JPS62284672A

JPS62284672A - スキ−板

Info

Publication number: JPS62284672A
Application number: JP62124062A
Authority: JP
Inventors: ジャン−ルク　ディアール; ロジェ　パスカル
Original assignee: Salomon SAS
Current assignee: Salomon SAS
Priority date: 1986-05-23
Filing date: 1987-05-22
Publication date: 1987-12-10
Also published as: ATA103487A; FR2598929B1; CH673227A5; JPH09548U; FR2598929A1; US4838572A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明本発明は雪上又は氷上を滑走するためのウィンタースポ
ーツ用のスキー板に関するものである。

一般に、スキー板は滑走用の下面を含み、この下面は金
属製のエツジを備えた２本の下方綾部に沿って延びる２
の側面に接続しており、更に、この側面は頂面に接続し
ている。スキー板はその長さに比して比較的狭い幅を有
し、また、その先端は上方に向って湾曲しアップターン
部を形成する。該スキー板の厚みは、一般に、その前方
部分および後方部分におけるよりもその中央部分におい
て厚くなっている。該スキー板の底面の幅はその前方部
分および後方部分におけるよりもその中央部分において
狭い。

従来より、スキー板の横断面はほぼ長方形状をしており
、その側面は上下両面に対して垂直である。この断面形
状はつき固められ、且つ、整えられた雪上ての使用には
好都合である。

しかしながら、この在来の断面形状のスキーは、柔らか
い雪や水質化した雪の上で使用する、場合には特に不便
であることが分った、実際に、柔らかい雪の上てスキー
の長手方向に滑走する場合、その取直側面は警視できな
い摩擦を生し、更に、スキーを方向転換させる場合、該
垂直側面は水平なスキー板の枢動に対して抵抗を生じさ
せる。水質化した雪の上で滑走する場合、スキー板の垂
直側面はそのエツジが雪の中に入り込もうとするのを妨
げる。

本発明は、スキー板をその長手方向に滑走させる場合、
側面の摩擦を著しく減殺させるとともに、更には消滅さ
せるような新しい断面形状を提案して、従来公知のスキ
ー板の構造に由来する欠点を回避することを特にその目
的とするものである。

更に、柔らかい雪の中で方向転換する場合、即ち側方に
滑走する場合、スキー板の両端部近くの側面区域は雪を
切断し、それによって、スキー板の回動に対して、又、
回転連動の開始にあたって極めて僅かな抵抗しか示さな
い。

本発明の他の目的によれば、該スキー板の側面の形状は
根雪又は水質化した雪中でエツジ効果を著しく良好にす
る。

好ましい実施態様によれば、滑走面に平行な側方移動に
対する抵抗は規則的且つ不均一な方法で配分される。即
ち、該抵抗はスキーの中央部においてはより大きく、そ
の両端部においてはより小さい。このような抵抗の配分
によりスキーの操作性がかなり増大する。

これらの諸目的並びにその他の目的を達成するために、
スキー板の両側面のうち少なくとも一面は、該スキー板
の底面とともに、対象となる長平方向の位置に応じてス
キー板本体に沿い連続的に変化する平均傾斜内角を有す
る。該スキー板の中央区域における平均傾斜角は該スキ
ー板の接触区域の少なくとも一端近傍における平均傾斜
角よりも犬である。また、スキー板が雪と接触する区域
は、その底面の一部分であり、該底面は、スキーヤ−が
スキー板を装着すると、雪面に向って押圧され、その−
平坦面と接触する。

第一の可能な態様は接触区域の前端近傍でほんの僅かな
平均傾斜角を設けて、スキー板の前部分の側方滑走を良
好にすることにある。

後部分において僅かな平均傾斜角を使用する場合は、後
部分の側方滑走が促進される。

スキー板の前部分及び後部分の両方におけるほんの僅か
な平均値斜角は水平なスキー板の回動を促進させ、該ス
キー板の中央区域は高抵抗の側方支承面を形成する。

本発明のその他の諸目的、特徴及び利点は特定の実施態
様に関する以下の記載を添付の図面を参照して読むこと
により明らかとなる。

図に示すように、本発明のスキー板は頂面１、滑走用底
面２及び側面３．４を含む。該スキー板の前部分は上方
に向けて湾曲し、アップターン部を形成する。底面２は
従来通り反り返っており、且つ、２の長平方向に延びる
下方稜部６．７で縁取りされている。なお、該稜部には
金属製エツジ６０．７０を設けると有利である。第３図
のＤ−Ｄ線に沿って見たスキー板の断面形状（第７図参
照）において、底面の中央区域は、同じく第３図のＢ−
Ｂ線及びＦ−Ｆ線に沿って見たスキー板の断面形状（そ
れぞれ第５図及び第９図参照）の幅よりも狭い幅を有し
、この幅の変化は連続的である。底面は、目印８．９の
間に、第２図で示す接触区域を有する。該目印８．９は
それぞれスキー板の後部接触線と前部接触線の領域に設
けられる。

スキー板の厚み、即ち、頂面１と底面２を隔てている距
離も、同しく、スキー板に沿った位置により異なる。ス
キー板の中央区域Ｄ−Ｄ（第７図参照）はその端部区域
Ｂ−Ｂ、Ｆ−Ｆ（第５図及び第９図参照）よりも厚みが
大である。

スキー板の側面３．４はその底面２と共に第７図に示す
平均傾斜角内角Ａを形成する。この平均傾斜角Ａは、対
象となる長手方向位置に応じて、スキー板本体に沿って
可変である。

図示した特定の実施態様において、側面３．４はスキー
板の底面２に対してほぼ垂直で、且つ、平均傾斜角Ａを
有する上部区域１３．１４がその上に載置された小側面
１０．１１で構成には数ミリメートルの高さを持たせる
ようにすると良い。

図示の実施態様において、上部区域１３．１４は規則正
しい、つまり、下部区域ｌＯ及び上方綾部１８を滑る直
線Ｇ−Ｇのような線の移動により画定される。従って、
平均傾斜内角Ａは底面２と直線Ｇ−Ｇによって画定され
る。

変形例として、側面の断面輪郭及び／又は上部区域１３
．１４の断面輪郭は第１１図に示すように外方に凸状湾
曲させるか、或は、第１２図に示すように内方に凹状湾
曲させてもよい。

従って、対象となる断面の平均傾斜内角Ａは底面２によ
り形成される角度として、また、上方綾部１８と下部区
域１０及び上部区域１３間の接続線１９とをつなぐ直線
により形成される角度として画定される。

該平均傾斜角Ａはスキー板本体に沿って連続的に変化す
る。つまり、その値は不連続的に、或は、急激に変化し
ない。急激な変化とは、Ｉｍｍ鮒間１Ｊｔ−スキー板の
横断面２部分間で１０度以上の変化を意味する。Ｄ−Ｄ
断面近傍のスキー板中央区域において、該平均傾斜角Ａ
は、Ｂ−Ｂ断面及びＦ−Ｆ断面部により表わされる端部
区域での平均傾斜角よりも大である。該中央区域Ｄ−Ｄ
断面部における平均傾斜角Ａは７０度乃至９０度である
。また、スキー板本体の端部図＠（Ｓ−Ｓ断面部及びＦ
−Ｆ断面部）における平均傾斜角Ａは１０度乃至３０度
である。

第１０図は、本発明の特定の実施態様において、スキー
板に沿った位置に応じて変化する平均傾斜角Ａを表わす
カーブを示す。スキー板の中央部１５と後方四半部分と
を含む中間区域において、該平均傾斜角Ａはほぼ一定で
ある。該中間区域から前方及び後方へ向って該平均傾斜
角Ａは規則的に減少し、該スキー板の端部（Ｂ−Ｂ断面
部及びＦ−Ｆ断面部）近傍において約２０度以上の値を
とる。

アップターン部５において、側面３．４は規則正しく延
び、該平均傾斜角Ａは、スキー板の最先＠１７に近づく
につれて、漸次減少する。

このようにして、該平均傾斜角Ａは、スキー板の全長に
亘って９０度以下であるのが良い。

即ち、側面３．４は上方へ向って収斂するのが好ましい
。

図面に示した実施態様において、側面３及び４は、スキ
ー板の中央長手方向鉛直面Ｉ−１に対して互いに対称的
である。しかしながら、第１３図に示すように、該側面
を互いに異なる形状で設けることも可能であり、これに
よってスキー板に異なる反作用が生じる。第１３図の変
形例によれば、側面の一方かスキー板の底面２と角度Ａ
１を形成し、もう一方の側面か角度Ａ１と異なる角度Ａ
２（例えば、Ａ２はＡ１より小さい）を形成する。その
結果、スキー板の側面は中央長手方向鉛直面１−１に対
して非対称となる。第１３図は６足用のスキー板の断面
図を示すが、左足用のスキー板についても全く同様に表
わすことができる。

勿論、スキー板の頂面が第１４図に示すように凹面であ
っても本発明の範囲を逸脱するものではない。また、断
面Ｓ−３が第４図に示すような形状ではなく、第１５図
に示すようなものであっても良い。この場合、アップタ
ーン部は在来のスキー板と同じく平坦である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるスキー板の斜視図。第２図は本発明のスキー板の側面図。第３図は本発明のスキー板の上面図。第４図乃至第９図はスキー板の長手方向における異なる
箇所の横断面図。７ｉＪ１０図はスキー板の長手方向に沿った各位置に応
じて側面の傾斜角が変化することを示すグラフ。第１１図乃至第１４図は本発明の変形実施態様を示す第
６図と同様の横断面図。第１５図は本発明の変形実施態様を示す第４図と同様の
横断面図。（主要部分の符号の説明）１・・・・・・・・・・・・・・・スキー板の頂面ワ、
−，，−−−，，，，，，，’７七−が小正需３．４・
・・・・・・・・・・スキー板の側面５・・・・・・・
・・・・・・・・アップターン部６．７・・・・・・・
・・・・長手方向下方綾部８．９・・・・・・・・・・
・　目印１０．１１・・・・・・・小側面１３．１４・・・・・・・上部区域１６・・・・・・・・・・・・・スキー板の後部四半部
分１８・・・・・・・・・・・・・上方稜部６０．７０
・・・・・・・金属製エッジＦｉ９．１５

Claims

【特許請求の範囲】１、滑走用底面（２）を含み、該底面は下方稜部（６、
７）に沿って延びる２の側面（３、４）に接続しており
、更に該側面は頂面（１）に接続するとともに前記底面（２）と平均傾斜角
（Ａ）を形成する、雪上回転用スキー板において、少な
くとも１の側面につき、前記平均傾斜角（Ａ）は、対象となる長手方向位置
に応じて、前記スキー板本体に沿い連続的に変化し、且
つ、前記スキー板の中央区域（Ｄ−Ｄ）における前記平
均傾斜角（Ａ）が該スキー板の接触区域の少なくとも１端部（Ｂ
−Ｂ；Ｆ−Ｆ）近傍における平均傾斜角（Ａ）より大で
あることを特徴とするスキー板。２、前記中央区域（Ｄ−Ｄ）における前記平均傾斜角（
Ａ）が、前記接触区域の前端部（９）近傍における平均傾斜角（Ａ）より大であること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のスキー板。３、前記中央区域（Ｄ−Ｄ）における前記平均傾斜角（
Ａ）が前記接触区域の後端部（８）近傍における平均傾
斜角（Ａ）より大であることを特徴とする特許請求の範
囲第１項または第２項記載のスキー板。４、前記両側面（３、４）が該スキー板の長手方向中央
鉛直面（Ｉ−Ｉ）に対して互いに対称的であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項、第２項又は第３項記載
のスキー板。５、前記両側面（３、４）が該スキー板の長手方向中央
鉛直面（Ｉ−Ｉ）に対して互いに非対称的であることを
特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項又は第３項記
載のスキー板。６、前記平均傾斜角（Ａ）がスキー板本体の全長に亘っ
て９０度より小さいことを特徴とする特許請求の範囲第
１項、第２項、第３項、第４項又は第５項記載のスキー
板。７、前記スキー板の中央区域において、前記平均傾斜角
（Ａ）が７０度乃至９０度の間にあることを特徴とする
特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５
項又は第６項記載のスキー板。８、前記接触区域の両端部（８、９）のうち少なくとも
１端部近傍で、前記平均傾斜角（Ａ）が１０度乃至３０度の間にあることを特徴とする
特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５
項、第６項又は第７項記載のスキー板。９、前記両傾斜側面（３、４）がアップターン部（５）
に向かって延びており、且つ、スキー板の先端（１７）
に近づくにつれて、前記平均傾斜角が漸減することを特
徴とする特許請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５項、第６項、第７項又は第８項記載のスキー板
。１０、前記両側面（３、４）が、前記スキー板の底面（
２）に対してほぼ垂直で、且つ、その上に平均傾斜角（
Ａ）を有する上方区域（１３、１４）が載置された下方区域（１０、１１）を
含むことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項、
第３項、第４項、第５項、第６項、第７項、第８項又は第９項記載のスキー板
。１１、前記平均傾斜角（Ａ）が、該スキー板の中央部（
１５）と後方四半部分（１６）間にある中間区域におい
てほぼ一定であり、且つ、前記中間区域の前方および後
方に向って規則的に減少し、該スキー板の両端部近傍で
約２０度以下となることを特徴とする特許請求の範囲第１
項、第２項、第３項、第４項、第５項、第６項、第７項
、第８項、第９項又は第１０項記載のスキー板。