JPS62281848A - 酸アミドの合成法 - Google Patents

酸アミドの合成法

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JPS62281848A
JPS62281848A JP61072568A JP7256886A JPS62281848A JP S62281848 A JPS62281848 A JP S62281848A JP 61072568 A JP61072568 A JP 61072568A JP 7256886 A JP7256886 A JP 7256886A JP S62281848 A JPS62281848 A JP S62281848A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D295/00Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D295/16Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms
    • C07D295/18Heterocyclic compounds containing polymethylene-imine rings with at least five ring members, 3-azabicyclo [3.2.2] nonane, piperazine, morpholine or thiomorpholine rings, having only hydrogen atoms directly attached to the ring carbon atoms acylated on ring nitrogen atoms by radicals derived from carboxylic acids, or sulfur or nitrogen analogues thereof
    • C07D295/182Radicals derived from carboxylic acids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 酸アミドはR,−Co−NR,R,の型の結合様式を有
する物質であって、この結合は蛋白質を構成するペプチ
ド結合に代表される。化学工業の分野ではこの結合を有
する物質は酸アミドと総称され、溶媒、可塑剤、安定剤
、染料、医薬、農薬として、またはそれらを合成する上
での中間体として使われている重要な物質群を構成して
いる。本発明は含水酸化物の存在下、カルボン酸とアミ
ンを液相、または気相にて反応させることにより、ある
いはカルボン酸エステル、またはカルボン酸アミドとア
ミンを液相または気相にて反応させることにより酸アミ
ドを合成する新規かつ有用な方法に関するものである。
〈従来の技術〉 酸アミドはすでに述べてきたように有用かつ重要な物質
群を構成しているため、その合成法は非常に多い。代表
的な方法として、カルボン酸、または酸ハロゲン化物、
エステル、ラクトン、酸無水物、酸アミド、ケテンなど
カルボン酸関連化合物とアミンの反応、窒素原子に結合
するメチル基、またはメチレン基の酸化、ニトリルの水
和(USPat、、 3,381,034(1968)
)、シック塩基の還元的アミ ド化(J、Org、Ch
em、、  27  、 2640(1962)  、
アミンのカルボニル化(J、Am、Chem、Soc、
、 75 、3148(1953))などがある。これ
らの合成法の中で最も簡便であり、安価であり、がつ汎
用i生の高い方法は、(1)カルボン酸とアミンから脱
水により合成するもの、および(2)安価なカルボン酸
関連化合物とアミンの反応によυ合成するものである。
前記(1)の方法は下の式に示すようにカルボン酸とア
ミンの混合により生成する塩から脱水することによりア
ミドを生成させる。
FD C0OH+R”几S NH,: (RICoo)
 (NH,R” R3)+↓↑ R7C0NR” RP−1−)L、 0この反応は平衡
反応でちゃ、高温に加熱することによる脱水操作でも反
応を生成系にずらすことができる場合も多いが副反応も
起シやすく、特にアミン成分がアンモニアの場合にはさ
らに脱水が起9ニトリルを生成してしまう欠点がある。
このためアミド化は比較的穏和な条件で、リン酸、アル
ミナ、金属アルコキシドを触媒として行う(触媒化掌編
、触媒講座8.290頁)。前記(2)の方法は、カル
ボン酸を酸ハロゲン化物、エステル、ラクトン、酸無水
物、酸アミド、ケテンなどに誘導した上でアミンと反応
させる。この方法によれば反応系内に水の副生がなく、
触媒の失活など望しくない副反応が防止できる。また酢
酸エチル、ジメチルホルムアミド、アセトアミドなど安
価で、かつ入手しやすい物質が利用できる4、〈発明が
解決しようとする問題点〉 カルボン酸とアミンからアミドを合成するためには高温
条件で加熱して脱水させる場合もあるが、副反応を抑制
し目的とするアミドの収率をあげるためにも、また省エ
ネルギーのためにも反応温度が低いことが望まれる。
このため目的とするアミド生成反応の平衡到達速度を高
めることにより反応を促進するため、ポリ  リ  ン
 酸 (Chem、Pharm、   Bull、、 
  2≦3   、  1065(1965))。
リン酸(CA、旦ん16507Z)、アルミナ(CA、
旦。
14431e) 、チタンまたはジルコニウムのアルコ
キシド(Ger 、 0ffen、 2,026,83
2(1971))などが触媒として使用されている。し
かしながら、これら触媒のうち、ポリリン酸、リン酸な
ど酸が使用される場合には反応器材の腐蝕などの問題が
生じるばかりでなく、反応終了時には触媒除去のための
洗浄工程などが必要となり、廃液処理も含めると多くの
問題点がある。また、金属アルコキシドの場合には生成
してくる水に被毒され失活しやすいほか、均一触媒を使
用した場合に不可欠である生成物と触媒の複雑な分離工
程が必要である。アルミナは不均一触媒として気相反応
で用いられているが、これを液相反応に応用した場合に
は、水による被毒の影響が大きく、また活性も高くない
カルボン酸を活性な誘導体に変換してアミンと反応させ
酸アミドを得る方法は、カルボン酸を誘導体に導く工程
を必要とする。従って、入手しやすい酢酸エチル、ジメ
チルホルムアミド、アセトアミドなどを利用できる場合
が実用的であるが、反応速度が遅い欠点がある。たとえ
ば、ジメチルホルムアミドとn−オクチルアミン、α−
メチルベンジルアミン、ピペリジンなどの脂肪族アミン
の反応では、収率が91%、71%、95チと高収率で
対応するホルムアミドを与えるが、そのためには53時
間、144時間、90時間という長時間の加熱還流が必
要であり問題である(Syn thes is 。
1.973 、361)。本発明の目的は、液相反応に
も気相反応にも使用でき、しかも高活性で、反応器材の
腐蝕や反応後の触媒の分離に問題がなく、水による失活
が少く、かつ安価である不均一系触媒を使った酸アミド
の合成法を提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 カルボン酸とアミンを液相、または気相にて反応させる
ことにより、あるいはカルボン酸エステル、またはカル
ボン酸アミドを液相、または気相にてアミンと反応させ
ることにより酸アミドを合成する方法において、不均一
触媒でしかも活性の高い物質について検討した結果、含
水酸化ジルコニウム、含水酸化チタニウム、含水酸化ス
ズなどの含水酸化物が反応器材の腐蝕や反応後の触媒の
分離に問題がなく、水による失活が少く、安価に入手で
きる触媒であることを発見し本発明をなすに至った。即
ち、本発明は、触媒の存在下、カルボン酸とアミンを液
相、または気相にて反応させることによシ、あるいはカ
ルボン酸エステル、またはカルボン酸アミドとアミンを
液相、または気相にて反応させることによp酸アミドを
合成するとを特徴とする酸アミドの合成法である。これ
ら触媒として用いる含水酸化物は、比較的鉱物資源とし
て地球上に多量に存在する金属、または金属酸化物など
から塩化物、または他の塩を経て容易に、かつ安価に得
ることができる。含水酸化物は適当に砕きそのまま使用
してもよく、または適当な担体に担持させて使用しても
よい。水、アルコール、その他有機溶媒には安定であシ
、各種のイオンに対してイオン交換性を示す。反応は液
相でも気相でもよく、従来の反応装置をそのまま使用す
ることができる。液相反応においては、カルボン酸1ミ
リモルに対して0.01〜100ミリモル、望しくけ、
0.1〜10ミリモルのアミンを加える。
揮発性アミン、またはカルボン酸は適宜、補充してもよ
い。0.1〜10グラム、望しくは1〜3グラムの含水
酸化物の存在下で加熱する。希釈や、反応温度を高める
ため、または共沸脱水を目的として、他の適当な溶媒を
使用することはなんら悪い影響を与えない。同様にアミ
ン1ミリモルを無溶媒、または適当な溶媒の存在下、十
分量のエステル、またはアミド、および0.1〜10グ
ラム、望しくは1〜3グラムの含水酸化物と共に加熱す
れば目的とする酸アミドが得られる。反応終了後含水酸
化物を濾過することによって除き、濾液を脱水処理後そ
のまま蒸留することにより生成物を単離する。結晶性の
酸アミドの場合には溶媒をロータリーエバポレーターな
どを使用して除去すればよい。反応終了後回収された含
水酸化物はそのまま繰り返しアミド化反応に供すること
ができる。
含水酸化物は高活性、安定な硬い固体であり気相反応の
触媒として供することができる。含水酸化物は適当に砕
いたものをそのiま使用してもよく、適当な粒度範囲の
ものを使用してもよい。また担体に担持させて使用する
こともできる。このような触媒を充填した反応管を、供
する反応に最も適当な温度に加熱し、連続的にアミンと
カルボン酸の混合溶液、あるいはアミンとカルボン酸エ
ステル、またはアミドの混合溶液を、そのまま、または
適当なキャリヤガスを使って触媒層におくりこめばよい
。反応管の出口は、水、氷、その他冷媒により冷却して
、生成物、未反応物、その他流出物を凝縮させる。生成
物の単離は液相反応に準じて行えばよい。低沸点のアミ
ン、カルボン酸、エステルなどを利用して目的とする酸
アミドを合成する場合にはオートクレーブの利用もでき
る。操作は液相反応に準じて行えばよい。
触媒の製造例 1 オキシ塩化ジルコニウム(8水塩)2005+を容器に
と9、脱イオン水10gを加えて溶解する。
攪拌しながら、これに1規定水酸化す) IJウム水溶
液を徐々に加えてpH6,80に調整する。生成した水
利ゲルを濾過して過剰の塩類水溶液を分離した後、ゲル
を脱イオン水で洗浄する。洗浄は洗液に塩素イオンが検
出されなくなるまで繰り返し行う。
このようにして得られたゲル状の含水酸化ジルコニウム
を室温で乾燥させるため、乾燥しやすい形状にナイフで
適当に切り、ガラス板に広げて室内に放置し、乾燥させ
る。乾燥後これを脱イオン水の中に投入すると激しく砕
けて種々の粒度範囲の粒状物を与える。ろ過により水と
分離後、はうろうびきのバット中で室温で乾燥させ9(
lの含水酸化ジルコニウムを得る。得られた含水酸化ジ
ルコニウムを分級して24〜60メツシユの粒度範囲の
ものを集め、300℃の乾燥層中で3時間熱処理したも
のを本発明の酸アミド合成の触媒として用いる。
触媒の夷造例 2 脱イオン水101を容器に入れ、これに攪拌しなから四
塩化チタン190gを加える。これに28チアンモニア
水を徐々に加えてpH7に調節する。
生成したゲルをプフナーろう斗を使りて濾過し、ゲルを
脱イオン水で洗液に塩素イオンが検出できなくなるまで
繰り返し洗浄を行う。このようKして得られたゲル状の
含水酸化チタニウムを室温で乾燥させるため、乾燥しや
すい形状にナイフで適当に切り、ガラス板に広げて室内
に放置し乾燥させる。乾燥後これを脱イオン水の中に投
入すると激しく砕けて穐々の粒度範囲の粒状物を与える
ろ過により水と分離後、はうろうびきのバット中で室温
で乾燥させ含水酸化チタニウム30gを得た。分級によ
シ24〜60メツシュの粒度範囲のものを集め、300
℃の乾燥器中で3時間熱処理したものを本発明の酸アミ
ド合成の触媒として用いる。
触媒の製造例 3 四塩化スズ261gを4gの脱イオン水に滴下して加え
た後、よく攪拌しながら28チアンモニア水を徐々に加
えてpH7に調節する。生成したゲルをプフナーろう斗
で濾過し、このゲルを脱イオン水で洗液に塩素イオンが
検出されなくなるまで繰り返し洗浄を行った。このよう
にして得られたゲル状の含水酸化スズを室温で乾燥させ
るため、乾燥しやすい形状にナイフで適当に切り、ガラ
ス板に広げて室内に放置し乾燥させる。乾燥後これを脱
イオン水の中に投入すると激しく砕けて種々の粒度範囲
の粒状物を与える。ろ過により水と分離後、はうろうび
きのバット中で室温で乾燥させ、無色透明な含水酸化ス
ズ1411を得た。分級により24〜60メツシーの粒
度範囲のものを集め、300℃の乾燥器中で3時間熱処
理したものを本発明の酸アミド合成の触媒として用いる
実施例1 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウム2gをはかり
とり、200℃の電気炉内のガラス管(内径4 mtr
 、外径6龍)内に固定した。室温下、窒素ガス流1.
j/秒中で酢酸とn−ブチルアミンをモル比1:5(酢
酸:n−ブチルアミン〕の割合で混合した溶液をマイク
ロフイー−ダーにより10d/時の速度で前記ガラス管
内に供給し、含水酸化ジルコニウムと接触させた。含水
酸化ジルコニウムの層を通過後の物質を水冷することに
より捕集し、ガスクロマトグラフィー分析したところ、
収率100%でN−ブチルアセトアミドが得られた。
酢酸とn−ブチルアミンの混合比を10=1として同様
の反応を行ったところ、収率100%でN−ブチルアセ
トアミドが得られた。含水酸化ジルコニウムのかわりに
アルミナを充填し、同様の条件で酢酸とn−ブチルアミ
ンの混合浴Q(1:5)を供給したところ対応するN−
ブチルアセトアミドの収率は29%であった。同様に含
水酸化ジルコニウムのかわりにガラスピーズを使用した
ところ、N−ブチルアセトアミドの収率は2%であった
実施例2 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウム2gをはかり
とり、酢酸10 rrmolとn−ブチルアミン50 
mmol  と共に還流器を付した50mのフラスコに
入れ、加熱して静かに還流させた。2時間後、5時間後
に反応液の一部をとり、ガスクロマトグラフィー分析し
たところN−ブチルアセトアミドの収率はそれぞれ54
%、100%であった。副生成物の存在は認められなか
った。この反応を含水酸化ジルコニウムのかわりにアル
ミナを用いて同様の条件で反応を行うと、5時間後のN
−ブチルアセトアミドの収率は3%であった。同様に含
水酸化ジルコニウムのかわりにガラスピーズを用いて行
うと、5時間後のN−ブチルアセトアミドの収率は0.
7%であった。
含水酸化ジルコニウムを触媒として同様の方法で種々の
カルボン酸とアミンを使用して反応を行ったところ、表
1に示すような結果を得た。
表1.液相における含水酸化ジルコニウムを触媒とする
カルボン酸とアミンか らのアミド合成*1 *1 反応は還流温度で行う。触媒量2g。
*2 ()内は反応時間 実施例3 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを2夕はかシ
とり、200°Cの電気炉内のガラス管(内径4朋、外
径6 mm )内に固定した。窒累ガス流1−/秒(室
温)中で酢酸エチルとn−ブチルアミンをモル比10:
1(酢酸エチル:n−ブチルアミン)の割合で混合した
原料(液体)をマイクロフィーダーによシ、10−7時
の速度で一前記ガラス管内に供給し、含水酸化ジルコニ
ウムと接触させ喪。含水酸化ジルコニウムの層を通過し
た後の物質をガラス管の出口を水冷することにより捕集
し、ガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、N−
ブチルアセトアミドが収率100%で得られた。同様に
原料のn−ブチルアミンに替えて順次、シクロヘキシル
アミン、ピペリジンを用いて反応させたところ、表2に
示す結果を得た。
表2 気相における含水酸化ジルコニウムを触媒とする
エステルとアミンより酸ア ミドの合成 実施例4 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを2gはか力
とり、酢酸エチル50 mmol、 n−ブチルアミン
5mmolと共に還流器を付した50−用のフラスコに
入れ、加熱して静かに還流させ友。5時間後に反応液の
一部をとクガスクロマトグラフィー分析したところ、7
9%の収率でN−ブチルアセトアミドが得られた。副生
成物は存在しなかった。同様にして、n−ブチルアミン
に替えて順次、シクロヘキシルアミン、ピペリジンを用
いて反応させたところ、5時間の反応後、収率80%、
60チで各々N−ヘキサヒドロアセトアニリド、N−ア
セチルピペリジンを与えた。
実施例5 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムか21はかり
と9.150℃に加熱した電気炉内のガラス管(内径6
.5 mm 、外径8.5朋)の中に充填し固定し念。
窒素ガス流60I11//分の中で酢酸10mmolを
50−のベンゼンに溶かした溶液をマイクロフィーダー
により毎時5−の速度で供給した。
同時にアンモニアガスをポンベより十分量供給し、含水
酸化ジルコニウム通過後の物質を捕集した。
ガスクロマトグラフィー分析の結果、アセトアミドの収
率は97%であった。反応温度が200℃の場合主生成
物はア七トニ) IJルであり、100°Cの場合は酢
酸アンモニウムが析出して反応は進行しない。
同様にして、酢酸に替えてプロピオン酸を用いた場合、
150°Cの反応温度では88%の収率でプロピオンア
ミドを与えた。
実施例6 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを21と9、
プロピオン酸10 mmolを含むトルエン1〇−中に
加え、アンモニアガスを十分量、吹き込んだ後、マント
ルヒーターを使用して加熱し還流させた。5時間後、ガ
スクロマトグラフによりプロピオンアミドの生成量を調
べたところ31チの収率であった。反応途中、1時間毎
にアンモニアガスを吹き込み補充したところ、4時間後
51%、10時間後68%、15時間後70%の収率で
ありた。オートクレーブ中で120℃で反応させると、
5時間後87%の収率でプロピオンアミドが ・得られ
た。
実施例7 製造例1で製造し九含水酸化ジルコニウム29をとシ、
酢酸アンモニウム10 mmolとトルエン8−と共に
50−のフラスコに入れ加熱還流させたところ、5時間
後40チの収率で7セトアミドが得られた。含水酸化ジ
ルコニウムに替えて沸石を用いたところ、5時間後、生
成物であるアセトアミドは全く認められ々かっ念。
実施例8 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを2夕とり、
内径6.5 ttr* 、外径8.5罰のガラス管に充
填し、200℃に加熱した電気炉中に固定した。
窒素ガス流60d/分中で酢酸10 m+nolを50
−の28%アンモニア水溶液に溶かした混合物をマイク
ロフィーダーにより5−7時の速度で供給した。含水酸
化ジルコニウムの層を通過した物質をトラップし、ガス
クロマトグラフによりアセトアミドの収率を求めたとこ
ろ58チであった。同様の反応を酢酸のかわりにプロピ
オン酸、シクロヘキサンカルボン酸、ピバリン酸を使用
して行ったところ、各々プロピオンアミド、シクロヘキ
サンカルボン酸アミド、ピバリン酸アミド、53%、5
7%、52%であった。含水酸化ジルコニウムの替りに
アルミナ、又は石英ウールを使用した系で、プロピオン
酸と28%のアンモニア水溶液の混合物を供給した場合
、プロピオンアミドの生成は全く認められなかった。
実施例9 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを2Iとり、
内径6.5韻、外径f3.5 mmのガラス管に充填し
、200℃に加熱した電気炉中に固定した。
窒素ガス流60−/分中で原料をマイクロフィーダーに
より5−7時の速度で供給した。アセトアミド5 mm
ol、シクロヘキシルアミン50 mmolをベンゼン
50−にとかし原料とした。含水酸化ジルコニウムの充
填した層を通過後の物質を捕集し、ガスクロマトグラフ
によりN−へギサヒドロアセトアニリドを定量した結果
、収率は100%であった。
シクロヘキシルアミンに替えてピでリジン、ジ−n−ブ
チルアミン、n−デシルアミンを使用した場合、対応す
るN−アセチルピペリジ/、N−アセチル−ジ−n−ブ
チルアミン、N−アセチルデシルアミンの収率は67チ
、90チ、95チであった。
原料として、アセトアミド10 mmol、  n−ブ
チルアミン500 mmo lの混合物を用いた場合、
93チの収率でN−ブチルアセトアミドを与えた。
実施例10 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを2Iとす、
アセトアミド2 mmul、シクロヘキシルアミン20
 mmol、トルエン6−の混合物の中に加え、静かに
還流させた。2時間後、反応液の一部をと9、N−ヘキ
サヒドロアセトアニリドを定量したところ100%の収
率であった。
同様の反応をシクロヘキシルアミンに替えて、i−ブチ
ルアミン、ピペリジン、n−デシルアミン、ジ−n−ブ
チルアミン、ロープロピルアミンを使って行ったところ
、表3に示すような結果を得念。
表3 含水酸化ジルコニウムを触媒とするアミドとアミ
ンから酸アミドの合成 実施例11 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウムを21とり、
  2 mmolのシクロへキシルアセトアミド、2Q
 mmolのピペリジン、6ゴのキシレンの混合物に加
え静かに還流させた。5時間後、反応液の一部をとり、
ガスクロマトグラフにより、N−アセチルピペリジンの
収率を測定したところ61%でおった。
実施?+112 製造例2で製造した含水酸化チタニウムを2yとり、内
径6.5關、外径8.5I+lJ+のガラス管に充填し
、200’Cに加熱した電気炉中に固定した。窒素ガス
を流速30−7分で流し、この中に酢酸とn−ブチルア
ミンの混合溶液(酢酸とn−ブチルアミンのモル比1:
5)をマイクロフィーダーにより5d/時で供給した。
含水酸化チタニウムの充填層を通過した物質を捕集し、
ガスクロマトグラフを用いて生成物であるN−ブチルア
セトアミドの収率を測定したところ100%であった。
実施例13 製造例2で製造した含水酸化チタニウムを29とり、酢
酸2 mmolSn−ブチルアミン10 mmolと共
に50−丸底フラスコに入れ、静かに加熱還流させた。
5時間後、反応液の一部をと9ガスクロマトグラフを使
ってN−ブチルアセトアミドの収率を測定したところ8
5%であった。
実施例14 製造例3で製造した含水酸化スズを2Iとり、内径6.
5詣、外径8.5 rtrxのガラス管に充填した。
200℃に加熱し次電気炉中にこのガラス管を固定し、
この管中に窒素ガスを36−7分の流速で流した。酢酸
とn−ブチルアミンの混合溶液(モル比で1:5)をマ
イクロフィーダーを使って5−7時の割合で供給し、含
水酸化スズの層を通過した物質を捕集して、ガスクロマ
トグラフで分析した。その結果、N−ブチルアセトアミ
ドの収率は70%であった。
実施例15 製造例3で製造した含水酸化スズを2gとυ、酢酸エチ
ル10 mmol、 n−ブチルアミン1mmolと共
に50−の丸底フラスコに入れ、静かに加熱還流させた
。5時間後に反応液の一部をとり、ガスクロマトグラフ
を使ってN−ブチルアセトアミドの収率を測定したとこ
ろ100チであった。
実施例16 製造例1で製造した含水酸化ジルコニウム2gをとり、
2mmolのピペリジン、6−のジメチルホルムアミド
と共に50mの丸底フラスコに入れ、静かに加熱還流さ
せた。反応は2時間以内で完了し、N−ホルミルピペリ
ジンの収率は100%であった。
同様にピペリジンに替えて、α−メチルベンジルアミン
、デシルアミン、シクロヘキシルアミンを使って反応さ
せた場合、いずれも2時間以内にホルミル化は完了し、
(N−ホルミル−α−メチルベンジルアミン、N−ホル
ミルデシルアミン、N−ホルミルシクロヘキシルアミン
)収率は定量的であった。
実施例17 製造例2で製造した含水酸化チタニウムを2gとり、内
径6.5鶴、外径8.5 nのガラス管に充填した。2
00℃に加熱した電気炉中にこのガラス管を固定し、こ
の管中に窒素ガスを30一/分の流速で流し念。酢酸エ
チルとれ一ブチルアミンの混合溶液(モル比で10:1
)をマイクロフィーダーを使って5g/時の割合で供給
し、含水酸化チタニウムの層を通過した物質を捕集して
、ガスクロマトグラフを使用して分析した。その結果、
N−ブチルアセトアミドの収量は定量的であった。
実施例18 製造例2で製造した含水酸化チタニウムを21トリ、ピ
ペリジン2 mmol、ジメチルホルムアミド20 m
molと共に50−の丸底フラスコに入れ、静かに加熱
還流させた。5時間後に反応液の一部をと9、ガスクロ
マトグラフを使ってN−ホルミルピペリジンの収率を測
定したところ100%であった。同様の反応をピペリジ
ンに替えてn−ブチルアミンを使って行ったところ、N
−ホルミルブチルアミンの収率は100%であった。
実施例19 製造例3で製造した含水酸化スズを2gとり、内径6.
5 mm 、外径8.5■のガラス管に充填した。
200℃に加熱した電気炉中にこのガラス管を固定し、
この管中に窒素ガスを30一/分の流速で流した。酢酸
エチルとn−ブチルアミンの混合溶液(モル比で10:
1)をマイクロフィーダーを使って5sd/時の割合で
供給し、含水酸化スズの層を通過した物質を捕集して、
ガスクロマトグラフを使用して分析をした。その結果、
N−ブチルアセトアミドの収量は定量的であった。
(発明の効果) 実施例から明らかなように本発明のアミド化法によれば
高収率で目的とするアミドが得られる。
着色物を含む副生成物の生成は少なくアミドの犀列も簡
単である。液相反応の場合は含水酸化物を濾別してその
、母液を脱水後、蒸留す31ばよい。
結晶性のよいアミドの場合は溶媒と過剰に用いた厘料を
留去するだLアで、高純度の酸アミドがえられる。気相
反応の場合、留出物を液相反応の場合と同様に処理すれ
ばよい。
本発明に用いた含水酸化物は、膨潤、溶出の間居がなく
、耐熱、耐溶媒性に優れている。
手続補正書 (自  発) 昭和62年6月26日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第72568号 2、発明の名称 酸アミドの合成法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住PIF  東京都を佳区虎の門二丁目2番1号4、拒
絶理由通知の日付(発送日) 昭和  年  月  日 6、補正の内容 1、明細書第7頁第16行目〜第17行目「0゜1〜1
0グラム、望ましくは1〜3グラム」をrO,01〜1
0グラム、望ましくは0.1〜3グラム」に訂正します
2、明m書第8頁第2行目〜第3行目「0.1〜10グ
ラム、望ましくは1〜3グラム」を「0゜01〜10グ
ラム、望ましくは0.1〜3グラム」に訂正します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 触媒の存在下、カルボン酸とアミンを液相、または気相
    にて反応させることにより、あるいはカルボン酸エステ
    ル、またはカルボン酸アミドとアミンを液相、または気
    相にて反応させることにより酸アミドを合成する方法に
    おいて、触媒としてジルコニウム、チタン、スズから選
    ばれる1種または2種以上の含水酸化物を用いることを
    特徴とする酸アミドの合成法。
JP61072568A 1986-04-01 1986-04-01 酸アミドの合成法 Granted JPS62281848A (ja)

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