JPS62285336A - 電子管用電子銃の板状電極の製造方法 - Google Patents

電子管用電子銃の板状電極の製造方法

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JPS62285336A
JPS62285336A JP12802686A JP12802686A JPS62285336A JP S62285336 A JPS62285336 A JP S62285336A JP 12802686 A JP12802686 A JP 12802686A JP 12802686 A JP12802686 A JP 12802686A JP S62285336 A JPS62285336 A JP S62285336A
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plate
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electron beam
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Shigemasa Hamanishi
浜西 繁正
Hirotoshi Tawara
田原 博敏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、カラー受像管用電子銃の主レンズを構成す
る板状電極など、複数の電子ピー11通過孔を有する電
子管用電子銃の板状電極の製造方法に関する。
(従来の技@) 一般に、カラー受像管用電子銃の主レンズを構成する電
極の電子ビーム通過孔の口径は、フォーカス特性に大き
く影響し、良好なフォーカス特性を得るためには、可能
な限り大きくすることが望ましい。また、真円度が低下
すると、電子ビームに非点収差を生ずるので、可能な限
り真円に形成することが必要である。
第4図および第5図は、かかるカラー受像管に泪いられ
る主レンズを構成する電極の一例を示したものである。
この電極は、3個の電子ビーム通過孔(la)〜(Ic
)がインライン状に配列された板状電極からなり、同一
直径りの電子ピー11通過孔(Ia)〜(1c)が所定
ピッチPで一直線(2)上に形成されている。その−具
体例では、電極は、板厚t ==2.05mmのステン
レス鋼で形成され、直径D=4 、52mmの電子ビー
ム通過孔が電子ビームのコンパ−ゼンス特性をよくする
ために、ピッチP=4.92mmで配列され、孔間隔(
P−D)が0.4mmとなっている。
従来よりかかる電極は、所定板厚の板状部材に、まず下
孔を打抜き形成し、この下孔をシェービング加工したの
ち、外形を打抜くことにより製造されている。第6図は
、上型に下孔明はポンチ(4)、シェービングポンチ(
5)および外形抜きポンチ(6)を一体に取付けた順送
型を、ファインブランキングプレスなどのプレス機械に
取付けて、上記工程順に製造する一例を示したものであ
る。
この製造方法では、(A)図に示すように、帯板状部材
(7)が図示しない送り機構により矢印(8)方向に所
定ピッチSで送り込まれ、まずストリッパー(9)によ
りダイ(10)およびノックアウト(11)に押し付け
られる。しかるのち、(B)図に示すように、上型を下
降させて、下孔明はポンチ(4)で下孔を打抜く。同時
に、前工程で打抜かれた下孔(12)をシェービングポ
ンチ(5)でシェービングして電子ビーム通過孔を形成
し、さらに次工程では、この電子ビーム通過孔(la)
 ((lb)、(lc))の形成された部分(13)を
外形抜きポンチ(6)で打抜く。つぎに、(C)図に示
すように、上型を上昇させるとともに、ストリッパー(
9)を上昇させて、帯板状部材(7)の押しっけを解除
する。このとき、この従来の製造方法では、下孔明けか
す(14)およびシェービングかす(15)はダイ(1
0)中に残り、外形抜きポンチ(6)で打抜かれた部分
(13)すなわち所要の電極は、ノックアウト(11)
によりダイ(10)から押し出され、図示しない排出機
構により金型外に取出される。
しかし、この従来の製造方法では、ステンレス鋼からな
る板状部材(7)が強力なストリッパー(9)の押圧力
と外形打抜き部のまわりに設けられた環状Vリング(r
7)により、板状部材(7)の送り方向の逆方向に伸び
、この伸びがシェービング加工に影響する。この伸び量
は、ステンレス鋼からなる板厚t=2.05mmの板状
部材(7)で、0.01−0.03mmになる。そのた
め、シェービング加工では、前工程で形成された下孔(
12)と同軸の加工ができず。
第7図に示すように、シェービングかす(15)は馬蹄
形となり、形成される電子ビーム通過孔(1a)〜(1
c)の真円度が低下する6また。シェービングかす(1
5)が馬蹄形となることにより、金型内でかす上りが発
生し、電極の外周部や電子ビーム通過孔(1a)〜(1
c)付近などを偏つけ、これが組込まれたカラー受像管
を耐圧不良やフォーカス不良にする。
さらに、このかす上りは、金型破損の一入ともなり、生
産性の低下や金型修理費の増大をまねくなどの問題点が
ある。
上記問題点を解決する一方法として、下孔(12)を小
さくし、上記逆方向の伸び量以上のシェービング代をつ
けてシェービング加工する方法がある。
しかし、この方法は、所要の真円度を得ることは可能で
あるが、大きなシェービング力が必要となり、第8図に
示すように、加工された電子ビーム通過孔(la) (
(lb) 、 (lc))にだれΔtを生じ、フォーカ
ス特性に寄与する実質的な板厚がt−Δ1=11に変化
し、フォーカス特性を低下させる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来の板状電極の製造方法は、板状部材の
送り方向と逆方向に生ずる伸びのために、シェービング
かすか馬蹄形となってかす上りを発生しやすく、そのか
す上りのために、電極を傷つけたり、金型を破損したり
するという問題点がある。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、かす上りを防止して所要の板状電極を容易に製造
できるようにすることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 複数の電子ビーム通過孔をもつ電子管用電子銃の板状電
極の製造方法において、プレス加工により下孔を半抜き
状態に形成して、その抜きかすを板状部材の下孔形成部
に一体に支持させ、この抜きかすをシェービング加工に
おいて生ずるシェービングかすとともにシェービング加
工で除去するようにした。
(作 用) 下孔を半抜き状態にしてその抜きかすを板状部材に一体
に支持させ、これをシェービング加工でシェービングか
すとともに一体に除去するようにすると、シェービング
ポンチ圧でシェービングかすをダイに強固に係止させる
ことができ、金型内でのかす上りを確実に防止すること
ができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にインライン形カラー受像管用電子銃の主レンズ
を構成する板状電極の製造方法を示す。
製造される電極は、第4図または第5図に示した構造を
なす。その製造は、上型に下孔明はポンチ(20)、シ
ェービングポンチ(21)および外形抜きポンチ(22
)を一体に取付けた順送型を、ファインブランキングプ
レスなどのプレス機械に装着しておこなわれる。
特にこの例の金型は、上記シェービングポンチ(21)
と外形抜きポンチ(22)の取付は間隔が、板状部材(
7)の金型内への送りピッチSに対して、ス1〜リッパ
−(23)の押圧および環状Vリング(17)による板
状部材(7)の送り方向とは逆方向の伸びを補正する大
きさS工となっている。
電極の製造は、まず第1図(A)図に示すように、ステ
ンレス鋼からなる帯板状部材(7)を図示しない送り機
構により矢印(8)方向に所定ピッチSで送り込み、ス
トリッパー(23)によりダイ(24)およびノックア
ウト(25)に押しつける。しかるのち、(B)図に示
すように、上型を下降させて、下孔明はポンチ(20)
により上記板状部材(7)に下孔を形成する。同時に、
シェービングポンチ(21)により前工程で形成された
下孔(26)をシェービングして電子ビーム通過孔を形
成し、さらに外形抜きポンチ(22)により、電子ビー
ム通過孔(1a)〜(1c)の形成された部分を打抜く
この場合、下孔明は加工は、ポンチ(20)の先端をダ
イ(24)の上面よりΔQ離して、下孔を半抜き状態に
形成し、下孔明けかす(28)を板状部材(7)の下孔
下部に一体に支持させる。一方、外形抜きポンチ(22
)との間隔を補正して取付けられたシェービングポンチ
(21)は、前工程で形成された下孔(26)に対して
、その全周を均一なシェービング化でシェービングし、
上記下孔(26)下部に一体に支持された下孔明けかす
(28)をシェービングかす(29)とともに一体に除
去する。
つぎに、(C)図に示すように、上型を上昇させるとと
もに、ス1−リッパ−(23)を上昇させて、板状部材
(7)の押しっけを解除する。この押しつけ解除により
、外形抜きポンチ(22)で打抜かれた部分(13)す
なわち所要の電極は、ノックアウトピン(25)により
ダイ(24)から押し出され、図示しない排出機構によ
り金型外に取出される。
今、たとえばステンレス鋼からなる板状部材(7)の板
厚tを2 、05mmとし、これに直径D=4.52m
mの電子ビーム通過孔(1a)〜(1石)を形成すると
すると。
下孔(26)は、シェービング化が下孔(26)の全周
にわたり均一に0 、06mmになるように、直径4.
4011Ialに形成するとよい。また、この板厚t=
2.05mmの板状部材(7)に対しては、ΔQは0.
1mm程度にするとよい。 さて、上記のように下孔(
26)を半抜き状態に形成して、下孔明けかす(28)
を板状部材(7)の下孔下部に一体に支持させ、これを
シェービング加工でシェービングかす(29)とともに
除去するようにすると、第2図に示すように、シェービ
ングポンチ圧により、シェービングかす(29)の末端
がダイ(24)と下孔明けかす(28)との隙間(31
)に押し込まれ、下孔明けかす(28)およびシェービ
ングかす(29)を強固にダイ(24)に係止させるこ
とができ、かす上りによる電極の傷損や金型の破損を防
止することができる。しかも、この製造方法では、シェ
ービングポンチ(21)と外形抜きポンチ(22)の間
隔を、ストリッパー(23)の抑圧と環状Vリング(1
7)による板状部材(7)の送り方向とは逆方向の伸び
量を加味して補正し、シェービングかす(29)が下孔
の全周にわたり均一なシェービング化で発生するように
し九ので、上記下孔明けかす(28)およびシェービン
グかす(29)のダイ(24)への係止を一層確実にし
て、そのかす上りを防止する。さらに、この製造方法で
は、上記のように下孔(26)を −全周にわたり均一
なシェービング化でシェービングするので、形成される
電子ビーム通過孔(1a)〜(1c)を所要の真円度で
形成することができる。
以上、インライン形カラー受像管に用いられる電極の製
造方法について述べたが、この発明は、第3図に示すよ
うに、3個の電子ビーム通過孔(1a)〜(1c)がデ
ルタ状に配列された電極など複数の電子ビーム通過孔を
もつ他の電極にも適用できる。
〔発明の効果〕
複数の電子ビーム通過孔をもつ電子管用電子銃の板状電
極を、プレス加工により下孔を半抜き状態に形成し、そ
の抜きかすをシェービング加工でシェービングかすとと
もに一体に除去するように製造し、かす上りを確実に防
止するようにしたので、かす上りによる電極の損傷をな
くし、耐圧不良やフォーカス不良を発生しない電極を容
易に製造することができる。また、この製造方法は、か
す上りによる金型の破損を防止するので、金型破損によ
る生産低下や金型修理費の増大を防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の詳細な説明図で、第1
図(A)ないしくC)図はそれぞれインライン形カラー
受像管用電子銃の主レンズを構成する板状電極の製造方
法説明図、第2図は抜きかすの除去状態を示す断面図、
第3図はデルタ配列の電子ビーム通過孔をもつ電極の斜
視図、第4図はインライン配列の電子ビーム通過孔をも
つ電極の斜視図、第5図は同じくその平面図、第6図(
A)ないしくC)図はそれぞれ従来の板状電極の製造方
法説明図、第7図は従来の製造方法で発生するシェービ
ングかすの形状を示す斜視図、第8図は従来の他の製造
方法を説明するための図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の電子ビーム通過孔をもつ板状電極の電子ビーム通
    過孔をプレス加工により板状部材に下孔を形成したのち
    この下孔をシェービング加工して形成する電子管用電子
    銃の板状電極の製造方法において、 上記プレス加工で上記下孔を半抜き状態に形成してその
    抜きかすを上記板状部材の下孔形成部に一体に支持させ
    、この抜きかすを上記シェービング加工においてこのシ
    ェービング加工により生ずるシェービングかすとともに
    除去するようにしたことを特徴とする電子管用電子銃の
    板状電極の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01213938A (ja) * 1988-02-23 1989-08-28 Toshiba Corp 陰極線管用電子銃の電極加工方法

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