JPH06320358A - ウィンドガラス昇降機構の組立方法およびその装置 - Google Patents

ウィンドガラス昇降機構の組立方法およびその装置

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JPH06320358A
JPH06320358A JP11683693A JP11683693A JPH06320358A JP H06320358 A JPH06320358 A JP H06320358A JP 11683693 A JP11683693 A JP 11683693A JP 11683693 A JP11683693 A JP 11683693A JP H06320358 A JPH06320358 A JP H06320358A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワイヤの品質低下を招かずその組立てが容易
な、ウィンドガラス昇降機構の組立方法およびその装置
を提供すること。 【構成】 ガイドプーリ18のかしめ回転軸26を、ガ
イドブラケット14の回転支持孔に挿入して回転自在に
支持する支持工程、ガイドプーリに巻き掛ける前のワイ
ヤ12を巻き掛けたワイヤ掛け治具30を、このガイド
プーリとともに回転させ、該ワイヤ掛け治具に巻き掛け
られているワイヤをガイドプーリに移すワイヤ移動工
程、および、このワイヤ移動工程においてガイドプーリ
に与えられる回転力により、かしめ回転軸をかしめて回
転支持孔から抜け止めするかしめ工程を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両等のウィンドガラスを昇降
させるウィンドガラス昇降機構の組立方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えば、自動車のウィン
ドガラスを昇降させるウィンドガラス昇降機構は、ウィ
ンドガラスを支持するスライダベースを、ドアの補強部
材に支持されたガイドレールに上下移動可能に支持し、
このスライダベースから上下方向に繰り出したワイヤ
を、ガイドレールの上下に設けた一対のガイドプーリを
経由させ、それぞれにワイヤ式レギュレータの巻取ドラ
ムに巻き付けた構成とされている。ウィンドガラス昇降
機構は、このような構成により、手動等で巻取ドラムを
回転駆動することにより、ワイヤを介してウィンドガラ
スを昇降させることができる。
【0003】ところで、上記ウィンドガラス昇降機構の
組立ては従来、次のような工程により行なわれていた。
すなわち、上記ガイドブラケットに形成した回転支持孔
にガイドプーリのかしめ回転軸を挿通させ、このガイド
ブラケット裏面に突出したかしめ回転軸の先端部をリベ
ッティング装置によってかしめ、これによって回転自在
に支持された上下一対のガイドプーリにそれぞれ、スラ
イダベースから上下方向に繰り出したワイヤを、所定の
テンション力を持たせて巻き掛けていた。
【0004】このように、従来の組立て作業は、ワイヤ
を張るまでに多くの工程を必要とし、しかもガイドプー
リをガイドブラケットに組付けた後にワイヤを巻き掛け
るため、ワイヤのテンション力によってこのワイヤ自身
に負担が掛かり、強度が損なわれて、品質を低下させる
等の虞れがあった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題意識に
基づいて成されたものであり、ワイヤの品質を低下させ
ることなく、容易に組立てることが可能なウィンドガラ
ス昇降機構の組立方法およびその装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【発明の概要】上記目的を達成する本発明は、ドア側に
設けたガイドレールに移動可能に設けた、ウィンドガラ
スを支持するスライダベースを有し、このスライダベー
スに連結させたワイヤをワイヤ式レギュレータに導くガ
イドプーリを、上記ガイドレールに設けたガイドブラケ
ットに回転自在に組付ける組立方法であって、上記ガイ
ドプーリのかしめ回転軸を、上記ガイドブラケットの回
転支持孔に挿入して回転自在に支持する支持工程;上記
ガイドプーリに巻き掛ける前の上記ワイヤを巻き掛けた
ワイヤ掛け治具を、このガイドプーリとともに回転さ
せ、該ワイヤ掛け治具に巻き掛けられているワイヤをガ
イドプーリに移すワイヤ移動工程;および、このワイヤ
移動工程において、上記かしめ回転軸をかしめて上記回
転支持孔から抜け止めするかしめ工程を有することを特
徴としている。
【0007】また本発明は、ドア側に設けたガイドレー
ルに移動可能に設けた、ウィンドガラスを支持するスラ
イダベースを有し、このスライダベースに連結させたワ
イヤをワイヤ式レギュレータに導くガイドプーリを、上
記ガイドレールに設けたガイドブラケットに回転自在に
組付ける、ウィンドガラス昇降装置の組立装置におい
て、上記ガイドプーリのかしめ回転軸を挿入して回転自
在に支持する、上記ガイドブラケットに設けた回転支持
孔;上記ガイドプーリに巻き掛ける前のワイヤを巻き掛
けられた状態でこのガイドプーリと共に回転して、この
ワイヤを該ガイドプーリに移動させるワイヤ掛け治具;
および、このワイヤ移動時おいて、上記かしめ回転軸を
かしめて上記回転支持孔から抜け止めするかしめ手段を
有することを特徴としている。
【0008】さらに本発明は、ガイドプーリのかしめ回
転軸を回転支持孔に挿入して回転自在に支持する支持工
程;上記ガイドプーリに巻き掛ける前のワイヤを巻き掛
けたワイヤ掛け治具を、このガイドプーリとともに回転
させ、このワイヤ掛け治具に巻き掛けられているワイヤ
を該ガイドプーリに移すワイヤ移動工程;および、この
ワイヤ移動工程において、上記かしめ回転軸をかしめて
回転支持孔から抜け止めするかしめ工程を有することを
特徴としている。
【0009】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図9は、本発明を適用したウィンドガラス昇降
機構9の全体構造を示すもので、ドア内の補強部材に固
定されるガイドレール10には、スライダベース11
が、このガイドレール10に沿って昇降移動可能に支持
されている。このスライダベース11には、図示しない
ウィンドガラスが固定される。該スライダベース11に
は、ガイドレール10に沿って上下方向に延びる一対の
ワイヤ12、13がそれぞれに固定されている。またガ
イドレール10の上部と下部に、ガイドブラケット14
と15がそれぞれ固定されている。これらのガイドブラ
ケット14、15にはそれぞれ、ガイドプーリ18、1
9が、かしめ回転軸26、27により回転自在に設けら
れている。ワイヤ12と13は、これらのガイドプーリ
18と19にそれぞれに巻き掛けられた後、ワイヤガイ
ド16、17内に入り、ワイヤ式レギュレータ20に導
かれている。
【0010】このワイヤ式レギュレータ20は、ドア内
の補強部材に固定されるハウジングケース21と、この
ハウジングケース21に形成した筒状部21aに回転自
在に支持された巻取ドラム22を有している。ワイヤ式
レギュレータ20は、巻取ドラム22が操作ハンドル
(図示せず)によって回転されると、ワイヤ12、13
のいずれか一方を巻き取りかつ他方を解放し、これによ
りスライダベース12を上下動させてウィンドガラスを
昇降させる。
【0011】上記ガイドブラケット14、15にそれぞ
れ回転自在に支持されるガイドプーリ18、19は、そ
れぞれの形状およびガイドブラケット14、15への支
持構造が同じであるため、本実施例では、ガイドブラケ
ット14側に支持されるガイドプーリ18について説明
する。図1に示すように、ガイドプーリ18は、第1プ
ーリ部材23および第2プーリ部材25を有している。
該第2プーリ部材25は、周縁の対向する位置に一対の
ガイド突起25aを有し、ガイドブラケット14に穿設
した回転支持孔14aと対応させた回転支持孔25bを
有している。
【0012】第1プーリ部材23は、第2プーリ部材2
5より小径に形成されていて、外周面に形成したワイヤ
溝23dと、かしめ回転軸26を貫通させる回転支持孔
23cと、この回転支持孔23cを挟む一対のワイヤ掛
用切欠部23aと、所定位置に形成した一対の位置決め
孔23bを有している。
【0013】かしめ回転軸26は、比較的硬度の小さい
金属材料から構成され、ガイドプーリ18を抜け止めす
る頭部26a、第1プーリ部材23の回転支持孔23c
と第2プーリ部材25の回転支持孔25bを貫通してガ
イドプーリ18(両プーリ部材23、25)を回転自在
に支持する、頭部26aより小径の回転支持部26b、
および、ガイドブラケット14の回転支持孔14aから
該ガイドブラケット14裏面に突出した状態でかしめら
れる、先端部26cを有している。
【0014】ワイヤ掛け治具30は、図4に示すよう
に、第1プーリ部材23の上部に位置させたとき、該第
1プーリ部材23の内周側に収納される形状とされてお
り、第1プーリ部材23の一対の位置決め孔23bに挿
通されるべき一対の位置決め突起30dを有している。
ワイヤ掛け治具30はまた、同図左方に、ワイヤ12を
挟持する上下一対の舌片部30gを有し、該一対の舌片
部30gの間に、ワイヤ12を巻き掛けこれを支持する
ワイヤ支持面30aを有し、同図右方に、ワイヤ12を
挟持せず該ワイヤ12を同図下方に導く誘導傾斜面30
bを有している。さらにワイヤ掛け治具30の裏面に
は、かしめ回転軸26の頭部26aに嵌合して、該かし
め回転軸26のワイヤ掛け治具30に対する相対回転、
および上方移動を規制する規制凹部30eを有してい
る。
【0015】上記一対の位置決め突起30dは、一対の
位置決め孔23bに挿入されたとき、ワイヤ掛け治具3
0を、第1プーリ部材23と共に回転可能に該第1プー
リ部材23に結合させ、この状態において、ワイヤ支持
面30aと誘導傾斜面30bの境界部30fを、ガイド
プーリ18側の一対のワイヤ掛用切欠部23aと図4の
ように対応させるように、その位置が定められている。
従って、ワイヤ掛け治具30は、ガイドプーリ18に巻
き掛ける前のワイヤ12を巻き掛けられた状態で該ガイ
ドプーリ18と共に図4の矢印A方向に回転するとき、
ワイヤ12を誘導傾斜面30bに沿わせて下方に移動さ
せ、回転移動する一対のワイヤ掛用切欠部23aの一方
にこのワイヤ12を係合させた後、次第にワイヤ溝23
dに巻き掛ける。
【0016】ワイヤ掛け治具30の上部中央には、治具
側ラチェット歯30cが形成されている。この治具側ラ
チェット歯30cは、リベッティング装置31を構成す
るかしめ回転軸33の先端部に形成した回転軸側ラチェ
ット歯33aに噛合され、該かしめ回転軸33の回転力
を受けてワイヤ掛け治具30全体を回転させる。リベッ
ティング装置31はまた、ガイドブラケット14から下
方に突出するかしめ回転軸26の先端部26cをかしめ
る、かしめ棒32を有している。該かしめ棒32の先端
部は略半球面状に形成されていて、回転する先端部26
cに圧接しこれを図5のように、半球状にかしめる(丸
かしめ)。
【0017】したがって、上記ウィンドガラス昇降機構
9は、次のように組立てることができる。先ず、ガイド
レール10の上部に固定したガイドブラケット14にお
いて、図1に示すように、ガイド突起25aを上方に向
けた状態の第2プーリ部材25に第1プーリ部材23を
重ね合わせてガイドプーリ18とし、さらにかしめ回転
軸26を、回転支持孔23cと回転支持孔25bに貫通
した後回転支持孔14aに挿通させて、ガイドプーリ1
8をガイドブラケット14に回転自在に支持する。
【0018】そして、ガイドプーリ18に巻き掛ける前
のワイヤ12を適当なテンション力を持たせて巻き掛け
られたワイヤ掛け治具30を、その一対の位置決め突起
30dを第1プーリ部材23の一対の位置決め孔23b
に嵌合させ、同時に規制凹部30eをかしめ回転軸26
の頭部26aに嵌合させることにより、第1プーリ部材
23上に位置させる。これによりワイヤ掛け治具30
は、ガイドプーリ18に対し、図4のような一対の境界
部30fを一対のワイヤ掛用切欠部23aと対応させた
状態で結合される。
【0019】さらに、この結合状態のワイヤ掛け治具3
0とガイドプーリ18の上下において、治具側ラチェッ
ト歯30cに対してリベッティング装置31のかしめ回
転軸33の回転軸側ラチェット歯33aを噛合させ、か
しめ回転軸26の先端部26cに、リベッティング装置
31のかしめ棒32の先端部を当接させる。
【0020】この状態において、リベッティング装置3
1を駆動すると、かしめ回転軸33の回転により、ワイ
ヤ掛け治具30が図3、図4の矢印A方向に回転し始め
る。すると、図4のように、ワイヤ掛け治具30のワイ
ヤ支持面30aに巻き掛けられた、ガイドプーリ18に
巻き掛ける前のワイヤ12が、誘導傾斜面30bに次第
に巻き掛かり、該誘導傾斜面30bによって下方に移動
される。これにより、一方のワイヤ掛用切欠部23aと
対応するワイヤ12の一部分が該ワイヤ掛用切欠部23
aに巻き掛かる。そして該ワイヤ12は、ガイドプーリ
18のさらなる回転によってワイヤ溝23dに次第に巻
き掛かり、図5、図6に示される状態となる。ワイヤ1
2はさらに、ガイドプーリ18の同方向へのさらなる回
転により、所定のテンション力を保持した状態で、第1
プーリ部材23のワイヤ溝23dに巻き回される。
【0021】リベッティング装置31によるワイヤ掛け
治具30とガイドプーリ18の上記回転時、ワイヤ掛け
治具30の規制凹部30eを介して押下されるかしめ回
転軸26は、その頭部26aをかしめ棒32の先端部に
圧接させた状態で回転するため、この先端部によって半
球状にかしめられる(図5参照)。これにより、かしめ
回転軸26を抜止め支持して、ガイドプーリ18をガイ
ドブラケット14に対して回転自在に支持することがで
きる。そしてこの組付け工程は、ガイドブラケット15
側にガイドプーリ19を組付ける際にも、同様に行なわ
れる。
【0022】このように本実施例によると、ワイヤ掛け
治具30とリベッティング装置31を用いることによ
り、従来は別々に行なわれていた、ガイドプーリ18に
ワイヤ12を巻き掛ける工程と、かしめ回転軸26の先
端部26cをかしめる工程とを同時に行なうことがで
き、従って、作業工数を削減させることができる。さら
に、従来のように、ワイヤ12のテンション力によって
ワイヤ自身に負担を掛けることがないから、組付け後の
ワイヤ12の強度を損なうことがなく、品質を低下させ
ることがない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来別々
に行なわれていた、ガイドプーリにワイヤを巻き掛ける
工程とかしめ回転軸をかしめる工程とを同時に行ない、
作業工数を削減させることができる。さらに、ワイヤの
テンション力によってこのワイヤ自身に負担を掛けるこ
とがなく、従って、組付け後のワイヤの強度を損なうこ
とがなく、品質低下の不都合を確実になくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したウィンドガラス昇降機構の要
部を示す分解斜視図である。
【図2】同ウィンドガラス昇降機構の要部を示す組立状
態での斜視図である。
【図3】ガイドブラケットにガイドプーリを組付けると
きの初期段階の状態を示す側面図である。
【図4】ガイドブラケットにガイドプーリを組付けると
きの初期段階の状態を示す、一部断面した平面図であ
る。
【図5】ガイドブラケットにガイドプーリを組付けると
きの中間段階の状態を示す側面図である。
【図6】ガイドブラケットにガイドプーリを組付けると
きの中間段階の状態を示す、一部断面した平面図であ
る。
【図7】第1プーリ部材の単体形状を示す斜視図であ
る。
【図8】第1プーリ部材の単体形状を示す平面図であ
る。
【図9】本発明を適用したウィンドガラス昇降機構の全
体構造を示す正面図である。
【符号の説明】
9 ウィンドガラス昇降機構 10 ガイドレール 11 スライダベース 12 13 ワイヤ 14 15 ガイドブラケット 14a 回転支持孔 18 19 ガイドプーリ 20 ワイヤ式レギュレータ 23 第1プーリ部材 23a ワイヤ掛用切欠部 23b 位置決め孔 23c 回転支持孔 23d ワイヤ溝 25 第2プーリ部材 25b 回転支持孔 26 かしめ回転軸 26a 頭部 26b 回転支持部 26c 先端部 30 ワイヤ掛け治具 30a ワイヤ支持面 30b 誘導傾斜面 30c 治具側ラチェット歯 30d 位置決め突起 30e 規制凹部 30f 境界部 31 リベッティング装置 32 かしめ棒 33 かしめ回転軸 33a 回転軸側ラチェット歯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア側に設けたガイドレールに移動可能
    に設けた、ウィンドガラスを支持するスライダベースを
    有し、このスライダベースに連結させたワイヤをワイヤ
    式レギュレータに導くガイドプーリを、上記ガイドレー
    ルに設けたガイドブラケットに回転自在に組付ける組立
    方法であって、 上記ガイドプーリのかしめ回転軸を、上記ガイドブラケ
    ットの回転支持孔に挿入して回転自在に支持する支持工
    程;上記ガイドプーリに巻き掛ける前の上記ワイヤを巻
    き掛けたワイヤ掛け治具を、このガイドプーリとともに
    回転させ、該ワイヤ掛け治具に巻き掛けられているワイ
    ヤをガイドプーリに移すワイヤ移動工程;および、 このワイヤ移動工程において、上記かしめ回転軸をかし
    めて上記回転支持孔から抜け止めするかしめ工程;を有
    することを特徴とするウィンドガラス昇降機構の組立方
    法。
  2. 【請求項2】 ドア側に設けたガイドレールに移動可能
    に設けた、ウィンドガラスを支持するスライダベースを
    有し、このスライダベースに連結させたワイヤをワイヤ
    式レギュレータに導くガイドプーリを、上記ガイドレー
    ルに設けたガイドブラケットに回転自在に組付ける、ウ
    ィンドガラス昇降装置の組立装置において、 上記ガイドプーリのかしめ回転軸を挿入して回転自在に
    支持する、上記ガイドブラケットに設けた回転支持孔;
    上記ガイドプーリに巻き掛ける前のワイヤを巻き掛けら
    れた状態でこのガイドプーリと共に回転して、このワイ
    ヤを該ガイドプーリに移動させるワイヤ掛け治具;およ
    び、 このワイヤ移動時において、上記かしめ回転軸をかしめ
    て上記回転支持孔から抜け止めするかしめ手段;を有す
    ることを特徴とするウィンドガラス昇降機構の組立方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記ガイドプーリ
    は、上記かしめ回転軸を挟む一対のワイヤ掛用切欠部を
    その外周部に有し、ワイヤ掛け治具は、回転初期時にワ
    イヤを巻き掛け保持するワイヤ保持溝と、その後の回転
    時にこのワイヤを上記ガイドプーリのワイヤ掛用切欠部
    に移動させる誘導傾斜面とを有する、ウィンドガラス昇
    降機構の組立方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記ガイドプーリ
    は、上記かしめ回転軸を挟む一対のワイヤ掛用切欠部を
    その外周部に有し、ワイヤ掛け治具は、回転初期時にワ
    イヤを巻き掛け保持するワイヤ保持溝と、その後の回転
    時にこのワイヤを上記ガイドプーリのワイヤ掛用切欠部
    に移動させる誘導傾斜面とを有する、ウィンドガラス昇
    降機構の組立装置。
  5. 【請求項5】 ガイドプーリのかしめ回転軸を回転支持
    孔に挿入して回転自在に支持する支持工程;上記ガイド
    プーリに巻き掛ける前のワイヤを巻き掛けたワイヤ掛け
    治具を、このガイドプーリとともに回転させ、このワイ
    ヤ掛け治具に巻き掛けられているワイヤを該ガイドプー
    リに移すワイヤ移動工程;および、 このワイヤ移動工程において、上記かしめ回転軸をかし
    めて回転支持孔から抜け止めするかしめ工程;を有する
    ことを特徴とするガイドプーリの支持およびワイヤ巻き
    掛け方法。
JP05116836A 1993-05-19 1993-05-19 ウィンドガラス昇降機構の組立方法およびその装置 Expired - Fee Related JP3119762B2 (ja)

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