5,5
の間にスクリーン6が配置されている。該スクリーン6
は、ガイドレール5,5のリアー側の間に横設したスク
リーン用ローラー7に巻き掛けされている。該スクリー
ン用ローラー7は、ローラー部7aの両側に巻取り用プ
ーリー7bが装着されている。そのスクリーン用ローラ
ー7には原動機8が直結している。
【0017】また、スクリーン6の端部は支持板9に固
着されている。さらに支持板9の幅方向両端にはバラン
スプーリー10,10が設けられている。
着されている。さらに支持板9の幅方向両端にはバラン
スプーリー10,10が設けられている。
【0018】ワイヤー張り調整装置Aは、ガイドレール
5,5のフロント側に取り付けられている。
5,5のフロント側に取り付けられている。
【0019】12はスプリングであって、前記支持板9
箇所で、前記ワイヤー11の端部間に張設されている。
箇所で、前記ワイヤー11の端部間に張設されている。
【0020】ルーフスクリーン装置Bは、種々の設置が
可能であるが、具体的には、図8に示すように室内天井
に設けられ、屋根13の採光板14取付個所に配置され
るものである。
可能であるが、具体的には、図8に示すように室内天井
に設けられ、屋根13の採光板14取付個所に配置され
るものである。
【0021】
【考案の効果】本考案においては、スクリ−ン6の開閉
用のワイヤー11を巻き掛けしたフロントプーリー4を
可動ブロック2に軸支し、固定したフロントカバー部1
に設けた調整螺子杆3の回動にてワイヤー11が張弛す
る方向に前記可動ブロック2を適宜可動調節可能に設け
たルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置としたこ
とにより、第1に極めて簡易且つ正確にワイヤーの張り
調整ができ、第2に微調整ができ、第3に構成が安閑で
安価に提供できる等の効果を奏する。
用のワイヤー11を巻き掛けしたフロントプーリー4を
可動ブロック2に軸支し、固定したフロントカバー部1
に設けた調整螺子杆3の回動にてワイヤー11が張弛す
る方向に前記可動ブロック2を適宜可動調節可能に設け
たルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置としたこ
とにより、第1に極めて簡易且つ正確にワイヤーの張り
調整ができ、第2に微調整ができ、第3に構成が安閑で
安価に提供できる等の効果を奏する。
【0022】これらの効果について詳述すると、まず、
その調整螺子杆3を回転することのみで、調整螺子杆3
の締め込みができ、これによって、フロントプーリー4
を適宜の長さ可動させ、ワイヤー11に張力を与えるこ
とができる。
その調整螺子杆3を回転することのみで、調整螺子杆3
の締め込みができ、これによって、フロントプーリー4
を適宜の長さ可動させ、ワイヤー11に張力を与えるこ
とができる。
【0023】従って、そのワイヤー11装着の際には、
ワイヤー11自体に張力を加えない状態で端相互を結合
するのみでよいため、作業者にとっては、力を加えない
でもワイヤー11の張力調整を簡易且つ確実にできる利
点がある。特に、作業者の疲労や危険度を回避できる有
用なる効果がある。
ワイヤー11自体に張力を加えない状態で端相互を結合
するのみでよいため、作業者にとっては、力を加えない
でもワイヤー11の張力調整を簡易且つ確実にできる利
点がある。特に、作業者の疲労や危険度を回避できる有
用なる効果がある。
【0024】さらに、調整螺子杆3にて適宜回転して張
力調整するため、従来とは異なり、微調整ができる利点
もある。
力調整するため、従来とは異なり、微調整ができる利点
もある。
【図1】本考案の要部斜視図
【図2】本考案の要部断面図
【図3】本考案を設けたルーフスクリーンの斜視図
【図4】ルーフスクリーンの略示平面図
【図5乃至図6】本考案のワイヤー張り状態を示すルー
フスクリーンの作用図
フスクリーンの作用図
【図7】本考案の要部の別の実施例の断面図
【図8】本考案を設けたルーフスクリーンの略示断面図
1 1……フロントカバー部 2 2……可動ブロック 3 3……調整螺子杆 4 4……フロントプーリー 5 6……スクリ−ン 6 11……ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】 スクリ−ンの開閉用のワイヤーを巻き掛
けしたフロントプーリーを可動ブロックに軸支し、固定
したフロントカバー部に設けた調整螺子杆の回動にてワ
イヤーが張弛する方向に前記可動ブロックを適宜可動調
節可能に設けたことを特徴としたルーフスクリーンにお
けるワイヤー張り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP912691U JP2550032Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP912691U JP2550032Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053592U JPH053592U (ja) | 1993-01-19 |
JP2550032Y2 true JP2550032Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=11711944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP912691U Expired - Lifetime JP2550032Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550032Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5403412B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2014-01-29 | ベバスト ジャパン株式会社 | ロールシェード装置 |
KR102336801B1 (ko) * | 2021-06-15 | 2021-12-08 | 강병성 | 개폐식 가림막 견인시스템 |
CN116221818A (zh) * | 2021-12-02 | 2023-06-06 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调室内机 |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP912691U patent/JP2550032Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH053592U (ja) | 1993-01-19 |
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