JPH0312141Y2 - - Google Patents

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JPH0312141Y2
JPH0312141Y2 JP8481284U JP8481284U JPH0312141Y2 JP H0312141 Y2 JPH0312141 Y2 JP H0312141Y2 JP 8481284 U JP8481284 U JP 8481284U JP 8481284 U JP8481284 U JP 8481284U JP H0312141 Y2 JPH0312141 Y2 JP H0312141Y2
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JP
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wire
pulley
notch
outer periphery
plate
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JP8481284U
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Description

【考案の詳細な説明】 1 目的 (1) 考案の産業上の利用分野 この考案は、プリーを介して張られたワイヤ
を、駆動装置により移動させることにより、ワイ
ヤに取付られた窓ガラスを上下動させて窓を開閉
するワイヤ式ウインドレギユレータ機構に関し、
ことに、ワイヤを張るプリーの構造に係る。
(2) 従来技術との関連におけるこの考案の課題 この種のワイヤ式ウインドレギユレータ機構と
しては、特公昭44−5007のものが知られている。
このものでは、プリーの外周部は開放されてい
て、ワイヤのプリー径方向の動きを規制できな
い。このため、組付時、ワイヤに張力が与えられ
る前に、ワイヤをプリー上に配索したとしても、
ワイヤ自身の曲げ剛性により、ワイヤが直線状に
復帰してしまうから、ワイヤは、プリーから解放
されてしまう。よつて、予め、ワイヤを駆動部に
取付け、巻取り可能とした後、ワイヤに張力を与
えた状態でプリー上にセツトしなければならず、
ワイヤの組付性が著しく悪くなるという問題があ
つた。
そこで、本考案は、ワイヤのプリー径方向への
動きを規制して上記問題を解決することを、その
技術的課題とする。
2 構成 (1) 上記課題解決のために講じた技術的手段 上記課題を解決するために講じた手段は、ワイ
ヤを案内するプリー外周部の外周に対設して立壁
を設け、この立壁とプリー外周との間隙をワイヤ
の径より狭くすると共に、プリーの外周部の所定
位置に切欠部を設けて切欠部と立壁との間にワイ
ヤを挿入可能な間隙を付与したことにある。
(2) 上記手段の作用 ワイヤは、プリーの外周部に設けた切欠により
プリーの外周部と立壁との間、即ち、プリーの外
周にセツトされる。プリーの外周にセツトされた
ワイヤは、曲げ剛性により直線状になろうとす
る。しかし、プリーを回転させ、その切欠を立壁
と対向しない位置に移動させておけば、ワイヤは
プリー外周と立壁との間で保持され、ワイヤのプ
リーからの解放が確実に阻止される。
(3) 実施例 この考案の手段を具体化する場合の典型的な実
施例を以下に説明する。
その1 第1図に図示したように、ワイヤ式ウインドレ
ギユレータ機構は、一般的に構成されている。1
はドア、2はドアガラス、3はウインドレギユレ
ータの駆動装置である。4はドア内板1aにボル
ト等で固着され、前記駆動装置3を支持するベー
ス、5はガイドで、ドアガラス2の下端に固着さ
れたブラケツト7と係合するホルダ6の昇降を案
内するものである。8,9はガイド5の上下端に
取付けられたドア1への取付板、10,11は取
付板8,9に夫々枢着されたプリーで、ワイヤ1
3を案内する。
そして、駆動装置3を駆動することにより、ワ
イヤを移動させてホルダ6を介してドアガラス即
ち窓ガラス2を昇降させている。
ワイヤ13を案内するプリー10,11(以下
一方のプリー10のみで説明するが他方のプリー
11も同一構成となつている。)は、第2図及び
第4図に図示したように、取付板8にピン14で
枢着されている。プリー10の外周には、フラン
ジ16,16により略V字形をした溝15が形成
され、ワイヤ13が案内されている。取付板8と
対向しない側のフランジ16には、切欠17が設
けられている。又、取付板8には、プリー10の
外周に対向する立壁即ちフランジ部18が形成さ
れている。
従つて、第2図に図示したように、プリー10
の切欠17が、取付板8のフランジ部18と対向
した位置では、切欠17とフランジ部18との間
にはワイヤ13の径より大きな間隙が形成され
る。よつて、ワイヤ13のプリー10の溝15へ
の組付が可能となる。
第3図に図示したように、プリー10のフラン
ジ16と取付板8のフランジ18の間の間隙は、
ワイヤ13の径より狭くされている。よつて、第
2図の位置でプリー10にワイヤ13を組付けた
後、プリー10を第3図の位置に移動させておけ
ば、たとえワイヤ13が張られていなくてもワイ
ヤ13のプリー10からの脱落が確実に防止され
ることとなる。
その2 次に、第5図に図示した第1変形実施例を説明
する。この変形実施例ではプリー10の左端面
(第5図)には、プリー10と同径の円形の薄い
プレート19が配されている。このプレート19
はピン14に枢支されている。従つてプリー10
のフランジ16の切欠17は、プレート19によ
り覆われている。組付時には、プレート19を弾
性変形させながら、切欠17を介してプレート1
0へワイヤ13を組付ける。組付後には、切欠1
7はプレート19により覆われているから、たと
え、プリー10の切欠17とフランジ部18とが
対向した位置であつても、ワイヤ13はプリー1
0から脱落しない。よつて、組付後、プリー10
を回転させて、切欠17とフランジ部18とを対
向しないようにさせる必要がなく、尚更、組付が
容易となる。
その3 第6図、第7図に図示した第2変形実施例につ
いて説明する。
本第2変形実施例では、プリー10の切欠17
を覆うプレート19は孔22を有する。この孔2
2がプリー10の突起21に嵌合され、プレート
19はプリー10と一体となつている。従つて、
プレート19は、切欠17を覆うに足るだけの腕
状をしているだけで良い。組付時、プレート19
を変形させながらワイヤ13をプリー10にセツ
トさせ、しかる後、プレート19により脱落防止
を図る点は、第1変形実施例と同様である。
その4 第8図、第9図に図示した第3変形実施例につ
いて説明する。
本第3変形実施例では、プリー10の切欠17
が取付板8のフランジ部18と対向した時、切欠
17を覆うプロテクター23がフランジ部18に
係止されている。このプロテクター23はワイヤ
組付後に、フランジ部18に係止されて、ワイヤ
13の切欠17を介したプリー10からの脱落を
防止する。尚、本実施例では、プロテクター23
とフランジ16aとの間の間隙がワイヤ13の径
より狭されている。即ち、本考案に言う立壁にプ
ロテクター23が相当する。
その5 第10図、第11図に図示した第4変形実施例
について説明する。
本第4変形実施例では、プレート24がピン1
4に回転自在に枢支されている。プレート24は
孔25を有し、この孔25はフランジ部18と係
合可能とされている。組付時、プレート24を二
点鎖線で示す位置に位置させれば、切欠17が解
放されるので、プリー10にワイヤ13が組付可
能となる。組付後、実線で示したように、プレー
ト24の孔25をフランジ部18に係止させれ
ば、たとえ切欠17がフランジ部18と対向して
位置してとしても、プレート18により覆われて
いるから、切欠17を介してプリー10からワイ
ヤ13が脱ける恐れがなくなる。
3 考案の効果 (1) この考案によつて生じる特有の効果 例えば、ワイヤの一端におもりを付けてワイヤ
に張力を付与しておけば、ワイヤをプリーにセツ
トできる。しかしながら、おもりの荷重に抗して
組付を為さねばならず、組付性が悪い。
しかるに、本考案の手段によれば、ワイヤには
何ら張力を必要とすることなく、プリーにワイヤ
をセツトきる。従つて、本考案によればプリーに
対するワイヤのセツトは極めて容易に行えるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はワイヤ式ウインドレギユレータ機構を
示す正面図、第2図は本考案の一実施例を示す正
面図、第3図は一実施例の作動状態を示す他の正
面図、第4図は第3図の−線に沿う断面を示
す断面図、第5図は本考案による第1変形実施例
を示す断面図、第6図、第7図、第8図、第9
図、及び第10図、第11図は、夫々、第2、第
3、第4変形実施例を示す第3図及び第5図に相
当する正面図及び断面図である。 2……ドアガラス、3……駆動機構、8……取
付板(ブラケツト)、10……プリー、13……
ワイヤ、17……切欠、18……フランジ部(立
壁)、23……プロタクター(立壁)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケツト上にプリーを配し、このプリーを介
    して張られたワイヤを、駆動装置により移動させ
    ることにより、ワイヤに取付られた窓ガラスを昇
    降させて窓を開閉するワイヤ式ウインドレギユレ
    ータ機構において、前記ワイヤを案内する前記プ
    リーの外周部の所定位置に切欠を設けると共に、
    該外周部の外周に対設して前記ブラケツトに立壁
    を設け、しかも、プリーの外周部とブラケツトの
    立壁との間隙がワイヤ径より狭くされたワイヤ式
    ウインドレギユレータ機構のプリー構造。
JP8481284U 1984-06-06 1984-06-06 ワイヤ式ウインドレギユレ−タ機構のプリ−構造 Granted JPS60195478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8481284U JPS60195478U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ワイヤ式ウインドレギユレ−タ機構のプリ−構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8481284U JPS60195478U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ワイヤ式ウインドレギユレ−タ機構のプリ−構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195478U JPS60195478U (ja) 1985-12-26
JPH0312141Y2 true JPH0312141Y2 (ja) 1991-03-22

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JP8481284U Granted JPS60195478U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ワイヤ式ウインドレギユレ−タ機構のプリ−構造

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JPS60195478U (ja) 1985-12-26

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