JPS6227643Y2 - - Google Patents

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JPS6227643Y2
JPS6227643Y2 JP9431385U JP9431385U JPS6227643Y2 JP S6227643 Y2 JPS6227643 Y2 JP S6227643Y2 JP 9431385 U JP9431385 U JP 9431385U JP 9431385 U JP9431385 U JP 9431385U JP S6227643 Y2 JPS6227643 Y2 JP S6227643Y2
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JP
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side wall
horizontal rib
wall plate
plate
bolts
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JP9431385U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は鋼板、アルミニユーム板、ステンレ
ス鋼板等を使用した金属製プールに於ける側壁構
造に関する。
「従来の技術」 金属製プール(水槽)には、種々のものが実用
化されているが、一般的には、第4図に示すよう
に、側壁板aと底板bおよび支柱cで構成され、
これら構成部材の接合は、溶接あるいは防水パツ
キングを介在したボルト締めにより行われてい
る。
当該プールに於ける側壁構造としては、対水圧
補強として縦リブ方式よりも支柱cでバツクアツ
プの簡易な横リブ方式が有利であり、例えば実開
昭49−033618号にも提案されている。
すなわち、第5図は上記実開昭に開示の側壁構
造を示し、図中1′はプール主体で、これは側壁
構造体としての横リブ成型になる周側壁3′、当
該周側壁3′の非フラツトをフラツト面になすべ
く覆着の内側板4′、底板2′等からなり、当該周
側壁3′を地盤5′に立設の支持部材(支柱)が接
続部材7′を介して支持してなる。
「考案が解決しようとする問題点」 しかるに、叙上の構成にあつては、側壁板を屈
曲成型せねばならずコスト高になると共に板側端
長か屈曲により長寸化して継ぎ溶接部が長大化す
るうえ、確実なシールが求められ当該継ぎ箇所で
屈曲された板側端同志の凹凸状の突き合わせのも
とでとり行なわねばならぬという困難な溶接が強
いられるという不都合がある。
「問題点を解決するための手段」,「作用」 本案は叙上の事情に鑑みなされたもので、その
要旨とするところは、フラツト成型になる側壁板
の所定位置に外側方に突出するスタツドボルトを
植設し、このスタツドボルトを介して側壁板の外
面に沿つて横方向に延在させた横リブ材の内側フ
ランジ部を締結するとともに、この横リブ材の外
側フランジ部を支柱にボルトで締結するとして、
側壁材を屈曲させることなくして横リブ方式とな
し得て、既述の横リブ方式とすべく側壁構造体を
屈曲成型した場合に於ける諸難点を全く解消した
点にある。
「実施例」 以下、これを図に基づいて詳細に説明する。
第1図〜第3図は本案構造を示し、第1図は側
壁部分の斜視図、第2図は側壁部分の側断面図、
第3図は第2図の要部を拡大して示す側断面図で
ある。
図示の如く、本案は、フラツトな金属製側壁板
1と金属製底板6からなる金属製プールにおい
て、その側壁板1の所定位置に外側方に突出する
スタツドボルト2を植設し、このスタツドボルト
2を介して側壁板1の外面に沿つて横方向に延在
させた4本の横リブ材3の内側フランジ部3aを
締結するとともに、これら横リブ材3の外側フラ
ンジ部3bを支柱4にボルト5で締結することを
特徴としている。
これを詳述すると、支柱4に支持される側壁板
1には、底板6がたとえば溶接により接合され
て、プールを構成しており、これら側壁板1およ
び底板6には、鋼板、アルミニユーム板、ステン
レス鋼板などの金属板が使用され、このうち、本
考案に係る側壁板1には、厚さ2.5mm程度の金属
板が使用される。
そして、この側壁板1は、その外面の横リブ材
3を締結する所定位置に多数個のスタツドボルト
2を互の間隔(150〜300mm程度)を有して溶接7
により植設して、運搬可能な寸法(長さ約5m)
に工場にて製作し、これを現場に搬入して使用す
ることになる。
また、横リブ材3には、たとえば図示例のc形
鋼がその凹溝を上向きにして使用され、この横リ
ブ材3の内側フランジ部3aには、前記スタツド
ボルト2が挿通されるボルト孔8が、前記側壁板
1のスタツドボルト2と対応してあらかじめ開口
形成してあるとともに、横リブ材3の外側フラン
ジ部3bには、支柱4への締結用のボルト5が挿
通されるボルト孔9が、あらかじめ開口形成して
ある。
また、支柱4は、その縦材4aに、前記横リブ
材3のボルト孔9と対応するボルト孔10を開口
形成しておき、この縦材4aを、斜材4bおよび
横材4cに組付けることにより、工場にて製作さ
れる。
次に、その組付け操作を説明すれば、まず、工
場で製作されて現場に搬入された側壁板1は、第
3図に示すように、そのスタツドボルト2を、横
リブ材3の内側フランジ部3aに開口しているボ
ルト孔8に挿通し、横リブ材3の内側フランジ部
3aから突出したスタツドボルト2の先端部に座
金11を介在してナツト12を螺装し、このナツ
ト12を締付けることにより、4本の横リブ材3
が、側壁板1の外面に沿つて横方向に延在されて
側壁板1に取付けられる。
一方、工場で製作されて現場に搬入された支柱
4は、あらかじめ打設された基礎コンクリート1
3に、アンカーボルト14によりプールの設置場
所に位置して固定されており、上述のように側壁
板1に組付けた横リブ材3の外側フランジ部3b
に開口しているボルト孔9が、支柱4の縦材4a
に開口しているボルト孔10に合致するように座
金15を介在して位置合わせし、この状態で、ボ
ルト5を、第3図に示すように、ボルト孔9から
座金15およびボルト孔10に挿通し、支柱4の
縦材4aから突出したボルト5の先端部に座金1
6を介在してナツト17を螺装し、このナツト1
7を締付けることにより、4本の横リブ材3が、
第1図および第2図に示すように支柱4に組付け
られる。
なお、本考案者らの経験によると、側壁の剛性
を出すために、横リブ材3,3の間隔は側壁板1
の板厚(2.5mm程度)の100〜150倍(25〜37.5cm
程度)が良好である。
また、上記実施例において、横リブ材3には、
上述したc形鋼の他に、チヤンネル材やアングル
材が使用できるとともに、支柱4の縦材4a、斜
材4b、横材4cには、チヤンネル材やアングル
材、あるいはH形材が使用される。しかして、側
壁板を屈曲させることなくして所定の補強強度を
有する横リブ方式の側壁構造が提供され、フラツ
トな板側端同志の継ぎでよいこととなり、屈曲に
よる継ぎ部に於ける既述の不都合が解消された。
また、本案は、水密性を必要とする建築の外壁
構造や屋根構造などに広く適用することができ
る。
「考案の効果」 上述の如く構成される本案にあつては、側壁板
には通常の平板を使用し得ることとなつて、屈曲
板とした場合に於ける不利に基づく既述の諸難点
は全く無い。
また本案では以上説明したように、フラツト成
型になる側壁板1の所定位置に外側方に突出する
スタツドボルト2を植設し、このスタツドボルト
2を介して側壁板1の外面に沿つて横方向に延在
させた横リブ材3の内側フランジ部3aを締結し
たので、横リブ材3の側壁板1への溶接が不要に
なり、側壁板1の歪の発生を抑えて、その精度を
向上させることができる。
また、横リブ材3の外側フランジ部3bを支柱
4にボルト5で締結することにより、ボルト5に
よる据付け時の調整が容易にでき、据付け精度を
容易に出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本案構成を示し、第1図は側
壁部分の斜視図、第2図は側壁部分の側断面図、
第3図は第2図の要部を拡大して示す側断面図、
第4図は金属製プールの全体斜視図、第5図は従
来のものの構造図である。 1……金属製側壁板、1′……プール主体、2
……スタツドボルト、2′……底板、3……横リ
ブ材、3′……周側壁、3a……内側フランジ
部、3b……外側フランジ部、4……支柱、4′
……内側板、4a……縦材、4b……斜材、4c
……横材、5……ボルト、5′……地盤、6……
底板、7……溶接、7′……接続部材、8……ボ
ルト孔、9……ボルト孔、10……ボルト孔、1
1……座金、12……ナツト、13……基礎コン
クリート、14……アンカーボルト、15……座
金、16……座金、17……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラツト成型になる側壁板の所定位置に外側方
    に突出するスタツドボルトを植設し、このスタツ
    ドボルトを介して側壁板の外面に沿つて横方向に
    延在させた横リブ材の内側フランジ部を締結する
    とともに、この横リブ材の外側フランジ部を支柱
    にボルトで締結してなることを特徴とする金属製
    プールに於ける側壁構造。
JP9431385U 1985-06-21 1985-06-21 金属製プ−ルに於ける側壁構造 Granted JPS6120652U (ja)

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JP9431385U JPS6120652U (ja) 1985-06-21 1985-06-21 金属製プ−ルに於ける側壁構造

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JPS6120652U JPS6120652U (ja) 1986-02-06
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