JPS62285965A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents

粉体塗料用樹脂組成物

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JPS62285965A
JPS62285965A JP12731586A JP12731586A JPS62285965A JP S62285965 A JPS62285965 A JP S62285965A JP 12731586 A JP12731586 A JP 12731586A JP 12731586 A JP12731586 A JP 12731586A JP S62285965 A JPS62285965 A JP S62285965A
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竹田 博文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる粉体塗料用樹脂組成物に関
し、さらに詳細には特定のポリエステル樹脂と特定の重
合物とブロックイソシアネートとから構成される。とく
に塗膜の物性、外観および耐候性、耐汚染性などに優れ
た粉体塗料用樹脂組成物に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、カルボキシル基含有ポリエステル樹脂とグリシ
ジル基及び/またはβ−メチルグリシジル基含有ビニル
系重合体樹脂とから構成される粉体塗料は、これら両樹
脂の相溶性が悪く、シかもカルボキシル基とグリシジル
基及び/またはβ−メチルグリシジル基との硬化反応が
速いことから加熱時に高粘度領域から急激な増粘現象を
示す。
従ってかかる構成になる粉体塗料を塗布し、焼き付けし
た場合、溶融流動性が不十分となり、かくして得られる
硬化塗膜は十分な物性ならびに外観を示さないという欠
点を有するものであった。
これに対して、ポリエステル樹脂にカルボキシル基以外
の特定量の水酸基を持たせ、グリシジル基及び/又はβ
−メチルグリシジル基含有ビニル系重合体との相溶性を
改良するとともに、さらにブロックイソシアネートを併
用することにより加熱時の溶融粘度を低下させ、塗膜外
観の向上、および補助架橋による塗膜物性の改良が試み
られているが、高外観かつ耐汚染性、各種物性のバラン
スを満足することができず、家ff1tJ品へ適用する
には未だ雅しい状況にある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、こうした従来技術における欠点の存在に
鑑み鋭意研究した結果、カルボキシル基および水酸基を
併せ有するポリエステル樹脂に。
(β−メチル)グリシジル(メタ)アクリレートを必須
の単量体とした特定の分子量範囲のビニル系重合体、水
酸基を含有する単量体を必須の成分とした特定の分子量
範囲のビニル系重合体、およびブロックイソシアネート
とを組み合わせて用いた場合、水酸基含有ビニル系重合
体がポリエステル樹脂及びグリシジル基含有ビニル系重
合体両者に均一に相溶するためと考えられる効果により
これら各成分の相溶性は勿論のこと、こうした組み合わ
せになる粉体塗料から得られる硬化塗膜は。
物性および耐候性に優れ、加えて塗膜の外観、耐汚染性
にも極めて優れることを見出して2本発明を完成させる
に到った。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すると2本発明は必須成分として。
(A):  酸価が5〜100mgKOH/g (以下
、単位は省略して数字のみを記載する。)で、水酸基価
が5〜1005〜1O0/g (同上)で、軟化点が8
0〜150℃で、かつ数平均分子量(石)が1 、00
0〜10,000なるポリエステル樹脂……・60〜9
6重量部(B):  グリシジルアクリレート(GA)
、グリシジルメタアクリレート(GMA)、  β−メ
チルグリシジルアクリレート(MGA)およびβ−メチ
ルグリシジルメタアクリレート(MGMA)よりなる群
から選ばれる一種以上のグリシジル基含有ビニル系モノ
マー10〜95重量%、該ビニル系モノマーと共重合性
を有するその他のビニル系七ツマー5〜90重量%とか
ら得られる石が300〜8.000なる(β−メチル)
グリシジル基を含有した重合物……・・3〜40重量部
(C):  水酸基含有ビニル系モノマー10〜95重
量%と該ビニル系モノマーと共重合性を有するその他の
ビニル系七ツマー5〜90重量%とから得られる船が3
00〜8000なる水酸基含有ビニル系重合体……・・
3〜40重量部、および(D):  ブロックイソシア
ネート……・1〜20重量部とから成ることを特徴とす
る粉体塗料用樹脂組成物を提供するものである。
以下2本発明の構成について詳しく説明する。
まず、構成成分から説明する。
(i)  ポリエステル樹脂(A)成分について;前記
した(A)成分としてのポリエステル樹脂は、それぞれ
酸価が5〜100.好ましくは10〜70で、水酸基価
が5〜100.好ましくは10〜70で。
軟化点が80〜150℃、好ましくは100〜130℃
で。
かつ鯖が1 、000〜1.0,000.好ましくは2
,000〜5 、000なる範囲のものを指称するが、
かかる範囲内のものである限りにおいては分枝構造のも
のでも線状構造のものでもよい。
そして、当該ポリエステル樹脂の調整法としては、特に
制限なく周知慣用の方法がそのまま適用でき、その酸成
分にしてもアルコール成分にしても共に周知慣用の二塩
基酸および三塩基酸以上の多塩基酸成分と二価アルコー
ルおよび三価アルコール以上の多価アルコール成分が使
用できる。
したがって、酸成分およびアルコール成分としてそれぞ
れ代表的なもののみ挙げるに止めるが、まず酸成分とし
てはテレフタル酸、インフタル酸、フタル酸、メチルテ
レフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸およびそ
れらの無水物;あるいはアジピン酸、セバシン酸、コハ
ク酸、マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸、
メチル−テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸
、メチル−ヘキサヒドロフタル酸およびそれらの無水物
などであり、他方。
アルコール成分としてはエチレングリコール。
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ビスヒドロキシエチルテレフタレ
ート、水添ビスフェノールA、水添ビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加物もしくはプロピレンオキサイ
ド付加物、トリメチロールエタン、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ペンタリスリトールおよび2,2.
4−トリメチルペンタン−1゜3−ジオールなどが使用
できる。
また、当該ポリエステルの調製にあたっては。
酸成分との組み合わせで1次のようなエポキシ基有化合
用が使用できることは勿論である。例えば、n−ブチル
グリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、パ
ーサティック酸グリシジルエステル:グリシド;ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂などが代表例として挙げられ
る。
(ii) (β−メチル)グリシジル基含有ビニル系重
合体(B)成分について; 次に前記した(B)成分としての(β−メチル)グリシ
ジル基を含有するビニル系重合体は2石が300〜8,
000.好ましくは500〜6,000の範囲にあるも
のであり、グリシジルアクリレート、グリシジルメタア
クリレート、β−メチルグリシジルアクリレートおよび
β−メチルグリシジルメタアクリレートから選ばられる
1種以上の(β−メチル)グリシジル(メタ)アクリレ
ートを10〜95重量%、好ましくは15〜80重量%
およびビニル系モノマーと共重合性を有するその他のビ
ニル系七ツマ−5〜90重量%、好ましくは20〜85
重量%から得られるものである。グリシジル基含有ビニ
ル系モノマごが10重量%未満の場合、良好な塗膜物性
が得られず、95重量%を越えて用いると硬化塗膜がも
ろくなり良好な硬化塗膜が得られない。
(iii)  水酸基含有ビニル系重合体(C)成分に
ついて; 次に、前記した(C)成分としての水酸基を含有したビ
ニル系重合体は、舵が300〜8000 、  好まし
くは500−6000の範囲にあり、水酸基含有ビニル
系モノマー10〜95重量%および該ビニル系モノマー
と共重合性を有するその他のビニル系モノマー90〜5
重量%とから得られるものである。
水酸基含有ビニル系モノマーの代表例としてβ−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート。
β−ヒドロキシプロピレン(メタ)アクリレート、β−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレート、β−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレートにε−カプロラクトンを付加させ
たもの〔たとえばプラクセルFM、FAシリーズ(ダイ
セル化学工業(株)製)やTONE  M−100(ユ
ニオンカーバイド社製)〕;一般高名リプロピレングリ
コールモノメタクリレートで表わされるブレンマーP 
P−1000や一般名ポリエチレングリコールモノメタ
クリレートで表わされるブレンマーPEシリーズ(両者
共2日本油脂(株)製);(メタ)アクリル酸、マレイ
ン酸、フマル酸もしくはイタコン酸の如き不飽和カルボ
ン酸類と、「カージュラEJ  (シェル化学(株)製
分枝状)1■肪酸のグリシジルエステル)、オクチル酸
グリシジルエステルもしくはヤシ浦脂肪酸グリシジルエ
ステルの如きm個カルボン酸のモノグリシジルエステル
類またはブチルグリシジルエーテルの如きモノグリシジ
ルエーテル類などで代表されるモノエポキシ化合物との
付加物;あるいは重合性不飽和結合を有する低分子量の
ポリエステル系樹脂などがあげられる。当該水酸基含有
ビニル系重合体は、これら水酸基含有ビニル系モノマー
を10〜95重量%、好ましくは15〜80重量%およ
び該ビニル系モノマーと共重合可能なその他のビニル系
七ツマ−5〜90重量%、好ましくは20〜85重量%
を共重合して得られるものである。水酸基含有ビニル系
モノマーの使用量が10重量%未満の場合、前記ポリエ
ステル樹脂(A)成分との相溶性が悪くなり、また95
重量%を越えて用いると耐水性が悪くなる。
なお、前記した2種の重合物CB)成分と(C)成分に
おいて、その分子量が300よりも低いと得られる塗膜
の機械的強度が不十分となり、また塗膜の焼付時に発煙
するようになるし、逆に。
8.000を越えると得られる塗膜の鮮映性ないしは平
滑性が劣るのみならず、樹脂間の相溶性も悪くなり、架
橋反応が十分に進行しえなくなって塗膜の強度も劣るこ
とになるので、いずれの場合にも不適当である。
また、前記した2種の重合物、即ち、ビニル系重合体(
B)成分および(C)成分の調製時に用いられる共重合
性を有するその他のビニル系モノマーとしては、(β−
メチル)グリシジル(メタ)アクリレートおよび水酸基
を有するビニル系モノマーを除いたエチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレートで代表される炭
素数1〜22なるアルキル基を有するアルキル(メタ)
アクリレート、スチレン、ビニルトルエン、1−ブチル
スチレン、α−メチルスチレン、2−エトキシエチレン
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、シ
クロヘキシル、(メタ)アクリレート2 (メタ)アク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、またはイタコン酸の如
き不飽和カルボン酸類、マレイン酸もしくはフマル酸と
C工〜C□、のアルキル基の1価アルコール類とのジエ
ステル類、(メタ)アクリルアミドもしくはN−アルコ
キシメチル化(メタ)アクリルアミドの如き(メタ)ア
クリルアミド類、 N、 Nジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート類、または燭酸基含有(メタ)ア
クリレート類、酢酸ビニルやヘキサフルオロプロピレン
テトラフルオロエチレン等の含フツ素ビニル系モノマー
等が用いられる。
そしてこれらのビニル系モノマーは所望の塗膜性能に応
じて単独又は二種以上の混合物として用いることができ
る。とくにスチレンや。
(メタ)アクリル酸エステル、中でもシクロへキシルメ
タアクリレートおよびセロソルブメタアクリレートなど
は、前記ポリエステル樹脂(A)成分との相溶性に優れ
ているために好適なものである。
本発明においては、前記したモノマー以外にも共重合し
うるちのであれば、いずれも使用することができること
は勿論である。
そして、前記した重合体(B)成分および(C)成分の
製造法については特に制限はなく1周知慣用の方法がそ
のまま適用できる。しかしながら分子量の調製が容易で
ある溶液重合法が推奨され2重合後に脱溶剤することに
よって目的重合物を得ることができる。すなわちトルエ
ン。
キシレン、酢酸エチル等の公知慣用の溶剤を用い、アゾ
ビスイソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド等
の公知慣用のラジカル発生剤の存在下に重合させるのが
良い。分子量調節剤としてラウリルメルカプタン、オク
チルメルカプタン、2−メルカプトエタノール、チオグ
リコール酸オクチル、3−メルカプトプロピオン酸また
はα−メチルスチレンダイマーの如き連鎖径WhMを用
いることもできる。
(iv)  ブロックイソシアネート(D)成分につい
て;(D)成分としてのブロックイソシアネートは。
キシリレンシソイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネートまたはへキサメチレンジインシアネートの如き脂
肪族、芳香族または脂環族イソシアネート、あるいはこ
れらと活性水素化合物との付加物中に含まれる遊離イン
シアネート基を、メタノール、インプロパツール、ブタ
ノール、乳酸エチルまたはC−カプロラクタムなどの如
き公知慣用のブロック化剤でブロックしたものが代表的
なものである。かがる活性水素化合物として代表的なも
のには、エチレングリコール、ブチレングリコール、ト
リメチルロールプロパン、グリセリン、エチレンジアミ
ンまたはへキサメチレンジアミンなどの如き各種低分子
量物やポリオール、ポリエーテル、ポリエステルまたは
ポリアミドなどの如き各種高分子量物が含まれる。
而して2本発明になる粉体塗料用樹脂組成物は前記した
ポリエステル樹脂(A)成分、(β−メチル)グリシジ
ル基含有ビニル系重合体(B)成分、水基含有ビニル系
重合体(C)成分およびブロックイソシアネート(D)
成分なるそれぞれの成分から成るものであり、これら各
成分の使用比率は60〜96:3〜40:3〜40:1
〜20.好ましくは60〜90ニア〜30ニア〜30:
3〜15なる範囲が好適であり、各成分の持つ官能基の
中でカルボキシル基に対するエポキシ基、y1離イソシ
アネート基に対する水酸基の比率をそれぞれ(1,5〜
1.5に保つことが望ましいこのようにして得られる本
発明になる粉体塗料用樹脂組成物には、さらに必要に応
じて顔料またはその他の充填剤、2−エチルへキシルア
クリレート重合体またはシリコーンの如き流動調整剤を
、また場合によっては、アミノ類、イミダゾール類また
は有機錫化合物の如き各種触媒、あるいはエポキシ樹脂
または石油樹脂の如き各種樹脂などをも配合せしめるこ
とができることはいうまでもないことである。
本発明になる粉体塗料用組成物は押出機などの如き公知
慣用の混練機を用いて混練され1次いで粉砕されて粉体
塗料とされる。粉体塗料の塗装法としては、静電塗装ま
たは流動浸積塗装法などの如き公知慣用の方法がそのま
ま利用できる。
〔実 施 例〕
次に本発明を参考例、実施例および比較例により具体的
に説明するが、以下において部とあるのは特に断りのな
い限り、すべて重量部を意味するものとする。
参考例 1〔ポリエステル樹脂(A)成分の調製例〕エ
チレングリコールの344部、ネオペンチルグリコール
の1,348部、ジメチルテレフタレートの1 、79
6部および酢酸亜鉛の1.8部からなる混合物を仕込み
、生成するメタノールを系外に除去しながら徐々に21
0’Cまで昇温し、さらにテレフタル酸の596部、イ
ソフタル酸の740部、アジピン酸の80部およびジブ
チル錫オキサイドの2部を添加してから10時間を要し
て240°Cまで昇温させた。
次いで、得られた反応物を180′Cに降温しで無水ト
リメリット酸136部を加え、さらに同温度で反応を続
行せしめて酸価が24.水酸基価が14.軟化点が11
4℃、かつ石が4,000なるポリエステル樹脂(A)
成分を得た。以下、これを樹脂(A−1,)と略記する
参考例 2(同上) エチレングリコールの336部、ネオペンチルグリコー
ルの1,316部、ジメチルテレフタレートの1.75
2部および酢酸亜鉛の1.8部からなる混合物を仕込み
、生成するメタノールを系外に除去しながら徐々に21
0 ’Cまで昇温したのち、 1,500部のテレフタ
ル酸および2部のジブチル錫オキサイドを加え、10時
間を要して240°Cまで昇温し、さらに同温度で反応
を続行せしめて酸価が15.水酸基価15゜軟化点11
7℃、かつ瘤が3 、700なるポリエステル樹脂(A
)成分を得た。以下、これを樹脂(A−2)と略記する
参考例 3〔ビニル系重合体(B)成分の調製例〕グリ
シジルメタアクリレート25部、 n−ブチルメタアク
リレート15部、シクロへキシルメタアクリレート部3
0部、n−ブチルアクリレート10部。
スチレン20部、t〜ブチルパーベンゾエートの1部お
よびクメンハイドロパーオキサイドの0.5部からなる
混合物を、加圧下で150’Cに加熱されている100
部のキシレンに滴下して重合させたのちキシレンを除去
せしめ、左が1..500なる目的重合物を得た。以下
、これを重合体(B−1)と略記する。
参考例 4(同上) 参考例3と同様の方法にて、β−メチルグリシジルメタ
アクリレート2o部、n−ブチルメタアクリレート20
部、エチルセロソルブメタアクリレート20部、メチル
メタアクリレート20部、スチレン20部のビニル系モ
ノマーを重合させ1石が1600なる目的重合物を得た
。以下、これを重合体(B −2)と略記する。
参考例 5〔ビニル系重合体(C)成分の調製例〕参考
例3゛と同様の方法にて、β−ヒドロキシプロピルメタ
アクリレート15部、n−ブチルメタアクリレート25
部、シクロへキシルメタアクリレート30部、n−ブチ
ルアクリレート10部、スチレン20部のビニル系モノ
マーを重合させ、左が1600なる目的重合体を得た。
以下、これを重合体(C−1)と略記する。
参考例 6〔同上〕 参考例3と同様の方法にてβ−ヒドロキシエチルメタア
クリレート20部、n−ブチルメタアクリレート20部
、エチルセロソルブメタアクリレート20部、メチルメ
タアクリレート20部、スチレン20部のビニル系モノ
マーを重合させ2石が1800なる目的重合体を得た。
以下、これを重合体(C−2)と略記する。
参考例 7〔グリシジル基または水酸基が少量である比
較対照ビニル系重合体〕 参考例3と同様の方法にて、グリシジルメタアクリレー
ト6部、n−ブチルメタアクリレート4部、エチルセロ
ソルブメタアクリレート25部、メチルメタアクリレー
ト25部、スチレン40部のビニル系モノマーを重合さ
せ1石が1600なる比較対照重合体を得た。以下、こ
れを重合体(B’−1)と略記する。
参考例 8〔同上〕 参考例3と同様の方法にて、β−ヒドロキシメタアクリ
レ−トド7部、n−ブチルメタアクリレート13部、エ
チルセロソルブメタアクリレート20部、メチルメタア
クリレート20部、スチレン40部のビニル系モノマー
を重合させ、順が1800なる比較対照重合体を得た。
以下、これを重合体(C′−1)と略記する。
実施例1〜4および比較例1〜4 第1表に示される各成分をトライブレンドし。
次いで押出機で混練し、冷却してから粉砕せしめて各粉
体塗料を得た。
しかるのち、この粉体塗料を燐酸亜鉛処理鋼板に塗布し
2次いで180°Cで20分間焼付けて各硬化塗膜を得
た。かくして得られたそれぞれの塗膜について諸性能を
調べた。
結果を第1表に示す。
第1表に示されるように、比較例のものに対して本発明
になる粉体塗料用樹脂組成物から得られた塗膜は、いず
れも外観2機械的強度、及び耐候性などに優れているこ
とがわかる。
(以下余白) 〔発明の効果〕 本発明のポリエステル樹脂成分、(β−メチル)グリシ
ジル基含有ビニル系重合体成分、水酸基含有ビニル系重
合体成分、及びブロックイソシアネート成分からなる粉
体塗料用樹脂組成物は、外観に優れ、かつ各種物性、耐
汚染性に優れるバランスのとれた塗膜を与えることがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)酸価が5〜100mgKOH/g、水酸基価が5
    〜100mgKOH/g、軟化点が80〜150℃、か
    つ数平均分子量が1000〜10,000であるポリエ
    ステル樹脂……60〜96重量部、 (B)グリシジル(メタ)アクリレートおよび/または
    β−メタルグリシジル(メタ)アクリレートよりなる群
    から選ばられる一種以上のビニル系モノマー10〜95
    重量%、該ビニル系モノマーと共重合性を有するその他
    のビニル系モノマー90〜5重量%とから得られる数平
    均分子量が300〜8000なるグリシジル基および/
    またはβ−メチルグリシジル基を含有するビニル系重合
    体 ……3〜40重量部、 (C)水酸基含有ビニル系モノマー10〜95重量%と
    該ビニル系モノマーと共重合性を有するその他のビニル
    系モノマー90〜5重量%とから得られる数平均分子量
    が300〜8000である水酸基含有ビニル系重合体 ……3〜40重量部、 (D)ブロックイソシアネート ……1〜20重量部、 から成ることを特徴とする粉体塗料用樹脂組成物。
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JPS5436339A (en) * 1977-08-25 1979-03-17 Kansai Paint Co Ltd Powder coating composition
JPS596267A (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 Nippon Paint Co Ltd 粉体塗料用組成物
JPS60120764A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 Dainippon Ink & Chem Inc 粉体塗料用樹脂組成物
JPS62240369A (ja) * 1986-04-12 1987-10-21 Dainippon Ink & Chem Inc 粉体塗料用樹脂組成物

Patent Citations (4)

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