JPS62286726A - 熱収縮性ラベルの熱収縮方法 - Google Patents

熱収縮性ラベルの熱収縮方法

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JPS62286726A
JPS62286726A JP13135986A JP13135986A JPS62286726A JP S62286726 A JPS62286726 A JP S62286726A JP 13135986 A JP13135986 A JP 13135986A JP 13135986 A JP13135986 A JP 13135986A JP S62286726 A JPS62286726 A JP S62286726A
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JP
Japan
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heat
shrinking
label
atmosphere
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP13135986A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Abe
阿部 武弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は容器類に被覆された特定の熱収縮性ラベルを、
均一に密着被覆せしめる熱収縮性ラベルの熱収縮方法に
関するものであり、かかる方法を提供することにより、
もって当該産業上の利用に供さんとするものである。
〈従来の技術〉 ゛ 従来より容器類にゆるい状態で被せられた熱収縮性プラ
ス、チックスリーブ状のラベルは、熱風の流れるシュリ
ンクトンネル内等を通過せしめることにより、熱収縮さ
れ容器類に密着被覆せしめられていたが、これら従来の
方法ではプラスチック材料の性質によっては均一な熱収
縮状態とならず、例えばラベルに印刷された模様、字等
の柄やラベルの上下縁部等がゆがむという現象の生ずる
こともあった。こうした現象は、特に特定温度付近で急
激に熱収縮が起る性質を有するプラスチック素材を用い
たラベルにおいては顕著で、急激な熱収縮に伴う、収縮
斑が柄等の歪みとなって現われたのである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、これら従来の問題点を解決し、均一な熱収縮
状態のラベルが密着被覆された容器類を提供すべくなさ
れたもので、その特徴とするところは熱収縮率一温度グ
ラフにおいて、60〜95℃の間で急激な立ち上がりを
示す曲線を図くような素材からなる熱収縮性ラベルを、
容器類に被せ、湿熱雰囲気下で熱収縮せしめ、容器類に
密着被覆せしめた点にある。
以下問題点を解決するための手段を個々に具体的に述べ
ることにする0本発明における容器類とはガラス壜、ポ
リエステルボトル等のプラスチックボトル、金属缶等を
例示でき特に制限はない。
また、熱収縮性ラベルとは、その少なくとも一方、好ま
しくはスリーブ状態のときの円周方向が、熱収縮率一温
度グラフにおいて、60〜95°Cにおける任意の温度
間で、例えば10℃上昇する間に35%以上収縮する“
35%/10℃“以上の勾配を図くような、急激な立ち
上がりを示す素材からなるものを例示でき、かかる素材
としては例えばポリエステル系の重合体を例示すること
ができる。こうしたラベルは通常l軸、2軸等の方向に
延伸され、適宜にカットされたフラット状フィルムの両
端を重ね合わせてセンターシールし、スリーブ状に形成
されたものをあげることができる。更に1通常は容器類
の径よりも若千太き目に前記センターシール等によりス
リーブ状に形成されており、容器類にゆる目に被せ、し
かる後熱収縮せしめられるが、勿論チューブラ−フィル
ムをそのままの状態でカー/ トして、スリーブ状のラ
ベルとして用いてもよく、特に制限はない、第1図に示
すグラフはプラスチック材料を異にした熱収縮性ラベル
の各温度における熱収縮率であり、緯−軸延伸により作
成されたフィルムの緯方向の熱収縮率を示すもので、こ
の際、熱収縮率はグンセリン浴における30秒浸漬時の
値である。
(1)はポリ塩化ビニル、(2)はポリエチレン、(3
)はポリスチレン重合体、(4)は後記する実施例(1
)に例示したポリエステル系重合体の混合物を素材とし
て用いた時のもので、例えば(4)のポリエステル系重
合体の場合は75〜85℃においてグラフが急激に立ち
上がっており、この温度で急激な収縮が開示されること
を示し、こうしたフィルムは均一収縮を行いにくいもの
と云える。これに対しく1)、(2)、  (3)等は
比較的カーブがなだらかで、熱収縮を行い易いフィルム
と云える。
このように本発明は第1図の如き、緯−軸延伸により作
成されたフィルムの緯方向の熱収縮率一温度グラフにお
いて、急激な立ち上がり1例えば60〜95℃の間にお
いて、任意の温度間での10℃の温度上昇に対し、35
%以上、好ましくは40%以上熱収縮するような曲線を
示す素材からなるフィルムを用いた熱収縮性ラベルに対
し、特に効果的である。
本発明は以上の通り、第1図の如き熱収11ii十一温
度グラフにおいて、特に約60〜95℃に間で、前記に
例示した如き急激な立ち上がりを示す曲線を図、〈よう
な素材からなる熱収縮性ラベルに対し、特に効果的で、
このような曲線を図く素材とは特に制限はなく適宜でよ
いが、通常ポリエステル系重合体をあげることができる
。具体的には例えばテレフタル酸もしくはその誘導体と
グリコール成分から合成された周知のものを例示でき、
テレフタル酸もしくはその誘導体と、例えば1.4シク
ロヘキサンジメタツール(好ましくは10−40モル%
)が導入されたエチレングリコール等のグリコール成分
とから合成されたコポリエステルや、テレフタル酸もし
くはその誘導体とイソフタル酸もしくはその誘導体とグ
リコール成分とから合成された共重合体等も例示でき、
要は重合体がテレフタル酸及びその誘導体とグリコール
成分を出発物質とするものなら、他にいかなるモノマー
が導入されていてもよい。その他にも、イソフタル酸も
しくはその誘導体とグリコール成分とから合成されたポ
リエチレンイソフタレート笠も例示できる。また、上記
各ポリエステル系樹脂の混合物であってもよく、特に制
限はない。より好ましくは、テレフタル酸もしくはその
誘導体とグリコール成分に、更にイソフタル酸もしくは
その誘導体が共重合されたポリエステルとテレフタル酸
もしくはその誘導体とグリコール成分とから合成された
周知のポリエチレンテレフタレートとの混合物、ポリエ
チレンイソフタレートとii’i7記した周知のポリエ
チレンテレフタレートとの混合物、テレフタル酸もしく
はその誘導体と、例えば1.4シクロヘキサンジメタツ
ールが10〜40モル%存在するエチレングリコールと
から合成されたコポリエステルとポリエチレンテレフタ
レート及び/または、ポリブチレンテレフタレートもし
くはテレフタル酸もしくはその誘導体とイソフタル酸も
しくはその誘導体とエチレングリコールとからなる三元
共重合体との混合物等を例示できる。
本発明における湿熱雰囲気とは、特に制限を受け、るも
のでなく、ラベルの素材の性質により、その温湿度等も
適宜に定めればよく特に制限はないが1通常は例えば関
係湿度90%以上、好ましくは99%以上、温度70℃
以上、好ましくは80〜95°C程度の雰囲気を例示で
き、更に好ましくは生蒸気を利用した略関係温度100
%、温度8□ O〜95%程度のトンネル形式のボックス中の雰囲気を
例示できる。
また、かかる湿熱雰囲気とは、熱水もその範囲に含むも
ので、この際、熱水とは材料の性質により、その温度等
も相違する場合もあるが、通常は例えば80℃以上、好
ましくは90〜100℃の熱水を例示でき、かかる熱水
中にディップし、熱収縮める方法をあげることができる
が、熱水をシャツリングしてもよいことは勿論で特に制
限はない、しかし乍ら、湿熱雰囲気の、湿度や温度にし
ろ、前記した熱水の温度にしろ低過ぎると効果が乏しい
し、温度が高過ぎると熱収縮が急激に起り不均一収縮の
原因ともなりかねないので注意が肝要である。処理時間
については特に制限はないが、自動機等の場合は短時間
が好ましいことは勿論であり、効果との兼ね合せで適宜
に定めればよい。
本発明において、より効果的に熱収縮せしめるには、通
常の乾熱による熱収縮方法と、本発明に係る湿熱雰囲気
下での熱収縮方法を併用することが望ましい、この方法
における乾熱シュリンク方法とは通常の乾熱風の循環す
るシュリンクトンネルによる方法や熱風吹き付は方法等
を例示でき特に11限はなく、予じめ乾熱により予備収
縮を行い5次いで湿熱雰囲気下で完全に熱収縮せしめる
と、収縮斑も発生せず、好ましい状態でラベルか被覆が
可能となる0例えば、容器の底面の外周部までラベル被
覆を行う際に、上記方法は望ましく、予じめ乾熱により
容器の底面部にラベルをある程度波せておき、次いで湿
熱雰囲気下で熱収縮を行うとよい。容器の底面部は、ど
うしてもラベル被覆がしにくい処でもあるので、こうし
た方法を取ることにより一層好ましい被覆状態となるが
、このことは特に制限を受けるものでない。
〈実施例1〉 イソフタル酸ジメチル及びテレフタル酸ジメチルとエチ
レングリコールから得られた熱可塑性ポリエステル20
重量%、及びテレフタル酸ジメチルと1.4シクロヘキ
サンジメタツールが導入さえれたエチレングリコールか
ら得られたコポリエステル80重量%からなる混合物を
フラット状に押出製膜し、しかる後75℃にて緯方向に
約3゜3倍にテンター延伸し、緯方向に大きな熱収縮性
を有するフィルムを得た。このフィルムは第1図(4)
に示す如き熱収縮率一温度グラフを示し、75〜85℃
の10℃間で約50%の熱収縮率を表し、60〜95℃
の間において急激な立ち上がりを示す曲線を図く素材か
らなるものであった。
かかるフィルムに印刷を施し、筒状にセンターシールし
た後、適宜長にカットし、主たる熱収縮方向がスリーブ
の円周方向と一致するようにして、スリーブ形式し、熱
収縮性のラベルを得た。
次いで該ラベルをガラス壜にゆるい状態で被覆し、この
状態で生蒸気による関係湿度路100%、温度85℃と
した湿熱雰囲気下のトンネル状ポ、クスに約12秒間投
入して熱収縮せしめ、ボックス外に出したところ、熱収
縮性ラベルはガラス壜に密着被覆されており、印刷柄の
歪みは上下縁部の歪み等もない美しいものであった。
〈実施例2〉 実施例(1)において得られたラベルがゆるい状態で被
覆されたガラス壜を、第2図に示すロータリ一式シュリ
ンク°装置により熱収縮せしめたところ実施例(1)と
同様の美しいラベルの密着被覆されたガラス壜(8)が
得られた。
ここで言うロータリ一式シュリンク装置とは、例えばコ
ンベア(1)に送られてきたラベルがゆる〈被せられた
ガラス壜(8′)を、タイミソ。ゲスクリユー(2)及
び供給スターホイル(3)を介してロータリーテーブル
(4)にa置し、生蒸気の噴出するスチームトンネル(
5)内を通過せしめ、排出スターホイル(6)を介して
、コンベア(1)により出口に向うシステムのことであ
る。この際、生蒸気の噴出するスチームトンネル(5)
には、内部に外側、内側に各4個、蒸気噴出口(7)を
有するパイプ(9)が配置されており、本例の熱収縮条
件は関係湿度略100%、温度90℃1時間10秒であ
った。
く比較例1〉 これに対し、ガラス壜にゆるい状態で被覆された前記実
施例(1)において得られたラベルを。
熱風が循環するシュリンクトンネル内に投入して熱収縮
せしめたものは、ガラス壜に密着被覆されていたものの
、印刷柄が、上下縁部の歪み等が生じ、好ましい被覆状
態とは云えなかった。
このことからも本発明の格別なる効果が理解されるもの
である。
〈実施例3〉 実施例(1)と同様の、ラベルがその底面外周部まで被
覆されるように、ゆるい状態で被せられたガラス壜を、
先ずシュリンクトンネル内で、乾熱にて部分的に予備収
縮せしめ、次いで実施例(1)と同様の湿熱雰囲気下で
熱収縮せしめたところ、かかるラベルはガラス壜の底面
外周部まで密着被覆されており、印刷柄の歪みや上縁部
の歪み等もない美しいものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦軸に熱収縮率、横軸に温度を取った時の熱収
縮率と温度の関係を示すグラフであり、第2図はロータ
リ一式シュリンク装置の1例を示す平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱収縮率−温度グラフにおいて、60℃〜95℃の間で
    急激な立ち上がりを示す曲線を図く素材からなる熱収縮
    性ラベルを容器類に被せ、湿熱雰囲気下で熱収縮せしめ
    、容器類に均一に密着被覆せしめたことを特徴とする熱
    収縮性ラベルの熱収縮方法。
JP13135986A 1986-06-05 1986-06-05 熱収縮性ラベルの熱収縮方法 Pending JPS62286726A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63114629A (ja) * 1986-06-19 1988-05-19 Unitika Ltd ポリエステル系シユリンクフイルム及びその製造方法
WO2000047396A1 (fr) * 1999-02-09 2000-08-17 Gunze Limited Pellicule thermoretractable et contenant auquel ladite pellicule est fixee par retrait thermique
US6302603B1 (en) * 1999-04-19 2001-10-16 Seiko Epson Corporation Tape printing apparatus and method
US9221573B2 (en) 2010-01-28 2015-12-29 Avery Dennison Corporation Label applicator belt system

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