JPS635321Y2 - - Google Patents

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JPS635321Y2
JPS635321Y2 JP3538883U JP3538883U JPS635321Y2 JP S635321 Y2 JPS635321 Y2 JP S635321Y2 JP 3538883 U JP3538883 U JP 3538883U JP 3538883 U JP3538883 U JP 3538883U JP S635321 Y2 JPS635321 Y2 JP S635321Y2
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JP
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projector
mounting bracket
elongated hole
mounting
shaft body
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JP3538883U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばブラウン管に映つた映像をレ
ンズを通してスクリーンに拡大投射するようにし
てなる、いわゆるビデオプロジエクシヨンシステ
ム等におけるプロジエクターを所定の位置に取り
付け固定するための取り付け機構に関し、特に角
度調整機構の改良に関する。
〔背景技術とその問題点〕
一般に、例えばビデオプロジエクシヨンシステ
ム等におけるプロジエクターを所定の位置に配置
しスクリーンに投映する場合には、上記スクリー
ン上に正確な画像を得るために上記プロジエクタ
ーの微妙な角度調整及び位置調整が必要となつて
いた。
また、上記プロジエクターを天井より吊り下げ
て用いるような場合には、このプロジエクターの
重量が大きいことからこの重量を支えながら上述
した角度調整及び位置調整を行なうことは大変煩
雑なものとなつていた。
例えば、第1図に示すような従来のプロジエク
ター取り付け機構は、天井より垂下された掛支部
材1に二本のマウンテイングブラケツト2,3を
互いに平行に配置固定してなるものである。上記
掛支部材1は一端が天井に固定されるとともに他
端には上記マウンテイングブラケツト2,3を配
設するための支持板4が上記天井と平行に設けら
れている。上記各マウンテイングブラケツト2,
3は上記支持板4に複数のボルト5及びナツト6
等によつて締め付け固定されるようになつてい
る。この際、上記マウンテイングブラケツト2,
3には上記各ボルト5に対応してそれぞれ複数個
(図示の例では三つ)の透孔7が近接して設けら
れている。従つて、上記マウンテイングブラケツ
ト2,3を上記支持板4に配装する場合、上記透
孔7を選択することにより、上記マウンテイング
ブラケツト2,3の位置調整を行なうようになつ
ている。
また、第2図に示すように上記マウンテイング
ブラケツト2,3はその両端部がそれぞれL字状
に折曲された折曲部8,9が設けられている。こ
の折曲部8,9にはその側面より複数個(図示の
例では三つ)の透孔10,11がそれぞれ近接し
て設けられている。これらの透孔10,11には
図示しないピン等がそれぞれ挿通固定されるよう
になつている。第2図aに示すように、上記プロ
ジエクター12の前端部には挿通孔13aが穿設
された係合部13が設けられるとともに後端部に
は鍵部14が設けられている。
第2図bに示すように、上記プロジエクター1
2の上記鍵部14を上記透孔9に挿通固定された
ピンに係合させる。そして、矢線Aで示す方向に
回転させるようにして上記プロジエクター12の
前端部を持ち上げ、上記係合部13に設けられた
挿通孔13aと上記折曲部8に設けられた透孔1
0とに上記ピンを挿通させることにより、上記プ
ロジエクター12は上記マウンテイングブラケツ
ト2,3に取り付けられるようになつている。そ
して、上記プロジエクター12は上記折曲部8,
9に設けられた複数の透孔10,11を選択して
上記マウンテイングブラケツト2,3に取り付け
られることによりこのプロジエクター12の垂直
方向の角度調整を行なうようになつている。
ところで、上述したような角度調整は複数の透
孔を選択することによつて行なうものである。従
つて、この角度調整によつて上記プロジエクター
12の傾斜角度は段階的に変化することになるの
で、上記プロジエクター12の最適な角度を得る
ことは大変困難なこととなつていた。しかも、上
記角度調整においては調整範囲が狭いことから、
上記プロジエクター12を好適な傾斜角度に調整
するためには取付け機構自体の精度を高くしなけ
ればならず、コストアツプの原因となつていた。
また、上記角度調整は上記プロジエクター12
を支持したままの状態で上記ピンを挿通しなけれ
ばならないので大変煩雑な作業となつていた。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は上述したような実情に鑑み提
案されたものであり、プロジエクターの微妙な角
度調整を容易に行ない得るようにした取り付け機
構を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
すなわち、本考案の取り付け機構は上述した目
的を達成するために、プロジエクター掛支用の軸
体が突設されるとともに第一の長孔が設けられた
固定部材と、上記第一の長孔と交差し重なり合う
第二の長孔が設けられるとともに上記軸体と係合
する係合金具が設けられた可動部材と、上記各部
材の各長孔に嵌入するピンが突設されるとともに
上記軸体に嵌合する長孔を有し直線移動自在なス
ペーサと、上記軸体に螺合することにより上記可
動部材と上記スペーサとを上記固定部材に対して
締め付け固定する止め具とを有してなるものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第3図ないし第7図に
従つて説明する。
第3図に示すように、本実施例においては可動
部材となるプロジエクター15は該プロジエクタ
ー15の上側部より互いに平行に突設された一対
の係合金具16を例えば天井等に配置固定され固
定部材となるマウンテイングブラケツト17の両
端より突設された軸体18に係合させることによ
り支持されるようになつている。
上記マウンテイングブラケツト17は板材を折
曲し形成したものである。上記マウンテイングブ
ラケツト17の上側板にはこのマウンテイングブ
ラケツト17を例えば天井等に取り付け固定する
ための長孔19及び太径穴20が設けられてい
る。上記マウンテイングブラケツト17の両端に
は上述した軸体18の他に垂直方向に長尺な第一
の長孔21が設けられている。
また、上記係合金具16は上記マウンテイング
ブラケツト17の両端部を狭むように設けられて
いる。上記係合金具16には長手方向の幅が上記
プロジエクター15の上側面に対して水平方向に
形成された第二の長孔23が設けられている。上
記係合金具16は上記軸体18に係合するために
円弧状に切り欠き形成された鍵部22とこの鍵部
22に上記軸体18をその側部より挿入係合させ
るための切り欠き開口部22Aとを有してなるも
のである。なお、上記係合金具16には上記プロ
ジエクター15を天井から吊した場合と床上に据
え置く場合との二つの係合状態に備えて二つの上
記鍵部22a,22bと二つの上記第二の長孔2
3a,23bとが設けられている。
また、上記マウンテイングブラケツト17の上
記各軸体18にはスペーサ24が嵌合されるよう
になつている。上記スペーサ24には上記軸体1
8が嵌入する長孔25が設けられるとともに上述
した第一の長孔21及び第二の長孔23に嵌入す
るピン26が突設されている。
また、止め具となるボルト26は上記軸体18
の軸心部に形成されたネジ孔18Aに螺合するこ
とによりワツシヤー27及び皿バネ28を介して
上記係合金具16と上記スペーサ24とを押圧挾
支するようになつている。
次に、上述した各部材の取り付け状態、並びに
上記プロジエクター15の傾斜角度の調整につい
て詳細に説明する。
第4図に示すように上記軸体18は左右両側部
に互いに平行な平滑面を有している。上記プロジ
エクター15を天井より吊す場合には上記係合金
具16は上記鍵部22aを上記軸体18に係合さ
せるようにして上記マウンテイングブラケツト1
7に装着されている。そしてこのとき、上記マウ
ンテイングブラケツト17に設けられた上記第一
の長孔21と上記係合金具16に設けられた上記
第二の長孔23aとが交差し重なり合うことによ
つて、上記スペーサ24に設けられたピン26を
嵌入する平行四辺形の透孔を形成することとな
る。
また、上記スペーサ24に設けられた長孔25
はその短手方向の幅が上記軸体18の平滑面間の
厚みに応じて形成されており、上記軸体18に上
下動自在に嵌合されるようになつている。また、
上記スペーサ24は全面に例えばモリブデン処理
等の表面処理を施されており、滑らかな表面を有
するようになつている。従つて、上記スペーサ2
4は上記軸体18に対して円滑に上下動し得るよ
うになつている。
上記プロジエクター15の傾斜角度の調整は上
記マウンテイングブラケツト17に上記係合金具
16及びスペーサ24を装着し、上記皿バネ28
及びワツシヤー27を介して上記ボルト26をゆ
るく螺合させた状態で行なわれる。
上記プロジエクター15に手動により傾斜を与
えると上記係合金具16は上記軸体18を中心と
して回動する。従つて、第5図に示すように、上
記係合金具16の回動に応じて上記第一の長孔2
1と第記第二の長孔23aとによつて形成される
上記透孔の位置が上下に移動することとなり、上
記スペーサ24は上記透孔の上下動に応じて、上
記軸体18の平滑面に沿つて上下に直線移動する
ことになる。そして、上記プロジエクター15を
所定の角度に傾斜させ、上記ボルト26を硬く締
め付けることにより、このプロジエクター15を
所定の傾斜角度に保持することができる。
このように、本実施例においては、上記係合金
具16の回転移動を上記スペーサ24の直線的な
往復移動に変換し、このスペーサ24を締め付け
固定するものである。従つて、重量の大きい上記
プロジエクター15もボルト26を締め付けると
いう簡単な作業で所定の傾斜角度に確実に保持す
ることができる。
次に、上記マウンテイングブラケツト17の取
り付けについて説明する。
上記マウンテイングブラケツト17を天井に設
けられた図示しない支持部材等に直接取り付ける
場合には第3図に示した上記マウンテイングブラ
ケツト17の上側板の長孔19に図示しないボル
ト等を挿通させ上記支持部材等に締め付けること
により、上記マウンテイングブラケツト17を取
り付け固定することができる。そして、この場
合、上記長孔19の幅に応じて上記マウンテイン
グブラケツト17の取り付け位置を調整すること
ができ、上記プロジエクター15の位置及び水平
方向の角度を調整し得るようになつている。
また、第6図に示す取り付け例では、上記マウ
ンテイングブラケツト17を掛支部材29と押え
板30とによつて支持するものである。上記掛支
部材29は一端が上記マウンテイングブラケツト
17の前記太径穴20と上記押え板30に形成さ
れた太径穴30Aを貫通して天井に延設固定され
ており、他端には上記マウンテイングブラケツト
17支持用の平板29Aが設けられてなるもので
ある。上記押え板30は上記マウンテイングブラ
ケツト17の側板を覆うように折曲されている。
上記掛支部材29の平板29Aと上記押え板30
とは上記マウンテイングブラケツト17を挾支す
るよようにして重なり合つている。上記平板29
Aと上記押え板30とはボルト31及びナツト3
2等によつて固定され、上記マウンテイングブラ
ケツト17を固定保持するようになつている。そ
して、この場合上記ボルト31が挿通される透孔
33の形状を例えば平行四辺形にすることによ
り、上記掛支部材29の平板29A上で上記押え
板30の位置を微動させることができ、上記マウ
ンテイングブラケツト17の取り付け位置を調整
することができる。従つて、上記プロジエクター
15の位置及び水平方向の角度を調整することが
できる。
このように、この実施例においては上記プロジ
エクター15の前後、左右の位置調整、並びに水
平方向すなわち上記天井と平行な方向の傾きを調
整することができる。しかも、これらの調整はい
ずれもボルト等をゆるめて、上記マウンテイング
ブラケツト15をずらせるようにして行なうもの
である。従つて、微妙な調整も大変簡単なものと
なる。
また、この実施例においては上記プロジエクタ
ー15を天井より吊した場合について述べたが、
上述した取付け機構によつて上記プロジエクター
15を例えば床等の上に据え置くことも可能であ
る。第7図は基台34上に据え置かれネジ止め等
により固定された上記マウンテイングブラケツト
17と上記プロジエクター15に設けられた上記
係合金具16との係合状態を略示するものであ
る。すなわち、上記軸体18は上記鍵部22bに
係合するとともに上記第一の長孔21は上記第二
の長孔23bと交差することになる。
このように、上記プロジエクター15を天井よ
り吊り下げた場合と基台等に据え置いた場合とで
は上記係合金具16と上記軸体18との係合位置
が変化することになる。
そこで、上記係合金具16に上述した吊り下げ
時と据え置き時との二つの場合に備えて予め二つ
の上記鍵部22a,22bと二つの上記第二の長
孔23a,23bとを設けることにより、上述し
た取り付け機構を吊り下げ時と据え置き時の両方
にそのまま利用することができる。
〔考案の効果〕
上述した実施例の説明より明らかなように本考
案によれば、係合金具の回動をスペーサの直線移
動に変換し、このスペーサを止め具で締め付け固
定することにより、プロジエクターを所定の傾斜
角度に保持するものであることから重量の大きな
プロジエクターを傾斜させた状態でも確実に保持
することができる。また、この傾斜角度の調整を
容易に行なうことができるとともに非常に微妙な
調整も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプロジエクター取り付け機構の
一例を示す概略分解斜視図、第2図a及びbは上
記取り付け機構におけるプロジエクター取り付け
方法を略示する要部側面図、第3図は本考案の一
実施例を示す分解斜視図、第4図は係合金具とス
ペーサとをマウンテイングブラケツトに装着する
様子を略示する要部拡大斜視図、第5図aは上記
係合金具とスペーサとをマウンテイングブラケツ
トに装着した状態を示す要部側面図、第5図bは
上記第5図aの状態において上記係合金具を回動
させたところを示す要部側面図、第6図は上記マ
ウンテイングブラケツトの取り付け例を示す概略
斜示図、第7図は上記マウンテイングブラケツト
を基台に据え置き用いた様子を示す概略側面図で
ある。 15……プロジエクター、16……係合金具、
17……マウンテイングブラケツト、18……軸
体、21……第1の長孔、22……鍵部、23…
…第2の長孔、24……スペーサ、25……長
孔、26……ボルト、27……ワツシヤー、28
……皿ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プロジエクター掛支用の軸体が突設されるとと
    もに第一の長孔が設けられた固定部材と、上記第
    一の長孔と交差し重なり合う第二の長孔が設けら
    れるとともに上記軸体と係合する係合金具が設け
    られた可動部材と、上記各部材の各長孔に嵌入す
    るピンが突設されるとともに上記軸体に嵌合する
    長孔を有し直線移動自在なスペーサと、上記軸体
    に螺合することにより上記可動部材と上記スペー
    サとを上記固定部材に対して締め付け固定する止
    め具とを有してなるプロジエクターの取り付け機
    構。
JP3538883U 1983-03-14 1983-03-14 プロジエクタ−の取り付け機構 Granted JPS59143172U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3538883U JPS59143172U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 プロジエクタ−の取り付け機構

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JP3538883U JPS59143172U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 プロジエクタ−の取り付け機構

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Publication Number Publication Date
JPS59143172U JPS59143172U (ja) 1984-09-25
JPS635321Y2 true JPS635321Y2 (ja) 1988-02-13

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ID=30166086

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JP3538883U Granted JPS59143172U (ja) 1983-03-14 1983-03-14 プロジエクタ−の取り付け機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4623164B2 (ja) * 2008-08-21 2011-02-02 セイコーエプソン株式会社 プロジェクタ
JP5760639B2 (ja) * 2011-04-21 2015-08-12 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター支持装置およびプロジェクター

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JPS59143172U (ja) 1984-09-25

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