JPS62280023A - 孔を有する中空二重壁成形品の製造方法 - Google Patents
孔を有する中空二重壁成形品の製造方法Info
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- JPS62280023A JPS62280023A JP61125233A JP12523386A JPS62280023A JP S62280023 A JPS62280023 A JP S62280023A JP 61125233 A JP61125233 A JP 61125233A JP 12523386 A JP12523386 A JP 12523386A JP S62280023 A JPS62280023 A JP S62280023A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
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-
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- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
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-
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明はプロー成形を用いて孔を有するプラスチック製
の中空二重壁成形品を製造する方法に関する。
の中空二重壁成形品を製造する方法に関する。
ブロー成形を用いて孔を有するプラスチック製の中空二
重壁成形品を製造するには、従来第9図に示すように一
対の分割金型41.42の一方キャビティ43に最終的
に孔を構成するための凸部45を設は上記凸部45にて
可塑化状態のパリスンを圧縮して溶着一体化して孔周ハ
リ部4Fを成形するとともにキャビティ43.44にて
囲まれたパリスン40をプロー成形し、成形品を冷却後
金型から取出し、ついで孔用バリ部4Fをカッターなど
で切除することにより孔を有する中空二重壁成形品を製
造するものであった。
重壁成形品を製造するには、従来第9図に示すように一
対の分割金型41.42の一方キャビティ43に最終的
に孔を構成するための凸部45を設は上記凸部45にて
可塑化状態のパリスンを圧縮して溶着一体化して孔周ハ
リ部4Fを成形するとともにキャビティ43.44にて
囲まれたパリスン40をプロー成形し、成形品を冷却後
金型から取出し、ついで孔用バリ部4Fをカッターなど
で切除することにより孔を有する中空二重壁成形品を製
造するものであった。
しかしながら上記の製造方法にあっては下記+11、(
2)、(3)の問題を有していた。
2)、(3)の問題を有していた。
ンを膨張させる圧縮空気などの押圧力は通常3〜15k
g/adであることから孔周バリ部の圧縮による薄肉化
には限界があり、それによりパリ切除に際しては厚肉の
部分を除去することとなりパリ除去作業が困難であった
。
g/adであることから孔周バリ部の圧縮による薄肉化
には限界があり、それによりパリ切除に際しては厚肉の
部分を除去することとなりパリ除去作業が困難であった
。
(2)また孔周バリ部の可塑化されたプラスチックを圧
縮することにより、その圧縮されたプラスチックが中空
二重壁成形用キャビティ側に押しやられて肉溜りが発生
し、それにより中空二重壁成形品に変形が生じるととも
に冷却時間の関係より成形サイクルが長くなる問題があ
った。
縮することにより、その圧縮されたプラスチックが中空
二重壁成形用キャビティ側に押しやられて肉溜りが発生
し、それにより中空二重壁成形品に変形が生じるととも
に冷却時間の関係より成形サイクルが長くなる問題があ
った。
(3)さらに、カッターなどを孔周バリ部に刺し込みそ
の周縁に沿って切断しなければならず、それにより孔の
周縁に不測の切り込みを生じ易く孔を美麗に仕上げるこ
とが困難であった。
の周縁に沿って切断しなければならず、それにより孔の
周縁に不測の切り込みを生じ易く孔を美麗に仕上げるこ
とが困難であった。
本発明は上記(1)、(2)、(3)の問題を解決する
ものであり、パリ除去作業が容易で成形品に肉溜りが生
じることがなく、孔を美麗に仕上げることのできる孔を
有する中空二重壁成形品の製造方法を提供することを目
的とする。
ものであり、パリ除去作業が容易で成形品に肉溜りが生
じることがなく、孔を美麗に仕上げることのできる孔を
有する中空二重壁成形品の製造方法を提供することを目
的とする。
本発明は、その目的を達成するための技術的手段を次の
ように構成した。すなわち、本発明は(A)一方の分割
金型のキャビティに凸部を有し他方の分割金型のキャビ
ティに凹所を有する分割金型間にパリスンを配置し、 (B)分割金型の型締進行につれて上記凸部の外周と凹
所の開口縁にてパリスンを挟圧し、(C)さらに型締を
進行させて凸部を凹所内に嵌入することにより凸部と凹
所にて囲まれたパリスンの孔周バリ部を外方に押しやる
とともに、上記孔周バリ部の基端を凸部の外周と凹所の
開口縁とによるせん断力により薄肉化し、 (D) +ヤビティにて囲まれたパリスンをブロー成形
することにより中空二重壁構造に成形し、(E)成形品
を冷却後金型から取出し、ついで孔用のパリ部の基端を
切除することを特徴とする孔を有する中空二重壁成形品
の製造方法に関するものである。
ように構成した。すなわち、本発明は(A)一方の分割
金型のキャビティに凸部を有し他方の分割金型のキャビ
ティに凹所を有する分割金型間にパリスンを配置し、 (B)分割金型の型締進行につれて上記凸部の外周と凹
所の開口縁にてパリスンを挟圧し、(C)さらに型締を
進行させて凸部を凹所内に嵌入することにより凸部と凹
所にて囲まれたパリスンの孔周バリ部を外方に押しやる
とともに、上記孔周バリ部の基端を凸部の外周と凹所の
開口縁とによるせん断力により薄肉化し、 (D) +ヤビティにて囲まれたパリスンをブロー成形
することにより中空二重壁構造に成形し、(E)成形品
を冷却後金型から取出し、ついで孔用のパリ部の基端を
切除することを特徴とする孔を有する中空二重壁成形品
の製造方法に関するものである。
本発明において中空二重壁成形品とはポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド、ABSなどの熱可塑性プラ
スデックをブロー成形してなる、円形、角形の形状に開
口した孔を有した、例えば工具などを収納するケース、
コンピュータ機器などのハウジング、部品輸送用などの
コンテナー、その他近接した二重壁間に中空部を有する
板状部材、箱状部材などである。
リプロピレン、ポリアミド、ABSなどの熱可塑性プラ
スデックをブロー成形してなる、円形、角形の形状に開
口した孔を有した、例えば工具などを収納するケース、
コンピュータ機器などのハウジング、部品輸送用などの
コンテナー、その他近接した二重壁間に中空部を有する
板状部材、箱状部材などである。
本発明においては孔周バリ部の基端をキャビティに設け
られた凸部の外周と凹所の開口縁とによるせん断力によ
り薄肉化するのでパリ除去する際の切断力が僅かでよく
パリ除去作業が容易である。
られた凸部の外周と凹所の開口縁とによるせん断力によ
り薄肉化するのでパリ除去する際の切断力が僅かでよく
パリ除去作業が容易である。
また、分割金型の型締進行につれて上記凸部の外周と凹
所の開口縁にてパリスンを挟圧するので、孔周バリ部の
プラスチックが中空二重壁キャビティ側に従来の如く極
度に押しやられることがなく肉溜りも発生することがな
い。さらに、型締を進行させて凸部を凹所内に嵌入する
ことにより凸部と凹所にて囲まれたパリスンの孔周バリ
部を中空二重壁成形品の本体外表面より外方に突出する
よう押しやることができるので、カッターなどを上記本
体外表面に沿って移動すれば美麗に仕上げることができ
、またパリ除去作業も容易となる。
所の開口縁にてパリスンを挟圧するので、孔周バリ部の
プラスチックが中空二重壁キャビティ側に従来の如く極
度に押しやられることがなく肉溜りも発生することがな
い。さらに、型締を進行させて凸部を凹所内に嵌入する
ことにより凸部と凹所にて囲まれたパリスンの孔周バリ
部を中空二重壁成形品の本体外表面より外方に突出する
よう押しやることができるので、カッターなどを上記本
体外表面に沿って移動すれば美麗に仕上げることができ
、またパリ除去作業も容易となる。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の製造方法にて製造された孔を有する中
空二重壁成形品の一例であるコンピュータ機器aのハウ
ジングパネル1を示すものであり、全体形状が略凹状を
なし、熱可塑性プラスチックからなる内壁2と外壁3と
の間に中空部4を有する中空二重壁構造に構成されてい
る。そして、上記パネル1には多数の空気抜は用の孔5
が構成されており、外壁3には微少凹凸形状のシボ面が
形成されている。
空二重壁成形品の一例であるコンピュータ機器aのハウ
ジングパネル1を示すものであり、全体形状が略凹状を
なし、熱可塑性プラスチックからなる内壁2と外壁3と
の間に中空部4を有する中空二重壁構造に構成されてい
る。そして、上記パネル1には多数の空気抜は用の孔5
が構成されており、外壁3には微少凹凸形状のシボ面が
形成されている。
第2図から第5図は本発明の製造方法を工程順に説明す
るものである。図中、10はパリスン、11.12は一
対の分割金型、13は孔を有する中空二重壁成形品の一
例であるパネル1の外壁3を成形する凹設されたキャビ
ティ、14は上記パネル1の内壁2を成形する突設した
キャビティであり、キャビティ13にはシボが彫刻され
ている。そして、一方の分割金型11のキャビティ13
には凸部15が、また他方の分割金型12のキャビティ
14には凹所16が形成され、分割金型11.12の型
締時嵌入するように凸部15と凹所16は対向する位置
に形成されている。上記凸部15の外周15aには先細
り状の傾斜面が形成され、凹所16の開口縁16aの間
隙D1は、上記傾斜面15aの最大外寸法D2より小さ
く最小内寸法D3より大きく設定されている。また、1
7はパリスン10の押出ヘッドである。
るものである。図中、10はパリスン、11.12は一
対の分割金型、13は孔を有する中空二重壁成形品の一
例であるパネル1の外壁3を成形する凹設されたキャビ
ティ、14は上記パネル1の内壁2を成形する突設した
キャビティであり、キャビティ13にはシボが彫刻され
ている。そして、一方の分割金型11のキャビティ13
には凸部15が、また他方の分割金型12のキャビティ
14には凹所16が形成され、分割金型11.12の型
締時嵌入するように凸部15と凹所16は対向する位置
に形成されている。上記凸部15の外周15aには先細
り状の傾斜面が形成され、凹所16の開口縁16aの間
隙D1は、上記傾斜面15aの最大外寸法D2より小さ
く最小内寸法D3より大きく設定されている。また、1
7はパリスン10の押出ヘッドである。
まず、第2図に示す如く一方の分割金型11のキャビテ
ィ13に凸部15を有し他方の分割金型12のキャビテ
ィ14に凹所16を有する分割金型11.12間に可塑
化されたプラスチックをパリスン10として押出ヘッド
17より押出して配置する。ついで、第3図に示す如く
分割金型11.12の型締進行につれて上記凸部15の
外周15a端面と凹所16の開口縁16aにてパリスン
10を挟圧し、さらに型締を進行させて凸部15を開口
縁16aより凹所16内に嵌入することにより、凸部1
5と凹所16にて囲まれたパリスン10の孔用バリ部F
を内壁成形用のキャビティ14より外方に押しやるとと
もに、上記孔用バリ部Fの基端F1を凸部15の外周1
5aと凹所16の開口縁16aとによるせん断力により
0.1m〜1mm程度の肉厚まで薄肉化する。ついでバ
リメン10内に圧力流体を導入してキャビティ13.1
4にて囲まれたパリスン10をブロー成形することによ
り2mm〜4mm程度の肉厚からなる内壁2及び外壁3
を成形する。
ィ13に凸部15を有し他方の分割金型12のキャビテ
ィ14に凹所16を有する分割金型11.12間に可塑
化されたプラスチックをパリスン10として押出ヘッド
17より押出して配置する。ついで、第3図に示す如く
分割金型11.12の型締進行につれて上記凸部15の
外周15a端面と凹所16の開口縁16aにてパリスン
10を挟圧し、さらに型締を進行させて凸部15を開口
縁16aより凹所16内に嵌入することにより、凸部1
5と凹所16にて囲まれたパリスン10の孔用バリ部F
を内壁成形用のキャビティ14より外方に押しやるとと
もに、上記孔用バリ部Fの基端F1を凸部15の外周1
5aと凹所16の開口縁16aとによるせん断力により
0.1m〜1mm程度の肉厚まで薄肉化する。ついでバ
リメン10内に圧力流体を導入してキャビティ13.1
4にて囲まれたパリスン10をブロー成形することによ
り2mm〜4mm程度の肉厚からなる内壁2及び外壁3
を成形する。
なお、圧力流体の導入開始は型締完了前であってもよい
。
。
ついで、成形品を分割金型LL12内にて冷却後分割金
型11.12より取出し、第5図に示す如く内壁2の外
表面に沿ってカッター18を移動して孔用ハリ部Fの薄
肉化した基端F、を切除して孔5を成形し、第1図に示
すようなパネル1を製造する。
型11.12より取出し、第5図に示す如く内壁2の外
表面に沿ってカッター18を移動して孔用ハリ部Fの薄
肉化した基端F、を切除して孔5を成形し、第1図に示
すようなパネル1を製造する。
第6図は分割金型の他例を示すものであり、他方の分割
金型21のキャビティ23に外周25aが平行な凸部2
5を形成し、一方の分割金型22のキャビティ24に形
成された凹所26の開口縁26a と凸部25との間隙
D4を0.1mm〜1mmに設定したものである。
金型21のキャビティ23に外周25aが平行な凸部2
5を形成し、一方の分割金型22のキャビティ24に形
成された凹所26の開口縁26a と凸部25との間隙
D4を0.1mm〜1mmに設定したものである。
第7図及び第8図はさらに分割金型の他例を示すもので
あり、他方の分割金型31のキャビティ33にローレッ
ト状の多数の溝35bを形成した凸部35を設は孔用バ
リ部Fの基端F1をミシン目状に薄肉化するものである
。また、第7図においては一方の分割金型32のキャビ
ティ34に形成した凹所36の開口端36aには長さが
2m111〜51Wln程度の末広が円状の傾斜面が形
成されている。
あり、他方の分割金型31のキャビティ33にローレッ
ト状の多数の溝35bを形成した凸部35を設は孔用バ
リ部Fの基端F1をミシン目状に薄肉化するものである
。また、第7図においては一方の分割金型32のキャビ
ティ34に形成した凹所36の開口端36aには長さが
2m111〜51Wln程度の末広が円状の傾斜面が形
成されている。
上記実施例に示すようにシボ面が形成された外壁3の反
対側である内壁2側にて孔用バリ部Fを切除するように
すれば、外壁3のシボ面を傷つけることがない。また、
凸部15.35の外周15a、35aに傾斜面を形成す
ることにより、型締を正確に実施することができ、孔用
バリ部Fの基端F1が全周面において所定の均一な薄肉
化とすることができるので、孔用バリ部Fの切除作業が
容易となる。
対側である内壁2側にて孔用バリ部Fを切除するように
すれば、外壁3のシボ面を傷つけることがない。また、
凸部15.35の外周15a、35aに傾斜面を形成す
ることにより、型締を正確に実施することができ、孔用
バリ部Fの基端F1が全周面において所定の均一な薄肉
化とすることができるので、孔用バリ部Fの切除作業が
容易となる。
本発明の製造方法は上記の如くパリ除去作業が容易で、
成形品に肉溜りが生じることがなく、孔を美麗に仕上げ
ることができ、孔を多数有する中空二重壁成形品であっ
ても、きわめて合理的に製造することができる。
成形品に肉溜りが生じることがなく、孔を美麗に仕上げ
ることができ、孔を多数有する中空二重壁成形品であっ
ても、きわめて合理的に製造することができる。
第1図は本発明の製造方法にて製造された孔を有する中
空二重壁成形品の一例であるコンピュータ機器のハウジ
ングパネルを示す一部破断斜視図、第2図から第5図は
本発明の製造方法を工程順に示すもので、第2図は金型
破断圧面図、第3図及び第4図は金型要部断面図、第5
図は成形品の要部断面図、第6図から第8図は本発明に
使用される分割金型の他例を示すもので第6図及び第7
図は金型要部断面図、第8図は第7図に示した凸部35
の正面図、第9図は従来の製造方法にて使用される分割
金型の金型要部断面図である。 1:ハウジングパネル 2;内壁 3:外壁4:中空部
5:孔 11ニ一方の分割金型12:他方の分割金
型 15:凸部 16:凹所
空二重壁成形品の一例であるコンピュータ機器のハウジ
ングパネルを示す一部破断斜視図、第2図から第5図は
本発明の製造方法を工程順に示すもので、第2図は金型
破断圧面図、第3図及び第4図は金型要部断面図、第5
図は成形品の要部断面図、第6図から第8図は本発明に
使用される分割金型の他例を示すもので第6図及び第7
図は金型要部断面図、第8図は第7図に示した凸部35
の正面図、第9図は従来の製造方法にて使用される分割
金型の金型要部断面図である。 1:ハウジングパネル 2;内壁 3:外壁4:中空部
5:孔 11ニ一方の分割金型12:他方の分割金
型 15:凸部 16:凹所
Claims (1)
- 一方の分割金型のキャビティに凸部を有し他方の分割金
型のキャビティに凹所を有する分割金型間にパリスンを
配置し、分割金型の型締進行につれて上記凸部の外周と
凹所の開口縁にてパリスンを挟圧し、さらに型締を進行
させて凸部を凹所内に嵌入することにより凸部と凹所に
て囲まれたパリスンの孔用バリ部を外方に押しやるとと
もに、上記孔用バリ部の基端を凸部の外周と凹所の開口
縁とによるせん断力により薄肉化し、キャビティにて囲
まれたパリスンをブロー成形することにより中空二重壁
構造に成形し、成形品を冷却後金型から取出し、ついで
孔用バリ部の基端を切除することを特徴とする孔を有す
る中空二重壁成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125233A JPS62280023A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 孔を有する中空二重壁成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61125233A JPS62280023A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 孔を有する中空二重壁成形品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62280023A true JPS62280023A (ja) | 1987-12-04 |
JPH0443497B2 JPH0443497B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=14905105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61125233A Granted JPS62280023A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 孔を有する中空二重壁成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62280023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0291044U (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-19 | ||
JP2019137455A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 三甲株式会社 | 容器 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP61125233A patent/JPS62280023A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0291044U (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-19 | ||
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JPH0443497B2 (ja) | 1992-07-16 |
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