JPS6332290Y2 - - Google Patents

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JPS6332290Y2
JPS6332290Y2 JP1979136787U JP13678779U JPS6332290Y2 JP S6332290 Y2 JPS6332290 Y2 JP S6332290Y2 JP 1979136787 U JP1979136787 U JP 1979136787U JP 13678779 U JP13678779 U JP 13678779U JP S6332290 Y2 JPS6332290 Y2 JP S6332290Y2
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JP
Japan
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rope
pulleys
positional relationship
guide pulleys
pulley
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JP1979136787U
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JPS5654162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ロープ式ウインドレギユレ
ータに関する。
従来の所謂ロープ式の自動車用ウインドレギユ
レータとは、2つの案内プーリ1,2と駆動部と
ロープ4とキヤリアプレート18とからなり、第
3図に示す如く、ドアのインナーパネルの上下端
にプーリ1,2をその結ぶ線分がサツシユ15,
16と平行となる方向に整合して案内プーリ1,
2を回動可能に軸着し、前記ドアパネルの所定の
位置に駆動軸に連結される駆動プーリ3を有する
駆動部を取付け、ワイヤロープ4をその一部の窓
のサツシユ15,16に平行になるように張つ
て、前記案内プーリ1,2に巻装し、ロープ4の
両端をそのプーリ1,2から駆動プーリ3へ引回
し、夫々反対方向に巻付け、その両端を該駆動プ
ーリ3に固着し、ロープ4にキヤリアプレート1
8をそのロープ4のサツシユ15,16と平行と
なる部位において連結し、前記キヤリアプレート
18を窓ガラス17の下縁に設けてなるものであ
る。
それで構造が簡単で軽量である半面、ユニツト
状態では形が定まらず、自由に形の変るロープ4
を通常、両端は駆動プーリ3に巻き付けて固定
し、中間部は駆動部に手繰り寄せ、小さな環の形
に巻いておくだけであるので、ロープ4が自由な
状態であるために保管中にロープ4が他の部材
に、またロープ4同志が互いに絡まつたり、また
案内プーリ1,2が駆動部から完全に分離されて
いるなどの理由から荷管理が困難である。またド
アパネルへの取付において、案内プーリ1,2へ
は、ロープ4は巻き付けずに引掛けるだけなの
で、プーリから外れ易く、外れたロープは再びプ
ーリに懸装しなおしせねばならず、また取付の都
度ロープを緊張せねばならない等そのドアへの取
付は、極めて繁雑で困難である等の欠点があつ
た。これに対して色々の提案がなされたが、例え
ば案内プーリ1,2及び駆動プーリ3をその相互
位置関係に2本の板製アームによつて保持したり
(西独国公告特許第1782896号明細書−E05F 11/
48参照)、または中空管と板製アームとによつて
保持したり(英国特許第1209121号明細書−
E05F11/38参照)するが、レギユレータ装置を
自動車のドアパネルへ取付ける際の各プーリ間の
取付位置調整が困難であるなどの欠点があり、い
ずれも満足な結果は得られなかつた。
そこで本考案は、極めて簡単な構造で、ドアへ
の取付や保管を容易化する装置を提供せんとする
ものである。
本考案は、第1図に示す如く各案内プーリ1,
2及び駆動プーリ3相互をそれらがドアインナー
パネルに取付けられる位置関係に配置し、針金5
を対応する形状に折曲げ形成し、各案内プーリ1
及び2それに駆動プーリ3を軸架するブラケツト
6及び7,8をその針金5の所定の位置に固着し
た後各プーリ間に懸装されるロープ4を緊張させ
るものである。
ブラケツト6,7,8を針金5に固着するに
は、ブラケツト6,7,8に、その取付位置にお
ける針金5の形状に合致させて円弧又は直線に整
列させて数個の小片9を切起し又は曲起して設
け、小片9を針金5に抱持させてカシメる。
ブラケツト6,7,8は、特定の形状に折り曲
げ形成せられる針金5の所定の位置に固定されて
一定の相互位置関係に保持されればよく、上記以
外の方法によつて固着してもよい。
針金5は、窓ガラス17の形状やサツシユ1
5,16の傾やドアパネル内のウインドレギユレ
ータ収納空間から定められる各プーリ1,2,3
相互の配置関係に対応する適宜の三角形状に折曲
げ形成し得る可塑性と各プーリ1,2,3等を所
定の位置に固着してこれらを一定形状に保持でき
る剛性を有するものであればよく、従つて、各プ
ーリ1,2,3等を斯様にして一定の相互位置関
係に保持固定し得るものであれば、これを針金5
に代えて竹ひごのような他の可塑性質物を用いる
ことができる。
本考案は、斯様にしてなるので、各プーリ1,
2,3相互が緊張状態でロープ4を懸装されてそ
のまま、または要すれば相互位置を調整すること
によつてドアパネルに取付けることのできる一定
の相互位置関係となる一体構造を有するために、
特定形状の針金5を組付けたまま各プーリをドア
パネルに取付けることによつてウインドレギユレ
ータユニツトとしてドアパネルに極めて容易に取
付け得るので、取付作業性を飛躍的に向上できる
ものである。またウインドレギユレータユニツト
の荷姿の保形性が得られる。即ちロープ4は、一
定の三角形状に張られて自由度を全く失ない、こ
のためユニツト保管中にロープ4が絡まることが
全くなくなるので、ユニツトの荷の管理が飛躍的
に向上するものである。
なお、窓のサツシユ15,16と平行に配列さ
れる一対の案内プーリ1,2の一方をその配列の
方向に変位せしめ得べく、第1図示の如く案内プ
ーリ2をブラケツト7に穿設した溝12に位置さ
せ、その裏側に座片11をあてがい、第2図示の
如く案内プーリ2とその案内プーリ2に取付けら
れる断面L字形の座片11の間にブラケツト7を
挾持させて溝12内を移動可能に構成し、一端を
座片11に固着して設けたボルト13の他端部を
ブラケツト7に穿設した透孔に挿通してその挿通
部にナツト14を螺合してもよく、斯様に窓のサ
ツシユ15,16に平行な方向に配列される一対
の案内プーリ1,2の一方をその配列方向に変位
可能に構成することによつて、ウインドレギユレ
ータユニツトに万一生ずるプーリ相互間の位置関
係の狂を補正調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動車用ロープ式ウインドレ
ギユレータを示す。第2図は、第1図のX−
X′線切断面である。第3図は、自動車用ロープ
式ウインドレギユレータをドアパネルに装着した
状態を示す。 1,2,3は案内プーリ、4はロープ、5は針
金、6,7,8はブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 窓ガラス17の形状やサツシユ15,16の
    傾やドアパネル内のウインドレギユレータ収容
    空間から適宜の三角形状位置関係に配置される
    案内プーリ1,2及び駆動プーリ3を該三角形
    状相互位置関係に保持固定し得べく、該三角形
    状相互位置関係に対応する形状に折曲げ形成し
    た可塑性質物5の所定の位置に該案内プーリ
    1,2及び駆動プーリ3を取付け、保持せし
    め、該プーリ1,2,3間にロープ4を緊張し
    て懸装させたことを特徴とする自動車用ロープ
    式ウイドレギユレータ。 2 窓のサツシユと平行な方向に配列される一対
    の案内プーリ1又は2の一方を該方向に変位調
    整可能に構成してなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動車用ロープ
    式ウインドレギユレータ。
JP1979136787U 1979-10-04 1979-10-04 Expired JPS6332290Y2 (ja)

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JP1979136787U JPS6332290Y2 (ja) 1979-10-04 1979-10-04

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JP1979136787U JPS6332290Y2 (ja) 1979-10-04 1979-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS5654162U JPS5654162U (ja) 1981-05-12
JPS6332290Y2 true JPS6332290Y2 (ja) 1988-08-29

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Families Citing this family (5)

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JPS4216724Y1 (ja) * 1964-08-17 1967-09-27
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JPS5654162U (ja) 1981-05-12

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