JPS62289948A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPS62289948A
JPS62289948A JP13318586A JP13318586A JPS62289948A JP S62289948 A JPS62289948 A JP S62289948A JP 13318586 A JP13318586 A JP 13318586A JP 13318586 A JP13318586 A JP 13318586A JP S62289948 A JPS62289948 A JP S62289948A
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JP
Japan
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film
dielectric film
transparent
magneto
transparent dielectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP13318586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromichi Enomoto
洋道 榎本
Katsuyuki Takeda
竹田 克之
Takahiro Matsuzawa
孝浩 松沢
Yoshitaka Takahashi
佳孝 高橋
Shozo Ishibashi
正三 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPS62289948A publication Critical patent/JPS62289948A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性薄膜および透明誘電体膜が共にアモルフ
ァスからなる光磁気記録媒体に関する。
〔発明の背景〕
光磁気記録は、記録密度が高い、非接触で記録・読み出
しが可能、高速ランダムアクセスができる、信号の並列
処理が可能、さらに書換えもできるなどの特徴を有して
いるため、近年、特に注目されている。
光磁気記録媒体の基本的構成は、i%明樹脂またはガラ
スを基板とし、これに希土類−遷移金属−Iモルファス
合金、たとえばGdFeやGdThFe等の磁性薄膜を
設けたものである。
周知のように、光磁気記録は、記録に際して、熱磁気記
録によって磁性薄膜にレーザー光を照射して反転磁区を
形成するとともに、読み出しに際しては、磁性薄膜にレ
ーザーの直線偏光を入射し、記録した磁化状態(大きさ
、方向)に対応して反射光または透過光の偏光面が回転
する現象を利用するものである。反射光の偏光面が10
1転する現象がカー効果、その回転角がカー回転角と呼
ばわている。
このカー効果を利用する読み出しでのSN比は、性能指
数−θX X J”TU (R:反射率)に比例し、こ
の性能指数は光磁気記録媒体の特性に主として依存する
。そこで、従来から、カー回転角θイを増大し、SN比
を高めるために、種々の提案がなされてきた。
例えば、特開昭56−156943号公報では、磁性薄
膜と透明基板との間に透明誘電体膜を介在させ、見掛は
上のカー回転角の増大を図っている。
しかしながら、このようにカー回転角の増大を目的とし
て透明誘電体膜を透明基板などの上に設ける場合、従来
一般に用いられている誘電材は結晶質のものであるため
、透明基板などに対する接着性が低く、膜剥れが生じ易
いものであった。
他方、前述のように、磁性薄膜は高い記録・再生特性を
得るために通常酸化され易い希土類を含む希土類−遷移
金属アモルファス合金を使用しているため、孔食やクラ
ックを生じ易いものであった。そこで、たとえば特開昭
59−1)0052号公報では、磁性薄膜を一方が少く
とも酸素を含まない透明誘電体層で挟持する構造を提案
しているけれども、十分な耐食性を得ることができない
ものであった。
そこで、本発明の主たる目的は、透明基板などに対して
透明誘電体膜が優れた接着性を示し、しかも磁性薄膜の
耐食性が向上する光磁気記録媒体を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、透明基板と、膜面に垂I育な方向に磁化容
易軸をもつ磁性薄膜と、透明誘電体層とを含む媒体にお
いて;前記磁性薄膜および透明誘電体膜が共にアモルフ
ァスからなることで達成される。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
本発明における光磁気記録媒体は、透明基板と、膜面に
垂直な方向に磁化容易軸を有する磁性薄膜と、透明誘電
体膜とを有する構造となっている。
しかも、本発明では、前記磁性薄膜および透明誘電体膜
が共にアモルファスからなる特徴を有している。
この種の光磁気記録媒体は、取扱時における膜剥れかな
いことが要求されるが、従来の誘電体膜は結晶質のもの
であるため、膜剥れが生しることがあった。これに対し
て、本発明の透明誘電体膜は、アモルファスからなるも
のであるため、その原子の配列がランダム配列している
ために、透明基材など接触する相手との接触面積が大き
くなるため、接着性が向上する。
また、アモルファスの原子がランダム配列であるため、
酸素に対するバリヤー性が高くなり、酸素が磁性薄膜に
移行することを防止し、結晶質のみである従来の誘電体
膜による耐食性改善効果より高い効果が得られる。
本発明においてアモルファス透明誘電体膜を得る手段と
しては、たとえばスパッタ法の場合、ガス圧などのスパ
ッタ条件を適宜選択することによって得ることができる
。また蒸着法などにおいても、蒸着条件を変えることに
よって可能である。
磁性薄膜をアモルファスとすることは、後記の材料を常
法に従って成膜することで容易に得ることができる。磁
性薄膜および透明誘電体膜がアモルファスであるか否か
は、たとえばX線回折のパターン条件(非晶質の場合、
ハローパターンを示す)などに基いて判断できる。
本発明において好適に用いることができる透明誘電体と
しては、AβN、 Si3N4. A I SiN等の
窒化物のほか、CeF3+ MgFz+ LaF3. 
CaFi+ NaF+ ZnS+アモルファスSiを挙
げることができる。
誘電体膜の膜厚としては、200人〜2000人が好ま
しい。
誘電体膜の形成手段としては、スパッタ法、プラズマC
VD法、真空蒸着法、イオンブレーティング法などを採
用できる。
他方、アモルファスの磁性薄膜としては、GdFe。
TbFe、 GdCo、 DyFe、 GdTbFe、
 TbDyFe、 TbFeCo。
GdTbCo、 GdTbFeCo、 GdFeB1.
 GdTbFeGeを挙げることができる。
磁性薄膜の厚さは200人〜1500人が好ましい。
この膜形成手段としては、誘電体膜の場合と同様である
本発明の光磁気記録媒体の構造は、透明基板、磁性薄膜
、透明誘電体膜を構成要素としている限り、その順序に
限定されず、また他の機能を有する膜を含んでいてもよ
い。
たとえば、第1図のように、透明基板l、誘電体膜2、
磁性画lI!3、保iI層4の順の構造、第2図のよう
に、透明基板1、第1誘電体膜2A、磁性薄膜3、第2
誘電体膜2Bの順の構造、さらに、第3図のように、第
2図の構造に対して反射膜5を付加した構造などを挙げ
ることができる。
本発明において用いることができる透明基板としては、
ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド、エポ
キシ、三酢酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート
等の樹脂基板のほか、ガラスやセラミック等も挙げるこ
とができる。
保護(オーハーコー日層としては、たとえばアクリル系
の紫外線硬化樹脂を、スピンコード法などによって形成
することによって得る。この層厚は1〜20μmが望ま
しい。
反射膜は、Ag、 A l + 51021 Cu、 
Ar、銅合金、 Fe合金、 Ni合金等を用い、誘電
体膜の形成法と同じ方法をもって、望ましくは500人
〜1000人に成膜する。
なお、本発明は、上記構造において基板が相互に外側と
なるよう貼り合せたものも含む。
〔実施例〕
次に実施例および比較例をもって本発明の効果を明らか
にする。
(実施例) ポリカーボネート基板/誘電体膜:  (AffN  
;800人)/磁性薄膜(TbFeCo ; 1000
人)/誘電体膜:(AβN  ;800人)の順の層構
造O)試料を作成した。この場合の窒化アルミニラJ、
は、X線回折の結果、ハローパターンがみられアモルフ
ァスと認められた。
(比較例) 実施例と同材料、層構造で試料を作成した。ただし、こ
の場合の窒化子ルミニウムは、結晶質であることのみを
除いて、他の条件は実施例と同一である。
(結 果) 上記実施例および比較例の各試料について、強制劣化条
件として、60℃×80%RHの雰囲気中に放置し、抗
磁力Hcの所期のそれとの比、すなわち保磁力について
の経時変化を調べたところ、第3図の結果を得た。
この結果から、誘電体膜が結晶質のみの場合にあっては
保磁力の増加が認められる耐食性に劣るのに対して、本
発明に基くアモルファスである場合には、保磁力の増加
が認められないことが判った。
他方、カー回転角の比較を行ったが、両者に有意差がな
く、また経時変化は両者とも殆んどなかった。
さらに、磁性薄膜および第2誘電体膜の形成を行わず、
第1誘電体膜のみを形成した試料を、実施例および比較
例と同条件でそれぞれ作成した。
そして、これら試料について、ビールテストを行ったと
ころ、後者の試料については、簡単にAIN膜が剥れて
しまったが、前者の試料については剥れなかった。
なお、AIN以外のもの、たとえばSi3N4やCeF
3等についても同様な結果が得られた。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、透明誘電体膜の接着性が
向上するとともに、耐食性に優れた光磁気媒体を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る媒体の層構造例の断面図
、第4図は保磁力の経時変化測定結果図である。 1・・・透明基材、2.2A、2B・・・誘電体膜、3
・・・磁性薄膜、4・・・保護層、5・・・反射膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板と、膜面に垂直な方向に磁化容易軸をも
    つ磁性薄膜と、透明誘電体膜とを有する媒体において; 前記磁性薄膜および透明誘電体膜が共にアモルファスか
    らなることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. (2)前記透明誘電体膜がAlN、Si_3N_4、C
    eF_3、MgF_3、MaF_2、LaF_3、Ca
    F_2、NaF、ZnSの群から選ばれた一種またはそ
    れらの混合物である上記第1項記載の光磁気記録媒体。
JP13318586A 1986-06-09 1986-06-09 光磁気記録媒体 Pending JPS62289948A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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